JPH08297320A - フイルムパックホルダ - Google Patents

フイルムパックホルダ

Info

Publication number
JPH08297320A
JPH08297320A JP10330995A JP10330995A JPH08297320A JP H08297320 A JPH08297320 A JP H08297320A JP 10330995 A JP10330995 A JP 10330995A JP 10330995 A JP10330995 A JP 10330995A JP H08297320 A JPH08297320 A JP H08297320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
film pack
holder
slide frame
sliding cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10330995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Sato
徳次 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10330995A priority Critical patent/JPH08297320A/ja
Publication of JPH08297320A publication Critical patent/JPH08297320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロック部材の誤操作を防止すると共に、簡単な
操作で引蓋をロックする。 【構成】引蓋ロック片84は、引蓋ロック片84側のガ
イド部84Aをスライド枠56側の後端面56Aに形成
されたガイド溝57Aに沿って嵌入することによりスラ
イド枠56に装着されて、スライド枠56の後端面56
Aと面一に配設される。また、引蓋ロック片84は、引
蓋20のスライド方向に対し直交方向に摺動自在に支持
され、クリック機構によって下位置と上位置とで保持さ
れる。下位置で保持した場合には、引蓋ロック片84が
スライド枠56から突出せず、引蓋20に係合しないの
で引蓋20の開閉操作が可能となる。また、引蓋ロック
片84を上位置で保持した場合には、引蓋ロック片84
がスライド枠56から突出して引蓋20側の溝86に係
合し引蓋20の開放をロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルムパックホルダに
係り、特にシートフイルムユニットを複数枚積層して収
納したフイルムパックを装着して用いるフイルムパック
ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフイルムパックホルダと
して特開平5−341378号公報に開示されたものが
ある。このフイルムパックホルダは、フイルムパックを
フイルムパックホルダの蓋を開いてホルダ本体内に装着
した後、大判カメラの露光枠に取り付けられるもので、
撮影する場合には、フイルムパックの引蓋を開いて1枚
目のシートフイルムユニットを蓋の露光開口を介して露
出する。
【0003】また、前記フイルムパックホルダには引蓋
ロックダイヤル(引蓋ロック部材)が設けられ、この引
蓋ロックダイヤルを回動操作して引蓋と係合させること
により引蓋の開放をロックする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−341378号公報記載のフイルムパックホルダ
は、引蓋ロックダイヤルがホルダ本体から突出して配置
されているため、引蓋の押し引き操作時に撮影者の手が
触れて引蓋ロックダイヤルを引蓋に係合させてしまう場
合がある。このような場合、撮影者は引蓋がロックされ
ていることを知らないので、引蓋を無理に開いてしま
い、引蓋ロックダイヤルや引蓋を損傷させてしまうとい
う欠点がある。
【0005】また、前記引蓋ロックダイヤルは、回動操
作しなければ引蓋のロックを行うことができないので、
操作が面倒であるという欠点がある。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、ロック部材の誤操作を
防止すると共に、簡単な操作で引蓋をロックすることが
できるフイルムパックホルダを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、撮影用の開口が形成されたホルダ本体と、該
ホルダ本体にスライド移動自在に配設されると共に内部
に収納されたシートフイルムユニットを光密状態に維持
する引蓋を有するスライド枠とを備えたフイルムパック
ホルダに於いて、前記スライド枠の外側面と面一になる
ように配設されると共に前記引蓋のスライド方向に対し
て直交方向に摺動可能にロック部材が設けられ、前記引
蓋にはロック時に前記ロック部材が嵌入するロック穴が
形成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、ロック部材をスライド枠の外
側面と面一に配設して、撮影者の手等が不用意に触れな
いようしており、また、ロック部材を引蓋方向に摺動し
て引蓋に形成されたロック穴に嵌入させれば、引蓋をロ
ックすることができる。また、ロック部材を逆方向に摺
動させて元の位置に戻せば、前記ロックを解除すること
ができる。
【0008】また、本発明によれば、ロック部材を引蓋
に係合する方向に摺動させると、スライド枠のロック部
材の取り付け面に付されたマークが露出する。このマー
クを見れば、引蓋がロック状態にあることが分かる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフイルム
パックホルダの好ましい実施例について詳説する。先
ず、本発明のフイルムパックホルダに装着されるフイル
ムパックについて説明する。図1に示すようにフイルム
パック10は、箱型のパック本体14の前端部にキャッ
プ12が着脱自在に取り付けられ、このパック本体14
内には複数枚のシートフイルムユニット16が積層して
収納されている。また、パック本体14の前面に形成さ
れた開口14Aには、該開口14Aを開閉する把手18
付きの引蓋20が取り付けられている。引蓋20はシー
トフイルムユニット16よりもサイズが大きく、把手1
8を持って押し引きされることにより、パック本体14
の側壁内面に形成した溝22に沿ってスライド移動す
る。
【0010】キャップ12の内部には図2に示すよう
に、上方に付勢された爪部材24が設けられており、こ
れに形成された一対の爪26、26が引蓋20の先端側
に形成された係止孔28、28(図1参照)と係合して
引蓋20をキャップ12に係止する。引蓋20の裏面に
は、把手18側に突起30が形成され、これがパック本
体14の段部31と係合し、引蓋20のキャップ12側
への移動を阻止する。これにより、引蓋20の先端部が
キャップ12に連結されている状態においてはキャップ
12がパック本体14から外れることがない。また、前
記係止孔28、28は、引蓋20をパック本体14から
一定量引き出すと、後述するスライド枠56側の爪2
9、29に係合する。これにより、引蓋20は一定量引
き出された際にロックがかかるようになっている。
【0011】シートフイルムユニット16は図1に示す
ように、4×5インチサイズのシートフイルム32と、
そのベース面側を支持すると共にシートフイルム32の
3辺を取り囲むように3辺を折り曲げた金属等の薄板製
のシース34とから構成されている。シートフイルム3
2の平面性を維持し、また充分な強度があれば、シース
34をプラスチックで形成することも可能である。
【0012】パック本体14には図2に示すように例え
ば7枚のシートフイルムユニット16が積層して収納さ
れ、これらのシートフイルムユニット16はパック本体
14の背面内壁に一端を固定した圧板バネ36によって
前面側(図2上で上方側)に押圧されている。これによ
り、シートフイルムユニット16は引蓋20の裏面に圧
着される。パック本体14の内部は隔壁38によって2
室に仕切られ、その左方の室にはシートフイルムユニッ
ト16が収納され、右方の室にはカウンタ表示用の円板
40が設けられている。円板40には、撮影枚数を示す
数字、例えば「1」、「2」…「7」と、エンドマーク
である「E」とが下面側に刻印されており、この数字の
一つがパック本体14及びフイルムパックホルダ50の
ホルダ本体52に形成された図示しない窓を介して観察
できるようになっている。前記円板40は、シートフイ
ルムユニット16が1枚撮影される毎に、フイルムパッ
クホルダ50側の機構によって駆動される。符号42、
44は、引蓋20がスライドされる摺接面と引蓋20と
の間隙から外光が入射するのを阻止する不織布である。
【0013】本発明の実施例に係るフイルムパックホル
ダ50は図1に示すように、ホルダ本体52と、ホルダ
本体52の上面部に開閉自在に取り付けられた蓋54
と、ホルダ本体52内にスライド自在に取り付けられた
スライド枠56とから成る。蓋54の表面には、シート
フイルムユニット16よりも小サイズの撮影開口58が
形成され、この外周縁部には、シートフイルムユニット
16の上面周縁部が当接されてシートフイルムユニット
16を撮影位置に保持する受け面60が形成されてい
る。
【0014】また、前記蓋54の長手方向に沿った両側
壁部62、62の内側には、板バネ64、64…が各々
取り付けられている。この板バネ64は、フイルムパッ
ク10をフイルムパックホルダ50内に装着して蓋54
を閉じた際にパック本体14を図中下側に押圧するもの
で、また、パック本体14から排出されたシートフイル
ムユニット16を上から押さえ付ける作用も行う。
【0015】前記蓋54のヒンジ近傍には図2に示すよ
うに突条部66が形成され、この突条部66には一対の
突起部68が形成される。前記突条部66は蓋54を閉
じると、キャップ12の溝部70に係合してキャップ1
2をフイルムパックホルダ50内に保持することがで
き、また、前記突起部68は爪部材24の突起72、7
2を押し下げて爪26を引蓋20の係止孔28、28か
ら退避させ、キャップ12に対する引蓋20の係合を解
除することができる。
【0016】図1に示すスライド枠56の後端側に設け
られた箱部74内には、ホルダ本体52との間でスライ
ド枠56のスライド移動を制御すると共に、前記円板4
0を駆動する機構が内蔵されている。このフイルムパッ
クホルダ50は図2に示すように、撮影開口58を形成
した蓋65の前面が図中二点鎖線で示す大判カメラ76
の露光枠78に、位置決め用の凸条部80、82を介し
て光密に取り付けられる。
【0017】蓋54の図1に示す後端部側には下方に延
出した一対の爪90が設けられる。この爪90は、蓋5
4の閉時にホルダ本体52側に設けられた図示しない爪
に係合し蓋54をホルダ本体52にロックする。また、
爪90は、図1に示す蓋54の後端部に設けられたノブ
94を前方に押圧操作することにより、ホルダ本体52
側の図示しない爪との係合が解除される。これにより、
蓋54を開くことができる。
【0018】ところで、スライド枠56の外側面の後端
面56Aには引蓋ロック片(ロック部材)84が上下方
向に摺動自在に設けられる。この引蓋ロック片84は、
上方に摺動操作された際に、引蓋20の裏面に形成され
た溝(ロック穴)86に嵌入し、引蓋20の開放をロッ
クするものである。前記引蓋ロック片84は、スライド
枠56の湾曲形成された後端面56Aと面一に配設され
る。また、引蓋ロック片84は図3に示すように、左右
両端部にガイド部84A、84Aが上下方向に突出形成
され、また、スライド枠56側の引蓋ロック片84の取
付面57には、その左右両側にガイド溝57A、57A
が上下方向に形成されている。引蓋ロック片84は、ガ
イド部84Aを前記ガイド溝57Aに沿って嵌入するこ
とにより取付面57に装着されると共に、ガイド部84
Aをガイド溝57Aに沿って摺動させることにより、引
蓋20(図1参照)のスライド方向に対して直交方向に
摺動可能となっている。
【0019】引蓋ロック片84の背面側には、一方のク
リック機構を構成するクリックボール130が設けられ
る。このクリックボール130は引蓋ロック片84に埋
設されたスプリング132(図4参照)の付勢力によっ
て取付面57に押圧付勢される。また、取付面57側に
は、他方のクリック機構を構成する2つのクリック穴1
34、136が上下に形成されている。従って、引蓋ロ
ック片84は、前記クリック機構によって下位置と上位
置とで保持される。図4に示すようにクリックボール1
30がクリック穴134に係合した下位置で引蓋ロック
片84が保持されると、引蓋ロック片84の上部84B
はスライド枠56の上端部56Bから突出せず、これに
より引蓋20の開閉操作が可能となる。また、クリック
ボール130がクリック穴136に係合した上位置で引
蓋ロック片84が保持されると、引蓋ロック片84の上
部84Bが図5に示すようにスライド枠56の上端部5
6Bから突出して引蓋20側の溝86に係合し、引蓋2
0の開放をロックする。符号85で示す引蓋ロック片8
4の表面に形成された凸条部は、引蓋ロック片84の指
掛かり部である。尚、本実施例では、クリックボール1
30を引蓋ロック片84側に設けると共に、クリック穴
134、136をスライド枠56側に設けたが、クリッ
クボール130をスライド枠56側に設けると共に、ク
リック穴134、136を引蓋ロック片84側に設けて
も良い。
【0020】前記取付面57の下部には、例えば赤色の
テープ(マーク)138が貼り付けられており、このテ
ープ138は引蓋ロック片84が引蓋20に係合した時
に外部に露出する位置に付けられている。また、図1に
示す符号88は、フイルムパックホルダ50を大判カメ
ラに装着した際に撮影者側から見える円弧状突起であ
り、撮影準備の完了に伴って例えば赤色のマークが表示
されるようになっている。
【0021】次に、前記の如く構成されたフイルムパッ
クホルダ50の作用について説明する。先ず、フイルム
パックホルダ50の蓋54を開いてフイルムパック10
をホルダ本体52内に装着する。次に、蓋54を閉じる
と図2に示すように、突状部66がキャップ12の溝部
70に係合してキャップ12がホルダ本体52と蓋54
との間に保持されると共に、突起部68によって突起7
2が押し下げられて爪部材24が下方に移動され、爪部
材24の爪26が引蓋20の係止孔28から外れる。こ
れにより、引蓋20のロックが解除される。
【0022】次いで、フイルムパックホルダ50を図2
に示したように大判カメラ76の露光枠78に装着す
る。そして、引蓋ロック片84が図4に示した位置、即
ち引蓋20との係合解除位置にあることをシール138
が見えないことで確認した後、引蓋20を引き出す。引
蓋20を引き出して図6に示した位置まで完全に移動さ
せると、引蓋20の係止孔28、28がスライド枠56
側の爪29、29に係合して引蓋20の開放が規制さ
れ、パック本体14の開口14Aが完全に開放される。
そして、1枚目のシートフイルムユニット16Aが圧板
バネ36によって押し上げられる。そして、シートフイ
ルムユニット16Aは、前記開口14Aを通過してフイ
ルムパックホルダ50の受け面60に押し付けられて撮
影位置に保持される。
【0023】そして、引蓋20を元の位置に戻すと、引
蓋20は1枚目のシートフイルムユニット16Aと2枚
目のシートフイルムユニット16Bとの間に入り込み、
撮影位置にあるシートフイルムユニット16Aの平面性
が保持される。この時、箱部74に内蔵したラッチ機構
により、引蓋20がパック本体14に係止されると共
に、ホルダ本体52とスライド枠56との係合が解除さ
れる。また、撮影者側から見える円弧状突起88には撮
影準備完了を示すマークが表示される。この状態で大判
カメラ76のシャッタをレリーズすると1枚目のシート
フイルムユニット16Aが露光される。
【0024】このようにして1回目の撮影操作を終えた
後に、把手18を把持して引蓋20を引くと、図7に示
すようにキャップ12を残してスライド枠56とフイル
ムパック10とがフイルムパックホルダ50から一体的
に引き出される。この時、撮影済みの1枚目のシートフ
イルムユニット16Aは、受け面60のエッジ部分によ
りそのままの位置に係止されるので、間仕切り板13の
上部と受け面60との隙間を通ってパック本体14から
抜け出していく。パック本体14から完全に抜け出たシ
ートフイルムユニット16Aは、板バネ64の付勢力に
よってホルダ本体52の底部に押し込まれ、左端部が屈
曲板110に保持されると共に、右端部がパック本体1
4の背面内壁14Aに保持される。
【0025】そして、フイルムパック10をスライド枠
56と共にホルダ本体52に挿入していくと、シートフ
イルムユニット16Aは、間仕切り13の下端と背面内
壁14Aとの隙間である回収口15を通ってパック本体
14内に入り込み、そして圧板バネ36に乗り上げて未
露光のシートフイルムユニット16の最下層に挿入され
る。このようにフイルムパック10をホルダ本体52に
完全に挿入すると、2枚目のシートフイルムユニット1
6Aが引蓋20の真下に位置する。これにより、2枚目
のシートフイルムユニット16Bの撮影準備が完了す
る。
【0026】このような引蓋20やスライド枠56の押
し引き動作中において、引蓋ロック片84は、スライド
枠56の後端面56Aと面一に配設されているので撮影
者の手等が不用意に触れることはなく、また、図4に示
した係合解除位置にクリック機構により保持されている
ので、引蓋ロック片84が誤って係合解除位置に移動す
ることはない。従って、本実施例では、引蓋ロック片8
4の誤操作を確実に防止することができる。
【0027】また、撮影が終了した場合には、引蓋ロッ
ク片84を引蓋20方向に摺動させて、上部84Bを引
蓋20の溝86に図5に示したように嵌入する。この
時、引蓋ロック片84はクリック機構によって係合位置
に保持される。これにより、引蓋20は引蓋ロック片8
4によって開放が確実にロックされるので、引蓋20の
不用意な開放を防止することができる。また、撮影が終
了しフイルムパック10をフイルムパックホルダ50に
装着した状態で携帯する場合にも、引蓋20を引蓋ロッ
ク片86によってロックする。これにより、引蓋20が
携帯中に開くことがないので安全である。更に、本実施
例では、引蓋ロック片84を上下に摺動させるだけで、
引蓋20のロックとロック解除とを行うことができるの
で、引蓋ロックダイヤルを回動操作して引蓋をロックす
る従来の操作よりも、簡単な操作で引蓋20のロックを
行うことができる。
【0028】また、引蓋20のロック状態において、ス
ライド枠56側の取付面57に赤色のテープ138が図
5に示すように露出する。これにより、本実施例では、
前記テープ138を見れば、引蓋20がロック状態にあ
ることを一目で確認することができる。本実施例では、
フイルムパック10を装填するタイプのフイルムパック
ホルダ50について説明したが、これに限られるもので
はなく、スライド枠内にシートフイルムユニットを直接
収納し、スライド枠に取り付けられた引蓋の開操作によ
ってシートフイルムユニットをホルダ本体の撮影開口か
ら露光させるタイプのフイルムパックホルダに適用して
も良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ムパックホルダによれば、ロック部材をスライド枠の外
側面と面一に配設して、撮影者の手等が不用意に触れな
いようにしたので、ロック部材の誤操作を防止すること
ができ、また、引蓋をロックする場合には、ロック部材
を引蓋方向に摺動させるだけで良いので、簡単な操作で
引蓋をロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフイルムパックホルダとフイルム
パックの外観図
【図2】カメラにフイルムパックホルダを装着した状態
の断面図
【図3】スライド枠に対する引蓋ロック片の組み付け斜
視図
【図4】引蓋のロック解除状態を示す要部断面図
【図5】引蓋のロック状態を示す要部断面図
【図6】引蓋を引き出した状態のフイルムパックホルダ
とフイルムパックの断面図
【図7】フイルムパックをスライド枠と共に引き出した
状態のフイルムパックホルダとフイルムパックの断面図
【符号の説明】
10…フイルムパック 12…キャップ 14…パック本体 16…シートフイルムユニット 20…引蓋 50…フイルムパックホルダ 52…ホルダ本体 54…蓋 56…スライド枠 84…引蓋ロック片 86…溝 138…テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影用の開口が形成されたホルダ本体と、
    該ホルダ本体にスライド移動自在に配設されると共に内
    部に収納されたシートフイルムユニットを光密状態に維
    持する引蓋を有するスライド枠とを備えたフイルムパッ
    クホルダに於いて、 前記スライド枠の外側面と面一になるように配設される
    と共に前記引蓋のスライド方向に対して直交方向に摺動
    可能にロック部材が設けられ、前記引蓋にはロック時に
    前記ロック部材が嵌入するロック穴が形成されているこ
    とを特徴とするフイルムパックホルダ。
  2. 【請求項2】前記スライド枠の前記ロック部材の取り付
    け面には、該ロック部材がロック位置に位置しているこ
    とを示すマークが付され、該マークはロック部材がロッ
    ク位置に位置した際に露出する位置に付されていること
    を特徴とする請求項1記載のフイルムパックホルダ。
  3. 【請求項3】前記スライド枠には、複数枚のシートフイ
    ルムユニットが収納されたフイルムパックが装着され、
    スライド枠の一往復移動により、露光済みのシートフイ
    ルムユニットをフイルムパックから排出させて押圧部材
    によりホルダ本体の底部に押し込んだ後、フイルムパッ
    ク内の最下層に送り込むようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のフイルムパックホルダ。
JP10330995A 1995-04-27 1995-04-27 フイルムパックホルダ Pending JPH08297320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10330995A JPH08297320A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 フイルムパックホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10330995A JPH08297320A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 フイルムパックホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08297320A true JPH08297320A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14350621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10330995A Pending JPH08297320A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 フイルムパックホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08297320A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5448324A (en) Sheet film pack and film pack holder
JPH08297320A (ja) フイルムパックホルダ
JP2837992B2 (ja) フイルムパックとパックホルダ
JP2837991B2 (ja) シートフイルムパック及びこれを使用するパックホルダ
JP3370794B2 (ja) シートフイルムパック
JP2849506B2 (ja) オートラッチ機構
JP3475399B2 (ja) フイルムパックホルダ
JP2818715B2 (ja) フイルムパックホルダ
JPH08262558A (ja) フイルムパックホルダ
JP3538740B2 (ja) 遮光部材
JP2741970B2 (ja) シートフイルムパック
JPH08262557A (ja) フイルムパックホルダ
JPH08286270A (ja) フイルムパックホルダ
US7181133B2 (en) Camera with film chamber for selective loading of film roll or cartridge and method of selective loading
JP3802470B2 (ja) シートフイルムパック
JPH08201983A (ja) シートフイルムパック
JP2615331B2 (ja) フイルムホルダ
US3584562A (en) Photographic film holder
JP2741968B2 (ja) シートフイルムパック
JPH10104737A (ja) フイルムパックホルダ
JPH1020445A (ja) シートフイルムパック
JPH1031285A (ja) シートフイルムパック
JPH09146165A (ja) シートフイルムパック
JPH08201984A (ja) シートフイルムパック
JPH1031266A (ja) フイルムパックホルダ