JPH08299624A - 電気カミソリ - Google Patents
電気カミソリInfo
- Publication number
- JPH08299624A JPH08299624A JP14799195A JP14799195A JPH08299624A JP H08299624 A JPH08299624 A JP H08299624A JP 14799195 A JP14799195 A JP 14799195A JP 14799195 A JP14799195 A JP 14799195A JP H08299624 A JPH08299624 A JP H08299624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- movable blade
- support
- fixed blade
- eccentric shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 往復動型の電気カミソリの固定刃の内側の可
動刃を往復運動させるために、部品点数が少なく、組立
ての簡単な構造を提供するものである。 【構成】 固定刃2は金属板に多数の孔を有し、略断面
U状に形成されている。可動刃4は金属板に多数の孔が
開けられ、上記固定刃2に内接する略円筒状に形成され
ている。駆動用モーター6の回転軸61には偏芯軸7が
設けられ、その上端には球状ロール71が回転自在に設
けられている。上記可動刃4の支持体5の下部には、上
記球状ロール71を上下移動可能に保持するための筒状
部53が形成されている。
動刃を往復運動させるために、部品点数が少なく、組立
ての簡単な構造を提供するものである。 【構成】 固定刃2は金属板に多数の孔を有し、略断面
U状に形成されている。可動刃4は金属板に多数の孔が
開けられ、上記固定刃2に内接する略円筒状に形成され
ている。駆動用モーター6の回転軸61には偏芯軸7が
設けられ、その上端には球状ロール71が回転自在に設
けられている。上記可動刃4の支持体5の下部には、上
記球状ロール71を上下移動可能に保持するための筒状
部53が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湾曲した固定刃と、そ
の内側に往復動する可動刃を設けてなる電気カミソリに
関するものである。
の内側に往復動する可動刃を設けてなる電気カミソリに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の往復動型の電気カミソリは、本体
の上部に断面略U状に湾曲させた固定刃を設け、その内
側にはこれに内接する可動刃を移動自在に設け、これを
往復動させるために本体内には電池とモーターとスイッ
チ、モーターの回転軸に設けた偏心軸と、連係部材およ
び駆動アーム等からなる駆動手段が構成されていた。
の上部に断面略U状に湾曲させた固定刃を設け、その内
側にはこれに内接する可動刃を移動自在に設け、これを
往復動させるために本体内には電池とモーターとスイッ
チ、モーターの回転軸に設けた偏心軸と、連係部材およ
び駆動アーム等からなる駆動手段が構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気カミソリに
よると、固定刃の内側の可動刃を往復運動させるため
に、モーターの回転運動を往復運動に変えるための、モ
ーターの回転軸に設けた偏心軸の他に、連係部材および
駆動アーム等からなる駆動手段を設けているので、部品
点数が多くなるとともに、組立て工数が多くかかりコス
ト高となる欠点を有していた。
よると、固定刃の内側の可動刃を往復運動させるため
に、モーターの回転運動を往復運動に変えるための、モ
ーターの回転軸に設けた偏心軸の他に、連係部材および
駆動アーム等からなる駆動手段を設けているので、部品
点数が多くなるとともに、組立て工数が多くかかりコス
ト高となる欠点を有していた。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み案出したもので
あって、固定刃の内側の可動刃を往復運動させるため
に、部品点数が少なく、組立ての簡単な構造を提供する
ものである。
あって、固定刃の内側の可動刃を往復運動させるため
に、部品点数が少なく、組立ての簡単な構造を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電気カミソリは
下記の要件を具えてなるものである。 (イ)固定網刃と、その内側に移動可能な可動刃を有す
ること。(ロ)固定刃は金属板に多数の孔を有し、略断
面U状に形成されていること。(ハ)可動刃は金属板に
多数の孔が開けられ、上記固定刃に内接する略円筒状に
形成されていること。(ニ)可動刃には支持体が設けら
ていること。(ホ)駆動用モーターの回転軸には偏芯軸
が設けられ、その上端には球状ロールが回転自在に設け
られていること。(ヘ)上記可動刃の支持体の下部に
は、上記球状ロールを上下移動可能に保持するための筒
状部が形成されていることである。
下記の要件を具えてなるものである。 (イ)固定網刃と、その内側に移動可能な可動刃を有す
ること。(ロ)固定刃は金属板に多数の孔を有し、略断
面U状に形成されていること。(ハ)可動刃は金属板に
多数の孔が開けられ、上記固定刃に内接する略円筒状に
形成されていること。(ニ)可動刃には支持体が設けら
ていること。(ホ)駆動用モーターの回転軸には偏芯軸
が設けられ、その上端には球状ロールが回転自在に設け
られていること。(ヘ)上記可動刃の支持体の下部に
は、上記球状ロールを上下移動可能に保持するための筒
状部が形成されていることである。
【0006】
【作用】上記の構成において、駆動用モーターの回転に
より、少なくとも偏芯軸の偏心半径の倍だけ支持体を横
移動させることができ、これと一体に可動刃を所要の往
復運動をさせることができる。そこで、当然支持体には
偏芯軸の偏心半径の倍に相当する距離の縦方向の移動も
受けることになる。
より、少なくとも偏芯軸の偏心半径の倍だけ支持体を横
移動させることができ、これと一体に可動刃を所要の往
復運動をさせることができる。そこで、当然支持体には
偏芯軸の偏心半径の倍に相当する距離の縦方向の移動も
受けることになる。
【0007】しかし、上記円筒状の可動刃が断面略U形
の固定刃に内接する形で回転が可能であり、また、偏芯
軸の上端の球状ロールが支持体の筒状部内に上下移動可
能に形成されている。従って、上記可動刃が横移動の際
に僅かな回転運動を伴い、支持体の筒状部が偏芯軸の球
状ロールと共に関節の様に縦方向に揺動することによっ
て、偏芯軸の縦方向の移動にも可動刃を応動させること
ができる。
の固定刃に内接する形で回転が可能であり、また、偏芯
軸の上端の球状ロールが支持体の筒状部内に上下移動可
能に形成されている。従って、上記可動刃が横移動の際
に僅かな回転運動を伴い、支持体の筒状部が偏芯軸の球
状ロールと共に関節の様に縦方向に揺動することによっ
て、偏芯軸の縦方向の移動にも可動刃を応動させること
ができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図に示す一実施例に基づいて説
明すると、図1において、1は電気カミソリの本体であ
って、同本体1は合成樹脂の成形により二つ割りの偏平
な箱体状に形成され、その上部には支持部11が突設さ
れている。この支持部11には保持枠3が着脱自在に取
付けられる。
明すると、図1において、1は電気カミソリの本体であ
って、同本体1は合成樹脂の成形により二つ割りの偏平
な箱体状に形成され、その上部には支持部11が突設さ
れている。この支持部11には保持枠3が着脱自在に取
付けられる。
【0009】上記保持枠3には固定刃2が取付けられて
いる。この固定刃2は金属板に多数の孔を有し、略断面
U状に形成されている。上記保持枠3には上記支持部1
1の係止溝12に引掛けるための引掛爪31と、内側に
固定刃2を取付けるための取付け片32が形成されてい
る。
いる。この固定刃2は金属板に多数の孔を有し、略断面
U状に形成されている。上記保持枠3には上記支持部1
1の係止溝12に引掛けるための引掛爪31と、内側に
固定刃2を取付けるための取付け片32が形成されてい
る。
【0010】上記固定刃2の内側には移動可能に可動刃
4が設けられる。この可動刃4はステンレススチール等
の金属板に多数の孔が開けられ、上記固定刃2に内接す
る略円筒状に形成されている。この可動刃4は内枠51
と外枠52からなる支持体5に取付けられている。これ
ら内枠51に形成された溝58に、外枠52に形成され
た突起59が、可動刃4の縁部に開けられた取付穴41
を通して嵌め込まれることにより、可動刃4が支持体5
に固定されている。
4が設けられる。この可動刃4はステンレススチール等
の金属板に多数の孔が開けられ、上記固定刃2に内接す
る略円筒状に形成されている。この可動刃4は内枠51
と外枠52からなる支持体5に取付けられている。これ
ら内枠51に形成された溝58に、外枠52に形成され
た突起59が、可動刃4の縁部に開けられた取付穴41
を通して嵌め込まれることにより、可動刃4が支持体5
に固定されている。
【0011】上記本体1内には可動刃4を駆動するため
のモーター6が設けられている。モーター6には、その
端子に連なる電池8とスイッチ9からなる電気回路が設
けられている。また、モーター6の回転軸61には、本
体1の上面の開口13を通して偏芯軸7が取付けられて
いる。偏芯軸7の上端には球状ロール71が回転自在に
設けられている。
のモーター6が設けられている。モーター6には、その
端子に連なる電池8とスイッチ9からなる電気回路が設
けられている。また、モーター6の回転軸61には、本
体1の上面の開口13を通して偏芯軸7が取付けられて
いる。偏芯軸7の上端には球状ロール71が回転自在に
設けられている。
【0012】上記可動刃4の支持体5の内枠51には支
持リブ55と、偏芯軸7の球状ロール71を上下移動可
能に保持するための筒状部53が形成されている。この
球状ロール71に対向して支持体5を押し上げる構造が
形成されている。即ち、筒状部53には溝57が形成さ
れ、同溝57には、内枠51の両端に形成されたバネ受
け56によって保持されるバネ54が球状ロール71の
上端に接触する様に取付られている。
持リブ55と、偏芯軸7の球状ロール71を上下移動可
能に保持するための筒状部53が形成されている。この
球状ロール71に対向して支持体5を押し上げる構造が
形成されている。即ち、筒状部53には溝57が形成さ
れ、同溝57には、内枠51の両端に形成されたバネ受
け56によって保持されるバネ54が球状ロール71の
上端に接触する様に取付られている。
【0013】上記の構成により、スイッチ9を操作して
モーター6を回転すると、偏芯軸7の偏心半径の倍に相
当する距離だけ支持体5を横方向に移動させることがで
き、これと一体に可動刃4を往復運動をさせることがで
きる。可動刃4の横移動の際、支持体5には偏芯軸7の
偏心半径に相当する距離の縦方向の移動も受ける。
モーター6を回転すると、偏芯軸7の偏心半径の倍に相
当する距離だけ支持体5を横方向に移動させることがで
き、これと一体に可動刃4を往復運動をさせることがで
きる。可動刃4の横移動の際、支持体5には偏芯軸7の
偏心半径に相当する距離の縦方向の移動も受ける。
【0014】ここで、図4の様に、上記円筒状の可動刃
4は断面略U形の固定刃2に内接する形で回転が可能で
あり、かつ、偏芯軸7の上端の球状ロール71が支持体
5の筒状部53内に上下移動可能に形成されている。こ
れによって、上記可動刃4の横移動の際に僅かな回転運
動に伴って、関節の様に筒状部53が偏芯軸7の球状ロ
ール71の運動に従動させることができる。
4は断面略U形の固定刃2に内接する形で回転が可能で
あり、かつ、偏芯軸7の上端の球状ロール71が支持体
5の筒状部53内に上下移動可能に形成されている。こ
れによって、上記可動刃4の横移動の際に僅かな回転運
動に伴って、関節の様に筒状部53が偏芯軸7の球状ロ
ール71の運動に従動させることができる。
【0015】上記の様に、モーター6の回転運動は偏芯
軸7を介して、直接的に可動刃4側に伝えられ、固定刃
2内で可動刃4が僅かな回動に伴って、所要の往復運動
をさせることができる。これによって、従来形の連係部
材および駆動アームを省略すことができ、部品点数を削
減することができる。
軸7を介して、直接的に可動刃4側に伝えられ、固定刃
2内で可動刃4が僅かな回動に伴って、所要の往復運動
をさせることができる。これによって、従来形の連係部
材および駆動アームを省略すことができ、部品点数を削
減することができる。
【0016】
【発明の効果】上記の様に、本発明の電気カミソリは、
円筒状の可動刃が断面略U形の固定刃に内接する形で回
転が可能に形成されており、また、偏芯軸の上端の球状
ロールが支持体の筒状部内に上下移動可能に形成されて
いる。これによって、モーター回転により、その回転運
動は偏芯軸を介して、直接的に可動刃側に伝えられると
共に、この可動刃は僅かな回動に伴って、そのまま所要
の往復運動をさせることができる。従って、従来形の電
気カミソリの様な、モーターの回転運動を往復運動に変
換する連係部材および駆動アームを省略すことができ
る。この結果、部品点数を削減するとともに組立て工数
を減らし製造コストを低減できる。
円筒状の可動刃が断面略U形の固定刃に内接する形で回
転が可能に形成されており、また、偏芯軸の上端の球状
ロールが支持体の筒状部内に上下移動可能に形成されて
いる。これによって、モーター回転により、その回転運
動は偏芯軸を介して、直接的に可動刃側に伝えられると
共に、この可動刃は僅かな回動に伴って、そのまま所要
の往復運動をさせることができる。従って、従来形の電
気カミソリの様な、モーターの回転運動を往復運動に変
換する連係部材および駆動アームを省略すことができ
る。この結果、部品点数を削減するとともに組立て工数
を減らし製造コストを低減できる。
【図1】本発明の一実施例を示す電気カミソリの要部分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】本発明の電気カミソリの可動刃部の要部分解斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明の電気カミソリの斜視図である。
【図4】本発明の電気カミソリの要部切欠側面図であ
る。
る。
1 本体 2 固定刃 3 保持枠 4 可動刃 5 支持体 6 モーター 7 偏芯軸 8 スイッチ 53 筒状部 71 球状ロール
Claims (1)
- 【請求項1】 下記の要件を具えたことを特徴とする電
気カミソリ。 (イ)固定網刃と、その内側に移動可能な可動刃を有す
ること。 (ロ)固定刃は金属板に多数の孔を有し、略断面U状に
形成されていること。 (ハ)可動刃は金属板に多数の孔が開けられ、上記固定
刃に内接する略円筒状に形成されていること。 (ニ)可動刃には支持体が設けらていること。 (ホ)駆動用モーターの回転軸には偏芯軸が設けられ、
その上端には球状ロールが回転自在に設けられているこ
と。 (ヘ)上記可動刃の支持体の下部には、上記球状ロール
を上下移動可能に保持するための筒状部が形成されてい
ること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14799195A JPH08299624A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 電気カミソリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14799195A JPH08299624A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 電気カミソリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08299624A true JPH08299624A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15442692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14799195A Pending JPH08299624A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 電気カミソリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08299624A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008333A1 (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-15 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | 往復式電気かみそりの内刃 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP14799195A patent/JPH08299624A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008333A1 (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-15 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | 往復式電気かみそりの内刃 |
JP2009018057A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 往復式電気かみそりの内刃 |
JP4595968B2 (ja) * | 2007-07-12 | 2010-12-08 | パナソニック電工株式会社 | 往復式電気かみそりの内刃 |
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