JPH08301149A - スペアタイヤキャリア - Google Patents

スペアタイヤキャリア

Info

Publication number
JPH08301149A
JPH08301149A JP11093495A JP11093495A JPH08301149A JP H08301149 A JPH08301149 A JP H08301149A JP 11093495 A JP11093495 A JP 11093495A JP 11093495 A JP11093495 A JP 11093495A JP H08301149 A JPH08301149 A JP H08301149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
spare tire
frame members
main body
tire carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11093495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Kato
康之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP11093495A priority Critical patent/JPH08301149A/ja
Publication of JPH08301149A publication Critical patent/JPH08301149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スペアタイヤキャリアのキャリア本体を中折れ
可能に構成して回動時の回動半径を小さくし、車両の後
方スペースが狭い場合でもスペアタイヤを後方へ回動可
能として、バックドアを開放できるようにする。 【構成】スペアタイヤキャリア20のキャリア本体20
aを左右一対の枠部材21,22にて形成して、これら
両枠部材21,22の対向端部をヒンジ25を介して前
後方向に回動可能に連結し、スペアタイヤキャリア20
の後方への回動時に、キャリア本体20aにおける両連
結部材21,22の連結部(ヒンジピン25c)を基点
として内側へ中折れ可能として、キャリア本体20aの
回動半径を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用スペアタイヤを
支持するスペアタイヤキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用スペアタイヤを車体の後部に支持
するスペアタイヤキャリアは、一般に、車体の後部にお
ける側縁部に基端部側を前後方向へ回動可能に支持され
て先端部側が左右方向へ延びる枠状のキャリア本体と、
同キャリア本体の中間部に設けられてスペアタイヤを支
持するタイヤ支持部を備えた構成となっている。しかし
て、当該スペアタイヤキャリアは、車体後部のバックド
アを開放する場合には、その基端部を基点として後方へ
回動するとともにとともに必要によりさらに側方へ回動
して、バックドアの開放時の回動軌跡から退避させる。
【0003】従って、当該スペアタイヤキャリアを搭載
した車両においてバックドアを開放したい場合には、車
両の後方にスペアタイヤキャリアの回動を許容する十分
なスペースが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スペアタイ
ヤキャリアを構成するキャリア本体は、その機能上から
左右方向に所定の長さを必要とするため回動時の回動半
径が大きく、車両の後方に広いスペースがなければ、場
合によっては車両の側方にも広いスペースがなければス
ペアタイヤキャリアを後方、場合によっては側方に回動
させることができず、バックドアを開放し得ないことに
なる。従って、本発明の目的は、かかる問題に対処する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体の後部に
おける側縁部に基端部側を前後方向へ回動可能に支持さ
れて先端部側が左右方向へ延びる枠状のキャリア本体
と、同キャリア本体の中間部に設けられてスペアタイヤ
を支持するタイヤ支持部を備えてなるスペアタイヤキャ
リアであって、前記キャリア本体を左右一対の枠部材に
て形成して、これら両枠部材の互いに対向する端部を相
対的に前後方向へ回動可能に連結し、同キャリア本体を
後方への回動時前記両枠部材の連結部を基点として中折
れ可能に構成したことを特徴とするものである。
【0006】本発明に係るスペアタイヤキャリアにおい
ては、前記キャリア本体を構成する両枠部材を左右方向
へ延びる上下一対のアーム部と、これら両アーム部を連
結する上下方向に延びる連結部を備えた構成とし、これ
ら両連結部を、前記キャリア本体の回動時左右方向に伸
縮する連結手段にて連結するように構成することがで
き、また前記連結手段を、各基端部が前記各連結部材に
前後方向へ回動可能に組付けられ、かつ各先端部が左右
方向へ摺動可能に連結された左右一対の連結部材にて構
成することができる。
【0007】
【発明の作用・効果】このように構成したスペアタイヤ
キャリアにおいては、その後方への回動時にはキャリア
本体が左右の両枠部材の連結部を基点として中折れし、
この中折れ状態はスペアタイヤキャリアを後方へ回動す
るほど大きくすることができ、最終的にはほぼ折畳まれ
た状態にすることも可能である。従って、スペアタイヤ
キャリアの後方への回動には車両の後方にさほど大きな
スペースを必要とせず、車両のバツクドアを開放させる
場合の場所的な制約が少なくなる。
【0008】本発明に係るスペアタイヤキャリアにおい
て、前記キャリア本体を構成する両枠部材を左右方向へ
延びる上下一対のアーム部と、これら両アーム部を連結
する上下方向に延びる連結部を備えた構成とし、これら
両連結部を、キャリア本体の回動時左右方向に伸縮する
連結手段にて連結するように構成すれば、また前記連結
手段を、各基端部が各連結部に前後方向へ回動可能に組
付けられ、かつ各先端部が左右方向へ摺動可能に連結さ
れた左右一対の連結部材にて構成すれば、両枠部材にて
形成したキャリア本体の強度を十分に確保することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
するに、図1にはスペアタイヤキャリアを搭載した車両
の後部が示されている。当該車両の車体10は後部の全
体が開口していて、開口部はその上端縁部にて上縁部を
回動可能に組付けた上側ドア11と、その下縁部にて下
縁部を回動可能に組付けた下側ドア12とにより開閉さ
れるように構成されている。スペアタイヤキャリア20
は、車体10の後部における開口部の右側縁部にて前後
方向へ回動可能に支持されているもので、その背部にて
スペアタイヤTを支持する。
【0010】スペアタイヤキャリア20は図1および図
2に示すように、キャリア本体20aと、支持部材20
bと、ロック機構20cとにより構成され、またキャリ
ア本体20aは図2および図3に示すように構成されて
いる。支持部材20bは台形状を呈していて、キャリア
本体20aの背部に固着されてスペアタイヤTを支持す
べく後方へ所定量突出している。ロック機構20cはキ
ャリア本体20aにおける支持部材20bの下方に組付
けられていて、内蔵する図示しないフック部が下側ドア
12の背面に突設したストライカ13に係止され、かつ
フック部を操作ワイヤ20dの伸張操作により回動させ
てストライカ13に対する係止状態を解除するように構
成されている。従って、キャリア本体20aはロック機
構20cを介して下側ドア13に対して解除可能に固定
される。
【0011】しかして、キャリア本体20aは図2およ
び図3に示すように、左右一対の枠部材21,22、お
よび連結手段23にて構成されている。左側の第1枠部
材21は、パイプを略U字状に屈曲して形成された上下
一対のアーム部21a,21bと、これら両アーム部2
1a,21bを上下に連結する2本の連結部21c,2
1dとにより構成されている。また、右側の第2枠部材
22はパイプからなる上下一対のアーム部22a,22
bと、これら両アーム部22a,22bを上下に連結す
る連結部22cとにより構成されていて、各アーム部2
2a,22bの基端部にはヒンジ24a,24bが回動
可能に組付けられている。各ヒンジ24a,24bは車
体の側縁部に取付けられて、第2枠部材22を前後方向
へ回動可能に支持すべく機能する。
【0012】これら両枠部材21,22はそれらの対向
端部にて、一対のヒンジ25を介して互いに連結されて
いる。ヒンジ25は図3および図4に示すように、第1
枠部材21の上下各アーム部21a,21bの先端に固
定した第1連結部25aと、第2枠部材22の上下各ア
ーム部22a,22bの先端部に固定した第2連結部2
5bと、これら両連結部25a,25bを回動可能に連
結するヒンジピン25cとからなるもので、両枠部材2
1,22が一直線状態からヒンジピン25cを基点とし
て内側へ相対的に回動するように機能する。
【0013】このように互いに回動可能に連結された両
枠部材21,22は、連結手段23によっても連結され
ている。連結手段23は図5に示すように、第1枠部材
21の連結部21dに基端部を前後方向へ回動可能に支
持した第1連結部材23aと、第2枠部材22の連結部
22cに基端部を前後方向へ回動可能に支持した第2連
結部材23bとからなるもので、第1連結部材23aは
レール状に形成された第2連結部材23bに嵌合した状
態で長手方向に摺動可能に組付けられている。これによ
り、両連結部材23a,23bは両枠部材21,22が
互いに内側へ回動する際には摺動して縮小し、かつ両枠
部材21,22が外側へ回動復帰する際には摺動して伸
長する。
【0014】このように構成したスペアタイヤキャリア
20においては、キャリア本体20aは図1に示すよう
に、両ヒンジ24a,24bにて車体11の左側縁部に
前後方向へ回動可能に支持されて一直線の状態にあり、
また支持部材20bにはスペアタイヤTが支持される。
スペアタイヤキャリア20は通常の状態では、ロック機
構20cのフック部が下側ドア12に設けたストライカ
13に係止されて同ドア12に固定されている。
【0015】しかして、車両10の上下両ドア11,1
2を開放すべくスペアタイヤキャリア20を後方へ回動
するには、先づ操作ワイヤ20dの伸張操作によりフッ
ク部を回動させてストライカ13に対する係止状態を解
除する。これにより、ロック機構20cによるスペアタ
イヤキャリア20の下側ドア12に対するロックが解除
され、スペアタイヤキャリア20は後方へ回動可能とな
る。スペアタイヤキャリア20を回動するに際には、キ
ャリア本体20aを構成する第1枠部材21を内側へ折
り曲げつつ後方へ回動させれば、第1,第2枠部材2
1,22はそれらの連結部であるヒンジピン25cを基
点として、図6の(a),(b)および図7の(a),
(b)に示すように内側へ回動しつつ順次折り畳まれた
状態で後方へ回動する。この回動時には、連結手段23
を構成する両連結部材23a,23bが互いに摺動して
連結手段止23は縮小し、両枠部材21,22のヒンジ
ピン25cを基点とする折り畳みを許容する。
【0016】このように当該スペアタイヤキャリア20
においては、その後方への回動時にはキャリア本体20
aが両枠部材21,22の連結部(ヒンジピン25c)
を基点として中折れし、この中折れ状態はスペアタイヤ
キャリア20を後方へ回動するほど大きくすることがで
き、最終的にはほぼ折畳まれた状態にすることができ
る。このため、スペアタイヤキャリア20の後方への回
動には、車両10の後方にさほど大きなスペースを必要
とせず、車両10の両バックドア11,12を開放させ
る場合の場所的な制約が少なくなる。
【0017】また、当該スペアタイヤキャリア20にお
いて、キャリア本体20aを構成する両枠部材21,2
2を左右方向へ延びる上下一対のアーム部21a,21
b、22a,22bと、これら両アーム部21a,21
b、22a,22bを連結する上下方向に延びる連結部
21d,22cを備えた構成とし、これら両連結部21
d,22cを、キャリア本体20aの回動時左右方向に
伸縮する連結手段23にて連結するように構成し、また
かかる連結手段23を、各基端部が各連結部21d,2
2cに前後方向へ回動可能に組付けられ、かつ各先端部
が左右方向へ摺動可能に連結された左右一対の連結部材
23a,23bにて構成しているため、両枠部材21,
22にて形成したキャリア本体20aの強度を十分に確
保することができる。
【0018】なお、当該スペアタイヤキャリア20にお
いては、後方へ回動して中折れされた状態のキャリア本
体20aを前方へ回動させれば、キャリア本体20aは
図7の(b),(a)および図6の(b),(a)の状
態で順次前方回動して復帰する。
【0019】図8には、当該スペアタイヤキャリア20
における連結手段の変形例が示されている。この変形例
の連結手段23Aは第1連結部材23cおよび第2連結
部材23dにより構成されているが、第1連結部材23
cには長手方向の複数の箇所に長方形の凹所23eが形
成され、かつ第2連結部材23dには上方へバネ付勢さ
れて突出するストッパ23fが設けられている。従っ
て、両連結部材23c,23dが相対的に摺動する際に
は、ストッパ23fは各凹所23eに弾撥的に嵌合して
間欠的に伸縮するように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスペアタイヤキャリア
を搭載した車両の後方から見た側斜視図である。
【図2】同スペアタイヤキャリアの内側から見た斜視図
である。
【図3】同スペアタイヤキャリアを構成するキャリア本
体の外側から見た斜視図である。
【図4】同キャリア本体を構成する連結手段の一部分を
示す斜視図である。
【図5】同キャリア本体を構成する両枠部材を連結する
ヒンジの斜視図である。
【図6】同キャリア本体の回動時の中折れ状態の前半を
示す説明図である。
【図7】同キャリア本体の回動時の中折れ状態の後半を
示す説明図である。
【図8】同キャリア本体を構成する連結手段の変形例を
示す部分斜視図である。
【符号の説明】
10…車体、11,12…バックドア、13…ストライ
カ、20…スペアタイヤキャリア、20a…キャリア本
体、20b…支持部材、20c…ロック機構、20d…
操作ワイヤ、21…枠部材、21a,21b…アーム
部、21c…連結部、22…枠部材、22a,22b…
アーム部、22c…連結部、23,23A…連結手段、
23a,23c…第1連結部材、23b,23d…第2
連結部材、25…ヒンジ、T…スペアタイヤ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の後部における側縁部に基端部側を前
    後方向へ回動可能に支持されて先端部側が左右方向へ延
    びる枠状のキャリア本体と、同キャリア本体の中間部に
    設けられてスペアタイヤを支持するタイヤ支持部を備え
    てなるスペアタイヤキャリアにおいて、前記キャリア本
    体を左右一対の枠部材にて形成して、これら両枠部材の
    互いに対向する端部を相対的に前後方向へ回動可能に連
    結し、同キャリア本体を後方への回動時前記両枠部材の
    連結部を基点として中折れ可能に構成したことを特徴と
    するスペアタイヤキャリア。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のスペアタイヤキャリアに
    おいて、前記キャリア本体を構成する両枠部材を左右方
    向へ延びる上下一対のアーム部と、これら両アーム部を
    連結する上下方向に延びる連結部を備えた構成とし、こ
    れら両連結部を、前記キャリア本体の回動時左右方向に
    伸縮する連結手段にて連結したことを特徴とするスペア
    タイヤキャリア。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のスペアタイヤキャリアに
    おいて、前記連結手段を、各基端部が前記各連結部に前
    後方向へ回動可能に組付けられ、かつ各先端部が左右方
    向へ摺動可能に連結された左右一対の連結部材にて構成
    したことを特徴とするスペアタイヤキャリア。
JP11093495A 1995-05-09 1995-05-09 スペアタイヤキャリア Pending JPH08301149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11093495A JPH08301149A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 スペアタイヤキャリア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11093495A JPH08301149A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 スペアタイヤキャリア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08301149A true JPH08301149A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14548306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11093495A Pending JPH08301149A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 スペアタイヤキャリア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08301149A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105730533A (zh) * 2016-02-03 2016-07-06 中国人民解放军第六四零九工厂 一种车用备胎架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105730533A (zh) * 2016-02-03 2016-07-06 中国人民解放军第六四零九工厂 一种车用备胎架
CN105730533B (zh) * 2016-02-03 2017-12-05 中国人民解放军第六四零九工厂 一种车用备胎架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003191786A (ja) 荷台延長用構造体
JP5389842B2 (ja) 車両用ボード
JPH08301149A (ja) スペアタイヤキャリア
JPS5948230A (ja) 自動車の開閉屋根
JP2000264107A (ja) 車両のシート構造
JP2018002003A (ja) フロアリッド
JP3748793B2 (ja) 車両の仕切装置
JP2003341432A (ja) 車両用ラゲージフロアボード構造
US6944913B2 (en) Hinge assembly for a folding fabric top
JPH10272934A (ja) オープンカーの風の巻き込み防止装置
JPH08258630A (ja) 両開き可能なルーフボックス
JP2001354069A (ja) デッキボード
JP3041988B2 (ja) 幌型車両の幌ユニット取付構造
JPH09109751A (ja) 車両用リクライニングシート
JPH055069Y2 (ja)
JPH10226254A (ja) 車両用シート装置
JPH0428842Y2 (ja)
JP3544064B2 (ja) 車載用シート
JP2951539B2 (ja) トランクリッドのカーテシスイッチの取付構造
JP5126664B2 (ja) 車両の荷台後部構造
JPS6246729A (ja) 自動車のリヤシ−ト装置
JPH0512126Y2 (ja)
JP2001030756A (ja) 車両用側部ドア
JPH0516015Y2 (ja)
JPH0352184Y2 (ja)