JPH0830152A - 遠隔故障診断システム - Google Patents

遠隔故障診断システム

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JPH0830152A
JPH0830152A JP6162061A JP16206194A JPH0830152A JP H0830152 A JPH0830152 A JP H0830152A JP 6162061 A JP6162061 A JP 6162061A JP 16206194 A JP16206194 A JP 16206194A JP H0830152 A JPH0830152 A JP H0830152A
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JP
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diagnosis
level
diagnostic
trouble
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JP6162061A
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English (en)
Inventor
Junji Ishiguro
純爾 石黒
Kiichi Watanabe
喜一 渡辺
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SEの無駄な訪問を減少させ、サービスコス
トを低減し、フィールドサービスや故障修理の効率化を
図ることができる遠隔故障診断システムを提供する。 【構成】 複写機1は、端末側通信制御部2を有してお
り、故障予備診断を行なうとともに、故障情報を遠隔管
理装置5へ送る。遠隔管理装置5のホストコンピュータ
7は、故障情報を受け取り、故障診断装置8に故障診断
を依頼する。故障診断装置8は、故障情報に含まれてい
る各複写機1ごとの異常に関する情報とともに、ユーザ
の複写機1に対する習熟度や故障として感ずる度合い、
使用している用紙や原稿の特性、装置の設置環境等も考
慮して、故障診断を行なう。ホストコンピュータ7は、
診断結果を受け取り、SEが訪問する必要がある複写機
1に関する情報を、その複写機1を管理するSEが常駐
している場所のワークステーション9やファクシミリ1
0等に伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置の遠隔故
障診断システムに関するものであり、特に、複数の画像
記録装置を診断対象端末とし、中央管理装置を介して中
央診断装置にて各画像記録装置の個別診断を行なう画像
記録装置の遠隔故障診断システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ、FAXなどの画像記
録装置では、消耗品等の定期的なメンテナンス(フィー
ルドサービス)や、故障時の修理等が必要となる。画像
記録装置の普及とともに、これらの画像記録装置を集中
管理することにより、フィールドサービスの効率化と、
故障時の迅速な対応を行なうことが考えられている。例
えば、特開昭54−44522号公報や特開昭54−5
4032号公報に記載されている装置では、複数の複写
機を端末装置を介して中央制御装置と結び、課金情報や
故障情報などを中央制御装置に送り、中央制御装置で各
複写機の制御や一括課金処理等を行なっている。
【0003】また、特公平5−167764号公報に記
載されているシステムでは、診断の緊急度に相当する診
断順位レベルの高い順に中央管理装置に診断結果を通知
している。さらに、特願平5−131615号に記載さ
れているシステムでは、遠隔管理装置は、各端末から送
られてくる故障情報に基づて緊急度を診断し、緊急度に
あわせた対応を行なっている。これらのシステムによ
り、緊急度の高い順にサービスすることができ、フィー
ルドサービスや故障サービスの効率化を図ることができ
る。これらのシステムでは、緊急度は画像記録装置の情
報に基づいて決定している。
【0004】例えば、画像記録装置を熟知した操作者の
もとで画像記録装置の故障が発生した場合、一般の操作
者では修復できない故障でも修理できることがある。そ
の場合は、操作者からサービス部門への修理要請は発生
しない。しかし、従来の診断システムでは、装置の状態
によって診断を行なっているため、すぐにサービスエン
ジニア(以下、SEと略記する)を訪問させる診断結果
が出力されてしまう。そのため、診断的中率が低下し、
SEのむだな訪問が発生して、サービスコストが増加す
るという不具合が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、SEの無駄な訪問を減少さ
せ、サービスコストを低減し、顧客満足度の向上(複写
機のダウンタイムの低減)フィールドサービスや故障修
理の効率化を図ることができる遠隔故障診断システムを
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、診断対象端末である複数の画像記
録装置を中央管理装置を介して中央診断装置にて個別診
断する前記画像記録装置の遠隔故障診断システムにおい
て、前記各画像記録装置には前記各画像記録装置を操作
する操作者の装置に対する習熟度合いを示す習熟度レベ
ル、用紙・原稿の特性を表わす用紙・原稿レベル、設置
環境を表わす設置環境レベル、ユーザの故障感知レベル
の少なくとも1つのレベル情報を保持するレベル保持手
段と、前記レベル保持手段に保持されたレベルを含む前
記画像記録装置の診断情報に基づき診断緊急度を示す転
送順位レベルを決定しその順位に従い前記中央管理装置
に前記診断情報を送信する端末側故障予知手段を有し、
また、前記中央診断装置は前記診断情報に含まれたレベ
ルに基づき診断重症度を算出する診断重症度計算手段を
有し、前記診断重症度を用いて故障診断を行なうことを
特徴としたものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明においては、
診断対象端末である複数の画像記録装置を中央管理装置
を介して中央診断装置にて個別診断する前記画像記録装
置の遠隔故障診断システムにおいて、前記各画像記録装
置には前記各画像記録装置を操作する操作者の装置に対
する習熟度合いを示す習熟度レベルを保持する習熟度レ
ベル保持手段と、故障発生時に前記習熟度レベルに基づ
き修理可能項目および修理可能時間を決定し前記修理可
能時間内にユーザによる修理が完了したか否かを検知す
る修理時間監視手段と、少なくとも前記修理可能時間内
にユーザによる修理が完了しないとき前記中央管理装置
に診断情報を送信する端末側故障予知手段を有し、前記
中央診断装置は前記診断情報をもとに故障診断を行なう
ことを特徴としたものである。前記修理可能時間は、請
求項3に記載のように、操作者の習熟度レベルと前記修
理可能項目に基づいて設定するように構成することがで
きる。
【0008】
【作用】本発明によれば、請求項1に記載の発明におい
て、各画像記録装置を操作する操作者の装置に対する習
熟度合いをある定められた基準に従い数段階にレベル付
けした習熟度レベル、用紙・原稿の特性を表わす用紙・
原稿レベル、設置環境を表わす設置環境レベル、ユーザ
の故障感知レベルの少なくとも1つのレベル情報を用
い、このレベルに基づき診断重症度を算出し、故障診断
を行なう。これにより、操作者の習熟度、習熟度用紙・
原稿の特性、設置環境、ユーザの故障感知レベル等を加
味した故障診断を行なうことができ、SEの無駄な訪問
の削減など、SEの効率的な配置とサービスコストの低
減を図ることができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、故障発生時
に、習熟度レベルに基づいて修理可能項目および修理可
能時間を決定し、この修理可能時間内にユーザによる修
理が完了したか否かを検知する。修理可能時間は、請求
項3に記載のように、例えば、操作者の習熟度レベルと
前記修理可能項目に基づいて設定することができる。そ
して、少なくとも修理可能時間内にユーザによる修理が
完了しないとき前記中央管理装置に診断情報を送信す
る。これにより、ユーザの技能にあわせ、ユーザが修理
可能な故障であると判断されるときはユーザ側で修理す
る。これにより、画像記録装置の使用できない期間を短
縮させ、ユーザの満足度を向上させるとともに、無駄な
SEの訪問を減少させ、サービスの効率を向上させるこ
とができる。また、ユーザの習熟度が高くても、ユーザ
側での修理が困難な場合もある。このような状態を修理
可能時間内に修理が完了したか否かで検知し、ユーザ側
での修理が困難な場合には中央管理装置に通知し、SE
の訪問を行なえばよい。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の遠隔故障診断システムの一
実施例を示す全体構成図である。図中、1は複写機、2
は端末側通信制御部、3はモデム、4は公衆回線、5は
遠隔管理装置、6はモデム、7はホストコンピュータ、
8は故障診断装置、9はワークステーション、10はフ
ァクシミリである。この実施例では、フィールドサービ
スの対象となる端末の一例として、多数の複写機1が接
続された場合を示している。サービス対象端末は、複写
機以外にも、プリンタやファクシミリなど、種々の画像
形成装置を接続することが可能である。
【0011】複写機1は、モデム3を介して公衆回線4
あるいは専用回線に接続され、さらに遠隔管理装置5の
モデム6を介してホストコンピュータ7に接続されてい
る。複写機1は、端末側通信制御部2を有しており、遠
隔管理装置5との通信制御を行なうとともに、個々の複
写機1の故障予知診断等も行なう。遠隔管理装置5は、
ホストコンピュータ7と、このホストコンピュータ7に
接続された故障診断装置8を有している。この故障診断
装置8は、故障診断専用のエキスパートエンジンとして
構成されている。故障診断装置8は、各複写機1ごとの
異常に関する情報とともに、それぞれ設定されているユ
ーザの複写機1に対する習熟度や故障として感ずる度合
い、使用している用紙や原稿の特性、装置の設置環境等
も考慮して、故障診断を行なう。なお、ホストコンピュ
ータ7に故障診断装置8の機能を持たせることにより、
1台のコンピュータから構成することも可能である。ホ
ストコンピュータ7は、SEが常駐している場所に設置
してあるフィールドワークサポートシステムのワークス
テーション9やファクシミリ10、コンピュータ等に接
続されている。遠隔管理装置5は、SEが訪問する必要
があると判断した複写機1に関する故障情報を、その複
写機1を管理するSEが常駐している場所のワークステ
ーション9やファクシミリ10等に伝送するようになっ
ている。
【0012】図2は、複写機1の一例を示す機能ブロッ
ク図である。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付
して説明を省略する。11は画像入力部、12は画像出
力部、13は本体コントローラ、14は通信制御部イン
ストール用ボタン、15はSE診断要求ボタン、16は
キーオペレータ診断要求ボタン、17は定時コール出力
手段、18はインターバルコール出力手段、19はメー
タ送信コール出力手段、20はダイアグアラートコール
出力手段、21は伝送指令手段、22は診断用基礎デー
タ書換手段、23は故障情報記憶手段、24は診断用基
礎データ記憶手段、25は予備診断データ記憶手段、2
6は予備診断装置、27はホストコールドフラグリセッ
ト手段、28は情報伝送手段である。
【0013】図1に示したそれぞれの複写機1は、例え
ば、図2に示すように、通常の複写機と同様の画像入力
部11、画像出力部12及びそれらの構成要素を制御す
る本体コントローラ13等から構成されている。本体コ
ントローラ13は、画像入力部11及び画像出力部12
を制御して複写処理を行なう。また、複写機1は、通信
制御部インストール用ボタン14、SE診断要求ボタン
15、及びキーオペレータ診断要求ボタン16を備えて
おり、また、端末側通信制御部2が装着されている。
【0014】端末側通信制御部2には、診断用基礎デー
タ書換手段22、故障情報記憶手段23、予備診断装置
26、ホストコールドフラグリセット手段27、情報伝
送手段28、定時コール出力手段17、インターバルコ
ール出力手段18、メータ送信コール出力手段19、ダ
イアグアラートコール出力手段20等を有している。ま
た、故障情報記憶手段23は、診断用基礎データ記憶手
段24及び予備診断データ記憶手段25を有している。
【0015】診断用基礎データ書換手段22は、所定時
間ごと、例えば、15分ごとに複写機1の各構成要素の
診断用基礎データを本体コントローラ13を介して読み
込んで、診断用基礎データ記憶手段24に記憶された診
断用基礎データを書き換える。本体コントローラ13が
保持する診断用基礎データのひとつとして、ユーザの習
熟度に関する情報を有している。この習熟度に関する情
報は、複写機1の本体に設けられているユーザインタフ
ェースから設定することが可能である。あるいは、遠隔
管理装置5から設定することも可能である。診断用基礎
データ記憶手段は、ユーザの習熟度を含む診断用基礎デ
ータを記憶している。この診断用基礎データは、15分
ごとに診断用基礎データ書換手段22により記憶内容が
書き換えられるが、例えば、最新の5回分の診断用基礎
データを記憶するように構成することができる。予備診
断装置26は、診断用基礎データ記憶手段24に記憶さ
れた診断用基礎データに基づいて予備診断を行なう。予
備診断は、遠隔管理装置5による診断の必要性に関する
優先順位のついた例えば255項目の予備診断項目につ
いて、それぞれ行なわれる。予備診断データ記憶手段2
5は、予備診断装置26において行なわれた予備診断の
結果である予備診断データを保持する。予備診断データ
は、ホストコールドフラグを有しており、その値は予備
診断の結果に応じた所定値に設定される。ホストコール
ドフラグリセット手段27は、予備診断データ記憶手段
25に記憶された予備診断データのホストコールドフラ
グをリセットする手段である。このホストコールドフラ
グリセット手段27は、SEが訪問して作動させること
ができるようになっている。情報伝送手段28は、伝送
指令手段21からの伝送指令信号及び状況情報(伝送指
令信号を出力した手段を特定する情報)が入力される
と、故障情報記憶手段23に記憶された故障情報(診断
用基礎データ及び予備診断データ)を、モデム3、公衆
回線4を介して遠隔管理装置5に伝送する。
【0016】伝送指令手段21としては、本体コントロ
ーラ13に接続されている通信制御部インストール用ボ
タン14、SE診断要求ボタン15、及びキーオペレー
タ診断要求ボタン16等や、端末側通信制御部2内に設
けられた定時コール出力手段17、インターバルコール
出力手段18、メータ送信コール出力手段19、ダイア
グアラートコール出力手段20等がある。
【0017】通信制御部インストール用ボタン14は、
端末側通信制御部2を複写機1に設置したとき、端末側
通信制御部2内のメモリに予備診断プログラムを遠隔管
理装置5からインストールするときに使用するボタンで
ある。この通信制御部インストール用ボタン14が押さ
れて、予備診断プログラムが端末側通信制御部2にイン
ストールされた後、複写機1から遠隔管理装置5に診断
要求が出されるようになっている。SE診断要求ボタン
15は、サービスエンジニアSEが診断を指示する場合
に使用する。キーオペレータ診断要求ボタン16は、キ
ーオペレータKOが診断を指示する場合に使用する。定
時コール出力手段17は、例えば、1日1回などの間隔
で、定時に複写機1から遠隔管理装置5へ故障情報(診
断用基礎データ及び予備診断データ)を送信する。この
送信は、端末側通信制御部2が作動しているかどうかを
チェックするために行われる。インターバルコール出力
手段18は、一定時間(例えば、10日に1回)ごと
に、複写機1から遠隔管理装置5に故障情報(診断用基
礎データ及び予備診断データ)を送信する。この送信
は、回線の断線チェック等のために行なわれる。メータ
送信コール出力手段19は、例えば、1カ月に1回、コ
ピーカウンタの値を複写機1から遠隔管理装置5に送信
する。ダイアグアラートコール出力手段20は、予備診
断装置26で予備診断を実行した結果、異常がある場合
に、複写機1から遠隔管理装置5に故障情報(診断用基
礎データ及び予備診断データ)を送信する。
【0018】図3は、図2に示した複写機1の機能を実
現するための一具体例を示すブロック図である。図中、
図2と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。31,33はバッファ、32は端末側通信制御CP
U、34はEPROM、35はカレンダ、36はSRA
M、37はバッテリ、38は切換器である。複写機1に
装着された端末側通信制御部2は、本体コントローラ1
3と接続されている。端末側通信制御部2は、端末側通
信制御CPU32、バッファ31,33、EPROM3
4、カレンダ35、SRAM36、バッテリ37、切換
器38を有している。端末側通信制御CPU32は、バ
ッファ31を介して本体コントローラ13に接続されて
いる。また、端末側通信制御CPU32は、バッファ3
3を介してモデム3と接続されている。EPROM34
は、遠隔管理装置5からロードされる予備診断プログラ
ムや、本体コントローラ13のメモリに記憶された画質
コントロールに関係するパラメータデータなどが書き込
まれる。SRAM36は、診断用基礎データ、予備診断
データ及びカレンダデータ等を記憶する。バッテリ37
は、複写機1のパワーダウン時に、例えば、SRAM3
6の記憶内容などを保持するために使用される。切換器
38は、複写機1のパワーダウン時に電源をバッテリ3
7に切り換える。
【0019】図4は、本発明の遠隔故障診断システムの
一実施例における故障診断動作の一例の説明図である。
S41において、端末側通信制御部2は複写機1本体か
ら転送されるデータを取り込む。診断用基礎データ書換
手段22は、一定間隔ごとに本体コントローラ13を介
して転送されてくる診断用基礎データに基づき、診断用
基礎データ記憶手段24に記憶されている診断用基礎デ
ータを書き換える。また、複写機1本体で異常が発生し
た場合にも、発生した異常に対応するステータスコード
を表示するとともに、端末側通信制御部2にデータを転
送する。さらに、SE診断要求ボタン15、キーオペレ
ータ診断要求ボタン16により診断要求がなされた場合
にも、診断用基礎データが端末側通信制御部2に転送さ
れる。端末側通信制御部2へのデータ転送は、複写機1
本体が動作中には行なわないように構成することができ
る。
【0020】端末側通信制御部2に診断用基礎データが
転送されると、S42において、予備診断装置26によ
る予備診断動作が行なわれる。予備診断では、遠隔管理
装置5に対して診断を依頼するための条件及び異常のレ
ベルを診断する。複写機1本体で発生した異常は、例え
ば、複写機1本体の故障により複写処理が不能な状態、
複写処理は可能であるが一部機能が使えない状態、ある
時間が経過すると複写不能になりうる状態、コピーの質
等が一定範囲からはずれた状態、一定回数以上のインタ
ーロックオープンが発生した状態、消耗品の使用量があ
る一定限度を越えた状態などのように、異常の度合いに
応じた条件により複数のレベルに分類することができ
る。予備診断の結果である予備診断データは、予備診断
データ記憶手段25に記憶される。予備診断の結果、遠
隔管理装置5に対して診断を依頼すべき異常であった場
合には、S43において、端末側通信制御部2は遠隔管
理装置5に対してその異常のレベルに応じたタイミング
で診断用基礎データ及び予備診断データを送信する。送
信タイミングは、緊急性の高い異常の場合には、即時送
信を行ない、緊急性のない異常の場合には、例えば、所
定期間内に送信すればよい。診断用基礎データには、ユ
ーザの習熟度に関する情報が含まれている。また、診断
用基礎データ及び予備診断データの送信は、過去に同一
の異常を送信していない場合に限り送信するように構成
することができる。この場合には、複数の異常が発生し
たときには、そのうちの1つが送信すべき異常であれば
遠隔管理装置5に送信するように構成することができ
る。端末側通信制御部2から遠隔管理装置5へのデータ
の転送は、このほかにコピーカウンタの値など、定期的
に送信するデータや、遠隔管理装置5から要求されたデ
ータなどの転送も行なわれる。
【0021】遠隔管理装置5のホストコンピュータ7
は、S44において、所定の受付順位に従って各複写機
1からのデータを受け付け、S45において、その受け
付け順に故障診断装置8に対して診断を要求する。診断
要求を受けた故障診断装置8は、S46において診断を
実行し、S47において診断結果をホストコンピュータ
7に報告する。この診断においては、ユーザの習熟度に
関する情報を用いて異常の重症度を求める。ホストコン
ピュータ7は、故障診断装置8における診断結果を受
け、例えば、SEの常駐する営業所やサービスセンター
などに配置されているワークステーション9やファクシ
ミリ10、コンピュータなどに異常を通知する。あるい
は、異常を起こした複写機1において自動修復が可能な
場合には、複写機1のコントロールパラメータの書換処
理を端末側通信制御部2を介して要求し、コントロール
パラメータの書き換えによって自動修復させるように構
成してもよい。診断結果の通知は、ユーザの習熟度を考
慮した重症度に応じて行なわれるので、同じ異常が発生
しても複写機1を使用するユーザに応じた診断結果が通
知されることになる。
【0022】図5は、故障診断装置8における動作の一
例を示すフローチャートである。故障診断装置8は、ホ
ストコンピュータ7からの故障診断の依頼により動作を
開始する。まず、S51において、コピーカウンタの異
常か否かを判定する。例えば、コピーカウンタの値が9
999999を越えているか否か、1カ月間にコピーカ
ウンタの値が750000以上アップしているか否か等
が判定される。コピーカウンタに異常が認められる場合
には、S52において、コピーカウンタの異常を確定
し、S53において、SEの訪問が必要な旨の診断レポ
ートをホストコンピュータ7へ出力する。それととも
に、S54へ進み、さらに故障診断を続行する。
【0023】次に、S54において、不揮発性メモリに
異常があるか否かを診断する。不揮発性メモリには複写
機1をコントロールする主要なパラメータが格納されて
おり、このメモリに異常が発生している場合、複写処理
が不能であるとともに、多数のパラメータ異常を引き起
こす。例えば、不揮発性メモリに定着部の温度設定値や
ドラムの表面電位の目標値などが記憶されており、これ
らの不揮発性メモリに記憶されている各項目の値がすべ
て所定の範囲外となった場合には、不揮発性メモリの異
常と診断することができる。不揮発性メモリの異常の場
合には、不揮発性メモリに記憶されている諸値に対して
故障診断を行なっても無意味であるので、S55で診断
結果を確定した後、それ以後の診断を中止し、S53に
おいてSEの訪問が必要な旨の診断レポートをホストコ
ンピュータ7へ出力する。
【0024】S56では、複写機1本体の機械故障を診
断する。例えば、複写処理が不能な状態、ある時間が経
過すると複写不能になりうる状態、一定回数以上のイン
ターロックオープンが発生した状態等を判断する。これ
らの機械故障が発生したことを検出すると、S57にお
いて、関連故障の有無の検証と、インターロックオープ
ンの異常以外は故障の原因の究明を行なう。そして、S
58において、それぞれの診断結果として、例えば、至
急SEを訪問させる、または、ある期間内にSEを訪問
させるように出力したり、あるいは、インフォメーショ
ンを出力する。診断結果の出力とともに、S58へ進
み、その他の異常の診断を続ける。
【0025】S59では、コピーの質や、用紙送り、原
稿送り等に関する異常を診断する。これらの異常を仮想
トラブルと呼ぶ。仮想トラブルが検出されると、S60
において、仮想トラブルの原因の究明と、トラブル発生
の確信度の計算を行なう。この時の確信度は、トラブル
を起こした複写機1のユーザの習熟度を考慮して計算を
行なう。そして、S61において、それぞれのトラブル
に対応した診断結果を出力するとともに、S62へ進
み、その他の異常の診断を続ける。
【0026】S63では、消耗品や、磨耗する部品のう
ち、交換基準を越えているものがあるか否かを診断す
る。このとき、S59における診断や、S60における
原因究明などによりこれらの診断が可能な場合には、重
複して診断しなくてもよい。交換基準としては、例え
ば、クリーニングワイヤは30万コピーごと、コロトロ
ンワイヤは45万コピーごとなどというように、各部品
ごとに予め設定されている。S63において、交換基準
を越えているものがある場合には、その旨を診断結果と
して出力するとともに、交換基準間近のものがある場合
にも、インフォメーションとして出力する。例えば、半
月先に交換基準に達する部品がある場合には、それらの
部品の交換指示を出すことができる。
【0027】S58,S60,S63で出力される診断
結果は、S64において緊急度の高い順に並べかえて、
診断レポートとしてホストコンピュータ7に出力する。
なお、S56ないしS58の機械故障の診断以外は、複
写機1の故障の有無にかかわらず、端末側通信制御部2
からデータが遠隔管理装置5に送られてくる度に毎回実
施するように構成することができる。
【0028】図6は、機械故障に関する診断処理の一例
を示すフローチャートである。図5のS56,S57に
おいて行なわれる診断処理について説明する。S71に
おいて、機械故障か否かを判定する。図2の予備診断装
置26からの予備診断データには、異常の種別に関する
情報が含まれており、ここで行なわれる判定は、この異
常の種別に関する情報から、該当する異常の有無を検索
する。機械故障が判明すると、その異常の種別により分
類される。
【0029】異常の種別が、複写処理が不能な状態を示
すものである場合には、S73において、関連するトラ
ブルが発生しているか否かを判定する。これにより、原
因の切り分けを行なうことができる。例えば、定着部の
サーミスタがフレームとショートすると、光学系の異
常、画質異常等が同時に発生する。このような同時に発
生する異常を調べる等、他のトラブルとの関連性につい
て調べる。次に、S74において、トラブルの発生原因
や発生箇所の究明を行なう。例えば、2つのサーミスタ
の値がモニター値として記憶されている場合に、この値
を参照し、値に差が発生している場合には、定着部の紙
の巻き付きが原因であると推定することができる。
【0030】異常の種別が、ある時間が経過すると複写
不能になりうる状態を示すものである場合には、S76
において、異常に応じた指示を出す。例えば、トナー量
が少なくなった場合や、トナー回収ボトルに収容したト
ナー量が限界量に近づいた場合には、トナー補給指示
や、トナー回収ボトル交換指示を出す。
【0031】異常の種別が、一定回数以上のインターロ
ックオープンが発生した状態を示すものである場合に
は、S78において、インターロックが機械稼働中にオ
ープンした箇所を調べ、インフォメーションを出す。ま
た、プラテンガラスの温度が規定値異常に上昇した場合
や、定着部の温度が規定値以下に下がった場合なども、
同様にインフォメーションを出す。
【0032】図7は、コピー質に関する診断処理の一例
を示すフローチャートである。図5のS59,S60で
行なわれる仮想トラブルの診断、原因究明などは、コピ
ー質や用紙送り、原稿送りなど、各トラブルごとに個別
に診断が行なわれる。図7ではそのうちのコピー質につ
いて示している。まず、S81において、画質に関連す
るデータから、コピー質トラブルの発生の有無を推論
し、診断する。この診断は、画質をコントロールしてい
る主要なパラメータをパターン化し、そのパターンの組
み合わせにより、どのようなコピー質のトラブルが発生
しているかを推論している。図8は、コピー質トラブル
判定のためのテーブルの一例の模式図である。図8で
は、ドラムの表面電位とグリッドモニタ値の関係を示し
ている。このようなテーブルを用いることにより、ドラ
ムの表面電位が正常か否か、また、異常の場合には、ど
のようなトラブルが発生しているかを推測することがで
きる。このようなテーブルは、図8に示したものの他、
ADCパッチ電位と光のコントロール値との関係、AD
Cパッチ濃度とクリーン面反射光との関係等についても
用意しておき、それぞれ、ADCパッチ電位、ADCパ
ッチ濃度等が正常か否か、また、異常であればどのよう
なトラブルかを推測することができる。
【0033】図7に戻り、S82において、トラブル発
生の確信度を計算する。この確信度は、S81で用いた
種々のパラメータの値およびパラメータの組み合わせに
よってそれぞれ異なる。そして、S83において、コピ
ー質のトラブルの発生が想定される場合には、そのトラ
ブルの原因究明を行なう。そのトラブルの原因究明の結
果に応じて、発生するであろうトラブルの緊急度を設定
する。この時設定される緊急度は、トラブルの原因の致
命度で設定する。そのため、同一のトラブルであっても
その緊急度は異なる。
【0034】図9は、紙詰まりに関する診断処理の一例
を示すフローチャートである。仮想トラブルのもう一つ
の例として、紙詰まりに関する診断処理について説明す
る。紙詰まりの異常の場合には、ユーザ側で対処可能な
場合が多く、その度にSEが訪問することはないが、紙
詰まりが頻繁に発生する場合には、SEが訪問すること
になる。そのため、まずS91において、重症度を算出
する。そして、S92において、紙詰まりの原因究明が
できる箇所に関しては、原因究明を行なう。さらに、S
93において、他のトラブルとの相関関係を究明する。
S94では、S91で算出した重症度から、SEが訪問
するほどのトラブルとなる可能性があるか否かを診断す
る。そして、重症度が大きく、SEが訪問するほどのト
ラブルとなる可能性が大きい場合に、トラブルとしての
診断結果を出力する。
【0035】S91における重症度の算出は、例えば、
紙詰まりが発生してから次の紙詰まりが発生するまでの
間隔や、紙詰まりの頻度、最新の紙詰まりの発生回数な
どに基づいて行なわれる。さらに、紙詰まりの対処はユ
ーザ側で行なうため、ユーザの複写機に対する習熟度が
重症度に大きく影響する。このほか、ユーザが故障とし
て感知する度合いや、用紙の質、複写機の設置されてい
る環境などに重症度は影響される。
【0036】これらのトラブル判定に必要な要素をもと
に、トラブル度Yを求める。トラブル発生重症度X1、
トラブル増加重症度X2、知覚したトラブル回数重症度
X3(発生数の多さ)の3つを考えたとき、トラブル度
Yを以下の関数で求めることができる。 Y=(X1・n1+X2・n2+X3・n3)+C1+
C2+C3+C4 ここで、C1はユーザの習熟度、C2は用紙または原稿
の特性、C3は故障感知度合い、C4は装置環境であ
る。また、0≦Y≦100、0≦n1≦1、0≦n2≦
1、0≦n3≦1、n1+n2+n3=1、0≦X1≦
100、0≦X2≦100、0≦X3≦100である。
【0037】トラブル発生重症度X1は、トラブル発生
率は、ある位置において現在までに発生したトラブルの
総数jを、その位置における現在の紙のフィード数fで
割ったものである。すなわち、紙詰まりの間隔を示す値
である。トラブル増加重症度X2は、最新の3つのトラ
ブル発生時点における紙のフィード数(P1,P2,P
3)に着目する。P1時点でトラブルが発生したからP
2時点までの紙のフィード数△A(P2−P1)と、P
2時点からP3時点までの紙のフォード数△B(P3−
P2)を比較し、発生間隔の長短をとらえてトラブル発
生の増加(減少)傾向を示す。トラブル回数重症度X3
は、それぞれ、紙がフィードされる位置におけるトラブ
ル数(最新40個の異常の履歴の中で発見されたもの)
をNとしたとき、この数Nが大きければ大きいほどトラ
ブルと判定する可能性が高くなることを意味する。N=
5を重症度の限界点としている。
【0038】また、n1,n2,n3は、3つの要素が
トラブル度Yを決定する上でのお互いの比率である。そ
れぞれが1/3なら各要素の値はトラブル度Yを決定す
る上で等しく反映される。3要素の影響比率を、例え
ば、それぞれ、n1=0.2、n2=0.4、n3=
0.4とすると、たとえトラブル発生重症度X1がさほ
ど異常な値でなくても、トラブル増加重症度X2やトラ
ブル回数重症度X3が100なら、最低でも50%を越
えるトラブル判定が下されることを意味する。
【0039】さらに、ユーザ、特に、専任オペレータの
習熟度、及び、紙厚の善し悪しを、それぞれ係数C1と
C2で加減する。オペレータの習熟度によってC1でプ
ラスされ、紙が薄ければC2でマイナスされる。また、
ユーザが故障と感じなければSEは訪問する必要はな
く、故障と感知する度合いをC3で、装置環境をC4で
加減する。
【0040】ユーザの習熟度は、例えば、ユーザの複写
機に対する習熟度合いに応じて定める。例えば、ユーザ
を、習熟度が非常に高い、習熟度が高い、普通、習熟度
が低い、習熟度が非常に低いの5段階のレベルに分け、
それぞれのC1の値を−10,−5,0,+5,+10
などと設定する。習熟度が高い場合には、トラブル度Y
を低く設定してトラブルとして診断しにくくし、習熟度
が低い場合にはトラブル度Yを高く設定してトラブルと
して診断されやすくする。このように、トラブル度Yを
ユーザの習熟度によって変化させることができる。
【0041】S94では、上述のようにして計算された
トラブル度Yの値により、例えば、70を越える場合に
ついてのみ、異常として診断するなど、SEの訪問の必
要性を判定することができる。また、トラブル度Yの大
きさにより、SEの訪問の緊急度を判定することが可能
である。
【0042】用紙または原稿の特性C2は、例えば、使
用している用紙や原稿の質が上質か、あるいは、粗悪か
によって定める。例えば、上質な用紙または原稿を使用
しているにも拘らず異常が多発する場合は、トラブルと
して検出して、早期に対応する必要がある。そのため、
C2の値を大きくすればよい。反対に、粗悪な用紙や原
稿を使用している場合は、上質な用紙/原稿を使用して
いる場合と比べて異常が発生する可能性も高くなるが、
当然、ユーザ側もこの事実を知っているため、トラブル
としてSEの訪問の対象とはなりにくい。そのため、C
2の値を小さくして、トラブルとして検出しにくくすれ
ばよい。
【0043】ユーザの故障感知レベルC3は、ユーザが
トラブルと感じる判断基準に関する値である。例えば、
紙詰まりに関しては、ユーザにより、または、オペレ−
タにより、トラブルと感じる判断基準が一様でない。そ
のため、診断した結果、トラブル有りと判定し、サ−ビ
スマンを派遣したにも拘らず、ユーザ側はトラブルと感
じていないケ−スも多い。このようなユーザの場合に
は、C3の値を小さくしてトラブルと診断しにくくすれ
ばよい。反対に、診断した結果、トラブル無しと判定
し、サ−ビスマンを派遣しなかったため、ユーザからの
クレ−ムとなるケ−スもある。このようなユーザに対し
ては、C3の値を大きくし、トラブルとしてなるべく診
断するようにすればよい。
【0044】設置環境情報C4は、各複写機の設置環
境、すなわち、温度、湿度、空調設備の有無等に応じて
設定する。このような設置環境がトラブル判定に微妙な
影響を与える場合がある。例えば、空調設備があり、非
常に良い環境にも拘らず、異常が多発する場合は、トラ
ブルとして検出して、早期の対応が必要となる。そのた
め、C4を大きくすればよい。反対に、空調設備もな
く、非常に悪い環境で使用している場合は、空調設備が
有り、非常に良い環境で使用している場合に比べてトラ
ブルが発生する可能性も高くなる。当然、ユーザ側もこ
の事実を知っているため、トラブルとしてクレーム対象
とはなりにくい。このような場合には、C4の値を小さ
くし、トラブルとして検出されにくくすればよい。
【0045】これらの習熟度C1、用紙または原稿の特
性C2、ユーザの故障感知レベルC3、設置環境情報C
4は、例えば、複写機1の本体に設けられているユーザ
インタフェースから設定可能に構成することができる。
あるいは、遠隔管理装置5のホストコンピュータ7から
設定することも可能である。これらの情報は、診断用基
礎データとともに複写機1本体から端末側通信制御部2
を介して遠隔管理装置5に伝送され、故障診断装置8の
診断に供される。
【0046】なお、上述のトラブル発生重症度X1、ト
ラブル増加重症度X2、トラブル回数重症度X3は、係
数aによって用紙詰まりの時と原稿詰まりの時とで重症
度に変化を与えることができる。例えば、トラブル発生
重症度X1の係数aは、用紙の時=0.8、原稿の時=
0.4とし、トラブル増加重症度X2の係数aは、用紙
の時=1.0、原稿の時=1.0とし、トラブル回数重
症度X3の係数aは、用紙の時=1.0、原稿の時=
1.0とすることができる。このように、係数aを用い
ることによって、用紙詰まりと原稿詰まりの場合とで、
式を変更することなく、この係数の値のみを調整するだ
けで微妙な調整を可能にしている。
【0047】もちろん、上述のトラブル度Yの求め方は
一例であって、他の関係式や他の種々の値を用いて計算
することができる。このとき、ユーザの習熟度を用いる
ことによって、同じトラブルでもユーザによって重要度
を変化させることができ、遠隔管理する際に、個々のユ
ーザに対応したサービスが行なえるとともに、診断の的
中率を向上させて無駄なSEの訪問を減少させ、サービ
スコストを低減することが可能となる。
【0048】上述の故障診断装置の動作は、オブジェク
ト間のメッセージ交換により行なうように構成すること
ができる。図10は、紙詰まりに関する診断処理のオブ
ジェクトを用いた動作の一例の説明図である。紙詰まり
診断を行なうオブジェクトは、トラブル箇所名抽出を行
なうオブジェクト、重症度の算出を行なうオブジェク
ト、原因究明を行なうオブジェクト、相関トラブル究明
を行なうオブジェクト、フィルタリング処理を行なうオ
ブジェクトに対して順次メッセージを送る。メッセージ
を受け取った各オブジェクトは、メッセージに対応する
メソッドを起動し、それぞれの処理を行なう。例えば、
重症度の算出を行なうオブジェクトは、紙詰まり診断の
オブジェクトからメッセージを受け取り、重症度を算出
して返すが、重症度の算出の際には、さらに、上述のト
ラブル発生重症度X1、トラブル増加重症度X2、トラ
ブル回数重症度X3、ユーザの習熟度C1、用紙原稿の
特性C2、故障感知度合いC3、装置環境C4等を得る
オブジェクトに対してそれぞれメッセージを送り、それ
ぞれの値を得て、トラブル度Yを計算する。このよう
に、必要に応じて他のオブジェクトを用いて情報を得
て、処理を進める。紙詰まり診断を行なうオブジェクト
からは、このオブジェクトへのメッセージの送り元に対
して紙詰まりの診断結果のリストが返される。他の異常
診断についても、同様にして、それぞれの異常診断を行
なうオブジェクトによって行なわれる。最終的に、異常
診断のメインのオブジェクトに対して、各異常診断を行
なうオブジェクトから診断結果が返され、診断結果がホ
ストコンピュータ7に送出されることになる。
【0049】図11は、本発明の遠隔故障診断システム
の第2の実施例における具体的な一例を示すブロック図
である。図中、図3と同様の部分には同じ符号を付して
説明を省略する。39はタイマである。複写機1で発生
する異常の中には、ユーザによって故障修理などの回復
措置がとられる場合が多い。しかし、ユーザによって複
写機1に対する習熟度が違うため、同じ故障であっても
修理できる場合とできない場合がある。この第2の実施
例では、ユーザの習熟度に応じて、ユーザが修理可能で
あればなるべくSEの訪問などを行なわないように、ま
た、ユーザによる修理が可能であっても、修理がなかな
か終了しない場合には、SEの訪問を指示するように構
成したものである。
【0050】システム全体の構成は、第1の実施例で説
明した図1に示す構成と同様である。図11において、
端末側通信制御CPU32は、異常を検出すると、異常
に対する予備診断を行なうとともに、ユーザの習熟度に
関する情報を参照し、ユーザの習熟度で修理可能な修理
項目か否かを判定するとともに、ユーザが修理可能であ
れば、修理可能時間を設定する。ユーザが修理可能であ
る場合、端末側通信制御CPU32は、タイマ39ある
いはカレンダ35等を用いて、修理可能時間内に異常が
回復するか否かを監視する。そして、修理可能時間内に
ユーザによる修理が完了しないとき、バッファ33、モ
デム3、公衆回線4を介して遠隔管理装置5へ、異常が
発生してユーザによる修理により回復しなかった旨を伝
える。遠隔管理装置5では、端末側通信制御部2からの
情報に基づき、SEの訪問を行なう旨の出力等を行な
う。修理可能時間内にユーザによる修理が完了した場合
には、遠隔管理装置5へ異常を通知しないように構成す
ることもできるし、異常が発生したがユーザにより修理
が完了した旨を通知するように構成することも可能であ
る。また、異常の発生時にユーザによる修理期間に入っ
た旨を遠隔管理装置5へ伝え、遠隔管理装置5では、修
理完了、あるいは修理未了の通知を受けるまで修理中と
して扱うように構成することもできる。
【0051】ユーザの習熟度に対応した修理可能項目、
および、修理可能時間は、例えば、EPROM34や、
複写機1本体などに記憶させておくことができる。そし
て、これらの項目は、予め設定しておいたり、複写機1
本体に設けられているユーザインタフェースから設定可
能に構成したり、あるいは、遠隔管理装置5から設定可
能に構成することもできる。修理可能項目、修理可能時
間としては、例えば、非常に習熟度の低いユーザでは、
定期交換部品の交換に3日、普通の習熟度のユーザでは
トナーの補給に0.2時間、非常に習熟度の高いユーザ
では紙片の除去に3時間等のように、ユーザの習熟度に
応じて、修理可能項目と修理可能時間を設定しておけば
よい。
【0052】上述の例では、時間監視を端末側通信制御
部2で行なったが、遠隔管理装置5において行なうこと
もできる。この場合には、端末側通信制御部2は、異常
の発生した時点で遠隔管理装置5へ通知するとともに、
故障修理が完了し、異常が除去された時点でも通知す
る。遠隔管理装置5は、異常の発生した旨の通知を受
け、ユーザの習熟度から発生した異常が修理可能項目か
否かを判定し、修理可能項目であれば、修理可能時間を
設定する。また、端末側通信制御部2から修理可能時間
内に修理完了の通知を受けないとき、第1の実施例と同
様の故障診断を行なって必要であればSEの訪問を指示
すればよい。
【0053】上述の各実施例において、フィールドサー
ビスの対象となる端末の一例として、多数の複写機1が
接続された場合を例に説明したが、これに限らず、例え
ば、ファクシミリやプリンタなど、種々の画像記録装置
において、同様のシステムを構築することが可能であ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、診
断の的中度が向上し、SEのむだな訪問の減少と修理時
間の低減によって、サービスコストの低減をはかること
ができるとともに、ユーザの実態に即した故障診断サー
ビスが可能となり、ユーザからのクレームを減少させ、
ユーザの満足度を向上させることができる。また、ある
程度の予測も可能となるため、装置のダウンタイムを低
減し、稼働率を向上させて、信頼性を向上させることが
できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の遠隔故障診断システムの一実施例を
示す全体構成図である。
【図2】 複写機1の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図3】 図2に示した複写機1の機能を実現するため
の一具体例を示すブロック図である。
【図4】 本発明の遠隔故障診断システムの一実施例に
おける故障診断動作の一例の説明図である。
【図5】 故障診断装置8における動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【図6】 機械故障に関する診断処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 コピー質に関する診断処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 コピー質トラブル判定のためのテーブルの一
例の模式図である。
【図9】 紙詰まりに関する診断処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図10】 紙詰まりに関する診断処理のオブジェクト
を用いた動作の一例の説明図である。
【図11】 本発明の遠隔故障診断システムの第2の実
施例における具体的な例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…複写機、2…端末側通信制御部、3…モデム、4…
公衆回線、5…遠隔管理装置、6…モデム、7…ホスト
コンピュータ、8…故障診断装置、9…ワークステーシ
ョン、10…ファクシミリ、11…画像入力部、12…
画像出力部、13…本体コントローラ、14…通信制御
部インストール用ボタン、15…SE診断要求ボタン、
16…キーオペレータ診断要求ボタン、17…定時コー
ル出力手段、18…インターバルコール出力手段、19
…メータ送信コール出力手段、20…ダイアグアラート
コール出力手段、21…伝送指令手段、22…診断用基
礎データ書換手段、23…故障情報記憶手段、24…診
断用基礎データ記憶手段、25…予備診断データ記憶手
段、26…予備診断装置、27…ホストコールドフラグ
リセット手段、28…情報伝送手段、31,33…バッ
ファ、32…端末側通信制御CPU、34…EPRO
M、35…カレンダ、36…SRAM、37…バッテ
リ、38…切換器、39…タイマ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断対象端末である複数の画像記録装置
    を中央管理装置を介して中央診断装置にて個別診断する
    前記画像記録装置の遠隔故障診断システムにおいて、前
    記各画像記録装置には前記各画像記録装置を操作する操
    作者の装置に対する習熟度合いを示す習熟度レベル、用
    紙・原稿の特性を表わす用紙・原稿レベル、設置環境を
    表わす設置環境レベル、ユーザの故障感知レベルの少な
    くとも1つのレベル情報を保持するレベル保持手段と、
    前記レベル保持手段に保持されたレベルを含む前記画像
    記録装置の診断情報に基づき診断緊急度を示す転送順位
    レベルを決定しその順位に従い前記中央管理装置に前記
    診断情報を送信する端末側故障予知手段を有し、また、
    前記中央診断装置は前記診断情報に含まれたレベルに基
    づき診断重症度を算出する診断重症度計算手段を有し、
    前記診断重症度を用いて故障診断を行なうことを特徴と
    した遠隔故障診断システム。
  2. 【請求項2】 診断対象端末である複数の画像記録装置
    を中央管理装置を介して中央診断装置にて個別診断する
    前記画像記録装置の遠隔故障診断システムにおいて、前
    記各画像記録装置には前記各画像記録装置を操作する操
    作者の装置に対する習熟度合いを示す習熟度レベルを保
    持する習熟度レベル保持手段と、故障発生時に前記習熟
    度レベルに基づき修理可能項目および修理可能時間を決
    定し前記修理可能時間内にユーザによる修理が完了した
    か否かを検知する修理時間監視手段と、少なくとも前記
    修理可能時間内にユーザによる修理が完了しないとき前
    記中央管理装置に診断情報を送信する端末側故障予知手
    段を有し、前記中央診断装置は前記診断情報をもとに故
    障診断を行なうことを特徴とした遠隔故障診断システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記修理可能時間は、操作者の習熟度レ
    ベルと前記修理可能項目に基づいて設定されることを特
    徴とする請求項2に記載の遠隔故障診断システム。
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