JP2859096B2 - 石油燃焼機 - Google Patents

石油燃焼機

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JP2859096B2 JP19054393A JP19054393A JP2859096B2 JP 2859096 B2 JP2859096 B2 JP 2859096B2 JP 19054393 A JP19054393 A JP 19054393A JP 19054393 A JP19054393 A JP 19054393A JP 2859096 B2 JP2859096 B2 JP 2859096B2
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政夫 山口
均 永井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジタンク付
きの石油温風暖房機等の石油燃焼機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種石油燃焼機は、例えば、特
開平4ー45355号公報に開示されているように、外
装体にタンクガイドを取り付け、このタンクガイドによ
って外装体内の一側にカートリッジタンク収容空間を形
成し、この収容空間にカートリッジタンクを出し入れ自
在に収容するとともに、このカートリッジタンクの油が
供給される油受けタンクを設け、この油受けタンクの油
を燃料ポンプで汲み上げて燃焼部に供給するものが知ら
れている。
【0003】この従来の石油燃焼機における油受けタン
クの取り付けは、外装体の底板に複数のタンク支持台を
取り付け、このタンク支持台に設けた係止部に係合する
係止金具を油受けタンクの底面後部にスポット溶接等に
より固着し、そして、係止金具をタンク支持台の係止部
に係合させて、タンク支持台上に油受けタンクを載置
し、その後、この油受けタンクの前方部をタンク支持台
や外装体等にネジ止めした固定金具で保持する構成とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のもので
は、油受けタンクに取り付けた係止金具をタンク支持台
の係止部に係合させる場合、係止金具とタンク支持台の
係止部が油受けタンクで隠れるため、係合が容易でな
く、面倒な作業となっていた。また、油受けタンクを固
定するための部品が3〜4個必要であり、部品点数が多
く、コストアップの要因にもなっていた。さらに、係止
金具を油受けタンクの底面にスポット溶接等により固着
しているため、油の入った油受けタンクの底部が腐食し
て、穴があきやすくなる心配があった。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであり、油受けタンクの取り付けが容易に行えるよう
にするとともに、部品点数の減少を図り、また、タンク
腐食の問題も解消できるようにすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、外装体と、
この外装体に取り付けられ、外装体内側にカートリッジ
タンク収容空間を形成するタンクガイドと、前記収容空
間に収容したカートリッジタンクの油を受ける油受けタ
ンクと、この油受けタンクの底壁外周部に設けた凹溝
と、この凹溝に挿入されるフランジ部を上部に設けると
ともに、下部を前記収容空間直下の取付板上に固定した
タンク支持金具とを備え、このタンク支持金具のフラン
ジ部を油受けタンクの凹溝に挿入せしめて、この油受け
タンクをタンク支持金具上に載置するとともに、前記タ
ンクガイドによって油受けタンクを上から押さえる構成
としている。
【0007】
【作用】タンク支持金具に油受けタンクを載せ、タンク
支持金具のフランジ部を油受けタンクの凹溝に挿入して
セットし、その状態で、タンクガイドを外装体に取り付
けることにより、簡単に油受けタンクを取り付けること
ができるので、従来のような面倒な作業を必要とせずに
済み、油受けタンクの取付作業性を向上させることがで
きる。
【0008】また、タンク支持金具の上部には、油受け
タンクの凹溝に挿入するフランジ部を設けているので、
このフランジ部と油受けタンクの凹溝とで油受けタンク
の前後左右の動きを規制でき、しかも、タンクガイドに
よって油受けタンクを上から押さえるようにしているの
で、タンクガイドを利用して油受けタンクの上下の動き
を規制でき、油受けタンクを保持するための部品を少な
くすることができる。
【0009】さらに、油受けタンクの底部に、タンク支
持金具をスポット溶接等で固着する必要がないので、油
受けタンクの腐食の心配もない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5の
図面に基づいて説明する。図1は前パネルを外した状態
の石油燃焼機の正面図であり、この図1において、1は
縦長箱体状に形成された石油燃焼機の外装体、2は外装
体1内に装着した縦長矩形状の送風ダクトであり、この
送風ダクト2は外装体1の底部の底板3上に立てて設け
た左右の側部遮熱板4、5と、上部遮熱板6と、底板3
から離れた位置に設けた中間遮熱板7とから構成されて
いる。8は前記送風ダクト2内に配置した温風熱源とな
る燃焼装置であり、この燃焼装置8は中間遮熱板7上に
設置された石油バーナ9と、燃焼室筒10と、熱交換器
11と、排気フード12とを縦方向に結合一体化してな
るものである。
【0011】13は前記外装体1内の一側にカートリッ
ジタンク収容空間Xを形成するためのタンクガイドであ
り、このタンクガイド13は前後両端部を外装体1の前
端屈曲部14と外装体1の背壁15にそれぞれネジ1
6、16止めされ、前記カートリッジタンク収容空間X
には、二点鎖線で示すように、カートリッジタンク17
が出し入れ自在に収容されている。
【0012】18は前記カートリッジタンク17から滴
下供給される油を受けて貯溜する平面視略四角形の油受
けタンクであり、この油受けタンク18は、タンク上板
18Aとタンク下板18Bとから構成されるとともに、
それらの周縁部を互いに巻き締め加工して接合してお
り、その巻き締め部19の内側のタンク下板18B(底
壁)の外周部には略四角枠形状の凹溝20が形成されて
いる。
【0013】また、前記油受けタンク18は、タンクガ
イド13の下の外装体1内下部に配置され、この油受け
タンク18上には、前記カートリッジタンク17が倒立
状態で載置されるようになっている。21は油受けタン
ク19に装着された電磁ポンプ等の燃料ポンプであり、
この燃料ポンプ21は燃料パイプ22を介して前記石油
バーナ9に油受けタンク18の油を供給するものであ
る。
【0014】23は下端部を前記カートリッジタンク収
容空間Xの直下の底板3(取付板)上に、その下端部を
スポット溶接により固着した平面視略逆L字状のタンク
支持金具であり、このタンク支持金具23は、油受けタ
ンク18の後部と右側部を下から支えるように、前後方
向の側片部23Aと、この側片部23Aの後縁から内向
き直角に折れ曲がる後片部23Bとを備えている。
【0015】また、前記側片部23A及び後片部23B
の上端には、図2及び図3に示すように、前記油受けタ
ンク18をタンク支持金具23上に載置した際に、油受
けタンク18に設けた略四角枠形状の凹溝20の隣り合
う2辺に挿入される外向きのフランジ部24、24を折
り曲げにより形成しており、これら両フランジ部24、
24の幅寸法は、前記凹溝20の幅寸法よりも僅かに小
さく設定されている。
【0016】25は前記右側部遮熱板5の下部前方に設
けた切り起こし片であり、この切り起こし片25の上に
は、タンク支持金具23上に載置した油受けタンク18
の左側部前方部分が載置され、こうして、油受けタンク
18の左側部前方を下から支えるようになっている。2
6は前記切り起こし片25よりも後方位置の右側部遮熱
板5の一部を外向きに突出させて形成した突部であり、
この突部26は前記油受けタンク18のタンク上板18
Aの左側面に近接対峙している。
【0017】また、前記タンクガイド13の下端部に
は、外向きに折り曲げられた下フランジ27が設けら
れ、この下フランジ27は、タンクガイド13を外装体
1に取り付けた際に、油受けタンク18のタンク上板1
8A上面に当接し、油受けタンク18を上から押さえる
働きをしている。
【0018】上記構成において、外装体1の底板3上に
固定されたタンク支持金具23に、油受けタンク18を
上から載せると、タンク支持金具23のフランジ部2
4、24が油受けタンク18の凹溝20に挿入され、こ
こで、油受けタンク18の左側部前方部分が切り起こし
片25に載置されてセット完了となる。次に、タンクガ
イド13を外装体1にネジ16止めすると、タンクガイ
ド13の下端部の下フランジ27が油受けタンク18の
タンク上板18A上面に当接し、油受けタンク18を上
から押さえるため、簡単な作業で油受けタンク18の取
り付けが行えるとともに、タンクガイド13の取り付け
も完了する。従って、従来のような面倒な作業を必要と
せずに油受けタンク18を取り付けることができ、油受
けタンクの取付作業性を向上させることができる。
【0019】また、タンク支持金具23の上端部には、
油受けタンク18の凹溝20に挿入するフランジ部24
を設けているので、このフランジ部24と前記凹溝20
とで油受けタンク18の前後と左右の動きを規制でき、
しかも、タンクガイド13の下フランジ27によって、
油受けタンク18を上から押さえつけるようにしている
ので、タンクガイド13を利用して油受けタンク18の
上下の動きも規制でき、油受けタンク18を固定するた
めの専用部品は、タンク支持金具23の一部品で良く、
部品点数を大幅に削減できる。
【0020】さらに、油受けタンク18のタンク下板1
8Bには、タンク支持金具23がスポット溶接等により
固着されていないので、従来のように、溶接による腐食
の心配がなく、腐食が原因の穴あきの問題が解消でき
る。
【0021】尚、上述の実施例においては、タンク支持
金具23の形状を油受けタンク18の後部と右側部を下
から支えるように、平面視略逆L字状としたが、本発明
はこの形状に限定されるものではなく、例えば、油受け
タンク18の後部と左右両側部を下から支えるように、
タンク支持金具23の形状を平面視略コ字状に形成して
もよい。
【0022】
【発明の効果】このように本発明によれば、油受けタン
クをタンク支持金具に載せてセットした後、外装体にタ
ンクガイドを取り付けるだけの簡単な作業で、油受けタ
ンクの取り付けが行えるので、油受けタンクの取付作業
性を大幅に向上させることができ、また、タンク支持金
具上部のフランジ部と油受けタンクの凹溝とで、油受け
タンクの前後左右の動きを規制できるとともに、タンク
ガイドで油受けタンクの上下の動きを規制できることか
ら、油受けタンクを保持するための部品点数を削減で
き、構成が簡単で、かつ、低コストの油受けタンクの取
付構造が得られる。さらに、油受けタンクの底部には、
タンク支持金具が溶接されていないので、油受けタンク
の腐食による穴あき問題を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す前パネルを外した状態
の石油燃焼機の正面図である。
【図2】同じく要部の縦断正面図である。
【図3】同じく図1のA−A断面図である。
【図4】同じく図1のB−B断面図である。
【図5】同じく油受けタンク部分の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 外装体 3 底板(取付板) 13 タンクガイド 17 カートリッジタンク 18 油受けタンク 20 凹溝 23 タンク支持金具 24 フランジ部 X カートリッジタンク収容空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−5243(JP,U) 実開 平4−129637(JP,U) 実開 平4−57041(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23K 5/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装体と、この外装体に取り付けられ、
    外装体内側にカートリッジタンク収容空間を形成するタ
    ンクガイドと、前記収容空間に収容したカートリッジタ
    ンクの油を受ける油受けタンクと、この油受けタンクの
    底壁外周部に設けた凹溝と、この凹溝に挿入されるフラ
    ンジ部を上部に設けるとともに、下部を前記収容空間直
    下の取付板上に固定したタンク支持金具とを備え、この
    タンク支持金具のフランジ部を油受けタンクの凹溝に挿
    入せしめて、この油受けタンクをタンク支持金具上に載
    置するとともに、前記タンクガイドによって油受けタン
    クを上から押さえる構成とした石油燃焼機。
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