JPH08306894A - 半導体パッケージ用窓材ガラス及びその製造方法 - Google Patents

半導体パッケージ用窓材ガラス及びその製造方法

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JPH08306894A
JPH08306894A JP7105271A JP10527195A JPH08306894A JP H08306894 A JPH08306894 A JP H08306894A JP 7105271 A JP7105271 A JP 7105271A JP 10527195 A JP10527195 A JP 10527195A JP H08306894 A JPH08306894 A JP H08306894A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 α線の主な発生源となるU及びThのガラス
への混入が抑制できる半導体パッケージ窓材用ガラスを
提供する。 【構成】 U及びThの含有量が共に5ppb以下であ
ることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体パッケージ用窓
材ガラス及びその製造方法に関し、詳しくはビデオカメ
ラなどに使用されるCCD(固体撮像素子)などの半導
体パッケージ用窓材として使用されるガラス及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD等の半導体は、パッケージ用窓材
から放出されるα線によりソフトエラーを生じるため、
パッケージ用窓材に含有されるα線を放出する放射線同
位元素の量の低減が行われている。放射線同位元素とし
ては、代表的にはウラン(U)、トリウム(Th)及び
ラジウム(Ra)が挙げられるが、Raは存在量が少な
いので通常は問題にされず、U及びThが問題とされて
いる。特にUはα線放出量が多く、Thに比べて5〜1
0倍程度多い。従って、半導体の周辺材料におけるα線
放出量の低減には、特にUの含有量の低減が重要とされ
ている。
【0003】その為、固体撮像素子に照射されるα線量
を低減することを目的として、既に幾つかの提案が成さ
れている。例えば特開平3−74874号公報には、セ
ンサー部に鉛を含むシリケートガラス薄膜を形成して放
射線を遮断したことを特徴とする固体撮像素子が提案さ
れている。しかし、この固体撮像素子の製造において
は、シリケートガラス薄膜の製膜工程が複雑であり、長
時間を要すると共にコスト高である。
【0004】一方、特開平5−275074号公報に
は、放射性同位元素の含有量が100ppb以下、α線
放出量0.05c/cm2・hr以下であり、α線放射
性元素の精製分離が困難なFe23、TiO2、Pb
O、ZrO2を含まないガラスが提案されており、実施
例には、α線放出量0.08〜0.005c/cm2
hrのガラスが開示されている。又、特開平6−211
539号公報には、UとThの含有量の多いZrO2
BaOを含まず、β線発生の原因になるK2Oをも含ま
ない低放射線ガラスが提案されており、実施例に、α線
放出量0.008〜0.002c/cm2・hrのガラ
スが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
固体撮像素子の高密度化に伴って、α線によるノイズや
ソフトエラーが益々大きな画質向上の障害になってい
る。そのため、α線放出量の低減化の要求はさらに厳し
くなっており、最近では、0.0015c/cm2・h
r以下が目標とされるに至っている。しかし、この目標
を達成するためには、α線放出量が多いUの含有量が5
ppbを越えるガラスでは、実質的に不可能であった。
【0006】ところで、半導体パッケージ用窓材ガラス
は、アルミナセラミックパッケージと封着した時、割れ
や歪みが発生しない材料であることが要求される。カラ
ーVTRカメラの光学系は、図1に示すように、映像を
結像させるレンズ系1と、ローパスフィルターとして作
用する水晶板2、3と感度補正作用を有する近赤外吸収
フィルター4を貼り合わせた素子5と、固体撮像素子6
とで構成される。固体撮像素子6はその受光面に三色モ
ザイクフィルターを形成したCCDチップ7をアルミナ
パッケージ8にセットし、その上に保護用光透過部材で
あるガラス製パッケージ用窓材9をエポキシ樹脂などで
接着した構成になっている。そのため、ガラス製パッケ
ージ用窓材9とアルミナセラミックパッケージ8の熱膨
張係数を整合させることが必要である。アルミナセラミ
ックの熱膨張係数は通常60〜75×10-7-1の範囲
にあり、ガラスの熱膨張係数は、これと同等か、若干小
さな45〜75×10-7-1の範囲であることが望まし
い。CCDの感度領域は可視光域から近赤外光域に亘っ
ている。そのため、近赤外吸収フィルターを用いて入射
光の近赤外部分をカットし、総合して得られる感度を視
感度に近似させ、色再現性を改善することが必要であ
り、図1に示すように素子5には近赤外吸収フィルター
4が3枚の水晶板2と1枚の水晶板3の間に組み込まれ
ており、素子5を構成する層数が多く、その製造コスト
が高いという欠点があった。
【0007】従って本発明の目的は、(i) U及びThの
含有量が少なく、固体撮像素子のソフトエラーの発生を
抑制でき、画質の向上に寄与できる、(ii) アルミナパ
ッケージと熱膨張係数が整合されており、アルミナパッ
ケージとの封着性に優れているという利点を有し、必要
に応じて(iii) 感度補正機能を併有し、装置の小型化、
コスト削減を達成し得るなどの利点も有する半導体パッ
ケージ用窓材ガラス及びその製造方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】これまで、ガラスに含ま
れる放射能同位元素は、ガラスの原料に起因するものが
殆どであると考えられていた。しかるに、本発明者が、
ガラスの原料として放射性同位元素含有量が極めて少な
い高純度のものを用いてガラスを試作したところ、得ら
れたガラスの放射性同位元素含有量は依然として高いレ
ベルであることを見い出した。即ち、ガラスに含まれる
放射性同位元素の低減には、ガラスの原料を厳選する以
外に、ガラス製造過程での混入を抑制する必要があるこ
とが判明した。そしてガラス製造過程での放射性同位元
素の混入を防止する具体的手段として、熔融ガラスの表
面の全部又は一部が熔解炉内雰囲気と接触するのを遮断
した状態でガラスを熔解することにより、得られたガラ
スが5ppb以下のU含有量及び5ppb以下のTh含
有量を有し、その結果α線放出量が0.0015c/c
2・hr以下となり、半導体パッケージ用窓材ガラス
として好適であることを見い出した。
【0009】本発明は、このような知見に基づいて完成
されたものであり、本発明は、(I)U及びThの含有
量が共に5ppb以下であることを特徴とする半導体パ
ッケージ用窓材ガラス、および(II)熔解ガラスの表面
の全部又は一部が熔解炉内雰囲気と接触するのを遮断し
た状態でガラスを熔解することを特徴とする半導体パッ
ケージ用窓材ガラスの製造方法を要旨とする。
【0010】(I)半導体パッケージ用窓材ガラス 先ず本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスについて説
明する。
【0011】本発明の半導体パッケージ用窓材ガラス
は、U及びThの含有量が共に5ppb以下である。従
来の半導体パッケージ用窓材ガラスとしては、U含有量
が5ppbを越えるものしか得られておらず、この点で
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは従来存在しな
かった新規なガラスである。このようなU及びThの含
有量が共に5ppb以下と極めて少ない本発明の半導体
パッケージ用窓材ガラスは、U及びThの含有量が極め
て少ない結果としてα線放出量が0.0015c/cm
2・hr以下と極めて低く、固体撮像素子に用いたとき
にソフトエラー率を著しく低減できる。
【0012】本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスに
おいて、U及びThの含有量は共に3ppb以下が好ま
しく、α線放出量は0.001c/cm2・hr以下が
好ましい。
【0013】本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスの
材料としては、ホウケイ酸ガラスまたはCuOを含有
し、P25−Al23をベースとする近赤外吸収ガラス
が挙げられる。
【0014】本発明のガラス材料の一態様である上記ホ
ウケイ酸ガラスは、好ましくは重量%でSiO2を50
〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、
Li2Oを0〜5%、Na2Oを0〜18%及びK2Oを
0〜20%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜2
0%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以
上であり、熱膨張係数が45〜75×10-7-1である
ものが好ましい。
【0015】以下にこのホウケイ酸ガラスにおける各成
分の作用及び組成限定理由を説明する。
【0016】SiO2とB23はホウケイ酸ガラスの骨
格を作る成分である。SiO2が50%未満となり、B2
3が25%を越えると耐候性が低下する傾向がある。
また、SiO2が78%を越え、B23が5%未満では
熔融性が悪化する傾向がある。従って、SiO2は50
〜78%の範囲にあり、かつB23は5〜25%の範囲
であることが適当である。
【0017】Al23はガラスの耐候性を向上させる成
分である。しかし、8%を越えるとガラス内に脈理が発
生し易くなる傾向がある。従って、Al23の含有量は
8%以下とすることが適当である。
【0018】Li2O、Na2O及びK2Oは融剤として
作用し、かつ、耐失透性を良くする成分である。そのた
めには、これらの成分の1種又は2種以上の合計の含有
量は5%以上が適当である。しかし、これらの成分の1
種又は2種以上の合計の含有量が20%を越えると耐候
性が悪くなり、かつ熱膨張係数が大きく成りすぎる傾向
がある。さらにこれらの成分の内、Li2Oは、多量に
添加すると耐失透性が悪化する傾向があり、かつ耐火物
の容器を浸食する作用も強い。そのため、Li2Oの含
有量は5%以下にすることが好ましい。Na2O及びK2
Oは、それぞれ18%及び20%を越えると耐候性が悪
化し、かつ熱膨張係数も大きくなりすぎる傾向がある。
そのため、Na2O及びK2Oの含有量は、それぞれ18
%以下及び20%以下とすることが好ましい。
【0019】以上の成分の他に、耐候性、熔融性、耐失
透性の改善や、熱膨張係数の調整等の目的で20%以内
の範囲で、アルカリ土類金属酸化物(MgO,CaO,
SrO,BaO)、ZnO、Cl等のハロゲン等を添加
することも可能である。更に、As23、Sb23等の
脱泡剤も必要に応じて適宜添加することができる。又、
その他の3価以上の高原子価金属酸化物も所望の特性を
損なわない程度に添加することが可能である。
【0020】本発明ガラス材料のもう1つの態様であ
る、CuOを含有し、P25−Al23をベースとする
近赤外吸収ガラスは、好ましくは重量%で、P25を5
0〜85%及びAl23を4〜20%含有し、両者の合
計が63%以上であり、CuOを0.1〜10%含有
し、かつ熱膨張係数が45〜75×10-7-1であるも
のが好ましい。このCuO含有、P25−Al23ベー
スの近赤外吸収ガラスを半導体パッケージ用窓材ガラス
として用いると、近赤外吸収フィルターとしての機能も
兼ねさせることができる。すなわち、図2で示すように
パッケージ用窓材ガラスとして、アルミナセラミックパ
ッケージ8の熱膨張係数と熱膨張係数を整合させた近赤
外吸収ガラス11を用いることによって、図1に示すよ
うに近赤外吸収フィルター4を水晶板2と水晶板3との
間に設ける必要がなく、製品の小型化とコストダウンが
可能となった。
【0021】以下にこの近赤外吸収ガラスの各成分の作
用と組成限定理由を説明する。
【0022】P25は可視光の透過率が高く、近赤外光
のカット性がよく、感度補正用として好適なガラスを得
るために必須な成分である。しかし、85%を越えると
ガラスの粘性が高くなりすぎる傾向があると共に、揮発
も激しくなり、熔融が困難になるので、上限は85%、
好ましくは80%である。一方、P25が50%未満で
は熱膨張係数が大きくなりすぎる傾向があるので、下限
は50%、好ましくは55%である。
【0023】Al23は、化学的耐久性を改善するのに
特に効果的な成分である。しかし、4%未満ではその効
果が充分でなく、20%を越えると耐失透性が悪化する
傾向がある。そこで、下限は4%、好ましくは7%であ
り、上限は20%、好ましくは15%である。
【0024】CuOの含有量は0.1〜10%、好まし
くは0.1〜6%である。CuOは、近赤外光カットに
有効であるが、0.1%未満ではその効果が少なく、1
0%を越えると耐失透性と共に可視光の透過率が悪化す
る傾向がある。
【0025】さらに、B23の含有量が0〜15%であ
り、SiO2の含有量が0〜25%であり、MgO,C
aO,SrO,BaO及びZnOからなる群の1種又は
2種以上の含有量が0〜25%であり、B23、SiO
2、MgO,CaO,SrO,BaO及びZnOからな
る群の1種又は2種以上の含有量が5〜37%であり、
かつ、P25、Al23、B23、SiO2、MgO,
CaO,SrO,BaO及びZnOからなる群の含有量
の合計が85%以上であることが好ましい。
【0026】SiO2、B23は耐失透性の改善や熱膨
張係数を低下させるのに有効である。しかし、SiO2
は25%を越えると難熔性になり、B23は15%を越
えると耐失透性を悪化させる傾向がある。
【0027】MgO,CaO,SrO,BaO及びZn
Oは熔融性の改善や耐失透性の改善に有効である。しか
し、25%を越えると熱膨張係数が大きくなりすぎ、所
望の熱膨張係数を得るのは困難になる。
【0028】さらに、B23、SiO2、MgO,Ca
O,SrO,BaO及びZnOからなる群の合量は、熔
融性、耐失透性、熱膨張係数、透過特性という観点か
ら、5〜37%、好ましくは6〜30%の範囲とするこ
とが適当である。
【0029】また、P25、Al23、B23、SiO
2、MgO,CaO,SrO,BaO及びZnOからな
る群の含有量の合計は、同様の理由から85%以上、好
ましくは90%以上であることが適当である。上記の成
分以外に、耐候性、熔融性、耐失透性等の改善や熱膨張
係数の調整等を目的として、15%以内、好ましくは1
0%以内の範囲で、Sb23、Nb25、PbO、La
23、アルカリ金属酸化物等を含有することも可能であ
る。
【0030】上記のホウケイ酸ガラスおよびCuO含
有、P25−Al23ベースガラスを形成するための原
料は、水溶液、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物、酸化物等い
ずれの形態でも良い。但し、前記のように、不純物とし
て混入するU及びThの含有量の少ない原料を選択する
必要がある。
【0031】(II)半導体パッケージ用窓材ガラスの製
造方法 本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスの製造方法は、
熔融ガラス表面の全部又は一部が熔解炉内雰囲気と接触
するのを遮断した状態でガラスを熔融することを特徴と
する。
【0032】熔融ガラスの表面の全部又は一部が熔解炉
内雰囲気と接触するのを遮断するための方法としては、
(a)熔解炉内の熔融ガラスの表面の全部又は一部を遮
断ガスで覆う方法、(b)熔解炉内の熔融ガラスの表面
の全部又は一部を白金製及び/又は放射性同位元素含有
量の少ないセラミック製の蓋で覆う方法、(c)熔解炉
内雰囲気に接触する内壁部分が白金及び/又は放射性同
位元素含有量の少ないセラミックスで構成されている熔
解炉を用いる方法 上記方法(a),(b)または(c)を採用することに
より、U及びTh含有量が極めて少ないガラスが得られ
る理由は、以下のように推測される。すなわち、ガラス
の熔解操作において、熔解炉の内壁を構成するレンガや
発熱体(例えば炭化珪素焼結体やモリブデンシリサイド
焼結体)から放射性同位元素、特にUの蒸気が発生する
が、上記方法(a)〜(c)の少なくとも1つによっ
て、ガラス表面の全部又は一部が熔解炉内雰囲気と接触
するのを遮断すると、U蒸気がガラス中に混入するのが
防止される。
【0033】本発明の方法は、上記方法(a),(b)
および(c)のいずれかを採用することにより行なって
も良く、また上記方法(a)または方法(b)と、方法
(c)とを併用してもよい。
【0034】上記方法(a)で用いる遮断ガスとして
は、ガラスと溶解炉雰囲気とが接触するのを防止でき、
かつガラスに対して実質的に不活性なものであれば、そ
の種類は問わないが、例えばN2、Ar、空気、炭酸ガ
ス、CH4、LNGなどの炭化水素ガスなどを用いるこ
とができる。
【0035】上記方法(c)において用いる熔解炉は、
放射性同位元素含有量の少ないセラミックで内壁を構成
したマッフル炉を用いるのが好ましいが、必ずしもマッ
フル構造でなくても良く、通常の熔解炉の内壁(天井、
側壁等)を放射性同位元素含有量の少ないセラミックで
構成しても効果がある。これらのセラミックとしてはU
含有量が20ppm以下、好ましくは1ppm以下のア
ルミナ質電鋳レンガ、シリカブロック等が好適である。
又、炭化珪素焼結体やモリブデンシリサイド焼結体等の
抵抗発熱体の使用を抑制し、LNG等のガス加熱が望ま
しい。
【0036】本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスの
製造方法においては、対向する研磨面以外の端面の表面
層を除去することにより、Th量を更に減少させること
ができる。この点を詳しく述べると以下のとおりであ
る。すなわち、ガラスをパッケージ用窓材に研磨加工す
る際、通常、対向する研磨面以外の端部は、切断面又は
荒ズリ面であるが、その切断面又は荒ズリ面に研磨剤の
CeO2が固着して、洗浄されずに残存することによ
り、CeO2中の不純物であるThO2がα線源になる。
そこで、端部の凹凸部を酸処理などによって事前に平滑
化することにより、研磨中にCeO2が固着するのを防
ぐことができる。また研磨後、端部の表面層を酸処理等
により除去しても良い。
【0037】以上、本発明の半導体パッケージ用窓材ガ
ラスの製造方法の特徴的要件について説明してきたが、
U及びTh含有量が共に5ppb以下のガラスを得るた
めには、その前提として放射性同位元素含有量の極力少
ない高純度原料を使用し、原料の調合、熔解炉への移送
において放射性同位元素が極力混入しないような配慮を
しなければならないことはもちろんである。
【0038】
【実施例】以下本発明を実施例によりさらに詳しく説明
する。
【0039】(実施例1)各種高純度原料を使用して、
表1のNo.1の組成になるように原料バッチを作製し
た。この原料バッチ中に含まれるUとThの量は各原料
中に含まれるUとThの不純物量から計算して、それぞ
れ0.8ppb及び3.2ppbであった。この原料バ
ッチ(酸化物換算で10Kg)を、5リットル容量の白
金製坩堝に入れ、カンタルスーパー炉(モリブデンシリ
サイド発熱体使用)中にN2ガスを流量40リットル/
minで流入して、ガラス原料を熔解炉雰囲気と遮断し
ながら、1480℃、8時間で熔解、精製(脱泡、均質
化)した。鉄製金枠に鋳込み、所定のアニールをしてガ
ラスブロック(以下ガラスAという)を得た。このガラ
スAのU及びTh含有量を横河電機(株)製TCP−M
ASSを用いて分析したところ、それぞれ2.5ppb
及び3.4ppbであり、U及びTh含有量は共に5p
pb以下であった。
【0040】(比較例1)N2ガスの流入をしないこと
以外は実施例1と同じ条件で、同様にガラスブロック
(以下比較ガラスVという)を得た。この比較ガラスV
のU及びTh含有量はそれぞれ42ppb及び3.6p
pbであり、実施例1に比べU含有量が著しく高かっ
た。
【0041】実施例1と比較例1の結果から、炉内雰囲
気をN2ガスで置換して、ガラスを炉内雰囲気から遮断
することにより、U含有量を顕著に減少できることが判
明した。
【0042】(実施例2)表1のNo.4の組成になる
ように高純度原料を使用して原料バッチを作製した。こ
の原料バッチに含まれるUとThの量は、各原料に含ま
れるUとThの不純物量から計算して、それぞれ0.2
ppb及び0.1ppbであった。ガラスの加熱熔解の
ために図3に示すように、外壁材12と炭化珪素発熱体
13で構成され、内壁14をシリカブロックで仕切り、
マッフル構造とした電気炉15を用いた。内壁14(シ
リカブロック)と電気炉の外壁材12(シャモット質レ
ンガ)のUとThの含有量はそれぞれU:19ppb、
Th:0.1ppb及びU:30ppm、Th:55p
pmであった。原料バッチ(酸化物換算で2Kg)を1
リットル容量の白金製坩堝を用いて、1430℃、6時
間で熔解、精製し、鉄製金枠に鋳込み、所定のアニール
をしてガラスブロック(以下ガラスBという)を得た。
このガラスBを分析したところ、UとThの含有量はそ
れぞれ1.2ppb及び0.2ppbであった。
【0043】(比較例2)図3のシリカブロック14の
内壁を取り除いた電気炉を用いたこと以外は実施例2と
同じ条件で、同様にガラスブロック(以下比較ガラスW
という)を得た。この比較ガラスWのUとThの分析値
はそれぞれ18ppb及び0.3ppbであった。
【0044】実施例2と比較例2の結果から、炉内雰囲
気に接触する部分を放射性同位元素含有量の少ない材料
で構成して、ガラスを炉内雰囲気から遮断することによ
り、ガラス中のU含有量を減少できることが判明した。
【0045】(実施例3)実施例1で得られたガラスA
を通常の方法で研磨加工し、所定形状(15.5×1
7.7×0.8mm)のパッケージ用窓材ガラス(以下
ガラスCという)を作製した。このガラスCの15.5
×17.7mm面は研磨された面であるが、15.5×
0.8mm面及び17.7×0.8mm面は角を面取り
された切断面である。研磨面に保護膜を塗布し、フッ酸
水溶液に浸漬して、端面のみをエッチングした後、保護
膜を除去してガラス(以下ガラスDという)を得た。エ
ッチング前のガラスCのU、Th分析値はそれぞれU:
2.5ppb、Th:5.8ppbであり、エッチング
後のガラスDのU、Th分析値はそれぞれU:2.3p
pb、Th:3.8ppbであった。即ち、端部の荒ズ
リ面を除去することによって、研磨品のThを減少でき
ることが判明した。
【0046】(実施例4)表2のNo.1の組成になる
ように各種高純度原料を使用して、原料バッチを作製し
た。この原料バッチに含まれるUとThの量は、各原料
に含まれるUとThの不純物量から計算して、それぞれ
0.7ppb及び0.4ppbであった。この原料バッ
チ(酸化物換算で12Kg)を図3のマッフル炉で、7
リットル容量のシリカ坩堝を用いて1350℃、3時間
で粗熔解し、5リットル容量の白金製坩堝に移し変えた
後、さらに1350℃、5時間で熔解、精製した。鉄製
金枠に鋳込み、所定のアニールをしてガラスブロックを
得た。このガラスを常法により研磨加工した後、実施例
3と同様にして端面を除去して15.5×17.7×
2.0mmのパッケージ用窓材ガラス(以下ガラスEと
いう)を得た。このガラスEのU及びThの分析値はそ
れぞれ1.9ppb及び0.8ppbであった。又、こ
のガラスEの分光透過率は、図4に示すように、CCD
感度補正用として好適な近赤外光カット特性を有してい
た。
【0047】(試験例)パッケージ用窓材ガラスとし
て、ガラスA,Bを常法により研磨加工して得た研磨板
およびガラスD,Eそれ自体を用い、これらを有効画素
数58万画素のCCDチップを内蔵したアルミナセラミ
ックパッケージにエポキシ樹脂系接着剤を用いて封着
し、固体撮像素子を作製した。
【0048】比較のため、パッケージ用窓材ガラスとし
て、市販のパッケージ用窓材ガラス(以下比較ガラスX
という)を常法により研磨加工して得たガラスを用い
て、同様に固体撮像素子を作製した。
【0049】なお、市販の感度補正用近赤外吸収ガラス
(フッ燐酸塩ガラス、以下比較ガラスYという)を用い
て固体撮像素子に作製しようとしたが、この比較ガラス
Yは熱膨張係数が158×10-7-1と大きく、封着の
際、割れが発生し、固体撮像素子を得ることができなか
った。
【0050】次に、得られた、これらの固体撮像素子を
使用して、ソフトエラーの有無を調査した。その結果を
表3に示す。尚、表中、α線放出量は住友分析センター
社製α線測定装置LACSで測定した。表3から明らか
なように、本発明によるガラスを使用すれば、ソフトエ
ラーを甚だしく低減できることが判明した。
【0051】本発明は、上記の実施例に限定されるもの
ではなく、前述のように種々のバリエーションが存在し
得ることは言うまでもない。
【0052】表1及び表2に本発明において使用し得る
種々のガラス組成を重量%表示で示す。表中、熱膨張係
数はTMA分析装置による測定値である。いずれも、ア
ルミナセラミックとの封着に適合した熱膨張係数を有し
ている。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、ソフトエラー率が著し
く低い固体撮像素子などの半導体用のパッケージ窓材用
ガラスを提供することができる。さらに、特定の組成範
囲に限定することによって、アルミナセラミックパッケ
ージと接合性の良い熱膨張係数を持つガラスを提供する
ことができる。本発明のガラスの製造方法によれば、製
造工程におけるU及びThの混入を大幅に抑制して、パ
ッケージ用窓材に適したガラスを得ることができ、ガラ
スからのα線に起因するソフトエラーの発生を著しく低
減できるため、固体撮像素子などの半導体の高解像度
化、高密度化に貢献することができる。又、感度補正機
能を持つ赤外線吸収ガラスをパッケージ用窓材として使
用すれば、CCDの小型化が可能であり、コスト削減も
期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】VTRカメラの光学系の構成を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の近赤外吸収ガラスからなる半導体パッ
ケージ用窓材ガラスを用いたVTRカメラの光学系の構
成を示す説明図である。
【図3】実施例においてガラスを熔解するのに用いた電
気炉の断面を示す説明図である。
【図4】本発明の近赤外吸収ガラスからなる半導体パッ
ケージ用窓材ガラスの分光透過率曲線を示す。
【符号の説明】
1 レンズ系 2、3 水晶板 4 近赤外吸収フィルター 6、10 固体撮像素子 7 CCDチップ 8 アルミナセラミックパッケージ 9 パッケージ用窓材 11 保護用フィルター 12 外壁材 13 炭化珪素発熱体 14 内壁 15 電気炉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C03C 3/17 C03C 3/17 3/19 3/19 H01L 31/02 H04N 5/335 V H04N 5/335 H01L 31/02 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U及びThの含有量が共に5ppb以下
    であることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラ
    ス。
  2. 【請求項2】 重量%で、SiO2を50〜78%、B2
    3を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを0〜
    5%、Na2Oを0〜18%及びK2Oを0〜20%(但
    し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)含有し、
    上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨
    張係数が45〜75×10-7-1であるホウケイ酸ガラ
    スからなる、請求項1に記載の半導体パッケージ用窓材
    ガラス。
  3. 【請求項3】 重量%で、P25を50〜85%および
    Al23を4〜20%含有し、両者の合計が63%以上
    であり、CuOを0.1〜10%含有し、かつ熱膨張係
    数が45〜78×10-7-1である近赤外吸収ガラスか
    らなる、請求項1に記載の半導体パッケージ用窓材ガラ
    ス。
  4. 【請求項4】 熔解ガラスの表面の全部又は一部が熔解
    炉内雰囲気と接触するのを遮断した状態でガラスを熔解
    することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラスの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 (a)熔解炉内の熔融ガラスの表面の全
    部又は一部を遮断ガスで覆う方法、 (b)熔解炉内の熔融ガラスの表面の全部又は一部を白
    金製及び/又は放射性同位元素含有量の少ないセラミッ
    ク製の蓋で覆う方法、 (c)熔解炉内雰囲気に接触する内壁部分が白金及び/
    又は放射性同位元素含有量の少ないセラミックスで構成
    されている熔解炉を用いる方法、から選ばれる少なくと
    も1つの方法によって行なう、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ガラスの研磨面以外の端部の表面層を除
    去する、請求項4又は5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の半
    導体パッケージ用窓材ガラスを装着して成る固体撮像素
    子。
  8. 【請求項8】 請求項4〜6のいずれか一項に記載の方
    法により得られた半導体窓材用ガラスを装着して成る固
    体撮像素子。
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