JPH0229441Y2 - - Google Patents

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JPH0229441Y2
JPH0229441Y2 JP11668981U JP11668981U JPH0229441Y2 JP H0229441 Y2 JPH0229441 Y2 JP H0229441Y2 JP 11668981 U JP11668981 U JP 11668981U JP 11668981 U JP11668981 U JP 11668981U JP H0229441 Y2 JPH0229441 Y2 JP H0229441Y2
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JP
Japan
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capacitor
power supply
transistor
sequence control
external
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JP11668981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシーケンサに関する。
第1図は従来のシーケンサを示すもので、外部
直流電源1(例えばDC24〔V〕)の正端子にはダ
イオードD1が順接続され、そのカソードは安定
化電源回路2の入力端子に接続されている。。ま
たダイオードD1のカソードと外部直流電源1の
負端子との間にはコンデンサC1が接続される。
安定化電源回路2の出力電圧(例えばDC5〔V〕)
はシーケンス制御部3の電源端子に加えられ、こ
のシーケンス制御部3の複数の出力端子とダイオ
ードD1のカソードとの間にはリレーコイルおよ
び接点を有する負荷としての複数のリレーRy1
Ry2,…が夫々接続されている。ここでリレー
Ry1,Ry2,…の接点は図示されていない外部回
路に夫々接続されるものである。
尚、この従来例におけるダイオードD1は、外
部直流電源1の極性を誤まつて接続した場合の逆
電流による部品の破壊防止用、および瞬間的な停
電時にコンデンサC1を補助電源として使用する
際の外部直流電源1側への放電防止用である。
しかしこの従来例によると、外部直流電源1の
電圧の立上りまたは立下がりの際にシーケンス制
御部3の電圧が定格電圧に至らない時点でシーケ
ンス制御部3が誤動作を起こし、リレーRy1
Ry2,…をオンさせる等の異常出力を発してしま
う不都合があつた。
本考案は叙上の点に鑑み提案されたものであ
り、その目的とするところはリレーの如き負荷の
電源回路に遮断回路を介在せしめることにより、
外部直流電源電圧の過渡状態において負荷の電源
を一定期間遮断せしめ、よつて過渡状態における
シーケンス制御部の動作による異常出力の発生を
未然に防止できるようにしたシーケンサを提供す
るにある。
以下、図に沿つて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第2図は本考案にかかるシーケンサの回路図で
あり、その構成は、従来例におけるダイオード
D1に代えてフオトカプラを構成する発光ダイオ
ードLEDを接続すると共に、発光ダイオード
LEDと負荷としてのリレーRy1,Ry2,…の共通
接続点との間に以下の如き遮断回路4を接続した
ものである。
すなわち遮断回路4は、発光ダイオードLED
のカソードとリレーRy1,Ry2,…の共通接続点
との間にトランジスタTrのエミツタ、コレクタ
を接続し、このトランジスタTrのエミツタ、ベ
ース間にコンデンサC2と抵抗R1との並列回路を
接続すると共に、トランジスタTrのベースを抵
抗R2と前記フオトカプラのフオトトランジスタ
PTのコレクタ、エミツタとを介して接地し、か
つフオトトランジスタPTのコレクタ,エミツタ
間にコンデンサC3を接続して構成されている。
しかしてその動作を第3図および第4図に沿つ
て説明すると、先ず第3図に示すように外部直流
電源1が時刻t=0でオフしたとすると、コンデ
ンサC1の作用により第2図中A点の電圧は第3
図の曲線aの如く次第に低下する。ここでシーケ
ンス制御部3は電源電圧がν1〔V〕以下になつた
時に動作しなくなるものと仮定すると、それまで
の時間すなわちt1以内の適宜な時刻、例えばt0
リレーRy1,Ry2,…の電源を遮断し、リレー
Ry1,Ry2をオフする必要がある。
すなわち、外部直流電源1の定常時においては
発光ダイオードLEDに電流が流れ、これに対応
するフオトトランジスタPTはオン状態にあるた
め、トランジスタTrのベースに電流が流れ、ト
ランジスタTrもオンしている。従つてシーケン
ス制御部3の出力信号によりリレーRy1,Ry2
…は選択的に動作し、所望のシーケンス動作が行
なわれる。
次に外部直流電源1をオフすると、発光ダイオ
ードLEDには電流が流れなくなるためフオトト
ランジスタPTはオフするが、コンデンサC1の放
電電流がトランジスタTrのエミツタ、ベース、
抵抗R2およびコンデンサC3へと流れ、この電流
つまりトランジスタTrのベース電流がコンデン
サC3の充電が完了するまで流れることによつて
トランジスタTrはオン状態を維持する。すなわ
ち抵抗R2およびコンデンサC3の値を適宜選択す
ることにより、外部直流電源1が遮断されてから
トランジスタTrがオフするまでの時間t0をt1以内
の任意の値に設定できることとなる。
従つて外部直流電源1がオフし、シーケンス制
御部3が定格電圧以下の状態で動作するおそれの
ある時刻t=0からt=t1までの間において、t0
<t1なる時刻t0でシーケンス制御部3の状態に拘
わらずリレーRy1,Ry2,…の電源をトランジス
タTrを含む遮断回路4により遮断し、電源電圧
の立下がり時の誤出力を防止するものである。
一方、外部直流電源1を時刻t=0でオンした
場合には、第2図中A点の電圧はコンデンサC1
の影響で第4図の曲線bで示す如く徐々に上昇す
る。この場合はシーケンス制御部3がオン可能な
電圧ν1〔V〕となる時刻t1から電源電圧が定常状
態になるまでの間の適宜な時刻t0で遮断回路4を
オンさせ、リレーRy1,Ry2,…の電源を投入す
る必要がある。
すなわち第2図において外部直流電源1のオン
によりA点からコンデンサC2、抵抗R2およびフ
オトトランジスタPTのループでコンデンサC2
充電が完了するまでの期間、電流が流れる。この
時間はトランジスタTrはオフ状態となることか
ら、この期間をコンデンサC2、抵抗R2およびフ
オトトランジスタPTの時定数の設定によつて時
刻t=0からt0>t1なる時刻t0までの間に選ぶこ
とにより、時刻t=0からt0までは遮断回路4の
トランジスタTrをオフさせてリレーRy1,Ry2
…の電源を遮断しておき、時刻t0以後にトランジ
スタTrのエミツタ、ベース、抵抗R2、フオトト
ランジスタPTに電流を流してトランジスタTrを
オンせしめ、リレーRy1,Ry2,…に電源を供給
することによつてシーケンス制御部3の出力信号
に応じてリレーRy1,Ry2,…を選択的に動作さ
せることができる。尚、抵抗R1はコンデンサC2
の放電用抵抗である。
以上述べたように本考案によれば、外部直流電
源に順接続された発光ダイオードとコンデンサと
を直列に接続し、コンデンサの一端をシーケンス
制御部の電源端子に接続すると共に、前記一端と
シーケンス制御部の出力側の複数の負荷の共通接
続点との間に時限設定が可能な遮断回路を接続し
て構成したから、外部直流電源電圧の立上りまた
は立下り時にシーケンス制御部の電源電圧が定格
電圧に達しない場合に一定の時間、負荷の電源を
遮断せしめることができ、シーケンス制御部の誤
動作による異常出力の発生を未然に防止できる効
果がある。
尚、外部直流電源に接続された発光ダイオード
により、外部直流電源の極性を誤まつて接続した
場合の逆電流による部品の破壊防止、および瞬間
的な停電時にコンデンサを補助電源として使用す
る際の外部直流電源側への電荷の流出防止が可能
であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシーケンサの回路図、第2図は
本考案にかかるシーケンサの回路図、第3図は外
部直流電源をオフした時の第2図中、A点の電圧
波形、第4図は同じくオンしたときのA点の電圧
波形である。 1……外部直流電源、2……安定化電源回路、
3……シーケンス制御部、4……遮断回路、
LED……発光ダイオード、Tr……トランジスタ、
PT……フオトトランジスタ、Ry1,Ry2,……リ
レー、C1,C2,C3……コンデンサ、R1,R2……
抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部直流電源1に順接続された発光ダイオード
    LEDとコンデンサC1とを接続点Aを介して直列
    に接続し、前記コンデンサC1の一端を安定化電
    源を介してシーケンス制御部3の入力端子に接続
    すると共に、前記接続点Aと、前記シーケンス制
    御部3の複数の出力端子に夫々接続された複数の
    リレーRy1,Py2,………の如き負荷の共通接続
    点との間に遮断回路4を接続し、該遮断回路4
    は、前記一端にエミツタを接続しかつコレクタを
    前記負荷に接続したトランジスタTrを備え、該
    トランジスタTrのエミツタ、ベース間にコンデ
    ンサC2および抵抗R1の並列回路を接続し、前記
    ベースに、抵抗R2と、これと直列に前記発光ダ
    イオードLEDに対応するフオトトランジスタPT
    およびコンデンサC3との並列回路を接続して接
    地し、かつ外部直流電源1が遮断されてからトラ
    ンジスタTrがオフするまでの時間t0を、抵抗R2
    及びコンデンサC3の値を選定して、コンデンサ
    C1の放電電圧がシーケンス制御部3の動作電圧
    になるまでの時間をt1とするとき、t0<t1とし、
    さらに外部直流電圧がオンとしてからトランジス
    タT1がオンするまでの時間t0を、コンデンサC2
    と抵抗R2とフオトトランジスタPTの時定数を選
    んで、コンデンサC1の充電電圧がシーケンス制
    御部3が動作電圧になるまでの時間t1とすると
    き、t0>t1とするように構成したことを特徴とす
    るシーケンサ。
JP11668981U 1981-08-07 1981-08-07 シ−ケンサ Granted JPS5824803U (ja)

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JP11668981U JPS5824803U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 シ−ケンサ

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JP11668981U JPS5824803U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 シ−ケンサ

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Publication Number Publication Date
JPS5824803U JPS5824803U (ja) 1983-02-17
JPH0229441Y2 true JPH0229441Y2 (ja) 1990-08-08

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ID=29910901

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JP11668981U Granted JPS5824803U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 シ−ケンサ

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