JPH08306464A - コネクタ検査装置 - Google Patents

コネクタ検査装置

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Publication number
JPH08306464A
JPH08306464A JP7106284A JP10628495A JPH08306464A JP H08306464 A JPH08306464 A JP H08306464A JP 7106284 A JP7106284 A JP 7106284A JP 10628495 A JP10628495 A JP 10628495A JP H08306464 A JPH08306464 A JP H08306464A
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JP
Japan
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connector
cover
positioning
receiving member
inspection unit
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Pending
Application number
JP7106284A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nagano
勇二 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コネクタカバー13の有無に拘らずコネクタ1
の検査を可能にする。 【構成】コネクタ1を保持するコネクタ受け部材23
に、コネクタカバー13を介してコネクタ1を位置決め
する位置決め部材26を設ける。さらに、コネクタカバ
ー13のないコネクタ1が収容された際に、当該コネク
タ1を位置決め可能な第2の位置決め部材27、28を
設ける。第2の位置決め部材27、28は、コネクタカ
バー13を有するコネクタ1が位置決め部材26に収容
される際に、当該コネクタカバー13を第1の位置決め
部材26に開放する。 【効果】コネクタカバー13があるものと無いものとに
ついて、コネクタ受け部材23を兼用することができ
る。検査装置の管理や段取り換えが容易になり、経済的
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタ検査装置に関
し、より詳細には、自動車の電気系統等に用いられるコ
ネクタの導通等を検査するのに最適なコネクタ検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の電線の端部にコネクタ
を取付け、このコネクタを他のコネクタに嵌合すること
により、上記電線を他の導通部材(他の電線やピンコン
タクト等)と電気的に接続することが行われている(例
えば実開平5−81967号)。さらに、コネクタが取
り付けられる複数の電線の外周には、電線を保護するた
めのコルゲートチューブやコルゲートチューブとコネク
タとの間を覆うコネクタカバーが設けられる場合があ
る。
【0003】上述のようなコネクタの導通等を検査する
ためのコネクタ検査装置としては、コネクタを保持する
コネクタ受け部材と、保持されたコネクタに接近して、
コネクタと接合する検査部とを備えたものが一般に用い
られている。ここで、コネクタを検査するためには、上
記コネクタ受け部材によるコネクタの検査部に対する位
置決めが精緻に行われる必要がある。そこで、従来のコ
ネクタ受け部材は、検査されるべきコネクタの外形に沿
う収容面を区画しており、この収容面にコネクタを沿わ
せて、コネクタの位置決めを図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、検査されるべきコネクタは、コネクタカバーが取
り付けられていないものとコネクタカバーが取り付けら
れているものとがあり、そのそれぞれについて検査が必
要な場合がある。このようなコネクタを検査するに当た
り、コネクタカバーがあるものと無いものとについて、
個別にコネクタ受け部材を設けていたのでは、コネクタ
自身が同一種類であるにも拘らず、コネクタ検査装置の
個数が徒に増加するため、管理や段取り換えが煩雑化す
る。また不経済でもある。
【0005】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、コネクタカバーの有無に拘らず同一種のコネク
タを検査することのできるコネクタ検査装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の構成は、コネクタカバーが
取り付けられ得るコネクタを収容する凹部を区画するコ
ネクタ受け部材と、凹部内に保持されたコネクタを検査
するための検査部と、検査部とコネクタ受け部材とが相
対的に近接する近接位置と相対的に離反する離反位置と
に検査部とコネクタ受け部材との少なくとも一方を変位
する変位部材とを備え、上記コネクタ受け部材は、コネ
クタカバーが装着されたコネクタを、当該コネクタカバ
ーを介して検査部に対し位置決めする第1の位置決め部
材と、凹部内にてコネクタを位置決めする位置決め姿勢
と凹部内から退避する退避姿勢とに変位可能に構成され
ているとともに、コネクタカバーが装着されていないコ
ネクタを検査部に対し位置決めする第2の位置決め部材
とを含んでいることを特徴とするコネクタ検査装置であ
る。
【0007】また、請求項2記載の構成は、請求項1記
載のコネクタ検査装置において、上記コネクタ受け部材
は、第2の位置決め部材を位置決め姿勢に付勢するとと
もに、コネクタカバーが装着されたコネクタをコネクタ
受け部材に装着する際に、当該コネクタカバーを第1の
位置決め部材に解放するように第2の位置決め部材が退
避姿勢に変位することを許容する付勢部材をさらに含
み、上記第2の位置決め部材には、コネクタカバーが装
着されているコネクタがコネクタ受け部材に挿入される
際に、コネクタカバーに当接して、第2の位置決め部材
が退避姿勢に変位するように当該コネクタカバーの挿入
方向の力を受ける受圧面が形成されているものである。
【0008】また、請求項3記載の構成は、請求項1ま
たは2記載のコネクタ検査装置において、上記コネクタ
受け部材は、コネクタカバーが装着されたコネクタがコ
ネクタ受け部材に装着された際に、第2の位置決め部材
の変位に基づいて当該コネクタカバーを検出する検出手
段をさらに備えているものである。
【0009】また、請求項4記載の構成は、請求項1、
2、または3記載のコネクタ検査装置において、上記第
1、第2の位置決め部材は、閉塞位置と開放位置とに変
位可能に構成されているとともに弾性部材によって閉塞
位置に付勢されている可動カバーが取り付けらたコネク
タを、当該可動カバーが閉塞位置から開放位置へ変位可
能な状態でコネクタ受け部材の凹部内に位置決めするも
のであり、上記検査部は、それと相対変位可能に設けら
れ、且つ検査部から突出することにより上記近接位置に
て可動カバーを開放位置へ押込み可能な当接子と、当接
子が可動カバー側に突出するように、当接子を上記弾性
部材の付勢力よりも弱い押圧力で押込み位置に付勢する
付勢手段と、当接子が変位した位置に基づいて可動カバ
ーの合否を判定する判定手段とを含んでいるものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1記載の構成では、コネクタカバーが装
着されていないコネクタをコネクタ受け部材の凹部内に
装着する際には、第2の位置決め部材を位置決め姿勢に
変位し、コネクタ受け部材の凹部内にてコネクタを位置
決め可能にする。この状態に第2の位置決め部材を変位
しておくことにより、コネクタは、第2の位置決め部材
によって検査部に対し、位置決めされる。他方、コネク
タカバーが装着されたコネクタをコネクタ受け部材に装
着する際には、第2の位置決め部材を退避姿勢に変位し
ておく。これにより、第1の位置決め部材がコネクタカ
バーに解放される結果、コネクタは、コネクタカバーを
介して検査部に対し、第1の位置決め部材に位置決めさ
れる。
【0011】また、請求項2記載の構成では、付勢部材
により、第2の位置決め部材は、コネクタ受け部材の凹
部内にてコネクタを位置決め可能な位置決め姿勢になっ
ている。この状態で、コネクタカバーが装着されたコネ
クタをコネクタ受け部材に装着すると、コネクタカバー
が受圧面に当接し、コネクタカバーの挿入方向の力を受
けることにより、第2の位置決め部材が付勢部材の付勢
力に抗して退避する結果、第1の位置決め部材がコネク
タカバーに自動的に解放される。
【0012】また、請求項3記載の構成では、コネクタ
カバーが装着されているべきコネクタにコネクタカバー
が装着されないまま、コネクタがコネクタ受け部の凹部
に収容された場合、第2の位置決め部材が変位しなくな
る結果、コネクタカバーの未装着を検出することができ
る。請求項4記載の構成では、コネクタの可動カバーを
付勢する付勢部材が正規に取り付けられている場合、検
査部を近接位置に変位させると、当接子がカバーに当接
する。この際、付勢手段が、可動カバーの弾性部材より
も付勢力が弱いことから、当接子は、付勢手段の付勢力
に抗して検査部側へ退避する。この当接子の変位によ
り、判定手段は、可動カバーが良品であると判定する。
他方、弾性部材が装着されていない場合や、可動カバー
自身が装着されていない場合には、検査部を近接位置に
変位させた際に、付勢手段の付勢力が打ち勝って、当接
子が押込み位置に変位することになる。この結果、判定
手段は、可動カバーが不良品であると判定する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明の好まし
い実施例について詳述する。図1は、本発明の一実施例
におけるコネクタ検査装置20の分解斜視図であり、図
2は、図1の実施例に係る検査部25の要部および一部
が破断されたコネクタ1を示す斜視図である。
【0014】先ず、図2を参照して、本実施例の対象と
なるコネクタ1は、図示しない相手方のコネクタと接続
されることにより、自動車の電気配線システムに用いら
れるものであり、略直方体のブロック状に形成された本
体部11と、本体部11の外周に装着される環状の可動
カバー12とを備えている。本実施例に係るコネクタ1
は、最終的には、二点鎖線で示すコネクタカバー13が
上記本体部11に装着されるものである。
【0015】このコネクタ1の上記本体部11は、多数
の接続用キャビティ11aが端面に区画されている接続
側と、接続側ブロック部11Aに連続する電線側ブロッ
ク部11Bとを有する樹脂成形品である。接続側ブロッ
ク部11Aは、複数の切欠11bによって間仕切られて
いる。これとともに、この切欠11bが、図の上下にお
いて非対称なリブ11cを区画しており、このリブ11
cによって、接続側ブロック部11Aの種類が識別でき
るようになっている。また、接続側ブロック11Aの外
側面には、上記相手方のコネクタと嵌合する際に、当該
相手方のコネクタに形成された係合突起を係止させる係
止孔11dが形成されている。さらに、接続側ブロック
部11Aの二つの隅部には、嵌合時の上下を特定するた
めの面取り部11eが形成されている。
【0016】電線側ブロック部11Bには、接続側ブロ
ック部11Aのキャビティ11aに対応する図外の端子
金具を介して、多数の電線Wが接続されている(図7参
照)。さらに、この電線側ブロック部11Bの、幅方向
に対向する両側面の前端部には、それぞれ互いに間隔を
隔てて立設された突起11fが形成されており、この突
起11fによって、可動カバー12と係合しているとと
もに、電線側ブロック部11Bの長手方向に対向する両
側面には、弾性部材としての圧縮コイルばね14を収容
するばねホルダ11gが一体に形成されており、この圧
縮コイルばね14によって上記可動カバー12を付勢す
るようにしている。なお、上述したコネクタカバー13
は、この電線側ブロック部11Bに一体的に固定される
周知のものである。
【0017】可動カバー12は、本体部11の外郭に沿
って外周を覆う環状部材であり、その開口部12Aから
上記本体部11の接続側ブロック部11Aの先端を突出
させている。そして、可動カバー12の、幅方向に対向
する側面には、上記突起11fを嵌入させる長孔12B
が区画されている。長孔12Bは、図に示すコネクタ接
続方向Aに沿って延びており、実線で示すように、長孔
12Bの一端側に突起11fが係止している際には、接
続側ブロック11Aの外側面に形成された係止孔11d
を閉塞する位置(以下、「閉塞位置」という)にあると
ともに、他端側に突起11fが係止するように移動した
際には、上記係止孔11dを開放することができる位置
(以下、「開放位置」という)にあるようになってい
る。他方、可動カバー12の上記開口部12Aには、電
線側ブロック部11Bのばねホルダ11gに収容された
圧縮コイルばね14に対向するフランジ部12Cが区画
されており、このフランジ部12Cによって、上記圧縮
コイルばね14の付勢力を受けている。この結果、可動
カバー12は、常時、閉塞位置に付勢されている。
【0018】次に、図1ないし図5を参照して、上述の
ようなコネクタ1を嵌合するためのコネクタ検査装置2
0について詳述する。図1は、本発明の一実施例におけ
るコネクタ検査装置20の分解斜視図であり、図3は、
図1のコネクタ検査装置20の外観を示す斜視図であ
り、図4は、コネクタ受け部の右断面図であり、図5
は、コネクタ受け部の左断面図である。
【0019】本実施例のコネクタ検査装置20は、図示
しない組立図板に固定されるベース部21を備えてい
る。ベース部21は、平面視長方形に形成された金属製
板材であり、その長手方向一端面には、端板22を一体
的に備えている。ベース部21の他端側上面には、段差
21Aが設けられており、この段差21Aには、コネク
タ受け部材23が嵌め込まれた状態で図示しないビスに
より固定される。このコネクタ受け部材23には、上記
端板22側から貫通する一対のガイドボルト24が螺合
しており、このガイドボルト24によって、ベース部2
1および端板22と一体構造を構成している。
【0020】さらに、コネクタ受け部材23と端板22
との間には、上記ガイドボルト24を貫通させている検
査部25が配置されており、上記ガイドボルト24に沿
って、コネクタ受け部材23に対し接近または離反でき
るようになっている。なお、本実施例においては、コネ
クタ受け部材23と検査部25との間に圧縮コイルばね
SPが縮設されており、この圧縮コイルばねSPの付勢
力によって、検査部25は、常時、コネクタ受け部材2
3から離れる方向に付勢されている。
【0021】次に、上記コネクタ受け部材23は、上述
したコネクタ1を収容するための収容凹部23Aを区画
している樹脂成形品であり、図示しないボルトにより上
記ベース部21の一端に固定されている。収容凹部23
Aは、コネクタ1を上下に挿抜できるように、コネクタ
1の外郭に対応して上向きに開くコの字形に形成されて
いる。ここで、上述したように、コネクタ1には、コネ
クタカバー13が装着されるため、上記収容凹部23A
は、コネクタカバー13が装着されたコネクタ1を保持
可能な大きさ並びに形状に形成されている。さらに、収
容凹部23Aは、図4および図5によく示すように、コ
ネクタ1の接続側ブロック部11Aの底部を受ける底面
231と、電線側ブロック部11Bの底部を受ける底面
232とを備えており、これら底面231、232によ
ってコネクタ1を受けることにより、コネクタ1の可動
カバー12が各ブロック部11A、11Bに対し、相対
的に変位可能な状態でコネクタ1を収容できるようにな
っている。なお、図4および図5において、233は、
後述する押圧ユニット30の当接子34を挿通するため
の挿通孔である。
【0022】収容凹部23Aに収容されたコネクタ1を
後述する検査部25に対して位置決めするために、上記
コネクタ受け部材23の端面には、位置決め板26がビ
ス26Aで固定されている。位置決め板26は、コネク
タ受け部材23に収容されるコネクタ1を、当該コネク
タカバー13を介して位置決めする第1の位置決め部材
を構成するものであり、収容凹部23Aと連通する上開
きのスリット26Bを区画している。
【0023】ところで、上記コネクタ1にコネクタカバ
ー13が装着されていない場合、外寸が異なることから
コネクタ1を位置決め板26に直接当接することができ
ず、検査部25に対してコネクタ1を位置決めすること
ができない。そこで、本実施例では、一対のスライダ2
7、28を設けて、コネクタカバー13の有無に拘ら
ず、コネクタ1を精緻に位置決めできるようにしてい
る。
【0024】図1によく示すように、コネクタ受け部材
23の位置決め板26側には、収容凹部23Aと連続し
て平面視略T字形をなすスライダ収容室23Bが区画さ
れており、上記位置決め板26によって閉じられてい
る。各スライダ27、28は、このスライダ収容室23
B内にて、それぞれコネクタ受け部材23が検査部25
に対向する方向と直交する方向に対峙している。図示の
通り、各スライダ27、28は、矩形に形成された樹脂
成形品であり、その上面の対峙部分には、コネクタ1の
コネクタカバー13を受け入れる面取り部27A、28
Aが形成されている。この面取り部27A、28Aは、
後述するように、コネクタカバー13が装着されている
コネクタ1がコネクタ受け部材23に挿入される際に、
コネクタカバー13に当接して、各スライダ27、28
が退避姿勢に変位するように当該コネクタカバー13の
挿入方向の力を受ける受圧面を構成している。
【0025】スライダ収容室23Bの壁面および位置決
め板26には、各スライダ27、28が対峙する方向に
長く延びる長溝23C、26Cがそれぞれ形成されてい
る。各長溝23Cは、それぞれ対応するスライダ27、
28に臨んでいるとともに、各スライダ27、28に
は、長溝23Cに係合する突起27B、28Bが形成さ
れている。そして、各スライダ27、28は、この長溝
23C沿いに変位することにより、収容凹部23A内に
て、コネクタカバー13が装着されていないコネクタ1
を位置決めする位置決め姿勢と、収容凹部23A内から
退避する退避姿勢とに変位可能に構成されている。な
お、コネクタ受け部材23のスライダ収容室23Bを区
画する部位には、リミットスイッチSWが埋め込まれて
おり、一方のスライダ27が位置決め姿勢から退避姿勢
に変位した際にこれを検出できるようになっている。
【0026】さらに、スライダ27とコネクタ受け部材
23の間およびスライダ28とコネクタ受け部材23の
間には、それぞれ圧縮コイルばね29が縮設されてお
り、この圧縮コイルばね29によって、各スライダ2
7、28は、それぞれ位置決め姿勢に付勢されている。
図4、図5に示すように、スライダ収容室23Bを区画
する壁面の所定位置には、上記圧縮コイルばね29の端
部を受ける凹部23Eが区画されており、この凹部23
Eによって、圧縮コイルばね29の保持並びに位置決め
が図られている。
【0027】コネクタカバー13が装着されていないコ
ネクタ1がコネクタ受け部23の収容凹部23Aに装着
された場合、各スライダ27、28は、位置決め姿勢の
ままであり、その側面によって、コネクタ1を位置決め
できるようになっている(図8参照)。他方、コネクタ
カバー13が装着されているコネクタ1が収容凹部23
Aに装着された場合、各スライダ27、28は、コネク
タカバー13に直接押し込まれることによって、退避姿
勢に変位し、コネクタカバー13を位置決め板26に解
放するようになっている(図12参照)。この結果、コ
ネクタ1は、コネクタカバー13を介して位置決め板2
6に位置決めされる。
【0028】次に、検査部25は、一部が中空に形成さ
れた樹脂成形品で外郭が構成されており、コネクタ受け
部材23の方へ突出する凸部25Aが一体に形成されて
いる。凸部25Aが区画する肩部25Bの内部には、コ
ネクタ受け部材23に向かって突出する複数の押圧ユニ
ット30、31が配設されている。押圧ユニット30
は、コネクタ受け部材23に保持されたコネクタ1の可
動カバー12に対向しているとともに、押圧ユニット3
1は、コネクタ1の接続側ブロック部11Aに形成され
たキャビティ11aに対向している。そして、後述する
ように上記検査部25がコネクタ受け部材23の方へ駆
動された際に、押圧ユニット30は、コネクタ1に設け
られた可動カバーの機械的な性能を検査することができ
るとともに、押圧ユニット31は、コネクタ1の導通を
検査することができるように、それぞれ構成されてい
る。
【0029】図1の検査装置に組み込まれている検査部
の要部を示す断面略図である図6を参照して、各押圧ユ
ニット30、31は、検査部25に固定されるスリーブ
32を備えている。スリーブ32は、絶縁性材料からな
る筒体であり、その一端部には、導電性材料からなるボ
ス筒33が圧入されている。ボス筒33は、スリーブ3
2の端面に当接するフランジ部33Aを備えており、こ
のフランジ部33Aの端面33Bは、検査部25の端面
とつらいちに固定されている。
【0030】上記ボス筒33には、当接子34がスライ
ド可能に嵌入している。当接子34は、ボス筒33内に
て一部が摺動する円柱形の本体部34Aと、上記ボス筒
33の端面33Bに対向する、当該本体部34Aの途中
部に一体形成されたフランジ部34Bと、本体部34A
のボス筒33に関しフランジ部34Bと反対側の端部に
圧入された止定用フランジ34Cとを備えた導電性材料
からなる円柱体である。また、上記フランジ部34Bと
ボス筒33との間には、圧縮コイルばね35が縮設され
ている。そして、この圧縮コイルばね35の付勢力によ
り、当接子34は、常時、コネクタ1の方に向かって突
出し、ボス筒33に止定用フランジ34Cが当接するこ
とにより、その突出量が規定されている。
【0031】次に、スリーブ32の他端部には、ボス筒
36が圧入されており、このボス筒36の内周には、導
電性材料からなる有底のスリーブ37が圧入されてい
る。スリーブ37は、開口端37Aが当接子34の方に
向けられた姿勢で上記ボス筒36から底部分37Bが当
接子34と反対側に突出している。スリーブ37の内部
には、圧縮コイルばね38が収容されており、その一端
部がスリーブ37の上記底部分37Bに固定されてい
る。また、圧縮コイルばね38の他端部には、接触子3
9の基端部が固定されている。接触子39は、スリーブ
37内を摺動する一対のフランジ部39Aを備えた導電
性材料からなる円柱体であり、その先端部は、所定の隙
間Sを介して上記当接子34に対向している。そして、
スリーブ32の一端に圧入されたボス筒33と上記スリ
ーブ37とは、検出回路60に電気的に接続されてい
る。
【0032】上記検出回路60は、電源61と、判別装
置62と、電源スイッチ63と、上記押圧ユニット3
0、31とが直列に接続されたものである。判別装置6
2は、例えば、作業完了を示す周知のランプやブザー等
によって具体化されたものである。本実施例の構成で
は、押圧ユニット30および31並びに判別装置62が
直列に接続されていることから、各押圧ユニット30、
31が何れも接続されたとき、はじめて判別装置62が
作動する。
【0033】ところで、上述した各押圧ユニット30、
31のうち、コネクタ1の可動カバー12に対向してい
るもの(押圧ユニット30)は、その圧縮コイルばね3
5の付勢力が、上述したコネクタ1の圧縮コイルばね1
4による付勢力よりも充分弱く設定されている。この結
果、コネクタ1を検査するに当たり、当該可動カバー1
2を付勢する圧縮コイルばね14が正規に取り付けられ
ている場合、検査部25を近接位置に変位させ、押圧ユ
ニット30の当接子34を可動カバー12に当接させる
と、当接子34は、圧縮コイルばね35の付勢力に抗し
て検査部25側へ退避し、接触子39と接触する。この
当接子34の変位により、スリーブ33から当接子3
4、接触子39、およびスリーブ37を介して検出回路
60が閉じることにより、判別装置62は、可動カバー
12が良品であると判定(ないし表示)する。他方、圧
縮コイルばね14が装着されていない場合や、可動カバ
ー12自身が装着されていない場合には、検査部25を
近接位置に変位させた際に、圧縮コイルばね35の付勢
力が打ち勝って、当接子34が押込み位置のまま変位し
なくなる。この結果、検出回路60が閉じることはな
く、判別装置62は、可動カバー12が不良品であると
判定する。なお、上述した図6の構成は、押圧ユニット
30に関するものであるが、押圧ユニット31は、当接
子34の先端形状がコネクタ1のキャビティー11aに
対応して板状に形成されている点や、端子金具の半嵌合
を検査するために、圧縮コイルばね35の付勢力が大き
く設定されている他は、上記構成と同一であるため、残
余の説明は省略する。
【0034】図2を参照して、上述した各押圧ユニット
30、31による検査を正確に行うために、上記検査部
25の肩部25Bには、コネクタ1の面取り部11eに
沿う位置決め面を区画するリブ25Cが設けられてい
る。コネクタカバー13が装着されていないコネクタ1
が、天地逆向きに装着された場合には、このリブ25C
がコネクタ1の端面と当接することにより、検査部25
が正規の検査位置に移動できなくなる結果、作業者は、
コネクタ1の装着ミスを認識することができるようにな
っている。また、上記肩部25Bには、押圧ユニット3
1と同一方向に突出するピン25Eが設けられている。
このピン25Eは、コネクタ1の種類に対応する位置に
設けられており、正規のコネクタ1に近接した際に、当
該コネクタ1の接続側ブロック部11Aに形成された切
欠11bに嵌入できるようになっている。このため、コ
ネクタ1の種類が異なる場合、ピン25Eが例えばリブ
11cに当接する等して、検査部25が正規の検査位置
に移動できなくなる結果、作業者は、コネクタ1の装着
ミスを認識することができるようになっている。
【0035】また、各押圧ユニット30、31(特に導
通検査用の押圧ユニット31)に対し、コネクタ1を精
緻に位置決めするためには、当該コネクタ受け部材23
の収容凹部23Aを区画する各底面231、232(図
4、図5参照)にコネクタ1の対応箇所が正規に着座し
ている必要がある。そこで、本実施例においては、上記
凸部25Aに凹部25Fを設け、正規に収容されたコネ
クタ1のみが凹部25Fに入り込んで検査部25がコネ
クタ受け部材23に近接できるようになっている。即
ち、仮に、コネクタ1が収容凹部23Aから浮き上がっ
ている場合、凸部25Aがコネクタ1に当接して、検査
部25が正規の検査位置に移動できなくなる結果、作業
者は、コネクタ1が不完全に装着されていることを認識
することができるようになっている。なお、図2におい
て、25Gは、押圧ユニット31のフランジ部33A
(図6参照)の抜け止めを図るためにビス止めされた止
定板である。また、25Hは、検査部25の上面にビス
止めされたカバーである。
【0036】図1および図3を参照して、上記検査部2
5は、一対のリンクアーム41を介して、上記ベース部
21の端板22に枢支されているハンドル42と連結さ
れている。ハンドル42は、上記ガイドボルト24と直
交する軸A1回りに回動可能な基端部42Aと、基端部
42Aに連続する把手部42Bとを備えている。上記基
端部42Aには、上記リンクアーム41の一端部が軸A
2によって枢支しており、このリンクアーム41の他端
部は、上記検査部25に、軸A3によって枢支されてい
る。そして、ハンドル42を上述した軸A1回りに回動
させることにより、検査部25をコネクタ受け部材23
に対して接近/離反可能に変位できるようになってい
る。なお、上記ハンドル42およびリンクアーム41並
びにコネクタ受け部材23は、トグル機構を構成してお
り、検査部25をコネクタ受け部材23に接近させて、
コネクタ受け部材23に当接させた後、ハンドル42を
接近方向に回動させると、上記軸A1、A2、A3が概
ね一水平線上に並び、検査部25をコネクタ受け部材2
3にロックできるように構成されている。なお、図1お
よび図3において、43は、リンクアーム41の当接ピ
ンである。
【0037】次に、上記実施例の作用について図7ない
し図14を参照しながら説明する。図7ないし図10
は、コネクタカバー13が装着されていないコネクタ1
を検査する場合におけるコネクタ検査装置20の操作手
順を示す断面略図である。他方、図11ないし図14
は、コネクタカバー13が装着されているコネクタ1を
検査する場合におけるコネクタ検査装置20の操作手順
を示す断面略図である。
【0038】先ず、コネクタカバー13が装着されてい
ないコネクタ1を検査するに当たり、図7に示す初期状
態において、ハンドル42は、離反側に変位しており、
検査部25は、コネクタ受け部材23からストロークL
を隔てて離れている。図8に示すように、この状態で、
コネクタ1がコネクタ受け部材23に装着される。上述
したように、コネクタ1にコネクタカバー13が装着さ
れていない場合、コネクタ受け部材23に設けられた各
スライダ27、28は、圧縮コイルばね29の付勢力に
より、位置決め姿勢のままであり、その側面によって、
コネクタ1は位置決めコネクタ受け部材23に位置決め
される。
【0039】次に、図9に示すように、図8の状態か
ら、ハンドル42を接近方向(図9において反時計回り
方向)に回動させると、先ず、検査部25から突出する
押圧ユニット30の当接子34が可動カバー12に当接
する。次いで、図10に示すように、ハンドル42を倒
して、検査部25をコネクタ受け部材23に近接させ、
リンクアーム41が当接ピン43に当接した状態で止定
すると、導通検査用の押圧ユニット31が対応するコネ
クタ1のキャビティー11a内に入り込み(図2参
照)、内部の端子金具(図示せず)と当接する。この
際、可動カバー12を押圧する圧縮コイルばね14が正
規に取り付けられている場合、押圧ユニット30の当接
子34が検査部25側へ退避する結果、可動カバー12
が良品であると判定する。他方、圧縮コイルばね14が
装着されていない場合や、可動カバー12自身が装着さ
れていない場合には、当接子34が退避しないことか
ら、可動カバー12が不良品であると判定する。
【0040】次に、図11および図12に示すように、
コネクタカバー13が装着されているコネクタ1を検査
する場合、コネクタ1をコネクタ受け部材23に挿入す
ることにより、当該コネクタ1のコネクタカバー13が
各スライダ27、28の面取り部27A、28Aに当接
する結果、各スライダ27、28は、コネクタカバー1
3に直接押し込まれることによって、圧縮コイルばね2
9の付勢力に抗して退避姿勢に変位し、コネクタカバー
13を位置決め板26に開放する。これにより、コネク
タカバー13は、スライダ収容室23Bの底面に着座し
た状態で、位置決め板26に当接する結果、コネクタ1
は、コネクタカバー13を介して位置決め板26に位置
決めされる。この際、スライダ27が移動することによ
り、リミットスイッチSW(図1参照)が接続され、コ
ネクタカバー13が正規に取り付けられていることを検
出することが可能になる。
【0041】この状態で、図13に示すように、ハンド
ル42を接近方向(図13において反時計回り方向)に
回動させ、図14に示すように、ハンドル42を倒し
て、検査部25をコネクタ受け部材23に近接させた状
態で止定すると、上述した検査工程と同様に押圧ユニッ
ト30、31がコネクタ1の所定部分に当接し、コネク
タ1の検査を行う。
【0042】以上説明したように、本実施例の構成で
は、コネクタカバー13の有無に拘らず、コネクタ1を
検査部の要部を構成する検査部25に対して位置決めす
ることができるので、コネクタカバー13があるものと
無いものとについて、コネクタ受け部材23を兼用する
ことができる結果、コネクタ検査装置20の管理や段取
り換えが容易になり、経済的になるという顕著な効果を
奏する。
【0043】特に、本実施例の構成では、圧縮コイルば
ね29により、各スライダ27、28は、コネクタ受け
部材23の収容凹部23A内にてコネクタ1を位置決め
可能な位置決め姿勢になっているとともに、コネクタカ
バー13が装着されたコネクタ1をコネクタ受け部材2
3に装着すると、コネクタカバー13が面取り部27
A、28Aに当接して、スライダ27、28が圧縮コイ
ルばね29の付勢力に抗して退避する結果、位置決め板
26がコネクタカバー13に自動的に解放されることに
なる。このように、本実施例では、各スライダ27、2
8の変位を自動的に行うことができるので、作業性が向
上するという利点がある。
【0044】また、リミットスイッチSWによってスラ
イダ27の変位を検出することにより、コネクタカバー
13の装着忘れをも検出することができるので、より優
れた検査機能を奏することができるという利点がある。
さらに、本実施例では、押圧ユニット30を設けること
によって、コネクタ1の導通のみならず、コネクタ1に
装着された可動カバー12の機械的な性能をも検査する
ことができるので、より確実にコネクタ1の半嵌合等を
防止することができるという利点がある。
【0045】なお上述した実施例は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上記実施例に限
定されないことは云うまでもない。たとえば、上述した
実施例では、検査部25を駆動することにより、検査部
25とコネクタ受け部材23とを相対的に変位している
が、コネクタ受け部材23を駆動したり、両者をともに
変位する構成を採用してもよい。また、各スライダ2
7、28は、上述した圧縮コイルばね29で変位させる
ことが最も好ましいが、これに限らず、例えば、手動で
移動させるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の構成では、コネクタカバーの有無に拘らず、コネ
クタを検査部に対して位置決めすることができるので、
コネクタカバーがあるものと無いものとについて、コネ
クタ受け部材を兼用することができる結果、コネクタ検
査装置の管理や段取り換えが容易になり、経済的になる
という顕著な効果を奏する。
【0047】また、請求項2記載の構成では、第2の位
置決め部材の変位を自動的に行うことができるので、作
業性が向上するという利点がある。また、本発明の請求
項3記載の構成では、コネクタカバーの装着忘れをも検
出することができるので、より優れた検査機能を奏する
ことができるという利点がある。
【0048】さらに、請求項4記載の構成では、検査部
によって、コネクタの導通のみならず、コネクタに装着
された可動カバーの機械的な性能をも検査することがで
きるので、より確実にコネクタの半嵌合等を防止するこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコネクタ検査装置の
分解斜視図である。
【図2】図1の実施例に係る検査部の要部および一部が
破断されたコネクタを示す斜視図である。
【図3】図1のコネクタ検査装置の外観を示す斜視図で
ある。
【図4】コネクタ受け部の右断面図である。
【図5】コネクタ受け部の左断面図である。
【図6】図1の検査装置に組み込まれている検査部の要
部を示す断面略図である。
【図7】コネクタカバーが装着されていないコネクタを
検査する場合におけるコネクタ検査装置の操作手順を示
す断面略図である。
【図8】コネクタカバーが装着されていないコネクタを
検査する場合におけるコネクタ検査装置の操作手順を示
す断面略図である。
【図9】コネクタカバーが装着されていないコネクタを
検査する場合におけるコネクタ検査装置の操作手順を示
す断面略図である。
【図10】コネクタカバーが装着されていないコネクタ
を検査する場合におけるコネクタ検査装置の操作手順を
示す断面略図である。
【図11】コネクタカバーが装着されているコネクタを
検査する場合におけるコネクタ検査装置の操作手順を示
す断面略図である。
【図12】コネクタカバーが装着されているコネクタを
検査する場合におけるコネクタ検査装置の操作手順を示
す断面略図である。
【図13】コネクタカバーが装着されているコネクタを
検査する場合におけるコネクタ検査装置の操作手順を示
す断面略図である。
【図14】コネクタカバーが装着されているコネクタを
検査する場合におけるコネクタ検査装置の操作手順を示
す断面略図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 12 可動カバー 13 コネクタカバー 20 コネクタ検査装置 23 コネクタ受け部材 23A 収容凹部 25 検査部 26 位置決め板(第1の位置決め部材) 27 スライダ(第2の位置決め部材) 28 スライダ(第2の位置決め部材) 27A 面取り部(受圧面) 28A 面取り部(受圧面) 29 圧縮コイルばね(付勢部材) 34 当接子 41 リンクアーム(変位部材) 42 ハンドル(変位部材) A1 軸(変位部材) A2 軸(変位部材) A3 軸(変位部材) 60 検出回路 62 判別装置(判別手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタカバーが取り付けられ得るコネク
    タを収容する凹部を区画するコネクタ受け部材と、 凹部内に保持されたコネクタを検査するための検査部
    と、 検査部とコネクタ受け部材とが相対的に近接する近接位
    置と相対的に離反する離反位置とに検査部とコネクタ受
    け部材との少なくとも一方を変位する変位部材とを備
    え、 上記コネクタ受け部材は、 コネクタカバーが装着されたコネクタを、当該コネクタ
    カバーを介して検査部に対し位置決めする第1の位置決
    め部材と、 凹部内にてコネクタを位置決めする位置決め姿勢と凹部
    内から退避する退避姿勢とに変位可能に構成されている
    とともに、コネクタカバーが装着されていないコネクタ
    を検査部に対し位置決めする第2の位置決め部材とを含
    んでいることを特徴とするコネクタ検査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコネクタ検査装置におい
    て、 上記コネクタ受け部材は、第2の位置決め部材を位置決
    め姿勢に付勢するとともに、コネクタカバーが装着され
    たコネクタをコネクタ受け部材に装着する際に、当該コ
    ネクタカバーを第1の位置決め部材に解放するように第
    2の位置決め部材が退避姿勢に変位することを許容する
    付勢部材をさらに含み、 上記第2の位置決め部材には、コネクタカバーが装着さ
    れているコネクタがコネクタ受け部材に挿入される際
    に、コネクタカバーに当接して、第2の位置決め部材が
    退避姿勢に変位するように当該コネクタカバーの挿入方
    向の力を受ける受圧面が形成されているものである。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のコネクタ検査装置
    において、 上記コネクタ受け部材は、コネクタカバーが装着された
    コネクタがコネクタ受け部材に装着された際に、第2の
    位置決め部材の変位に基づいて当該コネクタカバーを検
    出する検出手段をさらに備えているものである。
  4. 【請求項4】請求項1、2、または3記載のコネクタ検
    査装置において、 上記第1、第2の位置決め部材は、閉塞位置と開放位置
    とに変位可能に構成されているとともに弾性部材によっ
    て閉塞位置に付勢されている可動カバーが取り付けらた
    コネクタを、当該可動カバーが閉塞位置から開放位置へ
    変位可能な状態でコネクタ受け部材の凹部内に位置決め
    するものであり、 上記検査部は、それと相対変位可能に設けられ、且つ検
    査部から突出することにより上記近接位置にて可動カバ
    ーを開放位置へ押込み可能な当接子と、当接子が可動カ
    バー側に突出するように、当接子を上記弾性部材の付勢
    力よりも弱い押圧力で押込み位置に付勢する付勢手段
    と、当接子が変位した位置に基づいて可動カバーの合否
    を判定する判定手段とを含んでいるものである。
JP7106284A 1995-04-28 1995-04-28 コネクタ検査装置 Pending JPH08306464A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100976739B1 (ko) * 2008-10-17 2010-08-19 (주)에이젯 반도체 디바이스를 테스트 하기 위한 컨텍터 장치 및 그 작동 방법
JP2014157660A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ導通検査装置

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