JPH08303873A - 燃焼装置のバーナーユニットおよびその取付構造 - Google Patents

燃焼装置のバーナーユニットおよびその取付構造

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JPH08303873A
JPH08303873A JP7106706A JP10670695A JPH08303873A JP H08303873 A JPH08303873 A JP H08303873A JP 7106706 A JP7106706 A JP 7106706A JP 10670695 A JP10670695 A JP 10670695A JP H08303873 A JPH08303873 A JP H08303873A
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JP
Japan
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burner unit
burner
wall
combustion apparatus
guide rail
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JP7106706A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Matsumoto
祥光 松本
Hiroshi Mitsuo
浩 満尾
Sukeaki Akiba
祐明 秋葉
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Gastar Co Ltd
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Gastar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】燃焼騒音などが生じる要因をなくす。 【構成】バーナーユニット20の背面壁部材21に位置
決め用の突条部22を突設し、バーナーユニット20を
収容空間へ押し込んだ際に、位置決め用の突条部22を
収容空間の奥壁45に当接させて、バーナーユニット2
0の水平面上における位置決めをし、それにより、収容
空間の奥壁45とバーナーユニット20の背面壁部材2
1との間に介在するシールパッキン46を均一に潰すよ
うにし、バーナーユニット20の側壁部材23に位置決
めフランジ24を形成し、バーナーユニット20を収容
空間へ押し込んだ際に、位置決めフランジ24がガイド
レール44に乗り上げた状態で摺動して、バーナーユニ
ット20を上下方向で位置決めして、隙間を通って取り
込まれる空気が安定して供給されるようにして、燃焼騒
音など低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼装置本体の収容空
間の内側壁にバーナーユニット案内用のガイドレールが
固設されており、前記ガイドレールに沿って前記収容空
間へ押し込んで取り付けられる燃焼装置のバーナーユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の燃焼装置としては、例えば、収容
空間の内壁部とバーナーユニットの外壁部との間の隙間
を通って燃焼室へ取り込まれた空気を利用する方式があ
る。
【0003】取り込まれる空気は、燃焼用あるいは内胴
冷却用に利用されるが、その空気を確保するために、収
容空間の内壁部とバーナーユニットの外壁部との間に隙
間を積極的に形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃焼装置のバーナユニットでは、バーナユニ
ット自体の部品精度誤差や取付精度誤差などから、収容
空間の内壁部とバーナーユニットの外壁部との間の隙間
にバラツキがあり、一定の隙間にすることが困難であ
り、前記隙間を通って取り込まれる空気が安定して供給
されないで、多めの送風量を送ることで多少のバラつき
があっても、風量不足とならないようにしていた、この
ため燃焼騒音などが生じる要因になるという問題点があ
った。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、バーナーユニットの背面壁に位置
決め用の突条部を突設し、バーナーユニットを収容空間
へ押し込んだ際に、位置決め用の突条部を収容空間の奥
壁に当接させて、バーナーユニットの水平面上における
位置決めをし、それにより、収容空間の奥壁と前記バー
ナーユニットの背面壁との間に介在するパッキンを均一
に潰すようにし、バーナーユニットの側壁部に位置決め
フランジを形成し、バーナーユニットを収容空間へ押し
込んだ際に、位置決めフランジがガイドレールに乗り上
げた状態で摺動して、バーナーユニットを上下方向で位
置決めして、隙間を通って取り込まれる空気が安定して
供給されるようにして、燃焼騒音(送風音)の低減がで
きる燃焼装置のバーナユニットを提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 燃焼装置本体の収容空間の内側壁(43)に、バー
ナーユニット案内用のガイドレール(44)が固設され
ており、前記ガイドレール(44)に沿って前記収容空
間へ押し込んで取り付られる燃焼装置のバーナーユニッ
トにおいて、前記バーナーユニット(20)の背面壁
(21)に、該バーナーユニット(20)を前記収容空
間へ押し込んだ際に、前記収容空間の奥壁(45)に当
接して、前記収容空間の奥壁(45)と前記バーナーユ
ニット(20)の背面壁(21)との間に介在するパッ
キン(46)を均一に潰し可能にした位置決め用の突条
部(22)を突設し、前記バーナーユニット(20)の
側壁部(23)に、前記バーナーユニット(20)を前
記収容空間へ押し込んだ際に、前記ガイドレール(4
4)に乗り上げた状態で摺動して、前記バーナーユニッ
ト(20)を上下方向で位置決め可能にする位置決めフ
ランジ(24)を形成したことを特徴とする燃焼装置の
バーナーユニット。
【0007】2 前記位置決めフランジ(24)は、前
記バーナーユニット(20)の側壁部(23)から外側
方へ延びる水平フランジ部(25)と、その延びた先端
が下方に折曲げられて成る下方フランジ部(26)とか
ら成り、前記下方フランジ部(26)の奥側の端部は、
前記下方フランジ部(26)を前記乗り上げ状態にすべ
く、前記ガイドレール(44)を相対的に案内するため
案内用のテーパ部(27)に成っていることを特徴とす
る1項記載の燃焼装置のバーナーユニット。
【0008】3 前記水平フランジ部(25)は、その
奥縁部が前記バーナーユニット(20)の背面壁(2
1)の面に対して平行になるように折り曲げられた平行
フランジ部(28)を有し、前記バーナーユニット(2
0)の背面壁(21)は、前記平行フランジ部(28)
に重なり合うように延びた延設フランジ部(21a)を
有していることを特徴とする1または2項記載の燃焼装
置のバーナーユニット。
【0009】4 燃焼装置本体の収容空間の内側壁(4
3)にバーナーユニット案内用のガイドレール(44)
を固設し、前記バーナーユニット(20)を前記ガイド
レール(44)に沿って前記収容空間へ押し込んで取り
付ける燃焼装置のバーナーユニットの取付構造におい
て、前記バーナーユニット(20)の背面壁(21)に
位置決め用の突条部(22)を突設し、バーナーユニッ
ト(20)を前記収容空間へ押し込んだ際に、前記位置
決め用の突条部(22)を前記収容空間の奥壁(45)
に当接させて、前記収容空間の奥壁(45)と前記バー
ナーユニット(20)の背面壁(21)との間に介在す
るパッキン(46)を均一に潰し、前記バーナーユニッ
ト(20)の側壁部(23)に位置決めフランジ(2
4)を形成し、前記バーナーユニット(20)を前記収
容空間へ押し込んだ際に、前記位置決めフランジ(2
4)が前記ガイドレール(44)に乗り上げた状態で摺
動して、前記バーナーユニット(20)を上下方向で位
置決めしたことを特徴とする燃焼装置のバーナーユニッ
トの取付構造。
【0010】5 燃焼装置本体の収容空間の内側壁(4
3)に、バーナーユニット案内用のガイドレール(4
4)が固設されており、前記ガイドレール(44)に沿
って前記収容空間へ押し込んで取り付られる燃焼装置の
バーナーユニットにおいて、前記バーナーユニット(2
0)の背面壁(21)に、該バーナーユニット(20)
を前記収容空間へ押し込んだ際に、前記収容空間の奥壁
(45)に当接して、前記収容空間の奥壁(45)と前
記バーナーユニット(20)の背面壁(21)との間に
介在するパッキン(46)を均一に潰し可能にした位置
決め用の突条部(22)を突設したことを特徴とする燃
焼装置のバーナーユニットに存する。
【0011】
【作用】バーナーユニット(20)を収容空間へ押し込
んでいくと、やがて、バーナーユニット(20)の背面
壁(21)に形成された位置決め用の突条部(22)
が、収容空間の奥壁(45)に当接するようになる。そ
れにより、バーナーユニット(20)の水平面上におけ
る位置決めがなされ、収容空間の奥壁(45)と前記バ
ーナーユニット(20)の背面壁(21)との位置関係
が所望の状態になり、両者の間の隙間も所望の状態にな
り、両者の間に介在するパッキン(46)が均一に潰れ
るようになる。バーナーユニット(20)を収容空間へ
押し込んでいく際には、収容空間の内側壁(43)に固
設されたガイドレール(44)に、バーナーユニット
(20)の側壁部(23)に形成された位置決めフラン
ジ(24)が乗り上るようになり、位置決めフランジ
(24)がガイドレール(44)に乗り上げた状態で摺
動するので、バーナーユニット(20)が上下方向で位
置決めされる。すなわち、バーナーユニット(20)が
収容空間の内で所望の位置に位置決めされ、バーナーユ
ニット(20)の外周壁と収容空間の内周壁との間の隙
間が一定のものとなり、該隙間を通って取り込まれる空
気が安定して例えば燃焼室に供給されるようになる。
【0012】請求項2記載のバーナーユニットにおいて
は、前記下方フランジ部(26)の奥側の端部が案内用
のテーパ部(27)に成っているので、バーナーユニッ
ト(20)を収容空間へ押し込んでいく際に、下方フラ
ンジ部(26)が円滑にガイドレール(44)に乗り上
るようになり、取付作業が簡易になる。
【0013】請求項3記載のバーナーユニットにおいて
は、バーナーユニット(20)の背面壁(21)の奥端
部と位置決めフランジ(24)の外側部との間の隙間が
塞がって、袋形状に成り、この隙間からは空気が確実に
通り抜け不能になり、バーナーユニット(20)の外周
壁と収容空間の内周壁との間の隙間がさらに一定のもの
となり、該隙間を通って取り込まれる空気がさらに安定
して例えば燃焼室に供給されるようになる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。各図は本発明の一実施例を示している。図1〜図
3に示すように、ガス燃焼装置のハウジング11は、ハ
ウジング本体12と、フロントカバー13とを有してい
る。ハウジング11内には、給湯下から順にファン1
4、並設したふろ用のバーナユニット20と給湯用のバ
ーナユニット20a、並設したふろ用熱交換器16と給
湯用熱交換器16aが収容されている。給湯用熱交換器
16およびふろ用熱交換器16aの各上部には、カバー
でそれぞれ囲われた排気室17,17aがそれぞれ配置
されている。
【0015】ふろ用のバーナユニット20と給湯用のバ
ーナユニット20aとには、ノズルダンパを介してふろ
用ノズルホルダ30と給湯用ノズルホルダ30aとがそ
れぞれ装着されている。収容空間を有するバーナケース
40には、その正面開口を通してふろ用のバーナユニッ
ト20およびふろ用ノズルホルダ30が収容され、バー
ナケース40の正面開口はバーナーケースカバー41で
塞がれている。同じく、収容空間を有するバーナケース
40aには、その正面開口を通して給湯用のバーナユニ
ット20aおよび給湯用ノズルホルダ30aが収容さ
れ、バーナケース40aの正面開口はバーナーケースカ
バー41aで塞がれている。バーナケース40およびバ
ーナケース40aの底面部には、ファン14から送られ
た空気を取り込むための取り込み口42,42aがそれ
ぞれ開設されている。ふろ用のバーナユニット20をバ
ーナケース40に取付ける構造、および、給湯用のバー
ナユニット20aをバーナケース40aに取付ける構造
はほぼ同じ構成であり、以下、ふろ用のバーナユニット
20をバーナケース40に取付ける構造を代表して説明
する。
【0016】図1、図4〜図7に示すように、バーナケ
ース40の両方の内側壁43に一対のガイドレール44
がそれぞれ固設されている。各ガイドレール44は、水
平なガイド面を有している。バーナユニット20の本体
は、その背面壁である背面壁部材21、その両側壁部を
成す両側壁部材23およびその正面壁である正面壁部材
23aとから成る。バーナーユニット20の背面壁部材
21には、バーナケース40の奥壁45に当接した位置
決め用の突条部22が突設されている。バーナケース4
0の奥壁45とバーナユニット20の背面壁部材21と
の間にはシールパッキン46が均一に潰れた状態で介在
している。
【0017】バーナーユニット20の側壁部材23の上
端には、バーナーユニット20をバーナケース40内へ
押し込んだ際に、ガイドレール44のガイド面に乗り上
げた状態で摺動する位置決めフランジ24が形成されて
いる。位置決めフランジ24は、給湯用バーナユニット
20の側壁部材23から外側方へ延びる水平フランジ部
25と、その延びた先端が下方に折曲げられて成る下方
フランジ部26とから成る。また、下方フランジ部26
の奥側の端部には、手前側の端部に向かって斜め下方へ
切り落され、下方フランジ部26が前記ガイド面に乗り
上げる際に、ガイドレール44のガイド面を相対的に案
内する案内用のテーパ部27が形成されている。
【0018】水平フランジ部25の奥縁部には、下方へ
折曲され、バーナーユニット20の背面壁部材21の面
に対して平行になるように平行フランジ部28が形成さ
れている。バーナーユニット20の背面壁部材21に
は、前記平行フランジ部28に重なり合うように外側方
向へ延びた延設フランジ部21aが形成されている。延
設フランジ部21aが平行フランジ部28に重なり合う
ことにより、バーナーユニット20の背面壁部材21の
奥端部と位置決めフランジ24の外側部との間の隙間が
塞がり、袋形状に成っている。水平フランジ部25の手
前縁部にも平行フランジ部28が形成され、バーナーユ
ニット20の正面壁部材23aの延設フランジ21aに
重なり合っている。また、バーナーユニット20の背面
壁部材21の両端部には、ガイドレール44を挿通して
案内用のテーパ部27に導くためのガイドレール進入用
の挿通溝29が形成されている。ハウジング本体12の
底面部には、ガス接続口部材51が挿着され、ガス接続
口部材51にはガス機構部52を介してガスアダプタ5
3が接続されている。ガスアダプタ53には、給湯側出
口部54とふろ側出口部55とが開設され、ガスアダプ
タ53の給湯側出口部54が給湯用ノズルホルダ30a
に連結され、ガスアダプタ53のふろ側出口部55がガ
スジョイント56,56…を介してふろ用ノズルホルダ
30に連結されている。
【0019】次に作用を説明する。バーナーユニット2
0をバーナケース40内へ押し込んでいくと、やがて、
バーナーユニット20の背面壁部材21に形成された位
置決め用の突条部22が、収容空間の奥壁45に当接す
るようになる。それにより、バーナーユニット20の水
平面上における位置決めがなされ、バーナーユニット2
0がバーナケース40内において水平面上で相対的に位
置決めされ、バーナケース40の奥壁45とバーナーユ
ニット20の背面壁部材21との位置関係が所望の状態
になり、両者の間に介在するシールパッキン46が均一
に潰れるようになる。このとき、バーナケース40の正
面開口は、バーナーユニット20の正面壁側のシールパ
ッキン47を介してバーナーケースカバー41で塞がれ
るようになる。シールパッキン46はシールパッキン4
7より柔らかめに形成されている。
【0020】また、バーナーユニット20がバーナケー
ス40内において水平面上で相対的に位置決めされるの
で、バーナーケース40とふろ用熱交換器16の内胴と
を位置決めしておけば、バーナーユニット20のセンタ
が、ふろ用熱交換器16のセンタと一致するようにな
る。両方のセンタが一致することで、ふろ用熱交換器1
6の内胴冷却用エアの流れを乱さないで、必要最小限と
することで、ファン送風のムダをなくして、送風量自体
をすくなくすることができる。バーナーユニット20を
バーナケース40内へ押し込んでいく際には、バーナケ
ース40の内側壁43に固設されたガイドレール44の
ガイド面に、バーナーユニット20の側壁部材23に形
成された位置決めフランジ24が乗り上るようになり、
位置決めフランジ24の下方フランジ部26がガイドレ
ール44のガイド面に乗り上げた状態で摺動するので、
バーナーユニット20が上下方向で位置決めされる。
【0021】すなわち、バーナーユニット20がバーナ
ケース40内で所望の姿勢に取り付けられるようになる
ので、バーナーユニット20の外周壁とバーナケース4
0の内周壁との間の隙間も一定の状態となり、該一定の
状態になった隙間を通って取り込まれる空気が安定し
て、燃焼室に供給されるようになる。位置決めフランジ
24の下方フランジ部26の奥側の端部が案内用のテー
パ部27に成っているので、バーナーユニット20を収
容空間へ押し込んでいく際に、ガイドレール44の手前
側の端部が案内用のテーパ部27のテーパ面に沿って相
対的に斜め下方へ移動するようになり、下方フランジ部
26が円滑にガイドレール44のガイド面に乗り上がる
ようになり、バーナケース40の取付作業が簡易にな
る。
【0022】また、位置決めフランジ24の水平フラン
ジ部25の平行フランジ部28と背面壁部材21の延設
フランジ部21aとが重なり合うことで、バーナーユニ
ット20の背面壁部材21の奥端部と位置決めフランジ
24の外側部との間の隙間が塞がって、袋形状に成って
いるので、両者間の隙間からは空気が確実に通り抜け不
能になり、バーナーユニット20の外周壁とバーナケー
ス40の内周壁との間の隙間がさらに一定のものとな
り、該隙間を通って取り込まれる空気がさらに安定して
燃焼室に供給されるようになる。
【0023】前記実施例においては、ふろ用のバーナユ
ニット20をバーナケース40に取り付ける構造につい
て説明したが、給湯用バーナユニット20aをバーナケ
ース40aに取付ける構造も同様な構成になっている。
突条部22は背面壁部材21と一体で張り出したものに
ついて説明したが、これに限らず、L字形の板を背面壁
部材21に、例えば、スポット溶接等を用いて取り付け
てもかまわない。本実施例においては、給湯側風速セン
サ1つで給湯風量を実測し、風呂側風量は算出している
ので、熱交換器センタをバーナセンタを合わせて、シー
ルパッキン46,47のつぶれ代を管理して、複合器に
おける風量測定センサを1つで済ますことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかる燃焼装置のバーナーユニ
ットによれば、バーナーユニットの背面壁に位置決め用
の突条部を突設し、バーナーユニットを収容空間へ押し
込んだ際に、位置決め用の突条部を収容空間の奥壁に当
接させて、バーナーユニットの水平面上における位置決
めをし、それにより、収容空間の奥壁と前記バーナーユ
ニットの背面部との間に介在するシールパッキンを均一
に潰すようにし、バーナーユニットの側壁部に位置決め
フランジを形成し、バーナーユニットを収容空間へ押し
込んだ際に、位置決めフランジがガイドレールに乗り上
げた状態で摺動して、バーナーユニットを上下方向で位
置決めして、隙間を通って取り込まれる空気が安定して
供給されるようにして、燃焼騒音(送風音)など低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す燃焼装置のバーナーユ
ニットの側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す燃焼装置の分解斜視図
である。
【図3】本発明の一実施例を示す燃焼装置のバーナーユ
ニットの斜視図である。
【図4】本発明の一実施例を示す燃焼装置のバーナーユ
ニットの側壁部材の側面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す燃焼装置のバーナーユ
ニットの背面壁部材の背面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す燃焼装置のバーナーユ
ニットの側壁部材の底面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す燃焼装置のバーナーユ
ニットの側壁部材の正面図である。
【符号の説明】
11…ハウジング 12…ハウジング本体 13…フロントカバー 14…ファン 16…ふろ熱交換器 16a…給湯熱交換器 17,17a…排気室 20…ふろ用のバーナユニット 20a…給湯用のバーナユニット 21…背面壁部材(背面壁) 21a…延設フランジ部 22…位置決め用の突条部 23…側壁部材(側壁部) 23a…正面壁部材 24…位置決めフランジ 25…水平フランジ部 26…下方フランジ部 27…案内用のテーパ部 28,29…平行フランジ部 30…ふろ用のノズルホルダ 30a…給湯用のノズルホルダ 40,40a…バーナケース 41,41a…バーナーケースカバー 43…内側壁 44…ガイドレール 45…奥壁 46…シールパッキン 51…ガス接続口部材 52…ガス機構部 53…ガスアダプタ 54…給湯側出口部 55…ふろ側出口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼装置本体の収容空間の内側壁にバーナ
    ーユニット案内用のガイドレールが固設されており、前
    記ガイドレールに沿って前記収容空間へ押し込んで取り
    付けられる燃焼装置のバーナーユニットにおいて、 前記バーナーユニットの背面壁に、該バーナーユニット
    を前記収容空間へ押し込んだ際に、前記収容空間の奥壁
    に当接して、前記収容空間の奥壁と前記バーナーユニッ
    トの背面壁との間に介在するパッキンを均一に潰し可能
    にする位置決め用の突条部を突設し、 前記バーナーユニットの側壁部に、前記バーナーユニッ
    トを前記収容空間へ押し込んだ際に、前記ガイドレール
    に乗り上げた状態で摺動して、前記バーナーユニットを
    上下方向で位置決め可能にする位置決めフランジを形成
    したことを特徴とする燃焼装置のバーナーユニット。
  2. 【請求項2】前記位置決めフランジは、前記バーナーユ
    ニットの側壁部から外側方へ延びる水平フランジ部と、
    その延びた先端が下方に折曲げられて成る下方フランジ
    部とから成り、 前記下方フランジ部の奥側の端部は、前記下方フランジ
    部を前記乗り上げ状態にすべく、前記ガイドレールを相
    対的に案内する案内用のテーパ部に成っていることを特
    徴とする請求項1記載の燃焼装置のバーナーユニット。
  3. 【請求項3】前記水平フランジ部は、その奥縁部が前記
    バーナーユニットの背面壁の面に対して平行になるよう
    にそれぞれ折り曲げられた平行フランジ部を有し、 前記バーナーユニットの背面壁は、前記平行フランジ部
    に重なり合うように延びた延設フランジ部を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の燃焼装置のバ
    ーナーユニット。
  4. 【請求項4】燃焼装置本体の収容空間の内側壁にバーナ
    ーユニット案内用のガイドレールを固設し、前記バーナ
    ーユニットを前記ガイドレールに沿って前記収容空間へ
    押し込むんで取り付ける燃焼装置のバーナーユニットの
    取付構造において、 前記バーナーユニットの背面壁に位置決め用の突条部を
    突設し、バーナーユニットを前記収容空間へ押し込んだ
    際に、前記位置決め用の突条部を前記収容空間の奥壁に
    当接させて、前記収容空間の奥壁と前記バーナーユニッ
    トの背面壁との間に介在するパッキンを均一に潰し、 前記バーナーユニットの側壁部に位置決めフランジを形
    成し、前記バーナーユニットを前記収容空間へ押し込ん
    だ際に、前記位置決めフランジが前記ガイドレールに乗
    り上げた状態で摺動して、前記バーナーユニットを上下
    方向で位置決めしたことを特徴とする燃焼装置のバーナ
    ーユニットの取付構造。
  5. 【請求項5】燃焼装置本体の収容空間の内側壁にバーナ
    ーユニット案内用のガイドレールが固設されており、前
    記ガイドレールに沿って前記収容空間へ押し込んで取り
    付けられる燃焼装置のバーナーユニットにおいて、 前記バーナーユニットの背面壁に、該バーナーユニット
    を前記収容空間へ押し込んだ際に、前記収容空間の奥壁
    に当接して、前記収容空間の奥壁と前記バーナーユニッ
    トの背面壁との間に介在するパッキンを均一に潰し可能
    にする位置決め用の突条部を突設したことを特徴とする
    燃焼装置のバーナーユニット。
JP7106706A 1995-04-28 1995-04-28 燃焼装置のバーナーユニットおよびその取付構造 Pending JPH08303873A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015049017A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 リンナイ株式会社 燃焼装置
CN105737156A (zh) * 2016-04-06 2016-07-06 甘国玉 一种降噪减排火排
PL127475U1 (pl) * 2017-07-14 2019-01-28 Ariston Thermo S.P.A. Kołnierz połączeniowy do łączenia palnika gazowego z komorą spalania gazowego podgrzewacza wody

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