JPH08305677A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08305677A
JPH08305677A JP7109422A JP10942295A JPH08305677A JP H08305677 A JPH08305677 A JP H08305677A JP 7109422 A JP7109422 A JP 7109422A JP 10942295 A JP10942295 A JP 10942295A JP H08305677 A JPH08305677 A JP H08305677A
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充生 橘田
Akira Jitsupou
昭 実宝
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】データの入出力要求を行うプロセッサの属する
クラスタと入出力装置の属するクラスタが異なる場合に
であっても、他プロセッサに負荷をかけずにデータで入
出力を行う。 【構成】情報処理装置は、複数個のクラスタをクラスタ
間ネットワーク4で接続して構成される。クラスタは、
複数個のプロセッサで共有する共有メモリと、ローカル
ネッワークと、入出力装置と、データ転送処理装置から
構成され、プロセッサはクラスタ判別手段と、命令転送
手段を具備する。データ転送処理装置15は、命令格納
手段151と、命令解読手段152と、共有メモリアク
セス手段154と、データ転送手段155と、転送バッ
ファ157と、転送バッファ制御手段158と、転送制
御手段153と、終了通知手段156から構成され、異
なるクラスタ上のプロセッサからの入出力命令の処理を
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置、特に複数
のプロセッサと、複数プロセッサ間を結ぶローカルネッ
トワークと、ローカルネットワークに接続し複数のプロ
セッサ間で共有する共有メモリと、ローカルネットワー
クと入出力装置に接続するデータ転送処理装置から構成
されるクラスの複数個をクラスタ間ネットワークで接続
した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の情報処理装置におけるプ
ロセッサは、図8に示すように、要求された入出力命令
で指定されたクラスタ識別子から自クラスタか他クラス
タかを判断するクラスタ判別手段311と、要求された
入出力命令が他クラスタに属する入出力装置に対する場
合に他クラスタ内のプロセッサを選択するプロセッサ選
択手段312と、入出力命令をプロセッサ間リクエスト
として転送する命令転送手段313と、他プロセッサか
ら転送されたリクエストを格納する他プロセッサリクエ
スト格納手段317と、他プロセッサリクエスト格納手
段317からリクエストを読み出し解読を行うリクエス
ト解読手段316と、リクエスト解読手段316の解読
結果より他クラスタの入出力命令であった場合、自クラ
スタ内の共有メモリに入出力バッファを移動するバッフ
ァ移動手段319と、入出力命令を変更し入出力命令を
データ転送処理装置に発行する入出力命令発行手段31
8と、リクエストの終了を要求元プロセッサに通知する
終了通知手段320と、リクエスト解読手段316の指
示によりバッファ移動手段319と、入出力命令発行手
段と終了通知手段を制御するリクエスト制御手段315
と、ローカルネットワークのインタフェースを制御する
ローカルネットワークポート部314とを有する。
【0003】また、データ転送処理装置は、図7に示す
ように、自クラスタ内のプロセッサから送られてくるあ
るクラスタの共有メモリから別のクラスタの共有メモリ
への転送を指示する転送命令または接続する入出力装置
に対する入出力命令を格納する命令格納手段352と、
命令格納手段352から転送命令を読み出し解読を行う
命令解読手段353と、自クラスタの共有メモリからの
読み出し及び共有メモリへの書き込みを行う共有メモリ
アクセス手段356と、クラスタ間ネットワーク或いは
入出力装置とデータ転送を行うデータ転送手段359
と、命令解読手段353の指示により共有メモリアクセ
ス手段356とデータ転送手段359を制御する転送制
御手段357と、転送の終了を検出しその報告を行う終
了通知手段358と、ローカルネットワークのインタフ
ェースを制御するローカルネットワークポート部351
と、クラスタ間ネットワークのインタフェースを制御す
るクラスタ間ネットワークポート部354とを有する。
【0004】まず、プロセッサは、要求された入出力命
令をクラスタ判別手段311により自クラスタ内の入出
力装置に対するものか他クラスタの入出力装置に対する
ものか判断する。ここで入出力命令が他クラスタに属す
る入出力装置に対する場合、入出力命令で指定されたク
ラスタ識別子が示すクラスタ内のプロセッサからプロセ
ッサ選択手段312が一台のプロセッサを選択し、命令
転送手段313により選択した他クラスタ内のプロセッ
サに入出力命令をプロセッサ間リクエストとしてローカ
ルネットワークポート部351経由でローカルネットワ
ークに転送する。このプロセッサ間リクエストはローカ
ルネットワークからデータ転送処理装置内のローカルネ
ットワークポート部351、クラスタ間ネットワークポ
ート部354を経由してクラスタ間ネットワークに渡
り、さらに要求先のクラスタ内のデータ転送処理装置、
ローカルネットワークを経由して選択されたプロセッサ
に転送される。
【0005】選択されたプロセッサは要求元プロセッサ
からのプロセッサ間リクエストをローカルネットワーク
ポート部351経由でプロセッサリクエスト格納手段3
17に受け取る。リクエスト解読手段316は、他プロ
セッサリクエスト格納手段317からプロセッサ間リク
エストを読み出しリクエストを解読する。例えば、リク
エストが入出力装置からのデータの読み出しである場
合、入出力命令発行手段318は入出力命令で指定され
る自クラスタ内の共有メモリ内バッファを入出力装置か
らのデータ転送用入力バッファとして入出力命令の変更
を行うとともに自クラスタ内のデータ転送処理装置に入
出力命令を発行する。データ転送処理装置は、前記入出
力命令をローカルネットワークポート部351経由で命
令格納手段352に受け取る。命令解読手段353は、
命令格納手段352から入出力命令を読み出し解読す
る。転送制御手段357は、命令解読手段353から入
出力装置番号、入力データアドレス、入力データ長、共
有メモリ書き込み開始アドレス等の情報を受け取り、デ
ータ転送手段359に対して入出力装置からのデータ転
送を指示する。データ転送手段359は指示された入出
力装置からデータを読み出し、読み出したデータを共有
メモリアクセス手段にわたすとともに、読み出し完了を
転送制御手段357に通知する。
【0006】次いで、転送制御手段357は、共有メモ
リアクセス手段356に対して、データ転送手段359
から共有メモリアクセス手段356に送られて来たデー
タを共有メモリに書き込む指示を出す。共有メモリアク
セス手段356は、この指示により、共有メモリに書き
込むとともに、書き込み終了を転送制御手段357に通
知する。転送制御手段357は、本通知を要求元プロセ
ッサ番号とともに終了通知手段358に報告し、終了通
知手段358は要求元プロセッサに入出力命令の終了を
報告する。
【0007】終了通知を受けたプロセッサは、次に、バ
ッファ移動手段319により、自クラスタ内の共有メモ
リ上の入力バッファから要求元クラスタ内の共有メモリ
上の入力バッファへデータを転送する転送命令をデータ
転送処理装置に発行する。
【0008】データ転送処理装置は、自クラスタ内のプ
ロセッサからデータ転送命令を命令格納手段352に受
け取る。命令解読手段353は、命令格納手段352か
ら転送命令を読みし命令を解読する。転送制御手段35
7は、命令解読手段353から自クラスタの読み出し開
始アドレス、転送長、別クラスタの書き込み開始アドレ
ス等の情報を受け取り、データ転送処理単位毎に共有メ
モリアクセス手段356に対して共有メモリ読み出し指
示を出す。共有メモリアクセス手段356は、読み出し
たデータをデータ転送手段359に渡すとともに、読み
出し完了を転送制御手段357に通知する。
【0009】次いで、転送制御手段357は、データ転
送手段359に対して、共有メモリアクセス手段356
からデータ転送手段359に送られて来たデータをクラ
スタ間ネットワーク80に送出するよう指示を出す。こ
の時、クラスタ識別子、別のクラスタへの書き込みアド
レス、転送長、別のクラスタのデータ転送処理装置への
動作指示等が付加される。データ転送手段359は、こ
の指示により、クラスタ間ネットワーク80にデータを
送出し、クラスタ間ネットワーク80は、クラスタ識別
子で示される別のクラスタのデータ転送処理装置に転送
する。
【0010】そして、別のクラスタのデータ転送処理装
置は、データ転送手段359で受け取ったデータから付
加情報を分離し転送制御手段357に移す。転送制御手
段357は、この情報により、データ転送手段359内
のデータを共有メモリに書き込むようにデータ転送手段
359及び共有メモリアクセス手段356に指示する。
データ転送手段359は、この指示により、書き込みデ
ータを読み出し共有メモリアクセス手段356に渡す。
共有メモリアクセス手段356は、データ転送手段35
9から送られてくる書き込みデータを共有メモリに書き
込み、転送制御手段357に書き込みの終了を通知す
る。
【0011】転送制御手段357は本通知を要求元クラ
スタ番号とともに、終了通知手段358に報告する。終
了通知手段358は要求元クラスタのデータ転送処理装
置のデータ制御手段359に転送の終了をクラスタ間ネ
ットワーク80経由で通知する。要求元クラスタのデー
タ転送処理装置は、転送制御手段357で受け取った終
了通知を終了通知手段358に要求元プロセッサ番号と
ともに報告し、終了通知手段358がデータ転送命令要
求元プロセッサに通知する。本通知により、プロセッサ
は、リクエスト要求元プロセッサに対して、クラスタ間
ネットワーク80経由で終了を通知する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この従来の情報処理装
置では、あるプロセッサから他クラスタに属する入出力
装置に対してのデータの入出力を行う場合、入出力装置
の属するクラスタ内のプロセッサを使用して入出力処理
を行うため、処理が煩雑となり転送性能が直接行う場合
に比べて悪化し、また、入出力装置の属するクラスタで
のアプリケーションプログラムの実行に対しても性能が
低下するという欠点がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、複数の
プロセッサと、複数プロセッサ間を結ぶローカルネット
ワークと、ローカルネットワークに接続し複数のプロセ
ッサ間で共有する共有メモリと、ローカルネットワーク
と入出力装置に接続するデータ転送処理装置から構成さ
れるクラスタの複数個をクラスタ間ネットワークで接続
した情報処理装置において、各プロセッサには入出力命
令が自クラスタ内の入出力装置に対する命令か、他クラ
スタの入出力装置に対する命令かを判別するクラスタ判
別手段と、他クラスタへの入出力命令の場合、入出力命
令をクラスタ間ネットワーク経由で入出力命令で指定さ
れた入出力装置と同じクラスタのデータ転送処理装置に
転送する命令転送手段を具備し、また、データ転送処理
装置には、他クラスタのプロセッサからの命令を格納す
る命令格納手段と、前記命令格納手段から命令を取り出
して解読する命令解読手段と、自クラスタの共有メモリ
からの読み出し及び共有メモリへの書き込みを行う共有
メモリアクセス手段と、クラスタ間ネットワーク或いは
入出力装置とデータ転送を行うデータ転送手段と、前記
共有メモリアクセス手段とデータ転送手段との間で他ク
ラスタ転送用のデータを格納する転送バッファと、転送
バッファへの書き込み及び読み出しを制御する転送バッ
ファ制御手段と、前記命令解読手段の指示により前記共
有メモリアクセス手段、データ転送手段及び転送バッフ
ァ制御手段の制御を行う転送制御手段と、転送の終了を
検出しその報告を行う終了通知手段を設けたことを特徴
とする。
【0014】第2の本発明は、複数のプロセッサと、複
数プロセッサ間を結ぶローカルネットワークと、ローカ
ルネットワークに接続し複数のプロセッサ間で共有する
共有メモリと、ローカルネットワークと入出力装置に接
続するデータ転送処理装置から構成されるクラスタの複
数個をクラスタ間ネットワークえ接続した情報処理装置
において、各プロセッサに入出力命令が自クラスタ内の
入出力装置に対する命令か、他クラスタの入出力装置に
対する命令かを判別するクラスタ判別手段と、他クラス
タへの入出力命令の場合、入出力命令に自クラスタ内の
共有メモリ上のデータとパラメタを入出力命令で指定さ
れた他クラスタ内の共有メモリ上のバッファに転送する
データ転送指示を付加する複合命令生成手段と、前記複
合命令をクラスタ間ネットワーク経由で入出力命令で指
定された入出力装置と同じクラスタのデータ転送処理装
置に転送する命令転送手段を具備し、また、データ転送
処理装置に他クラスタのプロセッサからの命令を格納す
る命令格納手段と、前記命令格納手段から命令を取り出
して解読する命令解読手段と、自クラスタの共有メモリ
からの読み出し及び共有メモリへの書き込みを行う共有
メモリアクセス手段と、クラスタ間ネットワーク或いは
入出力装置とデータ転送を行うデータ転送手段と、前記
命令解読の指示により前記共有メモリアクセス手段及び
データ転送手段の制御を行う転送制御手段と、転送の終
了を検出しその報告を行う終了通知手段を設けたことを
特徴とする。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図4は、本発明が適用される情報処理装置
のブロック図であり、クラスタ間ネットワーク4で接続
された複数のクラスタ1から構成される。クラスタ1
は、図3に示すように、複数のプロセッサ11と、複数
個のプロセッサ11で共有する共有メモリ13と、複数
のプロセッサ11及び共有メモリ13とインタフェース
を持つローカルネットワーク12と、ローカルネットワ
ーク12とクラスタ間ネットワーク4及び複数個の入出
力装置14の間に位置し、自クラスタ内の共有メモリ1
3と他のクラスタの共有メモリ13及び自クラスタの共
有メモリ13と自クラスタ内の入出力装置14の間のデ
ータ転送を制御するデータ転送処理装置15から構成さ
れる。
【0017】図1と図2は、第1の本発明の一実施例の
データ転送処理装置とプロセッサのブロック図である。
【0018】プロセッサ11は、図2に示すように、入
出力命令が自クラスタ内の入出力装置14に対する命令
か、他クラスタの入出力装置14に対する命令かを判別
するクラスタ判別手段111と、他クラスタへの入出力
命令の場合、入出力命令をクラスタ間ネットワーク4経
由で入出力命令で指定された入出力装置14と同じクラ
スタのデータ転送処理装置15に転送する命令転送手段
112と、ローカルネットワーク12とのインタフェー
スを制御するローカルネットワークポート部113とを
具備する。
【0019】データ転送処理装置15は、図1に示すよ
うに、他クラスタのプロセッサ11からの命令を格納す
る命令格納手段151と、命令格納手段151から命令
を取り出して解読する命令解読手段152と、自クラス
タの共有メモリ13からの読み出し及び共有メモリ13
への書き込みを行う共有メモリアクセス手段154と、
クラスタ間ネットワーク4或いは入出力装置14とデー
タ転送を行うデータ転送手段155と、共有メモリアク
セス手段154とデータ転送手段155との間で他クラ
スタ転送用のデータを格納する転送バッファ157と、
転送バッファ157への書き込み及び読み出しを制御す
る転送バーファ制御手段158と、命令解読手段152
の指示により共有メモリアクセス手段154、データ転
送手段155及び転送バッファ制御手段158の制御を
行う転送制御手段153と、転送の終了を検出しその報
告を行う終了通知手段156と、ローカルネットワーク
12とのインタフェースを制御するローカルネットワー
クポート部159と、クラスタ間ネットワーク4とのイ
ンタフェースを制御するクラスタ間ネットワークポート
部160とから構成される。
【0020】先ず、入出力命令が他クラスタの入出力装
置14からのデータの読み出しを命ずる内容のものであ
る場合についての動作について説明する。
【0021】プロセッサ11は、要求された入出力命令
を、クラスタ判別手段111により、自クラスタ内の入
出力装置14に対するものか他クラスタの入出力装置1
4に対するものかを入出力命令で指定されたクラスタ識
別子により判断する。ここで、入出力命令が他クラスタ
(以後、クラスタC0、要求元クラスタをクラスタC1
とする)に属する入出力装置14に対してである場合、
命令転送手段112によりローカルネットワークポート
部113経由でローカルネットワーク12に他クラスタ
への入出力命令として転送する。この入出力命令はロー
カルネットワーク12からデータ転送処理装置15内の
ローカルネットワークポート部159、クラスタ間ネッ
トワークポート部160を経由してクラスタ間ネットワ
ーク4に渡り、さらにクラスタC0内のデータ転送処理
装置15に転送される。
【0022】他クラスタC0内のデータ転送処理装置1
5は、転送されてきた命令をクラスタ間ネットワークポ
ート部160及びローカルネットワークポート部159
経由で命令格納手段151に受け取る。命令格納手段1
51に格納された入出力命令は、命令解読手段152に
より読み出され解読される。命令解読手段152は、命
令を解読した結果、転送制御手段153に対して、入力
装置番号、入力データアドレス、データ長等の情報とと
もに入出力装置14からのデータの読み出しと転送バッ
ファ157への書き込みを指示する。
【0023】転送制御手段153は、データ転送手段1
55に対して、指定された入出力装置14からのデータ
を転送単位で読み出し、読み出した転送単位のデータを
転送バッファ制御手段158に転送するように指示す
る。次いで、転送制御手段153は、転送バッファ制御
手段158に対して、データ転送手段155から転送バ
ッファ制御手段158に送られて来た転送単位のデータ
を転送バッファ157に書き込む指示を出す。
【0024】データ転送手段155は指示された入出力
装置14からデータを転送単位で読み出し、読み出した
転送単位のデータを転送バッファ制御手段158に渡
す。全てのデータを読み出すと、読み出し完了を転送制
御手段153に通知する。転送バッファ制御手段158
は、この指示により、データ転送手段155からのデー
タを受け取り転送バッファ157に書き込むとともに、
全てのデータを書き込み、書き込み終了を転送制御手段
153に通知する。
【0025】次に、命令解読手段152は、転送制御手
段153に対して転送バッファ157からデータをクラ
スタ間ネットワーク4に転送するように転送指示を送出
する。転送制御手段153は、転送バッファ制御手段1
58に対して転送バッファ157からデータを読み出
し、読み出したデータをデータ転送手段155に転送す
るように指示をする。次いで、転送制御手段153は、
データ転送手段155に対して、他クラスタの転送制御
手段153の動作指示(送りつけたデータを共有メモリ
に書き込む指示、書き込みアドレス、転送長等)及び転
送先クラスタ識別子等を転送バッファ制御手段158か
ら送出されるデータに付加してクラスタ間ネットワーク
ポート部160経由でクラスタ間ネットワーク4に送出
するよう指示する。
【0026】転送バッファ制御手段158は、転送バッ
ファ157から読み出したデータをデータ転送手段15
5に送る。データ転送手段155は、まず、上述の動作
指示と転送先クラスタ識別子(クラスタC1のクラスタ
識別子)等をクラスタ間ネットワークポート部160経
由でクラスタ間ネットワーク4に送り、次ぎに、転送バ
ッファ制御手段158からのデータを受け取り、クラス
タ間ネットワークポート部160経由でクラスタ間ネッ
トワーク4に送る。
【0027】クラスタ間ネットワーク4は、このデータ
をクラスタ識別子で示される他クラスタC1のデータ転
送処理装置15に転送する。そして、他クラスタC1の
データ転送処理装置15は、クラスタ間ネットワークポ
ート部160経由によりデータ転送手段155で受け取
ったデータから付加情報を分離し転送制御手段153に
移す。転送制御手段153は、この情報により、データ
転送手段155内のデータを共有メモリ13に書き込む
ようにデータ転送手段155及び共有メモリアクセス手
段154に指示する。データ転送手段155は、この指
示により、書き込みデータを読み出し共有メモリアクセ
ス手段154に渡す。共有メモリアクセス手段154
は、データ転送手段155から送られてくる書き込みデ
ータをローカルネットワークポート部159経由でロー
カルネットワーク12を介して共有メモリ13に書き込
み、転送制御手段153に書き込みの終了を通知する。
【0028】転送制御手段153は本通知を要求元クラ
スタ番号とともに、終了通知手段156に報告する。終
了通知手段156は要求元クラスタC0のデータ転送処
理装置15の転送制御手段153に転送の終了をクラス
タ間ネットワーク4経由で通知する。要求元クラスタC
0のデータ転送処理装置15は、転送制御手段343で
受け取った終了通知を終了通知手段156に要求元プロ
セッサ番号とともに報告し、終了通知手段156がデー
タ転送命令要求元プロセッサ11に通知する。
【0029】図5と図6は、第2の本発明の一実施例の
データ転送処理装置とプロセッサのブロック図である。
本実施例においても、図3と図4に示したクラスタと情
報処理装置のブロック図は、そのまま使用できる。
【0030】本実施例におけるプロセッサ21は、図6
に示すように、入出力命令が自クラスタ内の入出力装置
24に対する命令か、他クラスタの入出力装置24に対
する命令かを判別するクラスタ判別手段211と、他ク
ラスタへの入出力命令の場合、入出力命令に自クラスタ
内の共有メモリ23上のデータのパラメタを入出力命令
で指定された他クラスタ内の共有メモリ23上のバッフ
ァに転送するデータ転送指示を付加する複合命令生成手
段212と、複合命令をクラスタ間ネットワーク40経
由で入出力命令で指定された入出力装置24と同じクラ
スタのデータ転送処理装置25に転送する命令転送手段
213と、ローカルネットワーク22のインタフェース
を制御するローカルネットワークポート部214とを具
備する。
【0031】データ転送処理装置25は、図5に示すよ
うに、他クラスタのプロセッサ21からの命令を格納す
る命令格納手段252と、命令格納手段252から命令
を取り出して解読する命令解読手段253と、自クラス
タの共有メモリ23からの読み出し及び共有メモリ23
への書き込みを行う共有メモリアクセス手段255と、
クラスタ間ネットワーク40或いは入出力装置24とデ
ータ転送を行うデータ転送手段258と、命令解読25
3の指示により前記共有メモリアクセス手段255及び
データ転送手段258の制御を行う転送制御手段256
と、転送の終了を検出しその報告を行う終了通知手段2
57と、ローカルネットワーク22のインタフェースを
制御するローカルネットワークポート部251と、クラ
スタ間ネットワーク40のインタフェースを制御するク
ラスタ間ネットワークポート部254とから構成され
る。
【0032】先ず、入出力命令が他クラスタの入出力装
置24からのデータの読み出しを命ずる内容のものであ
る場合についての動作について説明する。
【0033】プロセッサ21は、要求された入出力命令
をクラスタ判別手段211により、自クラスタ内の入出
力装置24に対するものか他クラスタの入出力装置24
に対するものかを入出力命令で指定されたクラスタ識別
子により判断する。ここで、入出力命令が他クラスタ
(以後、クラスタC0、要求元クラスタをクラスタC1
とする)に属する入出力装置24に対しかつ入出力装置
24からのデータの読み出しである場合、複合命令生成
手段212はクラスタ判別手段211の指示で入出力命
令で指定されたパラメタをクラスタC1から入出力命令
で指定されるクラスタC0内の共有メモリ23上のバッ
ファへの移動とデータをクラスタC0の共有メモリ23
上のバッファへ転送後クラスタC1の共有メモリ23上
の入出力命令で指定された入力データバッファへのデー
タ転送の指示を入出力命令に付加し、命令転送手段21
3にからローカルネットワークポート部214経由でロ
ーカルネットワーク22に他クラスタへの入出力命令と
して転送する。この入出力命令はローカルネットワーク
22からデータ転送処理装置25内のローカルネットワ
ークポート部251クラスタ間ネットワークポート部2
54を経由してクラスタ間ネットワーク40に渡り、さ
らにクラスタC0内のデータ転送処理装置25に転送さ
れる。
【0034】他クラスタC0内のデータ転送処理装置2
5は、転送されてきた命令をクラスタ間ネットワークポ
ート部254及びローカルネットワークポート部251
経由で命令格納手段252に受け取る。命令格納手段2
52に格納された入出力命令は、命令解読手段253に
より読み出され解読される。命令解読手段253は、命
令を解読した結果、転送制御手段256に対して前記パ
ラメタの移動のため、クラスタC1の共有メモリ22か
らデータを読み出し指示をクラスタ間ネットワークポー
ト部254経由でクラスタ間ネットワーク40に転送
し、転送されたデータを共有メモリ23に書き込むよう
に転送指示を送出する。
【0035】転送制御手段256は、データ転送手段2
58に対して、クラスタC1の転送制御手段256の動
作指示(共有メモリ22からの読み出し指示、読み出し
開始アドレス、転送長等)及び転送先クラスタC1のク
ラスタ識別子等をクラスタ間ネットワーク40に送出す
るように指示し、データ転送手段258は、クラスタ間
ネットワーク40にクラスタ間ネットワークポート部2
54経由で前記動作指示とクラスタ識別子等を送る。
【0036】クラスタ間ネットワーク40は、クラスタ
識別子の示すクラスタC1に対して前記動作指示等を送
出する。動作指示をデータ転送処理装置25のクラスタ
間ネットワークポート部254経由で転送制御手段25
6で受け取り、転送制御手段256が、共有メモリアク
セス手段255により共有メモリ23からパラメタを読
み出し、データ転送手段258により、読み出しデータ
をクラスタ間ネットワーク40経由で要求元のクラスタ
C0内のデータ転送処理装置25に送出する。ここで、
クラスタ間ネットワーク40へは読み出しデータととも
に要求元クラスタC0のクラスタ識別子等が付加され、
データ転送手段258からクラスタ間ネットワークポー
ト部254経由で送出される。クラスタ間ネットワーク
40経由で読み出しデータを受け取ったクラスタC0の
データ転送処理装置25は、転送制御手段256が共有
メモリアクセス手段255に共有メモリ23への書き込
み指示を行い、共有メモリ23に読み出されたパラメタ
が書き込まれる。
【0037】次に、命令解読手段253は、転送制御手
段256に対して、入力装置番号、入力データアドレ
ス、データ長、共有メモリ書き込み開始アドレス等の情
報とともに入出力装置24からのデータの読み出しと共
有メモリ23への書き込みを指示する。転送制御手段2
56は、データ転送手段258に対して、指定された入
出力装置24からのデータを読み出し、読み出したデー
タを共有メモリアクセス手段255に転送するように指
示する。
【0038】データ転送手段258は指示された入出力
装置24からデータを読み出し、読み出したデータを共
有メモリアクセス手段255に渡すとともに、読み出し
完了を転送制御手段256に通知する。次いで、転送制
御手段256は、共有メモリアクセス手段255に対し
て、データ転送手段258から共有メモリアクセス手段
255に送られて来たデータを共有メモリ23に書き込
む指示を出す。共有メモリアクセス手段255は、この
指示により、ローカルネットワークポート部251経由
で共有メモリ23に書き込むとともに、書き込み終了を
転送制御手段256に通知する。
【0039】最後に、命令解読手段253は、転送制御
手段256に対して、自クラスタC0内の入力バッファ
からクラスタC1の共有メモリ23へデータを転送する
ため、共有メモリ23からデータを読み出してクラスタ
間ネットワーク40に転送するように転送指示を出す。
転送制御手段256は、命令解読手段253から読み出
し開始アドレス、転送長、他クラスタC1の書き込み開
始アドレス等の情報を受け取り、データ転送処理単位毎
に共有メモリアクセス手段255に対して共有メモリ2
3読み出し指示を出す。共有メモリアクセス手段255
は、ローカルネットワークポート部251経由で読み出
したデータをデータ転送手段258に渡すとともに、読
み出し完了を転送制御手段256に通知する。
【0040】次いで、転送制御手段256は、データ転
送手段258に対して、共有メモリアクセス手段255
からデータ転送手段258に送られて来たデータをクラ
スタ間ネットワークポート部254経由でクラスタ間ネ
ットワーク40に送出するよう指示を出す。この時、ク
ラスタ識別子、他クラスタC1への書き込みアドレス、
転送長、他クラスタC1のデータ転送処理装置25への
動作指示等が付加される。
【0041】データ転送手段258は、この指示によ
り、クラスタ間ネットワークポート部254経由でクラ
スタ間ネットワーク40にデータを送出し、クラスタ間
ネットワーク40は、クラスタ識別子で示される他クラ
スタC1のデータ処理装置25に転送する。そして、他
クラスタC1のデータ転送処理装置25は、クラスタ間
ネットワークポート部254経由でデータ転送手段25
8で受け取ったデータから付加情報を分離し転送制御手
段256に移す。転送制御手段256は、この情報によ
り、データ転送手段258内のデータを共有メモリ23
に書き込むようにデータ転送手段258及び共有メモリ
アクセス手段255に指示する。データ転送手段258
は、この指示により、書き込みデータを読み出し共有メ
モリアクセス手段255に渡す。
【0042】共有メモリアクセス手段255は、データ
転送手段258から送られてくる書き込みデータをロー
カルネットワークポート部251経由でローカルネット
ワーク22を介して共有メモリ23に書き込み、転送制
御手段256に書き込みの終了を通知する。転送制御手
段256は本通知を要求元クラスタ番号とともに、終了
通知手段257に報告する。終了通知手段257は要求
元クラスタC0のデータ転送処理装置25の転送制御手
段256に転送の終了をクラスタ間ネットワークポート
部254、クラスタ間ネットワーク40経由で通知す
る。要求元クラスタC0のデータ転送処理装置25は、
転送制御手段256で受け取った終了通知を終了通知手
段257に要求元プロセッサ番号とともに報告し、終了
通知手段257がデータ転送命令要求元プロセッサ21
にクラスタ間ネットワーク40経由で通知する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報処理装
置は、あるクラスタのプロセッサから全てのクラスタの
入出力装置に対して他クラスタのプロセッサの入出力処
理を必要とせずに、入出力が可能となる。このため、あ
るクラスタをフロントエンドクラスタとした時、システ
ム内の全ての入出力装置を直接フロントエンドクラスタ
から集中制御でき、バックエンドクラスタの負荷を軽減
し、情報処理装置全体の性能が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明におけるデータ転送処理装置のブ
ロック図である。
【図2】第1の本発明におけるプロセッサのブロック図
である。
【図3】本発明が適用されるクラスタのブロック図であ
る。
【図4】本発明が適用される情報処理装置のブロック図
である。
【図5】第2の本発明におけるデータ転送処理装置のブ
ロック図である。
【図6】第2の本発明におけるプロセッサのブロック図
である。
【図7】従来例におけるデータ転送処理装置のブロック
図である。
【図8】従来例におけるプロセッサのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 クラスタ 4,40,80 クラスタ間ネットワーク 11,21,31 プロセッサ 13 共有メモリ 12,22,32 ローカルネットワーク 14 入出力装置 15 データ転送処理装置 111,211,311 クラスタ判別手段 212 複合命令生成手段 112,213,313 命令転送手段 113,214,314 ローカルネットワークポー
ト部 312 プロセッサ選択手段 315 リクエスト制御手段 316 リクエスト解読手段 317 他プロセッサリクエスト格納手段 318 入出力命令発行手段 319 バッファ移動手段 320 終了通知手段 159,251,351 ローカルネットワークポー
ト部 151,252,352 命令格納手段 152,253,353 命令解読手段 153,256,357 転送制御手段 154,255,356 共有メモリアクセス手段 155,258,359 データ転送手段 156,257,358 終了通知手段 160,254,354 クラスタ間ネットワークポ
ート部 157 転送バッファ 158 転送バッファ制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサと、複数プロセッサ間
    を結ぶローカルネットワークと、ローカルネットワーク
    に接続し複数のプロセッサ間で共有する共有メモリと、
    ローカルネットワークと入出力装置に接続するデータ転
    送処理装置から構成されるクラスタの複数個をクラスタ
    間ネットワークで接続した情報処理装置において、 各プロセッサには入出力命令が自クラスタ内の入出力装
    置に対する命令か、他クラスタの入出力装置に対する命
    令かを判別するクラスタ判別手段と、他クラスタへの入
    出力命令の場合、入出力命令をクラスタ間ネットワーク
    経由で入出力命令で指定された入出力装置と同じクラス
    タのデータ転送処理装置に転送する命令転送手段を具備
    し、 また、データ転送処理装置には、他クラスタのプロセッ
    サからの命令を格納する命令格納手段と、前記命令格納
    手段から命令を取り出して解読する命令解読手段と、自
    クラスタの共有メモリからの読み出し及び共有メモリへ
    の書き込みを行う共有メモリアクセス手段と、クラスタ
    間ネットワーク或いは入出力装置とデータ転送を行うデ
    ータ転送手段と、前記共有メモリアクセス手段とデータ
    転送手段との間で他クラスタ転送用のデータを格納する
    転送バッファと、転送バッファへの書き込み及び読み出
    しを制御する転送バッファ制御手段と、前記命令解読手
    段の指示により前記共有メモリアクセス手段、データ転
    送手段及び転送バッファ制御手段の制御を行う転送制御
    手段と、転送の終了を検出しその報告を行う終了通知手
    段を設けたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 複数のプロセッサと、複数プロセッサ間
    を結ぶローカルネットワークと、ローカルネットワーク
    に接続し複数のプロセッサ間で共有する共有メモリと、
    ローカルネットワークと入出力装置に接続するデータ転
    送処理装置から構成されるクラスタの複数個をクラスタ
    間ネットワークで接続した情報処理装置において、 各プロセッサに入出力命令が自クラスタ内の入出力装置
    に対する命令か、他クラスタの入出力装置に対する命令
    かを判別するクラスタ判別手段と、他クラスタへの入出
    力命令の場合、入出力命令に自クラスタ内の共有メモリ
    上のデータとパラメタを入出力命令で指定された他クラ
    スタ内の共有メモリ上のバッファに転送するデータ転送
    指示を付加する複合命令生成手段と、前記複合命令をク
    ラスタ間ネットワーク経由で入出力命令で指定された入
    出力装置と同じクラスタのデータ転送処理装置に転送す
    る命令転送手段を具備し、 また、データ転送処理装置に他クラスタのプロセッサか
    らの命令を格納する命令格納手段と、前記命令格納手段
    から命令を取り出して解読する命令解読手段と、自クラ
    スタの共有メモリからの読み出し及び共有メモリへの書
    き込みを行う共有メモリアクセス手段と、クラスタ間ネ
    ットワーク或いは入出力装置とデータ転送を行うデータ
    転送手段と、前記命令解読の指示により前記共有メモリ
    アクセス手段及びデータ転送手段の制御を行う転送制御
    手段と、転送の終了を検出しその報告を行う終了通知手
    段を設けたことを特徴とする情報処理装置。
JP7109422A 1995-05-08 1995-05-08 情報処理装置 Expired - Lifetime JP2766216B2 (ja)

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EP0742520A2 (en) 1996-11-13
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