JPH08297417A - 液体現像剤搬送装置 - Google Patents

液体現像剤搬送装置

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JPH08297417A
JPH08297417A JP7104081A JP10408195A JPH08297417A JP H08297417 A JPH08297417 A JP H08297417A JP 7104081 A JP7104081 A JP 7104081A JP 10408195 A JP10408195 A JP 10408195A JP H08297417 A JPH08297417 A JP H08297417A
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liquid
roller
electrodeposition
liquid developer
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JP7104081A
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Shuji Iino
修司 飯野
Toshimitsu Fujiwara
利光 藤原
Hidetoshi Miyamoto
英稔 宮本
Takaharu Kurita
隆治 栗田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/101Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer for wetting the recording material

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地カブリの少ない高品位の画像を得ることの
できる、液体現像方式の画像形成装置に用いられる液体
現像剤搬送装置を提供する。 【構成】 電極201と電着ローラ220との間に電圧
が印加され、液体現像剤中の電荷を帯びたトナー粒子が
静電気力を受けて電着ローラ220側に移動することに
より、電着ローラ220表面上に高濃度の液体現像剤層
が形成される。この液体現像剤層が電着ローラ220と
現像ローラ202との対向部hに搬送されると、この対
向部hに印加された電圧により、トナー粒子が現像ロー
ラ202側に移動して、現像ローラ202表面上により
高濃度の液体現像剤層が形成される。こうして現像ロー
ラ202に担持された液体現像剤は、現像部cに搬送さ
れ感光体1ドラム表面に接触し、静電潜像が現像され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電したトナー粒子を
媒体液に分散してなる液体現像剤を用いて静電潜像の現
像することにより画像形成を行う湿式の画像形成装置に
使用される液体現像剤搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体等の潜像担持体上に形成された静
電潜像を、帯電したトナーによって現像する画像形成方
法である電子写真法には、大きく分けて、粉体のトナー
を直接用いる乾式現像法と、トナーを媒体液に分散した
液体現像剤を用いる湿式現像法とがある。
【0003】このうち、湿式現像法は感光面に液体現像
剤を接触させることにより、感光面上の静電潜像を現像
するものである。通常、湿式現像法においては、乾式現
像法に用いるトナーよりも小さい粒径のトナーが用いら
れるので、高画質化の点で有望である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高画質化を達成するた
めには、理想的には、液体現像剤中の全てのトナー粒子
が均一な帯電量を示すことが好ましい。しかしながら、
各トナー粒子の粒径バラツキや成分の不均一性などのた
め、液体現像剤中には不良帯電トナーが含まれることが
避けられない。このため、地カブリが発生しやすくな
り、高画質化に対する障害となっていた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
良好な帯電性を示すトナーを選択的に現像に供すること
により、地カブリの少ない高品位の画像を得ることので
きる湿式の画像形成装置に用いられる液体現像剤搬送装
置を提供することを目的とする。
【0006】なお、ここでいう液体現像剤搬送装置と
は、液体現像剤を貯留する現像液槽と静電潜像担持体と
の間に配置され、現像液槽から液体現像剤を静電潜像担
持体に向けて搬送するものを指し、例えば、画像形成装
置内に設置される液体現像装置に内蔵されたものや、現
像手段を備えることによりそれ自体が液体現像装置を形
成しているものも含む。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは種々検討した結果、従来行われていな
かった、トナーの電着を繰り返す構成によって上記目的
を達成できることを見出した。
【0008】トナーの電着は、トナー担持体に対向して
電極を設け、この電極とトナー担持体との間に通電する
ことにより、トナーを担持体上に付着させるものであ
る。トナーを1度電着する技術自体は、例えば、特公昭
48−30901号公報、特公昭48−34774号公
報等に記載されている。
【0009】しかしながら、上記公報に記載されるよう
に単に1度電着するだけでは、液体現像剤中に存在する
不良帯電トナーが機械的に付着したり、荷電トナーが電
界中で移動する際に不良帯電トナーを巻き込んだり、あ
るいは、電着したトナーがそのトナー抵抗の低さから急
速に電荷を失う場合があるなどの理由から、良好な帯電
性を示すトナーとともに不良帯電トナーも現像剤担持体
に付着されてしまい、これが現像の行われる現像領域に
搬送され、地カブリを発生するなどして画質を低下させ
ていた。
【0010】これに対して、第1の現像剤担持体に一度
トナーを電着した後、第2の現像剤担持体に再度電着を
行う場合、第1の現像剤担持体に電着されたトナーのう
ち不良帯電トナーが相対的に早くその電荷を失うこと、
不良帯電トナーの方が電場に対する反応性が鈍いことか
ら、一旦第1の現像剤担持体に電着された不良帯電トナ
ーが現像剤担持体に移行しにくくなることなどの理由に
より、良好な帯電性を示すトナーを選択的に第2の現像
剤担持体に電着できることを見出した。また、特に現像
液槽外で第2回目の電着を行う場合は、現像剤担持体に
付着する液量を大きく減少させることができ、地カブリ
の原因となる、液中に浮遊する不良荷電トナーの量を減
らすことができることを見い出した。
【0011】これにより、現像領域に搬送され現像に供
される液体現像剤に含まれる不良帯電トナーの量は大き
く減少し、地カブリの発生が抑制され、画質が向上す
る。
【0012】本発明は、このような知見に基づいてなさ
れたものであり、帯電したトナー粒子を媒体液に分散し
てなる液体現像剤を貯留する現像液槽と静電潜像担持体
との間に配置される液体現像剤搬送装置において、第1
の現像剤担持体と、現像液槽内の液体現像剤を前記第1
の現像剤担持体に供給する供給手段と、該供給手段によ
り供給される液体現像剤中のトナー粒子を前記第1の現
像剤担持体に電着させる第1の電着手段と、前記第1の
現像剤担持体に対向して設けられた第2の現像剤担持体
と、前記第1の現像剤担持体上のトナー粒子を前記第2
の現像剤担持体に電着させる第2の電着手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては、まず、供給手段が現像液槽
から第1の現像剤担持体に液体現像剤を供給する。そし
て、第1の電着手段が供給された液体現像剤中のトナー
粒子を第1の現像剤担持体上に電着させる。次に、第2
の電着手段が第1の現像剤担持体上に担持された液体現
像剤中のトナー粒子を第2の現像剤担持体に電着させ
る。こうして電着を繰り返すことにより、現像液槽から
静電潜像担持体に向けて荷電トナーが搬送される。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明す
る。
【0015】<装置の構成>図1は、本発明を適用した
液体現像剤搬送装置を内蔵した画像形成装置の一実施例
を示す湿式電子写真プリンタ100の断面図である。図
1に示すように、プリンタ100の上部には、図示しな
いホストコンピュータ等から送られる画像データに基づ
いて、感光体ドラム1に向けてレーザビームを発生する
レーザ発生装置10が設けられている。
【0016】プリンタ100内の中央付近には、その表
面に静電潜像が形成される円筒状の感光体ドラム1が図
中に示した矢印aの方向に回転可能に設けられている。
感光体ドラム1は、円筒状の導電性支持体上に感光層を
形成したものである。
【0017】液体現像装置20は感光体ドラム1の側部
に設けられている。また、感光体ドラム1の下部に対向
して、感光体ドラム1上からトナー像が転写される中間
転写体40が設けられている。中間転写体40は感光体
ドラム1と同じ外径を有したドラム形状のもので、図中
に示した矢印bの方向、すなわち、感光体ドラム1との
対向部において感光体ドラム1と同じ方向に回転可能に
支持されている。中間転写体40はドラム状の導電性支
持体表面に樹脂層を形成したものである。この樹脂層の
体積抵抗は104 〜1010Ω・cm、好ましくは105
〜109 Ω・cmとする。樹脂層に代えてゴム層を形成
したものを使用してももよい。中間転写体40と感光体
ドラム1との間には所定の転写バイアスが印加される。
【0018】感光体ドラム1の周囲には、この他、感光
体ドラム1表面を一様に帯電させる帯電チャージャ9
と、感光体ドラム1表面に形成された画像から媒体液を
絞り取るスクイズローラ2と、感光体ドラム1表面をク
リーニングするクリーナ7と、感光体ドラム1表面に残
留する電荷を除くためのイレーサランプ8とが配設され
ている。また、中間転写体40の近傍には、中間転写体
40の表面をクリーニングするクリーナ16が設けられ
ている。
【0019】プリンタ100の下部には、内部に用紙を
収納した用紙収納カセット11と、エア吸引により用紙
を吸着して搬送する用紙搬送ベルト14と、中間転写体
40上に形成されたトナー像を用紙上に転写するための
二次転写ローラ50と、用紙上に転写されたトナー像の
定着を行うための定着装置5と、プリンタ内部から排出
される用紙を載置する排出トレイ12と、液体現像剤を
貯蔵する液体現像剤貯蔵タンク23とが設けられてい
る。二次転写ローラ50は中間転写体40の下部に対向
して設けられ、図中のc方向、すなわち、中間転写体4
0との対向部において中間転写体40と同じ方向に回転
可能に支持されている。二次転写ローラ50内部にはヒ
ータが内蔵されている。
【0020】用紙収納カセット11の近傍には、用紙収
納カセット11からプリンタ内部に用紙を供給する給紙
ローラ3と、プリンタ内部へ用紙を送るタイミングを調
整するタイミングローラ13とが設けられている。ま
た、排出トレイ12近傍にはプリンタ内部から用紙を排
出トレイ12に排出する排出ローラ15が設けられてい
る。
【0021】プリンタ100のプリント動作は以下のよ
うに行われる。感光体ドラム1が所定の速度で回転を始
め、帯電チャージャ9により一様に帯電された後、レー
ザ発生装置10によりレーザビームを照射されることに
より、その表面に静電潜像が形成される。この静電潜像
は液体現像装置20により液体現像剤を用いて顕像化さ
れ、次いで、スクイズローラ2により過剰に付着した媒
体液が搾り取られる。
【0022】一方、中間転写体40も回転を始める。ま
た、中間転写体40にはトナーの帯電極性とは逆極性の
電圧が印加される。これにより、感光体ドラム1との対
向部において感光体ドラム1上のトナー像が中間転写体
40上に転写(一次転写)される。
【0023】さらに、用紙収納カセット11の近傍に設
けられた給紙ローラ3も回転を開始し、用紙収納カセッ
ト11から用紙をプリンタ内部へと搬送する。そして、
タイミングローラ13により、中間転写体40上に形成
されるトナー像と同期をとって用紙の供給が開始され、
用紙搬送ベルト14によって中間転写体40と二次転写
ローラ50との対向部(二次転写部)に向けて用紙が送
られる。二次転写部において二次転写ローラ50によっ
て熱と圧力との作用を受けて中間転写体40上のトナー
像が用紙上に転写される。用紙は定着装置5により完全
にトナー像を定着され、排出ローラ6により排出トレイ
12上に排出される。
【0024】感光体ドラム1はトナー像の転写が終了し
た後、次回のプリントに備えてクリーナ7により表面に
残留する現像剤が除去され、さらに除電ランプ8により
表面に残留する電荷が除かれる。同様に、中間転写体4
0はトナー像の転写が終了した後、次回のプリントに備
えてクリーナ16により表面に残留する現像剤が除去さ
れる。こうして一連のプリント動作が完了する。
【0025】図2は液体現像装置20、クリーニング装
置7および現像液貯蔵タンク23の関係を示す図であ
る。図2に示すように、液体現像装置20は現像液貯蔵
タンク23内の液体現像剤を汲み上げる液供給装置21
と、感光体ドラム1に対向し、液供給装置21によって
供給される液体現像剤により、感光体ドラム1上の静電
潜像を現像する現像ヘッド200と、現像ヘッド200
内の液体現像剤を現像液貯蔵タンク23に送り戻す液回
収装置22と、現像液貯蔵タンク23内の液体現像剤を
クリーニング液として現像ヘッド200に供給するクリ
ーニング液供給装置25とを備えている。なお、現像液
貯蔵タンク23中の液体現像剤は、図示しないトナー補
給装置により適時トナーと媒体液とが補給されてほぼ一
定のトナー濃度および液量に保たれるようになってい
る。
【0026】また、液回収装置22により現像液貯蔵タ
ンク23へと送り戻される液体現像剤の一部は、クリー
ニング液供給装置26によりクリーニング液としてクリ
ーナ7へ供給される。
【0027】クリーナ7は、液体現像装置20とは反対
側の感光体ドラム1の側部に設けられ、感光体ドラム1
に残留する液体現像剤を掻き取るためのブレード71
と、クリーニング液供給装置26に接続されたノズル7
2と、ブレード71により掻き取られた液体現像剤を回
収するための液回収口75とを備えている。
【0028】ノズル72は感光体ドラム1の長手方向に
沿って複数の噴出口を備えており、クリーニング液供給
装置26から供給されるクリーニング液をブレード71
と感光体ドラム1との接触部に吹きかける。これによ
り、ブレード71による残留トナーの掻き取りが容易と
なる。
【0029】液回収口75はクリーナ7の最下部に設け
られており、その近傍にはクリーナ7内にある液体を液
回収口75に導くための液回収ローラ73および液回収
ブレード74が設けられている。液回収ローラ73はブ
レード71の下方に感光体ドラム1に対向して設けら
れ、感光体ドラム1との対向部において感光体ドラム1
の回転方向と同じ方向に回転する。また、液回収ブレー
ド74は液回収ローラ73に近接して設けられ、液回収
ローラ73上の液体現像剤を掻き取り液回収口75に導
く。
【0030】ブレード71により掻き取られた液体現像
剤およびノズル72から感光体ドラム1に吹きかけられ
たクリーニング液は下方に落下した後、液回収ローラ7
3の回転によって液回収口75に向かって搬送され、液
回収ブレード74に導かれて液回収口75に回収され
る。回収された液体現像剤は現像液貯蔵タンク23へ送
られる。
【0031】図3は現像ヘッド200付近の拡大図であ
る。以下に説明するように、図3に示した現像ヘッド2
00は、合計2回の電着により現像液槽から静電潜像潜
像担持体に向けて液体現像剤を搬送する機構を備えたも
のである。また、第2回目の電着が行われる第2の現像
剤担持体が現像手段を兼ねている。
【0032】図3に示すように、現像ヘッド200は、
液体現像剤を貯留する現像液槽208と、現像液槽20
8内の液体現像剤を担持する電着ローラ220と、電着
ローラ220より液体現像剤を受け取ってその表面に担
持する現像ローラ202と、電着ローラ220および現
像ローラ202を支持するフレーム206と、現像液槽
208から溢れた液体現像剤を回収する液回収槽209
と、現像ローラ202上に残留する液体現像剤を掻き取
るためのクリーニングブレード212と、現像ローラ2
02に対してクリーニング液を吹きかけるためのチュー
ブ211とを備えている。なお、斜線の部分は液体現像
剤を示している。
【0033】現像ローラ202および電着ローラ220
は導電性の材料で作製された円柱状のものであり、感光
体ドラム1の長手方向に平行に配置されている。現像ロ
ーラ202は感光体ドラム1の側部に対向して設けら
れ、フレーム206により図中の矢印iの方向、すなわ
ち、感光体ドラム1との対向部において感光体ドラム1
の回転する方向(矢印a)と同じ方向に回転可能に支持
されている。電着ローラ220は感光体ドラム1とは反
対側の現像ローラ202の側部に対向して設けられ、フ
レーム206により図中の矢印gの方向、すなわち、現
像ローラ202との対向部において現像ローラ202の
回転する方向(矢印i)と同じ方向に回転可能に支持さ
れている。
【0034】現像液槽208は電着ローラ202の下方
に設けられている。現像液槽208の底には図2に示し
た液供給装置21に接続された液供給口203が形成さ
れており、現像を行う際には液供給口203から現像液
槽208に液体現像剤が供給され、図3に示すように、
電着ローラ220の下部が現像液槽208内の液体現像
剤に浸漬される。
【0035】現像液槽208を形成する壁面の上端の一
部は、電着ローラ220の下部に隣接し、電着ローラ2
20の長手方向に平行に延伸する縁部fとなっている。
現像液槽208が液体現像剤で満たされた後、過剰の液
体現像剤が縁部fから溢れ出すようになっている。
【0036】現像液槽208の、縁部fから電着ローラ
220の最下点との対向部にかけての内壁面は、電着ロ
ーラ220と所定の間隔を保った円周面状の電極201
となっている。
【0037】第1回目の電着は、この電極201と電着
ローラ220との対向部dにおいて行われる。すなわ
ち、対向部dに液体現像剤を満たした上で電圧を印可す
ることによって、液体現像剤中の電荷を帯びたトナー粒
子が静電気力を受けて電着ローラ220側に移動し、電
着ローラ220表面上に一様な厚さのトナーの薄層(き
わめて高濃度の液体現像剤の薄層)が形成され、さらに
その上にトナーの殆ど存在しない一様な厚さの媒体液の
層が形成される。
【0038】なお簡単のために、以下の説明において
は、n回の電着を行う場合の第n回目の電着を行う領域
のことを第n電着部と称する。例えば、上記対向部dは
第1電着部と称する。
【0039】電極201と電着ローラ220との間に印
加する電圧としては、直流、直流に交流を重畳したも
の、直流にパルス状の電圧を重畳したものなどを利用す
ることができる。直流成分は100〜2000V、好ま
しくは200〜1500Vとする。交流成分を重畳する
場合は、ピーク間電圧200〜4000V、好ましくは
400〜3000V、周波数10〜10000Hzとす
る。
【0040】また、図2の矢印eで示される電極201
と電着ローラ220との対向部の長さを3〜80mm、
好ましくは5〜50mmに設定すると、薄層形成に要す
るトナー移動時間が十分取れ、高濃度の液体現像剤薄層
が形成できる。さらに、電極201と電着ローラ220
との間隔を0.1〜10mm、好ましくは0.3〜3m
mに設定すると、液体現像剤を対向部dに良好に流動さ
せながら、トナー薄層と媒体液層とからなる上記の液体
現像剤層を形成することができる。
【0041】一方、第2回目の電着は電着ローラ220
と現像ローラ202との対向部(第2電着部)hにおい
て行われる。すなわち、電着ローラ220に担持された
液体現像剤に含まれるトナーが、電着ローラ220と現
像ローラ202との間に印加される電圧により静電気力
を受けて現像ローラ202上に移動し、現像ローラ20
2上に一様な厚さのトナー層が形成される。
【0042】電着ローラ220と現像ローラ202との
間に印加する電圧は、直流、直流に交流を重畳したも
の、直流にパルス状の電圧を重畳したものなどを利用す
ることができる。直流成分は100〜2000V、好ま
しくは200〜1500Vとする。交流成分を重畳する
場合は、ピーク間電圧200〜4000V、好ましくは
400〜3000V、周波数10〜10000Hzとす
る。
【0043】なお、第2電着部hにおける電着ローラ2
20と現像ローラ202との間隔は、0〜2mmの範囲
内で任意に設定できる。すなわち、電着ローラ220上
の液体現像剤が現像ローラ202に接触する範囲であれ
ば、両者を離間させてもよいし接触させてもよい。
【0044】また同様に、現像ローラ202と感光体ド
ラム1との対向部c(以下、現像部と呼ぶ)における両
者の間隔も0〜2mmの範囲内で任意に設定できる。
【0045】液回収槽209は、現像ローラ202の下
方に縁部fに隣接して設けられている。液回収槽209
の壁面には、クリーニングブレード212を現像ローラ
202の回転方向(i方向)に対して逆目に現像ローラ
202下部に押し当てるように支持する支持板213が
取り付けられている。支持板213には長手方向に沿っ
て複数の孔213aが設けられており、現像液槽208
から縁部fを越えてきた液体現像剤はこの孔213aを
通って液回収槽209に流れ込む。液回収槽209の底
には液回収装置22に接続された液回収口204が形成
されており、液回収槽209に流れ込んだ液体現像剤は
この液回収口204から回収され、図1および図2に示
した現像液貯蔵タンク23に戻される。
【0046】チューブ211は現像ローラ202と液回
収層209との間に配置され、図2に示したクリーニン
グ液供給装置25に接続されている。チューブ211は
現像ローラ202の長手方向に平行に配置され、現像ロ
ーラ202と向き合う位置に現像ローラ202長手方向
に複数の噴出口211aが設けられており、噴出口21
1aから現像ローラ202に対してクリーニング液を吹
きかける。
【0047】次に液体現像装置20の動作について詳し
く説明する。まず、液供給装置21が作動して液供給口
203から液体現像剤が現像液槽208に供給される。
液体現像剤は第1電着部dおよび液回収槽209を通過
した後、液回収口204から液回収装置22によって現
像液貯蔵タンク23に回収された後、再び液供給装置2
1により現像ヘッド200に供給される。こうして、現
像時には液体現像剤が現像装置20内を循環する。
【0048】現像装置20においては、液回収装置22
の液回収能力を液供給装置21の液供給能力よりも大き
くしてある。したがって、図2に示したように、現像ヘ
ッド200内の液体現像剤の液面は、現像液槽208の
縁部f(すなわち電極201の上端)をわずかに上回る
所を最高位としてほぼ一定となる。
【0049】一方、現像ローラ202および電着ローラ
220も回転を開始する。また、電極201と電着ロー
ラ220との間に電圧が印加され、液体現像剤が第1電
着部dを通過する間に、液体現像剤中の電荷を帯びたト
ナー粒子が静電気力を受けて電着ローラ220側に移動
することにより、電着ローラ220表面上に均一なトナ
ーの薄層が形成され、さらにその上にトナーの殆ど存在
しない均一な媒体液の層が形成される。こうして第1回
目の電着が行われる。
【0050】なお、本実施例においては、第1電着部d
に液体現像剤を循環させて新しい液体現像剤を次々に供
給しているので、現像液槽からの液体現像剤の汲み上げ
手段を兼ねる電着ローラ220を高速で回転させても、
十分な量のトナーを電着ローラ220に担持させること
ができる。このため、本実施例においては、十分な量の
トナーを現像液槽から高速で汲み上げることができ、高
速で現像を行うことができる。
【0051】電着ローラ220上に担持された液体現像
剤は電着ローラ220の回転によって第2電着部hに搬
送される。第2電着部hに搬送された液体現像剤に含ま
れるトナー粒子は、この第2電着部hに印加された電圧
により生じた静電気力を受けて、現像ローラ202上に
付着し、均一なトナー層を形成する。この際、電着ロー
ラ220に付着している、もともと荷電の低いトナーや
電着ローラ220上で電荷を失ったトナーは電場に対す
る反応性が鈍く、電着ローラ220に残留し、良好な帯
電性を示すトナーが選択的に現像ローラ202に移動す
る。
【0052】なお、本実施例においては、第1電着部d
の長さを十分にとってあるので、電着ローラに不良帯電
トナーを担持させる効果が大きい。このため、第2回目
の電着時の、現像ローラへの不良帯電トナーの移行量が
極めて少なく、トナーの選別効果に優れている。
【0053】また、本実施例においては、現像液槽20
8の外で第2回目の電着が行われることにより、媒体液
の一部が電着ローラ220に残留し、現像ローラ202
に担持される液体現像剤の濃縮が行われ、現像ローラ上
に担持される液体現像剤に含まれる媒体液の量が十分減
少させられる。これにより、現像ローラ202上に担持
される液体現像剤中に含まれる不良帯電トナーの量も減
少することになる。
【0054】現像ローラ202上に担持された液体現像
剤は、現像ローラ202の回転によって現像部cに運ば
れ、感光体ドラム1の表面に接触する。そして、感光体
ドラム1上の静電潜像による電界に引かれて、トナーが
感光体ドラム1上に泳動し、クーロン力によって潜像面
に付着することにより静電潜像が現像される。
【0055】現像部cを通過した後、現像ローラ202
にはチューブ211の噴出口211aからクリーニング
液が吹きかけられ、現像ローラ202上に残存した現像
剤がクリーニングブレード212によって掻き取られ
る。
【0056】こうして現像が終了すると、電圧の印加を
停止するとともに、液供給装置21、液回収装置22お
よび現像ローラ202を停止する。現像液槽208内の
液体現像剤は自重により、液供給口203と液回収口2
04とから現像液貯蔵タンク23に向かって速やかに落
下する。
【0057】現像ローラ202の回転速度は、感光体ド
ラム1の回転速度と略同一とするのが最も好ましい。こ
のようにした場合、感光体ドラム1に付着しようとする
トナーに剪断力がはたらかないので、像乱れを最小限に
することができる。また、所望により両者の回転速度を
異ならせてもよく、現像ローラ202を感光体ドラム1
より速く回転させると感光体ドラム1へのトナー供給量
を上げることができ、感光体ドラム1よりも遅く回転さ
せると感光体ドラム1へのトナー供給量を下げることが
できる。また、現像ローラ202を、感光体ドラム1と
の対向部において感光体ドラム1の回転する方向と逆方
向になるように回転させてもよい。このようにすると、
感光体ドラム1に付着する液の量を減らすことができ
る。
【0058】現像ローラ202の表面粗さは十点平均粗
さで5μm以下としてある。このようにすることで、感
光体ドラム1と現像ローラ202との接触による像乱
れ、現像ローラ202と薄層形成電極201との接触に
よるトナー薄層の破壊、現像部cにおける電界の不均一
による現像ムラ、第2電着部hにおける電界の不均一に
よるトナー薄層のムラさらに、ブレード205によるク
リーニングムラなどが防止できる。十点平均粗さについ
てはJIS規格B0601に定義されている。
【0059】なお、上記画像形成装置においては、感光
体表面に付着した液体現像剤から媒体液を搾り取るため
のスクイズローラを設けているが、電着を複数回繰り返
すことにより、感光体表面に付着する媒体液量は十分減
少するので必ずしも設ける必要はない。
【0060】次に、変形例について説明する。図4に示
す現像ヘッド300は、第1回目の電着が行われる第1
電着ローラ320、第2回目の電着が行われる第2電着
ローラ303、現像を行う現像ローラ302の合計3本
の現像剤担持体を備えており、これらの間で電着を合計
3回行うようにしたものである。
【0061】第1電着ローラ320は、図3に示した電
着ローラと同様のものであり、その周囲に配置された電
極301、液供給口303、液回収口304および現像
液槽308も図3のものと同様である。すなわち、電極
301と第1電着ローラ320との対向部d’が第1電
着部である。
【0062】第2電着ローラ303は第1電着ローラ3
20の斜め上方に、第1電着ローラ320に対向して設
けられ、フレーム306によって、図中の矢印kの方
向、すなわち、第1電着ローラ320との対向部におい
て第1電着ローラ320の回転する方向(矢印l)と同
じ方向に回転可能に支持されている。第1電着ローラ3
20と第2電着ローラ303との対向部nが第2電着部
である。
【0063】現像ローラ302は第2電着ローラより下
方にあって、第2電着ローラの側部に対向して設けら
れ、フレーム306により、図中の矢印j方向、すなわ
ち、第2電着ローラ303との対向部において第2電着
ローラ303の回転する方向(矢印k)と同じ方向に、
回転可能に支持されている。第2電着ローラ303と現
像ローラ302との対向部mが第3電着部である。
【0064】なお、第2電着部nにおける両者の間隔と
両者の間に印加する電圧、および、第3電着部mにおけ
る両者の間隔と両者の間に印加する電圧は、図3の電着
ローラと現像ローラとについて説明したのと同様に設定
すればよい。ただし、電着を繰り返すにつれて、現像剤
担持体に担持される媒体液の量が減少していくので、各
現像剤担持体の間隔を順次小さくすることが好ましい。
【0065】なお、チューブ311、クリーニングブレ
ード312および支持板313は図3に示したものと同
様である。また、第1電着ローラ320の回転方向を考
慮して、現像液槽308から薄層形成部を通過した液体
現像剤を回収する液回収槽309と、現像ローラ302
上に残留した液体現像剤を回収する液回収槽310とを
独立して設けてある。液回収槽310の底に設けた液回
収口305と前記の液回収口304は図2に示した液回
収装置に接続すればよい。
【0066】このように電着の回数を増やすことによっ
て、良好な帯電性を示すトナーの選別の効果を高めると
ともに、静電潜像担持体に付着する媒体液の量をさらに
減少させることができる。
【0067】上記各実施例においては、第1回目の電着
を、現像剤担持体との間に所定長さの対向部を形成する
電極を用いて行った例を示しているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、以下に示すように第
1回目の電着を2つの現像剤担持体の間で行うように構
成してもよい。
【0068】図5に示す現像ヘッド400は、電着を行
わない汲み上げローラによって液体現像剤を汲み上げた
後、汲み上げローラと電着ローラとの間で第1回目の電
着を行い、ついで、電着ローラから現像ローラへ第2回
目の電着を行うようにしたものである。
【0069】図5に示すように、現像ヘッド400にお
いては、汲み上げローラ420、電着ローラ403およ
び現像ローラ402が、それぞれ図4に示した第1電着
ローラ、第2電着ローラおよび現像ローラと同様の配置
でフレーム406によって支持されている。
【0070】また、現像ヘッド400内には、図4に示
したのと同様の残液回収槽410、チューブ411、ク
リーニングブレード412および支持板413が設けら
れている。
【0071】汲み上げローラ420の下方には、液体現
像剤を貯留する現像液槽408が設けられている。現像
液槽408には液供給口403から液体現像剤が供給さ
れ、供給された液体現像剤は液回収口404から回収さ
れる。これにより、現像液槽408内には液を循環させ
ながら所定量の液体現像剤が貯留され、汲み上げローラ
420が液体現像剤に浸漬される。
【0072】汲み上げローラ420は図中の矢印pの方
向に回転することによってその表面に液体現像剤を機械
的に担持し、電着ローラ403との対向部(第1電着
部)qに搬送する。そして、第1電着部qにおいて、汲
み上げローラ420上に担持された液体現像剤中のトナ
ーが電着ローラ403上に電着される。
【0073】電着ローラ403上に電着された液体現像
剤は、電着ローラ403の回転によって現像ローラ40
2との対向部(第2電着部)rに搬送される。そして、
第2電着部rにおいて、電着ローラ403上に担持され
た液体現像剤中のトナーが現像ローラ402に再度電着
される。
【0074】なお、第1電着部qにおける両者の間隔と
両者の間に印加する電圧、および、第2電着部rにおけ
る両者の間隔と両者に印加する電圧は、図3において電
着ローラと現像ローラとについて説明したのと同様に設
定すればよい。
【0075】従来より、湿式現像法を採用した画像形成
装置においては、液体現像剤の落下の影響をなくすため
に、必然的に、潜像担持体の下方に現像液槽を配置し、
潜像担持体下部において現像を行う構成とすることが多
い。これに対して、上記各実施例に示したように、複数
の現像剤担持体を用いて電着を繰り返し、現像部にトナ
ーを搬送する構成とすることにより、液体現像剤の搬送
経路の設定の自由度が大きくなる。このため、潜像担持
体に対する液体現像装置の相対位置の取り得る範囲が拡
大する。
【0076】例えば、上述した各実施例においては、現
像剤担持体を水平方向に配置することにより液体現像剤
の搬送経路を横方向とし、感光体ドラムの側部に液体現
像装置を配置してある。これにより、多くの乾式現像方
式の画像形成装置に採用されている、感光体ドラムの下
部に対向する位置でのトナー像の転写が可能となる。こ
のため、乾式現像方式の画像形成装置との間でパーツの
共用が可能となる。
【0077】また、それぞれ異なる色で現像を行う複数
の現像装置を有する多色画像形成装置においては、一般
に、混色を防止するなどの理由により、各現像装置の配
置には制約が多いが、上記のように潜像担持体に対する
液体現像装置の相対位置の取り得る範囲が拡大するた
め、これらを効果的に配置することが可能となる。
【0078】なお、上記各実施例においては、少なくと
も第2回目以降の電着を、現像液槽外で行うようにして
いるが、これに限らず、複数の現像剤担持体を現像液槽
内に設けて、液中で電着を繰り返す構成としてもよい。
【0079】<液体現像剤の組成>本発明の画像形成装
置に用いる液体現像剤は、少なくとも媒体液として使用
される媒体液とトナー粒子とを含むものである。さら
に、この他に荷電制御剤、分散剤、分散安定剤等の機能
付与剤を含有していてもよい。
【0080】上記トナー粒子の体積平均粒径は0.5μ
m〜5μmに調整することが望ましい。また、トナー粒
子の総量の80体積%が体積平均粒径の±1μm、好ま
しくは±0.5μmの範囲に存在するように調整するこ
とが望ましい。体積平均粒径ならびに粒径分布は、例え
ば、粒度分布測定機(SALD−1100:島津製作所
社製)を用いて測定すればよい。
【0081】上記トナー粒子としては、乾式製造法およ
び湿式製造法により得られたポリマ−微粒子を使用する
ことができる。乾式製造法とは、乾式粉砕法、噴霧乾燥
法等を含むものであり、湿式製造法とは、溶液中粉砕
法、懸濁重合法、乳化重合法、非水分散重合法、シード
重合法および乳化分散造粒法等を含むものである。特に
使用樹脂の種類の多さ、分子量調整の容易性、樹脂ブレ
ンド性、粒径分布のシャープさ等から、乳化分散造粒法
または噴霧乾燥法により作製したポリマー微粒子を使用
することが好ましい。安価にトナー粒子を製造するとい
う点では溶液中粉砕法が好ましい。
【0082】乳化分散造粒法は、ポリマーを非水溶性有
機溶媒に溶解させてなるポリマー溶液を水性分散液中に
乳化分散させてO/W型エマルジョンを形成し、攪拌し
ながらO/W型エマルジョンに熱を加えて有機溶媒を蒸
発させ、ポリマー粒子を析出させることによりポリマー
微粒子を製造するものである。
【0083】また、噴霧乾燥法は、ポリマーを有機溶媒
に溶解させるとともに着色剤等の成分を分散させたポリ
マー溶液を調整し、このポリマー溶液をノズルより噴射
し加熱することにより有機溶媒を蒸発させてポリマー微
粒子を製造するものである。
【0084】このようなポリマー微粒子を液体現像剤の
トナー粒子として使用する場合は、ポリマー微粒子を洗
浄、乾燥後、必要に応じて既知の荷電制御剤、分散助
剤、樹脂等の添加剤を加えて、電気的に絶縁性の媒体液
中に超音波分散器等を用いて分散させればよい。
【0085】ポリマー微粒子を構成する樹脂としては、
特に限定されないが、例えばポリエステル樹脂、スチレ
ンーアクリル共重合体、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリメタクリル酸エステル、ポリ
アクリル酸エステル、エポキシ樹脂、ポリエチレン、ポ
リウレタン、ポリアミド、パラフィンワックス等の樹脂
を単独またはブレンドしたものが用いられる。
【0086】ポリマー微粒子には、必要に応じて、着色
剤、荷電制御剤、オフセット防止剤等の成分を添加して
もよい。
【0087】着色剤としては、カーボンブラック、フタ
ロシアニン等の各色顔料や染料を用いることができる
が、樹脂そのものに色がついている場合は添加する必要
はない。
【0088】本発明に係る液体現像剤に用いる媒体液と
しては、電気絶縁性有機物を使用し、現像時に液体状で
あれば常温における状態は問わない。例えば、脂肪族炭
化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、ハロゲン化
炭化水素、ポリシロキサン等の使用が可能であるが、無
害性、におい、コスト等の点からノルマルパラフィン系
またはイソパラフィン系の溶媒を使用することが望まし
い。
【0089】具体的には、アイソパーG、アイソパー
H、アイソパーL、アイソパーK(エッソ社製)、シェ
ルゾール71(シェル石油化学社製)、IPソルベント
1620、IPソルベント2028(出光石油化学社
製)を使用することが特に好ましい。常温個体の物質で
は、ロウ類、パラフィン類等が使用可能である。
【0090】また、本発明に係る液体現像剤の媒体液に
は、必要に応じて荷電制御剤、分散剤、分散安定剤等を
添加してもよい。
【0091】荷電制御剤としては、公知のものを使用す
ることができ、トナー粒子を正極性に荷電させるために
は、例えば、ステアリン酸等の脂肪酸の金属塩、スルホ
コハク酸エステルの金属塩、アビエチン酸の金属塩等の
有機酸の金属塩、もしくは粒子に吸着するアルキッド樹
脂等の溶解性高分子が挙げられ、負極性に荷電させるた
めには、例えば、レシチン等の界面活性剤、含窒素化合
物、もしくは粒子に吸着するポリアミド樹脂等の溶解性
高分子が挙げられる。これらの荷電制御剤は媒体液に対
して0.0001〜10重量%、好ましくは0.001
〜3重量%程度添加することが望ましい。
【0092】またこの他に、荷電助剤として荷電制御剤
と同量程度のSiO2 、Al23、TiO2 、ZnO等
の金属酸化物等を添加してもよい。
【0093】液体現像剤中のトナー粒子の分散を安定さ
せるための分散剤、分散安定剤としては、各種の界面活
性剤、溶解性高分子が使用可能である。
【0094】溶解性高分子としては、これに限るもので
はないが、ポリオレフィン系石油樹脂、亜麻仁油、ポリ
アルキルメタクリレート等が挙げられ、またポリマー粒
子との親和性を高めるために、メタクリル酸、アクリル
酸、アルキルアミノエチルメタクリレート等の極性基を
有するモノマーを少量共重合したものでもよい。溶解性
高分子は、分散性の向上並びにその添加による媒体液の
粘度上昇防止の観点から、その添加量を媒体液に対して
0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%
程度にすることが望ましい。
【0095】また、界面活性剤としては、サポニン等の
天然界面活性剤、アルキレンオキサイド系、グリセリン
系、あるいはグリシドール系等のノニオン界面活性剤、
カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エステル基、リ
ン酸エステル基等の酸性基を含むアニオン系界面活性剤
等が挙げられる。
【0096】本発明に用いる液体現像剤においては、液
体現像剤の総重量に対する、トナーや分散剤等の固形成
分の総重量の割合(固形分比)は1〜90重量%である
が、現像に用いる液体現像剤の総量を減らし、取扱い性
を容易にするため、固形分比を2〜50重量%とするの
が好ましい。
【0097】次に、本実施例に使用する液体現像剤の組
成を例を挙げて具体的に説明する。なお、以下において
「部」とあるのは「重量部」を表す。
【0098】<トナーAの製法>低分子量ポリエステル
樹脂(MW:15000、Mn:6000)100部を
濃度が20重量%になるように塩化メチレンに完全に溶
解させた。アイガーモーターミル(アイガージャパン社
製)を用いて、着色剤としてフタロシアニン6部を前記
樹脂溶液中に分散させた。
【0099】以上のようにして得られた樹脂溶液を、メ
トローズ65SH−50(信越化学工業社製)1%とラ
ウリル硫酸ナトリウム1%の水性分散液中に、ホモミキ
サー(特殊機化工業社製)を用いて、毎分8000回転
で30分間室温で乳化分散させ、O/W型エマルジョン
を得た。次に4枚羽の攪拌羽根に取り替えて、40〜4
5℃で3時間攪拌しながら塩化メチレンを留去し、体積
平均粒径が2μmのトナー用ポリマー微粒子の水性懸濁
液(サスペンジョン)を得た。
【0100】得られたトナー用ポリマー微粒子の水性懸
濁液から、遠心分離機によって固形分を取りだし、これ
をよく水で洗浄した後にろ過、乾燥して体積平均粒径が
2μmのトナー用ポリマー微粒子を得た。
【0101】<現像剤Aの製法>トナーA80.0部、
ラウリルメタクリレート−メタクリル酸共重合体を2
6.7部およびn−ヘキシルトリメトキシシラン13.
3部を電気的に絶縁性のイソパラフィン系溶媒IPソル
ベント1620(出光石油化学社製)880部中に添加
し、これを超音波分散器で20分間混合分散させること
によって液体現像剤Aを得た。
【0102】<実験例>図1〜図3に示した電子写真プ
リンタ100を使用して、現像剤Aを用いて、例えば、
以下の条件で反転現像を行うことにより、地カブリの少
ない高品質の画像を得るとともに、感光体ドラム表面に
付着する媒体液を十分に少なくすることができる。
【0103】・現像ローラの十点平均粗さ:2μm ・現像部cにおける感光体ドラムと現像ローラとの間
隔:100μm ・現像ローラ印加電圧:+550V ・第2電着部hにおける電着ローラと現像ローラとの間
隔:200μm ・電着ローラと現像ローラとの間に印加する電圧:50
0V ・第1電着部における電極と電着ローラとの間隔:1m
m ・電極と電着ローラとの間に印加する電圧:1000V ・液流量:200cc/min ・現像ローラ長手方向の現像領域の長さ:320mm ・感光体ドラム回転速度:20cm/s ・現像ローラ回転速度:22cm/s ・未露光部の感光体ドラム表面電位:+750V ・露光部感光体ドラム表面電位:+50V ・現像ローラの直径:30mmφ ・電着ローラ回転速度:24cm/s ・電着ローラの直径:30mmφ
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、現像液槽内の液体
現像剤中のトナー粒子を第1の現像剤担持体の表面に電
着させ、次いで第2の現像剤担持体に電着させるように
したので、選択的に良好な帯電性を示すトナーを第2の
現像剤担持体に担持させることができる。これにより、
良好な帯電性を示すトナーを選択的に現像に供すことが
でき、地カブリの少ない高い品質の画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿式電子写真プリンタの断面図である。
【図2】液体現像装置、クリーニング装置および現像液
貯蔵タンクの関係を示す図である。
【図3】現像ヘッドの拡大断面図である。
【図4】現像ヘッドの変形例を示す図である。
【図5】現像ヘッドの他の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム c 現像部 d 第1電着部 h 第2電着部 20 液体現像装置 200 現像ヘッド 201 電極 202 現像ローラ 208 現像液槽 220 電着ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗田 隆治 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電したトナー粒子を媒体液に分散して
    なる液体現像剤を貯留する現像液槽と静電潜像担持体と
    の間に配置される液体現像剤搬送装置において、 第1の現像剤担持体と、 現像液槽内の液体現像剤を前記第1の現像剤担持体に供
    給する供給手段と、 該供給手段により供給される液体現像剤中のトナー粒子
    を前記第1の現像剤担持体に電着させる第1の電着手段
    と、 前記第1の現像剤担持体に対向して設けられた第2の現
    像剤担持体と、 前記第1の現像剤担持体上のトナー粒子を前記第2の現
    像剤担持体に電着させる第2の電着手段とを備えたこと
    を特徴とする液体現像剤搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電着手段が、前記第1の現像
    剤担持体に対向して設けられた電極と、該電極と前記第
    1の現像剤担持体との間に電圧を印加する電源とを備え
    た請求項1の液体現像剤搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記現像液槽が、前記第1の現像剤担持
    体と前記電極とが槽内の液体現像剤に浸漬される位置に
    設けられ、前記供給手段を兼ねる請求項2の液体現像剤
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記電極と前記第1の現像剤担持体との
    対向部の長さが3mm以上である請求項2の液体現像剤
    搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の電着手段が、前記第1および
    第2の現像剤担持体の間に電圧を印加する電源を備えた
    請求項1の液体現像剤搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の現像剤担持体は、静電潜像担
    持体に対向して設けられ、担持した液体現像剤を静電潜
    像担持体に接触させる請求項1の液体現像剤搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の現像剤担持体に対向して設け
    られた第3の現像剤担持体と、前記第2および第3の現
    像剤担持体の間に電圧を印加する電源とを備えた請求項
    1の液体現像剤搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の現像剤担持体は、静電潜像担
    持体に対向して設けられ、担持した液体現像剤を静電潜
    像担持体に接触させる請求項7の液体現像剤搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記供給手段が、前記現像液槽内の液体
    現像剤の液面に表面を接触することにより機械的に液体
    現像剤を担持して液体現像剤の供給を行う汲み上げ用の
    現像剤担持体を備えた液体現像剤搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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