JPH07203108A - 画像形成装置の遠隔管理装置 - Google Patents

画像形成装置の遠隔管理装置

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JPH07203108A
JPH07203108A JP5353432A JP35343293A JPH07203108A JP H07203108 A JPH07203108 A JP H07203108A JP 5353432 A JP5353432 A JP 5353432A JP 35343293 A JP35343293 A JP 35343293A JP H07203108 A JPH07203108 A JP H07203108A
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Ikunori Yamaguchi
郁準 山口
Sumiaki Hirata
澄昭 平田
Kazunobu Maekawa
和信 前川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央管理装置90でのモニタの精度を低下させ
ることなく、ユ−ザ−側の通信回線の占有率を抑えて通
信コストを低減させるとともに、中央管理装置90側の通
信回線の混み合いを緩和して、サ−ビス性を向上させ
る。 【構成】 複写機4 の状態を検出して定時刻又は定枚数
になると該状態を中央管理装置90へ送信する遠隔管理装
置1 に於いて、前回から今回までの複写枚数又は経過時
間に応じて中央管理装置90への送信を制御する装置。例
えば、複写枚数が少ない場合又は経過時間が短い場合
に、送信を禁止したり又はその旨の情報を送信したりす
ることで、通信量を低減させる装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置を、遠隔地の中央管理装置
で管理できるようにするための遠隔管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置では、常に良好な画像を形成するために、感
光体やトナ−等の交換、及び、各部の調整等の保守点検
が必要である。これらの管理は、定期的にサ−ビスマン
を派遣して行われているとともに、画像形成装置にトラ
ブルが発生してユ−ザ−からの依頼に応じてサ−ビスマ
ンを派遣する際にも行われている。
【0003】しかしながら、画像形成装置の台数の増加
に伴い、サ−ビスマンの手による管理は限界に近づいて
いる。このため、通信回線を利用することで、遠隔地の
中央管理装置により多数の画像形成装置を管理する方式
が開発されている。例えば、特開平2−34864号公
報や、特開平3−292046号公報等には、多数のユ
−ザ−の複写機等の状態を、各々通信回線を介して中央
管理装置に送信することにより、各複写機を管理する方
式が開示されている。
【0004】ここで、特開平2−34864号公報に
は、所定時間間隔や所定枚数(プリント枚数)間隔で、
プリント装置の状態を中央ステ−ションへ送信するシス
テムが示されている。また、特開平3−292046号
公報には、所定の設定時刻になると複写機等の状態を集
中管理装置へ送信する装置であって、該設定時刻に電源
がオフの場合は送信用のデ−タを保存しておき、次に電
源がオンされた時に上記デ−タを送信する装置が示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平2−348
64号公報、特開平3−292046号公報等に示され
る装置に於いて、中央管理装置でのモニタの精度を高め
るためには、各ユ−ザ−側の装置に於いて画像形成装置
の内部状態を詳細に検出するとともに、該検出結果を中
央管理装置へ送信する頻度を上げればよい。
【0006】しかし、中央管理装置への送信の頻度を上
げると、通信コストが上昇するとともに通信回線の占有
率が高くなるという問題が生ずる。また、多数のユ−ザ
−の装置を管理している中央管理装置側での通信回線が
混み合って接続不能になる確率が上昇する結果、逆にサ
−ビス性が低下するという問題も生ずる。
【0007】本発明は、中央管理装置でのモニタの精度
を低下させることなく、通信回線の占有率を抑えてユ−
ザ−の通信コストを低減させることを目的とする。ま
た、中央管理装置側の通信回線の混み合いを緩和するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
形成装置の状態を検出するとともに現在時刻を監視して
現在時刻が送信時刻として設定されている定時刻になる
と上記画像形成装置の状態を中央管理装置に送信する画
像形成装置の遠隔管理装置に於いて;画像形成装置での
画像形成枚数を計数するカウント手段と、前回の定時刻
から今回の定時刻までの期間に於ける画像形成装置での
画像形成枚数を演算する演算手段と、該演算手段により
演算された画像形成枚数に応じて前記中央管理装置への
送信を制御する送信制御手段とを備えた画像形成装置の
遠隔管理装置である。上記に於いて、送信制御手段は、
請求項2のように、前記演算手段により演算された画像
形成枚数が所定値以下の場合に前記中央管理装置への送
信を禁止するように構成してもよく、また、請求項3の
ように、前記演算手段により演算された画像形成枚数が
所定値以下の場合にはその旨の情報を前記画像形成装置
の状態に代えて前記中央管理装置へ送信するように構成
してもよい。
【0009】請求項4の発明は、画像形成装置の状態を
検出するとともに画像形成枚数を計数して該計数値が送
信枚数として設定されている定枚数になると上記画像形
成装置の状態を中央管理装置に送信する画像形成装置の
遠隔管理装置に於いて;前回定枚数になった時刻から今
回定枚数になった時刻までの経過時間を計時する計時手
段と、該計時手段により計時された経過時間に応じて前
記中央管理装置への送信を制御する送信制御手段とを備
えた画像形成装置の遠隔管理装置である。上記に於い
て、送信制御手段は、請求項5のように、前記計時手段
により計時された経過時間が所定値以下の場合に前記中
央管理装置への送信を禁止するように構成してもよく、
また、請求項6のように、前記計時手段により計時され
た経過時間が所定値以下の場合にはその旨の情報を前記
画像形成装置の状態に代えて前記中央管理装置へ送信す
るように構成してもよい。
【0010】請求項7の発明は、画像形成装置の状態を
検出するとともに現在時刻を監視して現在時刻が送信時
刻として設定されている定時刻になると上記画像形成装
置の状態を中央管理装置に送信する画像形成装置の遠隔
管理装置に於いて;定時刻に送信した画像形成装置の状
態を記憶する手段と、前回の定時刻に送信した画像形成
装置の状態と今回送信すべき画像形成装置の状態を比較
する比較手段と、該比較手段による比較結果に応じて前
記中央管理装置への送信を制御する送信制御手段とを備
えた画像形成装置の遠隔管理装置である。上記に於い
て、送信制御手段は、請求項8のように、前記比較手段
による比較結果が等しい場合に前記中央管理装置への送
信を禁止するように構成することができる。また、前回
の状態と今回の状態の差が小さい場合にはその旨の情報
を前記画像形成装置の状態に代えて送信するように構成
してもよい。
【0011】請求項9の発明は、画像形成装置の状態を
検出するとともに画像形成枚数を計数して該計数値が送
信枚数として設定されている定枚数になると上記画像形
成装置の状態を中央管理装置に送信する画像形成装置の
遠隔管理装置に於いて;定枚数になった時に送信した画
像形成装置の状態を記憶する手段と、前回定枚数になっ
た時に送信した画像形成装置の状態と今回送信すべき画
像形成装置の状態を比較する比較手段と、該比較手段に
よる比較結果に応じて前記中央管理装置への送信を制御
する送信制御手段とを備えた画像形成装置の遠隔管理装
置である。上記に於いて、送信制御手段は、請求項10
のように、前記比較手段による比較結果が等しい場合に
前記中央管理装置への送信を禁止するように構成するこ
とができる。また、前回の状態と今回の状態の差が小さ
い場合にはその旨の情報を前記画像形成装置の状態に代
えて送信するように構成してもよい。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、前回の定時刻から今回の
定時刻までの期間に於ける画像形成装置での画像形成枚
数に応じて、中央管理装置への送信が制御される。例え
ば、画像形成枚数が所定値以下であれば、請求項2のよ
うに送信が禁止され、或いは、請求項3のように、画像
形成装置の状態に代えて前回から今回までの画像形成枚
数が少ない旨の情報が送信される。この情報は、画像形
成装置の状態を示す情報に比較して、短時間で送信可能
である。
【0013】請求項4の発明では、前回定枚数になった
時刻から今回定枚数になった時刻までの経過時間に応じ
て中央管理装置への送信が制御される。例えば、経過時
間が所定値以下であれば、請求項5のように送信が禁止
され、或いは、請求項6のように、画像形成装置の状態
に代えて前回から今回までの経過時間が短い旨の情報が
送信される。この情報は、画像形成装置の状態を示す情
報に比較して、短時間で送信可能である。
【0014】請求項7の発明では、前回の定時刻に送信
した画像形成装置の状態と今回送信すべき画像形成装置
の状態の比較結果に応じて中央管理装置への送信が制御
される。例えば、比較結果が等しい場合には、請求項8
のように中央管理装置への送信が禁止される。
【0015】請求項9の発明では、前回定枚数になった
時に送信した画像形成装置の状態と今回送信すべき画像
形成装置の状態の比較結果に応じて中央管理装置への送
信が制御される。例えば、比較結果が等しい場合には、
請求項10のように中央管理装置への送信が禁止され
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 〔1〕システムの構成 まず、『複写機・デ−タタ−ミナル(DT=遠隔管理装
置)・通信回線網・センタ−(中央管理装置)』から成
るシステムの構成を説明する。
【0017】[1-1] 全体構成 図1はシステムの構成の説明図であり、図2及び図3は
システムの回路構成のブロック図である。このシステム
は、ユ−ザ−側の装置(多数のユ−ザ−の中の1つのユ
−ザ−が例示されている)と、管理者であるセンタ−側
の装置と、これらを接続する通信回線網とから構成され
る。
【0018】ユ−ザ側には、複写機4 と、該複写機4 の
状態に関するデ−タを収集するデ−タタ−ミナル1 と、
該デ−タタ−ミナル1 からの指示に応じて中央管理装置
側のモデム72を呼び出す通信端末装置としての機能を備
えたモデム52と、該モデム52に併設された通常の通話装
置である電話機53とが設けられている。
【0019】管理者であるセンタ−側には、CPU91の
搭載されたコンピュ−タ90と、該コンピュ−タ90からの
指示に応じて指定されたユ−ザ−側のモデム52を呼び出
す通信端末装置としての機能を備えたモデム72と、該モ
デム72に併設された通常の通話装置である電話機73とが
設けられている。また、CPU91には、ハ−ドディスク
97が接続されているとともに、ディスプレィ92、キ−ボ
−ド93、及びプリンタ94が接続されている。
【0020】前記デ−タタ−ミナル1 は、接続されてい
る複写機4 の状態に関する各種のデ−タ(図12のカウ
ントデ−タ及びエレメントデ−タ)を随時取入れて所定
の処理を施してSRAM15に記憶するとともに、該デ−
タをセンタ−側のコンピュ−タ90へ送信する装置であ
る。このセンタ−側への送信は、定期的(所定時間間隔
毎、及び/又は、所定複写枚数毎)に行われている他、
トラブルが発生した時等にも臨時に行われる。
【0021】前記センタ−側のコンピュ−タ90では、各
ユ−ザ−のデ−タタ−ミナル1 から各々送られて来るデ
−タがハ−ドディスク97に格納されるとともに、該デ−
タに基づいて、各デ−タタ−ミナル1 に対応する複写機
4 を管理するための処理(コピ−カウント値に基づく料
金計算等)が行われる。また、トラブルに関するデ−タ
が送られて来たときは、サ−ビスマンの派遣予定時刻等
が当該ユ−ザ−宛に返信され、さらに、サ−ビスマンに
対する指示が出力される。
【0022】[1-2] 複写機4 原稿画像を走査して、複写画像を用紙上に形成する装置
である。複写機4 では、画像形成プロセスに影響する各
種のエレメントデ−タ(用紙搬送所要時間,感光体ドラ
ムの表面電位,現像剤中のトナ−濃度,現像バイアス電
圧,感光体上のトナ−付着量,帯電チャ−ジャのグリッ
ド電圧)、及び、各種のトラブルデ−タ(露光ランプ切
れ,定着不良,ヒ−タ切れ,チャ−ジワイヤの異常放
電,その他の保守点検を必要とする異常)が、複写機4
内の各所に配設されている各種のセンサ群46によって検
出され、複写機4 のCPU41に取り入れられて処理され
た後、シリアルI/F43・シリアルI/F13を介して、
デ−タタ−ミナル1 のCPU11へ送信される。
【0023】複写機4 のCPU41では、また、センタ−
側で計算される請求金額の基礎となるカウンタ(用紙排
出回数を示すト−タルカウンタ,用紙サイズ別の使用枚
数を示す用紙サイズ別カウンタ)や、メインテナンス上
の目安となるカウンタ(各箇所毎のJAM回数を示す箇
所別JAMカウンタ,各箇所毎のトラブル回数を示す箇
所別トラブルカウンタ,各部品毎の使用回数を示す部品
別PMカウンタ)の各カウント値が各々計数されて、シ
リアルI/F42・シリアルI/F12を介してデ−タタ−
ミナル1 のCPU11へ送信される。
【0024】また、複写機4 のCPU41には、図4に示
す操作パネル40上に配設されている各種のキ−スイッチ
(複写動作の開始を指令するためのプリントキ−40a ,
数値入力用のテンキ−40b ,入力のクリアやコピ−動作
の停止を指令するためのクリアストップキ−40c ,複数
のファンクションキ−40d 等)や、操作パネル40以外に
配設されている各種のスイッチ(トラブルのリセットを
指令するためのトラブルリセットスイッチ45等)からの
信号が入力され、該入力信号に基づいて、各々対応する
動作/モ−ドの設定が行われる。
【0025】また、CPU41からは、操作パネル40上の
LCD製のグラフィック表示パネル400 を駆動するため
の信号が出力される。グラフィック表示パネル400 に
は、コピ−不可,ペ−パ−やトナ−のエンプティ等の複
写機のコンディションを表示するメッセ−ジブロック40
0xと、複写枚数, 用紙サイズ, 複写濃度, 複写倍率, ク
リエイトの設定状態等の複写時の条件を表示する複写モ
−ドブロック400yと、対話型の操作によって、オ−ト用
紙選択, オ−ト倍率選択, ズ−ム倍率, クリエイト, 複
写濃度等をファンクションキ−群40d との組み合わせ操
作で設定させるためのマルチファンクションブロック40
0zとが設けられている。また、上記メッセ−ジブロック
400xには、複写機4 の状態に応じて各種のメッセ−ジが
表示されるとともに、トラブルが発生すると、デ−タタ
−ミナル1 によって起動されるモデム52の通信状況に応
じたメッセ−ジが、順次、表示される。
【0026】また、CPU41に接続されているRAM44
には、工場出荷時に於いて、複写機4 の機種(モデル)
名やシリアルナンバ−が記憶されており、これらはデ−
タタ−ミナル1 の設置時に、該デ−タタ−ミナル1 のC
PU11からの送信要求に応じて、シリアルI/F42・シ
リアルI/F12を介してCPU11側へ送信される。ま
た、RAM44には、上記の表示用メッセ−ジも格納され
ている。
【0027】[1-3] デ−タタ−ミナル1 接続されている複写機4 のデ−タを取り入れて処理し、
所定の発信条件(定時刻,定枚数,トラブル発生等)が
満たされると、モデム52を起動してセンタ−側との通信
回線を接続させ、上記複写機4 に関する管理用のデ−タ
(エレメントデ−タ,カウントデ−タ, トラブルコ−ド
デ−タ等)を、センタ−のCPU91へ送信等する装置で
ある。
【0028】このため、デ−タタ−ミナル1 のCPU11
は、通信I/F(RS232CI/F)18とモデム52の
通信I/F(RS232CI/F)51を介して、通信端
末装置であるモデム52に接続されており、該モデム52
は、公衆電話回線を介してセンタ−側のモデム72に接続
可能とされている。
【0029】CPU11から通信回線を介してセンタ−側
のCPU91へ送信されるデ−タ(複写機4 の管理用のデ
−タ)の内容は、満たされた発信条件によって定まる。
例えば、トラブル発信の場合には、トラブルの種別等を
示すデ−タが送信される。また、設置時の初期設定発信
の場合には、複写機4 の識別デ−タ(機種名,シリアル
番号)や、デ−タタ−ミナル1 の識別デ−タ(DTI
D)等が送信される。また、定期的に実行される定時発
信や、所定の複写枚数毎に実行される定枚数発信の場合
は、管理用のデ−タが送受信される。
【0030】また、CPU11には、制御プログラムの格
納されたROM14と、識別デ−タやトラブルコ−ドデ−
タ,複写機4 から収集したエレメントデ−タやカウント
デ−タの格納される電池バックアップされたSRAM15
と、電池バックアップされた時計IC17が接続されてい
る。また、CPU11は、シリアルI/F12とシリアルI
/F42、シリアルI/F13とシリアルI/F43を介して
複写機4のCPU41にも接続されており、CPU41側か
ら送信されて来るデ−タを取り入れ得るようにされてい
る。また、CPU11は、プッシュスイッチ21と、4個の
ディップスイッチ(DIP.SW1,DIP.SW2,
DIP.SW3,DIP.SW4)を備えている。これ
らについては、後述する。
【0031】[1-4] コンピュ−タ90 CPU91を中心に構成される装置であり、該CPU91に
は、通信端末装置としての機能を備えたモデム72が、モ
デム72の通信I/F(RS232CI/F)71とCPU
91の通信I/F(RS232CI/F)98を介して接続
されている。このセンタ−のコンピュ−タ90により、多
数のユ−ザの複写機4 が各々装着されているデ−タタ−
ミナル1 を介して管理される。
【0032】即ち、各ユ−ザのデ−タタ−ミナル1 から
は、各種のデ−タ(エレメントデ−タ,カウントデ−
タ, トラブルデ−タ等)が、通信回線網を介してモデム
72へ送信されて、モデム72側の通信I/F(RS232
CI/F)71・CPU91側の通信I/F(RS232C
I/F)98を介して、CPU91へ入力される。
【0033】入力されたデ−タは、CPU91で処理され
る。即ち、当該複写機の管理用デ−タが作成されて、ハ
−ドディスク97の当該複写機用のエリアに記録される。
また、月末には、受信されたデ−タに基づいて請求金額
が計算され、請求書がプリントアウトされる。また、定
時の通信時には、次回の定時発信時刻デ−タ及び更新パ
スワ−ドが当該デ−タタ−ミナルへ送信される。また、
トラブル発信による通信時には、サ−ビスマンの訪問予
定時刻が決定されて当該デ−タタ−ミナルへ返信される
とともに、サ−ビスマンに対する指示(訪問日時刻,携
帯すべき部品等)が出力される。
【0034】〔2〕システムの制御 次に、本システムの制御を、CPU41での処理とCPU
11での処理に即して説明する。なお、以下の説明中で
『オンエッジ』とは、スイッチ・センサ・信号等の状態
がオフ状態からオン状態へ変化したときの状態変化をい
うと定義し、『オフエッジ』とは、スイッチ・センサ・
信号等の状態がオン状態からオフ状態へ変化したときの
状態変化をいうと定義する。
【0035】[2-1] 複写機4 のCPU41での処理 複写機4 のCPU41では、図5のフロ−チャ−トに示す
処理が実行される。CPU41では、例えば、電源の投入
によって処理がスタ−トされ、まず、メモリのクリア、
標準モ−ドの設定等の初期設定が行われる(S41) 。次
に、ステップS42 以降のル−プ処理が繰り返して実行さ
れる。
【0036】ステップS42 は、各種の入力信号の受付け
処理を、一括して示すステップである。入力信号とは、
例えば、操作パネル40上のキ−スイッチ、複写機内の各
所のトラブルセンサ等のセンサからの入力信号、或い
は、CPU11側からの入力信号である。また、ステップ
S43 は、図4の操作パネル40上のグラフィック表示パネ
ル400 への表示処理を一括して示すステップである。
【0037】また、複写機4 がコピ−動作中であれば(S
44;YES) 、コピ−動作に必要な各種の処理が順に実行さ
れる(S45) 。このステップS45は、コピ−動作に必要な
処理を一括して示すステップであり、これには、給紙制
御,走査制御,感光体ドラム制御,現像器制御等の各種
作動部の制御が含まれる。また、1枚の用紙の排出が完
了する毎に、前記各エレメントデ−タと前記各カウント
値がデ−タタ−ミナル1 のCPU11へ送信される。
【0038】一方、JAM、その他のトラブル(露光ラ
ンプ切れ,定着不良,ヒ−タ切れ,チャ−ジワイヤの異
常放電等)が発生した場合には(S46;YES) 、デ−タタ−
ミナル1 のCPU11に対して、上記トラブル等に対応す
るトラブルコ−ドが送信される(S47) 。これにより、C
PU11では、トラブル発信が行われる。また、トラブル
に対応する表示が行われる(S48) 。
【0039】まず、『トラブルが発生しました』という
メッセ−ジが表示される。次に、デ−タタ−ミナル1 に
よってモデム52が起動されると『サ−ビスセンタ−へ自
動発信します』というメッセ−ジが表示される。また、
センタ−のモデム72との通信回線が接続されて、デ−タ
タ−ミナル1 のCPU11とセンタ−のCPU91とが接続
されると『只今、サ−ビスセンタ−とオンライン中で
す』というメッセ−ジが表示される。次にセンタ−のC
PU91との通信によってサ−ビスマンの到着予定時刻等
のサ−ビスデ−タが受信されると、受信されたデ−タに
対応する表示、例えば『サ−ビスマンは**時**分
頃、到着予定です。お待ち下さい』というメッセ−ジが
表示される。
【0040】また、修理等が行われて、サ−ビスマン等
によりトラブルリセットスイッチ45が操作されると(S4
9;YES) 、トラブルリセット信号がCPU11側へ送信さ
れる(S50) 。これに対応して、CPU11では、トラブル
回復発信が行われて、センタ−に対して、トラブルが回
復した旨の送信が行われる。また、トラブルリセット後
には、メッセ−ジブロック400xの表示は通常の表示に戻
される。
【0041】[2-2] デ−タタ−ミナル1 のCPU11での
処理 デ−タタ−ミナル1 のCPU11では、図6〜図9,図1
1,図12のフロ−チャ−トに示す処理が実行される。
【0042】[2-2-1] 初期設定処理 電源がオンされた時に、ディップスイッチDIP.SW
4がオンされている場合は初期設定モ−ドであるため(S
11;YES) 、初期設定が行われる(S12) 。この初期設定処
理(S12) では、図13のように、3個のディップスイッ
チDIP.SW1,DIP.SW2,DIP.SW3の
オン/オフ状態に応じて、各々異なる処理モ−ドが設定
される。
【0043】例えば、DIP.SW1,DIP.SW
2,DIP.SW3を、順に、オフ・オフ・オンに切り
換えて電源を立ち上げると、デ−タタ−ミナルのIDの
入力モ−ドになる。このモ−ドで、テンキ−40b により
数値を入力し、その後にプリントキ−40a をオンする
と、テンキ−40b により入力されて一時的に保持されて
いる数値がデ−タタ−ミナルのIDとして確定されて、
SRAM15に格納される。この状態で一旦電源をオフす
る。なお、SRAM15はバッテリでバックアップされて
いるため、電源オフ後も上記のデ−タタ−ミナルのID
は保持される。
【0044】また、DIP.SW1,DIP.SW2,
DIP.SW3を、順に、オフ・オン・オフに切り換え
て電源を立ち上げると、センタ−のIDの入力モ−ドに
なる。このモ−ドで、テンキ−40b により数値を入力
し、その後にプリントキ−40aをオンすると、テンキ−4
0b により入力されて一時的に保持されている数値がセ
ンタ−のIDとして確定されて、SRAM15に格納され
る。この状態で一旦電源をオフする。なお、SRAM15
はバッテリでバックアップされているため、電源オフ後
も上記センタ−のIDは保持される。
【0045】また、DIP.SW1,DIP.SW2,
DIP.SW3を、順に、オフ・オン・オンに切り換え
て電源を立ち上げると、センタ−の電話番号の入力モ−
ドになる。このモ−ドで、テンキ−40b により数値を入
力し、その後にプリントキ−40a をオンすると、テンキ
−40b により入力されて一時的に保持されている数値が
センタ−の電話番号として確定されて、SRAM15に格
納される。この状態で一旦電源をオフする。なお、SR
AM15はバッテリでバックアップされているため、電源
オフ後も上記センタ−の電話番号は保持される。こうし
て、デ−タタ−ミナルのID(DTID)、センタ−の
ID、センタ−の電話番号がSRAM15に格納される。
【0046】また、DIP.SW1,DIP.SW2,
DIP.SW3を、順に、オン・オン・オンに切り換え
て電源を立ち上げると、送信モ−ドの選択モ−ドにな
る。このモ−ドは、定時発信時に於いて前回の定時発信
時からの複写枚数が少ない場合の処理方式と、定枚数発
信時に於いて前回の定枚数発信時からの経過時間が短い
場合の処理方式を定めるモ−ドである。前者の方式とし
ては、モ−ド1、モ−ド2、モ−ド3が設けられてお
り、後者の方式としては、モ−ド4、モ−ド5、モ−ド
6が設けられている。これらのモ−ドは、次のように選
択される。
【0047】まず、3個のディップスイッチの状態によ
り送信モ−ドの選択モ−ドが上記の如く設定された状態
で、テンキ−40b により「1,2,3」の何れかの数値
を入力した後、テンキ−40b により「4,5,6」の何
れかの数値を入力する。その後、プリントキ−40a をオ
ンすると、入力した数値が送信モ−ドとして確定され
て、SRAM15に格納される。例えば、テンキ−40b に
より「2」「6」と入力した後にプリントキ−40a をオ
ンすると、送信モ−ド2と、送信モ−ド6とが選択され
てSRAM15に格納される。この状態で一旦電源をオフ
する。なお、SRAM15はバッテリでバックアップされ
ているため、電源オフ後も上記送信モ−ドは保持され
る。
【0048】[2-2-2] 通常の処理 一方、電源がオンされた時に、ディップスイッチDI
P.SW4がオフであれば、初期設定モ−ドではないた
め(S11;NO)、ステップS13 〜S22 の各処理が実行され
る。
【0049】カウントデ−タ受信処理(S13) では、複写
機4 での用紙の排出毎に送信されて来るカウントデ−タ
が受信されて、SRAM15に格納される。また、エレメ
ントデ−タについても同様に受信される(S14) 。エレメ
ントデ−タの場合には、エレメントデ−タ処理(S15) に
より、各エレメントデ−タの平均値と分散が演算され
て、SRAM15に格納される。なお、所定時間内に複写
機4 側からデ−タが送信されて来ないときは、ステップ
S16 のトラブル発信判定処理により、CPU41からトラ
ブルコ−ドが送られて来たか否か判定される。
【0050】ステップS17 の定時発信判定では、時計I
C17の現在時刻デ−タと、SRAM15に格納されている
発信時刻デ−タが比較され、定時発信を行うべきか否か
判定される。ステップS18 の定枚数発信判定では、ステ
ップS13 で受信したト−タルカウント値と、SRAM15
に格納されている発信枚数デ−タが比較され、定枚数発
信を行うべきか否か判定される。ステップS19 の警告発
信判定では、ステップS15 で処理された各エレメントデ
−タの平均値と分散の和が、SRAM15に格納されてい
る所定の閾値を越えたか否か、即ち、警告発信が必要で
あるか否か判定される。ステップS20 のマニュアル発信
判定では、プッシュスイッチ21が押されたか否か、即
ち、マニュアル発信要求が行われたか否かが判定され
る。ステップS21 のPM発信判定では、部品交換の後に
PMカウンタがリセットされたか否か判定される。
【0051】ステップS22 のデ−タ送受信では、発信条
件が満たされた時にモデム52が起動されてセンタ−側の
モデム72が呼び出され、センタ−との通信回線の接続
後、センタ−のIDが送信される。このセンタ−のID
が正しい場合は、次に、当該デ−タタ−ミナルのIDが
送信され、その後に、図7に示す如くデ−タの送受信が
行われる。なお、この回線接続時に於いて、所定時間内
にセンタ−側との通信回線が接続されない場合、又は、
送信したセンタ−IDが正しくない場合、又は、所定時
間内にセンタ−側からのデ−タが受信されない場合は、
操作パネル40の表示部400xに、エラ−メッセ−ジが表示
される。
【0052】図7のデ−タの送受信は、次のように行わ
れる。例えば、トラブル発信の場合であれば(S71;YES)
、トラブルの種別を示すトラブルコ−ドがセンタ−へ
送信される(S71a)。また、センタ−からはサ−ビスマン
の到着予定時刻等のサ−ビスデ−タが返信されて受信さ
れる(S71a)。また、警告発信の場合は(S72;YES) 、警告
デ−タが送信され(S72a)、PM発信の場合は(S73;YES)
、PMデ−タが送信される(S73a)。
【0053】また、定時発信の場合は(S74;YES) 、カウ
ントデ−タ・エレメントデ−タ送信1処理(S74a)が実行
される。即ち、図8のように、まず、前回の定時発信時
のト−タルカウント値と今回の定時発信時のト−タルカ
ウント値が比較され、その差が100を越えている場合
は(S81;YES) 、前回の定時発信時から変化したカウント
デ−タとエレメントデ−タのみが送信される(S85) 。
【0054】一方、前回の定時発信時のト−タルカウン
ト値と今回の定時発信時のト−タルカウント値の差が1
00以下の場合は(S81;NO)、送信モ−ド(ディップスイ
ッチで設定された送信モ−ド)に応じた処理が実行され
る(S82) 。例えば、送信モ−ド1が設定されている場合
は、今回の定時発信は中止される(S83) 。また、送信モ
−ド2が設定されている場合は、前回の定時発信後のコ
ピ−枚数が少ないという旨のステ−タスが送信される(S
84) 。また、送信モ−ド3が設定されている場合は、前
回と今回のカウント値の差が100を越えている場合と
同様に、前回の定時発信時から変化したカウントデ−タ
とエレメントデ−タのみが送信される(S85) 。なお、上
記ステップS83 のように送信モ−ド1で定時発信が中止
された場合には、次回の発信時(例えば、警告発信時
等)に於いて、前回の定時発信が中止された旨のステ−
タスを送信するようにしてもよい。
【0055】上記ステップS81 の判定は、SRAM15内
のデ−タ更新領域A1(図10)のデ−タと、送信デ−タ
ストア領域A2(図10)のデ−タを比較することによっ
て行われる。即ち、SRAM15内には、複写機4 から送
信されて来る最新のカウントデ−タとエレメントデ−タ
を保持しているデ−タ更新領域A1と、定時発信時にデ−
タ更新領域A1から矢印Xのように移されるデ−タを保持
している送信デ−タストア領域が設けられているため、
この2つの領域のデ−タを比較することで、ステップS8
1 の判定が行われる。なお、各エレメントデ−タとして
は、平均値と分散が保持されている。また、上記ステッ
プS85 でのデ−タの変化の検出は、デ−タ更新領域A1の
カウントデ−タA11 と送信デ−タストア領域A2のカウン
トデ−タA21 を比較し、且つ、デ−タ更新領域A1のエレ
メントデ−タA12 と送信デ−タストア領域A2のエレメン
トデ−タA22 を比較することによって行われる。なお、
このステップS85 での比較結果に応じて送信を制御する
ように構成することもできる。例えば、前回の状態と今
回の状態が等しいか、或いは、等しいとみなせる程度に
近似している場合には、送信を中止するように制御する
こともできる。または、その場合に於いて、前回の状態
と今回の状態が非常に近似している旨の情報を送信する
ように構成することもできる。
【0056】ところで、SRAM15内には、図14に示
すカウントデ−タ(ト−タルカウント値,用紙サイズ別
カウント値,箇所別ジャムカウント値,箇所別トラブル
カウント値,部品別PMカウント値)と、エレメントデ
−タ(用紙搬送所要時間,感光体の表面電位,現像剤中
のトナ−濃度,現像バイアス電圧,感光体上のトナ−付
着量,帯電チャ−ジャのグリッド電圧)が格納されてい
る。1デ−タは4バイトであるため、上記カウントデ−
タと上記エレメントデ−タの総計では、2Kバイト程度
になる。このため、全カウントデ−タと全エレメントデ
−タを送信しようとすると、モデムの通信速度が120
0[bps] の場合で、15[sec] 程度のデ−タ送信時間を
要する。しかし、上記ステップS85 の如く、前回の定時
発信時から変化したカウントデ−タとエレメントデ−タ
のみを送信することにすると、デ−タの送信時間を、平
均で、略1/10程度に短縮することが可能になる。な
お、SRAM15内には、上記カウントデ−タと上記エレ
メントデ−タの他、センタ−によって指定されたデ−タ
(定期的にカウントデ−タとエレメントデ−タを発信す
るための発信間隔のデ−タ,発信日時,何枚目毎にエレ
メントデ−タを発信するかを規定するデ−タ,警告発信
の閾値デ−タ等)や、センタ−のIDと電話番号、さら
に、当該デ−タタ−ミナルのIDも格納されている。
【0057】上記の如く、カウントデ−タ・エレメント
デ−タ送信1処理(S74a)が実行されると、次に、発信日
時・閾値受信処理(S74b)が実行される。この処理は、図
11に示すように、送信モ−ド2又は送信モ−ド3の場
合に(S111)、センタ−側から次の発信日時(S112)と、変
化のあったエレメントデ−タの閾値(S113)を受信してS
RAM15に格納する処理である。なお、送信モ−ド1の
場合は、センタ−との通信が行われないため、次の発信
日時としては、SRAM15に格納されている規定値が設
定される(S114)。例えば、7日後が設定される。これ
は、下記の判定時間差である24時間(図9のステップ
S91 参照)よりも大きい値である。
【0058】一方、定枚数発信の場合は(S75;YES) 、カ
ウントデ−タ・エレメントデ−タ送信2処理(S75a)が実
行される。即ち、図9のように、SRAM15に記憶され
ている前回の定枚数発信時刻と、時計IC17の現在時刻
(今回の定枚数発信時刻)が比較され、その差が24時
間を越えている場合は(S91;YES) 、前回の定枚数発信時
から変化したカウントデ−タとエレメントデ−タのみが
送信される(S95) 。
【0059】一方、前回の定枚数発信時刻と今回の定枚
数発信時刻の時間差が24時間以下の場合は(S91;NO)、
定枚数発信の送信モ−ド(ディップスイッチで設定され
た送信モ−ド)に応じた処理が実行される(S92) 。例え
ば、送信モ−ド4が設定されている場合は、今回の定枚
数発信は中止される(S93) 。また、送信モ−ド5が設定
されている場合は、前回の定枚数発信時からの経過時間
が短いという旨のステ−タスが送信される(S94) 。ま
た、送信モ−ド6が設定されている場合は、前回からの
経過時間が24時間を越えている場合と同様に、前回の
定枚数発信時から変化したカウントデ−タとエレメント
デ−タのみが送信される(S95) 。なお、上記ステップS9
3 のように送信モ−ド4で定枚数発信が中止された場合
には、次回の発信時(例えば、警告発信時等)に於い
て、前回の定枚数発信が中止された旨のステ−タスを送
信するようにしてもよい。また、上記ステップS95 に於
ける比較結果に応じて、前記ステップS85 の場合と同様
に、前回の状態と今回の状態が等しいか、或いは、等し
いとみなせる程度に近似している場合には、送信を中止
したり、その旨の情報を送信するように構成することも
できる。
【0060】上記の如く、カウントデ−タ・エレメント
デ−タ送信2処理(S75a)が実行されると、次に、発信枚
数・閾値受信処理(S75b)が実行される。この処理は、図
12に示すように、送信モ−ド5又は送信モ−ド6の場
合に(S121)、センタ−側から次の発信枚数(S122)と、変
化のあったエレメントデ−タの閾値(S123)を受信してS
RAM15に格納する処理である。なお、送信モ−ド4の
場合は、センタ−との通信が行われないため、次の発信
枚数としては、SRAM15に格納されている規定値が設
定される(S124)。例えば、1000枚が設定される。こ
れは、前記の判定枚数差である100枚(図8のステッ
プS81 参照)よりも大きい値である。
【0061】一方、マニュアル発信の場合であれば(S7
6;YES) 、SRAM15内の全てのデ−タが、センタ−へ
送信される(S76a)。即ち、通常の発信時(定時発信時,
定枚数発信時)には、前回の発信時から変化したカウン
トデ−タとエレメントデ−タのみが送信されるが( 図8
のS85 、図9のS95 参照)、マニュアル発信を行うこと
により、全デ−タの送信も可能に構成されている。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によると、前回の定時刻
から今回の定時刻までの画像形成枚数に応じて中央管理
装置への送信が制御されるため、送信効率を改善するこ
とができる。例えば、請求項2のように不要な送信を省
くことができる。また、請求項3のように送信時間を短
縮することができる。
【0063】請求項4の発明によると、前回の定枚数か
ら今回の定枚数までの経過時間に応じて送信が制御され
るため、送信効率を改善することができる。例えば、請
求項5のように不要な送信を省くことができる。また、
請求項6のように送信時間を短縮することができる。
【0064】請求項7の発明によると、前回の定時の状
態と今回の状態の比較結果に応じて中央管理装置への送
信が制御されるため送信効率を改善することができる。
例えば、請求項5のように不要な送信を省くことができ
る。
【0065】請求項9の発明によると、前回の定枚数の
状態と今回の状態の比較結果に応じて中央管理装置への
送信が制御されるため送信効率を改善することができ
る。例えば、請求項10のように不要な送信を省くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置が使用されるシステムの構成図。
【図2】実施例装置が使用されるシステムのブロック図
の一部。
【図3】実施例装置が使用されるシステムのブロック図
の残部。
【図4】実施例装置が接続される複写機の操作パネルを
示す説明図。
【図5】上記複写機のCPUでの処理を示すフロ−チャ
−ト。
【図6】実施例装置のCPUでの処理を示すフロ−チャ
−ト。
【図7】図6のフロ−チャ−ト中のデ−タ送受信処理で
実行される処理を説明するフロ−チャ−ト。
【図8】図7のフロ−チャ−ト中のカウントデ−タ・エ
レメントデ−タ送信1処理で実行される処理を説明する
フロ−チャ−ト。
【図9】図7のフロ−チャ−ト中のカウントデ−タ・エ
レメントデ−タ送信2処理で実行される処理を説明する
フロ−チャ−ト。
【図10】送信前後でのSRAM中のデ−タの変化を示
す説明図。
【図11】図7のフロ−チャ−ト中の発信日時・閾値受
信処理で実行される処理を説明するフロ−チャ−ト。
【図12】図7のフロ−チャ−ト中の発信枚数・閾値受
信処理で実行される処理を説明するフロ−チャ−ト。
【図13】各ディップスイッチの状態と処理の対応を示
す説明図。
【図14】カウントデ−タ及びエレメントデ−タの種類
を示す説明図。
【符号の説明】
1 デ−タタ−ミナル 4 複写機 11 デ−タタ−ミナルのCPU 15 SRAM 41 複写機のCPU 52 モデム(ユ−ザ−側) 72 モデム(センタ−側) 90 コンピュ−タ(センタ−側) 91 センタ−のCPU

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の状態を検出するとともに
    現在時刻を監視し、現在時刻が送信時刻として設定され
    ている定時刻になると上記画像形成装置の状態を中央管
    理装置に送信する画像形成装置の遠隔管理装置に於い
    て、 画像形成装置での画像形成枚数を計数するカウント手段
    と、 前回の定時刻から今回の定時刻までの期間に於ける画像
    形成装置での画像形成枚数を演算する演算手段と、 前記演算手段により演算された画像形成枚数に応じて前
    記中央管理装置への送信を制御する送信制御手段と、 を備えた画像形成装置の遠隔管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記送信制御手段は、前記演算手段により演算された画
    像形成枚数が所定値以下の場合には、前記中央管理装置
    への送信を禁止する、 画像形成装置の遠隔管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、 前記送信制御手段は、前記演算手段により演算された画
    像形成枚数が所定値以下の場合には、その旨の情報を前
    記画像形成装置の状態に代えて前記中央管理装置へ送信
    する、 画像形成装置の遠隔管理装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置の状態を検出するとともに
    画像形成枚数を計数し、画像形成枚数が送信枚数として
    設定されている定枚数になると上記画像形成装置の状態
    を中央管理装置に送信する画像形成装置の遠隔管理装置
    に於いて、 前回定枚数になった時刻から今回定枚数になった時刻ま
    での経過時間を計時する計時手段と、 前記計時手段により計時された経過時間に応じて前記中
    央管理装置への送信を制御する送信制御手段と、 を備えた画像形成装置の遠隔管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に於いて、 前記送信制御手段は、前記計時手段により計時された経
    過時間が所定値以下の場合には、前記中央管理装置への
    送信を禁止する、 画像形成装置の遠隔管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に於いて、 前記送信制御手段は、前記計時手段により計時された経
    過時間が所定値以下の場合には、その旨の情報を前記画
    像形成装置の状態に代えて前記中央管理装置へ送信す
    る、 画像形成装置の遠隔管理装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置の状態を検出するとともに
    現在時刻を監視し、現在時刻が送信時刻として設定され
    ている定時刻になると上記画像形成装置の状態を中央管
    理装置に送信する画像形成装置の遠隔管理装置に於い
    て、 定時刻に送信した画像形成装置の状態を記憶する手段
    と、 前回の定時刻に送信した画像形成装置の状態と今回送信
    すべき画像形成装置の状態を比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて前記中央管理装置
    への送信を制御する送信制御手段と、 を備えた画像形成装置の遠隔管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に於いて、 前記送信制御手段は、前記比較手段による比較結果が等
    しい場合には、前記中央管理装置への送信を禁止する、 画像形成装置の遠隔管理装置。
  9. 【請求項9】 画像形成装置の状態を検出するとともに
    画像形成枚数を計数し、画像形成枚数が送信枚数として
    設定されている定枚数になると上記画像形成装置の状態
    を中央管理装置に送信する画像形成装置の遠隔管理装置
    に於いて、 定枚数になった時に送信した画像形成装置の状態を記憶
    する手段と、 前回定枚数になった時に送信した画像形成装置の状態と
    今回送信すべき画像形成装置の状態を比較する比較手段
    と、 前記比較手段による比較結果に応じて前記中央管理装置
    への送信を制御する送信制御手段と、 を備えた画像形成装置の遠隔管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に於いて、 前記送信制御手段は、前記比較手段による比較結果が等
    しい場合には、前記中央管理装置への送信を禁止する、 画像形成装置の遠隔管理装置。
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