JP2003340177A - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
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Abstract
せ、しかも刃ヘッド部を小型化した電気かみそりを提供
する。 【解決手段】 かみそり本体1内の駆動モータ50から
高さ方向に複数箇所で連繋したジョイント部を介して供
給された回転駆動を、互いに逆向きとなる往復駆動へ変
換して刃ユニットへ駆動伝達する第1、第2のオシレー
タ16、20が、偏芯ジョイント部14の上下で位相が
ほぼ反転した位置に立設された第1、第2の偏芯ピン1
3、15に連繋して設けられている。
Description
り、詳しくはかみそり本体の上部に、外刃と該外刃の内
面に摺接して往復動可能な内刃とを有する複数の刃ユニ
ットが並設された刃ヘッド部を前後方向に回動可能に備
えた電気かみそりに関する。
タ)、駆動機構、電源部、操作スイッチなどを備えたか
みそり本体の上部に、フォイル状の外刃と該外刃の内面
に摺接して往復動(レシプロ動作)される内刃とが組み
合わされた単数又は複数の刃ユニットと、スリット状の
外刃(例えばきわぞり刃や粗剃り刃)と該外刃の内面に
摺接して往復動(レシプロ動作)される内刃とが組み合
わされた刃ユニットとが並設された刃ヘッド部が設けら
れている。
気かみそりにおいては、モータジョイントに偏芯して設
けられた偏芯ピンに単一のオシレータ(振動部材)が連
繋して設けられている。このオシレータには複数の刃ヘ
ッド部が支持されており、各刃ヘッド部の内刃を同時に
往復動させるようになっている。一例として、米国特許
5,410,811号公報、特開平9−19574号公
報などがある。
において、複数の刃ユニットへ単一のオシレータから駆
動伝達して各内刃を振動させるようになっているので、
偏芯ピンからオシレータに支持された各刃ユニットの内
刃まで駆動伝達する距離が長くなる。このため、刃ユニ
ットの振幅が大きくなり駆動効率が低下する。また、刃
ヘッド部がかみそり本体に回動自在に支持されているた
め、偏芯ピンと溝嵌合するオシレータの傾きを考慮する
とオシレータに形成される溝の長さを長くする必要があ
る。このため、オシレータの外形を大きくする必要があ
り、刃ヘッド部が大型化する。
決し、かみそり本体に回動可能に支持された刃ヘッド部
の複数の刃ユニットに対して駆動伝達する距離を可能な
限り短くすることで、内刃の振幅を小さくして駆動効率
を向上させ、しかも刃ヘッド部を小型化した電気かみそ
りを提供することにある。
め、本発明は次の構成を備える。かみそり本体の上部
に、外刃と該外刃の内面に摺接して往復動可能な内刃と
を有する複数の刃ユニットが並設された刃ヘッド部を回
動可能に備えた電気かみそりにおいて、前記かみそり本
体内の駆動源から高さ方向に複数箇所で連繋した複数の
ジョイント部を介して供給された回転駆動を、互いに逆
向きとなる往復駆動へ変換して前記刃ユニットへ駆動伝
達する複数の振動部材が、少なくとも1以上設けられた
偏芯ジョイント部の上下で位相がほぼ反転した位置に立
設された複数の偏芯ピンに連繋して設けられていること
を特徴とする。また、前記かみそり本体の上部に回動可
能に支持された刃ヘッド部のヘッド支点軸は、前記偏芯
ジョイント部の上下で振動部材と偏芯ピンとが連繋する
最上側の連繋部と最下側の連繋部との間の高さ範囲内に
設けられていることを特徴とする。また、前記ヘッド支
点軸は、前記偏芯ジョイント部の上下で振動部材と偏芯
ピンとが各々連繋する最上側の連繋部と最下側の連繋部
との間のほぼ中央部に設けられていることを特徴とす
る。
について添付図面と共に詳述する。図1(a)〜(c)
は電気かみそりの刃ヘッド部の各種動作モードを示す内
視説明図、図2(a)(b)は電気かみそりの外観斜視
図、図3は電気かみそりの分解斜視図、図4は電気かみ
そりの側面中央部の部分断面図、図5は図4の電気かみ
そりの矢印A−A断面図、図6は図4の電気かみそりの
矢印B−B断面図である。
明する。図2(a)(b)において、駆動源や駆動機構
を備えたかみそり本体1の上部に、外刃と該外刃の内面
に摺接して往復動される内刃とが組み合された複数の刃
ユニットが並接された刃ヘッド部2が前後方向に回動可
能に設けられている。この刃ヘッド部2は、複数の刃ユ
ニットを可動ユニットとして備えている。この可動ユニ
ットのうちを少なくとも1の刃ユニットを基準位置より
上下に移動させた位置で固定して使用可能に構成されて
いる。
ル状の外刃3aを有する可動刃ユニット3とスリット状
の外刃6aを有するきわ剃り刃ユニット6とを備えてい
る。この可動刃ユニット3又はきわ剃り刃ユニット6を
後述するように上下に移動させた位置で固定して使用可
能になっている。その他の刃ユニットであるフォイル状
の外刃4aを有するメイン刃ユニット4、スリット状の
外刃7aを有する粗剃り刃ユニット7は、ヘッド部フレ
ーム5に装着されたまま使用される。
メイン刃ユニット4に隣接してヘッド部フレーム5に装
着されている。このきわ剃り刃ユニット6は、スリット
状の外刃6aと該外刃6aの内面に摺接して往復動する
内刃6bとを備え、主にもみ上げを剃るために用いられ
る。図2(a)において、きわ剃り刃ユニット6は、操
作レバー6cに連繋して設けられている。この操作レバ
ー6cは、ヘッド部フレーム5に上下方向に形成された
ガイド孔5aを挿通してフレーム外へ突出して設けられ
ている。この操作レバー6cの外面にはローレットが形
成されており、該ローレットに指を掛けてガイド孔5a
に沿ってスライドさせることにより、きわ剃り刃ユニッ
ト6の刃面を上方へ突出させて使用することができる。
は、メイン刃ユニット4と可動刃ユニット3との間に設
けられ、ヘッド部フレーム5に装着されている。この粗
剃り刃ユニット7は、スリット状の外刃7aと該外刃7
aの内面に摺接して往復動する内刃7bとを備え、主に
長い髭やくせ髭を粗剃りするものである。この粗剃り刃
ユニット7により粗剃りされた後、可動刃ユニット3又
はメイン刃ユニット4により仕上げ剃りが行なわれる。
可動刃ユニット3とメイン刃ユニット4は、フォイル状
の外刃3a、4aと該外刃3a、4aの内面に摺接して
往復動する内刃3b、4bとを各々備えている。
ユニット4の外刃4a、粗剃り刃ユニット7及び可動刃
ユニット3の外刃3aは外刃枠8に支持されている。こ
の外刃枠8は、図3に示すように、刃ヘッド部2に設け
られた外刃枠着脱キー9により、刃ヘッド部2より分離
可能に構成されている。また、図3において、かみそり
本体1の正面にはメインスイッチ10が設けられてお
り、可動刃ユニット3やメイン刃ユニット4に設けられ
た内刃をレシプロ駆動させる。また、かみそり本体1の
一側面には、モード切換え部の一例としてモード切換え
ダイヤル11が設けられている。このモード切換えダイ
ヤル11を所定方向に回転させると、後述するように可
動刃ユニット3を基準位置より上下に移動させると共
に、刃ヘッド部2のかみそり本体1に対する傾き角度が
前後に変化するようになっている。
左右両側に設けられた起立片23にはヘッド支点軸24
が嵌め込まれている。また、刃ヘッド部2の底部に組み
込まれたヘッドベース部25の両側はヘッド支点軸24
に嵌合している。刃ヘッド部2はかみそり本体1に対し
てヘッド支点軸24を中心に前後方向に回動可能に支持
されている。ヘッドベース部25には、後述する第1、
第2のオシレータがヘッドカバー40と重ね合わされて
ねじ止めされている。
て、図4乃至図6を参照して説明する。図6において、
かみそり本体1の上面部には、第1のモータジョイント
部12、第1の偏芯ピン13、第2のモータジョイント
部14及び第2の偏芯ピン15が軸方向(高さ方向)に
連繋して設けられている。第2のモータジョイント部1
4は、第1の偏芯ピン13を介して連繋する偏芯ジョイ
ント部である。第1、第2の偏芯ピン13、15は第2
のモータジョイント部14の上下で位相がほぼ反転した
位置に立設されている。
オシレータ(第1の振動部材)16のオシレータ軸17
に連繋している。第1のオシレータ16は、オシレータ
連結部16aが第1の偏芯ピン13に溝嵌合している。
尚、オシレータ軸17には刃連結体18が嵌め込まれて
いる。この刃連結体18はきわ剃り刃ユニット6及び粗
剃り刃ユニット7に連繋している。可動刃ユニット3の
内刃3bは可動オシレータ(第3の振動部材)19の可
動オシレータ軸19aに連繋している。また、可動オシ
レータ19は第2のオシレータ(第2の振動部材)20
に対して上下に移動可能に連繋している。即ち、可動オ
シレータ19は、可動刃ユニット3が上下に移動しても
第2のオシレータ20に干渉しないように上下方向にフ
リーで水平方向にのみ移動が規制されて嵌め込まれてい
る。第2のオシレータ20は、オシレータ連結部20a
が第2の偏芯ピン15に溝嵌合している。第1のオシレ
ータ16及び第2のオシレータ20は、駆動モータ50
の回転駆動を往復動に変換して各刃ユニットの内刃へ駆
動伝達するようになっている。
相が反転した位置に第1の偏芯ピン13と第2の偏芯ピ
ン15とが立設され、第1の偏芯ピン13に第1のオシ
レータ16を連繋させ、第2の偏芯ピン15に第2のオ
シレータ20を連繋させている。これにより、第2のモ
ータジョイント部14の回転駆動を第1のオシレータ1
6と第2のオシレータ20とで互いに逆向きの往復動に
変換して各刃ユニットの内刃へ伝達するようになってい
る。
レータ16を通じてメイン刃ユニット4、きわ剃り刃ユ
ニット6及び粗剃り刃ユニット7に駆動伝達され、第2
のオシレータ20及び可動オシレータ19を通じて可動
刃ユニット3へ互いに逆向きに駆動伝達されるようにな
っている。このとき、上記メイン刃ユニット4、きわ剃
り刃ユニット6及び粗剃り刃ユニット7の各内刃4b、
6b、7bと可動刃ユニット3の内刃3bとは逆向きに
往復駆動される。
4の上下に設けた第1、第2の偏芯ピン13、15より
第1、第2のオシレータ16、20へ駆動伝達すること
により、かみそり本体1に回動可能に支持された刃ヘッ
ド部2の複数の刃ユニットに対して駆動伝達する距離を
可能な限り短くすることで、内刃の振幅を小さくして駆
動効率を向上させることができる。
1の一方の側面部1bには、モード切換えダイヤル11
がダイヤルシャフト30を中心に回動可能に嵌め込まれ
ている。この側面部1bにはヘッド連結体27が連結体
支点軸26を中心に回動可能に設けられている。
の係合ピン27aは、刃ヘッド部2の底部に設けられた
補強板28の凹溝29に嵌め込まれている。また、ヘッ
ド連結体27の他端側の係合ピン27bはモード切換え
ダイヤル11のモードキー31に連繋している。モード
キー31のダイヤルシャフト30への嵌合孔の周囲には
リブ33が設けられている。このリブ33に囲まれた係
合溝34が径方向に設けられている。上記係合溝34に
ヘッド連結体27の他端側の係合ピン27bが嵌め込ま
れている。
ユニット3の底部に設けられたオシレータホルダー36
のアーム軸37に連繋しており、他端がモードキー31
に設けられたボス部38に連繋している。モード切換え
ダイヤル11を回すことにより、リンクアーム35を通
じてオシレータホルダー36を押し上げたり引き下げた
りして、可動刃ユニット3を上下に移動させることがで
きる。
そり本体1の側面部1bに取付けられたモードキークリ
ック体32とモードキー31のクリック部31aとの凹
凸嵌合によりダイヤル位置(可動刃ユニット3の位置)
を固定して使用できるようになっている。ちなみに、本
実施例では、後述するように、ノーマルモード(頬
用)、鼻下モード(鼻下用)、顎下モード(顎下用)と
3位置でモード切換えが行えるようになっている。これ
により、後述するように、可動刃ユニット3がノーマル
位置、上位置、下位置へそれぞれ移動して固定されるよ
うになっている。
下に移動させると、刃ヘッド部2のかみそり本体1に対
する傾き角度が変化する機構について図1(a)〜
(c)を参照して説明する。尚、刃ヘッド部2の傾き角
度は、上下方向を0度として説明する。図1(a)は、
可動刃ユニット3が基準位置にある状態を示す(ノーマ
ルモード)。このとき、リンクアーム35は上下方向に
平行姿勢でモードキー31とオシレータホルダー36と
の間を連結している。また、刃ヘッド部2の傾き角度は
0度で保持されている。
反時計回り方向へ回転させて、モードキー31を同方向
に回転させてクリック部31aがモードキークリック体
32に凹凸嵌合して位置決めされた状態を示す(鼻下モ
ード)。このとき、可動刃ユニット3はリンクアーム3
5により押し上げられて刃ヘッド部2の他の刃ユニット
より突出した高さ位置で保持されている。また、モード
キー31の反時計回り方向への回転によりリブ33も同
方向へ回転し、係合溝34に連繋するヘッド連結体27
の係合ピン27bが係合溝34に沿って径方向外側へ移
動する。このとき、ヘッド連結体27は連結体支点軸2
6を中心に時計回り方向へ僅かに回転する。これによ
り、ヘッド連結体27の係合ピン27aが連繋する補強
板28(図5参照)を反時計回り方向に振らせて、刃ヘ
ッド部2がヘッド支点軸24を中心に反時計回り方向へ
回転した状態で保持して使用することができる。このと
きの刃ヘッド部2の傾き角度はおよそ8.1度であり、
かみそり本体1に対して若干左に傾いて保持されてい
る。
時計回り方向へ回転させて、モードキー31を同方向に
回転させてクリック部31aがモードキークリック体3
0に凹凸嵌合して位置決めされた状態を示す(顎下モー
ド)。このとき、可動刃ユニット3はリンクアーム35
により引き下げられて刃ヘッド部2の他の刃ユニットよ
り退避した高さ位置で保持されている。また、モードキ
ー31の時計回り方向への回転によりリブ33も同方向
へ回転し、係合溝34に連繋するヘッド連結体27の係
合ピン27bが係合溝34に沿って径方向外側へ僅かに
移動する。このとき、ヘッド連結体27は連結体支点軸
26を中心に反時計回り方向へ僅かに回転する。これに
より、ヘッド連結体27の係合ピン27aが連繋する補
強板28(図5参照)を時計回り方向に振らせて、刃ヘ
ッド部2がヘッド支点軸24を中心に時計回り方向へ回
転した状態で保持して使用することができる。このとき
の刃ヘッド部2の傾き角度はおよそ5度であり、かみそ
り本体1に対して僅かに右に傾いて保持されている。
みそり本体1の上部に支持された刃ヘッド部2のヘッド
支点軸24は、第2のモータジョイント部14の上下で
第1のオシレータ16と第1の偏芯ピン13とが連繋す
る最下側の第1の連繋部と、第2のオシレータ20と第
2の偏芯ピン15とが連繋する最上側の第2の連繋部と
の間の高さ範囲H内に設けられている。より好ましく
は、図7(a)(b)に示すようにヘッド支点軸24
は、上記第1の連繋部と第2の連繋部との間の高さ範囲
Hのほぼ中央部に設けられているのが望ましい。これに
より、刃ヘッド部2がヘッド支点軸24を中心に回動し
ても、第2のモータジョイント部14から駆動伝達され
る第1、第2の連繋部までの距離を短くすることができ
るので、第1、第2オシレータ16、20のオシレータ
連結部16a、20aに各々形成される溝16b、20
bの長さを短くすることができる。よって、第1、第2
のオシレータ16、20を小型化し、刃ヘッド部2を小
型化することができる。
てきたが、本発明は上述した電気かみそりに限定される
ものではなく、例えば図8(a)において、第2の偏芯
ピン15の上に第3のモータジョイント部(偏芯ジョイ
ント部)41を連繋させて、該第3のモータジョイント
部41の上に第2の偏芯ピン15と位相がほぼ反転した
位置に第3の偏芯ピン42を立設しても良い。そして、
第3の偏芯ピン42に第3のオシレータ43がオシレー
タ連結部43aに形成された溝43bにて連繋されてい
てもよい。或いは、図8(b)において、第3の偏芯ピ
ン42の上に第4のモータジョイント部(偏芯ジョイン
ト部)44を連繋させて、該第4のモータジョイント部
44の上に第3の偏芯ピン42と位相がほぼ反転した位
置に第4の偏芯ピン45を立設しても良い。そして、第
3の偏芯ピン42に第4のオシレータ46がオシレータ
連結部46aに形成された溝46bにて連繋されていて
もよい。このように更に多くの偏芯ジョイント部と偏芯
ピンとを軸方向(高さ方向)に連繋させることにより、
更に多くの刃ユニットを互いに逆向きに往復動させるこ
とも可能である。これらの場合にも刃ヘッド部2のヘッ
ド支点軸24は、偏芯ジョイント部の上下でオシレータ
と偏芯ピンとが連繋する最上側の連繋部と最下側の連繋
部との間の高さ範囲H内、より好ましくは最上側の連繋
部と最下側の連繋部との間のほぼ中央部(H/2)に設
けられていることが望ましい。
数設けても良く、メイン刃ユニット4との組み合わせを
増やして、刃面の高さのバリエーションを多様に変化さ
せて使用できるようにしても良い。また、フォイル状の
外刃を有する可動刃ユニット3及びメイン刃ユニット4
と、スリット状の外刃を有するきわ剃り刃ユニット6及
び粗剃り刃ユニット7の配列は任意であり、これらを交
互に配置したり、きわ剃り刃ユニット6及び粗剃り刃ユ
ニット7を可動刃ユニット3やメイン刃ユニット4の両
側に配置したりしても良い。また、モード切換え部は、
ダイヤル式に限らずレバー式など他の方式により刃面の
高さ位置を切換えるようにしても良い。以上のように、
法の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
かみそり本体内の駆動源から高さ方向に複数箇所で連繋
した複数のジョイント部を介して供給された回転駆動
を、互いに逆向きとなる往復駆動へ変換して刃ユニット
へ駆動伝達する複数の振動部材が、少なくとも1以上設
けられた偏芯ジョイント部の上下で位相がほぼ反転した
位置に立設された複数の偏芯ピンに連繋して設けられて
いるので、かみそり本体に回動可能に支持された刃ヘッ
ド部の複数の刃ユニットに対して往復駆動を伝達する距
離を可能な限り短くすることで、各内刃の振幅を小さく
して駆動効率を向上させることができる。また、かみそ
り本体の上部に回動可能に支持された刃ヘッド部のヘッ
ド支点軸は、偏芯ジョイント部の上下で振動部材と偏芯
ピンとが連繋する最上側の連繋部と最下側の連繋部との
間の高さ範囲内、より好ましくは最上側の連繋部と最下
側の連繋部との間のほぼ中央部に設けられているので、
刃ヘッド部がヘッド支点軸を中心に回動しても、偏芯ジ
ョイント部から各偏芯ピンの連繋部までの距離を短くす
ることができるので、複数の振動部材に形成される溝の
長さを短くすることができる。よって、各振動部材を小
型化し、刃ヘッド部の小型化を図ることができる。
示す内視説明図である。
る。
る。
る。
との位置関係を示す説明図である。
ヘッド支点軸との位置関係を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 かみそり本体の上部に、外刃と該外刃の
内面に摺接して往復動可能な内刃とを有する複数の刃ユ
ニットが並設された刃ヘッド部を前後方向に回動可能に
備えた電気かみそりにおいて、 前記かみそり本体内の駆動源から高さ方向に複数箇所で
連繋したジョイント部を介して供給された回転駆動を、
互いに逆向きとなる往復駆動へ変換して前記刃ユニット
へ駆動伝達する複数の振動部材が、少なくとも1以上設
けられた偏芯ジョイント部の上下で位相がほぼ反転した
位置に立設された複数の偏芯ピンに連繋して設けられて
いることを特徴とする電気かみそり。 - 【請求項2】 前記かみそり本体の上部に回動可能に支
持された刃ヘッド部のヘッド支点軸は、前記偏芯ジョイ
ント部の上下で振動部材と偏芯ピンとが各々連繋する最
上側の連繋部と最下側の連繋部との間の高さ範囲内に設
けられていることを特徴とする請求項1記載の電気かみ
そり。 - 【請求項3】 前記ヘッド支点軸は、前記偏芯ジョイン
ト部の上下で振動部材と偏芯ピンとが各々連繋する最上
側の連繋部と最下側の連繋部との間のほぼ中央部に設け
られていることを特徴とする請求項2記載の電気かみそ
り。
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