JPH08301Y2 - バルブハウジングと補給管との接続構造体 - Google Patents

バルブハウジングと補給管との接続構造体

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Publication number
JPH08301Y2
JPH08301Y2 JP40670490U JP40670490U JPH08301Y2 JP H08301 Y2 JPH08301 Y2 JP H08301Y2 JP 40670490 U JP40670490 U JP 40670490U JP 40670490 U JP40670490 U JP 40670490U JP H08301 Y2 JPH08301 Y2 JP H08301Y2
Authority
JP
Japan
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valve housing
supply pipe
lower bottom
connection structure
hole
Prior art date
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Application number
JP40670490U
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JPH0735386U (ja
Inventor
誠一 北林
Original Assignee
誠一 北林
株式会社ユーアイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はバルブ用ハウジングと内
嵌合パイプとなる補給管との接続構造体に関し、特に正
倒立使用可能バルブ用ハウジングと内嵌合パイプとなる
補給管との接続構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からエアゾール容器の噴射バルブの
ハウジングの部分に補給管を取り付けてエアゾール容器
の内容物はまず補給管を通り、それからバルブハウジン
グ内に流入して、それから外部に噴射させられることが
行われてきた。そこで、エアゾール容器を正立状態にし
て使用する場合は、前述のようにエアゾール容器の内容
物を補給管に通し、それからバルブハウジング内に流入
させねばならないことになるが、他方でエアゾール容器
を倒立状態にして使用する場合は袖給管からエアゾール
容器内の加圧ガスのみが補給管を通って外部に流出する
こととなり、補給菅のあるエアゾール噴射容器は正立状
態でのみ使用できるということに問題があった。そこ
で、正立状態および倒立状態のいずれの状態でも使用可
能なエアゾール噴射容器の開発が行われてきたのであ
る。その結果、倒立状態では補給管を通ることなくバル
ブハウジングの底部等の適宜位置に設けた球弁型の逆止
弁を流入口にするものが開発された。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、バルブの底部
の適宜位置で、かつ、補給管とバルブハウジングとの接
続部の外側の位置に逆止弁の開口部を設ける必要が生じ
るので、その逆止弁の開口部の内側に位置する補給管と
バルブハウジングとの接続部となるバルブハウジングの
下端の筒状突出部を比較的小径にさせなければ接続部と
なる筒状突出部の外周部分に補給管を嵌め得ないように
なる点で問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の問題を
解決することを目的とするものである。次に、上記目的
を達成するための具体的構成を図面に従い説明すると、
その上方から弁構造部分を装入させうるようにするため
の開口部1を設けてなるバルブハウジング2の下底部の
上面部分から上方に向けてバルブステムの下部を支持す
るための複数の弾性起立片3を突出させ、前記バルブハ
ウジング2の下底部の中央部に小通孔4を設け、前記バ
ルブハウジング2の下底部の下面部分から下方に向けて
比較的大口径の筒状突出部5を設け、その筒状突出部5
の内周面の部分に1本或いは複数本の流体通路となるた
めの縦溝6を形成し、前記筒状突出部5の内周面の部分
に沿って補給管7を嵌入し、その補給管7と前記バルブ
ハウジング2の下底部の下面部分との間に流体の流路と
なる間隙部分8を設けてなる正倒立使用可能バルブ用ハ
ウジングと内嵌合パイプとなる補給管との接続構造体で
ある。
【0005】
【効果】次に、上記構成から生じる作用効果を述べる
と、バルブハウジングの下底部に通孔を設け、その通孔
を囲む位置で下方に向けて筒状突出部を設け、その筒状
突出部の内周面部に沿って補給管の端縁部を位置させ、
その補給管と前記筒状突出部との間に流路となりうる空
間部を形成し、前記バルブハウジングの下底部に設けた
通孔とバルブハウジングの筒状突出部の下端開口部との
間を連通させてなるバルブハウジングと補給管との接続
構造体であるからエアゾール容器内の内容物を外部に噴
射させる際、エアゾール容器を正立状態にして使用する
時、補給管内を内容物が通ることとなり、また、エアゾ
ール容器を倒立状態にして使用する時は補給管の内部を
通ることなく補給管の外側とバルブハウジングの下底部
に設けた筒状突出部の内同面部との間に設けられた通路
をエアゾール容器の内容物が通りぬけてバルブハウジン
グ内に流入しうるようにさせたものであって、特に筒状
突出部の内側に補給管を挿入するだけで、エアゾール容
器の正立状態と倒立状態のいずれの状態においても確実
にエアゾール容器の内容物を外部に噴射させうる効果が
ある。また、バルブハウジングの下底部に設けた筒状突
出部の内周面部に1つ或いは複数の連通溝を形成してな
るバルブハウジングと補給管との接続構造体であるから
筒状突出部に連通溝を単に形成するのみで、補給管の側
には何らの加工をしないでも連通路を設けることができ
るとともに、連通路の大きさおよび数なども簡単に所望
の量にさせうる効果がある。また、バルブハウジングの
下底部と補給管の上端部との間に連通路となるための間
隙を設けるか或いは前記バルブハウジングの下底部の下
面部分又は補給管の上端部分に連通溝を設けてバルブハ
ウジングの下底部の通孔とバルブハウジングの筒状突出
部の下端開口部との間を連通させてなるバルブハウジン
グと補給管との接続構造体であるから、バルブハウジン
グの下底部と補給管の上端部との間に連通路を形成した
ので、バルブハウジングの下底部の通孔とバルブハウジ
ングの筒状突出部の下端開口部との間を確実に連通させ
ることを容易になしうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を施したバルブハウジングと補給管との
接続構造体の要部を断面図にした側面図である。
【図2】A−A線を切断面にしてなる下面図である。
【符号の説明】
1 開口部 2 バルブハウジ
ング 3 弾性起立片 4 小通孔 5 筒状突出部 6 縦溝 7 補給管 8 間隙部分

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブハウジングの下底部に通孔を設
    け、その通孔を囲む位置で下方に向けて筒状突出部を設
    け、その筒状突出部の内周面部に沿って補給管の端縁部
    を位置させ、その補給管と前記筒状突出部との間に流路
    となりうる空間部を形成し、前記バルブハウジングの下
    底部に設けた通孔とバルブハウジングの筒状突出部の下
    端開口部との間を連通させてなるバルブハウジングと補
    給管との接続構造体。
  2. 【請求項2】 バルブハウジングの下底部に設けた筒状
    突出部の内周面部に1つ或いは複数の連通溝を形成して
    なる実用新案登録請求の範囲請求頂1記載のバルブハウ
    ジングと補給管との接続構造体。
  3. 【請求頂3】 バルブハウジングの下底部と補給管の上
    端部との間に連通路となるための間隙を設けるか或いは
    前記バルブハウジングの下底部の下面部分又は補給管の
    上端部分に連通溝を設けてバルブハウジングの下底部の
    通孔とバルブハウジングの筒状突出部の下端開口部との
    間を連通させてなる実用新案登録請求の範囲請求項1記
    載のバルブハウジングと補給管との接続構造体。
JP40670490U 1990-12-26 1990-12-26 バルブハウジングと補給管との接続構造体 Expired - Lifetime JPH08301Y2 (ja)

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JPH0735386U JPH0735386U (ja) 1995-06-27
JPH08301Y2 true JPH08301Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=18516325

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