JPH08303058A - 2重筒型制振煙突 - Google Patents

2重筒型制振煙突

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JPH08303058A
JPH08303058A JP13620395A JP13620395A JPH08303058A JP H08303058 A JPH08303058 A JP H08303058A JP 13620395 A JP13620395 A JP 13620395A JP 13620395 A JP13620395 A JP 13620395A JP H08303058 A JPH08303058 A JP H08303058A
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克之 平尾
Yoshiaki Itakura
由明 板倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内筒と外筒の重量差を減少し、制振効果の大
きい2重筒型制振煙突を得る。 【構成】 近接して立設された比較的小径の長尺内筒
と、同内筒を囲繞する比較的大径の等長の外筒と、同内
外筒の上部にわたって上記内筒と外筒との間に適宜上下
方向間隔で配設された複数の支持部材とからなる2重筒
型制振煙突において、上記支持部材として水平長方形の
板状梁であって長手方向の両端がそれぞれ同外筒の直径
の両端内面に突設された左右1対の梁受けブラケット5
と、直径方向に摺動可能に支持され央部に同内筒を緩く
挿通するための単数又は複数の開孔4が形成された内筒
支持梁3と、内筒支持梁3の各短辺と上記ブラケット5
との間にそれぞれ付設された油圧ダンパー12及びバネ
11からなる振動吸収部材10と、上記内筒支持梁3の
各長辺と同外筒1との間にそれぞれ付設された油圧ダン
パー12及びバネ11からなる振動吸収部材10とを具え
たこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支持外筒の内部に排煙
用の直立する単数又は複数の内筒を有する型の煙突、す
なわち通常ウインドシールタイプ又は外筒支持型と呼ば
れる内外筒からなる2重筒型制振煙突に関する。
【0002】
【従来の技術】外筒支持型の長大煙突においては、従
来、図6縦断面図及び図7水平断面図に示すような制振
構造が採用されている。すなわち、この形式の長大煙突
は、上図に示すように、外筒01の内側に高さ方向に間
隔をおいて複数の支持点が設けられ、各支持点に外筒0
1と一体に取り付けた水平の鋼製支持梁02が設けら
れ、この支持梁02を介して外筒01内に立設された内
筒03を水平方向から間隙を保って支持している。この
種の2重筒型煙突の風・地震に対する制振構造として、
上記煙突の上端から3〜4段の支持梁02にわたる高さ
範囲にて内筒03と外筒01との水平間隔を一定の大き
さにとり、その間隔部の支持梁02と内筒03との間に
調節された強さのバネ04及び油圧ダンパー05からな
る振動吸収手段06を水平に接続して内筒外筒の振動防
止を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の制振
型煙突は、風・地震により煙突に横方向の振動を生じた
とき、振動特性の異なる外筒01と内筒03の相対変位
の発生を利用して振動エネルギをバネ04及び油圧ダン
パー05にて吸収することにより振動を抑制するもので
ある。ところで、この種の煙突では、外筒01として鉄
筋コンクリート製又は鋼製が使用され、内筒03として
鋼製が使用されている。外筒に鉄筋コンクリート製を使
用したものでは、内筒03の重量をw1,外筒01の重量
をw2 としたとき、内筒03と外筒01の重量比
(w1 :w2)は略(1:5〜10)であり、また、外筒
に鋼製を使用したものでも、内筒03と外筒01の重量
比(w1 :w2 )はぼぼ(1:1〜2)となっていて、
外筒01の重量がかなり大きい。そして、この内筒03
と外筒01の重量比(w1 :w2)すなわち、重量差が大
きいほど制振効果が少なくなり、外筒01の振動が止ま
り難くなることが明らかになっている。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、内筒と外筒の重量差を減少し、制振効果の大
きい2重筒型制振煙突を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、基礎上に互いに近接して
立設された単数又は複数の比較的小径の長尺内筒と、同
一基礎上に立設され同内筒を囲繞する比較的大径の等長
の外筒と、同内外筒の上部にわたって上記内筒と外筒と
の間に適宜上下方向間隔で配設された複数の支持部材と
からなる2重筒型制振煙突において、上記支持部材とし
て水平長方形の板状梁であって長手方向の両端の短辺が
それぞれ同外筒の直径の両端内面に突設された左右1対
の受け台ブラケットにより直径方向に摺動可能に支持さ
れ央部に同内筒を緩く挿通するための単数又は複数の開
孔が形成された内筒支持梁と、上記内筒支持梁の各短辺
と上記ブラケットとの間にそれぞれ付設された油圧ダン
パー及びバネからなる振動吸収部材と、上記内筒支持梁
の各長辺と同外筒との間にそれぞれ付設された油圧ダン
パー及びバネからなる振動吸収部材とを具えたことを特
徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、そ
の内筒が2本の場合は同径の内筒をその外筒の中心線に
対して対称的に配置し、内筒が3本〜4本の場合は外筒
の同一直径上に中心対称的に配設するか又は外筒の中心
の周りに同心的正三角形の各頂点の位置に配設すること
を特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1において、前
後1対の平行内筒を上下方向の間隔を存して支持する一
方の前後方向に長い水平長方形の複数段の板状梁と、こ
の水平長方形の板状梁に立体的かつ直交的に交互に交叉
する他方の左右方向に長い水平長方形の複数段の板状梁
とを具え、前後1対及び左右1対からなる4本の内筒を
正方形の4頂点位置に平行的に起立姿勢で同一外筒によ
って囲繞支持するようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1において、そ
の内筒が5本の場合は、請求項3において、外筒の中心
及びその前後に等間隔で立設された3本の内筒を前後方
向に長い水平長方形の複数段の板状梁により支持すると
ともに、上記板状梁と同一形状の板状梁を同軸的に左右
方向に向けた左右方向に長い板状梁として前記の前後方
向に長い板状梁と交互に立体的かつ直交的に交叉し、左
右1対の内筒及び中央内筒を挿通して合計5本の内筒を
中心対称的に支持するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】このような構成によれば、風又は地震によって
煙突に水平振動を発生したとき、支持梁が内筒と緩結合
し、かつ外筒内壁部とすべり係合することにより、各支
持点の鋼製の支持梁と内筒が、実質的に一体となって合
計重量で水平振動するようになる。その際、外筒側は各
支持点の支持梁重量を除いた軽減された重量で水平振動
するようになる。その結果、内筒と外筒の重量比は、コ
ンクリート製外筒の場合で略(1:2〜5),鋼製外筒
の場合で略(1:1〜1.5)程度に改善され、従来の
この種の2重筒型煙突に比べて振動吸収手段による制振
効果を約2倍に改善することができる。
【0010】
【実施例】本発明を2本の内筒を囲繞する2重筒型制振
煙突に適用した一実施例を図面について主として説明す
ると、図1はその平面図、図2は図1のII−II矢視縦断
面図である。
【0011】上図において、コンクリート製又は鋼製の
外筒1の内部に2本の同径等長の直立鋼製内筒2が立設
されており、煙突の規模,支持点の数は図3の場合と同
様である。3は央部に内筒2よりわずかに大きい開孔4
を形成して内筒2を緩く挿通的に保持するよう緩く支持
する可動型の水平長方形支持梁、5は外筒1の左右1対
の内壁支持点位置にそれぞれ外筒中心に向かって内向き
半径方向に水平に突設されたほぼ長方形の梁受けブラケ
ット、6は左右の各梁受け台5の上面と、水平長方形支
持梁3の左右端部のそれぞれ下面の接触面との間に装着
したすべり部材であり、免震ゴム等の水面内の変位を許
容する部材であってもよい。また、7は水平長方形支持
梁3の上面の左端寄り,右端寄りにそれぞれ突設され外
筒内壁に対向するブラケット、9は支持梁3の両長辺か
ら側方へ張出し先端がそれぞれ外筒内面に突設された支
持座8に一定間隔で対峙する側部短腕、10はブラケッ
ト7と対向する外筒内壁との間、側部短腕9と外筒支持
座8との間に支持梁3の長さ方向,幅方向にそれぞれ平
行に揃えてそれぞれ配設されたたバネ11及び油圧ダン
パー12で構成された振動吸収手段である。ここで、各
水平長方形支持梁3と各ブラケット7との重ね合わせ部
は長手方向の適宜の長孔とボルトの緩い嵌合は両部材の
長手方向の相対的変位を比較的大きく許容するととも
に、横手方向の相対的変位を比較的小さく規制するよう
になっている。
【0012】図1及び図2に示した、支持点の構造は、
図6で示された外筒の上から3〜4段の支持点にそれぞ
れ装備し、他の下方の支持点は振動吸収手段10を省略
した可動の支持梁だけを設けるとよい。長方形支持梁3
の平面形状,振動吸収手段10の取付け部の形状と構
成,梁受けブラケットや対向壁の構成等は例示したもの
に限らず、さらに任意に設計を変更されてよいものであ
る。
【0013】このような構造において、風又は地震によ
り、上記2重筒型煙突に水平振動が発生するとき、外筒
1の水平振動はすべり部材6のすべり作用により長方形
支持梁に伝達されず、外筒1だけが振動することにな
る。その際、2本の内筒2は略同一特性の水平振動を生
じ、その振動は開孔3におけるすきまだけ遅れて長方形
支持梁3に直接伝わり、長方形支持梁3の端がすべり部
材6により梁受けブラケット5上をすべり移動すること
により、長方形支持梁3及び内筒2が実質的に一緒に一
体的振動を行うようになる。
【0014】すなわち、これを図3〜図4に示した従来
の支持梁と比較すれば、内筒2の側の振動重量が(支持
梁重量×支持点の数)分増加し、外筒1の側の振動重量
は(支持梁重量×支持点の数)分減少する。このときの
内筒2の側の振動重量をW1,外筒1側振動重量をW2
とし、高さ100m〜200m規模の煙突に当て嵌めて
みると、内筒2と外筒1の振動時重量比(W1 :W2
は、コンクリート製外筒の場合で略(1:2〜5),鋼
製外筒の場合で略(1:1〜1.5)程度となり、外筒
側重量の比率が従来のものに比べてそれぞれ大きく減少
する。
【0015】その結果、各支持点での振動吸収手段10
の制振作用は、従来の構造に比べて約2倍の効果を生ず
ることが可能になる。特にコンクリート製の外筒を使用
した場合の内筒と外筒の重量差の減少が顕著であり、制
振効果を著しく改善できる。したがって、上述した構成
によれば、外筒,内筒相互の振動時の重量差による従来
の振動吸収装置の作用効果の低下を著しく改善し、制振
効果の高いこの種の2重筒型煙突を得ることができる。
【0016】上記第1実施例では、2本の内筒を内蔵す
る2重筒型制振煙突について述べたが、3本以上の内筒
2を内蔵するものにも本発明を下記のようにして適用す
ることができる。まず、3本の内筒を内蔵する第2実施
例においては、図3水平断面図に示すように、図1に示
した第1実施例において、その左右方向に長い水平長方
形支持梁の中心線の中央と、その左右の等距離の2点に
それぞれ形成された内筒挿入用の3個の開孔を設ける。
この3孔型の支持梁13を第1実施例における要領と同
一要領で複数段使ってバネ及び油圧シリンダの並列構造
の振動吸収手段により3本の内筒を支持する。
【0017】次に、4本の内筒を内蔵する第3実施例に
おいては、図4水平断面図に示すように、第1実施例の
2孔型支持梁を上下方向のほぼ等間隔で配設するに際し
て、2孔型支持梁の長手方向を左右方向,前後方向に交
互に配設するのである。ここで、各2孔型支持梁14の
前後方向,左右方向の振動吸収手段は、図1〜図2に示
したものと実質的に同一構造のものでよい。前後方向の
支持梁は、左右方向のそれと同一構造であるが、作図の
便宜上、省略して示してある(図5においても同様であ
る)。このような第3実施例によれば、4本の内筒は正
方形〜正菱形の4頂点位置にあるので地震・風力の外力
を受けたとき、外力がどの方向から作用しても各内筒は
同一の振動特性を示すことになり、強度上の異方向性も
なく全体構造は強固になる。
【0018】さらに、5本の内筒を内蔵する第4実施例
においては、図5に示すように図1に示した2孔型支持
梁の代わりに、その縦中心線の中点と同中点から同中心
線に沿って等距離にある2点とにそれぞれ同径の内筒挿
通用開口4を形成した3孔型支持梁15を採用する。そ
して、この3孔型支持梁15を、図4に示した要領と同
一要領で左右方向,前後方向に交互にかつ複数段的に使
用して、外筒の中心の中央内筒を中心として第3実施例
のように正方形〜正菱形の4頂点位置にてそれぞれ内筒
を支持する。このような各実施例の構造によれば、内筒
は外周の中心に対して横断面図的に見て中心対称的に支
持されるので、地震力,風力の外力がどの方向から作用
してもその振動特性に異方性は生ずることがない一様の
振動特性を示すこととなる。
【0019】
【発明の効果】要するに請求項1の発明によれば、基礎
上に互いに近接して立設された単数又は複数の比較的小
径の長尺内筒と、同一基礎上に立設され同内筒を囲繞す
る比較的大径の等長の外筒と、同内外筒の上部にわたっ
て上記内筒と外筒との間に適宜上下方向間隔で配設され
た複数の支持部材とからなる2重筒型制振煙突におい
て、上記支持部材として水平長方形の板状梁であって長
手方向の両端の短辺がそれぞれ同外筒の直径の両端内面
に突設された左右1対の受け台ブラケットにより直径方
向に摺動可能に支持され央部に同内筒を緩く挿通するた
めの単数又は複数の開孔が形成された内筒支持梁と、上
記内筒支持梁の各短辺と上記ブラケットとの間にそれぞ
れ付設された油圧ダンパー及びバネからなる振動吸収部
材と、上記内筒支持梁の各長辺と同外筒との間にそれぞ
れ付設された油圧ダンパー及びバネからなる振動吸収部
材とを具えたことにより、内筒と外筒の重量差を減少
し、制振効果の大きい2重筒型制振煙突を得るから、本
発明は産業上極めて有益なものである。
【0020】請求項2の発明によれば、請求項1におい
て、その内筒が2本の場合は同径の内筒をその外筒の中
心線に対して対称的に配置し、内筒が3本〜4本の場合
は外筒の同一直径上に中心対称的に配設するか又は外筒
の中心の周りに同心的正三角形の各頂点の位置に配設す
ることにより、内筒と外筒の重量差を減少し、制振効果
の大きい2重筒型制振煙突を得るから、本発明は産業上
極めて有益なものである。
【0021】請求項3の発明によれば、請求項1におい
て、前後1対の平行内筒を上下方向の間隔を存して支持
する一方の前後方向に長い水平長方形の複数段の板状梁
と、この水平長方形の板状梁に立体的かつ直交的に交互
に交叉する他方の左右方向に長い水平長方形の複数段の
板状梁とを具え、前後1対及び左右1対からなる4本の
内筒を正方形の4頂点位置に平行的に起立姿勢で同一外
筒によって囲繞支持するようにしたことにより、内筒と
外筒の重量差を減少し、制振効果の大きい2重筒型制振
煙突を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
【0022】請求項4の発明によれば、請求項1におい
て、その内筒が5本の場合は、請求項3において、外筒
の中心及びその前後に等間隔で立設された3本の内筒を
前後方向に長い水平長方形の複数段の板状梁により支持
するとともに、上記板状梁と同一形状の板状梁を同軸的
に左右方向に向けた左右方向に長い板状梁として前記の
前後方向に長い板状梁と交互に立体的かつ直交的に交叉
し、左右1対の内筒及び中央内筒を挿通して合計5本の
内筒を中心対称的に支持するようにしたことにより、内
筒と外筒の重量差を減少し、制振効果の大きい2重筒型
制振煙突を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を2筒内蔵の2重筒型煙突に適用した第
1実施例を示す水平断面図である。
【図2】図2のII−II矢視縦断面図である。
【図3】本発明を3筒内蔵の2重筒型煙突に適用した第
2実施例を示す水平断面図である。
【図4】本発明を4筒内蔵の2重筒型煙突に適用した第
3実施例を示す水平断面図である。
【図5】本発明を4筒内蔵の2重筒型煙突に適用した第
4実施例を示す水平断面図である。
【図6】従来の外筒支持型煙突を示す全体縦断面図であ
る。
【図7】図6のVII 〜VII 矢視水平断面図である。
【符号の説明】
1 支持外筒 2 内筒 3 板状水平長方形支持梁(板状支持梁) 4 開孔 5 梁受けブラケット 6 すべり部材 7 ブラケット 8 支持座 9 側部短腕(短腕) 10 振動吸収手段 11 バネ 12 油圧ダンパー 13 3孔型支持梁 14 2孔型支持梁 15 3孔型支持梁
フロントページの続き (72)発明者 原田 秀秋 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎上に互いに近接して立設された単数
    又は複数の比較的小径の長尺内筒と、同一基礎上に立設
    され同内筒を囲繞する比較的大径の等長の外筒と、同内
    外筒の上部にわたって上記内筒と外筒との間に適宜上下
    方向間隔で配設された複数の支持部材とからなる2重筒
    型制振煙突において、上記支持部材として水平長方形の
    板状梁であって長手方向の両端の短辺がそれぞれ同外筒
    の直径の両端内面に突設された左右1対の受け台ブラケ
    ットにより直径方向に摺動可能に支持され央部に同内筒
    を緩く挿通するための単数又は複数の開孔が形成された
    内筒支持梁と、上記内筒支持梁の各短辺と上記ブラケッ
    トとの間にそれぞれ付設された油圧ダンパー及びバネか
    らなる振動吸収部材と、上記内筒支持梁の各長辺と同外
    筒との間にそれぞれ付設された油圧ダンパー及びバネか
    らなる振動吸収部材とを具えたことを特徴とする2重筒
    型制振煙突。
  2. 【請求項2】 請求項1において、その内筒が2本の場
    合は同径の内筒をその外筒の中心線に対して対称的に配
    置し、内筒が3本〜4本の場合は外筒の同一直径上に中
    心対称的に配設するか又は外筒の中心の周りに同心的正
    三角形の各頂点の位置に配設することを特徴とする2重
    筒型制振煙突。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前後1対の平行内筒
    を上下方向の間隔を存して支持する一方の前後方向に長
    い水平長方形の複数段の板状梁と、この水平長方形の板
    状梁に立体的かつ直交的に交互に交叉する他方の左右方
    向に長い水平長方形の複数段の板状梁とを具え、前後1
    対及び左右1対からなる4本の内筒を正方形の4頂点位
    置に平行的に起立姿勢で同一外筒によって囲繞支持する
    ようにしたことを特徴とする2重筒型制振煙突。
  4. 【請求項4】 請求項1において、その内筒が5本の場
    合は、請求項3において、外筒の中心及びその前後に等
    間隔で立設された3本の内筒を前後方向に長い水平長方
    形の複数段の板状梁により支持するとともに、上記板状
    梁と同一形状の板状梁を同軸的に左右方向に向けた左右
    方向に長い板状梁として前記の前後方向に長い板状梁と
    交互に立体的かつ直交的に交叉し、左右1対の内筒及び
    中央内筒を挿通して合計5本の内筒を中心対称的に支持
    するようにしたことを特徴とする2重筒型制振煙突。
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