JPH0830408A - 印刷装置及びシステム及びその制御方法 - Google Patents
印刷装置及びシステム及びその制御方法Info
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- JPH0830408A JPH0830408A JP10733195A JP10733195A JPH0830408A JP H0830408 A JPH0830408 A JP H0830408A JP 10733195 A JP10733195 A JP 10733195A JP 10733195 A JP10733195 A JP 10733195A JP H0830408 A JPH0830408 A JP H0830408A
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- Theoretical Computer Science (AREA)
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- Software Systems (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ダウンロードオブジェクトを利用可能な印刷装
置においてダウンロードされたオブジェクトの情報をダ
ウンローダ以外の機能部より参照可能とする。 【構成】本印刷装置によれば、ダウンロード情報は通信
回線を通して印刷装置外に出力される。まずステップＳ
４０２において、ダウンロード情報をダウンロード情報
格納部より読み出す。そして、ステップＳ４０３におい
て、読み出したダウンロード情報を外部への通信に適し
た情報へ加工するとともに、通信に適したフォーマット
への変換を行う。最後に、ステップＳ４０３により得ら
れた情報を、インターフェースへ出力する。以上のよう
にしてホストコンピュータに対してダウンロード情報を
通知することが可能となる。
置においてダウンロードされたオブジェクトの情報をダ
ウンローダ以外の機能部より参照可能とする。 【構成】本印刷装置によれば、ダウンロード情報は通信
回線を通して印刷装置外に出力される。まずステップＳ
４０２において、ダウンロード情報をダウンロード情報
格納部より読み出す。そして、ステップＳ４０３におい
て、読み出したダウンロード情報を外部への通信に適し
た情報へ加工するとともに、通信に適したフォーマット
への変換を行う。最後に、ステップＳ４０３により得ら
れた情報を、インターフェースへ出力する。以上のよう
にしてホストコンピュータに対してダウンロード情報を
通知することが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外部よりオブジェクト
をダウンロードして利用する機能を有する印刷装置及び
システム及びその制御方法に関する。
をダウンロードして利用する機能を有する印刷装置及び
システム及びその制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、外部からオブジェクトをダウ
ンロードし、これを利用することが可能な印刷装置があ
る。一般に、ダウンロードしたオブジェクトに関する情
報（ダウンロード情報）はダウンロードを行う部分（ダ
ウンローダ）が管理を行う。そして、印刷装置はダウン
ロードされたオブジェクトを用いて処理を行うことによ
り、新たな機能を遂行することができる。
ンロードし、これを利用することが可能な印刷装置があ
る。一般に、ダウンロードしたオブジェクトに関する情
報（ダウンロード情報）はダウンロードを行う部分（ダ
ウンローダ）が管理を行う。そして、印刷装置はダウン
ロードされたオブジェクトを用いて処理を行うことによ
り、新たな機能を遂行することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷装置において、ダウンロード情報はダウンロー
ダのみが参照可能なデータである。更に、ダウンローダ
はこのようなダウンロード情報を他の機能を実行するた
めのプログラムへ通知するようには構成されていない。
このため、ダウンロード情報は他の機能を実行するプロ
グラムより参照することはできない。このため、ホスト
コンピュータやユーザは、印刷装置にどのようなデータ
がダウンロードされたかを認識することができず、各種
処理や操作に支障を来している。
来の印刷装置において、ダウンロード情報はダウンロー
ダのみが参照可能なデータである。更に、ダウンローダ
はこのようなダウンロード情報を他の機能を実行するた
めのプログラムへ通知するようには構成されていない。
このため、ダウンロード情報は他の機能を実行するプロ
グラムより参照することはできない。このため、ホスト
コンピュータやユーザは、印刷装置にどのようなデータ
がダウンロードされたかを認識することができず、各種
処理や操作に支障を来している。
【０００４】例えば、ホストコンピュータがあるダウン
ロードオブジェクトを用いて処理されるべき印刷データ
を印刷装置へ出力しようとする場合は、まず用いられる
ダウンロードオブジェクトを印刷装置へ出力する。ここ
で、当該印刷装置に既にそのダウンロードオブジェクト
がダウンロードされているような場合でも、ホストコン
ピュータはこれを認識する手段がなく、重複したダウン
ロード（無駄なダウンロードである）が実行されること
になる。
ロードオブジェクトを用いて処理されるべき印刷データ
を印刷装置へ出力しようとする場合は、まず用いられる
ダウンロードオブジェクトを印刷装置へ出力する。ここ
で、当該印刷装置に既にそのダウンロードオブジェクト
がダウンロードされているような場合でも、ホストコン
ピュータはこれを認識する手段がなく、重複したダウン
ロード（無駄なダウンロードである）が実行されること
になる。
【０００５】更に、上記従来の印刷装置においてダウン
ロード或は拡張ＲＯＭにより提供される機能（例えばエ
ミュレータプログラム等）を利用する場合、予めその機
能に必要な専用のメモリ領域が確保されている必要があ
る。つまり複数種類のダウンロードを可能とする場合に
は、その数だけ、そして夫々に必要なだけの領域をメモ
リ上に確保する必要がある。このため、未使用のダウン
ロード機能に対しても常に割り当てられた領域を空けて
おくことになり、メモリの利用効率が低下する。
ロード或は拡張ＲＯＭにより提供される機能（例えばエ
ミュレータプログラム等）を利用する場合、予めその機
能に必要な専用のメモリ領域が確保されている必要があ
る。つまり複数種類のダウンロードを可能とする場合に
は、その数だけ、そして夫々に必要なだけの領域をメモ
リ上に確保する必要がある。このため、未使用のダウン
ロード機能に対しても常に割り当てられた領域を空けて
おくことになり、メモリの利用効率が低下する。
【０００６】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、ダウンロードオブジェクトを利用可能な印刷
装置において、ダウンロードされたオブジェクトの情報
をダウンローダ以外の機能部より参照可能とする印刷装
置及びシステム及びその制御方法を提供することを目的
とする。
のであり、ダウンロードオブジェクトを利用可能な印刷
装置において、ダウンロードされたオブジェクトの情報
をダウンローダ以外の機能部より参照可能とする印刷装
置及びシステム及びその制御方法を提供することを目的
とする。
【０００７】又、本発明の他の目的は、ダウンロード情
報の内容をユーザもしくは外部に通知可能な印刷装置及
びその制御方法を提供することにある。
報の内容をユーザもしくは外部に通知可能な印刷装置及
びその制御方法を提供することにある。
【０００８】又、本発明の他の目的は、当該印刷装置の
ダウンロード情報をホストコンピュータへ通知すること
により、ホストコンピュータから印刷装置への重複した
ダウンロードを防止することを可能とし、システムの処
理速度を向上する印刷装置及びシステム及びその制御方
法を提供することにある。
ダウンロード情報をホストコンピュータへ通知すること
により、ホストコンピュータから印刷装置への重複した
ダウンロードを防止することを可能とし、システムの処
理速度を向上する印刷装置及びシステム及びその制御方
法を提供することにある。
【０００９】又、本発明の他の目的は、ダウンロードプ
ログラムが使用するメモリの割り当ての管理を改良する
ことにより、メモリ管理の簡便化、メモリ消費の軽減、
ダウンロードプログラムや拡張ＲＯＭで提供されるプロ
グラムの変更等への柔軟な対応を達成することが可能な
印刷装置及びシステム及びその制御方法を提供すること
にある。
ログラムが使用するメモリの割り当ての管理を改良する
ことにより、メモリ管理の簡便化、メモリ消費の軽減、
ダウンロードプログラムや拡張ＲＯＭで提供されるプロ
グラムの変更等への柔軟な対応を達成することが可能な
印刷装置及びシステム及びその制御方法を提供すること
にある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の印刷装置は、外部よりオブジェクトをダウ
ンロードするロード手段と、前記ロード手段によりダウ
ンロードされたオブジェクトに関する情報を格納する格
納手段と、前記格納手段により格納された情報を読み出
す読出手段と、前記読み出し手段により読み出された情
報を出力する出力手段とを備える。
めの本発明の印刷装置は、外部よりオブジェクトをダウ
ンロードするロード手段と、前記ロード手段によりダウ
ンロードされたオブジェクトに関する情報を格納する格
納手段と、前記格納手段により格納された情報を読み出
す読出手段と、前記読み出し手段により読み出された情
報を出力する出力手段とを備える。
【００１１】上記構成によれば、格納手段により格納さ
れているロード手段によりダウンロードされたオブジェ
クトに関する情報は、読出手段により読み出され、出力
手段により、所定の機能を実行する各種機能部等へ出力
される。
れているロード手段によりダウンロードされたオブジェ
クトに関する情報は、読出手段により読み出され、出力
手段により、所定の機能を実行する各種機能部等へ出力
される。
【００１２】又、好ましくは、前記出力手段は、当該印
刷装置に接続された外部装置に対して前記読出手段によ
り読み出された情報を出力する。外部装置がダウンロー
ドされているオブジェクトを認識することが可能とな
り、この情報を該外部装置の各種の処理に用いることが
可能となるからである。更に、上記外部装置との接続を
双方向通信可能な通信手段で行うことで、印刷データ用
の通信ケーブルを共用することが可能となる。
刷装置に接続された外部装置に対して前記読出手段によ
り読み出された情報を出力する。外部装置がダウンロー
ドされているオブジェクトを認識することが可能とな
り、この情報を該外部装置の各種の処理に用いることが
可能となるからである。更に、上記外部装置との接続を
双方向通信可能な通信手段で行うことで、印刷データ用
の通信ケーブルを共用することが可能となる。
【００１３】又、好ましくは、前記出力手段は、前記読
出手段により読み出された情報に基づいて表示出力を行
う。これにより、印刷装置単体で、ダウンロードされて
いるオブジェクトに関する情報をユーザに提示すること
が可能となる。
出手段により読み出された情報に基づいて表示出力を行
う。これにより、印刷装置単体で、ダウンロードされて
いるオブジェクトに関する情報をユーザに提示すること
が可能となる。
【００１４】又、好ましくは、前記出力手段は、前記読
出手段により読み出された情報に基づいて印刷出力を行
う。これにより、印刷装置単体で、ダウンロードされて
いるオブジェクトに関する情報をユーザに提示すること
が可能となる。
出手段により読み出された情報に基づいて印刷出力を行
う。これにより、印刷装置単体で、ダウンロードされて
いるオブジェクトに関する情報をユーザに提示すること
が可能となる。
【００１５】又、好ましくは、前記オブジェクトは、当
該印刷装置の内蔵プログラムを部分的に変更するための
パッチプログラムである。これにより、例えば、内蔵プ
ログラムにおける不具合箇所を部分的に修正することが
可能となるからである。
該印刷装置の内蔵プログラムを部分的に変更するための
パッチプログラムである。これにより、例えば、内蔵プ
ログラムにおける不具合箇所を部分的に修正することが
可能となるからである。
【００１６】又、好ましくは、前記オブジェクトは、前
記外部で作成された画像データである。これにより、例
えばオーバーレイデータをオブジェクトとして格納して
おくことが可能となり、複数ページにわたってオーバー
レイデータが用いられるような場合に処理速度を向上さ
せることができる。
記外部で作成された画像データである。これにより、例
えばオーバーレイデータをオブジェクトとして格納して
おくことが可能となり、複数ページにわたってオーバー
レイデータが用いられるような場合に処理速度を向上さ
せることができる。
【００１７】又、上記の目的を達成する本発明の情報処
理システムは、相互に通信可能に接続された情報処理装
置及び印刷装置と、前記印刷装置において、ダウンロー
ドされたオブジェクトに関する情報を格納する格納手段
と、前記格納手段により格納された情報を読み出し、こ
れを前記情報処理装置へ送信する送信手段と、前記情報
処理装置において、前記印刷データの送出に際して、前
記送信手段により送出された情報に基づいて処理に必要
なオブジェクトが使用可能か否かを判定する判定手段
と、前記判定手段による判定の結果、前記印刷データの
処理に必要なオブジェクトが使用可能となっていない場
合、該オブジェクトを前記印刷装置へダウンロードする
ダウンロード手段とを備える。
理システムは、相互に通信可能に接続された情報処理装
置及び印刷装置と、前記印刷装置において、ダウンロー
ドされたオブジェクトに関する情報を格納する格納手段
と、前記格納手段により格納された情報を読み出し、こ
れを前記情報処理装置へ送信する送信手段と、前記情報
処理装置において、前記印刷データの送出に際して、前
記送信手段により送出された情報に基づいて処理に必要
なオブジェクトが使用可能か否かを判定する判定手段
と、前記判定手段による判定の結果、前記印刷データの
処理に必要なオブジェクトが使用可能となっていない場
合、該オブジェクトを前記印刷装置へダウンロードする
ダウンロード手段とを備える。
【００１８】上記の構成によれば、情報処理装置は必要
なオブジェクトが使用可能か否かを判定し、使用可能で
ない場合は該必要なオブジェクトを印刷装置へダウンロ
ードする。必要なオブジェクトがダウンロードされてい
ない場合にダウンロードを実行するので、不必要にダウ
ンロードが実行されることを防止できる。
なオブジェクトが使用可能か否かを判定し、使用可能で
ない場合は該必要なオブジェクトを印刷装置へダウンロ
ードする。必要なオブジェクトがダウンロードされてい
ない場合にダウンロードを実行するので、不必要にダウ
ンロードが実行されることを防止できる。
【００１９】又、上記の目的を達成するための本発明の
印刷装置は、外部よりオブジェクトをダウンロードする
ロード手段と、前記ロード手段でロードされたオブジェ
クトが占有的に使用する固有領域をメモリより確保する
確保手段と、前記メモリ上に予め確保されている、複数
のオブジェクトから利用可能な共通領域と前記確保手段
で確保された固有領域とを用いて前記オブジェクトの処
理を実行する実行手段とを備えることを特徴とする印刷
装置。
印刷装置は、外部よりオブジェクトをダウンロードする
ロード手段と、前記ロード手段でロードされたオブジェ
クトが占有的に使用する固有領域をメモリより確保する
確保手段と、前記メモリ上に予め確保されている、複数
のオブジェクトから利用可能な共通領域と前記確保手段
で確保された固有領域とを用いて前記オブジェクトの処
理を実行する実行手段とを備えることを特徴とする印刷
装置。
【００２０】上記の構成によれば、ダウンロードされた
オブジェクトプログラムについて、各オブジェクトプロ
グラムの実行において使用されるデータを格納するため
の共通領域が、複数のダウンロードプログラムにおいて
共有可能となる。このため、オブジェクトプログラムが
必要とする全作業領域をオブジェクトプログラム毎に確
保しておく必要が無くなる。各オブジェクトプログラム
が占有すべき固有領域は、ダウンロード時に確保される
が、一般に固有領域は共通領域に比べて小さい領域とな
る。これにより、ダウンロードプログラムのために使用
するメモリ領域の管理の簡便化およびメモリ容量の軽減
を図ることが可能となる。
オブジェクトプログラムについて、各オブジェクトプロ
グラムの実行において使用されるデータを格納するため
の共通領域が、複数のダウンロードプログラムにおいて
共有可能となる。このため、オブジェクトプログラムが
必要とする全作業領域をオブジェクトプログラム毎に確
保しておく必要が無くなる。各オブジェクトプログラム
が占有すべき固有領域は、ダウンロード時に確保される
が、一般に固有領域は共通領域に比べて小さい領域とな
る。これにより、ダウンロードプログラムのために使用
するメモリ領域の管理の簡便化およびメモリ容量の軽減
を図ることが可能となる。
【００２１】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【００２２】本実施例を適応するレーザビームプリンタ
の構成について図１３を参照して説明する。
の構成について図１３を参照して説明する。
【００２３】図１３は実施例のレーザビームプリンタ
（以下、単に印刷装置とする）の内部構造を示す断面図
で、この印刷装置は不図示のデータ源から文字パターン
の登録や提携書式（フォームデータ）などの登録が行え
る。
（以下、単に印刷装置とする）の内部構造を示す断面図
で、この印刷装置は不図示のデータ源から文字パターン
の登録や提携書式（フォームデータ）などの登録が行え
る。
【００２４】図１３において、１００は印刷装置本体で
あり、外部に接続されているホストコンピュータから供
給される印刷情報（文字コード等）やフォーム情報或い
はマクロ命令などを入力して記憶するとともに、それら
の情報に従って対応する文字パターンやフォームパター
ンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。１１３は操作のためのスイッチ及びＬＥＤ表示器な
どが配されている操作パネル、１１０は印刷装置１００
全体の制御及びホストコンピュータから供給される文字
情報などを解析するコントローラ部である。このコント
ローラ部１１０は主に文字情報を対応する文字パターン
のビデオ信号に変換してレーザドライバ１００２に出力
する。
あり、外部に接続されているホストコンピュータから供
給される印刷情報（文字コード等）やフォーム情報或い
はマクロ命令などを入力して記憶するとともに、それら
の情報に従って対応する文字パターンやフォームパター
ンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。１１３は操作のためのスイッチ及びＬＥＤ表示器な
どが配されている操作パネル、１１０は印刷装置１００
全体の制御及びホストコンピュータから供給される文字
情報などを解析するコントローラ部である。このコント
ローラ部１１０は主に文字情報を対応する文字パターン
のビデオ信号に変換してレーザドライバ１００２に出力
する。
【００２５】レーザドライバ１００２は半導体レーザ１
００３を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ１００３から発射されるレー
ザ光１００４をオン・オフ切り換えする。このレーザ光
１００４は回転多面鏡１００５で左右方向に振らされて
静電ドラム１００６上を走査露光する。これにより、静
電ドラム１００６上には文字パターンの静電潜像が形成
されることになる。この潜像は静電ドラム１００６周囲
に配設された現像ユニット１００７により現像された
後、記録紙に転写される。この記録紙にはカットシート
を用い、カットシート記録紙は印刷装置１００に装着し
た用紙カセット１００８に収納され、給紙ローラ１００
９及び搬送ローラ１１００と１１１とにより、装置内に
取り込まれて、静電ドラム１００６に供給される。
００３を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ１００３から発射されるレー
ザ光１００４をオン・オフ切り換えする。このレーザ光
１００４は回転多面鏡１００５で左右方向に振らされて
静電ドラム１００６上を走査露光する。これにより、静
電ドラム１００６上には文字パターンの静電潜像が形成
されることになる。この潜像は静電ドラム１００６周囲
に配設された現像ユニット１００７により現像された
後、記録紙に転写される。この記録紙にはカットシート
を用い、カットシート記録紙は印刷装置１００に装着し
た用紙カセット１００８に収納され、給紙ローラ１００
９及び搬送ローラ１１００と１１１とにより、装置内に
取り込まれて、静電ドラム１００６に供給される。
【００２６】尚、以下の実施例の説明では、レーザービ
ーム方式の印刷装置１００を用いるが、インクジェット
方式等の他の記録方式のプリンタへも適用可能であるこ
とは明らかである。
ーム方式の印刷装置１００を用いるが、インクジェット
方式等の他の記録方式のプリンタへも適用可能であるこ
とは明らかである。
【００２７】図１は本実施例による印刷装置の概略の制
御構成例を示すブロック図である。同図において、１０
０は印刷装置である。印刷装置１００は大きく２つの構
成、即ちコントローラ部１１０、エンジン部１２０を備
える。コントローラ部１１０は、外部から印刷データや
制御命令などを受け取り、それに従って画像メモリデー
タを作成し、エンジン部１２０にその情報をビデオ信号
として転送する。エンジン部１２０はコントローラ１１
０から前述のビデオ信号を受け取り、その信号を可視像
として紙面に作像する。さらにコントローラ１１０は、
エンジン部１２０とも通信を行い、外部にエンジン部１
２０の状態を伝えたり、エンジン部１２０の全体的な制
御等を行う。
御構成例を示すブロック図である。同図において、１０
０は印刷装置である。印刷装置１００は大きく２つの構
成、即ちコントローラ部１１０、エンジン部１２０を備
える。コントローラ部１１０は、外部から印刷データや
制御命令などを受け取り、それに従って画像メモリデー
タを作成し、エンジン部１２０にその情報をビデオ信号
として転送する。エンジン部１２０はコントローラ１１
０から前述のビデオ信号を受け取り、その信号を可視像
として紙面に作像する。さらにコントローラ１１０は、
エンジン部１２０とも通信を行い、外部にエンジン部１
２０の状態を伝えたり、エンジン部１２０の全体的な制
御等を行う。
【００２８】コントローラ部１１０を詳細に説明する。
コントローラ部１１０は、ホストインターフェース（Ｉ
ＯＰ）１１１、表示パネル１１２、操作パネル１１３、
ＣＰＵ１１４、ＲＯＭ１１５、ＲＡＭ１１６、データバ
ス１１８を備えている。
コントローラ部１１０は、ホストインターフェース（Ｉ
ＯＰ）１１１、表示パネル１１２、操作パネル１１３、
ＣＰＵ１１４、ＲＯＭ１１５、ＲＡＭ１１６、データバ
ス１１８を備えている。
【００２９】ＩＯＰ１１１は外部の装置（例えばホスト
コンピュータ１３０）とのデータ送受信を行う。表示パ
ネル１１２は、印刷環境のパラメ−タ等の印刷装置情報
を表示する。操作パネル１１３は、印刷環境の各種パラ
メ−タの設定、変更の入力を行う。ＣＰＵ１１４は、装
置全体の制御と印刷データの解析、画像データの作成な
どを行う。ＲＯＭ１１５は装置の制御プログラム、各種
印刷装置制御言語、フォント情報などを格納する。ＲＡ
Ｍ１１６は外部から送れてくるデータの保管、各種印刷
パラメ−タの保管、情報処理のワーク領域など一時的な
情報記憶領域を提供する。ＲＡＭ１１６は、ダウンロー
ド情報を格納するためのダウンロード情報格納部１１６
ａを備える。データバス１１８は上述の各部を接続し、
コントローラ内部において各種のデータを伝達する。
コンピュータ１３０）とのデータ送受信を行う。表示パ
ネル１１２は、印刷環境のパラメ−タ等の印刷装置情報
を表示する。操作パネル１１３は、印刷環境の各種パラ
メ−タの設定、変更の入力を行う。ＣＰＵ１１４は、装
置全体の制御と印刷データの解析、画像データの作成な
どを行う。ＲＯＭ１１５は装置の制御プログラム、各種
印刷装置制御言語、フォント情報などを格納する。ＲＡ
Ｍ１１６は外部から送れてくるデータの保管、各種印刷
パラメ−タの保管、情報処理のワーク領域など一時的な
情報記憶領域を提供する。ＲＡＭ１１６は、ダウンロー
ド情報を格納するためのダウンロード情報格納部１１６
ａを備える。データバス１１８は上述の各部を接続し、
コントローラ内部において各種のデータを伝達する。
【００３０】ダウンロードとは印刷装置が電源オンの状
態において、当該印刷装置の外部から「オブジェクト」
を印刷装置内のＲＡＭ１１６もしくは再書き込み可能な
デバイスへロードすることである。前記オブジェクトを
ロードすることにより各種の印刷装置機能を付加するこ
とが可能となる。尚、オブジェクトとは、印刷装置上で
実行可能なプログラム、印刷装置に内蔵するプログラム
から参照可能なデータ（フォント等）である。
態において、当該印刷装置の外部から「オブジェクト」
を印刷装置内のＲＡＭ１１６もしくは再書き込み可能な
デバイスへロードすることである。前記オブジェクトを
ロードすることにより各種の印刷装置機能を付加するこ
とが可能となる。尚、オブジェクトとは、印刷装置上で
実行可能なプログラム、印刷装置に内蔵するプログラム
から参照可能なデータ（フォント等）である。
【００３１】図２は本実施例のダウンロード処理の手順
を表わすフローチャートである。ダウンローダが起動さ
れると（ステップＳ２０１）、印刷装置外部から通信回
線にを介してオブジェクトを入力する（ステップＳ２０
２）。入力されたオブジェクトはＲＡＭ１１６上へ配置
される（ステップＳ２０３）。次に、オブジェクトの種
類を判定し（ステップＳ２０４）、オブジェクト毎に内
蔵プログラムとオブジェクトとのインターフェース部の
変更（ステップＳ２０５）を行う。最後に、ダウンロー
ド情報の更新を行い（ステップＳ２０６）、本処理を終
了する。
を表わすフローチャートである。ダウンローダが起動さ
れると（ステップＳ２０１）、印刷装置外部から通信回
線にを介してオブジェクトを入力する（ステップＳ２０
２）。入力されたオブジェクトはＲＡＭ１１６上へ配置
される（ステップＳ２０３）。次に、オブジェクトの種
類を判定し（ステップＳ２０４）、オブジェクト毎に内
蔵プログラムとオブジェクトとのインターフェース部の
変更（ステップＳ２０５）を行う。最後に、ダウンロー
ド情報の更新を行い（ステップＳ２０６）、本処理を終
了する。
【００３２】上記ステップＳ２０４におけるオブジェク
トの種類の判定とは、例えば当該オブジェクトがプログ
ラムであるかデータであるかを判定するものである。更
に、当該オブジェクトがプログラムである場合は、それ
がトランスレータプログラム、スケーラプログラム、或
はパッチプログラム等のいずれであるかを判定する。ま
た、当該オブジェクトがデータである場合は、更にフォ
ントデータ、マクロデータ、テーブルデータ（タイル、
ディザパターン等）等のいずれであるかを判断する。ま
た、ステップＳ２０５におけるインターフェース部の変
更は、このオブジェクトの種類の判定に従ってダウンロ
ードオブジェクトの登録処理を行うものである。
トの種類の判定とは、例えば当該オブジェクトがプログ
ラムであるかデータであるかを判定するものである。更
に、当該オブジェクトがプログラムである場合は、それ
がトランスレータプログラム、スケーラプログラム、或
はパッチプログラム等のいずれであるかを判定する。ま
た、当該オブジェクトがデータである場合は、更にフォ
ントデータ、マクロデータ、テーブルデータ（タイル、
ディザパターン等）等のいずれであるかを判断する。ま
た、ステップＳ２０５におけるインターフェース部の変
更は、このオブジェクトの種類の判定に従ってダウンロ
ードオブジェクトの登録処理を行うものである。
【００３３】従来の印刷装置では、ダウンロード処理時
にだけダウンローダがダウンロード情報を変更してい
た。図３は従来の印刷装置におけるダウンロード情報に
関わるプログラム構成を説明する図である。即ち、ダウ
ンロード情報各の産１１６ａに格納されたダウンロード
情報はダウンローダ２００のみで管理され、参照および
変更はダウンローダのみが実行可能である。更にダウン
ローダ２００はこの情報を他の構成へ伝える機能を持ち
あわせてはおらず、従って他の機能の実行に際してダウ
ンロード情報を参照することはできなかった。
にだけダウンローダがダウンロード情報を変更してい
た。図３は従来の印刷装置におけるダウンロード情報に
関わるプログラム構成を説明する図である。即ち、ダウ
ンロード情報各の産１１６ａに格納されたダウンロード
情報はダウンローダ２００のみで管理され、参照および
変更はダウンローダのみが実行可能である。更にダウン
ローダ２００はこの情報を他の構成へ伝える機能を持ち
あわせてはおらず、従って他の機能の実行に際してダウ
ンロード情報を参照することはできなかった。
【００３４】本実施例の印刷装置によれば、各種ダウン
ロード情報へのアクセス権をダウンローダのみでなく、
他の部分にも与える。図４は、本実施例の印刷装置にお
けるダウンロード情報に関わるプログラム構成を説明す
る図である。
ロード情報へのアクセス権をダウンローダのみでなく、
他の部分にも与える。図４は、本実施例の印刷装置にお
けるダウンロード情報に関わるプログラム構成を説明す
る図である。
【００３５】本実施例では、各種ダウンロード情報への
直接的なアクセス権をダウンローダに与えない。図４に
示されるように、ダウンロード情報格納部１１６ａに格
納されたダウンロード情報への直接的なアクセスは、独
立したダウンロード情報管理部２０１で行われる。従っ
て、ダウンローダ２００はダウンロード処理の後で、ダ
ウンロード情報管理部２０１に情報の更新を要求するこ
とでダウンロード情報の更新を行う。また、ダウンロー
ダ２００がダウンロード情報を参照する場合は、ダウン
ロード情報管理部２０１への問い合わせを行う。同様
に、他のプログラムがダウンロード情報を参照する場合
も、このダウンロード情報管理部２０１へ問い合わせを
行うことで達成される。
直接的なアクセス権をダウンローダに与えない。図４に
示されるように、ダウンロード情報格納部１１６ａに格
納されたダウンロード情報への直接的なアクセスは、独
立したダウンロード情報管理部２０１で行われる。従っ
て、ダウンローダ２００はダウンロード処理の後で、ダ
ウンロード情報管理部２０１に情報の更新を要求するこ
とでダウンロード情報の更新を行う。また、ダウンロー
ダ２００がダウンロード情報を参照する場合は、ダウン
ロード情報管理部２０１への問い合わせを行う。同様
に、他のプログラムがダウンロード情報を参照する場合
も、このダウンロード情報管理部２０１へ問い合わせを
行うことで達成される。
【００３６】このように、他の機能を実行するための制
御プログラムがダウンロード情報を参照できるように構
成することで、使用者は容易にダウンロードの状況を把
握することが可能となる。例えば、印刷装置にダウンロ
ードされたオブジェクトに関する情報（ダウンロード情
報）をホストコンピュータに出力することで、ホストコ
ンピュータはこれを表示させたり、その他各種の処理が
可能となる。この場合の印刷装置の出力手順を以下に説
明する。
御プログラムがダウンロード情報を参照できるように構
成することで、使用者は容易にダウンロードの状況を把
握することが可能となる。例えば、印刷装置にダウンロ
ードされたオブジェクトに関する情報（ダウンロード情
報）をホストコンピュータに出力することで、ホストコ
ンピュータはこれを表示させたり、その他各種の処理が
可能となる。この場合の印刷装置の出力手順を以下に説
明する。
【００３７】図５ａは、本印刷装置がジョブ制御言語を
受信した場合の処理手順を表すフローチャートである。
ホストコンピュータ１３０と印刷装置１００は双方向通
信が可能であり、ホストコンピュータ１３０上では印刷
装置を制御するプログラム（プリンタドライバ１３１
（図１））が動作している。このプリンタドライバ１３
１は、印刷装置と双方向の通信を行うことにより、印刷
装置１００の状態や設定情報を得ることが可能となって
いる。このような通信は、ジョブ制御言語を印刷装置１
００へ送信することで実行される。
受信した場合の処理手順を表すフローチャートである。
ホストコンピュータ１３０と印刷装置１００は双方向通
信が可能であり、ホストコンピュータ１３０上では印刷
装置を制御するプログラム（プリンタドライバ１３１
（図１））が動作している。このプリンタドライバ１３
１は、印刷装置と双方向の通信を行うことにより、印刷
装置１００の状態や設定情報を得ることが可能となって
いる。このような通信は、ジョブ制御言語を印刷装置１
００へ送信することで実行される。
【００３８】ここでは、ホストコンピュータ１３０より
印刷装置１００に対してダウンロード情報を通知すると
いうジョブ制御コマンドを送る。印刷装置１００では、
ジョブ制御コマンドを受信すると、当該コマンドを解析
し、そのコマンド処理を実行する（ステップＳ４１１、
４１２）。
印刷装置１００に対してダウンロード情報を通知すると
いうジョブ制御コマンドを送る。印刷装置１００では、
ジョブ制御コマンドを受信すると、当該コマンドを解析
し、そのコマンド処理を実行する（ステップＳ４１１、
４１２）。
【００３９】図５ｂはダウンロード情報を通信回線を通
して印刷装置外に出力する手順を表わすフローチャート
である。ダウンロード情報の出力要求を外部（ここでは
ホストコンピュータ１２０）より受けると本処理が起動
する。まずステップＳ４０２において、ダウンロード情
報をダウンロード情報格納部１１６ａより読み出す。そ
して、ステップＳ４０３において、読み出したダウンロ
ード情報を外部への通信に適した情報へ加工するととも
に、通信に適したフォーマットへの変換を行う。最後
に、ステップＳ４０３により得られた情報を、インター
フェース（ＩＯＰ１１１）へ出力する（ステップＳ４０
４）。
して印刷装置外に出力する手順を表わすフローチャート
である。ダウンロード情報の出力要求を外部（ここでは
ホストコンピュータ１２０）より受けると本処理が起動
する。まずステップＳ４０２において、ダウンロード情
報をダウンロード情報格納部１１６ａより読み出す。そ
して、ステップＳ４０３において、読み出したダウンロ
ード情報を外部への通信に適した情報へ加工するととも
に、通信に適したフォーマットへの変換を行う。最後
に、ステップＳ４０３により得られた情報を、インター
フェース（ＩＯＰ１１１）へ出力する（ステップＳ４０
４）。
【００４０】こうして、インターフェースを介して、ダ
ウンロード情報がホストコンピュータ１３０へ送信され
る。尚、上記ステップＳ４０３における、情報の加工に
ついて説明する。ダウンロード情報のダウンロード情報
格納部１１６ａよりの読み出しはダウンローダ管理部が
行う。ここで得られるダウンロード情報のデータ形態は
ダウンローダ情報管理部で認識可能なものであるので、
ホストコンピュータへダウンロード情報を出力する際に
は、ホストコンピュータが認識可能な情報へ加工する必
要がある。そこで、ホストコンピュータが認識できる形
式、例えばテキスト形式への変換が行われる。
ウンロード情報がホストコンピュータ１３０へ送信され
る。尚、上記ステップＳ４０３における、情報の加工に
ついて説明する。ダウンロード情報のダウンロード情報
格納部１１６ａよりの読み出しはダウンローダ管理部が
行う。ここで得られるダウンロード情報のデータ形態は
ダウンローダ情報管理部で認識可能なものであるので、
ホストコンピュータへダウンロード情報を出力する際に
は、ホストコンピュータが認識可能な情報へ加工する必
要がある。そこで、ホストコンピュータが認識できる形
式、例えばテキスト形式への変換が行われる。
【００４１】以上のようにして例えばホストコンピュー
タ１３０に対してダウンロード情報を通知することが可
能となる。次に、本実施例１の印刷装置によるダウンロ
ード情報を用いたホストコンピュータの動作を図６ａ、
図６ｂのフローチャートを用いて説明する。図６ａ、ｂ
は実施例１の印刷装置より得られるダウンロード情報を
用いたホストコンピュータ１３０の処理手順を表わすフ
ローチャートである。
タ１３０に対してダウンロード情報を通知することが可
能となる。次に、本実施例１の印刷装置によるダウンロ
ード情報を用いたホストコンピュータの動作を図６ａ、
図６ｂのフローチャートを用いて説明する。図６ａ、ｂ
は実施例１の印刷装置より得られるダウンロード情報を
用いたホストコンピュータ１３０の処理手順を表わすフ
ローチャートである。
【００４２】ホストコンピュータ１３０と印刷装置は双
方向通信が可能であり、ホストコンピュータ１３０上で
は印刷装置を制御するプログラム（プリンタドライバ１
３１）が動作している。このプリンタドライバは、予め
各種のダウンロードオブジェクトを備えており、これら
の利用が可能である。これらのオブジェクトを必要に応
じてダウンロードすることで印刷装置における各種の機
能拡張を行うことができる。
方向通信が可能であり、ホストコンピュータ１３０上で
は印刷装置を制御するプログラム（プリンタドライバ１
３１）が動作している。このプリンタドライバは、予め
各種のダウンロードオブジェクトを備えており、これら
の利用が可能である。これらのオブジェクトを必要に応
じてダウンロードすることで印刷装置における各種の機
能拡張を行うことができる。
【００４３】まず、ステップＳ５０２において、データ
出力の前処理として、プリンタの接続や、機種の設定等
が行われる。又、印刷装置１００よりのダウンロード情
報の受信も行われる。
出力の前処理として、プリンタの接続や、機種の設定等
が行われる。又、印刷装置１００よりのダウンロード情
報の受信も行われる。
【００４４】図６ｂはステップＳ５０２におけるデータ
出力の前処理の詳細を表すフローチャートである。デー
タ出力前処理においては、まず、接続されている印刷装
置の機種情報の獲得を行う（ステップＳ５００１）。ま
た、印刷装置に既にダウンロードされた内容を示すダウ
ンロード情報の獲得を行う（ステップＳ５００２）。そ
して機種情報に基づいて予め印刷装置が備える機能を認
識すると共に、ダウンロード情報とに基づいて付加され
た機能を認識し、当該印刷装置が既に有する機能をリス
トアップする。
出力の前処理の詳細を表すフローチャートである。デー
タ出力前処理においては、まず、接続されている印刷装
置の機種情報の獲得を行う（ステップＳ５００１）。ま
た、印刷装置に既にダウンロードされた内容を示すダウ
ンロード情報の獲得を行う（ステップＳ５００２）。そ
して機種情報に基づいて予め印刷装置が備える機能を認
識すると共に、ダウンロード情報とに基づいて付加され
た機能を認識し、当該印刷装置が既に有する機能をリス
トアップする。
【００４５】次にステップＳ５０３において、これから
実行しようとする印刷に必要な機能を印刷装置１００が
備えているか否かを判定する。ここでは、印刷装置１０
０が予め備えている機能を示す情報に加えて、印刷装置
１００にダウンロードされたオブジェクトを示すダウン
ロード情報をも参照して、当該印刷装置に必要な機能が
備わっているか否かを判定する。
実行しようとする印刷に必要な機能を印刷装置１００が
備えているか否かを判定する。ここでは、印刷装置１０
０が予め備えている機能を示す情報に加えて、印刷装置
１００にダウンロードされたオブジェクトを示すダウン
ロード情報をも参照して、当該印刷装置に必要な機能が
備わっているか否かを判定する。
【００４６】既に印刷装置１００が備えている機能で印
刷処理を実行できる場合は、ステップＳ５０３よりステ
ップＳ５０４へ進み、印刷データの出力が行われる。一
方、印刷装置に存在しない機能を使用して印刷する場合
はステップＳ５０５へ進み、その機能を実現するオブジ
ェクトのダウンロードを実行する。そして、ステップＳ
５０４において印刷装置１００に対して印刷データを出
力する。出力された印刷データには、このオブジェクト
を用いた印刷処理が行われる。ステップＳ５０６では印
刷データの出力の終了を確認し、終了していなければス
テップＳ５０２へ戻り、印刷データの出力処理を続け
る。又、データの出力の終了が確認されたら本処理を終
了する。
刷処理を実行できる場合は、ステップＳ５０３よりステ
ップＳ５０４へ進み、印刷データの出力が行われる。一
方、印刷装置に存在しない機能を使用して印刷する場合
はステップＳ５０５へ進み、その機能を実現するオブジ
ェクトのダウンロードを実行する。そして、ステップＳ
５０４において印刷装置１００に対して印刷データを出
力する。出力された印刷データには、このオブジェクト
を用いた印刷処理が行われる。ステップＳ５０６では印
刷データの出力の終了を確認し、終了していなければス
テップＳ５０２へ戻り、印刷データの出力処理を続け
る。又、データの出力の終了が確認されたら本処理を終
了する。
【００４７】以上、ＲＡＭ１３へオブジェクトをダウン
ロードする場合を説明したが、オブジェクトのダウンロ
ード先はＲＡＭに限らない。オブジェクトのダウンロー
ド先は、再書き込みが可能なデバイスであればよく、例
えば、フラッシュＲＯＭを用いてもよい。フラッシュＲ
ＯＭとは、書き込み、消去が可能なＲＯＭであり、ダウ
ンロードによる書き込みを終えると拡張ＲＯＭと同様に
扱うことができる。
ロードする場合を説明したが、オブジェクトのダウンロ
ード先はＲＡＭに限らない。オブジェクトのダウンロー
ド先は、再書き込みが可能なデバイスであればよく、例
えば、フラッシュＲＯＭを用いてもよい。フラッシュＲ
ＯＭとは、書き込み、消去が可能なＲＯＭであり、ダウ
ンロードによる書き込みを終えると拡張ＲＯＭと同様に
扱うことができる。
【００４８】図７は、ホストコンピュータ１３０から印
刷装置１００へのダウンロード情報の問い合わせのため
のジョブ制御言語によるコマンド例を表わす。この例で
は、フラッシュＲＯＭに格納された機能の情報を要求し
ている。また、図８は、図７に示したコマンドに対す
る、印刷装置１００からの応答データの例である。この
例によれば、印刷装置１００にはスロット１とスロット
２にフラッシュＲＯＭが装着されており、夫々フォント
スケーラやマクロプログラムが格納されている。
刷装置１００へのダウンロード情報の問い合わせのため
のジョブ制御言語によるコマンド例を表わす。この例で
は、フラッシュＲＯＭに格納された機能の情報を要求し
ている。また、図８は、図７に示したコマンドに対す
る、印刷装置１００からの応答データの例である。この
例によれば、印刷装置１００にはスロット１とスロット
２にフラッシュＲＯＭが装着されており、夫々フォント
スケーラやマクロプログラムが格納されている。
【００４９】尚、上記ホストコンピュータの処理手順で
は、印刷装置の持つ機能の有無を印刷処理を行う度にチ
ェックするが、印刷処理を行う前の段階でそのチェック
を行い、印刷処理はその情報に従って行わせるようにす
ることも可能である。この印刷処理を行う前の段階と
は、例えば一回目の印刷処理の直前、もしくは印刷装置
の電源をオンにした時点等が挙げられる。
は、印刷装置の持つ機能の有無を印刷処理を行う度にチ
ェックするが、印刷処理を行う前の段階でそのチェック
を行い、印刷処理はその情報に従って行わせるようにす
ることも可能である。この印刷処理を行う前の段階と
は、例えば一回目の印刷処理の直前、もしくは印刷装置
の電源をオンにした時点等が挙げられる。
【００５０】又、図９に示すように、印刷装置１００自
身がハードディスク等の補助記憶装置１４０を備え、ま
だ印刷装置内にはダウンロードされていないが、ダウン
ロードデータがこのハードディスクに格納されていると
いう場合がある。この場合は、ホストコンピュータ１３
０よりのダウンロードは行わず、補助記憶装置１４０の
ダウンロードデータを優先して用いるように構成する。
この場合に、印刷装置１００よりホストコンピュータへ
通知される情報は、当該印刷装置が内蔵している機能を
示す昨日情報、ダウンロードされている機能を示すダウ
ンロード情報、補助記憶装置１４０に格納されている機
能を示す外部機能情報である。
身がハードディスク等の補助記憶装置１４０を備え、ま
だ印刷装置内にはダウンロードされていないが、ダウン
ロードデータがこのハードディスクに格納されていると
いう場合がある。この場合は、ホストコンピュータ１３
０よりのダウンロードは行わず、補助記憶装置１４０の
ダウンロードデータを優先して用いるように構成する。
この場合に、印刷装置１００よりホストコンピュータへ
通知される情報は、当該印刷装置が内蔵している機能を
示す昨日情報、ダウンロードされている機能を示すダウ
ンロード情報、補助記憶装置１４０に格納されている機
能を示す外部機能情報である。
【００５１】以上説明したように、本実施例の印刷装置
によればダウンロード情報が他の機能を実行するプログ
ラム（例えば、ホストコンピュータ１２０の印刷実行プ
ログラム）より参照することが可能となる。このため、
例えば、ホストコンピュータ１２０においては、不必要
にオブジェクトをダウンロードすることが防止され、シ
ステムとしての処理速度が向上する。
によればダウンロード情報が他の機能を実行するプログ
ラム（例えば、ホストコンピュータ１２０の印刷実行プ
ログラム）より参照することが可能となる。このため、
例えば、ホストコンピュータ１２０においては、不必要
にオブジェクトをダウンロードすることが防止され、シ
ステムとしての処理速度が向上する。
【００５２】尚、上記実施例では、通信回線を用いてダ
ウンロード情報を出力する構成を説明したが、例えば、
ダウンロード情報を印刷装置の表示パネルへ出力するよ
うにしても良い。このようにすれば、印刷装置単体で操
作者にダウンロード情報を知らせることが可能となる。
もちらん、ホストコンピュータ１３０が通信回線を介し
て受信したダウンロード情報を、ディスプレイに表示す
るように構成することも可能である。
ウンロード情報を出力する構成を説明したが、例えば、
ダウンロード情報を印刷装置の表示パネルへ出力するよ
うにしても良い。このようにすれば、印刷装置単体で操
作者にダウンロード情報を知らせることが可能となる。
もちらん、ホストコンピュータ１３０が通信回線を介し
て受信したダウンロード情報を、ディスプレイに表示す
るように構成することも可能である。
【００５３】更に、ダウンロード情報の出力方法とし
て、当該印刷装置に自身のダウンロード情報の印刷を行
わせるように構成しても良い。
て、当該印刷装置に自身のダウンロード情報の印刷を行
わせるように構成しても良い。
【００５４】又、上記実施例の印刷装置において、ダウ
ンロードプログラムと同様に、印刷装置にはない新しい
機能をダウンロードによって追加することが可能である
ことはいうまでもない。このような新たな機能とは、フ
ォントをはじめとして、印刷装置を制御する記述言語
（エミュレータ）、画像情報の処理を行うスケーラなど
がある。更に、これらの複数の機能をダウンロードする
ことにより、印刷装置に最初から内蔵されるものに加
え、多種多様の印刷環境を提供することが可能となる。
ンロードプログラムと同様に、印刷装置にはない新しい
機能をダウンロードによって追加することが可能である
ことはいうまでもない。このような新たな機能とは、フ
ォントをはじめとして、印刷装置を制御する記述言語
（エミュレータ）、画像情報の処理を行うスケーラなど
がある。更に、これらの複数の機能をダウンロードする
ことにより、印刷装置に最初から内蔵されるものに加
え、多種多様の印刷環境を提供することが可能となる。
【００５５】また、不要なダウンロードの実行を防止す
る為に、図６ａ、ｂのフローチャートで示した処理を適
用しても良いことは明らかである。
る為に、図６ａ、ｂのフローチャートで示した処理を適
用しても良いことは明らかである。
【００５６】又、上記実施例では、ダウンロードにより
新しい機能の追加を行う場合を説明している。しかしな
がら、本実施例の印刷装置によれば、他の処理を実行す
るプログラムよりダウンロード情報を参照可能としてい
るので、ダウンロード可能な情報はこれに限られるもの
ではない。例えば、印刷装置に内蔵されているＲＯＭ１
１５に配置されているプログラム（関数）にバグがあっ
た場合には、その関数の改訂版をダウンロード（即ち、
パッチプログラムをダウンロード）することによってそ
のバグから逃れることが可能となる。このバグ情報をダ
ウンロード情報に含めることによって、印刷装置の内蔵
プログラムはパッチプログラムを用いることが可能とな
る。更に、印刷装置にいくつかのバージョンがある場合
にも、それら複数の機種に対応するパッチプログラムを
作成することが可能となる。
新しい機能の追加を行う場合を説明している。しかしな
がら、本実施例の印刷装置によれば、他の処理を実行す
るプログラムよりダウンロード情報を参照可能としてい
るので、ダウンロード可能な情報はこれに限られるもの
ではない。例えば、印刷装置に内蔵されているＲＯＭ１
１５に配置されているプログラム（関数）にバグがあっ
た場合には、その関数の改訂版をダウンロード（即ち、
パッチプログラムをダウンロード）することによってそ
のバグから逃れることが可能となる。このバグ情報をダ
ウンロード情報に含めることによって、印刷装置の内蔵
プログラムはパッチプログラムを用いることが可能とな
る。更に、印刷装置にいくつかのバージョンがある場合
にも、それら複数の機種に対応するパッチプログラムを
作成することが可能となる。
【００５７】図１０はパッチプログラムをダウンロード
可能とする構成を説明する図である。同図において、Ｒ
ＯＭ１１５におけるプログラムｘ，ｙ，ｚは夫々メイン
プログラムから必要に応じて実行されるサブプログラム
である。メインプログラムは各サブプログラムの格納ア
ドレスを示すパッチテーブルをＲＡＭ１１６内に形成
し、このパッチテーブルを参照することで必要なサブプ
ログラムを実行する。
可能とする構成を説明する図である。同図において、Ｒ
ＯＭ１１５におけるプログラムｘ，ｙ，ｚは夫々メイン
プログラムから必要に応じて実行されるサブプログラム
である。メインプログラムは各サブプログラムの格納ア
ドレスを示すパッチテーブルをＲＡＭ１１６内に形成
し、このパッチテーブルを参照することで必要なサブプ
ログラムを実行する。
【００５８】さて、パッチプログラムをダウンロードす
ると、ＲＡＭ１１６にパッチプログラムが格納される。
このとき、パッチテーブル内の該当するサブプログラム
のアドレスをパッチプログラムがダウンロードされたＲ
ＡＭ１１６のアドレスに変更する。図１０では、プログ
ラムｘに対してパッチプログラムｘがダウンロードさ
れ、パッチテーブルの内容が変更された状態を示す。こ
の結果、メインプログラムはパッチテーブルを参照する
ことにより、プログラムｘの代りにパッチプログラムｘ
を実行するようになる。
ると、ＲＡＭ１１６にパッチプログラムが格納される。
このとき、パッチテーブル内の該当するサブプログラム
のアドレスをパッチプログラムがダウンロードされたＲ
ＡＭ１１６のアドレスに変更する。図１０では、プログ
ラムｘに対してパッチプログラムｘがダウンロードさ
れ、パッチテーブルの内容が変更された状態を示す。こ
の結果、メインプログラムはパッチテーブルを参照する
ことにより、プログラムｘの代りにパッチプログラムｘ
を実行するようになる。
【００５９】又、上述した実施例においては、ダウンロ
ードオブジェクトは内蔵ＲＯＭに含まれるものと同程度
のものを想定していた。具体的にはダウンロードプログ
ラム（エミュレータ、スケーラ、パッチ）やダウンロー
ドフォントが想定されている。しかしながら、ダウンロ
ードオブジェクトとして、印刷装置内で処理された後の
画像データと同等の情報を適用することも可能である。
ードオブジェクトは内蔵ＲＯＭに含まれるものと同程度
のものを想定していた。具体的にはダウンロードプログ
ラム（エミュレータ、スケーラ、パッチ）やダウンロー
ドフォントが想定されている。しかしながら、ダウンロ
ードオブジェクトとして、印刷装置内で処理された後の
画像データと同等の情報を適用することも可能である。
【００６０】通常、印刷装置内では、外部から送られて
くる印刷処理記述言語を解析しエンジン部への印字情報
または画像情報を作成する。この処理を印刷装置外で行
い、その結果のダウンロードを行う。こうすることによ
って、その印刷装置が持っていない機能を利用すること
が印刷装置の構成を変えることなしに可能となる。一例
としては次をあげる。よく使われる定型の画像データ
（オ−バ−レイデータ等）を予めホストコンピュータで
処理しておき、その展開結果をダウンロードする。印刷
の実行に際しては、そのダウンロードデータを参照して
印刷を行う。この結果、定型の画像データを１ページ毎
に展開処理する必要がなくなり、処理時間の節約が可能
となる。
くる印刷処理記述言語を解析しエンジン部への印字情報
または画像情報を作成する。この処理を印刷装置外で行
い、その結果のダウンロードを行う。こうすることによ
って、その印刷装置が持っていない機能を利用すること
が印刷装置の構成を変えることなしに可能となる。一例
としては次をあげる。よく使われる定型の画像データ
（オ−バ−レイデータ等）を予めホストコンピュータで
処理しておき、その展開結果をダウンロードする。印刷
の実行に際しては、そのダウンロードデータを参照して
印刷を行う。この結果、定型の画像データを１ページ毎
に展開処理する必要がなくなり、処理時間の節約が可能
となる。
【００６１】尚、上記実施例１では、ホストコンピュー
タ１３０より受信したジョブ制御言語によって、ダウロ
ード情報の参照を行うが、これに限られず、印刷装置１
００の操作パネルよりのキー入力によって、参照処理を
実行するように構成することも可能である。
タ１３０より受信したジョブ制御言語によって、ダウロ
ード情報の参照を行うが、これに限られず、印刷装置１
００の操作パネルよりのキー入力によって、参照処理を
実行するように構成することも可能である。
【００６２】＜実施例２＞本実施例２では、ダウンロー
ド或は拡張ＲＯＭによりプログラムの提供を行う場合の
外部変数領域のメモリ割当について説明する。
ド或は拡張ＲＯＭによりプログラムの提供を行う場合の
外部変数領域のメモリ割当について説明する。
【００６３】ここでは、プログラムのダウンロードを行
う場合、特にエミュレータプログラム（ページ記述言語
の翻訳プログラム）をダウンロード或は拡張ＲＯＭによ
って提供する場合のメモリ割り当てについて説明する。
う場合、特にエミュレータプログラム（ページ記述言語
の翻訳プログラム）をダウンロード或は拡張ＲＯＭによ
って提供する場合のメモリ割り当てについて説明する。
【００６４】一般に、エミュレータをダウンロードした
場合、そのエミュレータが使用するＲＡＭ上の外部変数
領域はダウンロードの度に動的に確保される。また、拡
張ＲＯＭによってエミュレータが提供される場合は、一
般に外部変数領域へのアクセスが絶対番地で行われるた
め、そのエミュレータ専用に予め領域を確保しておかな
ければならない。
場合、そのエミュレータが使用するＲＡＭ上の外部変数
領域はダウンロードの度に動的に確保される。また、拡
張ＲＯＭによってエミュレータが提供される場合は、一
般に外部変数領域へのアクセスが絶対番地で行われるた
め、そのエミュレータ専用に予め領域を確保しておかな
ければならない。
【００６５】また、一般に複数のエミュレータプログラ
ムがロードされた状態において、同時に２つ以上のエミ
ュレータプログラムが起動されることはない。しかしな
がら、夫々のエミュレータにおいて一部の外部変数を非
動作状態においても保存しておく必要があるため、夫々
のエミュレータによって確保された領域はあくまで専用
の領域となり、他のプログラムから利用することはでき
ない。
ムがロードされた状態において、同時に２つ以上のエミ
ュレータプログラムが起動されることはない。しかしな
がら、夫々のエミュレータにおいて一部の外部変数を非
動作状態においても保存しておく必要があるため、夫々
のエミュレータによって確保された領域はあくまで専用
の領域となり、他のプログラムから利用することはでき
ない。
【００６６】本実施例２によれば、外部変数領域を、当
該エミュレータが非動作時においても保存しなければな
らない外部変数を記憶する固有領域と、当該エミュレー
タの実行時に一時的に必要な外部変数を記憶する共通領
域とに分けてＲＡＭ上への外部変数領域の割り当てを行
う。
該エミュレータが非動作時においても保存しなければな
らない外部変数を記憶する固有領域と、当該エミュレー
タの実行時に一時的に必要な外部変数を記憶する共通領
域とに分けてＲＡＭ上への外部変数領域の割り当てを行
う。
【００６７】即ち、実施例２では、同時に２つのエミュ
レータが動作しないという前提に基づいて、エミュレー
タはＲＡＭ上に予め確保されている共通領域を外部変数
領域として用いる。この共通領域は全てのエミュレータ
によって共有される領域である。このように割り当てを
行うことにより、拡張されるエミュレータのために専用
の外部変数領域を割り当てておく必要がなくなる。一
方、共通領域のみでは、エミュレータが他のエミュレー
タに切り替わった後で再び元のエミュレータを実行する
ような場合に、以前の状態を外部変数に記憶しておくこ
とができない。これを解決するために、保存しておくべ
き外部変数を記憶するための領域を固有領域として、各
エミュレータプログラムに対応させてＲＡＭ上に割り当
てておく。
レータが動作しないという前提に基づいて、エミュレー
タはＲＡＭ上に予め確保されている共通領域を外部変数
領域として用いる。この共通領域は全てのエミュレータ
によって共有される領域である。このように割り当てを
行うことにより、拡張されるエミュレータのために専用
の外部変数領域を割り当てておく必要がなくなる。一
方、共通領域のみでは、エミュレータが他のエミュレー
タに切り替わった後で再び元のエミュレータを実行する
ような場合に、以前の状態を外部変数に記憶しておくこ
とができない。これを解決するために、保存しておくべ
き外部変数を記憶するための領域を固有領域として、各
エミュレータプログラムに対応させてＲＡＭ上に割り当
てておく。
【００６８】図１１は、一般的な外部変数領域のＲＡＭ
への割り当て状態を示す図である。各エミュレータは夫
々が専用の外部変数領域を確保している。この外部変数
領域には、固有領域と共通領域の区別はない。従って、
各エミュレータが実行時、非実行時を問わず、必要な外
部変数領域の全てを個別に確保する。一方、図１２は、
本実施例２による外部変数領域のＲＡＭ上における確保
の状態を表す図である。各エミュレータは固有領域と共
通領域を分けて確保する。ここで、エミュレータ共通領
域は各種のエミュレータプログラムから共通に利用され
る領域であり、予め所定アドレスに割り当てられてい
る。各エミュレータプログラムでは、この共通領域にア
クセスを行うために絶対アドレスによりアクセスする。
一方、各エミュレータプログラムに個別に割り当てられ
る固有領域は、エミュレータプログラムがダウンロード
されるとき、或は拡張ＲＯＭによって提供されるときに
動的に割り当てられる。従って、固有領域へのアクセス
は相対アドレスにて行われる。
への割り当て状態を示す図である。各エミュレータは夫
々が専用の外部変数領域を確保している。この外部変数
領域には、固有領域と共通領域の区別はない。従って、
各エミュレータが実行時、非実行時を問わず、必要な外
部変数領域の全てを個別に確保する。一方、図１２は、
本実施例２による外部変数領域のＲＡＭ上における確保
の状態を表す図である。各エミュレータは固有領域と共
通領域を分けて確保する。ここで、エミュレータ共通領
域は各種のエミュレータプログラムから共通に利用され
る領域であり、予め所定アドレスに割り当てられてい
る。各エミュレータプログラムでは、この共通領域にア
クセスを行うために絶対アドレスによりアクセスする。
一方、各エミュレータプログラムに個別に割り当てられ
る固有領域は、エミュレータプログラムがダウンロード
されるとき、或は拡張ＲＯＭによって提供されるときに
動的に割り当てられる。従って、固有領域へのアクセス
は相対アドレスにて行われる。
【００６９】以上のように、実施例２によれば全てのエ
ミュレータプログラムにおいて共通に使用することが可
能な共有領域を提供することが可能となる。一般に、固
有領域と共有領域のバイト数は固有領域のほうが圧倒的
に少ない傾向にある。従って、複数のエミュレータプロ
グラムを切り替え可能な印刷装置において、共通領域を
複数のエミュレータで共有することにより、必要なメモ
リの量を効果的に軽減することができる。
ミュレータプログラムにおいて共通に使用することが可
能な共有領域を提供することが可能となる。一般に、固
有領域と共有領域のバイト数は固有領域のほうが圧倒的
に少ない傾向にある。従って、複数のエミュレータプロ
グラムを切り替え可能な印刷装置において、共通領域を
複数のエミュレータで共有することにより、必要なメモ
リの量を効果的に軽減することができる。
【００７０】尚、上記実施例２ではエミュレータプログ
ラムについて説明したが、複数のプログラムから択一的
に実行されるオブジェクトプログラムであれば、上記手
法が適用可能である。
ラムについて説明したが、複数のプログラムから択一的
に実行されるオブジェクトプログラムであれば、上記手
法が適用可能である。
【００７１】また、実施例２においてもダウンロードオ
ブジェクトのロード先としてフラッシュＲＯＭを適用す
ることが可能である。ダウンロードを実行した後のフラ
ッシュＲＯＭは拡張ＲＯＭを装着したのと同様に動作す
ることになる。この場合、オブジェクトの格納先はフラ
ッシュＲＯＭのアドレスとなるが、外部変数領域（固有
領域と共通領域）はＲＡＭ上に割り当てられる。
ブジェクトのロード先としてフラッシュＲＯＭを適用す
ることが可能である。ダウンロードを実行した後のフラ
ッシュＲＯＭは拡張ＲＯＭを装着したのと同様に動作す
ることになる。この場合、オブジェクトの格納先はフラ
ッシュＲＯＭのアドレスとなるが、外部変数領域（固有
領域と共通領域）はＲＡＭ上に割り当てられる。
【００７２】尚、上記実施例１及び実施例２を組み合わ
せた構成としても良いことは言うまでもない。エミュレ
ータプログラムの重複したダウンロードによる無駄なメ
モリの消費を防止できるからである。
せた構成としても良いことは言うまでもない。エミュレ
ータプログラムの重複したダウンロードによる無駄なメ
モリの消費を防止できるからである。
【００７３】以上説明したように上記実施例１によれ
ば、ダウンロード情報をダウンローダ以外の機能部から
参照できるので、印刷装置の外部に対してダウンロード
情報の出力が可能となる。これにより、ホストコンピュ
ータ等の外部装置は、このダウンロード情報を用いて効
率のよい処理を行うことが可能となる。
ば、ダウンロード情報をダウンローダ以外の機能部から
参照できるので、印刷装置の外部に対してダウンロード
情報の出力が可能となる。これにより、ホストコンピュ
ータ等の外部装置は、このダウンロード情報を用いて効
率のよい処理を行うことが可能となる。
【００７４】また、表示パネルへの出力や、印刷して出
力を行わせることにより、印刷装置の操作者に各種のダ
ウンロード情報を知らせることができる。
力を行わせることにより、印刷装置の操作者に各種のダ
ウンロード情報を知らせることができる。
【００７５】又、実施例２の構成によれば、ダウンロー
ドプログラムを実行する際に必要となる外部変数領域を
共通領域と固有領域に分け、全ダウンロードプログラム
について共通領域を割当てることが可能となり、メモリ
管理の負担の軽減や、メモリの使用容量の軽減が図られ
る。
ドプログラムを実行する際に必要となる外部変数領域を
共通領域と固有領域に分け、全ダウンロードプログラム
について共通領域を割当てることが可能となり、メモリ
管理の負担の軽減や、メモリの使用容量の軽減が図られ
る。
【００７６】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても１つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
システムに適用しても１つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【００７７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ダウンロードオブジェクトを利用可能な印刷装置におい
て、ダウンロードされたオブジェクトの情報をダウンロ
ーダ以外の機能部より参照することが可能となる。
ダウンロードオブジェクトを利用可能な印刷装置におい
て、ダウンロードされたオブジェクトの情報をダウンロ
ーダ以外の機能部より参照することが可能となる。
【００７８】又、本発明の他の構成によれば、ダウンロ
ード情報の内容をユーザもしくは外部に通知することが
可能となる。
ード情報の内容をユーザもしくは外部に通知することが
可能となる。
【００７９】又、本発明の他の構成によれば、当該印刷
装置のダウンロード情報をホストコンピュータへ通知す
ることにより、ホストコンピュータから印刷装置への重
複したダウンロードを防止することが可能となり、シス
テムの処理速度が向上するという効果がある。
装置のダウンロード情報をホストコンピュータへ通知す
ることにより、ホストコンピュータから印刷装置への重
複したダウンロードを防止することが可能となり、シス
テムの処理速度が向上するという効果がある。
【００８０】又、本発明の他の構成によれば、複数のダ
ウンロードプログラムが共通のメモリ領域を使用するこ
とが可能となり、メモリ管理の簡便化、メモリ消費の軽
減、ダウンロードプログラムの変更等への柔軟な対応が
達成される。
ウンロードプログラムが共通のメモリ領域を使用するこ
とが可能となり、メモリ管理の簡便化、メモリ消費の軽
減、ダウンロードプログラムの変更等への柔軟な対応が
達成される。
【００８１】
【図１】本実施例による印刷装置の概略の制御構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】本実施例のダウンロード処理の手順を表わすフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図３】従来の印刷装置におけるダウンロード情報に関
わるプログラム構成を説明する図である。
わるプログラム構成を説明する図である。
【図４】本実施例の印刷装置におけるダウンロード情報
に関わるプログラム構成を説明する図である。
に関わるプログラム構成を説明する図である。
【図５ａ】ダウンロード情報を通信回線を通して印刷装
置外に出力する手順を表わすフローチャートである。
置外に出力する手順を表わすフローチャートである。
【図５ｂ】ダウンロード情報を通信回線を通して印刷装
置外に出力する手順を表わすフローチャートである。
置外に出力する手順を表わすフローチャートである。
【図６ａ】実施例１の印刷装置より得られるダウンロー
ド情報を用いたホストコンピュータの処理手順を表わす
フローチャートである。
ド情報を用いたホストコンピュータの処理手順を表わす
フローチャートである。
【図６ｂ】実施例１の印刷装置より得られるダウンロー
ド情報を用いたホストコンピュータの処理手順を表わす
フローチャートである。
ド情報を用いたホストコンピュータの処理手順を表わす
フローチャートである。
【図７】ホストコンピュータから印刷装置に対して送信
されるジョブ制御言語のコマンド例を示す図である。
されるジョブ制御言語のコマンド例を示す図である。
【図８】図７のコマンドに応答して、印刷装置からホス
トコンピュータへ送信される情報を示す図である。
トコンピュータへ送信される情報を示す図である。
【図９】印刷装置にダウンロードオブジェクトが格納さ
れている補助記憶装置を接続した状態を表わす図であ
る。
れている補助記憶装置を接続した状態を表わす図であ
る。
【図１０】パッチプログラムをダウンロードするための
構成を説明する図である。
構成を説明する図である。
【図１１】従来の印刷装置におけるＲＡＭ上の外部変数
領域の割り当て状態を表わす図である。
領域の割り当て状態を表わす図である。
【図１２】実施例２の印刷装置におけるＲＡＭ上の外部
変数領域を表わす図である。
変数領域を表わす図である。
【図１３】レーザビームプリンタの内部構造を示す断面
図である。
図である。
１００ 印刷装置本体 １１０ コントローラ部 １１１ ホストインターフェース（ＩＯＰ） １１２ 表示パネル １１３ 操作パネル １１４ ＣＰＵ １１５ ＲＯＭ １１６ ＲＡＭ １１８ データバス １２０ エンジン部 １３０ ホストコンピュータ部
Claims (31)
- 【請求項１】 外部よりオブジェクトをダウンロードす
るロード手段と、 前記ロード手段によりダウンロードされたオブジェクト
に関する情報を格納する格納手段と、 前記格納手段により格納された情報を読み出す読出手段
と、 前記読み出し手段により読み出された情報を出力する出
力手段とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項２】 前記出力手段は、当該印刷装置に接続さ
れた外部装置に対して前記読出手段により読み出された
情報を出力することを特徴とする請求項１に記載の印刷
装置。 - 【請求項３】 外部装置と当該印刷装置との双方向通信
を行う通信手段を更に備え、 前記出力手段は、前記読
出手段により読み出された情報を前記外部装置に出力す
ることを特徴とする請求項２に記載の印刷装置。 - 【請求項４】 前記出力手段は、前記読出手段により読
み出された情報に基づいて表示出力を行うことを特徴と
する請求項１に記載の印刷装置。 - 【請求項５】 前記出力手段は、前記読出手段により読
み出された情報に基づいて印刷出力を行うことを特徴と
する請求項１に記載の印刷装置。 - 【請求項６】 前記オブジェクトは、所定の機能を実行
するための付加的なプログラムデータであることを特徴
とする請求項１に記載の印刷装置。 - 【請求項７】 前記オブジェクトは、当該印刷装置の内
蔵プログラムを部分的に変更するためのパッチプログラ
ムであることを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。 - 【請求項８】 前記オブジェクトは、外部で作成された
画像データであることを特徴とする請求項１に記載の印
刷装置。 - 【請求項９】 相互に通信可能に接続された情報処理装
置及び印刷装置と、 前記印刷装置において、ダウンロードされたオブジェク
トに関する情報を格納する格納手段と、 前記格納手段により格納された情報を読み出し、これを
前記情報処理装置へ送信する送信手段と、 前記情報処理装置において、前記印刷データの送出に際
して、前記送信手段により送出された情報に基づいて処
理に必要なオブジェクトが使用可能か否かを判定する判
定手段と、 前記判定手段による判定の結果、前記印刷データの処理
に必要なオブジェクトが使用可能となっていない場合、
該オブジェクトを前記印刷装置へダウンロードするダウ
ンロード手段とを備えることを特徴とする印刷システ
ム。 - 【請求項１０】 前記情報処理装置よりオブジェクトに
関する情報の送信要求を前記印刷装置へ送信する要求手
段を更に備え、 前記送信手段は、前記送信要求を受信した時、前記格納
手段より情報を読み出してこれを前記印刷装置より前記
情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項９に記
載の印刷システム。 - 【請求項１１】 前記送信手段は、電源投入時において
前記格納手段により格納された情報を読み出し、これを
前記情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項９
に記載の印刷システム。 - 【請求項１２】 前記印刷装置は、 必要に応じてロードされる１つ又は複数のオブジェクト
を格納する外部記憶手段と、 前記外部記憶手段に格納されているオブジェクトの情報
を獲得する獲得手段とを更に備え、 前記送信手段は、前記格納手段より読み出した情報と、
前記獲得手段で獲得された情報とを前記情報処理装置へ
送信することを特徴とする請求項９に記載の印刷システ
ム。 - 【請求項１３】 外部よりオブジェクトをダウンロード
するロード手段と、 前記ロード手段でロードされたオブジェクトが占有的に
使用する固有領域をメモリより確保する確保手段と、 前記メモリ上に予め確保されている、複数のオブジェク
トから利用可能な共通領域と前記確保手段で確保された
固有領域とを用いて前記オブジェクトの処理を実行する
実行手段とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項１４】 前記確保手段で確保されるメモリ領域
は、前記ロード手段でロードされたオブジェクトが非動
作状態において必要な外部変数を保持するための領域で
あることを特徴とする請求項１３に記載の印刷装置。 - 【請求項１５】 外部よりオブジェクトをダウンロード
するロード工程と、 前記ロード工程によりダウンロードされたオブジェクト
に関する情報を格納する格納工程と、 前記格納工程により格納された情報を読み出す読出工程
と、 前記読出工程により読み出された情報を出力する出力工
程とを備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 【請求項１６】 前記出力工程は、当該制御方法に接続
された外部装置に対して前記読出工程により読み出され
た情報を出力することを特徴とする請求項１５に記載の
制御方法。 - 【請求項１７】 外部装置と当該制御方法との双方向通
信を行う通信工程を更に備え、 前記出力工程は、前記
読出工程により読み出された情報を前記外部装置に出力
することを特徴とする請求項１６に記載の制御方法。 - 【請求項１８】 前記出力工程は、前記読出工程により
読み出された情報に基づいて表示出力を行うことを特徴
とする請求項１５に記載の制御方法。 - 【請求項１９】 前記出力工程は、前記読出工程により
読み出された情報に基づいて印刷出力を行うことを特徴
とする請求項１５に記載の制御方法。 - 【請求項２０】 前記オブジェクトは、所定の機能を実
行するための付加的なプログラムデータであることを特
徴とする請求項１５に記載の制御方法。 - 【請求項２１】 前記オブジェクトは、当該制御方法の
内蔵プログラムを部分的に変更するためのパッチプログ
ラムであることを特徴とする請求項１５に記載の制御方
法。 - 【請求項２２】 前記オブジェクトは、外部で作成され
た画像データであることを特徴とする請求項１５に記載
の制御方法。 - 【請求項２３】 相互に通信可能に接続された情報処理
装置及び印刷装置とを備える印刷システムの制御方法で
あって、 前記印刷装置において、ダウンロードされたオブジェク
トに関する情報を格納する格納工程と、 前記格納工程により格納された情報を読み出し、これを
前記情報処理装置へ送信する送信工程と、 前記情報処理装置において、前記印刷データの送出に際
して、前記送信工程により送出された情報に基づいて処
理に必要なオブジェクトが使用可能か否かを判定する判
定工程と、 前記判定工程による判定の結果、前記印刷データの処理
に必要なオブジェクトが使用可能となっていない場合、
該オブジェクトを前記印刷装置へダウンロードするダウ
ンロード工程とを備えることを特徴とする制御方法。 - 【請求項２４】 前記情報処理装置よりオブジェクトに
関する情報の送信要求を前記印刷装置へ送信する要求工
程を更に備え、 前記送信工程は、前記送信要求を受信した時、前記格納
工程より情報を読み出してこれを前記印刷装置より前記
情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項２３に
記載の制御方法。 - 【請求項２５】 前記送信工程は、電源投入時において
前記格納工程により格納された情報を読み出し、これを
前記情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項２
３に記載の制御方法。 - 【請求項２６】 前記印刷装置は、必要に応じてロード
される１つ又は複数のオブジェクトを格納する外部メモ
リを有し、 前記印刷装置において前記外部メモリに格納されている
オブジェクトの情報を獲得する獲得工程を更に備え、 前記送信工程は、前記格納工程より読み出した情報と、
前記獲得工程で獲得された情報とを前記情報処理装置へ
送信することを特徴とする請求項２３に記載の制御方
法。 - 【請求項２７】 外部よりオブジェクトをダウンロード
するロード工程と、 前記ロード工程でロードされたオブジェクトが占有的に
使用する固有領域をメモリより確保する確保工程と、 前記メモリ上に予め確保されている、複数のオブジェク
トから利用可能な共通領域と前記確保工程で確保された
固有領域とを用いて前記オブジェクトの処理を実行する
実行工程とを備えることを特徴とする印刷装置の制御方
法。 - 【請求項２８】 前記確保工程で確保されるメモリ領域
は、前記ロード工程でロードされたオブジェクトが非動
作状態において必要な外部変数を保持するための領域で
あることを特徴とする請求項１３に記載の制御方法。 - 【請求項２９】 前記ロード手段はフラッシュＲＯＭに
外部よりのオブジェクトをダウンロードすることを特徴
とする請求項１に記載の印刷装置。 - 【請求項３０】 前記ロード手段はフラッシュＲＯＭに
外部よりのオブジェクトをダウンロードすることを特徴
とする請求項１３に記載の印刷装置。 - 【請求項３１】 オブジェクトプログラムを拡張ＲＯＭ
より提供する提供手段と、 前記提供手段で提供されたオブジェクトが占有的に使用
する固有領域を読み書き可能なメモリより確保する確保
手段と、 前記メモリ上に予め確保されている、複数のオブジェク
トから利用可能な共通領域と前記確保手段で確保された
固有領域とを用いて前記オブジェクトの処理を実行する
実行手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10733195A JPH0830408A (ja) | 1994-05-13 | 1995-05-01 | 印刷装置及びシステム及びその制御方法 |
| US08/440,942 US6493101B1 (en) | 1994-05-13 | 1995-05-15 | Program management apparatus and method, and program product therefor |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-99709 | 1994-05-13 | ||
| JP9970994 | 1994-05-13 | ||
| JP10733195A JPH0830408A (ja) | 1994-05-13 | 1995-05-01 | 印刷装置及びシステム及びその制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0830408A true JPH0830408A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=26440815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10733195A Pending JPH0830408A (ja) | 1994-05-13 | 1995-05-01 | 印刷装置及びシステム及びその制御方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6493101B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0830408A (ja) |
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-
1995
- 1995-05-01 JP JP10733195A patent/JPH0830408A/ja active Pending
- 1995-05-15 US US08/440,942 patent/US6493101B1/en not_active Expired - Fee Related
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