JPH08306873A - Esd保護ネットワーク - Google Patents
Esd保護ネットワークInfo
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- JPH08306873A JPH08306873A JP8100797A JP10079796A JPH08306873A JP H08306873 A JPH08306873 A JP H08306873A JP 8100797 A JP8100797 A JP 8100797A JP 10079796 A JP10079796 A JP 10079796A JP H08306873 A JPH08306873 A JP H08306873A
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- Japan
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- network
- voltage
- transient
- coupled
- clamp
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/16—Modifications for eliminating interference voltages or currents
- H03K17/161—Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
- H03K17/162—Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/04—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage
- H02H9/049—Circuit arrangements for limiting the number of protection devices
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/08—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
- H03K17/081—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit
- H03K17/08104—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit in field-effect transistor switches
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00315—Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/04—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage
- H02H9/045—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage adapted to a particular application and not provided for elsewhere
- H02H9/046—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage adapted to a particular application and not provided for elsewhere responsive to excess voltage appearing at terminals of integrated circuits
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のVdd電源を有するICに対するESD
保護を提供する。 【解決手段】 ICのためのESD保護ネットワーク
は、速い過渡電流にローインピーダンス経路を与えるた
めの過渡クランプ(100)と、複数のダイオードと、
第1の端部が複数のダイオードのカソードに結合され、
第2の端部が過渡クランプ(100)に結合されたバス
と、複数の電源パッドとを含む。
保護を提供する。 【解決手段】 ICのためのESD保護ネットワーク
は、速い過渡電流にローインピーダンス経路を与えるた
めの過渡クランプ(100)と、複数のダイオードと、
第1の端部が複数のダイオードのカソードに結合され、
第2の端部が過渡クランプ(100)に結合されたバス
と、複数の電源パッドとを含む。
Description
【0001】
【関連出願】この発明は本願の共同発明者である、ユー
ジーン・アール・ウォーリー(Eugene R. Worley)らに
よる、「静電破壊保護回路」と題され、本願の譲受人に
譲渡された、1995年7月25日に提出された特願平
7−189120に関連する。この関連出願の開示はこ
こに引用により援用される。
ジーン・アール・ウォーリー(Eugene R. Worley)らに
よる、「静電破壊保護回路」と題され、本願の譲受人に
譲渡された、1995年7月25日に提出された特願平
7−189120に関連する。この関連出願の開示はこ
こに引用により援用される。
【0002】
【発明の分野】この発明は集積回路(「IC」)用の静
電放電(「ESD」)保護回路に関し、より特定的に
は、混合信号印加のためのIC用のESDデバイスに関
する。
電放電(「ESD」)保護回路に関し、より特定的に
は、混合信号印加のためのIC用のESDデバイスに関
する。
【0003】
【背景技術】VLSI技術の昨今の進歩により、ますま
す小さいジオメトリを有するICが現実のものとなっ
た。しかしながら、デバイスがより微細化されるにつ
れ、静電放電(ESD)損傷の影響をより受けやすくも
なる。もし適切に拡散されなければ、ESDはデバイス
を破壊し、信頼性を下げ、結果として電子デバイス製造
者のボトムラインに影響を及ぼす可能性がある。
す小さいジオメトリを有するICが現実のものとなっ
た。しかしながら、デバイスがより微細化されるにつ
れ、静電放電(ESD)損傷の影響をより受けやすくも
なる。もし適切に拡散されなければ、ESDはデバイス
を破壊し、信頼性を下げ、結果として電子デバイス製造
者のボトムラインに影響を及ぼす可能性がある。
【0004】ESDの結果からデバイスを保護しようと
当業者は多くの努力を払ってきた。今日の集積回路は熱
酸化物、誘電層、多結晶シリコンおよび金属膜などの多
層の薄膜材料で製作される。各層を重ねることによりE
SD問題が複雑になる。
当業者は多くの努力を払ってきた。今日の集積回路は熱
酸化物、誘電層、多結晶シリコンおよび金属膜などの多
層の薄膜材料で製作される。各層を重ねることによりE
SD問題が複雑になる。
【0005】集積回路に対するESDの影響を最小限に
するために、ESDの突然のサージを吸収することを目
的とした、デバイスの入力および出力パッド用の保護デ
バイスが構成されてきた。しかしながら、従来のESD
保護構造は主にデジタル信号用の単一のVdd電源を有す
るデバイスにおいて効果的である。
するために、ESDの突然のサージを吸収することを目
的とした、デバイスの入力および出力パッド用の保護デ
バイスが構成されてきた。しかしながら、従来のESD
保護構造は主にデジタル信号用の単一のVdd電源を有す
るデバイスにおいて効果的である。
【0006】混合信号、つまりデジタル信号およびアナ
ログ信号を有するICに対しては、さまざまな回路機能
間の分離要求に合わせるために複数の独立したVdd電源
バスが必要とされる。適切なESD保護を与えるため
に、コアクランプ回路を使用して、正のESDサージの
ため、パッドからP+ /ウェルダイオードおよび各Vdd
からのクランプを介して、基板接地までの強固な放電経
路を与えることが必要である。
ログ信号を有するICに対しては、さまざまな回路機能
間の分離要求に合わせるために複数の独立したVdd電源
バスが必要とされる。適切なESD保護を与えるため
に、コアクランプ回路を使用して、正のESDサージの
ため、パッドからP+ /ウェルダイオードおよび各Vdd
からのクランプを介して、基板接地までの強固な放電経
路を与えることが必要である。
【0007】残念ながら、各バスクランプごとにVddか
ら基板まで接続されるのに、6400μの累積最小NF
ET(「nチャネル電界効果トランジスタ」)幅が一般
に必要とされるとすれば、クランプ回路はかなりの広さ
の面積を必要とする。いくつかのVddバスを有するチッ
プにとっては、各Vddバスごとにクランプが設けられる
場合にはこの面積は法外に大きくなる。
ら基板まで接続されるのに、6400μの累積最小NF
ET(「nチャネル電界効果トランジスタ」)幅が一般
に必要とされるとすれば、クランプ回路はかなりの広さ
の面積を必要とする。いくつかのVddバスを有するチッ
プにとっては、各Vddバスごとにクランプが設けられる
場合にはこの面積は法外に大きくなる。
【0008】
【発明の概要】したがって、この発明の目的は、複数の
Vdd電源を有するICにESD保護を与えることであ
る。
Vdd電源を有するICにESD保護を与えることであ
る。
【0009】この発明の別の目的は、混合信号印加用の
複数のVdd電源を有するICにESD保護を与えること
である。
複数のVdd電源を有するICにESD保護を与えること
である。
【0010】この発明のさらなる目的は、シリコン面積
効率を最大限にしながら、混合信号印加用の複数のVdd
電源を有するICにESD保護を与えることである。
効率を最大限にしながら、混合信号印加用の複数のVdd
電源を有するICにESD保護を与えることである。
【0011】この発明のさらなる目的は、電源電圧およ
び/またはトランジスタのプロセス限界を超えることが
可能なパッド電圧を有するICにESD保護を与えるこ
とである。
び/またはトランジスタのプロセス限界を超えることが
可能なパッド電圧を有するICにESD保護を与えるこ
とである。
【0012】さまざまなVddバスをダイオードを介して
ESDによりクランプされたVddバスまたは擬似Vddバ
スに結合することにより、複数のVddクランプを有する
ICに対して単一のクランプ回路を使用することが提案
される。これらのダイオードは正のESD過渡の間いず
れかのVddバスからクランプ回路への結合を与える。各
Vddバスごとに1つのダイオードと単一のクランプ回路
(上述の関連出願でのBIGFET)を設ければ、各V
ddバスごとに単一のBIGFETクランプ回路を設ける
よりはるかに面積効率がよくなり得る。
ESDによりクランプされたVddバスまたは擬似Vddバ
スに結合することにより、複数のVddクランプを有する
ICに対して単一のクランプ回路を使用することが提案
される。これらのダイオードは正のESD過渡の間いず
れかのVddバスからクランプ回路への結合を与える。各
Vddバスごとに1つのダイオードと単一のクランプ回路
(上述の関連出願でのBIGFET)を設ければ、各V
ddバスごとに単一のBIGFETクランプ回路を設ける
よりはるかに面積効率がよくなり得る。
【0013】通常動作の間、ダイオードはクランプ回路
の漏れ電流のために弱く順方向バイアスになる。小さな
信号ノイズはダイオードのインピーダンスが高いため
に、一方のバスから他方のバスへと結合されないであろ
う。一方のバス上に大きな正のノイズ過渡があれば、他
方のバスダイオードはバイアスを逆にし、それにより他
のバスから信号の結合を外すであろう。一方のバス上の
大きな負のノイズ過渡により、そのダイオードはバイア
スを逆にし、したがって他のバスからの結合を外すであ
ろう。小さな信号ノイズをフィルタリングするのを助
け、付加的な充電デバイスモデル(「CDM」)放電経
路を与えるために、擬似またはESD Vddから基板接
地にキャパシタが加えられる。
の漏れ電流のために弱く順方向バイアスになる。小さな
信号ノイズはダイオードのインピーダンスが高いため
に、一方のバスから他方のバスへと結合されないであろ
う。一方のバス上に大きな正のノイズ過渡があれば、他
方のバスダイオードはバイアスを逆にし、それにより他
のバスから信号の結合を外すであろう。一方のバス上の
大きな負のノイズ過渡により、そのダイオードはバイア
スを逆にし、したがって他のバスからの結合を外すであ
ろう。小さな信号ノイズをフィルタリングするのを助
け、付加的な充電デバイスモデル(「CDM」)放電経
路を与えるために、擬似またはESD Vddから基板接
地にキャパシタが加えられる。
【0014】この発明の他の目的、特徴および利点は以
下の説明から当業者に明らかになるであろう。
下の説明から当業者に明らかになるであろう。
【0015】
1.複数の電源を有する集積回路のためのESD保護ネ
ットワーク 図1はこの発明に従う複数電源ESD保護の基本的な回
路図である。複数の電源、つまり、Vdd1 120、V
dd2 160からVddN 190に対して、1つの過渡
クランプ(「BIGFET」クランプ)100が使用さ
れ、過渡電流経路を与える。さまざまな電源間の共通の
接続は「バス」、すなわち、Vesd 140であり、これ
は結合ダイオード110、150、191を介して各電
源に接続される。なお、ダイオード131、171は通
常のP+ /ウェルパッドダイオードであり、ダイオード
132、172はI/Oパッド130、170に結合さ
れた通常のN+ /基板パッドダイオードであるが、これ
は当業者によって理解されるであろう。当業者に理解さ
れるように、I/Oパッドは入力専用パッドでも、出力
専用パッドでも、または入出力パッドでもよい。いずれ
かのI/OパッドないしVddパッド120、160また
は190から、その結合ダイオード110、150また
は191、Vesd 140、および「BIGFET」クラ
ンプ100を介して、基板接地102まで過渡電流に対
する電流経路が形成される。
ットワーク 図1はこの発明に従う複数電源ESD保護の基本的な回
路図である。複数の電源、つまり、Vdd1 120、V
dd2 160からVddN 190に対して、1つの過渡
クランプ(「BIGFET」クランプ)100が使用さ
れ、過渡電流経路を与える。さまざまな電源間の共通の
接続は「バス」、すなわち、Vesd 140であり、これ
は結合ダイオード110、150、191を介して各電
源に接続される。なお、ダイオード131、171は通
常のP+ /ウェルパッドダイオードであり、ダイオード
132、172はI/Oパッド130、170に結合さ
れた通常のN+ /基板パッドダイオードであるが、これ
は当業者によって理解されるであろう。当業者に理解さ
れるように、I/Oパッドは入力専用パッドでも、出力
専用パッドでも、または入出力パッドでもよい。いずれ
かのI/OパッドないしVddパッド120、160また
は190から、その結合ダイオード110、150また
は191、Vesd 140、および「BIGFET」クラ
ンプ100を介して、基板接地102まで過渡電流に対
する電流経路が形成される。
【0016】図2はこの発明に従う単一の共用「BIG
FET」クランプ200を有する複数電源保護ネットワ
ークの別の実施例を示す。なお、「BIGFET」クラ
ンプは過渡クランプであり、前述の関連の特許出願に従
って構成され得る。過渡クランプの機能は電圧が非常に
急速に変化した場合にのみターンオンすることである。
しかしながら、当業者であれば、それぞれの応用および
方法に基づいて自身の過渡クランプを容易に構成し、こ
の発明の教示を利用することができるであろう。過渡ク
ランプの考えられる実現例の1つは、1993年に開催
された「電気/過剰応力静電放電シンポジウム(ELECTR
ICAL/OVERSTRESS ELECTROSTATIC DISCHARGE SYMPOSIUM
)」の「ESD設計方法論(ESD Design Methodolog
y)」と題された出版物の233頁に見られる。
FET」クランプ200を有する複数電源保護ネットワ
ークの別の実施例を示す。なお、「BIGFET」クラ
ンプは過渡クランプであり、前述の関連の特許出願に従
って構成され得る。過渡クランプの機能は電圧が非常に
急速に変化した場合にのみターンオンすることである。
しかしながら、当業者であれば、それぞれの応用および
方法に基づいて自身の過渡クランプを容易に構成し、こ
の発明の教示を利用することができるであろう。過渡ク
ランプの考えられる実現例の1つは、1993年に開催
された「電気/過剰応力静電放電シンポジウム(ELECTR
ICAL/OVERSTRESS ELECTROSTATIC DISCHARGE SYMPOSIUM
)」の「ESD設計方法論(ESD Design Methodolog
y)」と題された出版物の233頁に見られる。
【0017】過渡クランプ、つまり、「BIGFET」
クランプは、図3の300で示されるように、MOSF
ETデバイスとともに構成されかつ実現されるとして説
明してきたしこれからもそのように説明するが、過渡ク
ランプがバイポーラ回路に与えられるように、このクラ
ンプはバイポーラデバイスとともに実現され得ることも
当業者には理解されるべきである。
クランプは、図3の300で示されるように、MOSF
ETデバイスとともに構成されかつ実現されるとして説
明してきたしこれからもそのように説明するが、過渡ク
ランプがバイポーラ回路に与えられるように、このクラ
ンプはバイポーラデバイスとともに実現され得ることも
当業者には理解されるべきである。
【0018】なお、基板202はさまざまなVss電源パ
ッド280、285から分離されている。Vdd220、
260、290と共通のクランプとの結合はそれぞれP
+ /ウェルダイオード210、250、291を使用し
て達成される。この配列は電源シーケンシングまたはV
ddに現れる電源電圧の大きさに何ら制限を加えるもので
はない。Vesd 240は最高電源値より小さい1つのダ
イオード降下に等しい電圧に達する。クランプ200は
Vesd 240から基板接地202までの過渡電流経路を
与えることが意図される。
ッド280、285から分離されている。Vdd220、
260、290と共通のクランプとの結合はそれぞれP
+ /ウェルダイオード210、250、291を使用し
て達成される。この配列は電源シーケンシングまたはV
ddに現れる電源電圧の大きさに何ら制限を加えるもので
はない。Vesd 240は最高電源値より小さい1つのダ
イオード降下に等しい電圧に達する。クランプ200は
Vesd 240から基板接地202までの過渡電流経路を
与えることが意図される。
【0019】他の回路素子は、保護対象のコア回路の固
有のPFETウェルと集合的に関連するウェル−基板間
ダイオードを表わすダイオード221、261と、コア
回路NFETの固有のソースと集合的に関連するN+ −
基板間ダイオードを表わすダイオード282、283
と、当業者に認識される典型的なパッドダイオードであ
るダイオード232、231、272、271とを含
む。なお、ダイオード272、271、250およびク
ランプ200と関連するような指向性電流ループが形成
される。ダイオード281はVssパッド280、285
への正の放電のために必要とされ得るVss−基板間結合
ダイオードである。これらのダイオードはP + /ウェル
ダイオードを使用して作られる。ここに示される例で
は、3つの直列ダイオードグループ281がVss280
とVsub 205との間に約1.5Vの分離電圧を発生さ
せるために使用される。なお、N+ /基板ダイオード
(232、272)の局所基板と「BIGFET」クラ
ンプ(200)との間の接続は基板を介するのではな
く、直接の金属接続によって行なわれる。バルクまたは
深く注入されたウェハが使用されれば、この接続は絶対
的に必要なものとなる。機械放電に関連する高速低エネ
ルギパルスを減衰するためにキャパシタ251が使用さ
れ、これは100psを超えない固有の時定数を有す
る。
有のPFETウェルと集合的に関連するウェル−基板間
ダイオードを表わすダイオード221、261と、コア
回路NFETの固有のソースと集合的に関連するN+ −
基板間ダイオードを表わすダイオード282、283
と、当業者に認識される典型的なパッドダイオードであ
るダイオード232、231、272、271とを含
む。なお、ダイオード272、271、250およびク
ランプ200と関連するような指向性電流ループが形成
される。ダイオード281はVssパッド280、285
への正の放電のために必要とされ得るVss−基板間結合
ダイオードである。これらのダイオードはP + /ウェル
ダイオードを使用して作られる。ここに示される例で
は、3つの直列ダイオードグループ281がVss280
とVsub 205との間に約1.5Vの分離電圧を発生さ
せるために使用される。なお、N+ /基板ダイオード
(232、272)の局所基板と「BIGFET」クラ
ンプ(200)との間の接続は基板を介するのではな
く、直接の金属接続によって行なわれる。バルクまたは
深く注入されたウェハが使用されれば、この接続は絶対
的に必要なものとなる。機械放電に関連する高速低エネ
ルギパルスを減衰するためにキャパシタ251が使用さ
れ、これは100psを超えない固有の時定数を有す
る。
【0020】いずれかのパッド、I/OパッドまたはV
ddパッドからいずれかの他のパッドへの、または基板2
02への強固な電流経路が存在することが図2からわか
る。したがって、この構成はデバイスのいかなるピンへ
の、またはいかなるピン間のいかなる極性の放電をも処
理する。
ddパッドからいずれかの他のパッドへの、または基板2
02への強固な電流経路が存在することが図2からわか
る。したがって、この構成はデバイスのいかなるピンへ
の、またはいかなるピン間のいかなる極性の放電をも処
理する。
【0021】ダイオード293、294と関連するI/
Oパッド292はその入力電圧がいかなるVddを超えて
も上昇できるパッドであってもよい。この場合、Vesd
240はこのパッド上の最大電圧マイナスダイオード2
93によって生じるダイオード降下によって設定され
る。なお、パッド源はVesd 240のキャパシタンスに
少なくとも充電電流のいくらかを与えるはずである。当
業者によって理解されるように、この配列が満足のいく
ものでなければ、Vesd 240上にチャージポンプ電圧
源を置くことが可能である。このチャージポンプはクラ
ンプ200回路に関連する漏れ電流を供給するのに十分
な大きさがありさえすればよい(数μA最悪)。このチ
ャージポンプについては以下のセクションで記載する。
Oパッド292はその入力電圧がいかなるVddを超えて
も上昇できるパッドであってもよい。この場合、Vesd
240はこのパッド上の最大電圧マイナスダイオード2
93によって生じるダイオード降下によって設定され
る。なお、パッド源はVesd 240のキャパシタンスに
少なくとも充電電流のいくらかを与えるはずである。当
業者によって理解されるように、この配列が満足のいく
ものでなければ、Vesd 240上にチャージポンプ電圧
源を置くことが可能である。このチャージポンプはクラ
ンプ200回路に関連する漏れ電流を供給するのに十分
な大きさがありさえすればよい(数μA最悪)。このチ
ャージポンプについては以下のセクションで記載する。
【0022】当業者はまた、ESD放電がそのピーク電
流がアンペアのオーダである電流源として見られること
を認識するであろう。放電時間は典型的には機械型の放
電に対する1ns未満から人間型の放電に対する100
ns以上までの範囲にわたる。大電流のために、大きな
ダイオードおよび広い金属線が必要とされる。シャント
デバイスのサイズは、大きなESD放電電流によって生
じる電圧降下により接合またはトランジスタが雪崩降伏
しないようなものである。典型的なサブミクロンプロセ
スに対しては、これはNFETに対し約12vである。
シリサイド化された接合の降伏はほとんど例外なく漏れ
を生じる。幸い、順方向に動作するダイオードは非常に
強固である。分離が重要な設計については、結合ダイオ
ードのキャパシタンスの効果によってその供給をシミュ
レートする必要があるかもしれない。
流がアンペアのオーダである電流源として見られること
を認識するであろう。放電時間は典型的には機械型の放
電に対する1ns未満から人間型の放電に対する100
ns以上までの範囲にわたる。大電流のために、大きな
ダイオードおよび広い金属線が必要とされる。シャント
デバイスのサイズは、大きなESD放電電流によって生
じる電圧降下により接合またはトランジスタが雪崩降伏
しないようなものである。典型的なサブミクロンプロセ
スに対しては、これはNFETに対し約12vである。
シリサイド化された接合の降伏はほとんど例外なく漏れ
を生じる。幸い、順方向に動作するダイオードは非常に
強固である。分離が重要な設計については、結合ダイオ
ードのキャパシタンスの効果によってその供給をシミュ
レートする必要があるかもしれない。
【0023】2.電源を超える最大電圧を有するESD
保護パッド ここで図3を参照する。図3はI/Oパッドを有する一
般化されたESDクランプを示す。点線の左側はESD
保護ネットワークのパッド素子30であり、反対側はク
ランプ回路素子31である。図3はI/Oパッド330
電圧がVdd341を上回ることが可能な応用に使用され
た「BIGFET」電源クランプの一般的な図である。
この場合について、Vdd341は専用バスVesd 340
を、Vddマイナスダイオード342にかかるダイオード
降下に充電する。示されたチャージポンプ370がなけ
れば、I/Oパッド330を駆動する外部回路が、V
esdバス340をこの(Vdd−Vdiode )の電圧からV
I/O (Max)の電圧マイナスダイオード331にかか
るダイオード降下まで充電する必要があるかもしれな
い。一旦充電されると、ほんの少量の漏れ電流しか流れ
ないであろう(2、3μA最悪)。I/Oパッド330
を駆動する外部回路がVesd バス340を(Vin(Ma
x)−Vdiode )に充電する必要がない、または漏れ電
流のためにバス340をこの電圧に維持する必要がない
と思われる場合には、Vesd 340をこの電圧まで充電
するために、およびその電圧を維持するために小さなチ
ャージポンプ370が加えられてもよい。
保護パッド ここで図3を参照する。図3はI/Oパッドを有する一
般化されたESDクランプを示す。点線の左側はESD
保護ネットワークのパッド素子30であり、反対側はク
ランプ回路素子31である。図3はI/Oパッド330
電圧がVdd341を上回ることが可能な応用に使用され
た「BIGFET」電源クランプの一般的な図である。
この場合について、Vdd341は専用バスVesd 340
を、Vddマイナスダイオード342にかかるダイオード
降下に充電する。示されたチャージポンプ370がなけ
れば、I/Oパッド330を駆動する外部回路が、V
esdバス340をこの(Vdd−Vdiode )の電圧からV
I/O (Max)の電圧マイナスダイオード331にかか
るダイオード降下まで充電する必要があるかもしれな
い。一旦充電されると、ほんの少量の漏れ電流しか流れ
ないであろう(2、3μA最悪)。I/Oパッド330
を駆動する外部回路がVesd バス340を(Vin(Ma
x)−Vdiode )に充電する必要がない、または漏れ電
流のためにバス340をこの電圧に維持する必要がない
と思われる場合には、Vesd 340をこの電圧まで充電
するために、およびその電圧を維持するために小さなチ
ャージポンプ370が加えられてもよい。
【0024】BIGFETクランプ300は、2つの検
出器350、360のいずれか一方によって能動化され
ると、Vesd 340から接地301へのローインピーダ
ンス経路を提供する。他の態様では、BIGFETクラ
ンプ300はオフであり、V esd ノード340と接地ノ
ード301との間にハイインピーダンス経路を提供す
る。過渡検出器350は、電圧がI/Oパッド330お
よびダイオード331を介するVesd ノード340への
ESD放電によって急速に変化していれば、BIGFE
Tクランプ300を瞬間的に「オン」にする。典型的に
は、この過渡検出器350はRC率検出器およびおそら
くはBIGFETのゲートを駆動するインバータを使用
して実現され得る。「オン」の場合、BIGFETクラ
ンプ300はアンペアのオーダの電流を接地に短絡し
て、チップ内の電圧降下が接合降伏電圧を超えないよう
にしなければならない。
出器350、360のいずれか一方によって能動化され
ると、Vesd 340から接地301へのローインピーダ
ンス経路を提供する。他の態様では、BIGFETクラ
ンプ300はオフであり、V esd ノード340と接地ノ
ード301との間にハイインピーダンス経路を提供す
る。過渡検出器350は、電圧がI/Oパッド330お
よびダイオード331を介するVesd ノード340への
ESD放電によって急速に変化していれば、BIGFE
Tクランプ300を瞬間的に「オン」にする。典型的に
は、この過渡検出器350はRC率検出器およびおそら
くはBIGFETのゲートを駆動するインバータを使用
して実現され得る。「オン」の場合、BIGFETクラ
ンプ300はアンペアのオーダの電流を接地に短絡し
て、チップ内の電圧降下が接合降伏電圧を超えないよう
にしなければならない。
【0025】しきい値検出器360は任意であってもよ
く、Vesd バス340上の電圧を制限するために使用さ
れる。伝送線効果による波形オーバーシュートなどの過
渡はI/Oパッド330に現れることが可能である。こ
の過電圧はVesd バス340上に現れることが可能であ
る。なお、BIGFETクランプ300に関連するトラ
ンジスタは通常の最大パッド電圧マイナスダイオード降
下に確かに耐えることができるが、Vesd 340をはる
かに高いレベルのままにする、I/Oパッド330上の
大きな過渡オーバーシュートまたはスパイクには耐える
ことができないと仮定する。したがって、予め定められ
た電圧またはしきい値がI/Oパッド330上の過渡ス
パイクによってVesd 340上で交差すると、しきい値
検出器360はBIGFETクランプ300を「オン」
にし、ひいてはVesd バス340上の電圧をしきい値に
保つ。この検出器360の加えられた利点の1つは、信
号オーバーシュート状態の間、BIGFETクランプ3
00をオンすることの減衰効果のために、I/Oパッド
330における信号反射を低減することである。
く、Vesd バス340上の電圧を制限するために使用さ
れる。伝送線効果による波形オーバーシュートなどの過
渡はI/Oパッド330に現れることが可能である。こ
の過電圧はVesd バス340上に現れることが可能であ
る。なお、BIGFETクランプ300に関連するトラ
ンジスタは通常の最大パッド電圧マイナスダイオード降
下に確かに耐えることができるが、Vesd 340をはる
かに高いレベルのままにする、I/Oパッド330上の
大きな過渡オーバーシュートまたはスパイクには耐える
ことができないと仮定する。したがって、予め定められ
た電圧またはしきい値がI/Oパッド330上の過渡ス
パイクによってVesd 340上で交差すると、しきい値
検出器360はBIGFETクランプ300を「オン」
にし、ひいてはVesd バス340上の電圧をしきい値に
保つ。この検出器360の加えられた利点の1つは、信
号オーバーシュート状態の間、BIGFETクランプ3
00をオンすることの減衰効果のために、I/Oパッド
330における信号反射を低減することである。
【0026】キャパシタ371はCDM(「帯電デバイ
スモデル」)ESD過渡(前述の関連特許出願に記載)
を減衰するのを助けるために実現され得る。CDM放電
の速い立上がり時間のために、このキャパシタおよび関
連の寄生抵抗の時定数は100ps未満のはずである。
スモデル」)ESD過渡(前述の関連特許出願に記載)
を減衰するのを助けるために実現され得る。CDM放電
の速い立上がり時間のために、このキャパシタおよび関
連の寄生抵抗の時定数は100ps未満のはずである。
【0027】3.最大パッド電圧がプロセス最大電圧を
上回る場合のESD保護回路 図4を参照する。図4には、通常のVesd バス440電
圧がトランジスタのゲート酸化物に課せられたプロセス
電圧限界を超える応用のための一般化されたV esd バス
クランプデバイス401、402が示される。たとえ
ば、3.6vの最大電圧がゲート酸化物に現れることを
可能にするプロセスがあるが、チップ要件は5vの信号
にインタフェースすることを命じるかもしれない。この
場合については、前述のBIGFETクランプが2つの
大きな直列MOSFET401、402を使用して実現
され得る。通常チップ動作の間、3.6vまたはプロセ
ス限界が何であろうとそれより大きい電圧は、5.5v
の振幅信号(5vシステムに対して最大)がI/Oパッ
ド(図示せず)に現れることが可能であるとしても、い
かなる酸化物にも現れないように、バイアスネットワー
ク410は設計される。このように、バイアスネットワ
ーク410は電圧を2つの大きなMOSFET401、
402に分配し、プロセス信頼性限界に適合しながら、
それらを「オフ」状態に保つ。このバイアスネットワー
クの考えられる実現例を以下の図5で説明する。
上回る場合のESD保護回路 図4を参照する。図4には、通常のVesd バス440電
圧がトランジスタのゲート酸化物に課せられたプロセス
電圧限界を超える応用のための一般化されたV esd バス
クランプデバイス401、402が示される。たとえ
ば、3.6vの最大電圧がゲート酸化物に現れることを
可能にするプロセスがあるが、チップ要件は5vの信号
にインタフェースすることを命じるかもしれない。この
場合については、前述のBIGFETクランプが2つの
大きな直列MOSFET401、402を使用して実現
され得る。通常チップ動作の間、3.6vまたはプロセ
ス限界が何であろうとそれより大きい電圧は、5.5v
の振幅信号(5vシステムに対して最大)がI/Oパッ
ド(図示せず)に現れることが可能であるとしても、い
かなる酸化物にも現れないように、バイアスネットワー
ク410は設計される。このように、バイアスネットワ
ーク410は電圧を2つの大きなMOSFET401、
402に分配し、プロセス信頼性限界に適合しながら、
それらを「オフ」状態に保つ。このバイアスネットワー
クの考えられる実現例を以下の図5で説明する。
【0028】前の場合のように、過渡検出器450およ
びしきい値検出器460がMOSFET401、402
をオンするために使用され得る。ダイオード470は前
述の関連特許出願に記載される大きな「強固なダイオー
ド」であり、CDM減衰キャパシタとして使用され得
る。ゲート酸化物キャパシタは、Vesd 440上の電圧
がゲート酸化物の信頼性限界を超えると仮定されるため
に、使用できない。
びしきい値検出器460がMOSFET401、402
をオンするために使用され得る。ダイオード470は前
述の関連特許出願に記載される大きな「強固なダイオー
ド」であり、CDM減衰キャパシタとして使用され得
る。ゲート酸化物キャパシタは、Vesd 440上の電圧
がゲート酸化物の信頼性限界を超えると仮定されるため
に、使用できない。
【0029】4.他の好ましい実施例 図5を参照する。図5には、Vesd バスクランプ回路の
別の実施例が示される。2つの直列トランジスタ501
および502は「BIGFET」クランプとして機能
し、Vesd 540とVss572または接地との間に接続
される。Vesd 540を(Vdd−Vdiode )の電圧レベ
ルに帯電するためにダイオード521が使用される。抵
抗器550およびPFET552は過渡検出器として機
能し、PFET560および561はしきい値検出器と
して機能する。通常動作の間、PFET502のゲート
はVddに設定され、PFET501のゲートはVesd に
設定される。例示のために、Vddは3.3vであり、V
esd はパッド信号によって5.0vに設定されると仮定
する。また、PFETしきい値電圧(Vtp)は−1.0
vであると仮定する。PFET501のドレイン(ノー
ド1)、ゲート(ノード3)、ソース(Vesd )および
本体(ウェル)の休止電圧は、それぞれ(Vdd−Vtp)
すなわち4.3v、5v、5vおよび5vである。PF
ET502については、ドレイン、ゲート、ソースおよ
び本体電圧はそれぞれ0v、3.3v、4.3vすなわ
ち(Vdd−Vtp)および5vである。このように、PF
ET501については、ゲート−ドレイン間、ゲート−
ソース間およびゲート−本体間電圧はそれぞれ0.7
v、0vおよび0vである。PFET502について
は、それらは3.3v、1.0vおよび1.0vであ
る。どちらのトランジスタも非導通状態であり、漏れ電
流のみがVesd からVssに流れる。なお、3.6v(プ
ロセスに許容された最大値)より大きな電圧はクランプ
MOSPFET501、502のいずれのゲート酸化物
にも現れない。
別の実施例が示される。2つの直列トランジスタ501
および502は「BIGFET」クランプとして機能
し、Vesd 540とVss572または接地との間に接続
される。Vesd 540を(Vdd−Vdiode )の電圧レベ
ルに帯電するためにダイオード521が使用される。抵
抗器550およびPFET552は過渡検出器として機
能し、PFET560および561はしきい値検出器と
して機能する。通常動作の間、PFET502のゲート
はVddに設定され、PFET501のゲートはVesd に
設定される。例示のために、Vddは3.3vであり、V
esd はパッド信号によって5.0vに設定されると仮定
する。また、PFETしきい値電圧(Vtp)は−1.0
vであると仮定する。PFET501のドレイン(ノー
ド1)、ゲート(ノード3)、ソース(Vesd )および
本体(ウェル)の休止電圧は、それぞれ(Vdd−Vtp)
すなわち4.3v、5v、5vおよび5vである。PF
ET502については、ドレイン、ゲート、ソースおよ
び本体電圧はそれぞれ0v、3.3v、4.3vすなわ
ち(Vdd−Vtp)および5vである。このように、PF
ET501については、ゲート−ドレイン間、ゲート−
ソース間およびゲート−本体間電圧はそれぞれ0.7
v、0vおよび0vである。PFET502について
は、それらは3.3v、1.0vおよび1.0vであ
る。どちらのトランジスタも非導通状態であり、漏れ電
流のみがVesd からVssに流れる。なお、3.6v(プ
ロセスに許容された最大値)より大きな電圧はクランプ
MOSPFET501、502のいずれのゲート酸化物
にも現れない。
【0030】図5の回路は以下のようにESD放電を防
ぐ。チップに電源が投入されていないと仮定して、V
esd 540に結合された速い正の過渡は、VddとVssと
の間の大きな回路キャパシタンスのために、VddをVss
よりはるか上に上昇させることはない。キャパシタとし
て使用されるMOSFET552は、PFET501の
ゲート電位を瞬間的にVddの電位に保持する。したがっ
て、PFET501および502はどちらも、そのゲー
ト電位がともにVss572に近く、一方そのソースはV
esd 540によってプルアップされているために、「オ
ン」状態である。PFET501および502が「オ
ン」である時間および度合は、抵抗器550およびPF
ET552キャパシタのRC時定数によって決定され得
る。
ぐ。チップに電源が投入されていないと仮定して、V
esd 540に結合された速い正の過渡は、VddとVssと
の間の大きな回路キャパシタンスのために、VddをVss
よりはるか上に上昇させることはない。キャパシタとし
て使用されるMOSFET552は、PFET501の
ゲート電位を瞬間的にVddの電位に保持する。したがっ
て、PFET501および502はどちらも、そのゲー
ト電位がともにVss572に近く、一方そのソースはV
esd 540によってプルアップされているために、「オ
ン」状態である。PFET501および502が「オ
ン」である時間および度合は、抵抗器550およびPF
ET552キャパシタのRC時定数によって決定され得
る。
【0031】しきい値クランプはPFET560および
561によって決定される。PFET501は、Vesd
540が3つのVtp降下だけVddより大きくなる、また
は上の例については約6.3vを超えるとオンし始め
る。一旦PFET501が「オン」すると、PFET5
02のソース電圧をVesd 540近くに変化させ、それ
によってPFET502をオンする。PFET501お
よび502はしたがって、Vesd 540が6.3vより
はるかに上昇し、それによってVesd 540をクランプ
すると、Vesd 540とVss572との間に強固な導電
経路を提供する。
561によって決定される。PFET501は、Vesd
540が3つのVtp降下だけVddより大きくなる、また
は上の例については約6.3vを超えるとオンし始め
る。一旦PFET501が「オン」すると、PFET5
02のソース電圧をVesd 540近くに変化させ、それ
によってPFET502をオンする。PFET501お
よび502はしたがって、Vesd 540が6.3vより
はるかに上昇し、それによってVesd 540をクランプ
すると、Vesd 540とVss572との間に強固な導電
経路を提供する。
【0032】この発明のいくつかの典型的な実施例のみ
を上に詳細に説明したが、当業者はこの発明の新規の教
示および利点から実質的に逸脱することなく、多くの変
更が典型的な実施例に可能であることを容易に理解する
であろう。したがって、そのようなすべての変更は前掲
の特許請求の範囲に規定されたこの発明の範囲内に含ま
れることが意図される。特許請求の範囲では、ミーンズ
+ファンクション節は記載された機能を実行するとここ
に記載された構造物をカバーすることが意図され、構造
上の等価物だけではなく等価の構造物をもカバーするこ
とが意図される。したがって、木製の部品を固定する状
況では、釘とねじとは釘が木製の部品を一体に固定する
ために円柱状の表面を使用するのに対して、ねじは螺旋
状の表面を使用するという点で構造上の等価物ではない
かもしれないが、釘とねじとは等価の構造物であるとい
える。
を上に詳細に説明したが、当業者はこの発明の新規の教
示および利点から実質的に逸脱することなく、多くの変
更が典型的な実施例に可能であることを容易に理解する
であろう。したがって、そのようなすべての変更は前掲
の特許請求の範囲に規定されたこの発明の範囲内に含ま
れることが意図される。特許請求の範囲では、ミーンズ
+ファンクション節は記載された機能を実行するとここ
に記載された構造物をカバーすることが意図され、構造
上の等価物だけではなく等価の構造物をもカバーするこ
とが意図される。したがって、木製の部品を固定する状
況では、釘とねじとは釘が木製の部品を一体に固定する
ために円柱状の表面を使用するのに対して、ねじは螺旋
状の表面を使用するという点で構造上の等価物ではない
かもしれないが、釘とねじとは等価の構造物であるとい
える。
【図1】この発明に従う共用過渡クランプを有する複数
電源バス保護回路の単純化された回路図である。
電源バス保護回路の単純化された回路図である。
【図2】この発明に従う共用過渡クランプを有する複数
電源バス保護ネットワークの別の回路図である。
電源バス保護ネットワークの別の回路図である。
【図3】I/Oパッド電圧が電源電圧を上回る応用のた
めの「BIGFET」過渡クランプの一般化された図で
ある。
めの「BIGFET」過渡クランプの一般化された図で
ある。
【図4】Vesd バス電圧がプロセス限界電圧を上回る応
用のための過渡クランプの一般化された図である。
用のための過渡クランプの一般化された図である。
【図5】この発明に従う保護回路の別の好ましい実施例
の図である。
の図である。
100 過渡クランプ(「BIGFET」クランプ) 102 基板接地 110 結合ダイオード 130 I/Oパッド 131 ダイオード 140 Vesd バス 150 結合ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チヤン・ティ・ニュイエン アメリカ合衆国、92633 カリフォルニア 州、フラートン、コベントリー・サーク ル、2482 (72)発明者 レイモンド・エイ・ジャール アメリカ合衆国、92626 カリフォルニア 州、コスタ・メサ、ゴールデンアイ・スト リート、2066 (72)発明者 マーク・アール・テニソン アメリカ合衆国、92714 カリフォルニア 州、アービン、ノルマンディー、15162
Claims (20)
- 【請求項1】 複数の電源と入力を受入れるための少な
くとも1つのパッドとを有するICのためのESD保護
ネットワークであって、前記入力は前記複数の電源の電
圧レベルを上回らず、 速い過渡電流にローインピーダンス経路を与えるための
過渡クランプと、 複数のダイオードと、 第1の端部が前記複数のダイオードのカソードに結合さ
れ、第2の端部が前記過渡クランプに結合されたバス
と、 複数の電源パッドとを含み、前記複数のパッドの各々は
前記複数のダイオードの1つのアノードに結合される、
ESD保護ネットワーク。 - 【請求項2】 前記過渡クランプはオンに切換えられる
とローインピーダンスを与えるための少なくとも1つの
トランジスタと、 前記少なくとも1つのトランジスタに結合され、予め定
められたレベルを超える急速な電圧上昇が前記バス上で
トランジスタに発生したときにそれをオンに切換えるた
めの過渡検出器とを含む、請求項1に記載のネットワー
ク。 - 【請求項3】 前記少なくとも1つのトランジスタは前
記バスに直列接続される、請求項2に記載のネットワー
ク。 - 【請求項4】 前記過渡検出器は予め定められた時定数
を有するRCネットワークである、請求項2に記載のネ
ットワーク。 - 【請求項5】 前記バスに結合され、前記バスを前記複
数のパッドの1つ上の最高電圧に等しい予め定められた
電圧に維持するためのチャージャポンプをさらに含む、
請求項2に記載のネットワーク。 - 【請求項6】 前記複数のダイオードはP+/ウェルダ
イオードである、請求項2に記載のネットワーク。 - 【請求項7】 前記過渡クランプはバイポーラデバイス
で構成される、請求項2に記載のネットワーク。 - 【請求項8】 前記過渡クランプはMOSFETデバイ
スで構成される、請求項2に記載のネットワーク。 - 【請求項9】 予め定められた基板を有する集積回路
(「IC」)のためのESD保護ネットワークであっ
て、前記ICは予め定められた電圧レベルを有する少な
くとも1つの電源に結合され、前記ICは入力を受取る
ための少なくとも1つの入力パッドを有し、 前記基板に結合され、前記入力の前記電圧レベルが前記
電源の前記予め定められた電圧レベルを上回った場合
に、前記基板にローインピーダンス経路を与えるための
過渡クランプと、 アノードが前記少なくとも1つの電源に結合する少なく
とも1つのダイオードと、 第1の端部が前記過渡クランプに結合され、第2の端部
が前記少なくとも1つのダイオードのカソードに結合す
るバスとを有する、ESD保護ネットワーク。 - 【請求項10】 前記少なくとも1つのダイオードはP
+ /ウェルダイオードを含む、請求項9に記載のESD
保護ネットワーク。 - 【請求項11】 前記過渡クランプはバイポーラデバイ
スで構成される、請求項9に記載のネットワーク。 - 【請求項12】 前記過渡クランプはMOSFETデバ
イスで構成される、請求項9に記載のネットワーク。 - 【請求項13】 予め定められた基板を有する集積回路
(「IC」)のためのESD保護ネットワークであっ
て、前記ICは予め定められた電圧レベルを有する少な
くとも1つの電源に結合され、前記ICは入力を受取る
ための少なくとも1つの入力パッドを含み、前記入力は
入力電圧を有し、前記ESD保護ネットワークは前記予
め定められた基板に結合され、前記入力電圧が予め定め
られた最大プロセス電圧を上回った場合に、前記基板に
ローインピーダンス経路を与えるための過渡クランプを
含み、前記過渡クランプは2つの直列接続されたトラン
ジスタを含み、 アノードが前記少なくとも1つの電源に結合された少な
くとも1つのダイオードと、 第1の端部が前記過渡クランプに結合され、第2の端部
が前記少なくとも1つのダイオードのカソードに結合す
るバスと、 前記直列接続されたトランジスタと前記入力パッドとに
結合され、前記入力電圧が予め定められた最大プロセス
電圧を上回ったかどうかに基づいて、第1のモードでは
オンに、第2のモードではオフにそれぞれ前記トランジ
スタをバイアスするためのバイアスネットワークとを含
む、ESD保護ネットワーク。 - 【請求項14】 前記バイアスネットワークは、前記I
Cが正常に動作している間、前記直列接続されたトラン
ジスタをオフにおよび前記予め定められた最大プロセス
電圧ほど大きくない電圧レベルに保持する、請求項13
に記載のESD保護ネットワーク。 - 【請求項15】 前記バイアスネットワークに結合し、
前記入力電圧が前記予め定められた最大プロセス電圧を
上回ることによって生じる過渡を検出した場合に、前記
バイアスネットワークを活性化するための過渡検出器を
さらに含む、請求項13に記載のESD保護ネットワー
ク。 - 【請求項16】 前記2つの直列接続されたトランジス
タはpチャネル電界効果トランジスタである、請求項1
3に記載のESD保護ネットワーク。 - 【請求項17】 前記2つの直列接続されたトランジス
タはnチャネル電界効果トランジスタである、請求項1
3に記載のESD保護ネットワーク。 - 【請求項18】 前記2つの直列接続されたトランジス
タは、前記バスが前記入力から第2の予め定められた電
圧を上回る電圧を経験したときに、前記2つのトランジ
スタをオンすることによって第3のモードをさらに動作
させる、請求項13に記載のネットワーク。 - 【請求項19】 前記過渡クランプはバイポーラトラン
ジスタで構成される、請求項13に記載のネットワー
ク。 - 【請求項20】 前記過渡クランプはMOSFETデバ
イスで構成される、請求項13に記載のネットワーク。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US42701795A | 1995-04-24 | 1995-04-24 | |
US08/427017 | 1995-04-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306873A true JPH08306873A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=23693142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8100797A Withdrawn JPH08306873A (ja) | 1995-04-24 | 1996-04-23 | Esd保護ネットワーク |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5654862A (ja) |
EP (1) | EP0740344B1 (ja) |
JP (1) | JPH08306873A (ja) |
DE (1) | DE69622465T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2011163420A3 (en) * | 2010-06-24 | 2012-04-19 | Intel Corporation | A method, apparatus, and system for protecting supply nodes from electrostatic discharge |
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