JPH08298292A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH08298292A
JPH08298292A JP8153965A JP15396596A JPH08298292A JP H08298292 A JPH08298292 A JP H08298292A JP 8153965 A JP8153965 A JP 8153965A JP 15396596 A JP15396596 A JP 15396596A JP H08298292 A JPH08298292 A JP H08298292A
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JP
Japan
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region
circuit
diffusion
input
area
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Application number
JP8153965A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Men
清志 面
Kazuhiro Otani
一弘 大谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH08298292A publication Critical patent/JPH08298292A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部回路形成領域4でのラッチアップ現象を
防止することができ、内部回路形成領域4のチップ面積
を減少させる半導体集積回路を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 入力回路または出力回路を構成する拡散
素子のうち、入力端子または出力端子に接続する拡散素
子を入力端子または出力端子が形成される領域1と接す
る側(領域2)に形成し、領域2に形成した拡散素子を
除く拡散素子を内部回路形成領域4と接する側(領域
3)に形成することにより、入力端子または出力端子に
接続した拡散素子から内部回路へ基板電流が流れ込むの
をしゃ断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に係
り、詳しくは、CMOS集積回路の内部回路形成領域に
おけるラッチアップ現象防止に関する。
【0002】
【従来の技術】ラッチアップ現象発生の要因は、外部よ
り入力端子または出力端子を通し電荷が流入した場合
に、電荷が入力端子または出力端子に隣接した拡散領域
より基板に流れ込み、基板電流となり寄生トランジスタ
を動作させるためである。
【0003】以下、従来の半導体集積回路について図面
を参照しながら説明する。図4は従来の半導体集積回路
の配置例を示すものである。
【0004】図4において、5は入力端子または出力端
子形成領域、6は入力回路または出力回路の形成領域、
7は内部回路形成領域を示す。従来の半導体集積回路で
は、ラッチアップ現象防止対策を入力回路または出力回
路の形成領域6及び内部回路形成領域7にそれぞれ設け
ていた。
【0005】この従来のラッチアップ現象防止対策を以
下、説明する。入力回路または出力回路の形成領域6及
び内部回路形成領域7のそれぞれの領域では、電界効果
型PチャンネルMOSトランジスタ(以下、Pチャンネ
ルMOSFETと表す)と電界効果型NチャンネルMO
Sトランジスタ(以下、NチャンネルMOSFETと表
す)とを分離形成し、その間に基板と同一導電形の拡散
領域を形成し、基板電流を拡散領域に吸収さすことによ
って、PチャンネルMOSFETとNチャンネルMOS
FETとの間の電気的経路をしゃ断し、寄生トランジス
タを動作させないようにしてラッチアップ対策をしてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体集積回路では、ラッチアップ対策のために、入力
回路または出力回路形成領域だけではなく内部回路形成
領域でもPチャンネルMOSFETとNチャンネルMO
SFETとを分離形成していたため、半導体基板(チッ
プ)面積を減少させることが難しいという問題があっ
た。また、基板電流を拡散領域に吸収さすことでラッチ
アップ対策をしていたが、従来のラッチアップ対策で
は、充分には基板電流を吸収することはできないという
問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、内部
回路形成領域でのラッチアップ現象を防止することがで
き、内部回路形成領域のチップ面積を減少させる半導体
集積回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラッチアップ
現象の原因となる寄生トランジスタの形成に着目し、半
導体基板に入力端子または出力端子が形成される領域
(第1の領域)と内部回路が形成される領域(第3の領
域)との間の入力回路または出力回路が形成される領域
(第2の領域)において、入力回路または出力回路を構
成する拡散素子のうち入力端子または出力端子に接続す
る拡散素子全てを入力端子または出力端子が形成される
領域と接する側の領域(第4の領域)に形成し、入力回
路または出力回路を構成する拡散素子のうち入力端子ま
たは出力端子に接続する拡散素子を除く全ての拡散素子
を内部回路が形成される領域と接する側の領域(第5の
領域)に配置することを特徴とするものである。本発明
では、寄生トランジスタの原因となる拡散素子が内部回
路に接する領域に形成されないので、入力端子または出
力端子に接続した拡散素子から内部回路への基板電流が
流れ込むのをしゃ断することができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態を示す配置図で
あり、1は入力端子または出力端子形成領域、2は入力
回路または出力回路を形成する拡散素子のうち入力端子
または出力端子に接続する拡散素子を形成する領域、3
は分離領域で、入力回路または出力回路を形成する拡散
素子のうち入力端子または出力端子に接続する拡散素子
を除く全ての拡散素子が形成される。4は内部回路形成
領域を示す。
【0011】以下、入力端子または出力端子に接続する
拡散素子を形成する領域2または分離領域3に形成され
る入力回路または出力回路の一例を、図2及び図3を参
照しながら説明する。
【0012】図2は入力回路をCMOSインバータで構
成した例を示す図である。8は入力端子、14は内部回
路と接続する信号線である。PチャンネルMOSFET
12およびNチャンネルMOSFET13でCMOSイ
ンバータを構成しており、PチャンネルMOSFET1
2のソースは電源に、NチャンネルMOSFET13の
ソースは接地されている。そして、PチャンネルMOS
FET12およびNチャンネルMOSFET13のドレ
インは内部回路と接続する信号線14と接続されてい
る。また、PチャンネルMOSFET12およびNチャ
ンネルMOSFET13のゲートは入力端子8に接続さ
れている。PチャンネルMOSFET12のソースと入
力端子8の間にはダイオード9が形成され、Nチャンネ
ルMOSFET13のソースと入力端子8の間には、ダ
イオード10が形成される。さらに、PチャンネルMO
SFET12及びNチャンネルMOSFET13のゲー
トと入力端子8の間には、拡散抵抗11が形成される。
【0013】図3は出力回路をCMOSインバータで構
成した例を示す図である。15は出力端子、21は内部
回路と接続する信号線である。PチャンネルMOSFE
T19およびNチャンネルMOSFET20でCMOS
インバータを構成しており、PチャンネルMOSFET
19のソースは電源に、NチャンネルMOSFET20
のソースは接地されている。そして、PチャンネルMO
SFET19およびNチャンネルMOSFET20のゲ
ートは、信号線21に接続されている。また、Pチャン
ネルMOSFET19およびNチャンネルMOSFET
20のドレインは出力端子15に接続されている。Pチ
ャンネルMOSFET19のソースと出力端子15の間
には、ダイオード16が形成され、NチャンネルMOS
FET20のソースと出力端子15の間には、ダイオー
ド17が形成される。さらに、PチャンネルMOSFE
T19及びNチャンネルMOSFET20のドレインと
出力端子15の間には、拡散抵抗18が形成される。
【0014】なお、図2及び図3では入力端子及び出力
端子を別々に構成しているが、入力端子と出力端子を共
通とし、入出力端子や、入力回路または出力回路を構成
しても何ら問題はない。
【0015】次に、図2及び図3を参照に説明した入力
回路及び出力回路の例を用いて、図1に示した入力端子
または出力端子に接続する拡散素子を形成する領域2及
び分離領域3の配置について、詳細に説明する。
【0016】上記して説明したように、2は入力回路ま
たは出力回路を形成する拡散素子のうち入力端子または
出力端子に接続する拡散素子を形成する領域であり、図
2に示す入力回路を構成する拡散素子では、ダイオード
9及び10、拡散抵抗11がつくり込まれる。そして、
分離領域3には、入力端子8に直接、拡散領域が接続さ
れない拡散素子であるPチャンネルMOSFET12及
びNチャンネルMOSFET13をつくり込む。
【0017】また、図3に示す出力回路を構成する拡散
素子では、ダイオード16、17および拡散抵抗18、
ならびに、PチャンネルMOSFET19のドレイン
部、NチャンネルMOSFET20のドレイン部が出力
端子15と拡散領域が接続する拡散素子に該当し、これ
らの各拡散素子を入力端子または出力端子に接続する拡
散素子を形成する領域2につくり込む。
【0018】以上のように本発明の実施の形態では、入
力端子または出力端子と接続した拡散素子を内部回路と
分離した位置に配置形成するため、入力端子または出力
端子と内部回路とを接続する寄生トランジスタが形成さ
れない。このため内部回路形成領域4に対してラッチア
ップ現象の原因となる基板電流の電気的経路をしゃ断す
る働きをし、内部回路形成領域4でラッチアップ現象が
起こりにくくなる。しかも、従来のラッチアップ現象対
策のようにPチャンネルMOSFETとNチャンネルM
OSFETを分離形成するのではなく、拡散素子の配置
を限定しているだけなので、チップ面積が増大すること
もない。
【0019】また、入力回路または出力回路に従来の技
術と同様に、ラッチアップ防止策を設ければ、入力回路
または出力回路の面積は従来通りであるが、内部回路に
ラッチアップ防止策を設けなくてすむので、全体として
のチップ面積を減少させることができる。なお、入力回
路または出力回路にラッチアップ防止策を設ければ、入
力回路または出力回路における基板電流は、ラッチアッ
プ防止策を設けない場合と比較してかなり減少されるの
で、本発明と組み合わせることによって、内部回路形成
領域4のラッチアップ現象対策で、より大きな効果が得
られる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、内部回路と、入
力端子または出力端子に接続した拡散素子とが直接、接
する構成をとらないので、入力端子または出力端子に接
続した拡散素子から内部回路へ、ラッチアップ現象の原
因となる基板電流の流れ込みをしゃ断することができ内
部回路形成領域ではラッチアップ現象が起こりにくくな
る。
【0021】さらに、入力回路または出力回路形成領域
にラッチアップ現象対策を行えば、内部回路形成領域に
おけるラッチアップ現象はほとんどなくなり、ラッチア
ップ現象防止策を内部回路形成領域には設けなくてす
み、内部回路の面積を減少させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す配置図
【図2】入力回路の一例を示す図
【図3】出力回路の一例を示す図
【図4】従来例を示す配置図
【符号の説明】
1 入力端子または出力端子形成領域 2 入力端子または出力端子に接続する拡散素子を形成
する領域 3 分離領域 4 内部回路形成領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に入力端子が形成される第1
    の領域と、ダイオード、拡散抵抗、及び、CMOSイン
    バータで構成される入力回路が形成される第2の領域
    と、内部回路が形成される第3の領域とを有し、前記第
    2の領域は前記第1の領域と第3の領域との間に配置
    し、前記第2の領域は、前記第1の領域と接する第4の
    領域と前記第3の領域と接する第5の領域とを有し、前
    記入力回路を構成する拡散素子のうち前記入力端子に接
    続する拡散素子全てを前記第4の領域に配置し、前記入
    出力回路のうち前記第4の領域に配置した拡散素子を除
    く全ての拡散素子を第5の領域に配置し、前記CMOS
    インバータを構成する電界効果型PチャンネルMOSト
    ランジスタと電界効果型NチャンネルMOSトランジス
    タのドレイン部及びソース部のうち、各々一方の種類の
    電極を、各々他方の種類の電極に比し前記第1の領域側
    に配置することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 半導体基板に出力端子が形成される第1
    の領域と、ダイオード、拡散抵抗、及び、CMOSイン
    バータで構成される出力回路が形成される第2の領域
    と、内部回路が形成される第3の領域とを有し、前記第
    2の領域は前記第1の領域と第3の領域との間に配置
    し、前記第2の領域は、前記第1の領域と接する第4の
    領域と前記第3の領域と接する第5の領域とを有し、前
    記出力回路を構成する拡散素子のうち前記出力端子に接
    続する拡散素子全てを前記第4の領域に配置し、前記入
    出力回路のうち前記第4の領域に配置した拡散素子を除
    く全ての拡散素子を第5の領域に配置し、前記CMOS
    インバータを構成する電界効果型PチャンネルMOSト
    ランジスタと電界効果型NチャンネルMOSトランジス
    タのドレイン部及びソース部のうち、各々一方の種類の
    電極を、各々他方の種類の電極に比し前記第1の領域側
    に配置することを特徴とする半導体集積回路。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5788774A (en) * 1980-11-25 1982-06-02 Hitachi Ltd Semiconductor device
JPS6132562A (ja) * 1984-07-25 1986-02-15 Hitachi Ltd 半導体装置
JPS6151958A (ja) * 1984-08-22 1986-03-14 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置

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