JPH08305316A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH08305316A
JPH08305316A JP11486295A JP11486295A JPH08305316A JP H08305316 A JPH08305316 A JP H08305316A JP 11486295 A JP11486295 A JP 11486295A JP 11486295 A JP11486295 A JP 11486295A JP H08305316 A JPH08305316 A JP H08305316A
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control signal
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Toshihiko Sugimura
俊彦 杉村
Manabu Matsuura
学 松浦
Yutaka Yoneda
裕 米田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 マトリクス状に配された表示画素を有する液
晶表示素子1を駆動するソースドライバ2と、クロック
信号の入力によってソースドライバ2を駆動するタイミ
ング信号を生成する分周回路4と、映像信号の垂直およ
び水平ブランキング期間が検知されるとクロック信号選
択回路14に制御振動を同期して制御信号を出力する制
御信号生成回路13と、制御信号生成回路13からの制
御信号の入力によって、上記分周回路4に供給するクロ
ック信号を停止させるクロック信号選択回路14とが設
けられている。 【効果】 映像信号の垂直および水平ブランキング期間
におけるソースドライバ2の動作を停止させることがで
き、この結果、装置全体における消費電力を大幅に削減
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マトリクス状に配置さ
れた表示画素を有する画像表示素子を備えた画像表示装
置に関し、特に駆動回路と画像表示素子とがモノリシッ
クに形成された画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像表示装置として、例えば
アクティブマトリクス型液晶表示装置は、図11に示す
ように、液晶表示素子101と、液晶表示素子101を
駆動するソースドライバ102およびゲートドライバ1
03と、クロック信号CLKを分周してタイミング信号
CLKS・CLKGを生成する分周回路104とから構
成されている。
【0003】上記ソースドライバ102は、例えば図1
3に示すように、シフトレジスタ105、映像信号線1
06、サンプリングスイッチ107…、サンプリングコ
ンデンサ108…、トランスファ信号線109、トラン
スファスイッチ110…、バッファ回路111…を備え
ている。尚、上記ソースドライバ102は、線順次走査
によって動作するものとする。
【0004】即ち、ソースドライバ102では、タイミ
ング信号CLKSとスタートパルスSPSとがシフトレ
ジスタ105に入力されると、タイミング信号CLKS
に同期してシフトレジスタ105はサンプリングパルス
を順次発生する。
【0005】サンプリングパルスがトランジスタからな
るサンプリングスイッチ107のゲート端子に入力され
ると、このサンプリングスイッチ107のソース端子に
接続された映像信号線106から供給される映像信号が
サンプリングされる。そして、液晶表示素子101での
表示画面の横方向に当たる水平走査期間で上記動作が順
次行われることで、水平映像信号が順次サンプリングコ
ンデンサ108…に蓄えられる。
【0006】その後、トランスファ信号線109から供
給されるトランスファ信号が、次段のトランジスタから
なるトランスファスイッチ110の全てのゲート端子に
入力されると、このタイミングで上記サンプリングコン
デンサ108…に蓄えられた映像信号のサンプリングデ
ータが一斉に次段のバッファ回路111…にそれぞれ出
力される。このようにサンプリングデータは、ソースバ
スライン信号としてバッファ回路111を介して液晶表
示素子101に接続されたソースバスライン112に供
給される。
【0007】上記バッファ回路111は、例えば図12
に示すように、初段のNMOS線形回路113と、次段
のPMOS線形回路114とで構成されている。
【0008】上記NMOS線形回路113は、高電位電
源Vddと低電位電源Vssとの間に直列に接続された
2個のn−チャネルMOS(Metal Oxide Semiconducto
r)トランジスタ(以下、NMOSトランジスタと称す
る)Tr1・Tr2から構成されている。上記NMOS
トランジスタTr1のゲート電極にはトランスファスイ
ッチ110から出力された映像信号Vinが入力され、
上記NMOSトランジスタTr2のゲート電極にはバイ
アス電圧VBNが印加されるようになっている。また、
上記両トランジスタの接続点には、次段のPMOS線形
回路114の出力ノードVoが接続されている。
【0009】また、上記PMOS線形回路114は、高
電位電源Vddと低電位電源Vssとの間に直列に接続
された2個のp−チャネルMOSトランジスタ(以下、
PMOSトランジスタと称する)Tr3・Tr4から構
成されている。上記PMOSトランジスタTr4のゲー
ト電極には前段のNMOS線形回路113の出力ノード
Voが接続されると共に、PMOSトランジスタTr3
のゲート電極にはバイアス電圧VBPが印加されるよう
になっている。そして、上記PMOS線形回路114の
両トランジスタの接続点には、バッファ回路111の出
力端子Voutに接続され、PMOS線形回路114か
らの出力がソースバスライン112を介して液晶表示素
子101に供給されるようになっている。
【0010】したがって、ソースドライバ102に上記
のようなバッファ回路111を使用すれば、ソースバス
ライン112の付加容量および寄生容量等が大きくなっ
ても画素に映像信号を書き込むことが可能となる。よっ
て、上記のような線順次走査では、特に上記のようなバ
ッファ回路111が必要とされる。尚、バッファ回路1
11は、上記構成のみならず、例えば所謂演算増幅器
(OPアンプ)で構成されたものもある。
【0011】また、上記構成では、ソースドライバ10
2、ゲートドライバ103を駆動するために、タイミン
グ信号CLKS、タイミング信号CLKGを供給する必
要がある。
【0012】ところが、一般に、映像信号の1水平走査
期間には、映像情報を含む映像信号を出力している水平
映像信号出力期間と、この水平映像信号の同期をとるた
めの水平同期信号を含む水平ブランキング期間とが存在
する。
【0013】一方、1垂直走査期間にも、最終段の水平
映像信号出力後から次の垂直走査期間の初段の水平映像
信号が入力されるまでの期間に、垂直同期信号を含む垂
直ブランキング期間が存在する。
【0014】したがって、従来の構成では、上記した水
平ブランキング期間、垂直ブランキング期間にも、クロ
ック信号CLKの発生出力回路およびクロック信号CL
Kの分周回路104は動作していた。
【0015】また、上記垂直および水平ブランキング期
間は各信号に映像情報が含まれていない期間であるが、
クロック信号CLKを分周して得られるタイミング信号
CLKS・CLKGは、この期間にも動作していた。し
たがって、不要なタイミング信号の出力動作のために、
駆動回路において無駄な消費電力を増大させている。
【0016】そこで、例えば特開平3−56992号公
報には、シフト動作により走査線選択信号を順次形成す
るシフトレジスタと、起動信号に従い上記シフトレジス
タに対して初期値の設定と内部のシフトクロックパルス
の供給を開始すると共に、上記シフトレジスタの最終段
からのキャリー出力を受けて上記シフトクロックパルス
の供給を停止する制御回路とを含む液晶駆動回路が開示
されている。
【0017】上記公報によれば、シフトレジスタの最終
段からキャリー信号を送出してから起動信号が入力され
るまでの期間、シフトクロックパルスの供給が停止され
てシフトレジスタがシフト動作を停止するので、シフト
レジスタのシフト動作に係る消費電力を低減することが
できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のアク
ティブマトリクス型液晶表示装置では、画素トランジス
タSWの基板材料として、透明基板上に形成された非晶
質シリコン薄膜が用いられ、ソースドライバ102やゲ
ートドライバ103はそれぞれ外付けICで構成されて
きた。
【0019】これに対して、近年、大画面化に伴う画素
トランジスタの駆動力向上や、駆動ICの実装コストの
低減等の要求から、多結晶シリコン薄膜上にモノリシッ
クに画素アレイと駆動回路とを形成する方法が提案され
ている。さらに、より大画面化および低コスト化を図る
ためにガラスの歪み点(約600℃)以下のプロセス温
度で、素子をガラス基板上の多結晶シリコン薄膜上に形
成する方法も試みられている。
【0020】しかしながら、このように多結晶シリコン
薄膜上にモノリシックに形成された駆動回路は、単結晶
Si基板上に形成された駆動回路よりも、信号配線が長
くなるので、配線抵抗や配線容量が増大し、配線抵抗の
増大による電圧降下、配線容量の充放電による電力の消
費が無視できなくなっている。特に、上記信号配線のう
ちクロック信号を供給するクロック信号線の電力の消費
が大きく、また、駆動回路における電力消費は、ゲート
ドライバよりも駆動周波数が2桁以上高いソースドライ
バが大部分を担っている。
【0021】また、前記したソースドライバ102のバ
ッファ回路111は、定電流源として動作するため、ト
ランジスタのアクティブエリアに伴いソースドライバ1
02内において消費する電力の割合が大きくなってい
る。
【0022】さらに、上記の特開平3−56992号公
報に開示されている「液晶駆動回路」では、走査線を駆
動するゲートドライバにおける消費電力の低減を図る点
に限られ、多結晶シリコン薄膜上にモノリシックに形成
された駆動回路での消費電力の低減については考慮され
ていないので、画像表示装置における消費電力の低減を
図るには不十分であった。
【0023】本発明は、上記各問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、特に、多結晶シリコン薄膜上
にモノリシックに画素アレイと駆動回路とを形成した画
像表示装置のような駆動回路での消費電力の大きい画像
表示装置において、映像信号に含まれる垂直および水平
ブランキング期間に同期して、駆動回路への信号の供
給、或いはデータ信号線への信号の供給を停止すること
で、駆動回路における消費電力を大幅に削減し得る画像
表示装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像表示装置
は、マトリクス状に配された表示画素を有する画像表示
素子と、同期信号を含んだ映像信号が入力されると共
に、クロック信号の入力のタイミングによって上記画像
表示素子に接続されたデータ信号線を駆動する駆動回路
とがモノリシックに形成された画像表示装置において、
映像信号の垂直および水平ブランキング期間に同期して
制御信号を出力する制御信号出力手段と、上記制御信号
出力手段からの制御信号の入力によって、上記駆動回路
に供給するクロック信号を停止させるクロック停止手段
とが設けられていることを特徴としている。
【0025】請求項2の画像表示装置は、請求項1記載
の画像表示装置において、駆動回路は、クロック信号の
入力によって、映像信号から得られるデータ信号を画像
表示素子に接続されたデータ信号線に供給する多相のシ
フトレジスタを備えると共に、上記クロック停止手段
は、上記駆動回路の各シフトレジスタへ供給するクロッ
ク信号を、位相の早い順に停止させることを特徴として
いる。
【0026】請求項3の画像表示装置は、請求項2記載
の画像表示装置において、クロック停止手段は、上記制
御信号の入力によってクロック信号を、上記シフトレジ
スタの電源電圧と同電位、あるいはシフトレジスタを構
成するトランジスタの閾値電圧分だけ上記電源電圧から
変位した電位に変換することを特徴としている。
【0027】請求項4の画像表示装置は、マトリクス状
に配された表示画素を有する画像表示素子と、同期信号
を含んだ映像信号が入力されると共に、クロック信号の
入力のタイミングによって画像表示素子に接続されたデ
ータ信号線をアナログバッファ回路を介して駆動する駆
動回路とがモノリシックに形成された画像表示装置にお
いて、映像信号の垂直および水平ブランキング期間に同
期して制御信号を出力する制御信号出力手段と、上記制
御信号出力手段からの制御信号の入力によって、上記ア
ナログバッファ回路のバッファ動作を停止させるバッフ
ァ停止手段とが設けられていることを特徴としている。
【0028】
【作用】請求項1の構成によれば、映像信号の垂直およ
び水平ブランキング期間に同期して、クロック停止手段
により、駆動回路へのクロック信号の供給が停止される
ので、垂直および水平ブランキング期間に、画像表示素
子を点灯した状態で、クロック信号による不要な消費電
力を低減することができる。これにより、画像表示素子
と駆動回路とがモノリシックに形成された画像表示装置
のような駆動回路での消費電力の大きい画像表示装置に
おいて、駆動回路での消費電力を大幅に削減することが
できる。
【0029】請求項2の構成によれば、請求項1の作用
に加えて、上記クロック停止手段により、駆動回路の多
相のシフトレジスタへ供給するクロック信号を、位相の
早い順に停止させるようになっているので、従来のよう
に多相のシフトレジスタの最終段からの信号に基づいて
クロック信号の出力を停止させる場合に比べて、駆動回
路へのクロック信号の供給停止を無駄無く、しかも迅速
に行うことができる。これにより、さらに、クロック信
号による不要な消費電力を低減することができるので、
画像表示装置における、駆動回路での消費電力を大幅に
削減することができる。
【0030】請求項3の構成によれば、請求項2の作用
に加えて、クロック停止手段が、制御信号の入力によっ
てクロック信号を、上記シフトレジスタの電源電圧と同
電位、あるいはシフトレジスタを構成するトランジスタ
の閾値電圧分だけ上記電源電圧から変位した電位に変換
することで、変換後のクロック信号によってシフトレジ
スタをOFFすることができる。これにより、制御信号
によって変換されたクロック信号によってシフトレジス
タを確実にON・OFFすることができるので、シフト
レジスタでのクロック信号によるシフト動作を確実に停
止でき、この結果、シフト動作による不要な消費電力を
無くすことができる。
【0031】請求項4の構成によれば、クロック停止手
段により、映像信号の垂直および水平ブランキング期間
に同期して、アナログバッファ回路のバッファ動作が停
止されるので、垂直および水平ブランキング期間に、画
像表示素子を点灯した状態で、クロック信号による不要
な消費電力を低減することができる。これにより、画像
表示装置における、駆動回路での消費電力を大幅に削減
することができる。
【0032】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図8
に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施
例では、画像表示装置としてアクティブマトリクス型液
晶表示装置について説明し、以下の実施例についても同
様とする。
【0033】本実施例に係る液晶表示装置は、図1に示
すように、液晶表示素子(画像表示素子)1と、液晶表
示素子1を駆動する駆動回路としてのソースドライバ2
およびゲートドライバ3と、クロック信号CLKをタイ
ミング信号CLKS・CLKS’・CLKGに分周する
分周回路4とを備えている。尚、上記液晶表示装置で
は、大画面化に伴う画素トランジスタの駆動力向上や、
駆動ICの実装コストの低減等を図るため、上記液晶表
示素子1と駆動回路としてのソースドライバ2およびゲ
ートドライバ3とが、多結晶シリコン薄膜上にモノリシ
ックに形成されたものとなっている。
【0034】液晶表示素子1は、図示しないが、例えば
マトリクス状に配置された画素を能動素子(アクティブ
素子)等のスイッチング素子により駆動するアクティブ
マトリクス型の液晶ディスプレイからなっている。
【0035】能動素子としては、例えば薄膜トランジス
タ(Thin Film Transistor:TFT)やMIM(Metal
Insulator Metal )素子等が使用されており、ソースド
ライバ2からのデータ信号とゲートドライバ3からの走
査信号とによって駆動される。
【0036】ソースドライバ2には、タイミング信号C
LKS・CLKS’および映像信号が入力されるように
なっており、また、ゲートドライバ3には、タイミング
信号CLKGが入力されるようになっている。つまり、
ソースドライバ2は、入力されたタイミング信号CLK
S・CLKS’に応じて映像信号をサンプリングし、サ
ンプリングした映像信号を液晶表示素子1に出力する。
また、ゲートドライバ3は、入力されたタイミング信号
CLKGに応じて走査信号を液晶表示素子1に出力する
ようになっている。
【0037】ソースドライバ2としては、例えば図2に
示すように、2相のシフトレジスタ5、映像信号線6、
サンプリングスイッチ7…、サンプリングコンデンサ8
…、トランスファ信号線9、トランスファスイッチ10
…、バッファ回路11…を備え、所謂ドライバサンプル
ホールド式のソースドライバがある。上記サンプリング
スイッチ7、サンプリングコンデンサ8、トランスファ
スイッチ10およびバッファ回路11は、シフトレジス
タ5の各相からそれぞれ出力されるサンプリングパルス
によって動作するものとする。
【0038】上記シフトレジスタ5は、例えばTFTか
らなるインバータ(クロックトインバータ)によって構
成されており、一方の相にタイミング信号CLKSとス
タートパルスSPSが入力されると共に、他方の相にタ
イミング信号CLKS’とスタートパルスSPS’が入
力されるようになっている。つまり、シフトレジスタ5
は、スタートパルスSPS・SPS’と共にタイミング
信号CLKS・CLKS’が入力されるとサンプリング
パルスを、ソース電極が映像信号線6に接続されたTF
T等のトランジスタからなるサンプリングスイッチ7の
ゲート電極に出力するようになっている。このサンプリ
ングパルスによって、サンプリングスイッチ7…が順次
ONされると、映像信号線6から供給された映像信号
は、サンプリングスイッチ7…のドレイン電極に接続さ
れたサンプリングコンデンサ8…に順次蓄積される。
【0039】サンプリングコンデンサ8…は、それぞれ
トランスファスイッチ10…のソース電極に接続されて
おり、トランスファスイッチ10…のゲート電極には、
トランスファ信号線9が接続されている。つまり、サン
プリングコンデンサ8に蓄積された映像信号は、トラン
スファ信号線9から供給されるトランスファ信号によっ
てトランスファスイッチ10…がONされると、トラン
スファスイッチ10…のそれぞれのドレイン電極に接続
されたバッファ回路11…を介してソースバスライン1
2…に供給され、さらに、ソースバスライン12…から
液晶表示素子1に供給されるようになっている。
【0040】尚、本実施例では、ソースドライバ側で映
像信号を保持するドライバサンプルホールド方式のソー
スドライバを採用しているが、これに限定されるもので
はなく、例えば液晶表示素子側で映像信号を保持するパ
ネルサンプルホールド方式のソースドライバを採用して
も良い。
【0041】また、ゲートドライバ3においても、ソー
スドライバ2と同様に図示しないシフトレジスタが設け
られており、図1に示すように、分周回路4から供給さ
れるタイミング信号CLKGに応じて、表示画素を選択
する走査信号を液晶表示素子1に出力するようになって
いる。
【0042】分周回路4は、後述するクロック信号選択
回路14から選択的に出力されたクロック信号CLK
を、多段で分周してソースドライバ2に供給するタイミ
ング信号CLKS・CLKS’とゲートドライバ3に供
給するタイミング信号CLKGとを生成するようになっ
ている。上記分周動作には、マルチバイブレータ方式や
ブロッキング発振方式等がある。
【0043】また、映像信号は、上記ソースドライバ2
に入力されると共に、制御信号生成回路(制御信号出力
手段)13に入力され、映像信号中に含まれる垂直およ
び水平ブランキング期間が検知される。制御信号生成回
路13は、垂直および水平ブランキング期間を検知し、
制御信号をクロック信号選択回路(クロック停止手段)
14に出力するようになっている。
【0044】即ち、御信号生成回路13は、映像信号が
入力され、この入力された映像信号に含まれる期間、例
えば図3に示すように、映像情報を含む水平映像信号期
間Aと、映像信号の同期を図るための水平同期信号を含
む水平ブランキング期間Bとを検知して制御信号をクロ
ック信号選択回路14に出力するようになっている。
【0045】制御信号生成回路13は、制御信号として
は2値の制御信号を出力することでクロック信号選択回
路14を制御するようになっている。即ち、制御信号生
成回路13は、映像信号の水平映像信号期間Aを検知す
れば、“Lo”レベルの制御信号を出力し、映像信号の
水平ブランキング期間Bを検知すれば、“Hi”レベル
の制御信号を出力するようになっている。
【0046】クロック信号選択回路14は、図1に示す
ように、論理回路としてのNOR回路からなり、上記制
御信号生成回路13から出力される2値の制御信号によ
ってクロック信号CLKを選択的に出力するようになっ
ている。
【0047】つまり、クロック信号選択回路14では、
入力される制御信号が“Hi”レベルのとき、出力を
“Lo”レベルにしてクロック信号CLKの入力が無効
とし、これによって、分周回路4のクロック信号CLK
の入力側には上記“Lo”レベルの信号が入力され、分
周回路4の分周動作を停止させる。したがって分周回路
4の動作が停止していることから、クロック信号は“L
o”レベルの信号のまま、ソースドライバ2やゲートド
ライバ3に供給されるので、タイミング信号CLKS・
CLKS’・CLKGによるソースドライバ2やゲート
ドライバ3の動作も停止する。このとき、液晶表示素子
1は点灯状態、即ち前段の走査終了時の画像表示状態
で、次段の映像信号の走査開始まで保持されるようにな
っている。
【0048】また、クロック信号選択回路14では、入
力される制御信号が“Lo”レベルのとき、出力を“H
i”レベルにしてクロック信号CLKをそのまま分周回
路4に出力するようになっている。
【0049】つまり、図3に示すように、映像信号の水
平ブランキング期間Bでは、制御信号は“Hi”レベル
となり、その期間中、クロック信号CLKは、“Lo”
レベルとなる。一方、映像信号の水平映像信号出力期間
Aでは、制御信号は“Lo”レベルとなり、その期間
中、クロック信号CLKは、通常のパルス信号となる。
尚、映像の垂直ブランキング期間においても、上記水平
ブランキング期間と同様にクロック信号CLKは、“L
o”レベルとなり、分周回路4での分周動作を停止させ
るようになっている。
【0050】尚、上記クロック信号選択回路14には、
論理回路としてNOR回路を使用しているが、これに限
定されるものではなく、例えばAND回路を使用しても
良い。この場合、クロック信号選択回路14からは、
“Hi”レベルの信号が出力されて分周回路4の分周動
作を停止させる。
【0051】以上のようにクロック信号選択回路14
は、制御信号生成回路13から出力される2値の制御信
号によって、入力されるクロック信号を上記制御信号に
応じて変換して出力することで、分周回路4、ソースド
ライバ2およびゲートドライバ3の駆動を停止するよう
になっている。特に、消費電力が大きいソースドライバ
2の駆動を停止することで、装置全体の消費電力を大幅
に削減することができる。
【0052】したがって、少なくもソースドライバ2の
駆動を停止させれば良いことになる。つまり、上記制御
信号によるクロック信号の変換では、シフトレジスタ5
を構成するインバータ(クロックトインバータ)を確実
にON/OFFできる値であれば良く、例えば、シフト
レジスタ5の電源電圧と同電位、即ち高電源電位あるい
は低電源電位、また、上記電源電位よりずれていても差
し支えない。
【0053】また、変換されたクロック信号が電源電位
よりずれて変換された場合、特に上記シフトレジスタ5
のインバータを構成するトランジスタがゲート電位Vg
=0でサブスレッシュ電流、或いはON電流が流れると
いう特性を有すれば、ドレイン電流Idが最小となるよ
うな、Vg=0、あるいは上記トランジスタの閾値電位
分だけ電源電圧よりもシフトした電位にする方が望まし
い。これは、インバータを構成するトランジスタが、ド
レイン電流Idが最小となるときOFFするためであ
る。
【0054】このように、クロック信号選択回路14
が、制御信号生成回路13からの制御信号の入力によっ
て、クロック信号(タイミング信号CLKS・CLK
S’)を、上記シフトレジスタ5のサンプリングスイッ
チ7の閾値電圧分だけ電源電圧よりシフトとした電位、
あるいはシフトレジスタ5の高電位電源Vdd、低電位
電源Vssと同電位となるように変換してシフトレジス
タ5に出力することで、シフトレジスタ5を確実にON
・OFFすることができる。
【0055】これにより、クロック信号によるシフト動
作を確実に停止でき、この結果、不要なシフト動作によ
る消費電力を無くすことができる。
【0056】また、本実施例では、クロック信号選択回
路14として、NOR回路等の論理回路を使用している
が、これに限定されるものではなく、分周回路4、ソー
スドライバ2、およびゲートドライバ3のクロック信号
による動作を停止させるものであれば良く、例えば図4
に示すように、クロック信号線を開閉するクロック信号
線開閉回路からなるクロック信号選択回路15を使用し
ても良い。
【0057】この場合、クロック信号選択回路15は、
制御信号生成回路13からの2値信号によりクロック信
号線を開閉し、クロック信号CLKを選択的に分周回路
4に出力するようになっている。つまり、クロック信号
選択回路15は、制御信号が“Lo”レベルのとき、即
ち映像信号の水平映像信号期間を検知したとき、ON状
態となり、制御信号が“Hi”レベルのとき、即ち映像
信号の水平ブランキング期間を検知したとき、OFF状
態となるようになっている。
【0058】また、上記クロック信号選択回路15のス
イッチング回路としては、pチャネルMOS(Metal Ox
ide Semiconductor)−FET(以下、pMOS−FET
と称する)と、nチャネルMOS−FET(以下、nM
OS−FETと称する)とで構成されるCMOS(Conp
lementary Metal Oxide Semiconductor)−ICからなる
CMOS回路、或いは上記pMOS−FET、nMOS
−FETの単体で構成されるMOS回路を使用しても良
い。但し、CMOS回路を使用した方が単一のチャネル
のMOS回路を使用した場合よりも、例えば消費電力が
少なく、時定数が非常に小さい等の利点を有しているの
で、クロック信号選択回路15のスイッチング回路とし
てはCMOS回路を使用することが望ましい。
【0059】さらに、上記したクロック信号選択回路1
4・15は、何れも入力のクロック信号CLKと分周回
路4との間に配置され、分周回路4にクロック信号CL
Kを選択的に出力できるようになっているが、これに限
定されるものではなく、例えば、分周回路4とソースド
ライバ2およびゲートドライバ3との間に配置しても良
い。
【0060】この場合、ソースドライバ2およびゲート
ドライバ3に近接してクロック信号選択回路14あるい
はクロック信号選択回路15が配置されるので、液晶表
示素子1と各ドライバ2・3と共にモノリシック化を容
易にすることができる。
【0061】上記の構成によれば、クロック信号選択回
路14・15により、映像信号の垂直および水平ブラン
キング期間に同期して、ソースドライバ2等の駆動回路
のクロック信号による動作が停止されるので、映像信号
の垂直および水平ブランキング期間に、液晶表示素子1
を点灯した状態で、クロック信号による不要な消費電力
を低減することができる。
【0062】これにより、液晶表示装置における、ソー
スドライバ2等の駆動回路での消費電力の低減を図るこ
とができるので、本実施例のように駆動回路での消費電
力の大きい画像表示装置、特に画像表示素子と駆動回路
とがモノリッシクに形成された画像表示装置に好適に使
用することができる。
【0063】また、上記クロック信号選択回路14・1
5により、ソースドライバ2の多相のシフトレジスタ5
へ供給するクロック信号(タイミング信号CLKS・C
LKS’)を、位相の早い順に停止させるようになって
いるので、従来のように多相のシフトレジスタの最終段
からの信号に基づいてクロック信号の出力を停止させる
場合に比べて、駆動回路へのクロック信号の供給停止を
無駄無く、しかも迅速に行うことができる。
【0064】これにより、さらに、不要なクロック信号
に係る消費電力を低減することができるので、液晶表示
装置における、駆動回路での消費電力の低減を図ること
ができる。
【0065】以上の説明では、ソースドライバ2および
ゲートドライバ3の両ドライバに対してクロック信号、
即ちタイミング信号CLKS・CLKGを停止するよう
にしているが、本実施例のように表示画素とドライバと
をモノリシック化するものでは、駆動周波数が高いソー
スドライバ2のみのクロック信号を停止させても、本発
明の目的、即ち駆動回路における消費電力の低減化は十
分に達成することができる。
【0066】ここで、制御信号生成回路13について図
5ないし図8に基づいて説明する。尚、本説明では、水
平同期信号は“Lo”レベルとする。
【0067】制御信号生成回路13は、映像信号から水
平及び垂直同期信号を検出する同期信号検出回路16
(図5)と、同期信号検出回路16から出力された信号
をブランキング信号の出力期間(ブランキング期間)に
対応するようにパルス幅を変換する信号変換回路17
(図6)とで構成されている。
【0068】同期信号検出回路16は、図5に示すよう
に、コレクタ接地されたpnpトランジスタ18を1個
有している。このpnpトランジスタ18のエミッタ電
極Eには、抵抗R1および直列接続された抵抗R2とキ
ャパシタC1を介して並列に高電位電源Vddに接続さ
れている。pnpトランジスタ18のベース電極Bに
は、抵抗R3を介して映像信号が入力される。pnpト
ランジスタ18のコレクタ電極Cには、抵抗R4を介し
てGND電源が接続されると共に、このコレクタ電極C
から出力される信号の極性を反転させるインバータ等か
らなる反転回路19に接続されている。
【0069】上記pnpトランジスタ18は、図7に示
すように、ベース・エミッタ間の電圧VBEが、ベース
・エミッタ間の逆バイアスVbeよりも低くなるとON
され、コレクタ電流Icが流れる。即ち、コレクタ電流
Icは、図5に示す抵抗R2およびキャパシタC1を通
りベース電極Bへ流れ込む。
【0070】したがって、抵抗R1および抵抗R4の抵
抗値を調整することによって、映像信号の水平同期信号
を含む水平ブランキング信号の電位が、図7に示すよう
に、ベース・エミッタ間の逆バイアスVbeとなるよう
に設定することで、映像信号の映像信号期間ではpnp
トランジスタ18にはコレクタ電流Icが流れないよう
にしている。
【0071】この場合、入力される映像信号の映像信号
期間から水平ブランキング期間に切り替わると、水平ブ
ランキング期間の電位は映像信号期間の電位よりも低く
なることで、水平ブランキング期間の水平同期信号の電
位がベース・エミッタ間の逆バイアスVbeよりも低く
なるので、pnpトランジスタ18にコレクタ電流Ic
が流れる。このコレクタ電流Icは、コレクタ電極cか
ら反転回路19に出力され、この反転回路19で極性が
反転されて、検出信号SYSとして信号変換回路17
(図6)に出力される。この検出信号SYSは、図8に
示すように、映像信号の水平同期信号に同期した波形の
パルスとなっている。尚、垂直ブランキング期間に切り
替わっても、上記検出信号SYSは、垂直同期信号に同
期した波形のパルスとなる。
【0072】尚、上記同期信号検出回路16では、スイ
ッチング回路として、コレクタ接地されたpnpトラン
ジスタ18を用いているが、これに限定されるものでは
なく、トランジスタの種類及び接地の方法に制限なく、
例えば、npnトタンジスタを用いても良く、また、ベ
ース接地、エミッタ接地の組み合わせかたを変えても良
い。
【0073】ここで、図8に示すように、実際の映像信
号のブランキング期間Bは、上記同期信号検出回路16
で得られた検出信号SYSよりも長くなっているので、
検出信号SYSのパルス幅を映像信号のブランキング期
間Bに相当する幅に変換する必要がある。この検出信号
SYSのパルス幅の変換は、図6に示す信号変換回路1
7にて行われる。尚、本実施例では、信号変換回路17
として、ワンショットマルチバイブレータ(単安定マル
チバイブレータ)と論理ゲートとを組み合わせた回路に
ついて説明する。
【0074】信号変換回路17は、図6に示すように、
検出信号SYSがそれぞれ入力される2つのワンショッ
トマルチバイブレータ20・21と、論理ゲートである
OR回路22とで構成されている。
【0075】ワンショットマルチバイブレータ20は、
入力端子から入力された検出信号SYS(入力信号D
1)を処理して、出力端子から2値の出力信号Q1をイ
ンバータ23に出力するようになっている。インバータ
23にて極性が反転された出力信号/Q1は、OR回路
22に供給される。
【0076】即ち、ワンショットマルチバイブレータ2
0は、図8に示すように、入力信号D1の立ち上がりエ
ッジを検出して、出力信号Q1の“Hi”レベルを発生
するようになっている。
【0077】また、ワンショットマルチバイブレータ2
0は、図6に示すように、外部に設けられた可変抵抗器
R5を介して高電位電源Vddに接続されると共に、キ
ャパシタC2を介して可変抵抗器R5に接続されてお
り、これら可変抵抗器R5およびキャパシタC2の組み
合わせによって出力信号Q1の“Hi”レベル期間の長
さを調節するようになっている。
【0078】これにより、本実施例では、可変抵抗器R
5およびキャパシタC2を組み合わせることによって、
出力信号Q1の“Hi”レベル期間の長さを、映像信号
の出力終了までの期間(C2R5)となるように設定し
ている。
【0079】また、ワンショットマルチバイブレータ2
1は、入力端子から入力された検出信号SYS(入力信
号D2)を処理して、出力端子から2値の出力信号Q2
をOR回路22に出力するようになっている。
【0080】即ち、ワンショットマルチバイブレータ2
1は、図8に示すように、入力信号D2の立ち下がりエ
ッジを検出して、出力信号Q2の“Hi”レベルを発生
するようになっている。
【0081】また、ワンショットマルチバイブレータ2
1は、図6に示すように、外部に設けられた可変抵抗器
R6を介して高電位電源Vddに接続されると共に、キ
ャパシタC3を介して可変抵抗器R6に接続されてお
り、これら可変抵抗器R6およびキャパシタC3の組み
合わせによって出力信号Q2の“Hi”レベル期間の長
さを調節するようになっている。
【0082】これにより、本実施例では、可変抵抗器R
6およびキャパシタC3を組み合わせることによって、
出力信号Q2の“Hi”レベル期間の長さを、映像信号
の出力開始までの期間(C3R6)となるように設定し
ている。
【0083】OR回路22は、インバータ23を介して
ワンショットマルチバイブレータ20から出力された出
力信号/Q1と、ワンショットマルチバイブレータ21
から出力された出力信号Q2とが入力され、出力信号/
Q1と出力信号Q2との論理和をとることによって、図
8に示すように、制御信号としての出力信号/Q1+Q
2を出力するようになっている。出力信号/Q1+Q2
は、“Hi”レベル期間の長さが映像信号の水平ブラン
キング期間Bに相当するようになっている。
【0084】尚、本実施例では、映像信号には、同期信
号として、別々の波形を有する水平および垂直同期信号
を採用しているが、例えば水平および垂直同期信号のみ
を混合したユニポジット同期信号を採用しても良い。こ
の場合、ユニポジット同期信号のパルス幅とブランキン
グ期間のパルス幅と同じとなるので、図5に示す同期信
号検出回路16を設ける必要がなくなり、制御信号生成
回路13の構成を簡略化できる。
【0085】また、本実施例では、同期信号検出回路1
6からの検出信号SYSのパルス幅を、ワンショットマ
ルチバイブレータ21・22によって調節しているが、
これに限定されるものではなく、例えば、クロックをカ
ウントしてパルス幅を決定してもよい。この場合、パル
ス幅を、抵抗、コンデンサ容量の時定数で決めるより
も、正確に決定することができる。これにより、映像信
号のブランキング期間と確実に同期した制御信号を抽出
することができる。
【0086】さらに、本実施例では、映像信号のブラン
キング期間を検知して、ソースドライバ2・ゲートドラ
イバ3に入力されるクロック信号の供給停止を行い、駆
動回路における消費電力を低減するようになっている
が、以下の実施例では、映像信号のブランキング期間を
検知して、その検知信号(制御信号)により直接ソース
ドライバ2のバッファ回路11を停止させて、ソースド
ライバ2における消費電力を低減する画像表示装置につ
いて説明する。
【0087】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図9および図10に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。尚、説明の便宜上、上記実施例1と同一の機能を
有する部材には同一の番号を付記し、その説明を省略す
る。
【0088】本実施例に係る画像表示装置は、図9に示
すように、映像信号が入力されると共に、制御信号生成
回路13から出力された制御信号が入力されるバッファ
回路31を備えたソースドライバを有している。
【0089】バッファ回路31は、初段のNMOS線形
回路32と、次段のPMOS線形回路33とで構成され
ている。
【0090】上記NMOS線形回路32は、高電位電源
Vddと低電位電源Vssとの間に直列に接続された2
個のn−チャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)
トランジスタ(以下、NMOSトランジスタと称する)
Tr1・Tr2からなっており、NMOSトランジスタ
Tr1のゲート電極には映像信号の入力端子Vinが接
続され、上記両トランジスタの接続点には、次段のPM
OS線形回路33の出力ノードVoが接続されると共
に、NMOSトランジスタTr2のゲート電極にはバッ
ファ停止回路34が接続され、このバッファ停止回路3
4からNMOSトランジスタTr2をONさせるための
バイアス電圧VBNが印加されるようになっている。
【0091】バッファ停止回路34は、バイアス電圧V
BNと低電位電源Vssとが入力され、これらVBNと
Vssとを選択的にNMOSトランジスタTr2のゲー
ト電極に印加するようになっている。即ち、バッファ停
止回路34は、“Lo”レベルの制御信号が入力されれ
ば、VBNをNMOSトランジスタTr2のゲート電極
に印加し、“Hi”レベルの制御信号が入力されれば、
低電位VssをNMOSトランジスタTr2のゲート電
極に印加するようになっている。
【0092】また、上記PMOS線形回路33は、高電
位電源Vddと低電位電源Vssとの間に直列に接続さ
れた2個のp−チャネルMOSトランジスタ(以下、P
MOSトランジスタと称する)Tr3・Tr4からなっ
ており、PMOSトランジスタTr4のゲート電極には
前段のNMOS線形回路32の出力ノードVoが接続さ
れると共に、PMOSトランジスタTr3のゲート電極
にはバッファ停止回路35が接続され、このバッファ停
止回路35からNMOSトランジスタTr2をONさせ
るためのバイアス電圧VBPが印加されるようになって
いる。
【0093】バッファ停止回路35は、バイアス電圧V
BPと高電位電源Vddとが入力され、これらVBPと
Vddとを選択的にPMOSトランジスタTr3のゲー
ト電極に印加するようになっている。即ち、バッファ停
止回路35は、“Lo”レベルの制御信号が入力されれ
ば、バイアス電圧VBPをNMOSトランジスタTr3
のゲート電極に印加し、“Hi”レベルの制御信号が入
力されれば、高電位VddをNMOSトランジスタTr
3のゲート電極に印加するようになっている。
【0094】また、上記PMOS線形回路32の両トラ
ンジスタの接続点には、バッファ回路31の出力端子V
outに接続され、PMOS線形回路32からの出力が
ソースバスライン12を介して液晶表示素子1に供給さ
れるようになっている。
【0095】尚、上記NMOSトランジスタTr1・T
r2、PMOSトランジスタTr3・Tr4の素子特性
はそれぞれ同一とする。
【0096】上記バイアス電圧VBNは、バイアス用N
MOSトランジスタTr2の動作状態が飽和領域となる
ような電圧である。Vbnは、バイアス電圧VBNが印
加されているときのNMOSトランジスタTr2のゲー
ト・ソース間の電位差である。また、上記バイアス電圧
VBPは、バイアス用PMOSトランジスタTr3のP
MOSトランジスタTr3の動作状態が飽和領域となる
ような電圧である。Vbpは、バイアス電位VBPが印
加されているときのPMOSトランジスタTr3のゲー
ト・ソース間の電位差である。
【0097】さらに、上記NMOSトランジスタTr2
のVbnは、NMOSトランジスタTr2の閾値電圧V
thnに、ある程度電流が流れるためのマージン電圧α
を加えたものである。つまり、Vbn=Vthn+α
であり、VBN−Vss=Vthn+α
である。
【0098】また、上記PMOSトランジスタTr3の
Vbpは、PMOSトランジスタTr3の閾値電圧Vt
hpに、マージン電圧αを引いたものである。つまり、
VbP=Vthp−α であり、 VBP−Vdd=Vthp−α である。
【0099】次に、上記バッファ回路31の動作につい
て以下に説明する。まず、NMOS線形回路32におい
て、NMOSトランジスタTr2には、バイアスVbn
が印加され、動作状態が飽和領域となる。
【0100】このとき、NMOSトランジスタTr2の
ソース・ドレイン間に流れる電流Isd2は動作状態が
飽和領域となることから、上記NMOSトランジスタT
r1のソース・ドレイン間に流れる電流Isd1は、N
MOSトランジスタTr2に流れず、NMOSトランジ
スタTr1とNMOSトランジスタTr2との接続点か
ら次段のPMOS線形回路33側に流れる。
【0101】ところが、各トランジスタTr1・Tr2
の接続点から分岐した電流経路は、PMOS線形回路3
3のPMOSトランジスタTr4のゲート電極に接続さ
れているので、電気的にほぼ開放状態にある。このた
め、定常状態においてIds1は、Ids1=Ids2
となる。
【0102】このように、NMOSトランジスタTr2
に電流Ids2を流すためのゲート・ソース間の電位差
がVbnであり、NMOSトランジスタTr1・Tr2
のトランジスタ特性が同一であることから、NMOSト
ランジスタTr1のゲート・ソース間の電位差もVbn
となり、NMOS線形回路32における出力Voは、V
o=Vin−Vbnとなる。
【0103】また、次段のPMOS線形回路33におい
ても、PMOSトランジスタTr3のゲート・ソース間
に動作状態が飽和領域となるように電圧Vbpが印加さ
れているために、前段のNMOS線形回路32とは信号
の極性が異なるだけで同様の動作を行う。したがって、
PMOS線形回路33の出力端子Voutにおける電位
Voutは、Vout=Vo−Vbpとなり、さらに、
Vinとの関係をみると、Vout=Vin−Vbn−
Vbpとなる。
【0104】ここで、上記制御信号生成回路13から
“Hi”レベルの制御信号がバッファ停止回路34に入
力されると、NMOSトランジスタTr2のゲート電極
には低電位Vssが印加される。この低電位Vssは、
閾値電圧Vthnよりも低い電圧であるので、NMOS
トランジスタTr2のソース・ドレイン間には電流Id
s2が流れなくなり、NMOS線形回路32の動作が停
止する。
【0105】同様に、制御信号生成回路13から“H
i”レベルの制御信号がバッファ停止回路35に入力さ
れると、PMOSトランジスタTr3のゲート電極には
高電位電源Vddが印加され、PMOSトランジスタT
r3のソース・ドレイン間には電流Ids3が流れなく
なり、PMOS線形回路33の動作が停止する。
【0106】したがって、制御信号生成回路13から出
力される制御信号によって、映像信号のブランキング期
間、液晶表示素子1を駆動するソースドライバ2に備え
られたバッファ回路31の駆動を停止することで、ソー
スドライバ2における無駄な電力の消費を無くすことが
できる。このとき、液晶表示素子1は点灯状態、即ち前
段の走査終了時の画像表示状態で、次段の映像信号の走
査開始まで保持されるようになっている。
【0107】ここで、上記バッファ回路31におけるバ
ッファ停止回路34・35について図10を参照しなが
ら以下に説明する。尚、何れのバッファ停止回路34・
35においてもその構成は、基本的に同じであるので、
本実施例では、PMOS線形回路33に備えられたバッ
ファ停止回路35についての説明を行う。
【0108】上記バッファ停止回路35は、例えば図1
0(a)に示すように、NMOSトランジスタTr5・
Tr6からなっている。
【0109】NMOSトランジスタTr5のソース電極
には高電位電源Vddが接続され、ドレイン電極にはN
MOSトランジスタTr6のドレイン電極が接続される
と共に、NMOSトランジスタTr6のソース電極には
映像信号端子Vinに接続され、NMOSトランジスタ
Tr6のゲート電極にはインバータ36の出力端子が接
続されている。
【0110】そして、NMOSトランジスタTr5のゲ
ート電極およびインバータ36の入力端子には、制御信
号生成回路13からの制御信号が入力されるようになっ
ている。また、NMOSトランジスタTr5・Tr6の
接続点は、PMOS線形回路33のPMOSトランジス
タTr3のゲート電極に接続されている。
【0111】したがって、各Tr5・Tr6に入力され
る制御信号が“Lo”レベルであれば、NMOSトラン
ジスタTr5は非導通状態となり、NMOSトランジス
タTr6が導通状態となる。これによって、NMOSト
ランジスタTr6を介してVinがバイアス電圧VBP
としてPMOSトランジスタTr3のゲート電極に入力
され、バッファ回路31が動作する。
【0112】一方、各Tr5・Tr6に入力される制御
信号が“Hi”レベルであれば、NMOSトランジスタ
Tr6は非導通状態となり、NMOSトランジスタTr
5が導通状態となる。これによって、NMOSトランジ
スタTr5を介して高電位電源Vddからの電圧Vdd
がPMOSトランジスタTr3のゲート電極に入力さ
れ、バッファ回路31の動作が停止する。
【0113】また、バッファ停止回路35の他の回路と
しては、図10(b)に示すように、PMOSトランジ
スタTr7・Tr8からなっている。
【0114】PMOSトランジスタTr7のソース電極
には高電位電源Vddが接続され、ドレイン電極にはP
MOSトランジスタTr8のドレイン電極が接続される
と共に、PMOSトランジスタTr8のソース電極には
映像入力端子Vinが接続され、PMOSトランジスタ
Tr7のゲート電極にはインバータ37の出力端子が接
続されている。
【0115】そして、PMOSトランジスタTr8のゲ
ート電極およびインバータ37の入力端子には、制御信
号生成回路13からの制御信号が入力されるようになっ
ている。また、PMOSトランジスタTr7・Tr8の
接続点は、PMOS線形回路33のPMOSトランジス
タTr3のゲート電極に接続されている。
【0116】したがって、各Tr7・Tr8に入力され
る制御信号が“Lo”レベルであれば、PMOSトラン
ジスタTr7は非導通状態となり、PMOSトランジス
タTr8が導通状態となる。これによって、PMOSト
ランジスタTr8を介してVinがバイアス電圧VBP
としてPMOSトランジスタTr3のゲート電極に入力
され、バッファ回路31が動作する。
【0117】一方、各Tr7・Tr8に入力される制御
信号が“Hi”レベルであれば、PMOSトランジスタ
Tr8は非導通状態となり、PMOSトランジスタTr
7が導通状態となる。これによって、PMOSトランジ
スタTr7を介して高電位VddがPMOSトランジス
タTr3のゲート電極に入力され、バッファ回路31の
動作が停止する。
【0118】また、バッファ停止回路35のさらに他の
回路としては、図10(c)に示すように、NMOSト
ランジスタTr9およびPMOSトランジスタTr10
からなっている。
【0119】NMOSトランジスタTr9のソース電極
には高電位電源Vddが接続され、ドレイン電極にはP
MOSトランジスタTr10のドレイン電極が接続され
ると共に、PMOSトランジスタTr10のソース電極
には映像入力端子Vinが接続されている。
【0120】そして、NMOSトランジスタTr9およ
びPMOSトランジスタTr10のゲート電極には、制
御信号生成回路13からの制御信号が入力されるように
なっている。また、PMOSトランジスタTr7・Tr
8の接続点は、PMOS線形回路33のPMOSトラン
ジスタTr3のゲート電極に接続されている。
【0121】この場合、各Tr9・Tr10が互いに極
性が異なっているので、制御信号を反転させる必要がな
い。このため、上記した図10(a)(b)に示すよう
なインバータ36・37を設ける必要がないので、回路
を簡素なものとすることができる。
【0122】したがって、各Tr9・Tr10に入力さ
れる制御信号が“Lo”レベルであれば、NMOSトラ
ンジスタTr9は非導通状態となり、PMOSトランジ
スタTr10が導通状態となる。これによって、PMO
SトランジスタTr10を介してVinがバイアス電圧
VBPとしてPMOSトランジスタTr3のゲート電極
に入力され、バッファ回路31が動作する。
【0123】一方、各Tr9・Tr10に入力される制
御信号が“Hi”レベルであれば、PMOSトランジス
タTr10は非導通状態となり、NMOSトランジスタ
Tr9が導通状態となる。これによって、PMOSトラ
ンジスタTr9を介して高電位VddがPMOSトラン
ジスタTr3のゲート電極に入力され、バッファ回路3
1の動作が停止する。
【0124】さらに、上記の図10の(a)〜(c)に
示したバッファ停止回路35の他に、図10(d)に示
すように、NMOSトランジスタTr11・Tr12と
PMOSトランジスタTr13・Tr14とを並列に接
続した回路も考えられる。このときの動作原理は、上記
図10(c)で示したものと同じである。
【0125】以上、バッファ停止回路35の回路例とし
て、4つの回路を示したが、これらはほんの一例であ
り、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタおよ
びインバータの組み合わせを変えることにより、他の構
成の回路を使用しても良い。
【0126】尚、本実施例では、バッファ停止回路34
の回路例について述べなかったが、上記したバッファ停
止回路35と同様な方法によって実現することができ
る。
【0127】また、バッファ回路31は、上記構成のみ
ならず、例えば所謂演算増幅器(OPアンプ)で構成さ
れたものでも良い。
【0128】以上のように、本発明では、上記実施例1
のように、制御信号生成回路13からの制御信号によっ
て上記ソースドライバ2・ゲートドライバ3のクロック
信号(タイミング信号CLKS・CLKS’・CLK
G)による動作を停止させるか、または、上記実施例2
のように、制御信号生成回路13からの制御信号によっ
て、ソースドライバ2内のバッファ回路11のバッファ
動作を停止させることによって、映像信号の垂直および
水平ブランキング期間に、液晶表示素子1を点灯した状
態で、クロック信号による不要な消費電力を低減するよ
うになっている。
【0129】これにより、液晶表示装置における、ソー
スドライバ2等の駆動回路での消費電力の低減を図るこ
とができるので、駆動回路での消費電力の大きい画像表
示装置、特に画像表示素子と駆動回路とがモノリッシク
に形成された画像表示装置に好適に使用することができ
る。
【0130】また、本発明では、低消費電力を図るため
になされた、例えば特開昭60−35789号公報に開
示されているように、液晶の非点灯・点灯を切り替える
ことなく、液晶表示素子1を点灯した状態で不要なクロ
ック信号に係る消費電力を低減することができる。これ
により、液晶表示素子1の非点灯・点灯の繰り返しによ
るフリッカーを招くことがないので、表示品位の向上を
図ることができる。
【0131】さらに、低消費電力を図るためになされ
た、他の従来例として特開昭62−143095公報に
は、アナログバッファを所定期間、活性化させ、他の期
間は非活性にする方法が開示されている。
【0132】ところが、上記実施例2では、映像信号の
ブランキング期間を検知することで、このブランキング
期間に同期してバッファを停止させることで、映像信号
だけを無駄なく液晶表示素子1に供給することができる
ので、上記特開昭62−143095公報のように、映
像信号とは無関係にアナログバッファを所定期間停止さ
せた場合に比べて、液晶表示素子1に対して映像信号を
安定して供給することができる。
【0133】尚、上記各実施例の液晶表示装置では、大
画面化に伴う画素トランジスタの駆動力向上や、駆動I
Cの実装コストの低減等を図るため、上記液晶表示素子
1と駆動回路としてのソースドライバ2およびゲートド
ライバ3とが、多結晶シリコン薄膜上にモノリシックに
形成されたものとなっているが、これに限定されるもの
ではなく、液晶表示素子1とソースドライバ2およびゲ
ートドライバ3とが別々に形成されていても十分に消費
電力の低減を図ることができる。
【0134】
【発明の効果】請求項1の発明の画像表示装置は、以上
のように、マトリクス状に配された表示画素を有する画
像表示素子と、同期信号を含んだ映像信号が入力される
と共に、クロック信号の入力のタイミングによって上記
画像表示素子に接続されたデータ信号線を駆動する駆動
回路とがモノリシックに形成された画像表示装置におい
て、映像信号の垂直および水平ブランキング期間に同期
して制御信号を出力する制御信号出力手段と、上記制御
信号出力手段からの制御信号の入力によって、上記駆動
回路に供給するクロック信号を停止させるクロック停止
手段とが設けられている構成である。
【0135】これにより、垂直および水平ブランキング
期間に、画像表示素子を点灯した状態で、不要なクロッ
ク信号に係る消費電力を低減することができる。
【0136】したがって、画像表示素子と駆動回路とが
モノリッシクに形成された画像表示装置における、駆動
回路での消費電力を大幅に削減することができるという
効果を奏する。
【0137】請求項2の発明の画像表示装置は、以上の
ように、駆動回路は、クロック信号の入力によって、映
像信号から得られるデータ信号を画像表示素子に接続さ
れたデータ信号線に供給する多相のシフトレジスタを備
えると共に、上記クロック停止手段は、上記駆動回路の
各シフトレジスタへ供給するクロック信号を、位相の早
い順に停止させる構成である。
【0138】これにより、多相のシフトレジスタの最終
段からの信号に基づいてクロック信号の出力を停止させ
る場合に比べて、駆動回路へのクロック信号の供給停止
を無駄無く、しかも迅速に行うことができる。
【0139】したがって、さらに、クロック信号による
不要な消費電力を低減することができるので、画像表示
装置における、駆動回路での消費電力を大幅に削減する
ことができるという効果を奏する。
【0140】請求項3の発明の画像表示装置は、以上の
ように、クロック停止手段は、上記制御信号の入力によ
ってクロック信号を、上記シフトレジスタの電源電圧と
同電位、あるいはシフトレジスタを構成するトランジス
タの閾値電圧分だけ上記電源電圧から変位した電位に変
換する構成である。
【0141】これにより、シフトレジスタを確実にON
・OFFすることができるので、クロック信号によるシ
フト動作を確実に停止でき、この結果、不要なシフト動
作による消費電力を無くすことができるという効果を奏
する。
【0142】請求項4の発明の画像表示装置は、以上の
ように、マトリクス状に配された表示画素を有する画像
表示素子と、同期信号を含んだ映像信号が入力されると
共に、クロック信号の入力のタイミングによって画像表
示素子に接続されたデータ信号線をアナログバッファ回
路を介して駆動する駆動回路とがモノリシックに形成さ
れた画像表示装置において、映像信号の垂直および水平
ブランキング期間に同期して制御信号を出力する制御信
号出力手段と、上記制御信号出力手段からの制御信号の
入力によって、上記アナログバッファ回路のバッファ動
作を停止させるバッファ停止手段とが設けられている構
成である。
【0143】これにより、垂直および水平ブランキング
期間に、画像表示素子を点灯した状態で、クロック信号
による不要な消費電力を低減することができる。
【0144】したがって、画像表示装置における、駆動
回路での消費電力を大幅に削減することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像表示装置の概略構
成ブロック図である。
【図2】図1に示す画像表示装置に備えられたソースド
ライバの概略構成ブロック図である。
【図3】図1に示す画像表示装置のタイミングチャート
である。
【図4】本発明の他の実施例に係る画像表示装置の概略
構成ブロック図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例に係る画像表示装置
に備えられた制御信号生成回路の同期信号検出回路を示
すブロック図である。
【図6】上記制御信号生成回路の信号変換回路を示すブ
ロック図である。
【図7】図5に示す同期信号検出回路に備えられたトラ
ンジスタのコレクタ電流とベース・エミッタ間の電圧と
の関係を示すグラフである。
【図8】図6に示す信号変換回路でのタイミングチャー
トである。
【図9】本発明のさらに他の実施例に係る画像表示装置
のソースドライバの概略構成ブロック図である。
【図10】図9に示すソースドライバに備えられたバッ
ファ停止回路を示す回路図である。
【図11】従来の画像表示装置の概略構成ブロック図で
ある。
【図12】図11に示す画像表示装置に備えられたソー
スドライバのバッファ回路のブロック図である。
【図13】図11に示す画像表示装置に備えられたソー
スドライバの概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 液晶表示素子(画像表示素子) 2 ソースドライバ(駆動回路) 3 ゲートドライバ(駆動回路) 5 シフトレジスタ 11 バッファ回路(アナログバッファ回路) 13 制御信号生成回路(制御信号出力手段) 14 クロック信号選択回路(クロック停止手段) 15 クロック信号選択回路(クロック停止手段) 31 バッファ回路(アナログバッファ回路) 34 バッファ停止回路(バッファ停止手段) 35 バッファ停止回路(バッファ停止手段) A 水平映像信号期間 B 水平ブランキング期間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】即ち、御信号生成回路13は、映像信号
が入力され、この入力された映像信号に含まれる期間、
例えば図3に示すように、映像情報を含む水平映像信号
期間Aと、映像信号の同期を図るための水平同期信号を
含む水平ブランキング期間Bとを検知して制御信号をク
ロック信号選択回路14に出力するようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】したがって、少なくもソースドライバ2
の駆動を停止させれば良いことになる。つまり、上記制
御信号によるクロック信号の変換では、シフトレジスタ
5を構成するインバータ(クロックトインバータ)を確
実にON/OFFできる値であれば良く、例えば、シフ
トレジスタ5の電源電圧と同電位、即ち高電源電位ある
いは低電源電位、また、上記電源電位よりずれていても
差し支えない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】このように、クロック信号選択回路14
が、制御信号生成回路13からの制御信号の入力によっ
て、クロック信号(タイミング信号CLKS・CLK
S’)を、上記シフトレジスタ5のサンプリングスイッ
チ7の閾値電圧分だけ電源電圧よりシフトした電位、あ
るいはシフトレジスタ5の高電位電源Vdd、低電位電
源Vssと同電位となるように変換してシフトレジスタ
5に出力することで、シフトレジスタ5を確実にON・
OFFすることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】この場合、入力される映像信号の映像信号
期間から水平ブランキング期間に切り替わると、水平ブ
ランキング期間の電位は映像信号期間の電位よりも低く
なることで、水平ブランキング期間の水平同期信号の電
位がベース・エミッタ間の逆バイアスVbeよりも低く
なるので、pnpトランジスタ18にコレクタ電流Ic
が流れる。このコレクタ電流Icは、コレクタ電極cか
ら反転回路19に出力され、この反転回路19で極性が
反転されて、検出信号SYとして信号変換回路17
(図6)に出力される。この検出信号SYは、図8に
示すように、映像信号の水平同期信号に同期した波形の
パルスとなっている。尚、垂直ブランキング期間に切り
替わっても、上記検出信号SYは、垂直同期信号に同
期した波形のパルスとなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】ここで、図8に示すように、実際の映像信
号のブランキング期間Bは、上記同期信号検出回路16
で得られた検出信号SYよりも長くなっているので、
検出信号SYのパルス幅を映像信号のブランキング期
間Bに相当する幅に変換する必要がある。この検出信号
SYのパルス幅の変換は、図6に示す信号変換回路1
7にて行われる。尚、本実施例では、信号変換回路17
として、ワンショットマルチバイブレータ(単安定マル
チバイブレータ)と論理ゲートとを組み合わせた回路に
ついて説明する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】信号変換回路17は、図6に示すように、
検出信号SYがそれぞれ入力される2つのワンショッ
トマルチバイブレータ20・21と、論理ゲートである
OR回路22とで構成されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】ワンショットマルチバイブレータ20は、
入力端子から入力された検出信号SYC(入力信号D
1)を処理して、出力端子から2値の出力信号Q1をイ
ンバータ23に出力するようになっている。インバータ
23にて極性が反転された出力信号/Q1は、OR回路
22に供給される。/Q1は、図6中のバーQ1と同じ
とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】また、ワンショットマルチバイブレータ2
1は、入力端子から入力された検出信号SY(入力信
号D2)を処理して、出力端子から2値の出力信号Q2
をOR回路22に出力するようになっている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】OR回路22は、インバータ23を介して
ワンショットマルチバイブレータ20から出力された出
力信号/Q1と、ワンショットマルチバイブレータ21
から出力された出力信号Q2とが入力され、出力信号/
Q1と出力信号Q2との論理和をとることによって、図
8に示すように、制御信号としての出力信号/Q1+Q
2を出力するようになっている。出力信号/Q1+Q2
は、“Hi”レベル期間の長さが映像信号の水平ブラン
キング期間Bに相当するようになっている。/Q1は、
図8中のバーQ1と同じとする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】変更
【補正内容】
【0085】また、本実施例では、同期信号検出回路1
6からの検出信号SYのパルス幅を、ワンショットマ
ルチバイブレータ21・22によって調節しているが、
これに限定されるものではなく、例えば、クロックをカ
ウントしてパルス幅を決定してもよい。この場合、パル
ス幅を、抵抗、コンデンサ容量の時定数で決めるより
も、正確に決定することができる。これにより、映像信
号のブランキング期間と確実に同期した制御信号を抽出
することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】また、上記PMOS線形回路33は、高電
位電源Vddと低電位電源Vssとの間に直列に接続さ
れた2個のp−チャネルMOSトランジスタ(以下、P
MOSトランジスタと称する)Tr3・Tr4からなっ
ており、PMOSトランジスタTr4のゲート電極には
前段のNMOS線形回路32の出力ノードVoが接続さ
れると共に、PMOSトランジスタTr3のゲート電極
にはバッファ停止回路35が接続され、このバッファ停
止回路35からMOSトランジスタTrをONさせ
るためのバイアス電圧VBPが印加されるようになって
いる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】バッファ停止回路35は、バイアス電圧V
BPと高電位電源Vddとが入力され、これらVBPと
Vddとを選択的にPMOSトランジスタTr3のゲー
ト電極に印加するようになっている。即ち、バッファ停
止回路35は、“Lo”レベルの制御信号が入力されれ
ば、バイアス電圧VBPをMOSトランジスタTr3
のゲート電極に印加し、“Hi”レベルの制御信号が入
力されれば、高電位VddをMOSトランジスタTr
3のゲート電極に印加するようになっている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】また、上記PMOS線形回路3の両トラ
ンジスタの接続点には、バッファ回路31の出力端子V
outに接続され、PMOS線形回路3からの出力が
ソースバスライン12を介して液晶表示素子1に供給さ
れるようになっている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】上記バイアス電圧VBNは、バイアス用N
MOSトランジスタTr2の動作状態が飽和領域となる
ような電圧である。Vbnは、バイアス電圧VBNが印
加されているときのNMOSトランジスタTr2のゲー
ト・ソース間の電位差である。また、上記バイアス電圧
VBPは、バイアス用PMOSトランジスタTr3の動
作状態が飽和領域となるような電圧である。Vbpは、
バイアス電位VBPが印加されているときのPMOSト
ランジスタTr3のゲート・ソース間の電位差である。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0120
【補正方法】変更
【補正内容】
【0120】そして、NMOSトランジスタTr9およ
びPMOSトランジスタTr10のゲート電極には、制
御信号生成回路13からの制御信号が入力されるように
なっている。また、トランジスタTr・Tr10
接続点は、PMOS線形回路33のPMOSトランジス
タTr3のゲート電極に接続されている。
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配された表示画素を有する
    画像表示素子と、同期信号を含んだ映像信号が入力され
    ると共に、クロック信号の入力のタイミングによって上
    記画像表示素子に接続されたデータ信号線を駆動する駆
    動回路とがモノリシックに形成された画像表示装置にお
    いて、 映像信号の垂直および水平ブランキング期間に同期して
    制御信号を出力する制御信号出力手段と、 上記制御信号出力手段からの制御信号の入力によって、
    上記駆動回路に供給するクロック信号を停止させるクロ
    ック停止手段とが設けられていることを特徴とする画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】上記駆動回路は、クロック信号の入力によ
    って、映像信号から得られるデータ信号を画像表示素子
    に接続されたデータ信号線に供給する多相のシフトレジ
    スタを備えると共に、上記クロック停止手段は、上記駆
    動回路の各シフトレジスタへ供給するクロック信号を、
    位相の早い順に停止させることを特徴とする請求項1記
    載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】上記クロック停止手段は、上記制御信号の
    入力によってクロック信号を、上記シフトレジスタの電
    源電圧と同電位、あるいはシフトレジスタを構成するト
    ランジスタの閾値電圧分だけ上記電源電圧から変位した
    電位に変換することを特徴とする請求項2記載の画像表
    示装置。
  4. 【請求項4】マトリクス状に配された表示画素を有する
    画像表示素子と、同期信号を含んだ映像信号が入力され
    ると共に、クロック信号の入力のタイミングによって画
    像表示素子に接続されたデータ信号線をアナログバッフ
    ァ回路を介して駆動する駆動回路とがモノリシックに形
    成された画像表示装置において、 映像信号の垂直および水平ブランキング期間に同期して
    制御信号を出力する制御信号出力手段と、 上記制御信号出力手段からの制御信号の入力によって、
    上記アナログバッファ回路のバッファ動作を停止させる
    バッファ停止手段とが設けられていることを特徴とする
    画像表示装置。
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