JPH08297815A - モジュレーション測定装置 - Google Patents

モジュレーション測定装置

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JPH08297815A
JPH08297815A JP10254695A JP10254695A JPH08297815A JP H08297815 A JPH08297815 A JP H08297815A JP 10254695 A JP10254695 A JP 10254695A JP 10254695 A JP10254695 A JP 10254695A JP H08297815 A JPH08297815 A JP H08297815A
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JP
Japan
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waveform
envelope waveform
modulation
output
conversion circuit
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Application number
JP10254695A
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English (en)
Inventor
浩仁 ▲高▼橋
Hirohito Takahashi
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生出力波形のモジュレーションを測定する
場合、測定方法を簡略にし測定時間を短縮する。 【構成】 磁気ディスク装置に搭載されたディスク媒体
からの再生出力波形を包絡線波形に変換する包絡線波形
変換回路3と、この包絡線波形変換回路3から出力する
包絡線波形の最大値および最小値を測定するディジタル
オシロスコープ4とを備え、求めた前記最大値と最小値
を基に波形のモジュレーションを計算する。また、包絡
線波形変換回路3が半波整流回路からなってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に搭
載されたディスク媒体の再生出力波形のモジュレーショ
ンを測定するモジュレーション測定装置に関し、特にフ
レキシブルディスク媒体のモジュレーション測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルディスク媒体(以下、ディ
スク媒体という)のモジュレーションは、例えば、日本
工業規格(JIS X 6223)90mmフレキシブルディスク
カートリッジによれば; モジュレーション=((A−B)/(A+B))×100[%]……(1) ここで、A:トラック1周のうち2000磁束反転の平均出
力電圧の最大値 B:トラック1周のうち2000磁束反転の平均出力電圧の
最小値 のように示される。
【0003】この(1)式のA,Bをそれぞれ計算要素
A,計算要素Bとすると、これらの値を測定するには、
次のように行う。
【0004】図3は、オシロスコープにより再生出力波
形を観察する場合の一例を示す図であって、まず、磁気
ディスク装置に搭載されたディスク媒体(図示せず)か
ら読み出される再生出力波形27は、オシロスコープ
(図示せず)を用いることにより、図3に示すように、
観察することができる。
【0005】ここで、トラック1周の間隔19は、ディ
スク媒体が1回転するのに要する時間である。また、区
間a(20a),区間b(20b),……,区間j(2
0j),区間k(20k)は、トラック1周の間隔19
を2000磁束反転ごとに分割したものである。
【0006】次に、これらの各区間のすべてについて出
力の平均値を求める。この場合、最も出力の大きい区間
は区間j(20j)の出力A21であり、また、最も出
力の小さい区間は区間c(20c)の出力B22であ
る。
【0007】従って、(1)式の計算要素Aには図3の
出力A21の値を代入する。また、(1)式の計算要素
Bには図3の出力B22の値を代入する。これによりモ
ジュレーションの計算を行なうことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなモジュ
レーションの計算方法は、モジュレーションの測定に時
間がかかり過ぎることに難点がある。その理由は、測定
者がモジュレーションを測定する場合、例えば、図3に
示すカーソル位置A23およびカーソル位置B24の位
置に、オシロスコープのカーソルを合わせて直接出力A
21の値を読み取ったり、カーソル位置C25およびカ
ーソル位置D26の位置に、オシロスコープのカーソル
を合わせて直接出力B22の値を読み取ればよいが、波
形を読み取るオシロスコープが上位装置(例えば、パー
ソナルコンピュータなど)の制御によってディジタルオ
シロスコープで自動的に測定するようような場合は、最
も出力の小さい出力B24を直接測定することができな
いため、上述したように、トラック1周を微小区間に分
割するとともに、各区間ごとの出力をすべて測定しなけ
ればならないからである。
【0009】また、ディスク媒体の円周方向に対する記
録密度、すなわち線記録密度が低い場合は、トラック1
周の分割個数は少なくてもよいが、近年、磁気ディスク
装置の高密度化に伴って線記録密度が高くなっているた
め、分割個数が増大し、より多くの測定時間を必要とし
ている。
【0010】本発明の目的は、モジュレーションの測定
精度の向上および測定の高速化をはかるとともに、モジ
ュレーションの測定時間を短縮することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ディスク
装置に搭載されたディスク媒体の再生出力波形を包絡線
波形に変換する包絡線波形変換回路と、この包絡波形変
換回路から出力する包絡線波形の最大値および最小値を
測定する波形測定回路とを備え、求めた前記包絡線波形
の最大値と最小値とからモジュレーションを計算するよ
うにしたことを特徴とする。また、前記包絡線波形変換
回路が半波整流回路からなることを特徴とする。
【0012】
【作用】ディスク媒体からの再生出力波形を、正出力の
みの包絡線波形に変換し、この包絡線波形の最大値と最
小値とを測定することにより、モジュレーションの値を
容易に計算することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は、本発明のモジュレーション測定装
置の一実施例の構成を示す図であって、図1(a)は、
モジュレーション測定装置のブロック図ある。本発明の
モジュレーション測定装置は、図1(a)に示すよう
に、ディスク媒体(図示せず)を搭載した磁気ディスク
装置1と、ディスク媒体の再生出力を取り出す差動プロ
ーブ2と、再生出力を包絡線波形に変換する包絡線波形
変換回路3と、包絡線波形を読み取るディジタルオシロ
スコープ4と、磁気ディスク装置1およびディジタルオ
シロスコープ4の動作を制御する制御装置5とを含んで
構成される。
【0015】次に、このように構成された本実施例の動
作について説明する。
【0016】まず、磁気ディスク装置1に搭載されたデ
ィスク媒体から読み出した差動出力波形は差動プローブ
2へ入力され、この差動プローブ2の出力は包絡線波形
変換回路3に入力される。包絡線波形変換回路3では、
入力された波形を包絡線波形に変換し、その出力波形が
ディジタルオシロスコープ4へ入力される。制御装置5
は、磁気ディスク装置1やディジタルオシロスコープ4
の動作を制御する装置であって、例えばパーソナルコン
ピュータなどである。
【0017】図1(b)は、同図(a)の包絡線波形変
換回路3の詳細を説明する図である。包絡線波形変換回
路3は、図1(b)に示すように、ダイオード9,コン
デンサ10および抵抗器11からなる半波整流回路を構
成している。また、差動プローブ出力12は包絡線波形
変換回路3の入力であり、ディジタルオシロスコープ入
力13は包絡線波形変換回路3の出力である。
【0018】図2は、図1の包絡線波形変換回路3内の
出力波形の変化の様子を示す図であって、図2(a)〜
同図(c)に示され、差動プローブ出力12では差動プ
ローブ出力波形14が観察される。
【0019】ここで、モジュレーションの計算に必要な
要素は、図2(a)に示すように、出力最大値15およ
び出力最小値16であるが、前述の課題の項で説明した
ように、出力最小値16の測定は困難である。このた
め、包絡線波形変換回路3では、この差動プローブ出力
波形14が、図2(b)に示すように、ダイオード9で
整流され半波波形17となり、さらに、コンデンサ10
と抵抗器11とで平滑化され包絡線波形18となる。
【0020】次に、この包絡線波形18において、図2
(c)に示す最大値7を2倍した値と最小値8を2倍し
た値とが、それぞれ(1)式の計算要素Aと計算要素B
とに相当する。このようにして、包絡線波形変換回路3
により計算要素Aと計算要素Bとが容易に得られる。そ
して、図1の制御装置5は、磁気ディスク装置1および
ディジタルオシロスコープ4に最大値7と最小値8とを
測定するように制御し、(1)式に従ってモジュレーシ
ョンの値を求める。
【0021】
【発明の効果】本発明のモジュレーション測定装置は、
磁気ディスク装置に搭載されたディスク媒体の再生出力
を半波整流し、それを包絡線波形に変換することによ
り、モジュレーションの計算に必要な要素が容易に得ら
れるため、測定時間の短縮がはかれるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の包絡線波形変換回路3内の出力波形の変
化の様子を示す図である。
【図3】従来のモジュレーションの測定方法を説明する
図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 2 差動プローブ 3 包絡線波形変換回路 4 ディジタルオシロスコープ 5 制御装置 6,18 包絡線波形 7 最大値 8 最小値 9 ダイオード 10 コンデンサ 11 抵抗 12 差動プローブ出力 13 ディジタルオシロスコープ入力 14 差動プローブ出力波形 15 出力最大値 16 出力最小値 17 半波波形 19 トラック1周の間隔 20a〜20k 区間a〜区間k 21 出力A 22 出力B 23 カーソル位置A 24 カーソル位置B 25 カーソル位置C 26 カーソル位置D 27 再生出力波形

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク装置に搭載されたディスク
    媒体の再生出力波形を包絡線波形に変換する包絡線波形
    変換回路と、この包絡波形変換回路から出力する包絡線
    波形の最大値および最小値を測定する波形測定回路とを
    備え、求めた前記包絡線波形の最大値と最小値とからモ
    ジュレーションを計算するようにしたことを特徴とする
    モジュレーション測定装置。
  2. 【請求項2】 前記包絡線波形変換回路が半波整流回路
    からなることを特徴とする請求項1記載のモジュレーシ
    ョン測定装置。
JP10254695A 1995-04-26 1995-04-26 モジュレーション測定装置 Pending JPH08297815A (ja)

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JP10254695A JPH08297815A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 モジュレーション測定装置

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JP10254695A JPH08297815A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 モジュレーション測定装置

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JPH08297815A true JPH08297815A (ja) 1996-11-12

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ID=14330254

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JP10254695A Pending JPH08297815A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 モジュレーション測定装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112993A (ja) * 1981-12-16 1983-07-05 ドイツチエ・テクサコ・アクチエンゲゼルシヤフト タンクの充填レベルを測定する装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112993A (ja) * 1981-12-16 1983-07-05 ドイツチエ・テクサコ・アクチエンゲゼルシヤフト タンクの充填レベルを測定する装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970722