JPS636067Y2 - - Google Patents

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JPS636067Y2
JPS636067Y2 JP16275582U JP16275582U JPS636067Y2 JP S636067 Y2 JPS636067 Y2 JP S636067Y2 JP 16275582 U JP16275582 U JP 16275582U JP 16275582 U JP16275582 U JP 16275582U JP S636067 Y2 JPS636067 Y2 JP S636067Y2
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JP
Japan
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container
cylinders
bodies
operation tube
container bodies
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JP16275582U
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JPS5966781U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、異種の2液を混合する2液混合容器
に関する。
「従来の技術」 通常は別個の容器に個別に保管され、使用時に
混合して用いられる用液は種々ある。例えば汚
れ、錆落とし或いは接着剤等の用液はその1例で
ある。
第3図乃至第6図はこのような異種液混合容器
の従来例(実公昭54−26279号公報)を示したも
のである。各図において、101,101は異種
液収納のそれぞれ半筒状のタンク、102はこれ
らタンク101,101を一体化するためのキヤ
ツプ、103は多脚単孔ノズルで各分岐管状脚部
104,104をキヤツプ102に貫通取着して
対応したタンク101,101に連通しており、
105はこのノズル103の先端吐出孔、106
は空気孔である。前記ノズル103は第5図、第
6図に詳細を示しているように、吐出孔105と
同水準ないし高水準にあるような先端開口10
7,107を持つリード管108,108を密着
内設しており、また吐出孔105近くにくぼみを
設けて溜部109を形成している。
この従来例は、容器を傾斜させてタンク10
1,101内の異種液をそれぞれリード管10
8,108を通しその先端開口107,107か
らノズル先端部の溜部109に流下し、この溜部
109で混合させて吐出孔105から外部に吐出
させる。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来例によれば、混合液がタンク101,
101に逆流してタンク内液を変質させたりする
不都合が防止でき、また片手で操作できる便利さ
があるが、溜部109における異種液の混合度の
低いのが難点である。
即ち、2液が充分に混合するには両液共に拡散
状態、つまり細流化状態になることが必要である
が、引例の溜部109は狭く、しかもこの溜部1
09に流下した両液は続けて流下する続流により
直ちに吐出孔105に押出されるので、異種両液
は塊流状のままその表層部でのみ混合した状態で
吐出孔105から吐出されてしまうためである。
本考案は、液の拡散性にすぐれたスポンジを利
用し、2液を充分に混合して外部に流出できる混
合度の高い2液混合容器を得るにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案の2液混合容器は、同形の半筒形胴部
6,7を1個の円筒形となる如く組合わされた異
種液収容の第1、第2の容器体1,2と、栓板1
0の周縁から周壁11を垂設し、且つ栓板10の
中央部左右を凹陥して前記両容器体1,2口部に
嵌挿される凹陥筒12,13を形成し、該凹陥筒
12,13に夫々透孔16,17を設けると共に
外部に連通して容器体1,2内に垂下する外気吸
入筒14,15を取付けた共通栓部材3と、前記
透孔16,17外面部に設けられた吸出し弁2
2,23と、頂壁24中央部から、頂面に透孔2
8を設けた突出部27を突出し、且つ頂壁24周
縁から前記周壁11外面に気密に摺接する案内周
壁25を垂設した昇降操作筒4と、該昇降操作筒
4と前記共通栓部材3間に充填されたスポンジ体
29と、前記昇降操作筒4の透孔28外面部に設
けられた吐出弁部材5とで構成している。
「作 用」 次に作用を説明する。第2図は混合液吐出のた
め容器を倒立させ、そして昇降操作筒4が一杯に
下降(B矢方向)操作され、スポンジ体29には
両容器体1,2から吸出された両液が拡散し、充
分に高い混合状態で含浸している状態にある。
ここで、昇降操作筒4を上方(A矢方向)に押
上げ操作すると、スポンジ体29が圧搾され含浸
していた混合液を下方に絞り出すので、この混合
液は更に混合度を増して吐出弁5の弁体32を開
弁し外方にとり出される。この吐出弁開弁時、外
気が吐出弁5、スポンジ体29を経て外気吸入管
14,15から容器体1,2内に吸気される。
次に再び、昇降操作筒4を図示状態に下降操作
すると、スポンジ体29の充填部が負圧化するの
で吸出し弁22,23が開弁し、容器体1,2内
の両液は夫々透孔16,17からスポンジ体29
に吸出され、これに混合状態で含浸され、次の吐
出操作に備える。
「実施例」 以下添付図面を参照して本考案実施例を説明す
る。尚、第2図は倒立させた使用時のものなの
で、以下の構造説明は通常の正立状態として説明
する。両図において、1は第1液を収容した第1
の容器体、2は第2液を収容した第2の容器体、
3はこれら両容器体1,2に共通の共通栓部材、
4は昇降操作筒、そして5が吐出弁部材である。
両容器体1,2は、その胴部6,7は楕円形円
筒体を中央部から2つに縦割りした半筒形の同形
のもので、互いの平面状腹部を合わせ全体として
楕円形円筒となる如く組合わされており、夫々の
口頚部外周には螺条8,9が形成してある。
共通栓部材3は、組合わされた容器体1,2の
平面形状に対応した楕円形の栓板10の周縁から
周壁11を垂設し、また中央部左右を筒状に下方
に凹陥させて両容器体1,2口部に嵌挿される凹
陥筒12,13を形成し、且つこれら凹陥筒1
2,13の肉厚部から外部に連通する外気吸入管
14,15を垂設すると共に、同凹陥筒12,1
3の底壁に矩形状の透孔16,17及び取付孔1
8,19を設け、容易に抜け出さないように両容
器体1,2口部に固く嵌挿してある。前記透孔1
6,17の外面部には、支軸20,21を取付孔
18,19に取付けた弾性材からなる吸出し弁2
2,23が設けてある。尚、前記周壁11外面は
弧状に凹形してある。
昇降操作筒4は、平面が楕円形の頂壁24周縁
から、前記周壁11外面に気密に摺接し、さらに
組合わされた容器体1,2胴部外面まで延びてこ
れに摺接する案内周壁25を垂設し、且つ該案内
周壁25の中途内周面に突条26を周設し、そし
て頂壁中央部を筒状に上方に突出させ、該突出部
27頂面に透孔28を明けており、前記共通栓部
材3との間の空所には液混合用部材のウレタン等
のスポンジ体29を充填している。
吐出弁部材5は弾性材からなり、頂板30中央
部に、前記突出部27外面に重合する突出部31
を有し、その頂壁を、舌状の弁部を切設した弁体
32に形成している。33はヒンジである。
「考案の効果」 上記した如く本考案では、異種両液の混合用部
材としてスポンジ体29を用い、このスポンジ体
29の優れた液の含浸性を利用し両液を拡散状態
として混合して混合度を高め、しかもこの混合液
をスポンジ体29を絞り出すことにより外部に吐
出するようにしたので、さらに両液の混合度を高
めることができ、高品質の混合液を吐出すること
が可能となる。また操作的には昇降操作筒4を昇
降操作するのみで簡便であり、また吸出し弁2
2,23及び吐出弁部材5の弁付きなので容器体
1,2を転倒したりしたとしても液が外部に流出
したりせず安全であり、また両容器体1,2の胴
部は同形の半筒形であり、これらを1個の容器の
如く組合わせるので外形の見映えがよく、扱いも
便である、等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案2液混合容器を示
し、第1図は両容器体に共通栓部材を装着した状
態の平面図、第2図は第1図に吸出し弁、昇降操
作筒、吐出弁部材を装着し、倒立させた使用時の
要部縦断面図、第3図乃至第6図は従来例を示
し、それぞれ正面図、側面図、平面図及びノズル
の側断面図である。 1,2……容器体、3……共通栓部材、4……
昇降操作筒、5……吐出弁部材、29……スポン
ジ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同形の半筒形胴部6,7を1個の円筒形となる
    如く組合わされた異種液収容の第1、第2の容器
    体1,2と、栓板10の周縁から周壁11を垂設
    し、且つ栓板10の中央部左右を凹陥して前記両
    容器体1,2口部に嵌挿される凹陥筒12,13
    を形成し、該凹陥筒12,13に夫々透孔16,
    17を設けると共に外部に連通して容器体1,2
    内に垂下する外気吸入筒14,15を取付けた共
    通栓部材3と、前記透孔16,17外面部に設け
    られた吸出し弁22,23と、頂壁24中央部か
    ら、頂面に透孔28を設けた突出部27を突出
    し、且つ頂壁24周縁から前記周壁11外面に気
    密に摺接する案内周壁25を垂設した昇降操作筒
    4と、該昇降操作筒4と前記共通栓部材3間に充
    填されたスポンジ体29と、前記昇降操作筒4の
    透孔28外面部に設けられた吐出弁部材5とから
    なる2液混合容器。
JP16275582U 1982-10-27 1982-10-27 2液混合容器 Granted JPS5966781U (ja)

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JP16275582U JPS5966781U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 2液混合容器

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JP16275582U JPS5966781U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 2液混合容器

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Publication Number Publication Date
JPS5966781U JPS5966781U (ja) 1984-05-04
JPS636067Y2 true JPS636067Y2 (ja) 1988-02-19

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ID=30357310

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JP16275582U Granted JPS5966781U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 2液混合容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU4554385A (en) * 1984-07-31 1986-02-06 Loctite Corporation Adhesive dispenser
JPH0748536Y2 (ja) * 1987-07-10 1995-11-08 株式会社吉野工業所 液体射出容器

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Publication number Publication date
JPS5966781U (ja) 1984-05-04

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