JP2970826B2 - 保護回路内蔵ic及び表示装置駆動用ic - Google Patents

保護回路内蔵ic及び表示装置駆動用ic

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JP2970826B2 JP4319413A JP31941392A JP2970826B2 JP 2970826 B2 JP2970826 B2 JP 2970826B2 JP 4319413 A JP4319413 A JP 4319413A JP 31941392 A JP31941392 A JP 31941392A JP 2970826 B2 JP2970826 B2 JP 2970826B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、保護回路内蔵IC及
び表示装置駆動用ICに関し、詳しくは、静電破壊等か
ら内部回路を保護すべく2つの外部端子間に保護回路を
有する保護回路内蔵IC及び表示装置駆動用ICに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ICは外部から放電等に起因する不所望
な電圧をその外部端子に受けることがある。このような
例としては、人体に帯電していた静電気が触れたICに
放電される場合等が、典型的である。かかる場合、IC
の内部回路が破壊されることもある。特に高絶縁性のM
OSトランジスタを有するICでは内部回路の破壊が多
々発生する。これは、内部回路の素子に印加される本来
の電圧に対して逆方向の電圧や過大な電圧が不所望に印
加されることによるものであり、特に電源・接地用外部
端子間や、オープンドレイン出力用外部端子等に放電さ
れたとき等に、かかる事態が発生しやすい。そこで、か
かる不所望な電圧から内部回路を保護すべく、IC内に
おいてこれらの外部端子間に保護回路が設けられる。
【0003】図2に、その保護回路の具体例を示す。I
C10内において、保護回路13は並列に接続されたダ
イオードD1とトランジスタTr1とから構成され、内
部回路(図示せず)への電源電圧を供給するための電源
Vcc用の外部端子11と接地GND用の外部端子12と
の間に設けられている。ダイオードD1は、外部端子1
1と外部端子12との間に逆バイアス電圧が印加された
場合に、外部端子12から外部端子11へ向かって流れ
る電流を順方向電流として流す。
【0004】一方、トランジスタTr1は、スレッシュ
ホールドレベルが内部回路の動作電圧以上で耐圧以下の
所定値に設定されている。そして、外部端子11と外部
端子12との間に不所望な高電圧が印加されると外部端
子11から外部端子12へ向かって流れる電流をバイパ
スして流す。これによって、内部回路が保護される。な
お、同様にして、ダイオードD2とトランジスタTr2
とからなる保護回路16によって、例えばLEDやLC
D等駆動用の外部端子14と外部端子15との間に印加
される不所望な電圧からトランジスタTr3が保護され
る。
【0005】図3に、この保護回路13の従来の具体的
な構造を示す。ここで、ハッチングで示される部分は、
フィールド酸化膜である。なお、配線下の領域を明示す
べく配線は太線を以て表示する。また、断面図内に破線
で対応する領域についての等価回路も付記する。この保
護回路13のダイオードD1とトランジスタTr1は、
一応隣接して設けられているが、それぞれ独立した領域
が割り当てられ、さらに配線によって並列に接続されて
いる。そして、それぞれが上述の保護機能を分担してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の保護
回路内蔵IC及び表示装置駆動用ICでは、保護対象の
内部回路に接続された2つの外部端子間にダイオードと
トランジスタとからなる保護回路を有する。しかし、か
かる保護回路は、想定される最悪の状態での大電流をも
流し得ることが必要とされる。そうでなければ、内部回
路を保護しきれない。このため、この保護回路の占める
面積は大きくなりがちである。回路記号上は単に1個の
ダイオードと1個のトランジスタであるが、最大電流に
対応して各々がかなり広い面積を占める。よって、これ
らが個別の領域に設けられた保護回路全体としての面積
は、内部回路の面積に比べて無視できる程小さなもので
はない。
【0007】このように保護回路の占めるICチップ内
での割合が大きいと、保護回路内蔵ICは、ICチップ
が大きくなってICの収率が低くなる。これでは、生産
性が良くないので、不都合である。この発明の目的は、
このような従来技術の問題点を解決するものであって、
コンパクトな構造の保護回路を内蔵する保護回路内蔵I
C及び表示装置駆動用ICを実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するこ
の発明の保護回路内蔵ICおよび表示装置駆動用IC
構成は、第1の外部端子と第2の外部端子と第1の動作
回路とダイオードとダイオード接続のMOSトランジス
タとを有していて、第1の動作回路は第1の外部端子と
第2の外部端子とを介して所定の電圧レベルの動作電圧
を受けることによってこの電圧の範囲で動作し、ダイオ
ードは第1の外部端子と第2の外部端子との間に動作電
圧に対して逆向きの電圧が印加されると第2の外部端子
と第1の外部端子との間で逆向きの電圧の向きに従う向
きの電流を順方向電流として流すことにより逆向きの電
圧から第1の動作回路を保護し、MOSトランジスタは
第1の外部端子と第2の外部端子との間に印加される動
作電圧と同向きの電圧かつ動作電圧以上の所定の保護す
べき電圧(前記動作電圧以上で前記第1の回路の耐圧以
下の所定の電圧レベル)に達すると第1の外部端子と第
2の外部端子との間で同向きの電圧の向きに従う向きの
電流をバイパスすることにより第1の外部端子と第2の
外部端子との間における動作電圧と同向きの過大電圧か
ら前記第1の動作回路を保護する保護回路内蔵ICであ
って、MOSトランジスタが、半導体基板の表面にN型
あるいはP型の何れかで形成されたソース及びドレイン
の何れか一方の第1の領域と、この第1の領域の外側に
隣接して設けられたフィールド酸化膜を介してこのフィ
ールド酸化膜の外側に隣接して設けられたソース及びド
レインの何れか他方の第1の領域と同型の第2の領域と
を有し、フィールド酸化膜がゲート絶縁膜とされ、第2
の領域のさらに外側に隣接して、第1の領域がN型のと
きにはP型の第3の領域が設けられ、第1の領域がP型
のときにはN型の第3の領域が設けられ、第2の領域と
第3の領域が接続されて第1領域との間でダイオードと
MOSトランジスタとが一体として形成されるものであ
る。
【0009】
【作用】このような構成のこの発明の保護回路内蔵IC
にあっては、保護回路は一体として形成されたダイオー
ドとトランジスタからなり、そのかなりの部分の領域が
トランジスタ用の領域としてばかりでなくダイオード用
の領域としても兼用される。その上、ソースとドレイン
とがフィールド酸化膜を挟む構造でMOSトランジスタ
を形成しているので、この発明の保護回路の占める面積
は小さくなる。その結果、コンパクトな構造の保護回路
を内蔵する保護回路内蔵ICを実現することができる。
【0010】
【実施例】図1に、この発明の保護回路内蔵ICの一実
施例としてその特徴部分である保護回路の具体的な構造
を示す。(a)はその平面図であり、(b)はその断面
図であり、これらは、実測図では却って判り難いので模
式的な図を以て示す。なお、ハッチングで強調されて示
される部分は、フィールド酸化膜である。また、配線下
の領域を明示すべく配線は太線を以て表示するが、断面
図においては電極部分の配線パターンも破線で以て配線
の太線に重ねて示す。さらに、断面図内には破線で以て
対応する領域についての等価回路をも参考として付記す
る。
【0011】ここで、131はIC本来の動作時には外
部端子(図2の11参照)を介して電源電圧Vccを受け
るべき配線11aが接続されたN型領域であり、132
はやはり配線11aの接続されたゲート下におけるゲー
ト絶縁膜としてのフィールド酸化膜であり、133は他
の外部端子(図2の12参照)を介して接地されるべき
配線12aが接続されたN型領域である。これらは、領
域131をドレインとし、フィールド酸化膜132上方
における配線11aの一部をゲートとし、フィールド酸
化膜132直下におけるP型サブストレート135の一
部をチャネルとし、領域133をソースとして、いわゆ
るフィールドトランジスタTr1を構成する。
【0012】また、134は領域133に隣接する領域
であって領域131の反対側に当たる領域内において領
域133に隣接して設けられたP型領域である。この領
域134は、領域133と共に配線12aに接続され
る。これにより、P型領域134とP型サブストレート
135とN型領域131とは、配線12aから配線11
aに向かう方向を順方向とするダイオードD1を構成す
る。なお、この例ではこれらの領域131,133,1
34はP型サブストレート135上に設けられている
が、P型ウェル上に設けられてもよい。
【0013】このようにフィールドトランジスタTr1
のソース領域133に隣接して領域134をも設けたこ
とにより、フィールドトランジスタTr1とダイオード
D1とが一体として形成され、領域131をフィールド
トランジスタTr1のドレイン領域としてばかりでなく
ダイオードD1のアノード領域としても用いることがで
きる。したがって、ダイオードD1のアノード領域を別
個に割り当てる必要がないので、保護回路全体の占める
面積が少なくて済む。また、領域が減少したことに伴い
そこへの配線に要する面積等も減るので、これによって
も保護回路の占める面積は少なくて済む。
【0014】次に、かかる構成のダイオードD1とトラ
ンジスタTr1とからなる保護回路の動作を説明する。
ダイオードD1は、本来相対的に正の電圧側に置かれる
べき外部端子(11)に接続される配線11aと本来相
対的に負の電圧側に置かれるべき外部端子(12)に接
続される配線12aとの間に逆向きの電圧が印加された
場合に、配線12aから配線11aへ向かって流れる電
流を順方向電流として流す。
【0015】このため、逆向きの電圧はダイオードD1
の順方向降下電圧に対応した極めて僅かなレベルに抑制
される。そこで、このダイオードD1の働きにより、配
線11aと配線12aとの間に設けられている内部回路
には、この内部回路の動作電圧に対して逆向きの電圧
は、ほとんど印加されなくなる。これにより不所望な逆
向きの電圧から内部回路が保護される。
【0016】トランジスタTr1は、フィールド酸化膜
132をゲート膜とするいわゆるフィールドトランジス
タであることから、配線11aと配線12aとの間に印
加される電圧が内部回路の動作電圧程度では導通しな
い。もっとも、そのスレッシュホールドレベルは内部回
路の耐圧以下で導通する。これは、フィールド酸化膜1
32直下におけるいわゆるチャネルストッパーの濃度を
調整することによって、容易に設定可能である。そし
て、トランジスタTr1がなかったとすると内部回路の
耐圧を超えるであろう不所望な高電圧が配線11aと配
線12aとの間に印加されると、配線11aから配線1
2aへ向かって流れる電流をバイパスして流す。
【0017】このため、順方向の高電圧はトランジスタ
Tr1のスレッシュホールドレベルに対応して内部回路
の耐圧以下に抑制される。そこで、配線11aと配線1
2aとの間に設けられている内部回路には、内部回路の
耐圧を超えるような不所望に大きな順方向の高電圧は印
加されることがなくなる。これによって、動作電圧と同
向きの過大電圧から内部回路が保護される。なお、配線
11aと配線12aとの間に本来の動作電圧レベルの電
源電圧が印加された場合には、ダイオードD1もトラン
ジスタTr1も導通しないので、保護回路によって内部
回路の正常な動作が妨げられるという不都合はない。
【0018】このように、内部回路の動作電圧と同向き
の高電圧に対処するためのトランジスタと逆向きの電圧
に対処するためのダイオードとが一体としてコンパクト
に形成された保護回路を備えることにより、この発明の
保護回路内蔵ICはその性能・機能を損なうことなく、
チップサイズが小さなものとなる。以上、電源用外部端
子間にN型MOSトランジスタを有する保護回路を具備
する場合を例として説明してきたが、P型MOSトラン
ジスタを有する保護回路を具備する場合についてもほぼ
同様であり、また、図2の保護回路16の如く入出力用
外部端子間に保護回路を有する場合も同様の作用効果で
ある。なお、トランジスタに併せてダイオードを形成す
る如く述べてきたが、これは説明の都合上単にトランジ
スタを先に説明したためであり、ダイオードに併せてト
ランジスタを形成しても同じであり、要するにこれらを
一体として形成すればよい。なお、本発明は表示装置の
駆動にも適しており、かかる対象への適用に際しては表
示装置駆動用ICとして実現される。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明にあっては、保護回路に割り当てられた領域のかな
りの部分がトランジスタ用の領域としてばかりでなくダ
イオード用の領域としても兼用される。その上、ソース
とドレインとがフィールド酸化膜を挟む構造でMOSト
ランジスタを形成しているので、保護回路の占める面積
は小さくなる。したがって、コンパクトな構造の保護
回路を内蔵する保護回路内蔵ICを実現することがで
き、その結果、保護回路内蔵ICのチップサイズが縮小
して収率が上がり、生産性が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の保護回路内蔵ICの一実施
例についての構造説明図である。
【図2】図2は、保護回路内蔵ICについての回路レベ
ルでの説明図である。
【図3】図3は、従来の保護回路内蔵ICについての構
造説明図である。
【符号の説明】
10 IC 11,12 外部端子 13 保護回路 14,15 外部端子 16 保護回路 131 N型領域 132 フィールド酸化膜 133 N型領域 134 P型領域 135 P型サブストレート

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の外部端子と第2の外部端子と第1の
    動作回路とダイオードとダイオード接続のMOSトラン
    ジスタとを有し、前記第1の動作回路は前記第1の外部
    端子と前記第2の外部端子とを介して所定の電圧レベル
    の動作電圧を受けることによってこの電圧の範囲で動作
    し、前記ダイオードは前記第1の外部端子と前記第2の
    外部端子との間に前記動作電圧に対して逆向きの電圧が
    印加されると前記第2の外部端子と前記第1の外部端子
    との間で前記逆向きの電圧の向きに従う向きの電流を順
    方向電流として流すことにより前記逆向きの電圧から前
    記第1の動作回路を保護し、前記MOSトランジスタは
    前記第1の外部端子と前記第2の外部端子との間に印加
    される前記動作電圧と同向きの電圧でかつ前記動作電圧
    以上の所定の保護すべき電圧に達すると前記第1の外部
    端子と前記第2の外部端子との間で前記同向きの電圧の
    向きに従う向きの電流をバイパスすることにより前記第
    1の外部端子と前記第2の外部端子との間における前記
    動作電圧と同向きの過大電圧から前記第1の動作回路を
    保護する保護回路内蔵ICであって、 前記MOSトランジスタは、半導体基板の表面に形成さ
    れたN型のソース及びドレインの何れか一方の第1の領
    域と、この第1の領域の外側に隣接して設けられたフィ
    ールド酸化膜を介してこのフィールド酸化膜の外側に隣
    接して設けられた前記ソース及び前記ドレインの何れか
    他方の前記第1の領域と同型の第2の領域とを有し、前
    記フィールド酸化膜がゲート絶縁膜とされ、前記第2の
    領域のさらに外側に隣接してP型の第3の領域が設けら
    れ、前記第2の領域と前記第3の領域が接続されて前記
    第1領域との間で前記ダイオードと前記MOSトランジ
    スタとが一体として形成されることを特徴とする保護回
    路内蔵IC。
  2. 【請求項2】第1の外部端子と第2の外部端子と第1の
    動作回路とダイオードとダイオード接続のMOSトラン
    ジスタとを有し、前記第1の動作回路は前記第1の外部
    端子と前記第2の外部端子とを介して所定の電圧レベル
    の動作電圧を受けることによってこの電圧の範囲で動作
    し、前記ダイオードは前記第1の外部端子と前記第2の
    外部端子との間に前記動作電圧に対して逆向きの電圧が
    印加されると前記第2の外部端子と前記第1の外部端子
    との間で前記逆向きの電圧の向きに従う向きの電流を順
    方向電流として流すことにより前記逆向きの電圧から前
    記第1の動作回路を保護し、前記MOSトランジスタは
    前記第1の外部端子と前記第2の外部端子との間に印加
    される前記動作電圧と同向きの電圧でかつ前記動作電圧
    以上の所定の保護すべき電圧に達すると前記第1の外部
    端子と前記第2の外部端子との間で前記同向きの電圧の
    向きに従う向きの電流をバイパスすることにより前記第
    1の外部端子と前記第2の外部端子との間における前記
    動作電圧と同向きの過大電圧から前記第1の動作回路を
    保護する保護回路内蔵ICであって、 前記MOSトランジスタは、半導体基板の表面に形成さ
    れたP型のソース及びドレインの何れか一方の第1の領
    域と、この第1の領域の外側に隣接して設けられたフィ
    ールド酸化膜を介してこのフィールド酸化膜の外側に隣
    接して設けられた前記ソース及び前記ドレインの何れか
    他方の前記第1の領域と同型の第2の領域とを有し、前
    記フィールド酸化膜がゲート絶縁膜とされ、前記第2の
    領域のさらに外側に隣接してN型の第3の領域が設けら
    れ、 前記第2の領域と前記第3の領域が接続されて前記第1
    領域との間で前記ダイオードと前記MOSトランジスタ
    とが一体として形成されることを特徴とする保護回路内
    蔵IC
  3. 【請求項3】第1の外部端子と第2の外部端子と第1の
    動作回路とダイオードとダイオード接続のMOSトラン
    ジスタとを有し、前記第1の動作回路は前記第1の外部
    端子と前記第2の外部端子とを介して所定の電圧レベル
    の動作電圧を受けることによってこの電圧の範囲で動作
    し、前記ダイオードは前記第1の外部端子と前記第2の
    外部端子との間に前記動作電圧に対して逆向きの電圧が
    印加されると前記第2の外部端子と前記第1の外部端子
    との間で前記逆向きの電圧の向きに従う向きの電流を順
    方向電流として流すことにより前記逆向きの電圧から前
    記第1の動作回路を保護し、前記MOSトランジスタは
    前記第1の外部端子と前記第2の外部端子との間に印加
    される前記動作電圧と同向きの電圧でかつ前記動作電圧
    以上の所定の保護すべき電圧に達すると前記第1の外部
    端子と前記第2の外部端子との間 で前記同向きの電圧の
    向きに従う向きの電流をバイパスすることにより前記第
    1の外部端子と前記第2の外部端子との間における前記
    動作電圧と同向きの過大電圧から前記第1の動作回路を
    保護する表示装置駆動用ICであって、 前記MOSトランジスタは、半導体基板の表面に形成さ
    れたN型のソース及びドレインの何れか一方の第1の領
    域と、この第1の領域の外側に隣接して設けられたフィ
    ールド酸化膜を介してこのフィールド酸化膜の外側に隣
    接して設けられた前記ソース及び前記ドレインの何れか
    他方の前記第1の領域と同型の第2の領域とを有し、前
    記フィールド酸化膜がゲート絶縁膜とされ、前記第2の
    領域のさらに外側に隣接してP型の第3の領域が設けら
    れ、 前記第2の領域と前記第3の領域が接続されて前記第1
    領域との間で前記ダイオードと前記MOSトランジスタ
    とが一体として形成されることを特徴とする表示装置駆
    動用IC。
  4. 【請求項4】第1の外部端子と第2の外部端子と第1の
    動作回路とダイオードとダイオード接続のMOSトラン
    ジスタとを有し、前記第1の動作回路は前記第1の外部
    端子と前記第2の外部端子とを介して所定の電圧レベル
    の動作電圧を受けることによってこの電圧の範囲で動作
    し、前記ダイオードは前記第1の外部端子と前記第2の
    外部端子との間に前記動作電圧に対して逆向きの電圧が
    印加されると前記第2の外部端子と前記第1の外部端子
    との間で前記逆向きの電圧の向きに従う向きの電流を順
    方向電流として流すことにより前記逆向きの電圧から前
    記第1の動作回路を保護し、前記MOSトランジスタは
    前記第1の外部端子と前記第2の外部端子との間に印加
    される前記動作電圧と同向きの電圧でかつ前記動作電圧
    以上の所定の保護すべき電圧に達すると前記第1の外部
    端子と前記第2の外部端子との間で前記同向きの電圧の
    向きに従う向きの電流をバイパスすることにより前記第
    1の外部端子と前記第2の外部端子との間における前記
    動作電圧と同向きの過大電圧から前記第1の動作回路を
    保護する表示装置駆動用ICであって、 前記MOSトランジスタは、半導体基板の表面に形成さ
    れたP型のソース及びドレインの何れか一方の第1の領
    域と、この第1の領域の外側に隣接して設けられたフィ
    ールド酸化膜を介してこのフィールド酸化膜の外側に隣
    接して設けられ た前記ソース及び前記ドレインの何れか
    他方の前記第1の領域と同型の第2の領域とを有し、前
    記フィールド酸化膜がゲート絶縁膜とされ、前記第2の
    領域のさらに外側に隣接してN型の第3の領域が設けら
    れ、 前記第2の領域と前記第3の領域が接続されて前記第1
    領域との間で前記ダイオードと前記MOSトランジスタ
    とが一体として形成されることを特徴とする表示装置駆
    動用IC。
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