JPH0830290B2 - オ−プンエンド精紡装置 - Google Patents

オ−プンエンド精紡装置

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JPH0830290B2
JPH0830290B2 JP62051853A JP5185387A JPH0830290B2 JP H0830290 B2 JPH0830290 B2 JP H0830290B2 JP 62051853 A JP62051853 A JP 62051853A JP 5185387 A JP5185387 A JP 5185387A JP H0830290 B2 JPH0830290 B2 JP H0830290B2
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フリツツ・シユターレツカー
ハンス・ラーシユ
ハインツ−ゲオルグ・バツセンホーフエン
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BEE SHURAAFUHORUSUTO AG UNTO CO
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/40Removing running yarn from the yarn forming region, e.g. using tubes

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、撚り機構、糸引出しノズル、糸引出し装置
並びに該糸引出しノズルより糸引出し方向に後置された
少なくともひとつの偽撚縁を持つ転向部を具備するオー
プンエンド(OE)精紡装置に関する。
オープンエンド精紡殊に撚り機構として精紡ロータが
用いられるオープンエンド・ロータ精紡においては、真
の糸撚りが生成する糸端まで完全には達しないという問
題がある。オープンエンド・ロータ精紡は、真の撚りが
本質的に糸引出しノズルと糸引出し装置との間にもたら
されるが、この撚りが引出しノズルの前の糸片、すなわ
ち糸引出しノズルからロータみぞまで延びる糸片には少
なくとも完全には達しないのである。したがつて、この
糸片は正常糸よりも少ない撚りを持つことがあるため、
撚りの少ない糸を精紡すべき時には殊に精紡安定性が損
われる。実地では糸引出しノズルが表面構成物を具備し
ているのがほとんどであるため、この糸引出しノズルに
おける糸の摩擦により高められた偽撚を生み出すべきで
あり、この偽撚により糸引出しのノズルとロータみぞと
の間の糸片における撚りが高められる。
糸引出しノズルの前にある糸片まで真の糸撚りをより
強力におよぼすために、少なくともひとつの偽撚縁を持
ち、この偽撚縁がそれに隣接する糸の撚りのピツチとほ
ぼ同方向に延びる傾斜を持つて糸走行方向に向けられて
いる転向部を配設することが公知である(DE-OS333249
8)。この措置により、糸引出しノズルの前にある糸片
への撚り作用の改善が実現される。
本発明の目的は、冒頭に述べた様式の装置を、引出し
ノズルの前にある糸片の真の糸撚りの導入が改善される
ように構成することにある。
この目的は、糸引出し方向に糸引出しノズルに続く転
向部の後に、糸を先行する転向部の方向とは異なる方向
へ転向するもうひとつの転向部が配設されることにより
達せられる。
この措置により、少なくともひとつの偽撚縁の作用が
高められる。というのは、糸が少なくともひとつの偽撚
縁から浮き上がり、撚りがこの偽撚縁を「飛び越す」と
いうことが著しく阻止されるからである。しかも、この
第2の転向部によつて糸走行経路がそれほど制限されは
しないため、始紡のために糸端を精紡ロータへ吸い戻す
ことが従前どおり可能である。
糸引出しノズルから離れたところで糸を逆方向に作用
する二つの転向縁を介して走行させることが公知(DE-O
S2702733)であるが、これらの転向縁は走行方向に交差
するように向けられており、一種の撚り制動体を構成す
る筈である。しかし、このように糸走行径路に交差する
転向縁の作用は実際には撚り分布の改善をもたらさない
ことが判明した。
本発明の他の構成において、両転向部が糸に関して相
対する側に配設されることが提供される。その際に、特
に有利なやり方において、後置された転向部が少なくと
もひとつの偽撚縁を含むことがさらに提供される。それ
により、少なくともひとつの第1偽撚縁の作用が支援さ
れる、というのは、糸はそれが少なくともひとつの第1
偽撚縁から浮き上がるならば、少なくともひとつの第2
偽撚縁の作用下に強められて到達するため、撚り分布が
維持されることになる。
本発明の他の構成において、本発明の最初の実施態様
に関して該糸引出しノズルに続く転向部が、糸引出し管
路の二つの切片の間に挿入された挿入片により形成され
ることが提供される。その際に、合理的な構成において
は、該挿入片に向いた糸引出し管路の第2切片の端が転
向縁および/または偽撚縁として構成されることがさら
に提供される。
本発明の他の構成において、二つの互いにずれて配置
された切片からなる糸引出し管路が糸引出しノズルに接
続しており、これらの切片の間には第1および第2転向
部を含む挿入片が配設されることが、別の仕様を以て提
供される。その際に、合理的な構成においては、挿入片
がひとつのスリーブとして構成され、その糸引出しノズ
ルに向いた端は第1転向部を構成する偽撚縁として、ま
たその反対側の端は第2転向部を構成する偽撚縁として
形成されることが提供される。この構成では、両転向部
を実現するために、唯ひとつの挿入片が用いられる。
本発明の他の構成において、二つの切片からなる糸引
出し管路が糸引出しノズルに接続し、それらの切片の間
には少なくともひとつの偽撚縁を具備した糸偏向用の挿
入片が配設されることが提供される。この構成において
は実際に三つの転向部が、つまり糸引出し管路の第1切
片の端にひとつ、挿入片の範囲にひとつ、さらに糸引出
し管路の第2切片の先頭部分にひとつの転向部が提供さ
れる。この構成はさらに、糸の走行方向が転向部の前後
において変化しないため、後からでも既存の仕様を改造
することができるという長所を有する。
本発明の他の構成において、二つの互いにずれて配置
された切片からなる糸引出し管路が糸引出しノズルに接
続し、それらの切片の間にはほぼS状の糸径路を確定す
る偽撚縁を具備した二つの挿入片が配設され、糸引出し
管路の両切片がこれらの挿入片にそれぞれほぼ接線的に
接続することが提供される。
本発明のさらに別の構成において、ほぼ正弦状に延び
る管路を形成し転向点の範囲に少なくともひとつの偽撚
縁をそれぞれ具備する挿入片が、糸引出しノズルに接続
することが提供される。この実施態様においては、互い
の間に管路を形成する二つの部分片から挿入片が構成さ
れることが合理的に提供される。
本発明のより詳しい特徴および長所は、図面に示され
た実施態様の以下の説明から明らかとなる。
第1図は、精紡ロータ並びにそれに続く糸引出しを決
定する諸要素の範囲におけるオープンエンド・ロータ精
紡装置の部分断面図である。
第2図は、第1図の矢印IIの方向から見た細部の正面
図である。
第3図〜第8図は、糸引出しノズルの後にそれぞれ、
糸に対する偽撚縁を持つ少なくとも二つの転向部が形成
される各変更実施態様の部分断面図である。
第1図において部分図として示されたオープンエンド
・ロータ精紡装置は精紡ロータ1を含んでおり、そのロ
ータ盤2はロータ・ハウジングにより構成される負圧室
3内で回転する。その上に精紡ロータ1のロータ盤が配
設されているシヤフト5は、ロータ・ハウジング4の後
壁の穴6を貫いて案内されており、このロータ・ハウジ
ング4の外側では詳しくは図示されていないやり方で支
持され、また駆動される。ロータ・ハウジング4は、負
圧配管7を介して、図示されてはいない負圧源へ接続さ
れている。
ロータ盤2の開いた前側とロータ・ハウジングは、移
動できるカバー8でおおわれている。ロータ・ハウジン
グ4とカバー8との間には、取り囲む密封材9が取り付
けられれいる。カバー8は突出体10を具備しているが、
これはロータ盤2の内部へ突き出しており、また繊維供
給管路11を含んでいる。繊維供給管路11は図示されては
いないやり方で供給および開繊装置と結合されており、
この装置に精紡されるべき繊維束が供給され、この繊維
束は開繊装置において個別の繊維に区分されて、さらに
繊維供給管路を介してロータ盤2に供給される。これら
の繊維は繊維供給管路11を介してロータ盤2の円錐状の
滑走壁12に供給されるが、この壁は繊維集合みぞ13まで
拡張し、その上で繊維が繊維集合みぞ13の中へ滑り込
む。繊維集合みぞ13内で集められた繊維は、糸14として
まず基本的に繊維集合みぞに対して半径方向に引き出さ
れ、次いで精紡ロータに共軸的に配設された糸引出しノ
ズル15において転向されるため、糸14は精紡ロータ1の
軸方向に引き出される。糸引出しは、糸引出しローラ対
17により、矢印Aの方向へ行なわれる。続いて、糸14は
図示されてはいない巻上げ装置へ送られる。
糸引出しノズル15と繊維集合みぞ13との間の糸片はロ
ータ盤2と共に糸引出しノズルのまわりをクランク状に
回転し、それによつて糸引出しノズル15の後の範囲にお
ける糸に真の撚りが付与される。付加的に、糸14は糸引
出しノズル15の入口部である転向範囲においてころがる
ので、特に糸引出しノズル15と繊維集合みぞ13との間の
糸片に偽撚が付与されるが、これは真の糸撚りにより整
えられる。真の糸撚りのできる限り大きな割合が糸引出
しノズル15と繊維集合みぞ13との間の糸片へ戻ることを
達成するために、以下に詳しく説明される措置が提供さ
れる。
第1図に基づく実施態様では、糸引出しノズル15の直
後の糸走行経路において、二つの転向部が設けられてい
るが、それらのうちの第1転向部は糸14をロータ盤2と
共軸の径路から約60°だけそらしている。この転向部
は、偽撚縁20として形成された挿入片19の三つの肋体に
より構成される。これらの三つの偽撚縁20(第2図も参
照)はほぼ半円筒状に丸くなつた横断面を持ち、糸走行
方向に対して傾斜して設けられている。糸走行方向に対
する偽撚縁20の傾斜角度は紡がれた糸14の糸撚りのピツ
チの方向にほぼ合致している、すなわち、第1図および
第2図に示された偽撚縁20は、Z撚りの糸14に対して適
している。挿入片19はセラミツク製が好ましく、また支
持部18において保持される。この支持部18の中に、引出
しローラ対17に対して直線状に向けられた糸引出し管16
がはめ込まれており、その糸引出しノズル15に向けられ
た前側縁が第2転向部22を構成する。第2転向部22は、
挿入片19の糸引出し方向Aに最後の偽撚縁20の方向に、
糸14が両転向部において、すなわち最後の偽撚縁と転向
部22を構成する糸引出し管の端とにおいて案内されるよ
うにずらされている。第2図からみてとれるように、糸
引出しノズル15に向いた糸引出し管16の端も偽撚縁とし
て形成されている、すなわち、それは少なくとも糸14が
入り込む範囲において少なくとも糸撚りのピツチにほぼ
合致する傾斜を以て糸走行方向に対置されている。した
がつて、糸14は二つの180°向き合つた側において偽撚
縁20,22により案内される。
第3図による実施態様においては、糸引出しノズル15
に対して糸引出し方向に、二つの互いにずれて配置され
た切片23,16からなる糸引出し管路が接続しているが、
その場合に後方の切片はやはり直線状に延びる糸引出し
管なのである。両切片23,16の間には、その前端および
後端がそれぞれ偽撚縁20,22として形成されているスリ
ーブ状の挿入片31が配設されており、これらの前後端は
第1図および第2図による実施態様に対する前記の説明
にしたがつて糸撚りに適合しているのである。挿入片31
は、この形状で焼結されプレスされるセラミツク部品か
ら構成される。
第4図による実施態様では、糸引出しノズル15と糸引
出し管16が糸引出し管路の切片を構成するが、これらは
互いにずれて配設されている。糸引出しノズル15と糸引
出し管16との間には、それぞれ支持体24,25により保持
されている二つの挿入片26,27が配設されている。これ
らの好ましくはセラミツクからなる挿入片26,27は、糸1
4に対するほぼS状の径路を定める。両挿入片26,27は、
転向部を構成する偽撚縁20,22を具備しているが、これ
らの偽撚縁は互いに反対側において糸14に面している。
第4図からみてとれるように、これらの偽撚縁20,22は
相対的にゆるやかな転向角度をなしている。
第5図による実施態様は、本質的に第4図による実施
態様に合致している。しかし、糸引出しノズル15および
糸引し管16はより大きな寸法だけ互いにずれているた
め、同様に支持体24,25により保持されている挿入片26,
27もより大きな転向角度を持つ転向部をなしている。こ
の実施態様においても、照応したやり方で糸走行方向に
配置されて糸撚りのピツチに適合した偽撚縁20,22が挿
入片26,27に配設されている。この実施態様において
も、引き出された糸は二つの反射側において偽撚縁20,2
2に当接している。
第6図による実施態様は、原理的には第1図および第
2図による実施態様に合致しているが、挿入片19および
支持体18に接続する糸引出し管19が湾曲形状を有し、そ
れによりひとつの転向個所を構成するという点において
異なつている。この実施態様において、糸引出し方向に
第2転向部は偽撚縁によつては構成されない。しかし、
この実施態様においても、引出された糸14は二つの互い
に180°反対の側において案内される。
第7図による実施態様では、好ましくはセラミツクか
ら作られる二つの挿入片28,32が糸引出しノズル15に後
置されるが、これらの挿入片は互いの間に正弦状の管路
29を形成する。この正弦状の管路29の転向点の範囲で
は、偽撚縁20,22を形成する、すなわち糸引出し方向に
傾斜し糸撚りのピツチに適合した肋体を、挿入片32,28
が具備している。この実施態様においても、糸は二つの
互いに反対の側において偽撚縁20,22の作用を受ける。
第8図による実施態様では、はめ込まれた案内部34を
持つ糸引出しノズル15と湾曲した糸引出し管16が糸引出
し管路の二つの切片を構成するが、これらは直線的に前
後に配置されている。これらの両切片の間には挿入片33
が配設されており、これはほぼ半円筒形状を有し、三つ
の偽撚縁20を具備している。挿入片33は偽撚縁20が糸14
の走行経路を管路の両切片34,16に対して偏向させるよ
うな大きさとなつているため、全体として三つの転向部
が、つまり、案内部の端にひとつ、挿入片33の偽撚縁の
範囲にひとつ、さらに糸引出し管16の始めの部分にもう
ひとつの転向部が設けられることになる。図示された実
施態様の変更案においては、案内部34と糸引出し管16に
より構成されて挿入片33に隣接する転向部が偽撚縁とし
て機能する、すなわち、それらは適切なやり方で糸引出
し方向に傾斜しており、また糸撚りのピツチに適合して
いる。
第8図による実施態様の挿入片33は、ロータ・ハウジ
ング4のカバー8の凹所にはめ込まれており、そこで糸
引出し管16の端部により固定されているが、この管はカ
バー8内の中間片35により保持されている。異なる直径
を持つ挿入片33の使用により、また/あるいは間隔板を
下に敷くことにより、挿入片33によつて定められる糸走
行経路の偏向の大きさを調整することができる。
誤解を生じないように明確に言及すべきは、説明およ
び特許請求の範囲においても常に「偽撚縁(Falschdral
lkanten)」という表現が用いられるが、これは紡がれ
た糸の糸撚りのピツチに少なくともほぼ合致するある傾
斜角度を以て糸走行方向に傾斜している肋体を表わすの
に用いられているということである。転向縁は、それら
が上記の条件を満たす場合にはじめて、本発明の意味に
おける「偽撚縁」となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、精紡ロータ並びにそれに続く糸引出しを決定
する諸要素の範囲におけるオープンエンド・ロータ精紡
装置の部分断面図である。 第2図は、第1図の矢印IIの方向から見た細部の正面図
である。 第3図〜第8図は、糸引出しノズルの後にそれぞれ、糸
に対する偽撚縁を持つ少なくとも二つの転向部が形成さ
れる各変更実施態様の部分断面図である。 A:糸引出方向 15:糸引出しノズル 20:転向部 22:転向部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 ハンス・シユターレツカー ドイツ連邦共和国7334 ズツセン、ハルデ ンシユトラーセ 20 (72)発明者 フリツツ・シユターレツカー ドイツ連邦共和国7347 バト、ウーベルキ ンゲン、ヨゼフ−ナイトハルト−シユトラ ーセ 18 (72)発明者 ハンス・ラーシユ ドイツ連邦共和国4050 メンヘングラドバ ツハ 2、アムゼルシユトラーセ 1 (72)発明者 ハインツ−ゲオルグ・バツセンホーフエン ドイツ連邦共和国4050 メンヘングラドバ ツハ 1、ヒンデンブルグシユトラーセ 117 (56)参考文献 特開 昭58−220827(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精紡ロータ、 この精紡ロータに対して糸引出し方向の下流側に同軸状
    に配置された糸引出しノズル、 この糸引出しノズルの下流側に配置された糸引出し管
    路、および この糸引出し管路と糸引出しノズルの間に配置された糸
    転向部を具備し、この糸転向部は糸引出し方向に対し
    て、紡がれた糸の撚りの傾斜角に実質的に対応する角度
    に配置された少なくとも一つの縁を有するオープンエン
    ド精紡装置において、 前記の糸転向部の下流側に第2の糸転向部を設け、この
    第2糸転向部は第1の糸転向部の方向とは反対の方向に
    糸を転向させるようになしたことを特徴とするオープン
    エンド精紡装置。
  2. 【請求項2】両転向部(20,22)が、糸(14)に関して
    相対する側に配設されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】後置された転向部が、少なくとも一つの偽
    撚縁(22)を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の装置。
  4. 【請求項4】該糸引出しノズル(15)に続く転向部(2
    0)が、糸引出し管路の二つの切片の間に挿入された挿
    入片(19,26,31,32,33)により形成されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の
    装置。
  5. 【請求項5】該挿入片(19)に向いた糸引出し管路の第
    2切片(16)の端が、転向縁および/または偽撚縁(2
    2)として構成されることを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の装置。
  6. 【請求項6】二つの互いにずれて配置された切片(23,1
    6)からなる糸引出し管路が糸引出しノズル(15)に接
    続しており、これらの切片(16,23)の間には第1およ
    び第2転向部(20,22)を含む挿入片(31)が配設され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項
    のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】該挿入片(31)が一つのスリーブとして構
    成され、その糸引出しノズル(15)に向いた端は第1転
    向部を構成する偽撚縁(20)として、またその反対側の
    端は第2転向部を構成する偽撚縁(22)として形成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の装置。
  8. 【請求項8】二つの切片(34,36)からなる糸引出し管
    路が糸引出しノズル(15)に接続し、それらの切片(3
    4,36)の間には少なくとも一つの偽撚縁(20)を具備し
    た糸偏向用の挿入片(33)が配設されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載
    の装置。
  9. 【請求項9】二つの互いにずれて配置された切片からな
    る糸引出し管路が糸引出しノズル(15)に接続し、それ
    らの切片(2)の間にはほぼS状の糸径路を確定する偽
    撚縁(20,22)を具備した挿入片(26,27)が配設され、
    糸引出し管路の両切片がこれらの挿入片にそれぞれほぼ
    接線的に接続することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項〜第4項のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】該糸引出しノズル(15)にほぼ正弦状に
    延びる管路を形成し転向点の範囲に少なくとも一つの偽
    撚縁(20,22)をそれぞれ具備する挿入片(28,32)が接
    続することを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項
    のいずれかに記載の装置。
JP62051853A 1986-03-19 1987-03-06 オ−プンエンド精紡装置 Expired - Lifetime JPH0830290B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3609114.6 1986-03-19
DE3609114A DE3609114C2 (de) 1986-03-19 1986-03-19 Vorrichtung zum OE-Spinnen mit einem Spinnrotor

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Publication Number Publication Date
JPS62276031A JPS62276031A (ja) 1987-11-30
JPH0830290B2 true JPH0830290B2 (ja) 1996-03-27

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ID=6296696

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62051853A Expired - Lifetime JPH0830290B2 (ja) 1986-03-19 1987-03-06 オ−プンエンド精紡装置

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US (1) US4773211A (ja)
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