JPH08298532A - データ伝送システム及び信号選択接続装置 - Google Patents

データ伝送システム及び信号選択接続装置

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JPH08298532A
JPH08298532A JP7100864A JP10086495A JPH08298532A JP H08298532 A JPH08298532 A JP H08298532A JP 7100864 A JP7100864 A JP 7100864A JP 10086495 A JP10086495 A JP 10086495A JP H08298532 A JPH08298532 A JP H08298532A
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Isozo Yamaguchi
五十三 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号選択接続装置とデータ端末装置との間に
モデム間データ伝送回線が介在してもデータ端末装置か
らの送信データを取り込んで選択接続し、上位装置に送
信する。 【構成】 通信制御回路12nはモデムからの受信デー
タから同期信号を検出して、同期信号検出信号をCPU
13に与える。CPU13は同期信号検出信号を受ける
と、他の通信制御回路に送信権を与えられているか否か
を確認し、他の通信制御回路に送信権が与えられていな
ければ、通信制御回路12nに送信許可信号を与える。
送信許可信号を受けた通信制御回路12nはデータ端末
装置のデータを送信し主通信制御回路16に与え上位装
置へ送信させる。他の通信制御回路に送信権が与えられ
ている場合には、通信制御回路12nには送信許可を与
えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送システム及び
信号選択接続装置に関し、下位装置である複数のデータ
端末装置と上位装置との間の信号選択と通信に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信システムは、高速デジ
タル網の普及に伴い、モデムによるエンドツエンド(E
nd to End)の通信に止まらず、幹線系をデジ
タル多重化装置(デジタルMUX)で集約し、データ端
末装置(DTE)に近い回線にモデムなどを使用するこ
とが考えられている。
【0003】例えば、JIS−X−5101ではデータ
回線終端装置(DCE)とデータ端末装置との間のイン
タフェース仕様が規定されている。また、データ回線終
端装置に対して複数のデータ端末装置を接続して、いず
れかのデータ端末装置とデータ回線終端装置とを選択し
て接続する選択接続装置が提案されている。このような
選択接続装置は、上記JIS−X−5101のインタフ
ェース使用を満たすように構成することで、必要に応じ
ていずれかのデータ端末装置が、データ回線終端装置と
接続され、回線側の装置と通信を行うことができるので
ある。
【0004】上記JIS−X−5101のインタフェー
ス仕様によれば、データ端末装置から選択接続装置に対
してデータの送信要求信号RSが与えられると、この送
信要求信号RSに対して、他のデータ端末装置とデータ
回線終端装置との間で通信が行われていなければ、送信
許可を与えるために送信可信号CSをオンとしてデータ
端末装置に応答する。一方、上記送信要求信号RSの供
給に対して、他のデータ端末装置とデータ回線終端装置
との間で既に通信が行われている最中であれば、送信許
可を与えず、送信可信号CSをオフで応答する。
【0005】更に、選択接続装置とデータ端末装置との
間がモデム間通信系などによって延長したいというよう
な要望も、構内システムを構築する上である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな選択接続装置とデータ端末装置との間をモデム間通
信系統で延長する場合に、JIS−X−5101のイン
タフェース仕様に従いデータ端末装置から送信要求信号
RSを、例えば、ITU−T勧告V.32、V.32b
isの仕様に従うモデム装置に供給しても、V.32、
V.32bisのモデム装置自身は取り込むことはでき
るが、取り込まれた送信要求信号RSを選択接続装置に
対してその送信要求信号RSを与えるように信号インタ
フェースが備えられていないので、データ端末装置から
モデム装置を介して選択接続装置に要求を与えることは
できず、選択接続装置とデータ端末装置との間にV.3
2、V.32bisのモデム装置を介在させることはで
きなかった。
【0007】このようなことから、回線と構内システム
を接続してデータ通信システムを構築する上で大きい障
害となっていた。
【0008】以上のようなことから、上述のような信号
選択接続装置とデータ端末装置との間にモデム間データ
伝送回線が介在してもデータ端末装置からの送信データ
を取り込んで選択接続し、上位装置に送信することがで
きるデータ伝送システム及び信号選択接続装置の提供が
要請されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、信号
入力端子に与えられるデータ端末装置からの入力信号を
検出し検出信号を出力する通信制御手段を複数備えると
共に、これらの通信制御手段からの検出信号を監視し、
信号入力が検出された通信制御手段に上位装置への送信
可能の権利を与える制御手段を備える信号選択接続装置
に、データ端末装置からデータを与えられるデータ伝送
システムにおいて、以下のような特徴的な構成で上述の
課題を解決するものである。
【0010】つまり、本発明のデータ伝送システムは、
全ての通信制御手段に、入力信号からデータ端末装置デ
ータの同期信号を検出し、同期信号検出信号を上記制御
手段に与える同期信号検出手段を備え、上記制御手段
は、いずれかの通信制御手段から上記同期信号検出信号
を与えられると、その通信制御手段に対して送信可能の
権利を与え、この送信可能の権利を与えられた通信制御
手段は、信号入力端子からの入力信号を上位装置用通信
制御手段を介して上位装置に対して送信を行うものであ
る。
【0011】
【作用】本発明のデータ伝送システムの構成において
は、特に信号選択接続装置の構成に特徴があり、全ての
通信制御手段は、下位装置であるデータ端末装置からの
データ端末装置データの同期信号を検出し、同期信号検
出信号を上記制御手段に与える。これによって制御手段
は、同期信号を検出し、検出を通知した通信制御手段に
対して上位装置への送信許可を与える。この送信許可を
与えられた通信制御手段は、データ端末装置データを上
位装置用通信制御手段を介して上位装置に送信すること
ができるのである。
【0012】以上のような信号選択接続装置の構成で、
データ端末装置からのデータに含まれている同期信号を
検出して送信許可を与えるか否かの判断を行っているた
め、従来のようにデータ端末装置からの送信要求信号を
判定することなく判断できる。従って、データ端末装置
から例えば、モデム間伝送回線を通じて信号入力端子に
与えられても、従来のような問題は起こらず、正常に送
信許可を与えることができ、上述の従来の課題を解決す
ることができるのである。
【0013】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面を用いて説
明する。
【0014】図2は本実施例のデータ伝送システムの構
成図である。この図2において、データ伝送システム
は、信号選択接続装置1と、データ端末装置2、3と、
モデム4、5と、データ回線終端装置6、7と、ホスト
ンコンピュータ8とから構成されている。信号選択接続
装置1の接続コネクタk1には、データ端末装置2が接
続され、接続コネクタknには、モデム4、5間伝送回
線を通じてデータ端末装置3が接続されている。一方、
信号選択接続装置1の接続コネクタJ1には、データ回
線終端装置6が接続されている。データ回線終端装置6
は遠距離回線でホスト側のデータ回線終端装置7に接続
されている。データ回線終端装置7はホストコンピュー
タ8に接続され、データ端末装置2、3が接続されてい
るデータ回線終端装置6との間でデータ伝送を行うもの
である。
【0015】データ端末装置2は、送信データを図3
(a)に示すようにJIS−X−5001の仕様による
調歩同期で発生し、信号選択接続装置1の接続コネクタ
k1に与える。これによって信号選択接続装置1は、入
力データに含まれている調歩同期信号を通信制御回路で
検出すると、CPUに通知し、CPUは、最先に同期信
号を検出した通信制御回路に送信許可を与え、通信制御
回路はデータ端末装置2からのデータをデータ回線終端
装置6に送信する。
【0016】尚、データ端末装置2と、信号選択接続装
置1との間はJIS−X−5101によるデータ回線終
端装置とデータ端末装置とのインタフェース条件とに従
うものであるが、本実施例の信号選択接続装置1におい
ては、従来のような送信要求信号RSを信号選択接続装
置1に与える必要はない。従って、信号選択接続装置1
は、従来のようなRS信号に対して送信可信号CSをデ
ータ端末装置2に与える必要はないのだが、データ端末
装置2には、JIS−X−5101に従う限り送信可C
S信号を取り込むように構成されているので、本実施例
の信号選択接続装置1では、予め強制的に送信可信号C
Sをデータ端末装置2に与えておくことで、データ端末
装置2はいつでも送信データを出力することができるの
である。
【0017】一方、データ端末装置3が送信する場合は
従来と同様に送信要求信号RSをV.32に従うモデム
4に与えるとモデム4は、近距離回線を通じて、V.3
2に基づく対向のモデム5とトレーニングを行い、モデ
ム4は送信可信号CSをデータ端末装置3に応答する。
データ端末装置3は送信データをモデム4に与えると、
この送信データを変調し、変調信号を近距離回線を通じ
てモデム5に与える。モデム5は、変調信号を復調し、
データを再生して信号選択接続装置1の接続コネクタk
nに与える。このデータを受けた信号選択接続装置1の
通信制御回路は入力データから同期信号を検出して、同
期検出信号をCPUに通知し、CPUは、最先に同期信
号を検出した通信制御回路に送信許可を与え、通信制御
回路はデータ端末装置2からのデータをデータ回線終端
装置6に送信する。
【0018】このときの同期信号は、上述のような調歩
同期信号(JIS−X−5001)も良いが、他に、J
IS−X−5002による図3(b)による同期式の信
号を使用することも好ましい。即ち、通信制御回路で同
期信号(SYN)を16ビット検出するものである。
【0019】また、上記JIS−X−5002の他、J
IS−X−5104によるハイレベルデータリング制御
手順を使用することもでき、この場合には、図3(c)
に示すように、先頭のフラグ(8ビット、011111
10)を同期信号として検出こともよい。
【0020】以上のようにしてモデム間伝送回線かのデ
ータから同期信号を検出することで、従来のようなデー
タ端末装置からの送信要求信号RSを検出して送信権を
与える判断を行う必要がないのである。また、信号選択
接続装置1は、従来のような送信要求信号RSを取り込
み、送信可信号CSをモデム5に与える必要もないの
で、配線数が削減されるのである。
【0021】このようにして信号選択接続装置1の通信
制御回路から送信されたデータはデータ回線終端装置6
から遠距離回線へ送信され、ホスト側のデータ回線終端
装置7で受信され、ホストコンピュータ8に与えられ
る。一方、ホストコンピュータ8から送信されたデータ
は、データ回線終端装置7から送信され、遠距離回線を
通じてデータ回線終端装置6に与えられる。データ回線
終端装置6は、受信データを信号選択接続装置1に与
え、ここから同報的に受信データを通信制御回路から出
力され、データ端末装置2、モデム間伝送回線を通じて
データ端末装置3に与えるものである。受信したデータ
のアドレス情報によってデータ端末装置2、3のいずれ
かが応答し、再び送信するものである。
【0022】(信号選択接続装置1): 図1は信号
選択接続装置1の機能構成図である。この図1におい
て、信号選択接続装置1は、接続コネクタk1〜kn、
J1と、インタフェース回路11a〜11nと、通信制
御回路12a〜12nと、CPU13と、プログラムR
OM14と、ワーキングRAM15と、主通信制御回路
16と、主インタフェース回路17とが、メインバス1
9によって主な構成部が接続されて構成されている。
【0023】インタフェース回路11a〜11nは、ド
ライバとレシーバとから構成され、接続コネクタk1〜
knから与えられるデータ端末装置のデータを取り込
み、通信制御回路12a〜12nに与える。また、イン
タフェース回路11a〜11nは、通信制御回路12a
〜12nからのデータを接続コネクタk1〜knからデ
ータ端末装置に与えるために出力する。
【0024】通信制御回路12a〜12nは、インタフ
ェース回路11a〜11nからのデータを受信し、デー
タに含まれる同期信号を検出すると、同期信号検出信号
をCPU13に通知する。CPU13から送信を許可す
る旨の送信許可信号を与えられると通信制御回路12a
〜12nは、受信データを上位装置ために送信し、送信
データはパラレルデータでメインバス19を通じて主通
信制御回路16に与える。また、通信制御回路12a〜
12nは、主通信制御回路16からの受信データをパラ
レルデータで与えられると、パラレル/シリアル変換し
てインタフェース回路11a〜11nに与える。
【0025】CPU13は、プログラムROM14のプ
ログラムによって装置全体を制御するものであって、特
に通信制御回路12a〜12nには最初にデータ端末装
置と同期方式の方法を情報として与える。具体的には、
図3(a)〜(c)のいずれの同期信号を検出するかを
情報として通信制御回路12a〜12nに与え、設定さ
せるのである。
【0026】また、CPU13は、通信制御回路12a
〜12nのいずれから同期信号検出信号を与えられる
と、最先の通信制御回路12a〜11nのいずれかに送
信許可を与えるための送信許可信号を与えるのである。
【0027】プログラムROM14は、CPU13が使
用するプログラムを収容し、CPU13からの命令によ
って読み出される。ワーキングRAMは、CPU13が
処理する上での中間処理データや、種々の同期方式に対
応するための同期方式のデータなども格納しているもの
である。
【0028】主通信制御回路16は、通信制御回路12
a〜12nのいずれかからのパラレルデータをシリアル
データに変換して主インタフェース回路17から接続コ
ネクタJ1から出力させるものである。また、主通信制
御回路16は、主インタフェース回路17で受信された
受信データをシリアル/パラレル変換してパラレルデー
タとして同報的に通信制御回路12a〜12nに与え
る。主インタフェース回路17は、ドライバと、レシー
バとから構成され、主通信制御回路16から送信データ
をドライバで駆動して出力し、上位装置からの受信デー
タはレシーバで受けて、主通信制御回路16に与える。
【0029】(信号選択接続装置1の動作): 接続
コネクタk1にデータ端末装置から送信データが与えら
れると、この送信データは、インタフェース回路11a
から通信制御回路12aに与えられる。尚、通信制御回
路12aは、予めインタフェース回路11aを通じてデ
ータ端末装置に対して送信可信号CSをオンにさせるこ
とで送信し得るように設定しておくものである。
【0030】通信制御回路12aは、データ端末装置か
らの送信データから同期信号を検出し、同期信号検出信
号をCPU13に通知する。この同期信号検出信号を通
知されたCPU13は、他の通信制御回路が通信を行っ
ていなければ、同期信号検出信号を通知した通信制御回
路12aに送信許可信号を与える。この送信許可信号を
与えられた通信制御回路12aはデータ端末装置からの
データを送信し、主通信制御回路16に与える。主通信
制御回路16は与えられたデータを主インタフェース回
路17から上位装置のために出力するのである。
【0031】また、接続コネクタknにモデム間伝送回
線が接続されている場合は、この回線からのデータをイ
ンタフェース回路11nに取り込み、通信制御回路12
nに与える。この通信制御回路12nはモデムからのデ
ータ端末装置の受信データから同期信号を検出して、同
期信号検出信号をCPU13に与える。このCPU13
は同期信号検出信号を受けると、他の通信制御回路が送
信権を与えられているか否かを確認し、他の通信制御回
路に送信権が与えられていなければ、通信制御回路12
nに送信許可信号を与える。この送信許可信号を受けた
通信制御回路12nはデータ端末装置のデータを送信
し、主通信制御回路16に与え、ここから上位装置へ送
信させるのである。尚、他の通信制御回路に送信権が与
えられている場合には、通信制御回路12nには送信許
可を与えないのである。
【0032】以上のようにして、通信制御回路12nと
モデムとの間には、送信要求信号RSや、送信可信号C
Sの授受は不必要となり、配線数を削減することができ
るのである。また、主インタフェース回路17で上位装
置からデータを受信すると、主通信制御回路16に与
え、ここでシリアル/パラレル変換してパラレルデータ
で同報的に全ての通信制御回路12a〜12nに与えら
れる。これらの通信制御回路12a〜12nは与えられ
たパラレルデータをパラレル/シリアル変換してシリア
ルデータをインタフェース回路11a〜11nからデー
タ端末装置に出力させるのである。
【0033】(通信制御回路11a〜11n): 次
に通信制御回路11a〜11nの一例の構成を示す。そ
こで、図4は通信制御回路の構成図である。この図4に
おいて、通信制御回路はシリアル入出力回路(SIO)
111と、マイクロプロセッサ(MP)112と、プロ
グラムROM113と、ワーキングRAM114と、デ
ータバッファ回路114とから構成されている。
【0034】インタフェース回路からのデータはシリア
ル入出力回路111に与えられると、データ端末装置か
らのデータはデータバッファ回路115に一旦記憶保持
し、マイクロプロセッサ112は記憶されているデータ
から、プロラムROM113のプログラムとワーキング
RAM114の同期情報データとを使用して同期信号を
検出する。
【0035】同期信号が検出されるとマイクロプロセッ
サ112は、同期信号検出信号を生成し、シリアル入出
力回路111からメインバスを通じてCPUに与える。
CPUから送信許可信号がくるとマイクロプロセッサ1
12はデータバッファ回路115に送信命令を出し、シ
リアル入出力回路111からシリアリ/パラレル変換し
てメインバスに出力させ、主通信制御回路に与えるもの
である。
【0036】また、CPUから送信許不可信号が与えら
れた場合には、マイクロプロセッサ112はデータバッ
ファ115のデータを送信せず、例えば、ある時間保持
させ、送信許可を得た時点で送信するものである。ま
た、主通信制御回路から受信データを得る場合には、メ
インバスから受けとりマイクロプロセッサ112の命令
によってパラレル/シリアル変換してシリアル入出力回
路111からインタフェース回路へ出力し、データ端末
装置へ与えさせるのである。尚、主通信制御回路16も
上述の図4と同じような構成で実現することができる。
【0037】(実施例の効果): 以上の実施例のデ
ータ伝送システム及び信号選択接続装置1の構成によれ
ば、従来のJIS−X−5101に基づく送信要求信号
RSをデータ端末装置から与えられなくても、信号選択
接続装置1は、複数のデータ端末装置の内、いずれかの
データ端末装置からのデータの同期信号を検出して先着
優先で、特別の制御信号を用いず選択し、主通信制御回
路から上位装置へ送信することができるので、従来の
V.32、V.32bisなどのモデムが存在しても何
等障害なく選択接続を行うことができるのである。
【0038】また、ホスト側からデータ端末側へのデー
タ送信においては、信号選択接続装置1内で全端末に対
して同報的に与えるようにデータ制御しており、特別な
データ制御を行う必要がないので回路構成を簡単にする
ことができる。
【0039】更に、図2において、データ端末装置2が
従来の送信要求RSを使用しないので、他のデータ端末
のデータ送信に影響を与えない。
【0040】また、上述の信号選択接続装置1は、回路
構成が簡単であり、消費電力も小さいものである。以上
のデータ伝送システムを例えば、銀行オンラインシステ
ムに適用することで非常に能率的なシステムを構築する
ことができる。具体的には、ホストコンピュータ8、デ
ータ回線終端装置7は銀行本店のシステムとし、信号選
択接続装置1、データ回線終端装置6、データ端末装置
2、モデム5は銀行支店のシステムとし、モデム4とデ
ータ端末装置3は現金預け払い機などとして構築するこ
とができるのである。
【0041】(他の実施例): (1)尚、以上の実
施例において、モデムの規格としてV.32、V.32
bisの他、V.22、V.22bis、V.34など
も適用することができる。
【0042】(2)また、データ端末装置と信号選択接
続装置との間の同期信号方式は、上述の方式に限るもの
ではなく、例えば、SDLC(Synchrnous
Data Link Control)でも適用するこ
とができる。
【0043】(3)更に、図2において、データ回線終
端装置6は時分割多重装置、データ回線終端装置7は多
重分離装置として構築することもできるのである。これ
によってより大容量のデータ伝送システムを実現するこ
ともできる。
【0044】(4)更にまた、上述の信号選択接続装置
1はポーリング方式による回線集約に適用するものでは
なく、種々の方式による回線選択接続に適用することが
できる。
【0045】
【発明の効果】以上述べた様に本発明の構成は、信号入
力端子に与えられるデータ端末装置からの入力信号を検
出し検出信号を出力する通信制御手段を複数備えると共
に、これらの通信制御手段からの検出信号を監視し、信
号入力が検出された通信制御手段に上位装置への送信可
能の権利を与える制御手段を備える信号選択接続装置
に、データ端末装置からデータを与えられるデータ伝送
システムにおいて、全ての通信制御手段に、入力信号か
らデータ端末装置データの同期信号を検出し、同期信号
検出信号を上記制御手段に与える同期信号検出手段を備
え、上記制御手段は、いずれかの通信制御手段から上記
同期信号検出信号を与えられると、その通信制御手段に
対して送信可能の権利を与え、この送信可能の権利を与
えられた通信制御手段は、信号入力端子からの入力信号
を上位装置用通信制御手段を介して上位装置に対して送
信を行うものである。
【0046】以上のような構成を採ることで、本発明は
信号選択接続装置とデータ端末装置との間にデータ端末
装置やモデム間データ伝送回線などが介在しても、同期
信号を検出してデータ端末装置からの送信データを取り
込んで選択接続し、上位装置に送信することができるデ
ータ伝送システム及び信号選択接続装置を実現すること
ができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の信号選択接続装置の機能構
成図である。
【図2】実施例のデータ伝送システムの構成図である。
【図3】実施例のデータ端末装置と信号選択接続装置と
の同期方式の説明図である。
【図4】実施例の信号選択接続装置の通信制御回路の構
成図である。
【符号の説明】
1…信号選択接続装置、2、3…データ端末装置、4、
5…モデム、6、7…データ回線終端装置、8…ホスト
コンピュータ、11a〜11n…インタフェース回路、
12a〜12n…通信制御回路、13…CPU、14…
プログラムROM、15…ワーキングRAM、16…主
通信制御回路、17…主インタフェース回路、k1〜k
n、J1…接続コネクタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力端子に与えられるデータ端末装
    置からの入力信号を検出し検出信号を出力する通信制御
    手段を複数備えると共に、これらの通信制御手段からの
    検出信号を監視し、信号入力が検出された通信制御手段
    に上位装置への送信可能の権利を与える制御手段を備え
    る信号選択接続装置に、データ端末装置からデータを与
    えられるデータ伝送システムにおいて、 全ての上記通信制御手段は、入力信号からデータ端末装
    置データの同期信号を検出し、同期信号検出信号を上記
    制御手段に与える同期信号検出手段を備え、 上記制御手段は、いずれかの通信制御手段から上記同期
    信号検出信号を与えられると、その通信制御手段に対し
    て送信可能の権利を与え、 この送信可能の権利を与えられた通信制御手段は、信号
    入力端子からの入力信号を上記上位装置用通信制御手段
    を介して上位装置に対して送信を行うことを特徴とする
    データ伝送システム。
  2. 【請求項2】 上記信号入力端子のいずれか1以上にモ
    デム間データ伝送回線を通じてデータ端末装置のデータ
    を与えられることを特徴とする請求項1記載のデータ伝
    送システム。
  3. 【請求項3】 上記上位装置用通信制御手段は、上位装
    置からの受信信号を同報的に全ての上記通信制御手段に
    与え、上記制御手段は、全ての上記通信制御手段から受
    信信号を各信号出力端子を通じて全ての上記データ端末
    装置へ出力させる制御を行うことを特徴とする請求項1
    又は2記載のデータ伝送システム。
  4. 【請求項4】 信号入力端子に与えられる入力信号を検
    出し検出信号を出力する通信制御手段を複数備えると共
    に、これらの通信制御手段からの検出信号を監視し、信
    号入力が検出された通信制御手段に上位装置への送信可
    能の権利を与える制御手段を備える信号選択接続装置に
    おいて、 全ての上記通信制御手段は、入力信号から同期信号を検
    出し、同期信号検出信号を上記制御手段に与える同期信
    号検出手段を備え、 上記制御手段は、いずれかの通信制御手段から上記同期
    信号検出信号を与えられると、その通信制御手段に対し
    て送信可能の権利を与え、 この送信可能の権利を与えられた通信制御手段は、信号
    入力端子からの入力信号を上記上位装置用通信制御手段
    を介して上位装置に対して送信を行うことを特徴とする
    信号選択接続装置。
JP10086495A 1995-04-25 1995-04-25 データ伝送システム及び信号選択接続装置 Expired - Fee Related JP3483342B2 (ja)

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