JPH05100804A - プリントシステム - Google Patents

プリントシステム

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JPH05100804A
JPH05100804A JP3258816A JP25881691A JPH05100804A JP H05100804 A JPH05100804 A JP H05100804A JP 3258816 A JP3258816 A JP 3258816A JP 25881691 A JP25881691 A JP 25881691A JP H05100804 A JPH05100804 A JP H05100804A
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emulation
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network
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printing
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Toshikazu Nishioka
稔員 西岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタの台数が多い場合でも各種のエミュ
レーションに対応させるためのコストを低く抑えること
のできるプリントシステムを提供する。 【構成】 通信ケーブル21にはエミュレーションプロ
グラムの書き替えが可能な複数のネットワーク対応プリ
ンタ22と、これらのいずれかを選択しながらプリント
アウトを行わせる複数のワークステーション23と、複
数のエミュレーションプログラムを収容したプリンタ制
御サーバ24が接続されている。あるワークステーショ
ン23があるネットワーク対応プリンタ22を指定して
プリントを行わせるとき、対応するエミュレーションが
存在しない場合にはプリンタ制御サーバ24がこれをそ
のネットワーク対応プリンタ22に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信ケーブルに接続され
た複数のプリンタを用いて印字作業を行うプリントシス
テムに係わり、詳細には複数のエミュレーションによっ
て印字処理を実行するプリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図18は、イーサネット等のLAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)を使用したプリントシステ
ムの一般的な構成を表わしたものである。このプリント
システムでは、ループ状の通信ケーブル11に複数台の
プリンタ(P)121 、122 、……12N と、複数台
のワークステーション(WS)131 、132 、……1
M が接続されている。このようなシステムでは、これ
らワークステーション131 、132 、……13M の編
集等を行った文書を、プリンタ121 、122 、……1
N 中の任意の1台を指定してプリントアウトさせるこ
とができる。
【0003】ところで、これらワークステーション13
1 、132 、……13M が異なったメーカによって製造
されたものであったり、同一メーカであっても異なった
年代に製造されたものであると、それぞれの文書を表わ
す制御コードの種類が異なっている場合がある。このよ
うな場合には、プリンタ121 、122 、……12N
でそれを自分の制御コードに変換して印字を行うことが
必要となる。このように他機種の制御コードあるいは命
令セットをハードウェアやソフトウェアによって模擬的
に実現することをエミュレーションといっている。
【0004】このようなエミュレーションを実現するた
めに、従来のプリンタ121 、12 2 、……12N はそ
れぞれ幾つかのエミュレーションカードを用意してお
り、制御コードの種類によってオペレータがこれらのカ
ードのうちから1枚を選択し、必要なエミュレーション
を実行させるようになっていた。しかしながら、図18
に示したようなネットワークに接続されたプリンタ12
1 、122 、……12Nでは、データの送り先としての
ワークステーション131 、132 、……13M が変更
されるたびにエミュレーションカードを交換する必要が
生じる場合があり、この交換操作が煩雑になるという問
題があった。
【0005】そこで特開平3−129516号公報で
は、複数のエミュレーションカードをパック化したカー
ドボックスをレーザプリンタに装着させるようにしてい
る。そしてワークステーションからサーバにデータの伝
送を行う際に、使用するエミュレーションカードを示す
選択コードをこのデータの先頭に付して送信し、サーバ
はこの選択コードを解読してレーザプリンタに通知する
ようになっている。レーザプリンタはこの通知されたエ
ミュレーションカードをカードボックスから取り出すこ
とができるので、オペレータの行っていたカードの選択
作業が不要になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この手法で
は図18に示したようにネットワークに複数の131
132 、……13M が存在する場合、それぞれにカード
ボックスを用意する必要がある。したがって、配置され
たプリンタの台数に比例して各種のエミュレーションに
対応させるためのカードボックスが必要になってコスト
がアップしてしまうといった問題があった。また、既存
のプリントシステムに1台の新たなワークステーション
やコンピュータを追加するたびに、すべてのプリンタの
カードボックスを交換したりそれらのボックスの内容を
変更する必要が生じる場合があり、プリントシステムの
保守が大変となるといった問題もあった。
【0007】そこで本発明の目的は、プリンタの台数が
多い場合でも各種のエミュレーションに対応させるため
のコストを低く抑えることのできるプリントシステムを
提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、プリンタやワ
ークステーション等のシステム構成員が変動した場合に
も、これによって新たに必要とされるエミュレーション
に容易に対処することのできるプリントシステムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、通信ケーブルに接続された複数のプリンタと、この
通信ケーブルに接続され、複数のエミュレーションプロ
グラムを格納したプログラム格納部と、このプログラム
格納部に格納されたエミュレーションプログラムのうち
要求のあったものを要求先のプリンタに転送する転送手
段とを具備するプリンタ制御サーバとをプリントシステ
ムに具備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、複数の
エミュレーションプログラムを格納したプログラム格納
部を備えたプリンタ制御サーバを通信ケーブルに接続し
ておく。そしてワークステーション等のデータ送出側あ
るいはプリンタから要求のあったエミュレーションプロ
グラムを要求先のプリンタに転送するようにする。この
請求項1記載の発明では、プリンタ制御サーバに各種の
エミュレーションプログラムを集中させることにより、
コストの低下を図ることができると共に、新たなエミュ
レーションプログラムの追加もこのプリンタ制御サーバ
に対してのみ行えばよいので、前記した各目的の達成が
可能になる。
【0011】請求項2記載の発明では、(イ)通信ケー
ブルに接続され、エミュレーションプログラムを一時的
に記憶する一時記憶部と、この一時記憶部に記憶された
エミュレーションプログラムを用いて印字のためのデー
タ処理を行うデータ処理部と、処理されたデータを用い
て印字を行う印字部とを備えた1または複数の第1種プ
リンタと、(ロ)この通信ケーブルに接続され、複数の
エミュレーションプログラムを格納したプログラム格納
部と、このプログラム格納部に格納されたエミュレーシ
ョンプログラムを用いて印字のためのデータ処理を行う
データ処理部と、処理されたデータを用いて印字を行う
印字部と、プログラム格納部に格納されたエミュレーシ
ョンプログラムのうち要求のあったものを要求先の第1
種プリンタに転送する転送手段とを具備する第2種プリ
ンタとの2種類のプリンタをプリントシステムに具備さ
せる。
【0012】すなわち請求項2記載の発明では、通信ケ
ーブルに2種類のプリンタを接続し、このうち第1種プ
リンタにはエミュレーションプログラムを一時的に記憶
する一時記憶部を配置しておく。また第2種プリンタに
は、各種エミュレーションプログラムを格納したプログ
ラム格納部を用意しておき、エミュレーションプログラ
ムのうち要求のあったものを要求際の第1種プリンタに
送り、その一時記憶部に記憶させることにする。これに
よりその第1種プリンタで、必要なエミュレーションを
実行することができ、第2種プリンタで集中的に各種の
エミュレーションプログラムを管理することができるの
で、前記した各目的の達成が可能になる。
【0013】請求項3記載の発明では、(イ)通信ケー
ブルに接続され、エミュレーションプログラムを一時的
に記憶する一時記憶部と、この一時記憶部に記憶された
エミュレーションプログラムを用いて印字のためのデー
タ処理を行うデータ処理部と、処理されたデータを用い
て印字を行う印字部とを備えた1または複数のプリンタ
と、(ロ)この通信ケーブルに接続され、複数のエミュ
レーションプログラムを格納したプログラム格納部と、
このプログラム格納部に格納されたエミュレーションプ
ログラムのうち要求のあったものを要求先のプリンタに
転送するエミュレーションプログラム転送手段と、処理
したプリントデータを印字対象のプリンタに送出する処
理データ送出手段とをプリントシステムに具備させる。
【0014】すなわち請求項3記載の発明では、通信ケ
ーブルにエミュレーションプログラムの入れ替えを行う
ことのできるプリンタと、複数のエミュレーションプロ
グラムを格納したプログラム格納部を備えたワークステ
ーション等の処理データ転送手段を配置しておく。そし
て、プリンタ側の所有していないエミュレーションプロ
グラムを処理データ転送手段が転送することにして、各
種のエミュレーションに対応させる。この請求項3記載
の発明では、ワークステーション等がすべてエミュレー
ションプログラムを格納しておく必要はなく、一部のも
のが複数のエミュレーションプログラムを格納した処理
データ送出手段であればよい。この請求項3記載の発明
では、処理データ転送手段が集中的に各種のエミュレー
ションプログラムを管理することができるので、これに
より前記した各目的の達成が可能になる。
【0015】請求項4記載の発明では、通信ケーブルに
接続され受信したプリントデータを解析してこれらのプ
リントデータを処理するエミュレーションプログラムを
判別すると共に、判別されたエミュレーションプログラ
ムを用いてプリントアウトを行う1または複数のプリン
タと、通信ケーブルに接続され、複数のエミュレーショ
ンプログラムを格納したプログラム格納部と、このプロ
グラム格納部に格納されたエミュレーションプログラム
のうち要求のあったものを要求先のプリンタに転送する
転送手段とを具備するプリンタ制御サーバとをプリント
システムに具備させる。
【0016】すなわち請求項4記載の発明では、プリン
タ側にプリントデータの解析機能を与え、必要なエミュ
レーションプログラムをプリンタ制御サーバ側に要求さ
せるようにした。この請求項4記載の発明では、プリン
タ制御サーバが集中的に各種のエミュレーションプログ
ラムを管理することができ、これにより前記した各目的
の達成が可能になる。
【0017】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例におけるプリント
システムの概要を表わしたものである。リング状のネッ
トワークを形成する通信ケーブル21には、複数台のネ
ットワーク対応プリンタ221 、222 、……22
N と、複数台のワークステーション231 、232 、…
…23M およびプリンタ制御サーバ(PS)24が接続
されている。このシステムでも、これらワークステーシ
ョン231 、232 、……23M の編集等を行った文書
を、ネットワーク対応プリンタ221 、222 、……2
N 中の任意の1台を指定してプリントアウトさせるこ
とができる。
【0019】図2はネットワーク対応プリンタの回路構
成の概要を表わしたものである。ネットワーク対応プリ
ンタ22は各種制御の中枢となるCPU31を備えてい
る。CPU31はデータバス等のバス32を介してRO
M33、RAM34、不揮発性メモリ(NVM)35、
ネットワークインタフェース(I/F)部36、パネル
制御部37およびエンジン制御部38と接続されてい
る。
【0020】ここでROM(リード・オンリ・メモリ)
33には、制御プログラムの他にこのネットワーク対応
プリンタ22のネイティブなプリンタ制御言語について
の処理プログラムが書き込まれている。RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)34は、CPU31が各種制御
を実行する上での一時的に必要とするデータを格納する
作業用メモリとしての役割を持っている他、イメージデ
ータを展開するためのページメモリとしての役割も備え
ている。ここで、イメージデータは印字のためにエンジ
ン制御部37に送られるデータである。本実施例で使用
される不揮発性メモリ35は、書き換えが可能な不揮発
性メモリであり、プリンタ制御サーバ24から送られて
くるエミュレーションプログラムを記憶するために使用
される。不揮発性メモリであるので、電源を切ってもそ
の内容は保存されるようになっている。書き換えが可能
な不揮発性メモリとしては、フラッシュ電気的消去RO
M(Flash E2 PROM)や電気的消去ROM(E2
ROM)あるいはハードディスク記憶装置が代表的であ
る。本実施例ではフラッシュ電気的消去ROMを不揮発
性メモリとして使用している。電池によってバックアッ
プされたRAMも不揮発性メモリとして使用することが
できる。
【0021】ネットワークインタフェース部36は、通
信ケーブル11とバス32を接続し、ネットワークを介
して図1に示したワークステーション231、232
……23M やプリンタ制御サーバ24と通信を行う部分
である。ワークステーション231 、232 、……23
M から送られてきたデータは、このネットワークインタ
フェース部36を経由して取り込まれ、CPU31が処
理することになる。パネル制御部37はコントロールパ
ネル41を接続しており、各種キーと液晶ディスプレイ
に対するデータの入出力制御を行うようになっている。
【0022】図3は、コントロールパネルにおけるこれ
らキー等の配置を表わしたものである。コントロールパ
ネル41には、その上部に液晶ディスプレイ43が配置
されており、その下には8つのキー441 〜448 が配
置されている。このうち液晶ディスプレイ43には、ネ
ットワーク対応プリンタ22の状態が表示される他、各
キー441 〜448 に対応したファンクションの内容が
表示されるようになっている。ここて、ONLINE
(オンライン)キー441 は、このネットワーク対応プ
リンタ22をオンラインの状態にするかオフラインの状
態にするかの切り替えを行うようになっている。
【0023】FONT(ORIENTATION)キー
442 は、ホストから送られてきた情報中に、使用する
フォントについての情報が無かった場合に、使用するフ
ォントの種類を設定するモードに入るために使用するキ
ーである。このFONT(ORIENTATION)キ
ー442 をCONTINUE(SIFT)キー445
同時に押した場合には、印字用紙とイメージの向きを設
定するためのモードに入る。MODE(EMULATI
ON)キー443 は、各種のプリンタ動作モードを設定
するためのモードに入るために使用される。CONTI
NUE(SIFT)キー445 と同時に押した場合に
は、エミュレーション(EMULATION)状態を設
定するためのモードに入るようになっている。
【0024】△(TEST)キー444 は、各設定モー
ドに入ったときに項目を選択するために使用される。C
ONTINUE(SIFT)キー445 と同時に押した
場合には、各種テストを実行するためのモードに入るよ
うになっている。CONTINUE(SIFT)キー4
5 は、致命的でないエラーが発生した場合に、そのエ
ラーを無視して所定の動作を実行するために使用され
る。また、他のキー44 2 〜444 、446 〜448
同時に押すことで、これらのキーのもう1つの機能を実
行させる。すなわち通常のキーボードにおけるシフトキ
ーと同様の作用を行う。ENTER(COPY)キー4
6 は、各設定モードにおいて選択した項目に設定を行
うときに使用する。CONTINUE(SIFT)キー
445 と同時に押した場合には、1枚分のイメージデー
タについて、何枚プリントアウトを行うかを設定するた
めのモードに入る。FORM FEED(FEEDE
R)キー447 は、プリント動作を起動する情報がホス
トから届かずに、前記したRAM34の一部を構成する
ページメモリ上にイメージデータが残った場合に、これ
をプリント出力するために使用される。CONTINU
E(SIFT)キー44 5 と同時に押した場合には、印
字用紙を給紙するトレイを設定するためのモードに入
る。▽(RESET)キー448 は、各設定モードにお
いて項目を変更する際に使用される。CONTINUE
(SIFT)キー445 と同時に押した場合には、各種
のリセット機能を実行するためのモードに入る。
【0025】図4は、2つのエミュレーションモードを
選択するための液晶ディスプレイの表示内容を表わした
ものである。前記したようにMODE(EMULATI
ON)キー443 とCONTINUE(SIFT)キー
445 を同時に押した場合にはエミュレーション状態を
設定するためのモードに入る。このとき、液晶ディスプ
レイ43には、エミュレーションをオート(AUTO)
モードとアドビ社のポストスクリプト(Post Script )
言語モードのいずれかを選択させるための表示が行われ
る。オペレータは、△(TEST)キー444 あるいは
▽(RESET)キー448を押下することで、いずれ
か所望のモードに設定することができる。オペレータが
オートモードを選択すると、このネットワーク対応プリ
ンタ22はネットワーク上のプリンタ制御サーバ24と
連動して各種のエミュレーションを実行することができ
る。ポストスクリプト言語モードを選択した場合には、
このネットワーク対応プリンタ22のネイティブな言語
であるポストスクリプト言語のみが実行される。
【0026】図2に戻って説明を続ける。エンジン制御
部38にはエンジン部46が接続されている。エンジン
部46とは、ネットワーク対応プリンタ22の印字部で
あり、本実施例ではレーザプリンタとしての基本的な構
成部分から構成されている。エンジン部46は前記した
ページメモリから読み出された印字信号を受け取ってレ
ーザビームを変調し、図示しない感光ドラムにこれを露
光走査して静電潜像の形成を行わせる。そして、この静
電潜像を図示しない現像装置で現像してトナー像を作成
し、これを印字用紙に転写し定着して印字済みの用紙と
して図示しないトレイに排出することになる。
【0027】図5は、本実施例におけるネットワークの
階層構造を表わしたものである。ネットワーク上でデー
タの伝送を行うには、これら各階層に対応したプロトコ
ルにしたがってネットワーク上の各機器が通信を行わな
ければならない。ここで電気物理層は第1層と呼ばれて
おり、電気的、機械的ならびに物理的条件を管理してビ
ット列の伝送を保証する層である。データリンク層は第
2層と呼ばれており、相手システムにフレームを確実に
伝送するのを保証する層である。ネットワーク層は第3
層と呼ばれており、通信相手となる最終端のシステムと
の通信経路を確立するための中継、ルーチング機能を管
理し、データ伝送を保証する層である。トランスポート
層は第4層と呼ばれており、通信網の両端にある最終端
のシステムで実際に通信を行っているプロセス間で、確
実なデータ転送が行われることを保証する層である。セ
ション層は第5層と呼ばれており、プロセス間の通信で
プロセスが必要とする情報の送り方やプロセス間の同
期、再同期等の管理を行う層である。プレゼンテーショ
ン層は第6層と呼ばれており、プロセス間で転送される
データ構造を決定して、必要に応じて個々のプロセス独
自のデータ構造と転送に必要な共通データ構造との変換
を行う層である。アプリケーション層は第7層と呼ばれ
ており、最上位の層である。本実施例では第1層から第
6層まで従来のものと同一なので、第7層のアプリケー
ション層におけるデータに関してのみ説明を行うことに
する。
【0028】図6は、本実施例で使用されるプリント要
求命令のデータ構造を表わしたものである。プリント要
求命令51は、図1に示したワークステーション2
1 、232 、……23M のいずれか1台(以下ワーク
ステーション231 とする。)がネットワーク対応プリ
ンタ221 、222 、……22N のいずれか1台(以下
ネットワーク対応プリンタ221 とする。)にプリント
アウトを行わせようとするときに送られる命令である。
このプリント要求命令51は、プリント要求を示すコー
ド52と、エミュレーションコード53とによって構成
されている。エミュレーションコード53は、転送した
いデータがどのプリンタ言語で記述されているかを示し
ている。エミュレーションコード53は、ネットワーク
対応プリンタ221 、222 、……22N が実施するこ
とのできる全エミュレーションに対応して用意されてい
る。本実施例では“0”から“5”までの6種類のエミ
ュレーションコードが用意されている。これを次の表1
に示す。
【0029】
【表1】
【0030】図7は、プリンタ制御サーバの回路構成の
概要を表わしたものである。プリンタ制御サーバ24
は、各種制御の中枢となるCPU61を備えている。C
PU61はデータバス等のバス62を介してROM6
3、RAM64、ネットワークインタフェース(I/
F)部65およびディスク制御部66と接続されてい
る。
【0031】ここでROM63にはこのプリンタ制御サ
ーバ24の制御プログラムが格納されている。RAM6
4は、CPU61が各種制御を実行する上での一時的に
必要とするデータを格納する作業用メモリとしての役割
を持っている。ネットワークインタフェース部66は、
通信ケーブル11とバス32を接続し、ネットワークを
介して図1に示したネットワーク対応プリンタ221
222 、……22N やワークステーション231 、23
2 、……23M と通信を行う部分である。ディスク制御
装置66はハードディスク装置67を接続しその制御を
行うようになっている。ハードディスク装置67には、
各種のエミュレーションプログラムが格納されている。
【0032】図8は、ハードディスク装置に格納された
テーブルの構造を表わしたものである。ハードディスク
装置67には、管理用テーブル71と、図1に示した各
ネットワーク対応プリンタ221 、222 、……22N
にそれぞれ対応して設けられた個別管理用テーブル72
1 、722 、……72N とが設けられている。管理用テ
ーブル71には、現在のネットワーク上におけるネット
ワーク対応プリンタ221 、222 、……22N の数N
と、それぞれの個別管理用テーブル721 、722 、…
…72N を示すポインタが記入されている。これに対し
て、各個別管理用テーブル721 、722 、……72N
には、対応するネットワーク対応プリンタ221 、22
2 、……22N が実行することのできるエミュレーショ
ンの数と、それらのネットワーク対応プリンタの現在設
定されているモードと、動作状態、実行可能なエミュレ
ーションのコードが記入されている。
【0033】ここで、ネットワーク対応プリンタ2
1 、222、……22N のモードについては、“1”
がオートモードを表わし、このモードでは要求のあった
エミュレーションプログラムが対応するネットワーク対
応プリンタ22に転送されることになる。また、“0”
の場合にはアドビ社のポストスクリプト言語が使用され
るモードなので、プリンタ制御サーバ24は直接関与し
ないことになる。また、プリンタの動作状態についても
同様にプリント中と待機中でコード情報を“1”または
“0”に設定している。
【0034】これらのテーブルの管理は次のように行わ
れる。各ネットワーク対応プリンタ221 、222 、…
…22N はオンラインでの接続状態になったときに、プ
リンタ制御サーバ24がネットワークに存在するかどう
かをチェックする。そして、存在する場合にはそのプリ
ンタ制御サーバ24に対してプリンタモードを通知す
る。
【0035】図9は、プリンタモードを通知するときの
データの構成を表わしたものである。すなわち、このと
きのデータ81は、プリンタモードの通知であることを
示すコード82と、プリンタモードを示す“1”または
“0”のコード情報83と、そのネットワーク対応プリ
ンタ22が実行可能なエミュレーションの数を示したデ
ータ84と、実行可能なそれぞれのエミュレーションコ
ード(表1参照)85から構成されている。
【0036】プリンタ制御サーバ24がネットワーク上
に存在しなかった場合には、そのネットワーク対応プリ
ンタ22はコントロールパネル41(図2参照)に存在
していないことを表示する。これ以後にプリンタ制御サ
ーバ24がネットワーク上に接続された場合には、この
プリンタ制御サーバ24はネットワークにプリンタモー
ド要求命令を送出する。この命令は通信ケーブル11を
通じて全ネットワーク対応プリンタ221 、222 、…
…22Nに垂れ流されるので、これらのネットワーク対
応プリンタ221 、222 、……22N が適宜プリンタ
モードを通知することによって図8に示したテーブル7
1、72が構築されることになる。この構築されたテー
ブル71、72の内容が初期値となる。
【0037】新たにネットワークにネットワーク対応プ
リンタ22が接続されるたびに、すでに説明した手順に
よってプリンタモード情報を書き換えることで、テーブ
ル71、72の更新が行われる。また、すでに接続状態
にあるネットワーク対応プリンタ221 、222 、……
22N に関するテーブル71、72の内容は、プリンタ
制御サーバ24自身によるこれらのネットワーク対応プ
リンタ221 、222 、……22N に対する制御に従っ
て更新されていく。
【0038】次に、ワークステーション231 がプリン
タ制御サーバ24に対してエミュレーションでプリン
ト要求を出した場合を想定してこのプリントシステムに
おけるプリンタ制御サーバ24の動作を説明する。
【0039】図10は、この要求が行われる時点におけ
るプリンタ制御サーバのハードディスク装置上に格納さ
れたデータの一部を表わしたものである。ハードディス
ク装置67のアドレス“1500”から始まる領域には
管理用テーブル71が格納されており、アドレス“20
00”から始まる領域には第1の個別管理用テーブル7
1 が格納されている。また、アドレス“2010”か
ら始まる領域には第2の個別管理用テーブル722 が格
納され、アドレス“2020”から始まる領域には第3
の個別管理用テーブル723 が格納されている。以下同
様である。
【0040】本実施例のプリントシステムでは、図1に
示した各ネットワーク対応プリンタ221 、222 、…
…22N の保持することのできるエミュレーションの数
は最大で2つとなっている。これは、図2で示した不揮
発性メモリ35の容量からの制限である。これらのネッ
トワーク対応プリンタ221 、222 、……22N のネ
イティブ言語は共通であり、図10に示した各テーブル
72におけるエミュレーションの数にはこれらのネイテ
ィブ言語は含まれていない。
【0041】図11および図12はプリンタ制御サーバ
がプリント要求を受信した際の動作を説明するための流
れ図である。図1に示したワークステーション231
前記したようにプリント要求を送出し、これがプリンタ
制御サーバ24で受信されると、プリンタ制御サーバ2
4は要求されたエミュレーションを有するネットワー
ク対応プリンタ22が存在するかどうかを調べ、必要な
場合には所定のネットワーク対応プリンタ22に対して
エミュレーションについてのエミュレーションプログ
ラムをロードすることになる。このような作業を実現す
るために、プリンタ制御サーバ24のCPU61はそれ
ぞれのレジスタi、t、dの内容を“0”に設定すると
共に、エミュレーションコードに対応するレジスタe1
〜em の内容を“0”に設定する(ステップS10
1)。そして、ネットワーク対応プリンタ22を順に指
定するための値iを現在の値から“1”だけカウントア
ップして(ステップS102)、この値iがネットワー
ク対応プリンタ221 、222 、……22N の総数Nよ
りも大きいかどうかを調べる(ステップS103)。
【0042】値iが総数Nよりも小さい場合には
(N)、この値iに対応するi番目のネットワーク対応
プリンタ22i の個別管理用テーブル72i について検
索が行われる(ステップS104)。そして、エミュレ
ーションコードに対応するレジスタe1 〜em のうち該
当するエミュレーションに対応するレジスタの内容を
“1”だけインクリメントする(ステップS105)。
そして、要求されたエミュレーションが存在するならば
(ステップS106;Y)、それがプリント中であるか
どうかを判別する(ステップS107)。プリント中で
なければそのi番目のネットワーク対応プリンタ22i
を使用することができる。したがって、この場合には
(N)、図12に進んでそのネットワーク対応プリンタ
22i がエミュレーションによって印字を処理するプ
リンタとして指定される(ステップS108)。この場
合には、このネットワーク対応プリンタ22i の個別管
理用テーブル72i を“0”(待機中)から“1”(プ
リント中)に更新し(ステップS109)、プリントの
要求を行ったワークステーション231 に対して印字デ
ータの出力を許可する(ステップS110)。
【0043】一方、ステップS107で要求されたエミ
ュレーションを使用できるネットワーク対応プリンタ
22i がプリント中であった場合には(Y)、レジスタ
tの内容を“0”から“1”に変更する(ステップS1
11)。そして、そのネットワーク対応プリンタ22i
は現在印字に使用することができないので、ステップS
102に進んで次のネットワーク対応プリンタ22i+1
をチェックするためにレジスタの値iを“1”だけ加算
する。そして、前記したと同様の処理を行うことになる
(ステップS103〜S111)。
【0044】ところで、ステップS106において、ネ
ットワーク対応プリンタ22i の個別管理用テーブル7
i に要求されたエミュレーションが存在しないとさ
れた場合には(N)、そのネットワーク対応プリンタ2
i にエミュレーションについてのエミュレーション
プログラムをダウンロード可能かどうかがチェックされ
る(ステップS112)。エミュレーションプログラム
をダウンロード可能であるとは、該当するネットワーク
対応プリンタ22i の不揮発性メモリ35にエミュレー
ションプログラムが1つ格納されているか、全然格納さ
れていない状態をいう。この不揮発性メモリ35にエミ
ュレーションプログラムが2つ格納されていてダウンロ
ードが可能でなければ(N)、そのままステップS10
2に進んで次のネットワーク対応プリンタ22i+1 がチ
ェックの対象とされる。ダウンロードが可能であれば
(Y)、レジスタdの内容を“1”と置き(ステップS
113)、ステップS102に進む。これは、該当する
エミュレーションプログラムをダウンロードしないでも
済むネットワーク対応プリンタ22が存在するならば、
そのネットワーク対応プリンタ22でプリントアウトを
行うことを優先させるためである。
【0045】このようにして順にネットワーク対応プリ
ンタ221 、222 、……22N を調べていくと、直ち
にプリントアウトが可能なネットワーク対応プリンタ2
2が見つからない状態では最終的にステップS103の
判断が肯定(Y)となる。この段階でCPU61はレジ
スタtの内容が“1”であるかどうかをチェックする
(ステップS114)。レジスタtの内容が“1”であ
れば(Y)、プリント中なので待機を行うという待機命
令が出され(ステップS115)、一定時間の待機が行
われる(ステップS116)。この後、ステップS10
1に進んでこの状態で該当のネットワーク対応プリンタ
22がプリント中でなければこのネットワーク対応プリ
ンタ22がプリントの対象に指定されることになる(ス
テップS108)。
【0046】これに対してステップS114でレジスタ
tの内容が“0”であれば(N)、該当するエミュレー
ションをいずれかのネットワーク対応プリンタ22に
ダウンロードするしかない。そこでダウンロード中であ
るという待機指令を出し(ステップS117)、レジス
タiの内容を再び“0”にイニシャライズする(ステッ
プS118)。この後、CPU61はレジスタdの内容
が“1”であるかどうかを調べる(ステップS11
9)。これは、該当するエミュレーションプログラムを
ダウンロードできるネットワーク対応プリンタ22が存
在するかとうかをチェックするためである。
【0047】もし、レジスタdの内容が“1”であれば
(Y)、レジスタiの値を“1”だけカウントアップし
て(ステップS120)、対応するネットワーク対応プ
リンタ22i の個別管理用テーブル72i の検索を行う
(ステップS121)。そして、このネットワーク対応
プリンタ22iについてダウンロードが可能であるかど
うかをチェックして(ステップS122)、可能であれ
ば(Y)、そのネットワーク対応プリンタ22i へのエ
ミュレーションのダウンロードが実行される(ステッ
プS123)。そして、このネットワーク対応プリンタ
22i がプリントアウトの対象として指定され(ステッ
プS108)、その個別管理用テーブル72i がプリン
ト中の状態に更新される(ステップS109)。この
後、プリントの要求元であるワークステーション231
に対して印字データの出力が許可される(ステップS1
10)。
【0048】一方、ステップS119でレジスタdの内
容が“0”であれば(N)、現状でダウンロードが不可
能ということになる。そこで、この場合にはネットワー
ク対応プリンタ221 、222 、……22N のいずれか
について既に格納されているエミュレーションプログラ
ムを消去して、現在要求されているエミュレーション
についてのエミュレーションプログラムを格納する必要
がある。そこで、まずレジスタiの値を“1”だけカウ
ントアップして(ステップS124)、対応するネット
ワーク対応プリンタ22i の個別管理用テーブル72i
の検索を行う(ステップS125)。そして、それぞれ
のエミュレーションコードに対応するレジスタe1 〜e
m の内容のうちの最大値に対応するエミュレーションが
存在するかどうかをチェックする(ステップS12
6)。
【0049】これは、ステップS105でそれぞれのネ
ットワーク対応プリンタ221 、222 、……22N
格納されているエミュレーションをレジスタe1 〜em
にカウントアップしていったことと関係する。すなわち
全ネットワーク対応プリンタ221 、222 、……22
N についてのカウントアップが終了すると、これらの中
に各エミュレーション〜(表1参照)がそれぞれ幾
つずつ存在するかが分かる。このうちの最も多い数のエ
ミュレーションについては、これを1つ消去しても大勢
に影響がない。そこでステップS126ではこの最大の
エミュレーションがネットワーク対応プリンタ22i
存在するかどうかを調べている。
【0050】そこで、ステップS126で最大値に対応
するエミュレーションが存在すると判別された場合には
(Y)、そのネットワーク対応プリンタ22i への対応
するエミュレーションの消去命令が実行される(ステッ
プS127)。そして、このネットワーク対応プリンタ
22i に代ってエミュレーションについてのエミュレ
ーションプログラムがダウンロードされることになる
(ステップS123)。これ以後は前記した通りである
(ステップS108〜S110)。ステップS126で
最大値に対応するエミュレーションが存在しないと判別
された場合には(N)、レジスタiの値が“1”だけカ
ウントアップされて次のネットワーク対応プリンタ22
i+1 について同様のチェックが行われる(ステップS1
25以降)。以下同様にして最大数のエミュレーション
についてのエミュレーションプログラムとエミュレーシ
ョンについてのエミュレーションプログラムの実質的
な交換が行われることになる。
【0051】図13は図10に対応するもので、幾つか
のワークステーション23がプリント要求を行った時点
におけるプリンタ制御サーバのハードディスク装置上に
格納されたデータの一部を表わしたものである。アドレ
ス“2000”から始まる第1の個別管理用テーブル7
1 には図10に示したように当初1つのエミュレーシ
ョンしか登録されていなかったので、ワークステーシ
ョン231 がエミュレーションを要求した時点で、こ
のエミュレーションが登録され、そのエミュレーショ
ンプログラムが第1のネットワーク対応プリンタ221
に格納されたことが分かる。
【0052】図14は、この例のような場合におけるワ
ークステーション231 と第1のネットワーク対応プリ
ンタ221 およびプリンタ制御サーバ24の信号のやり
とりの様子を表わしたものである。まず、ワークステー
ション231 はプリンタ制御サーバ24に対してプリン
ト要求を行う(ステップS201)。プリンタ制御サー
バ24は図11および図12で説明したようにワークス
テーション231 に対して待機を指示し(ステップS2
02)、ネットワーク対応プリンタ221 に対してエミ
ュレーションプログラムのロードを要求する(ステップ
S203)。これに対してネットワーク対応プリンタ2
1 から許可を示す信号が伝送されてきたら(ステップ
S204)、プリンタ制御サーバ24はエミュレーショ
ンデータ転送コードを先頭に配置して、エミュレーショ
ンについてのエミュレーションプログラムのダウンロ
ードを実行する(ステップS205)。
【0053】このようにしてネットワーク対応プリンタ
221 にエミュレーションが用意された時点で、プリ
ンタ制御サーバ24は改めて印字の対象となるエミュレ
ーションを指定する(ステップS206)。そして印
字の要求を行ったワークステーション231 についての
個別管理用テーブル721 の内容を“待機中”から“プ
リント中”に変更して(図10および図13参照)、プ
リント許可の信号を送る(ステップS207)。ワーク
ステーション231 はこれを基に、ネットワーク対応プ
リンタ221 に対してプリントデータの伝送を行う(ス
テップS208)。この伝送が正常に終了するとネット
ワーク対応プリンタ221 から正常終了を示す信号がワ
ークステーション231 に伝送され(ステップS20
9)、これを受けたワークステーション231 は正常終
了をプリンタ制御サーバ24に通知する(ステップS2
10)。プリンタ制御サーバ24はこれを基にして個別
管理用テーブル721 の内容を“プリント中”から“待
機中”に変更して、全作業が終了する。
【0054】この状態で例えばワークステーション23
2 からエミュレーションでのプリント要求がかかった
とする。プリンタ制御サーバ24はエミュレーション
が存在するかどうかを個別管理用テーブル72で調べ
る。存在している場合にはプリントができる状態である
かどうかをチェックする。図13よりネットワーク対応
プリンタ222 が直ちにプリントアウト可能なので、こ
れに対してエミュレーションでの処理が指令される。
そしてワークステーション232 に対してネットワーク
対応プリンタ222 に対する出力の指令が行われる。こ
のとき、ネットワーク対応プリンタ222 の個別管理用
テーブル722 も“待機中”から“プリント中”に変更
される。
【0055】この後、更にワークステーション233
らプリンタ制御サーバ24に対してエミュレーション
でのプリント要求が行われたとする。プリンタ制御サー
バ24は個別管理用テーブル72を調べてエミュレーシ
ョンがいずれのネットワーク対応プリンタ221 、2
2 、……22N にも存在しないことを知る(図13参
照)。次にプリンタ制御サーバ24はエミュレーション
プログラムがロード可能であるかどうかを調べ、可能な
ものが存在しないことを知ってワークステーション23
3 に対して待機命令を出す。そして、このワークステー
ション233 にロードされているプログラムの変更を行
う。個別管理用テーブル723 から分かるようにワーク
ステーション233 にはエミュレーションとが格納
されているがエミュレーションは全ネットワーク対応
プリンタ221 、222 、……22N に最も多く存在し
ている。そこでプリンタ制御サーバ24は、エミュレー
ションのプログラムを消去してエミュレーションの
プログラムをロードすることになる。
【0056】図15はこのようにして変更された後のプ
リンタ制御サーバのハードディスク装置上に格納された
データの一部を表わしたものであり、図10および図1
3に対応するものである。個別管理用テーブル723
はエミュレーションの代わりとしてエミュレーション
が登録されている。
【0057】以上説明した実施例ではネットワーク対応
プリンタ221 、222 、……22 N にロードされてい
るエミュレーションプログラムを消去する場合の判定を
単純にネットワーク上で同一のエミュレーションを持っ
たネットワーク対応プリンタ22の数で行った。これ以
外にも、過去の使用実績を加味して消去するエミュレー
ションプログラムを決定したり、エミュレーションプロ
グラムごとに重みを付けておいて、この重みと同一のエ
ミュレーションプログラムの存在するネットワーク対応
プリンタ22の数との積を比較して消去するエミュレー
ションプログラムを決定するようにしてもよい。
【0058】また、実施例では各種のエミュレーション
プログラムを収容したプリンタ制御サーバ24を用意し
たが、このような特別のプリンタ制御サーバ24は必ず
しも必要なく、これを特別のプリンタに代用させてもよ
い。すなわち、ネットワーク上に通常のプリンタ(第1
種プリンタ)と、各種のエミュレーションプログラムを
収容した第2種プリンタとを用意しておき、第1種プリ
ンタに第2種プリンタから必要なエミュレーションプロ
グラムをダウンロードさせるようにすれば、実施例と同
様な効果を得ることができる。同様の理由から一部のワ
ークステーションあるいは計算機が複数のエミュレーシ
ョンプログラムを用意して、必要なプログラムを指定さ
れたプリンタに送出することも可能である。
【0059】変形例
【0060】次に本発明の変形例を説明する。近年、受
信したデータを解析して自分で対応するエミュレーショ
ンプログラムを選択するようにしたプリンタが登場して
いる(特開平1−314177号公報および特開平2−
156325号公報)。本発明の変形例では、これと同
様にプリンタがデータを受信してこれを解析し、対応す
るエミュレーションプログラムが自己のメモリ内に蓄え
られていないときにはプリンタ制御サーバに対してその
エミュレーションプログラムの転送を要求するものであ
る。プリンタ制御サーバは、この要求されたエミュレー
ションプログラムを要求先のプリンタに転送する。
【0061】このような変形例のプリントシステムで、
各プリンタの構成は図2に示したネットワーク対応プリ
ンタ22と同様でよく、プリンタ制御サーバの構成は図
7に示したプリンタ制御サーバ24と同様でよい。今、
ネットワーク上のワークステーションWS1 がプリンタ
2 にプリント要求を行うものとし、プリンタ制御サー
バPSが各種のエミュレーションプログラムを格納して
いるものとする。
【0062】図16は、この変形例におけるプリントシ
ステムで、プリンタ制御サーバPSに該当するエミュレ
ーションプログラムが格納されている場合の信号のやり
とりの様子を表わしたものである。まずワークステーシ
ョンWS1 がプリントデータをプリンタP2 に送出する
(ステップS301)。プリンタP2 はその受信したデ
ータを解析して(ステップS302)、自身に用意され
ているエミュレーションプログラムでは対処できないこ
とを知る。そこでプリンタ制御サーバPSに対して該当
するエミュレーションプログラムのロードを要求する
(ステップS303)。プリンタ制御サーバPSはプリ
ンタP2 に対して、対応するエミュレーションプログラ
ムを転送する(ステップS304)。プリンタP2 はこ
のプログラムを用いてプリントデータを処理し(ステッ
プS305)、これが正常に終了したらワークステーシ
ョンWS1 に対してその旨を通知して(ステップS30
6)、全作業を終了させる。
【0063】図17は、これに対してこの変形例でプリ
ンタ制御サーバPSに該当するエミュレーションプログ
ラムが存在しない場合の信号のやりとりの様子を表わし
たものである。まずワークステーションWS1 がプリン
トデータをプリンタP2 に送出する(ステップS40
1)。プリンタP2 はその受信したデータを解析して
(ステップS402)、自身に用意されているエミュレ
ーションプログラムでは受信したプリントデータに対処
できないことを知る。そこでプリンタ制御サーバPSに
対して必要なエミュレーションプログラムのロードを要
求する(ステップS403)。この場合、プリンタ制御
サーバPSにはそのエミュレーションプログラムが存在
しない。したがって、プリンタ制御サーバPSはプログ
ラムデータ無しを示すデータをプリンタP2に対して送
出する(ステップS404)。プリンタP2 はこれによ
りプリントデータのプリントアウトが不可能なことを知
る。そこでプリンタP2 はプリント不可を表わしたコー
ドをワークステーションWS1に送って(ステップS4
05)、自身のコントロールパネル41(図2参照)に
エミュレーション不一致によりプリントができない旨の
表示を行い、全作業を終了させる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、複数のエミュレーションプログラムを格納し
たプリンタ制御サーバを用意したので、それぞれのプリ
ンタが各種のエミュレーションプログラムを用意する必
要がない。したがって、これらのプリンタを安価に製造
することができるばかりでなく、将来的に新たなデータ
形式の文書が作成されたような場合でも、プリンタ制御
サーバ内にこれに対応するエミュレーションプログラム
を追加することで、ネットワーク全体の要求に対処する
ことができるという効果がある。
【0065】また、請求項2記載の発明によれば、エミ
ュレーションプログラムを随時必要に応じて書き替える
ことのできる第1種プリンタと、それ自体複数のエミュ
レーションプログラムを格納した第2種プリンタの2種
類のプリンタを用意し、第2種プリンタがエミュレーシ
ョンプログラムを必要に応じて第1種プリンタに転送す
ることができるようにしたので、特別のプリンタ制御サ
ーバを必要とせずにエミュレーションプログラムを融通
しあうことができる。しかも、この発明によれば、通常
の文書等を第1種プリンタが主として受け持ち、特殊な
データ定式の文書等を第2種プリンタが主として受け持
つようにすることもでき、これにより、実際にはエミュ
レーションプログラムの入れ替えを頻繁に行うことなく
各種のデータ形式に対応することができるという効果も
ある。
【0066】更に請求項3記載の発明によれば、エミュ
レーションプログラムを随時必要に応じて書き替えるこ
とのできるプリンタと、複数のエミュレーションプログ
ラムを備え、かつプリントデータの送出機能も持った処
理データ送出手段とを通信ケーブルに接続したので、特
別のプリンタ制御サーバを必要とせずに必要なエミュレ
ーションプログラムをプリンタに転送することができ
る。しかもワークステーション等の処理データ送出手段
が同時にエミュレーションプログラムの送出も行うこと
ができるので、プリントデータの送出に先立って行われ
るプリンタとの通信においてそのプリンタが該当するエ
ミュレーションを持たないことが判別した場合には、エ
ミュレーションプログラムとプリントデータを一緒に伝
送することができ、伝送の効率化を図ることができると
いう効果がある。
【0067】また、請求項4記載の発明によれば、プリ
ンタ側に受信したプリントデータを解析する機能を具備
させたので、ワークステーション等のプリントデータ送
出側がいきなりプリントデータを目的のプリンタに送出
することができる。したがって、プリント制御サーバ等
にプリントデータの一部または全部を送って必要なエミ
ュレーションの判別を行い、再度これらのプリントデー
タを目的のプリンタに送出するといった無駄がなくな
り、データの効率的な伝送を実現するといった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるプリントシステム
の概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】 本実施例で用いられるネットワーク対応プリ
ンタの回路構成の概要を表わしたブロック図である。
【図3】 本実施例で用いられるコントロールパネルの
平面図である。
【図4】 本実施例で2つのエミュレーションモードを
選択するための液晶ディスプレイの表示内容の一例を示
す平面図である。
【図5】 本実施例で使用されるネットワークの階層構
造を表わした説明図である。
【図6】 本実施例で使用されるプリント要求命令のデ
ータ構造を表わした説明図である。
【図7】 本実施例で用いられるプリンタ制御サーバの
回路構成の概要を表わしたブロック図である。
【図8】 本実施例で用いられるハードディスク装置に
格納されたテーブルの構造を表わした説明図である
【図9】 本実施例でプリンタモードを通知するときの
データの構成を表わした説明図である。
【図10】 本実施例で第1の段階におけるプリンタ制
御サーバのハードディスク装置上に格納されたデータの
一部を表わした説明図である。
【図11】 本実施例でプリンタ制御サーバがプリント
要求を受信した際の動作を説明するための流れ図の前半
部分である。
【図12】 本実施例でプリンタ制御サーバがプリント
要求を受信した際の動作を説明するための流れ図の後半
部分である。
【図13】 本実施例で第2の段階におけるプリンタ制
御サーバのハードディスク装置上に格納されたデータの
一部を表わした説明図である。
【図14】 本実施例でワークステーション、プリンタ
制御サーバおよびネットワーク対応プリンタの信号のや
りとりの様子を表わしたタイミング図である。
【図15】 本実施例で第3の段階におけるプリンタ制
御サーバのハードディスク装置上に格納されたデータの
一部を表わした説明図である。
【図16】 本発明の変形例でプリンタ制御サーバに該
当するエミュレーションプログラムが格納されている場
合の信号のやりとりの様子を表わしたタイミング図であ
る。
【図17】 この変形例でプリンタ制御サーバに該当す
るエミュレーションプログラムが格納されていない場合
の信号のやりとりの様子を表わしたタイミング図であ
る。
【図18】 従来のプリントシステムの一般的な構成を
表わしたシステム構成図である。
【符号の説明】
21…通信ケーブル、22…ネットワーク対応プリン
タ、23…ワークステーション、24…プリンタ制御サ
ーバ、31、61…CPU、33、63…ROM、3
4、64…RAM、35…不揮発性メモリ、36、65
…ネットワークインタフェース部、41…コントロール
パネル、46…エンジン部、67…ハードディスク装
置、71…管理用テーブル、72…個別管理用テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ケーブルに接続された複数のプリン
    タと、 この通信ケーブルに接続され、複数のエミュレーション
    プログラムを格納したプログラム格納部と、このプログ
    ラム格納部に格納されたエミュレーションプログラムの
    うち要求のあったものを要求先のプリンタに転送する転
    送手段とを具備するプリンタ制御サーバとを具備するこ
    とを特徴とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】 通信ケーブルに接続され、エミュレーシ
    ョンプログラムを一時的に記憶する一時記憶部と、この
    一時記憶部に記憶されたエミュレーションプログラムを
    用いて印字のためのデータ処理を行うデータ処理部と、
    処理されたデータを用いて印字を行う印字部とを備えた
    1または複数の第1種プリンタと、 この通信ケーブルに接続され、複数のエミュレーション
    プログラムを格納したプログラム格納部と、このプログ
    ラム格納部に格納されたエミュレーションプログラムを
    用いて印字のためのデータ処理を行うデータ処理部と、
    処理されたデータを用いて印字を行う印字部と、前記プ
    ログラム格納部に格納されたエミュレーションプログラ
    ムのうち要求のあったものを要求先の第1種プリンタに
    転送する転送手段とを具備する第2種プリンタとを具備
    することを特徴とするプリントシステム。
  3. 【請求項3】 通信ケーブルに接続され、エミュレーシ
    ョンプログラムを一時的に記憶する一時記憶部と、この
    一時記憶部に記憶されたエミュレーションプログラムを
    用いて印字のためのデータ処理を行うデータ処理部と、
    処理されたデータを用いて印字を行う印字部とを備えた
    1または複数のプリンタと、 この通信ケーブルに接続され、複数のエミュレーション
    プログラムを格納したプログラム格納部と、このプログ
    ラム格納部に格納されたエミュレーションプログラムの
    うち要求のあったものを要求先のプリンタに転送するエ
    ミュレーションプログラム転送手段と、処理したプリン
    トデータを印字対象のプリンタに送出する処理データ送
    出手段とを具備することを特徴とするプリントシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 通信ケーブルに接続され受信したプリン
    トデータを解析してこれらのプリントデータを処理する
    エミュレーションプログラムを判別すると共に、判別さ
    れたエミュレーションプログラムを用いてプリントアウ
    トを行う1または複数のプリンタと、 前記通信ケーブルに接続され、複数のエミュレーション
    プログラムを格納したプログラム格納部と、このプログ
    ラム格納部に格納されたエミュレーションプログラムの
    うち要求のあったものを要求先のプリンタに転送する転
    送手段とを具備するプリンタ制御サーバとを具備するこ
    とを特徴とするプリントシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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