JPH08303426A - クリップ - Google Patents

クリップ

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Publication number
JPH08303426A
JPH08303426A JP7110701A JP11070195A JPH08303426A JP H08303426 A JPH08303426 A JP H08303426A JP 7110701 A JP7110701 A JP 7110701A JP 11070195 A JP11070195 A JP 11070195A JP H08303426 A JPH08303426 A JP H08303426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic leg
shaft plate
mounting hole
clip
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7110701A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Saito
和雄 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP7110701A priority Critical patent/JPH08303426A/ja
Priority to KR1019950052925A priority patent/KR0157356B1/ko
Publication of JPH08303426A publication Critical patent/JPH08303426A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B21/00Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
    • F16B21/06Releasable fastening devices with snap-action
    • F16B21/08Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part
    • F16B21/086Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part the shank of the stud, pin or spigot having elevations, ribs, fins or prongs intended for deformation or tilting predominantly in a direction perpendicular to the direction of insertion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Adornments (AREA)
  • Clips For Writing Implements (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿入力を小さくして、繰り返しの使用による
磨耗を防止する一方、抜去力に対する抵抗が大きいクリ
ップを得る。 【構成】 弾性脚20は、軸板18の軸線と直交する面
で切断すると、ほぼ一定厚の薄肉で、その外周面が取付
孔の曲率より小さい略円弧形状を描いている。この弾性
脚20の幅(周方向の長さ)を大きくして取付孔の孔縁
と当たる面積を大きくすれば、抜去に対する抵抗力が大
きくなる。弾性脚20は、ほぼ一定厚の薄肉で湾曲した
構造であるので、幅を大きくしても肉厚は厚くならな
い。従って、小さな挿入力でも、弾性脚20は空所に向
かって弾性変形して縮径し、取付孔の周壁と強く摺動し
て磨耗しない。型割りするとき、弾性脚20は全体的に
湾曲しており、また薄肉となっているので、無理抜きに
充分に耐えうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取付板に形成された取
付孔へ挿入係止され、取付板へトリム等の被取付部材を
取付けるクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】トリムを自動車のボデイパネルに取付け
る場合、通常、図6に示すようなクリップ50が用いら
れる(実公昭56−22018号公報参照)。
【0003】このクリップ50は、ボデイパネル14に
形成された取付孔16へ挿入係止される脚部52を備え
ており、この脚部52は、芯部に空所54を形成し先端
で一体となり円錐台状の挿入部56を形成する3つの弾
性脚58で構成されている。この弾性脚58は、図7に
示すように、7−7線断面を見たとき、外側面58Aが
円の軌跡上にあるような形状とされている。
【0004】ところで、この種のクリップ50は、トリ
ム36の張替え等のため、挿入抜去が繰り返し行われ
る。このため、挿入力が小さく、一方では抜去力に対す
る抵抗が大きく、さらに耐久性があることが要求され
る。しかし、抜去力に対する抵抗を大きくするために
は、取付孔16の周壁に広く当たるように、弾性脚58
の外側面58Aの周方向の幅を拡げる必要がある。
【0005】しかし、図8に示すように、弾性脚58を
3つ設ける場合、金型60の型割り構造によって、外側
面58Aの幅が制限される。すなわち、外側面58Aの
幅を拡げるには、金型60の型孔の底面を間口より広く
する必要があり、型割りができなくなる。
【0006】このため、図9に示すような、中央に軸板
64を備えた三日月形の弾性脚62も考えられる。しか
し、弾性脚62の外側面62Aを拡げ、取付孔16の周
壁に広く当たるようにし、抜去力を大きくすると、破線
で示すように、弾性脚62全体が肉厚となって、挿入力
が大きくなり、弾性脚62が磨耗したり、破損すること
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、挿入力を小さくして、繰り返しの使用による磨耗
を防止する一方、抜去力に対する抵抗が大きいクリップ
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るクリップ
は、取付孔が形成された取付板と当接する頭部と、前記
頭部の下面から延出され先端が先細りの軸板と、前記軸
板と所定の隙間をおいて軸板の両側に前記頭部の下面か
ら前記軸板の先端に亘り、先端側が軸板と一体となって
円錐台状の挿入部を構成し、基端側が括れ前記取付孔の
周壁に当接する一対の弾性脚と、で構成されたクリップ
において、前記軸板の軸線と直交する面における前記弾
性脚の断面が、ほぼ一定厚の薄肉で外形が前記取付孔の
曲率より小さい略円弧形状であることを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】請求項1に記載のクリップでは、頭部の下面か
ら延出する軸板の先端が先細りとされている。この軸板
と所定の隙間をおいて軸板の両側に、頭部の下面から軸
板の先端に亘り、先端側が軸板と一体となって円錐台状
の挿入部を構成する一対の弾性脚が設けられている。
【0010】弾性脚の基端側は括れており、挿入部から
弾性脚が取付孔へ挿入され、頭部が取付板と当接したと
き括れた部分が、取付孔の周壁に当接し、括れていない
部分が取付孔の裏面側の孔縁に係止される。また、弾性
脚は挿入部で軸板と一体となっているので、剪断力及び
圧縮力に対して大きな抵抗力を発揮する。
【0011】また、弾性脚は、軸板の軸線と直交する面
で切断すると、ほぼ一定厚の薄肉で、その外周面が取付
孔の曲率より小さい略円弧形状を描いている。すなわ
ち、弾性脚の周方向の幅を大きくして取付孔の孔周縁に
広く当たるようにすることで、抜去に対する抵抗力が大
きくなる。一方、弾性脚の幅に比例して、肉厚は厚くな
らないので、弾性脚の撓みは担保され挿入力が大きくな
らない。また、挿入あるいは抜去時に弾性脚に加わる力
が分散して集中しないので、弾性脚は取付孔の周壁と強
く摺動して潰れたり削れたりするようなことがない。
【0012】さらに、クリップは、軸体及び軸体の両側
にある弾性脚を軸方向に沿った面で2等分する恰好で型
割りされ、弾性脚の幅方向の両端部は、いわゆる無理抜
きされることになる。しかし、弾性脚は薄肉とされてい
るので、弾性変形して無理抜きが可能となる。
【0013】
【実施例】図1から図3に示すように、本実施例に係る
クリップ10は、頭部12と、この頭部12から延設さ
れボデイパネル14に形成された取付孔16へ挿入係止
される軸板18及び弾性脚20とを備えている。
【0014】頭部12は、芯材22の上端に設けられた
円板24と、この円板24と所定の間隔を置いて設けら
れ若干外周部が円板24に向かって反り上がった上フラ
ンジ26と、この上フランジ26の下側へ設けられ外周
部が軸板18に向かって傘状に拡がる下フランジ28と
で構成されている。
【0015】下フランジ28の下面中心部からは、板状
の軸板18が延出している。この軸板18の基端側の幅
は、取付孔16の内径とほぼ同じ大きさとされている。
また、軸板18は延出方向の先端に向かって先細りとな
っている。
【0016】一方、下フランジ28の下面からは、軸板
18との間に所定の空所30をおいて、軸板18の先端
に向かって左右対称に一対の弾性脚20が延出してい
る。この弾性脚20の先端は、軸板18と一体となって
円錐台状の挿入部32を構成している。すなわち、弾性
脚20の外形は、先端側に向かって絞り込まれた形状と
なっており、空所30に向かって弾性変形可能となって
いる。また、先端部を軸板18と一体とすることで、弾
性脚20は剪断力及び圧縮力に対して大きな抵抗力を発
揮することができる。
【0017】一方、弾性脚20の基端側には、括れ部3
4が形成されている。この括れ部34は、弾性脚20が
挿入部32にガイドされて取付孔16へ挿入され、下フ
ランジ28がボデイパネル14と当接したとき、取付孔
16の周壁に当接するようになっている。
【0018】また、弾性脚20は、括れ部34の下方が
外側へ膨出しており、この膨出した部分が取付孔16の
裏面側の孔縁に係止されるようになっている。
【0019】図4に示すように、弾性脚20は、軸板1
8の軸線と直交する面で切断すると、ほぼ一定厚の薄肉
で、その外周面が取付孔16の曲率より小さい略円弧形
状を描いている。この弾性脚20の幅(周方向の長さ)
を大きくして取付孔16の孔縁と当たる面積を大きくす
れば、抜去に対する抵抗力が大きくなる。
【0020】一方、弾性脚20は、ほぼ一定厚の薄肉で
湾曲した構造であるので、幅を大きくしても肉厚は厚く
ならない。従って、小さな挿入力でも、弾性脚20は空
所30に向かって弾性変形して縮径し、取付孔16へ容
易に挿入できる。また、挿入あるいは抜去時に弾性脚2
0に加わる力が分散して集中しないので、弾性脚209
は取付孔16の周壁と強く摺動して潰れたり削れたりす
るようなことがない。
【0021】次に、本実施例に係るクリップの作用を説
明する。先ず、挿入部32をガイドとして、取付孔16
へクリップ10の弾性脚20を挿入すると、弾性脚20
の膨出した部分が取付孔16の周壁に当たって空所30
側へ撓んで縮径する。さらに、押し込むと、弾性脚20
の膨出した部分が取付孔16を通過し、形状復元して取
付孔16の裏面側の孔縁に係止され、下フランジ28と
の間にボデイパネル14を挟持する。
【0022】このとき、括れ部34が取付孔16の周壁
と当接し、また、下フランジ28がボデイパネル14に
密着して、取付孔16からの浸水を阻止する。さらに、
弾性脚20は薄肉とされているので、小さな挿入力で縮
径する。
【0023】ここで、クリップ10を引き抜こうとする
力に対しては、弾性脚20の外周面が広く取付孔16の
孔縁に当たるので、大きな抵抗力を発揮する。
【0024】また、上フランジ26と円板24との間に
は、ダルマ孔34を介してトリム36が取付けれるよう
になっているが、本発明の特徴は、弾性脚20にあり、
頭部12の形状によって限定されるものではない。
【0025】なお、クリップ10は、図4に示すような
金型40の型孔42、44内へ樹脂を射出して成形され
るのであるが、この金型40の型合わせ面40Aは、軸
板18及び弾性脚20を2等分する位置に設けられる。
【0026】従って、図5に示すように、型割りすると
き、弾性脚20がいわゆる無理抜きされることになる
が、弾性脚20は全体的に湾曲しており、また薄肉とな
っているので、無理抜きに充分に耐えうる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、挿入力が
小さく、繰り返しの使用による磨耗が防止でき、また、
抜去力に対する抵抗が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るクリップの全体斜視図である。
【図2】本実施例に係るクリップの側断面図である。
【図3】本実施例に係るクリップの取付状態を示す一部
側断面図である。
【図4】本実施例に係るクリップの弾性脚の金型を型合
わせしている状態を示す断面図である。
【図5】本実施例に係るクリップの弾性脚の金型を型割
りしている状態を示す断面図である。
【図6】従来のクリップの取付状態を示す一部側断面図
である。
【図7】従来のクリップの弾性脚の水平断面図である。
【図8】従来のクリップの弾性脚の金型を示す断面図で
ある。
【図9】従来の他のクリップの弾性脚の金型を示す断面
図である。
【符号の説明】
12 頭部 18 軸板 20 弾性脚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付孔が形成された取付板と当接する頭
    部と、前記頭部の下面から延出され先端が先細りの軸板
    と、前記軸板と所定の隙間をおいて軸板の両側に前記頭
    部の下面から前記軸板の先端に亘り、先端側が軸板と一
    体となって円錐台状の挿入部を構成し、基端側が括れ前
    記取付孔の周壁に当接する一対の弾性脚と、で構成され
    たクリップにおいて、 前記軸板の軸線と直交する面における前記弾性脚の断面
    が、ほぼ一定厚の薄肉で外形が前記取付孔の曲率より小
    さい略円弧形状であることを特徴とするクリップ。
JP7110701A 1995-05-09 1995-05-09 クリップ Pending JPH08303426A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7110701A JPH08303426A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 クリップ
KR1019950052925A KR0157356B1 (ko) 1995-05-09 1995-12-20 클립

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7110701A JPH08303426A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 クリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08303426A true JPH08303426A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14542270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7110701A Pending JPH08303426A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 クリップ

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JP (1) JPH08303426A (ja)
KR (1) KR0157356B1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187268A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Nifco Inc グロメット
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JP2016001030A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 株式会社ニフコ 被挟持部材へのクリップ取付構造
JP2016068771A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 キョーラク株式会社 ニーボルスター
JP2018517881A (ja) * 2015-06-25 2018-07-05 ニフコ アメリカ コーポレイション クリップ

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Also Published As

Publication number Publication date
KR960041774A (ko) 1996-12-19
KR0157356B1 (ko) 1999-03-30

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