JPS6010263B2 - 交流電力計 - Google Patents
交流電力計Info
- Publication number
- JPS6010263B2 JPS6010263B2 JP613477A JP613477A JPS6010263B2 JP S6010263 B2 JPS6010263 B2 JP S6010263B2 JP 613477 A JP613477 A JP 613477A JP 613477 A JP613477 A JP 613477A JP S6010263 B2 JPS6010263 B2 JP S6010263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output voltage
- diode
- amplifier
- voltage
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はダィオード‘こよる高周波あるいは低周波電力
検出器において入力電力に対する出力電圧の直線性の良
好な交流電力計に関するものである。
検出器において入力電力に対する出力電圧の直線性の良
好な交流電力計に関するものである。
従来ダイオードを使用した高周波電力計はダイオードの
検波出力を増幅して指示計器を振らせるものであったの
で入力高周波電力に対し指示計器の目盛が等間隔になら
ない為指示誤差が大きく、読みとりにく欠点やダイオー
ドの検波特性毎に目盛を作製すると言う欠点があった。
検波出力を増幅して指示計器を振らせるものであったの
で入力高周波電力に対し指示計器の目盛が等間隔になら
ない為指示誤差が大きく、読みとりにく欠点やダイオー
ドの検波特性毎に目盛を作製すると言う欠点があった。
又、ダイオードの検波出力電圧が入力電力に比例してい
る領域で電力計を構成したものは測定範囲が狭い欠点が
あった。本発明は、これらの欠点を除去する為に、ダイ
オードの検波特性が二乗特性を有する領域では、直流増
幅器で検波電圧を増幅し、入力高周波電力が増加して二
乗特性からはずれた領域では、掛算器を含む増幅器によ
り補正して、入力高周波電力に正比例した出力電圧を得
る交流電力計にある。
る領域で電力計を構成したものは測定範囲が狭い欠点が
あった。本発明は、これらの欠点を除去する為に、ダイ
オードの検波特性が二乗特性を有する領域では、直流増
幅器で検波電圧を増幅し、入力高周波電力が増加して二
乗特性からはずれた領域では、掛算器を含む増幅器によ
り補正して、入力高周波電力に正比例した出力電圧を得
る交流電力計にある。
以下図面について詳細に説明する。第1図は本発明の実
施例のブロック図で、1は高周波検波用ダイオード、2
は直流増幅器、3は差動増幅器、4は掛算器、5は差動
増幅器、6は切替器、7は指示器、8及び9はバイアス
電圧Q及び8をそれぞれ発生するポテンショメータであ
る。
施例のブロック図で、1は高周波検波用ダイオード、2
は直流増幅器、3は差動増幅器、4は掛算器、5は差動
増幅器、6は切替器、7は指示器、8及び9はバイアス
電圧Q及び8をそれぞれ発生するポテンショメータであ
る。
この動作は、ダィオードーに高周電力Pを加え、ダイオ
ード1により検波する。
ード1により検波する。
検波電圧をVdとすると一般にダィオーWこ入る高周波
電力が少ない時はVdはPに比例するので、Vdを増幅
器2で増幅し、切替器6により増幅器2の出力電圧を選
択して指示計器7に加えてPの値を指示する。電力Pを
更に増加させると、VdとPは比例関係が崩れるので、
PをVdの二次関数で近似する為に、Vdをポテンショ
メータ8より加えられバイアス電圧Qを差動増幅器3に
入力し、この出力電圧として(Vd−Q)を得る。差動
増幅器3の出力電圧とVdは頚算器4により乗算され、
その出力電圧としてVd・(Vd−は)を得る。掛算器
4の出力電圧とポテンショメータ9により加えられるバ
イアス電圧8をもう一つの差動増幅器5に入力すると、
その出力電圧そしてK・〔Vd2−Q・Vd−B〕を得
る。但しKは差動増幅器5の電圧利得であり、バイアス
電圧Q及び8はダイオード1の検波特性により決定する
ものである。差動増幅器5の出力電圧は切換器6により
指示計器7に加えられてPの値をリニアスケールで指示
することができる。更に精度よく指示する為には構成要
素となる3,4,5,8,9より構成される近似回路を
増加すればPに対する直線性の良好な電力計が構成でき
る。第2図は本発明の電力計により測定した実測データ
で、X軸にダィオードーに加えた高周波電力、Y軸に切
替器6の出力電圧を表わしたものである。
電力が少ない時はVdはPに比例するので、Vdを増幅
器2で増幅し、切替器6により増幅器2の出力電圧を選
択して指示計器7に加えてPの値を指示する。電力Pを
更に増加させると、VdとPは比例関係が崩れるので、
PをVdの二次関数で近似する為に、Vdをポテンショ
メータ8より加えられバイアス電圧Qを差動増幅器3に
入力し、この出力電圧として(Vd−Q)を得る。差動
増幅器3の出力電圧とVdは頚算器4により乗算され、
その出力電圧としてVd・(Vd−は)を得る。掛算器
4の出力電圧とポテンショメータ9により加えられるバ
イアス電圧8をもう一つの差動増幅器5に入力すると、
その出力電圧そしてK・〔Vd2−Q・Vd−B〕を得
る。但しKは差動増幅器5の電圧利得であり、バイアス
電圧Q及び8はダイオード1の検波特性により決定する
ものである。差動増幅器5の出力電圧は切換器6により
指示計器7に加えられてPの値をリニアスケールで指示
することができる。更に精度よく指示する為には構成要
素となる3,4,5,8,9より構成される近似回路を
増加すればPに対する直線性の良好な電力計が構成でき
る。第2図は本発明の電力計により測定した実測データ
で、X軸にダィオードーに加えた高周波電力、Y軸に切
替器6の出力電圧を表わしたものである。
第2図において、実線は差動増幅器5の出力電圧、破線
は直流増幅器2の出力電圧を示し、実線と破線の交点イ
の値の時に切替器6を切替えてPの値が0のW〜0.4
mWの時は2の出力電圧を計器7で指示し、0.4肌W
〜2mWの時は蓋勤増幅器5の出力電圧で指示計器7に
指示するもものである。
は直流増幅器2の出力電圧を示し、実線と破線の交点イ
の値の時に切替器6を切替えてPの値が0のW〜0.4
mWの時は2の出力電圧を計器7で指示し、0.4肌W
〜2mWの時は蓋勤増幅器5の出力電圧で指示計器7に
指示するもものである。
差動増幅器5の出力電圧はK=3.667、Q=0.2
、B=0に設定された補正回路の出力電圧である。以上
説明した様に本発明によれば、高周波検波用ダイオード
の検波電圧特性を入力高周波電力に比例する様に補正す
る事が可能である為ダイオード特性のバラツキに拘らず
出力指示計器目盛を等分することが可能で指示精度を高
めることができる利点と測定入力電力の範囲を広くする
ことができる利点がある。
、B=0に設定された補正回路の出力電圧である。以上
説明した様に本発明によれば、高周波検波用ダイオード
の検波電圧特性を入力高周波電力に比例する様に補正す
る事が可能である為ダイオード特性のバラツキに拘らず
出力指示計器目盛を等分することが可能で指示精度を高
めることができる利点と測定入力電力の範囲を広くする
ことができる利点がある。
又、低周波電力の検出器として適用しせも高周波の時と
同等の効果が得られることは明白である。
同等の効果が得られることは明白である。
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図は本発明
により実現した電力計の実測データである。 図において1・・・・・・高周波検波用ダイオード、2
・・・・・・直流増幅器、3,5・・・・・・差動増幅
器、4・・・・・・雛算器、6・・・・・・切替器、7
・・・・・・指示計器、8,9・・・・・・ポテンショ
メータである。第1図 第2図
により実現した電力計の実測データである。 図において1・・・・・・高周波検波用ダイオード、2
・・・・・・直流増幅器、3,5・・・・・・差動増幅
器、4・・・・・・雛算器、6・・・・・・切替器、7
・・・・・・指示計器、8,9・・・・・・ポテンショ
メータである。第1図 第2図
Claims (1)
- 1 入力交流信号を検波するダイオードと、このダイオ
ードからの検波出力を増幅する直流増幅器と、前記検波
出力電圧にバイアス電圧を加えこのバイアス電圧の加わ
った信号と前記検波出力とを掛算する2次関数発生回路
と、前記直流増幅器の出力電圧及び前記2次関数発生回
路の出力電圧のいずれかを選択して指示する手段とを含
み、前記バイアス電圧を所定の値に設定することにより
前記入力交流信号の電力に正比例した出力電圧を前記手
段に得ることを特徴とする交流電力計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP613477A JPS6010263B2 (ja) | 1977-01-21 | 1977-01-21 | 交流電力計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP613477A JPS6010263B2 (ja) | 1977-01-21 | 1977-01-21 | 交流電力計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5391783A JPS5391783A (en) | 1978-08-11 |
JPS6010263B2 true JPS6010263B2 (ja) | 1985-03-15 |
Family
ID=11630022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP613477A Expired JPS6010263B2 (ja) | 1977-01-21 | 1977-01-21 | 交流電力計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010263B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60207075A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-18 | Shimadzu Corp | Icp分析装置用高周波電力表示装置 |
-
1977
- 1977-01-21 JP JP613477A patent/JPS6010263B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5391783A (en) | 1978-08-11 |
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