JPH08304774A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH08304774A
JPH08304774A JP12877295A JP12877295A JPH08304774A JP H08304774 A JPH08304774 A JP H08304774A JP 12877295 A JP12877295 A JP 12877295A JP 12877295 A JP12877295 A JP 12877295A JP H08304774 A JPH08304774 A JP H08304774A
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浩一 宗野
Tomoyuki Ono
智之 大野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置と異なるアスペクト比の信号形式の映像
信号をより容易に表示できるようにする。また、アナロ
グ形式とディジタル形式の双方の映像信号の同時表示に
対応できるようにする。 【構成】 入力映像信号に基づき画像表示器上に順次リ
フレッシュしつつ画像を表示する画像表示装置におい
て、入力映像信号のアスペクト比に合わせて前記画像表
示器1における画像表示領域を切り替える表示枠制御回
路15と、前記画像表示領域以外の表示領域を前記画像
表示領域におけるリフレッシュサイクルより低いサイク
ルでリフレッシュする領域外リフレッシュ手段21とを
備え、画像表示器は、記憶性を有するものである。ある
いは、複数の前記入力映像信号のうちから2以上を選択
し、選択した信号を所定のタイミングで切り替えながら
出力する選択切替手段7,10と、選択される各映像信
号に対してそれに基づく表示が行なわれるべき前記画像
表示器上の画像表示領域を割り当てる割当手段15とを
備え、画像表示器は記憶性を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置に関し、
詳しくは、例えば強誘電性液晶を表示更新のための動作
媒体として用い、電界の印加等によって更新された表示
状態を保持可能な表示素子を備えた画像表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン映像の信号方式は、
現行のNTSCやPALに加え、HDTVといった走査
線数やアスペクト比等の方式の異なる信号形式が普及
し、また現行のNTSCにおいても、HDTVと同じア
スペクト比のワイド放送があり、CRTに代表される画
像表示器においても、アスペクト比が現行放送に合わせ
た4:3のものと、HDTVやワイド放送に対応した1
6:9のものがある。
【0003】しかしながら、同じ画像表示器を用いて、
表示器のアスペクト比にあった映像信号も、アスペクト
比の異なる信号形式の映像信号も表示したいという要求
が高まっている。
【0004】そこで、アスペクト比の異なる信号形式の
映像信号を表示する際には、画像表示器の画像表示領域
の左右端もしくは上下端に無信号領域を形成し、例えば
黒表示を行うことで対応している。
【0005】また、パーソナルコンピュータ等の情報端
末機器の情報表示装置においても、同時にテレビジョン
映像信号等のアナログ信号表示をしたいという要求が高
まっている。
【0006】また、画像表示装置の小型化、消費電力低
減の要求から、CRTに変わるものの一つとして液晶表
示装置がある。液晶表示装置としては従来よりTFT方
式やSTN方式が知られているが、このような液晶表示
装置においても前述の如き表示器とはアスペクト比の異
なる信号形式の映像信号も表示したいという要求があ
る。その方法については、例えばHDTV方式のテレビ
ジョン映像信号を表示するためのアスペクト比、走査線
数を持った表示器に、現行のNTSC方式のテレビジョ
ン映像信号を表示する方法が、特開平5−83658号
公報等に記載されている。
【0007】液晶表示装置として、前述のTFT方式や
STN方式とは異なる駆動法を用いる強誘電性液晶(以
下、FLC(Ferroelectric Liqui
dCrystal)という)の液晶セルを用いた画像表
示器(以下、FLCD(FLCディスプレイ)という)
があり、その特徴の一つは、その液晶セルが電界の印加
に対して表示状態の保存性を有することにある。すなわ
ち、FLCDは、その液晶セルが充分に薄いものであ
り、その中の細長いFLCの分子は、電界の印加方向に
応じて第一の安定状態または第二の安定状態に配向し、
電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持する。このよ
うなFLC分子の双安定性により、FLCDは記憶性を
有する。このようなFLCおよびFLCDの詳細は、例
えば特願昭62−76357号公報に記載されている。
【0008】この結果、FLCDを駆動する場合には、
CRTや他の液晶表示器と異なり、表示画面の連続的な
リフレッシュ駆動の周期に時間的な余裕ができ、また、
その連続的なリフレッシュ駆動とは別に、表示画面上の
変更に当たる部分のみの表示状態を更新する、部分書換
駆動が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように画像表示
器と異なるアスペクト比の信号形式の映像信号を表示す
る際には、画像表示器の画像表示領域の左右端もしくは
上下端に無信号領域を形成し、例えば黒表示を行うこと
で対応する方法があるが、CRTやTFT、STNとい
った従来の液晶画像表示においては、この無信号領域を
形成するために、信号処理によって映像信号に無信号領
域を挿入したり、液晶画像表示装置の走査電極、信号電
極の走査クロック周波数を変化させたりといった煩雑な
処理が必要であり、また無信号領域も、画像信号表示領
域と同様に走査し、画素を駆動しなければならず、駆動
周波数が高速になり、回路の高速化によるコストの上
昇、不要輻射ノイズを発生するなどの問題が生じてい
る。また、パーソナルコンピュータ等の情報端末機器の
情報表示装置において、同時にテレビジョン映像信号等
のアナログ信号表示をする場合には、テレビジョン映像
信号等のアナログ信号を一旦情報端末機器内でディジタ
ル信号に変換し、情報端末機器内のメモリに蓄え、加工
をして情報信号とテレビジョン映像信号を合成した形で
出力しなければならず、回路の大規模化、コストの上昇
等の問題が生じている。
【0010】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、画像表示装置において、装置と異なるアス
ペクト比の信号形式の映像信号をより容易に表示できる
ようにすることにある。また、アナログ形式とディジタ
ル形式の双方の映像信号の同時表示に対応できるように
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明では、入力映像信号に基づき画像表示器上に順次
リフレッシュしつつ画像を表示する画像表示装置におい
て、入力映像信号のアスペクト比に合わせて前記画像表
示器における画像表示領域を切り替える表示枠制御回路
と、前記画像表示領域以外の表示領域を前記画像表示領
域におけるリフレッシュサイクルより低いサイクルでリ
フレッシュする領域外リフレッシュ手段とを備え、画像
表示器は、記憶性を有するものであることを特徴とす
る。
【0012】この場合、前記入力映像信号は例えば、デ
ィジタル信号であり、その映像信号を1水平期間記憶す
るラインメモリと、このラインメモリにリフレッシュタ
イミングの情報を送ってその映像信号を前記画像表示器
に送出させると同時に前記表示枠制御回路を制御するこ
とにより前記画像表示領域以外の表示領域をリフレッシ
ュするリフレッシュ制御回路とを備える。
【0013】また本発明は、入力映像信号に基づき画像
表示器上に順次リフレッシュしつつ画像を表示する画像
表示装置において、複数の前記入力映像信号のうちから
2以上を選択し、選択した信号を所定のタイミングで切
り替えながら出力する選択切替手段と、選択される各映
像信号に対してそれに基づく表示が行なわれるべき前記
画像表示器上の画像表示領域を割り当てる割当手段とを
備え、画像表示器は記憶性を有するものであることを特
徴とする。
【0014】この場合、前記入力映像信号は例えば、方
式が異なる複数のアナログ形式の入力映像信号、および
ディジタル形式の入力映像信号であり、前記画像表示装
置はさらに、前記選択切替手段により選択されるアナロ
グ形式の映像信号から同期信号を分離する同期分離回路
と、そのアナログ形式の映像信号をディジタル形式の映
像信号に変換するA/Dコンバータと、選択されまたは
変換されたディジタル形式の映像信号を1水平期間記憶
するラインメモリと、このラインメモリに前記同期信号
に基づいてリフレッシュタイミングの情報を送ってその
映像信号を前記画像表示器に送出させるリフレッシュ制
御回路を備える。
【0015】いずれの場合においても、前記画像表示器
は例えば、走査電極群と信号電極群、およびこの走査電
極群と信号電極群との間に配置した強誘電性液晶を有
し、この走査電極群と信号電極群との交差部にマトリク
ス状に画素が形成された液晶表示器であり、前記強誘電
性液晶の一方の閾値電圧を越えた電圧の印加によって形
成される第一の配向状態の画素と、他方の閾値を越えた
電圧の印加によって形成される第二の配向状態の画素と
によって画像を表示するものであることを特徴とする。
【0016】この場合、例えば、前記信号電極群を駆動
するための、それぞれが複数の前記信号電極に接続され
た複数の信号電極駆動回路であってその複数の信号電極
駆動回路によりすべての信号電極を駆動するものと、前
記走査電極群を駆動するための、それぞれが複数の前記
走査電極に接続された複数の走査電極駆動回路であって
その複数の走査電極駆動回路によりすべての前記走査電
極を駆動するものとを備え、前記複数の信号電極駆動回
路および複数の走査電極駆動回路のうち所定のものを選
択して順次駆動させることにより、前記表示枠制御回路
または前記画像表示領域の割当てを行なうものである。
【0017】前記リフレッシュ手段は、前記画像表示領
域以外の表示領域の画素には、例えば前記映像信号の垂
直同期期間よりも長い周期で、あるいは前記映像信号の
垂直ブランキング期間に、前記第一の配向状態もしくは
第二の配向状態を形成し、リフレッシュするものであ
る。
【0018】
【作用】この構成において、画像表示器は記憶性を有す
るため、画像表示領域外の画素は映像信号選択時に1度
もしくは映像信号の垂直同期期間よりも十分に長い周期
でリフレッシュ動作すれば良く、したがって、映像信号
に無信号状態を挿入する等の信号処理の必要なしに、表
示器とアスペクト比の異なる映像信号の表示が行なわれ
る。また、複数のアナログ形式の映像信号と、情報端末
からのディジタル形式の情報信号の入力を、時分割で選
択することにより、複数の画像/情報信号が、画面上に
割り当てられ、同時に表示される。したがって、ディス
プレイ単体によってマルチメディアデバイスとしての役
割を果たす作用がある。
【0019】すなわち、画像表示器として、記憶性を有
する、FLCD等を用いるようにしたため、画像表示器
とアスペクト比の異なる映像信号を表示する際には、信
号処理によって映像信号に無信号領域を挿入したり、液
晶画像表示装置の走査電極、信号電極の走査クロック周
波数を変化させたりといった煩雑な処理を必要とせず、
簡易に無信号領域を形成し、かつ無信号領域において
は、映像信号の垂直同期期間よりも長い周期で、リフレ
ッシュ動作をすることにより画像表示領域の駆動周波数
を変更することなく表示が行なわれる。
【0020】また、パーソナルコンピュータ等の情報端
末機器の情報表示装置において、情報端末機器内での信
号処理を一切必要とせず、アスペクト比の異なる複数の
アナログ形式の映像信号と、情報端末からのディジタル
形式の情報信号の入力を、時分割で選択することによ
り、複数の画像/情報信号を、画面を分割し、同時に表
示することが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係る液晶表示装置の
ブロック図であり、1は強誘電性液晶表示器、2は信号
電極ドライバ、3は走査電極ドライバ、4は信号電極、
5は走査電極、6は信号電極4と走査電極5の交差部に
設けられた画素、7は映像信号を選択する選択信号、8
(8a、8b、8c)はそれぞれ異なる形式のアナログ
形式の映像信号の入力端子、9はディジタル形式の映像
信号の入力端子、10はこれらの映像信号を時分割にス
イッチングする選択手段、11は選択されたアナログ形
式の映像信号から同期信号を分離する同期分離回路、1
2は同期分離回路11から分離された同期信号、13は
同期分離回路11によって同期信号が分離されたアナロ
グ形式の映像信号をディジタル形式の信号に変換するA
/Dコンバータ、14はA/Dコンバータ13の出力信
号を1水平期間記憶するラインメモリ、15は選択信号
7、同期信号12に従って強誘電性液晶表示器1の画像
表示領域を決定し、それに従って信号電極ドライバ2、
走査電極ドライバ3およびラインメモリ14を制御する
表示枠制御回路、16は表示枠制御回路15によって決
定される画像表示領域の位置や大きさを調節する調節手
段、17はラインメモリ14への書込み、読出し信号、
およびリフレッシュ制御回路21へのクロック信号、1
8は表示枠制御回路15に従って信号電極ドライバ2を
駆動する駆動パルス、19は表示枠制御回路15に従っ
て走査電極ドライバ3を駆動する駆動パルス、20はラ
インメモリ14の出力信号、21は画像表示領域外の画
素をリフレッシュするリフレッシュ制御回路、22は表
示枠制御回路15に送られるリフレッシュ制御信号、2
3はラインメモリ14に送られるリフレッシュ画像情報
信号である。
【0022】なお、本実施例では表示器として強誘電性
液晶を用いた表示器を用いた場合について詳しく説明す
るが、本発明はこれに限られず、すべての記憶性を有す
る表示器において有効であることは言うまでもない。
【0023】強誘電性液晶表示器1の走査線数および信
号線数は、表示する映像信号に合わせるのがふさわし
い。例えばアナログ形式映像信号入力端子8から入力す
る映像信号の1つとしてNTSC方式、PAL方式とい
った現行のアスペクト比4:3のテレビジョン信号があ
る場合、液晶表示器の走査線数は約400行、もしくは
その半分の200行の画素で構成され、またその信号帯
域から800〜400列の画素で構成されるが、同時に
入力端子8から入力する映像信号の1つとしてHDTV
方式のテレビジョン信号の場合は走査線数が1125
本、信号帯域が30MHz、アスペクト比が16:9で
あり、表示器としては1000行×1600列以上のマ
トリクスが望ましい。またパーソナルコンピュータ等の
情報端末機器に接続する際には、例えばSVGA規格に
適合した1024行×1280列のマトリクスが望まし
い。本発明においては複数の形式の異なる映像情報を表
示するため、表示器の走査線数および信号線数はもっと
も頻繁に使われる用途に合わせるのが適する。以下、例
として、SVGA規格に合わせた表示器を用いる場合に
ついて説明する。
【0024】入力端子8a、8b、8cもしくは入力端
子9から入力される映像信号は、選択信号7に従って、
選択手段10により1つが選択される。選択された映像
信号は、ディジタル形式の映像信号である場合は、直接
ラインメモリ14に入力される。選択された映像信号が
アナログ形式の映像信号である場合には、同期分離回路
11に入力され、同期信号12と映像情報とに分離され
る。分離された同期信号は表示枠制御回路15に入力さ
れ、他方、映像情報はA/Dコンバータ13に入力され
る。A/Dコンバータ13において、ディジタル形式に
変換された映像信号はラインメモリ14に入力される。
【0025】図2は表示枠制御回路15の内部ブロック
図である。24a、24b、24c、24dはそれぞれ
形式の異なる映像信号、例えば入力端子8a、8b、8
c、9からの映像信号の画像表示領域を記憶する記憶手
段(SRAM)である。25a、25b、25c、25
dおよび26a、26b、26c、26dは、それぞれ
対をなして選択信号7によってオン状態、オフ状態を制
御されるスイッチである。27はクロック信号および表
示器駆動パルスの発生回路である。
【0026】選択信号7により、スイッチ25aと26
a、25bと26b、25cと26c、25dと26d
のそれぞれの組のスイッチのいづれか一組が、オン状態
となる。記憶手段24a、24b、24c、24dのう
ち、スイッチがオン状態となったものには、調節手段1
6からの調節信号が入力され、表示枠の位置および大き
さが修正される。修正された表示枠の情報はクロック信
号および表示器駆動パルス発生回路27に入力される。
クロック信号および表示器駆動パルス発生回路27は、
同期信号12を基準として、ラインメモリ14の書込み
および読出しならびにリフレッシュ制御回路21へのク
ロック信号17、信号電極ドライバ駆動パルス18、走
査電極駆動パルス19を発生する。
【0027】ラインメモリ14の書込みおよび読出しク
ロック信号17のタイミングチャートを図3に示す。
【0028】図3(a)は、強誘電性表示器1と走査線
数およびアスペクト比がほぼ同じ映像信号を表示する際
のタイミングチャートである。17aはラインメモリ1
4の書込みクロック、28はA/Dコンバータ13の出
力信号もしくは選択手段10によりディジタル形式の映
像信号が選択された場合の出力信号、17bはラインメ
モリ14の読出しクロック、20aは強誘電性液晶表示
器1の信号電極ドライバ2へ送られるラインメモリ14
の出力信号である。
【0029】書込みクロック17aのパルス周期および
位相は同期信号12と同じであり、周期は1水平期間1
Hである。書込みクロック17aによりディジタル形式
の映像信号28がラインメモリ14に読み込まれ、1水
平期間分の信号が記憶される。記憶された信号は、読出
しクロック17bにより1水平期間遅れた位相で信号2
0aとして出力され、強誘電性液晶表示器1の信号電極
ドライバ2に入力される。
【0030】図3(b)は、強誘電性表示器1よりも走
査線数が1/2以下の映像信号を表示する際のタイミン
グチャートである。17cはラインメモリ14の読出し
クロック、20bはラインメモリ14の出力信号であ
る。
【0031】書込みクロック17aによりディジタル形
式の映像信号28がラインメモリ14に読み込まれ、1
水平期間分の信号が記憶される。記憶された信号は、読
出しクロック17cにより、1/2H遅れた位相で2回
ずつ信号20bとして出力され、強誘電性液晶表示器1
の信号電極ドライバ2に入力される。従って、強誘電性
液晶表示器1では2走査線毎に同じ映像信号を表示し、
映像信号の走査線数の2倍の走査線の画素を駆動する。
【0032】図3(c)は、強誘電性表示器1よりも走
査線数が多い映像信号もしくはアスペクト比が横長であ
り、走査線の間引きを必要とする映像信号を表示する際
のタイミングチャートである。図では4水平走査期間に
1回の間引きを行う場合の例を示す。17dはラインメ
モリ14の読出しクロック、20cはラインメモリ14
の出力信号である。
【0033】書込みクロック17aによりディジタル形
式の映像信号28がラインメモリ14に読み込まれ、1
水平期間分の信号が記憶される。記憶された信号は、4
水平走査期間に1回の周期でパルスが欠落する読出しク
ロック17dにより、1水平走査期間遅れた位相で、4
水平走査期間に一回映像信号が間引かれて、信号20c
として出力され、強誘電性液晶表示器1の信号電極ドラ
イバ2に入力される。強誘電性液晶表示器1では読出し
クロック17dに同期して走査電極5を駆動することに
より、縦方向に3/4に間引かれた映像を表示する。
【0034】図4は強誘電性液晶表示器1の内部ブロッ
ク図である。18aは信号電極側チップセレクト信号、
18bは信号電極側スタートパルス、18cは映像信号
クロックパルス、18dは信号電極側クロックパルスで
ある。19aは走査電極側チップセレクト信号、19b
は走査電極側スタートパルス、19cは走査電極側クロ
ックパルスである。29a〜29eは信号電極ドライバ
IC、30a〜30fは走査電極ドライバICである。
【0035】信号電極ドライバ2は、チップセレクト信
号18aによって、信号電極ドライバIC29a〜29
eのうち、どの範囲で走査を行うか決定される。ディジ
タル映像信号20に同期して、スタートパルス18bに
より走査が開始され、クロックパルス18cにより順次
信号電極を選択し、信号電極ドライバIC29a〜29
eにより、液晶を駆動するために昇圧された映像信号を
信号電極に供給する。映像信号20の1水平期間周期
で、チップセレクト信号18aで決定された範囲の信号
電極を一巡する。
【0036】走査電極ドライバ3は、チップセレクト信
号19aによって、走査電極ドライバIC30a〜30
fのうち、どの範囲で走査を行うか決定される。ディジ
タル映像信号20に同期して、スタートパルス19bに
より走査が開始され、クロックパルス19cにより順次
走査電極を選択する。クロックパルス19cは、ライン
メモリ14の読出しクロック(図3の17b、17c、
17d)に同期している。映像信号20の1垂直期間周
期で、チップセレクト信号19aで決定された範囲の走
査電極を一巡する。
【0037】強誘電性液晶表示器1とアスペクト比およ
び走査線数がほぼ等しい映像信号を表示する際には、チ
ップセレクト信号18aは信号電極ドライバIC29a
〜29e全てを選択し、チップセレクト信号19aは走
査電極ドライバIC30a〜30f全てを選択する。
【0038】この時の強誘電性液晶表示器1内の信号電
極ドライバ2のタイミングチャートを図11(a)に示
す。図中38a〜38eはそれぞれ信号電極ドライバI
C29a〜29eの内部のデータラッチパルスである。
信号電極ドライバIC29a〜29eは、信号電極ドラ
イバスタートパルス18bにより信号電極ドライバIC
29aの先頭からデータラッチを開始するようリセット
され、映像信号クロックパルス18cに同期して、ディ
ジタル映像信号20からデータをラッチし、信号電極ド
ライバIC29aのデータラッチが終了すると、順次信
号電極ドライバIC29b、29c、29d、29eが
順にデータをラッチし、選択された全ての信号電極のデ
ータがラッチされたのち、信号電極クロックパルス18
dに同期して信号電極の駆動を開始する。
【0039】また、この時の強誘電性液晶表示器1内の
走査電極ドライバ3のタイミングチャートを図13
(a)に示す。図中39a〜39fはそれぞれ信号電極
ドライバIC30a〜30fが接続された走査電極を駆
動している状態を表す。走査電極ドライバIC30a〜
30fは、走査電極ドライバスタートパルス19bによ
り走査電極ドライバIC30aの先頭から走査が開始さ
れるようリセットされ、走査電極ドライバクロック19
cに同期して、走査電極を走査し、走査電極ドライバI
C30aの走査が終了すると、順次走査電極ドライバI
C30b、30c、30d、30e、30fを選択する
ことで、全ての走査電極を駆動する。ここで、走査電極
クロックパルス19cは信号電極クロックパルス18d
に同期した信号である。したがって、強誘電性液晶表示
器1には、図5(a)に示す如く映像が表示される。
【0040】また、強誘電性液晶表示器1とアスペクト
比が等しく、走査線数がほぼ1/2である映像信号を表
示する際には、ラインメモリ14を前述の図3(b)の
如く制御し、2走査線毎に同じ映像信号を表示すること
によって、図5(a)の如く映像を表示することができ
る。この時の強誘電性液晶表示器1内の信号電極ドライ
バ2および走査電極ドライバ3のタイミングチャートは
それぞれ前述の図11(a)および図13(a)と同様
である。
【0041】強誘電性液晶表示器1よりもアスペクト比
が横長である映像信号を表示する際には、チップセレク
ト信号18aは信号電極ドライバIC29a〜29e全
てを選択し、チップセレクト信号19aは走査電極ドラ
イバICのうち30b〜30eを選択し、ラインメモリ
14を前述の図3(c)の如く制御する。この時の強誘
電性液晶表示器1内の信号電極ドライバ2のタイミング
チャートは前述の図11(a)に示すとおりである。ま
た、この時の強誘電性液晶表示器1内の走査電極ドライ
バ3のタイミングチャートを図13(b)に示す。走査
電極ドライバIC30a〜30fは、走査電極ドライバ
スタートパルス19bにより、チップセレクト信号19
aにより選択された走査電極ドライバIC30bの先頭
から走査が開始されるようリセットされ、走査電極ドラ
イバクロック19cに同期して、走査電極を走査し、走
査電極ドライバIC30bの走査が終了すると、順次走
査電極ドライバIC30c、30d、30eを選択する
ことで、チップセレクト信号19aにより選択された走
査電極ドライバICに接続された走査電極を駆動する。
従って強誘電性液晶表示器1には、図5(b)の如く映
像が表示される。
【0042】また、調節手段16により、表示枠制御回
路15の画像表示領域位置を変更し、チップセレクト信
号19aが走査電極ドライバIC30a〜30d、もし
くは30c〜30fを選択した際の強誘電性液晶表示器
1内の走査電極ドライバ3のタイミングチャートを図1
4(a)および図14(b)に示す。これにより強誘電
性液晶表示器1には、図5(c)、(d)の如く映像が
表示される。
【0043】強誘電性液晶表示器1よりもアスペクト比
が縦長である映像信号を表示する際には、チップセレク
ト信号18aは信号電極ドライバICのうち29b〜2
9dを選択し、チップセレクト信号19aは走査電極ド
ライバIC30a〜30fを選択する。
【0044】この時の強誘電性液晶表示器1内の信号電
極ドライバ2のタイミングチャートを図11(b)に示
す。信号電極ドライバIC29a〜eは、信号電極ドラ
イバスタートパルス18bにより、チップセレクト信号
18aにより選択された信号電極ドライバIC29bの
先頭からデータラッチが開始されるようリセットされ、
信号電極ドライバIC29bのデータラッチが終了する
と、29b、29c、29dの順にデータをラッチし、
信号電極ドライバクロック18dに同期して、接続され
た信号電極を駆動する。従って強誘電性液晶表示器1に
は、図6(a)の如く映像が表示される。
【0045】また、調節手段16により、表示枠制御回
路15の画像表示領域位置を変更し、チップセレクト信
号18aを信号電極ドライバIC29a〜29c、もし
くは29c〜29eを選択した際の強誘電性液晶表示器
1内の信号電極ドライバ2のタイミングチャートを図1
2(a)および図12(b)に示す。これにより強誘電
性液晶表示器1には、図6(b)、(c)の如く映像が
表示される。
【0046】図5および図6における31は画像表示領
域外の画素であり、リフレッシュ回路21により制御さ
れる。リフレッシュ回路21は、選択信号7により映像
信号選択時、もしくは表示枠制御回路15からの映像信
号の垂直期間に同期したクロックをカウントすることに
より、映像信号よりも十分長い周期、具体的には600
〜6000倍の周期で画素を書き換えるよう、ラインメ
モリ14にリフレッシュ映像信号を送り、表示枠制御回
路15にリフレッシュ信号22を送る。表示枠制御回路
15は画像表示領域外の画素もしくはすべての画素を書
き換えるよう、信号電極駆動パルス18および走査電極
駆動パルス19により信号電極4および走査電極5を選
択する。ラインメモリ14から強誘電性液晶表示器1の
信号電極ドライバ2に入力されたリフレッシュ映像信号
は、信号電極ドライバICにより、液晶を駆動するため
に昇圧されて信号電極に供給され、画素に書き込まれ
る。
【0047】強誘電性液晶表示器1はその特徴として、
前述のように、その液晶セルが電界の印加に対して表示
状態の保存性を有するので、画像表示領域の画素は、一
度書き込めば良い。リフレッシュ駆動する際にも、映像
信号の垂直周期より十分遅い周期で良く、映像信号の垂
直同期期間を使って順次書き換えることが可能であり、
映像信号そのものには信号処理を加えることなく強誘電
性液晶表示器1とはアスペクト比の異なる映像信号を表
示することができるという効果がある。
【0048】図7は本発明の他の実施例に係る液晶画像
表示装置のブロック図である。この装置は、選択信号カ
ウンタ回路32により選択信号7を時分割に切り替える
ことにより、同時に複数の映像を表示するようにしたも
のである。入力端子8a、8b、8cもしくは入力端子
9から入力される映像信号のうち少なくとも2つの映像
信号は、時分割に切り替わる選択信号7に従って、選択
手段10により時分割に選択される。選択信号7は、選
択される映像信号の垂直同期信号に同期して切り替えら
れる。図9は本実施例における表示枠制御回路33の内
部ブロック図である。本実施例においては調節手段16
から表示枠制御回路33内の、画像表示領域を記憶する
記憶手段(SRAM)24a、24b、24c、24d
のそれぞれに独立に調節信号が送られる。
【0049】選択信号7により、時分割にスイッチ26
a、26b、26c、26dのいづれかがオン状態とな
る。記憶手段24a、24b、24c、24dのうち、
スイッチがオン状態となった記憶手段から、画像表示領
域の情報がクロック信号および表示器駆動パルス発生回
路27に入力される。クロック信号および表示器駆動パ
ルス発生回路27は、同期信号12を基準として、ライ
ンメモリ14への書込みおよび読出しおよびリフレッシ
ュ制御回路21へのクロック信号17、信号電極ドライ
バ駆動パルス18、走査電極駆動パルス19を発生す
る。
【0050】これにより、図8(a)に示すように、強
誘電性液晶表示器1に、同時に複数の異なる形式の映像
信号を表示することができる。選択信号7がそれぞれの
信号の1フレームもしくは数フレームごとに交互に切り
替わる場合、それぞれの映像信号のフレーム周波数は、
実質的に遅くなるが、(例えば同じフレーム周波数の映
像信号2つを同時に表示する場合、それぞれの映像信号
のフレーム周波数は1/2になる)同時に2つの映像信
号を視聴することができる。また、図8(b)の如く、
一方の映像信号が静止画もしくは動きの非常に少ない映
像である場合には、選択信号7の切り替えを他方の1/
10〜1/1000、もしくは1秒〜数十秒に1回切り
替わるように調節することにより、動画の品質を殆ど損
なうことなく同時に静止画もしくは動きの非常に少ない
映像を表示することができる。
【0051】図10は選択信号カウンタ回路32の一例
を示す図である。同図において、34は垂直同期信号を
クロック入力するバイナリカウンタ、35はAND回
路、36はDフリップフロップ、37は選択信号発生回
路である。また、この選択信号カウンタ回路32におい
て、映像信号入力端子8aに動画を入力し、映像信号入
力端子8bに静止画もしくは動きの非常に少ない映像を
表示する際のタイミングチャートを図15に示す。40
はDフリップフロップ36の出力信号、41は同期信号
分離回路11の出力信号である。
【0052】本例では一方の映像信号が、他方の1/1
00の割合で選択され、選択手段10は、Dフリップフ
ロップ36の出力信号40がLow(ロー)である時、
映像信号入力端子8aから入力される映像信号を選択
し、Dフリップフロップ36の出力信号40がHigh
(ハイ)である時、映像信号入力端子8bから入力され
る映像信号を選択する場合について説明する。バイナリ
カウンタ34はクロック入力の垂直同期信号12により
カウント動作する。バイナリカウンタ34の出力が十進
数“100”以下の時は、Dフリップフロップ36の出
力信号40はLowであるから、選択手段10は映像信
号入力端子8aの映像信号を選択し、同期信号分離回路
11により、映像信号8aから分離された垂直同期信号
12が選択信号カウンタ回路32に入力される。バイナ
リカウンタ34の出力が“100”、すなわちQ2、Q
5、Q6の出力が初めて全てHigh状態になると、A
ND回路35の出力がHighになる。AND回路35
の出力は、バイナリカウンタ34のリセット端子RST
に入力され、バイナリカウンタ34をリセットすると同
時に、Dフリップフロップ36に入力される。Dフリッ
プフロップ36は、クロック入力される垂直同期信号1
2に同期して、入力された信号を選択信号発生回路37
に送る。選択信号発生回路37は、Dフリップフロップ
の出力信号40がLowもしくはHighとなるのに従
って、映像信号入力端子8a、8bのいづれかに入力さ
れている映像信号に合わせて、選択手段10をスイッチ
ングするよう、選択信号7を出力する。従って、同期信
号分離回路11の出力信号は図15の12の如くなり、
前述の表示枠制御回路33内の画像表示領域を記憶する
記憶手段24a〜24dによりそれぞれ設定される強誘
電性液晶表示器1の表示領域に対し、例えば図8(b)
の如く映像信号が表示される。
【0053】また、図8(c)の如く、テレビジョン信
号を表示する際に、同時に裏番組を確認する際には、前
述と同様に選択信号7の切り替えを、主表示画面の1/
10〜1/1000、もしくは1秒〜数十秒に1回切り
替わるように調節することにより、主表示画面の品質を
殆ど損なうことなく同時に裏番組の映像を表示すること
ができる。
【0054】以上のように、本実施例によれば、表示装
置単体で、映像信号に複雑な信号処理を施すことなく、
簡易な回路構成で、複数の形式の異なる映像信号を同時
に表示することが可能となる効果がある。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
強誘電性液晶を用いた液晶表示器に代表される、記憶性
を有する画像表示器を使用する画像表示装置において、
映像信号に無信号状態を挿入する等の信号処理を必要と
せず、画像表示器とアスペクト比の異なる映像信号の表
示を実現する効果がある。また、画像表示領域外の画素
は映像信号選択時に1度もしくは映像信号の垂直同期期
間よりも十分に長い周期でリフレッシュ動作することが
可能となる。また、複数のアナログ形式の映像信号と、
ディジタル形式の情報信号の入力を、時分割で選択する
ことにより、複数の画像/情報信号を、画面を分割し、
同時に表示することを可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る液晶表示装置のブロ
ック図である。
【図2】 図1の装置における表示枠制御回路のブロッ
ク図である。
【図3】 図1の装置におけるラインメモリのタイミン
グチャートである。
【図4】 図1の装置における強誘電性液晶表示器のブ
ロック図である。
【図5】 図1の装置における画像表示器の表示画面例
を示す図である。
【図6】 図1の装置における画像表示器の他の表示画
面例を示す図である。
【図7】 本発明の他の実施例に係る液晶表示装置のブ
ロック図である。
【図8】 図7の装置における画像表示器の表示画面例
を示す図である。
【図9】 図7の装置における表示枠制御回路のブロッ
ク図である。
【図10】 図7の装置における選択信号カウンタ回路
の等価回路図例を示す図である。
【図11】 図1の装置における信号電極ドライバのタ
イミングチャートである。
【図12】 図1の装置における信号電極ドライバの他
のタイミングチャートである。
【図13】 図1の装置における走査電極ドライバのタ
イミングチャートである。
【図14】 図1の装置における走査電極ドライバの他
のタイミングチャートである。
【図15】 図7の装置における静止画もしくは動きの
非常に少ない映像を表示する際のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1:強誘電性液晶表示器、2:強誘電性液晶表示器1の
信号電極ドライバ、3:強誘電性液晶表示器1の走査電
極ドライバ、4:強誘電性液晶表示器1の信号電極、
5:強誘電性液晶表示器1の走査電極、6:強誘電性液
晶表示器1の画素、7:選択信号、8a,8b,8c:
アナログ形式映像信号入力端子、9:ディジタル形式映
像信号入力端子、10:選択手段、11:同期分離回
路、12:同期信号、13:A/Dコンバータ、14:
ラインメモリ、15:表示枠制御回路(第1の実施例に
係わる)、16:調節手段、17:ラインメモリ14お
よびリフレッシュ制御回路21のクロック信号、17
a:ラインメモリ14の書込みクロック、17b,17
d,17c:ラインメモリ14の読出しクロック、1
8:信号電極ドライバ駆動パルス、18a:信号電極ド
ライバチップセレクト信号、18b:信号電極ドライバ
スタートパルス、18c:映像信号クロックパルス、1
8d:信号電極ドライバクロックパルス、19:走査電
極ドライバ駆動パルス、19:走査電極ドライバチップ
セレクト信号、19:走査電極ドライバスタートパル
ス、19:走査電極ドライバクロックパルス、20,2
0a,20b,20c:ラインメモリ14の出力映像信
号、21:リフレッシュ制御回路、22:リフレッシュ
制御信号、23:リフレッシュ画像情報信号、24a,
24b,24c,24d:画像表示領域記憶手段、25
a,25b,25c,25d:スイッチ、26a,26
b,26c,26d:スイッチ、27:クロック信号お
よび画像表示器駆動パルス発生回路、28:ラインメモ
リ14の入力映像信号、29a〜e:信号電極ドライバ
IC、30a〜f:走査電極ドライバIC、31:画像
表示領域画素、32:選択信号カウンタ回路、33:表
示枠制御回路(第2の実施例に係わる)、34:バイナ
リカウンタ、35:AND回路、36:Dフリップフロ
ップ、37:選択信号発生回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号に基づき画像表示器上に順
    次リフレッシュしつつ画像を表示する画像表示装置にお
    いて、入力映像信号のアスペクト比に合わせて前記画像
    表示器における画像表示領域を切り替える表示枠制御回
    路と、前記画像表示領域以外の表示領域を前記画像表示
    領域におけるリフレッシュサイクルより低いサイクルで
    リフレッシュする領域外リフレッシュ手段とを備え、画
    像表示器は、記憶性を有するものであることを特徴とす
    る画像表示装置。
  2. 【請求項2】 入力映像信号に基づき画像表示器上に順
    次リフレッシュしつつ画像を表示する画像表示装置にお
    いて、複数の前記入力映像信号のうちから2以上を選択
    し、選択した信号を所定のタイミングで切り替えながら
    出力する選択切替手段と、選択される各映像信号に対し
    てそれに基づく表示が行なわれるべき前記画像表示器上
    の画像表示領域を割り当てる割当手段とを備え、画像表
    示器は記憶性を有するものであることを特徴とする画像
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記入力映像信号は、方式が異なる複数
    のアナログ形式の入力映像信号、およびディジタル形式
    の入力映像信号であり、前記画像表示装置はさらに、前
    記選択切替手段により選択されるアナログ形式の映像信
    号から同期信号を分離する同期分離回路と、そのアナロ
    グ形式の映像信号をディジタル形式の映像信号に変換す
    るA/Dコンバータと、選択されまたは変換されたディ
    ジタル形式の映像信号を1水平期間記憶するラインメモ
    リと、このラインメモリに前記同期信号に基づいてリフ
    レッシュタイミングの情報を送ってその映像信号を前記
    画像表示器に送出させるリフレッシュ制御回路を備える
    ことを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記入力映像信号はディジタル信号であ
    り、その映像信号を1水平期間記憶するラインメモリ
    と、このラインメモリにリフレッシュタイミングの情報
    を送ってその映像信号を前記画像表示器に送出させると
    同時に前記表示枠制御回路を制御することにより前記画
    像表示領域以外の表示領域をリフレッシュするリフレッ
    シュ制御回路とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記画像表示器は、走査電極群と信号電
    極群、およびこの走査電極群と信号電極群との間に配置
    した強誘電性液晶を有し、この走査電極群と信号電極群
    との交差部にマトリクス状に画素が形成された液晶表示
    器であり、前記強誘電性液晶の一方の閾値電圧を越えた
    電圧の印加によって形成される第一の配向状態の画素
    と、他方の閾値を越えた電圧の印加によって形成される
    第二の配向状態の画素とによって画像を表示するもので
    あることを特徴とする請求項1〜4記載の画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記信号電極群を駆動するための、それ
    ぞれが複数の前記信号電極に接続された複数の信号電極
    駆動回路であってその複数の信号電極駆動回路によりす
    べての信号電極を駆動するものと、前記走査電極群を駆
    動するための、それぞれが複数の前記走査電極に接続さ
    れた複数の走査電極駆動回路であってその複数の走査電
    極駆動回路によりすべての前記走査電極を駆動するもの
    とを備え、前記複数の信号電極駆動回路および複数の走
    査電極駆動回路のうち所定のものを選択して順次駆動さ
    せることにより、前記表示枠制御回路または前記画像表
    示領域の割当てを行なうものであることを特徴とする請
    求項5記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記リフレッシュ手段は、前記画像表示
    領域以外の表示領域の画素には、前記第一の配向状態も
    しくは第二の配向状態を形成するものであることを特徴
    とする請求項2の画像表示器を有する請求項5記載の画
    像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記リフレッシュ手段は、前記画像表示
    領域以外の表示領域の画素には、前記映像信号の垂直同
    期期間よりも長い周期で、前記第一の配向状態もしくは
    第二の配向状態を形成し、リフレッシュするものである
    ことを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記リフレッシュは、前記映像信号の垂
    直ブランキング期間に行うことを特徴とする請求項8記
    載の画像表示装置。
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