JPH08296969A - 穀物乾燥機のバ−ナ燃焼制御装置 - Google Patents
穀物乾燥機のバ−ナ燃焼制御装置Info
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Abstract
隔を通常運転モ−ドより短く設定することにより、バ−
ナ調整時は、試運転モ−ドによってバ−ナの調整作業を
早く行う。 【構成】バ−ナに供給する一次空気量を燃焼量に応じて
変更する手段をもつバ−ナ燃焼制御装置において、バ−
ナの通常運転モ−ドに対して試運転モ−ドを設定すると
共に、この試運転モ−ドの場合には燃焼量を変更するた
めの変更時間間隔を通常運転モ−ドよりも短く設定す
る。
Description
燃焼制御装置に関する。
の種のバ−ナ燃焼制御装置にあっては、燃焼量を急激に
変化させると、失火やハンチングの危険があるため、通
常の乾燥状態では燃焼量を十分な変更時間間隔にて変更
するようにしている。ところが、このような通常運転モ
−ド(通常乾燥時の燃焼モ−ド)でバ−ナの調整を行う
際には、燃焼量の変更時間間隔が長いため、目的の燃焼
量に調整するのに長時間を要する問題があった。
目的とする。この目的達成のため、次のような技術的手
段を講じた。
かる技術的手段は、バ−ナに供給する一次空気量を燃焼
量に応じて変更する手段をもつバ−ナ燃焼制御装置にお
いて、バ−ナの通常運転モ−ドに対して試運転モ−ドを
設定すると共に、この試運転モ−ドの場合には燃焼量を
変更するための変更時間間隔を通常運転モ−ドよりも短
く設定してあることを特徴とする。
焼量の変更時間間隔を通常運転モ−ドに比較して大幅に
短く設定してある。従って、バ−ナ調整を行う際は、試
運転モ−ドに入れることによってバ−ナの調整作業を早
く行うことができる。
る。1は乾燥機であって、上部から貯留タンク2、乾燥
室3、集穀室4を縦設し、このうち乾燥室3は、バ−ナ
5を有する熱風室6と吸引フアン7を有する排風室8と
の間に穀物流下通路9,9を形成してなり、各流下通路
9,9の下部に設ける繰出バルブ10,10の一定回転
により所定量毎に流下する穀物に熱風を浴びせて乾燥す
るよう構成している。吸引フアン7はフアンモ−タ7a
によって回転駆動される。
を張設してあり、集穀室4の下部に横設する集穀移送螺
旋13により一側に移送された乾燥穀物を掬い上げて上
部に揚上搬送できる構成としている。この昇穀機11の
上部から投出される穀物は、投出樋14を介して移送螺
旋15を架設する移送樋16の始端部に案内落下され
る。移送螺旋15により移送される穀物は貯留タンク2
の中央上部に配設した拡散盤17に案内され、貯留タン
ク2内に拡散落下されるように構成している。
設け、操作装置からの電気的測定信号の発信により、水
分モ−タ19が回転してこの水分センサ−の各部が回転
駆動され、バケットコンベア12で上部へ搬送中に落下
する穀粒を受け、この穀粒を挟圧粉砕しながら、この粉
砕穀粒の水分を検出するようにしている。バ−ナ5は、
気化型バ−ナ形態であり、案内風胴20の下面に設ける
電磁ポンプ21の駆動によって燃料タンク22内の灯油
が供給され、イグナイタ23の通電による点火で着火燃
焼される構成である。風調フアン24は、風調モ−タ
(バ−ナモ−タ)25で変速回転駆動され、供給燃料に
見合った燃焼用空気をバ−ナ5へ送風している。風調フ
アンの駆動信号のONタイムは、コントロ−ラにおいて
バルブONタイムとVR1の値及び外気温により算出し
て出力され、そして、風調フアンはこれを受けて回転数
制御される構成である。尚、26は送風筒、27は気化
筒、28はオイル拡散体、29は燃焼筒、30はガス噴
出口を有する燃焼板、31は混合室、32は空気導入
口、33はエアフイルタ、34はノズルである。ノズル
34から出てくる燃料は遠心力によりオイル拡散体28
から気化筒27に送られる。燃料は気化筒27の隙間か
ら微粒子となり燃焼筒29へ放出され、イグナイタ23
により着火する。気化筒27の外面が燃焼ガスで熱せら
れるので、燃料は気化筒内面でガス化され、気化筒27
内面と混合室31で空気と混合される。この予混合ガス
が燃焼盤30から出て燃焼する。
バルブのONタイムで調整する構成である。また、バ−
ナ5の燃料供給制御は、通常運転(燃焼)モ−ドと試運
転モ−ドとに切替できる構成であるが、熱風温度センサ
−35からの検出熱風温度と予め設定された設定温度と
の比較差により電磁ポンプ21の電磁バルブを制御し、
熱風温度が設定温度の所定範囲内になるよう制御され
る。
量)と変更時間間隔との関係は、例えば,図5のグラフ
で示すように(尚、△T=設定温度−熱風温度)通常運
転モ−ドでは 1≦|△T|<6℃→0.25ms/20sec 6≦|△T| →0.5 ms/10sec 試運転モ−ドでは、 1≦|△T|<6℃→0.25ms/10sec 6≦|△T| →0.50ms/ 5sec に設定している。
御を試運転モ−ドに切替えると、例えば、図7のフロ−
チャ−トで示す通り、通常運転モ−ドでは10秒毎に燃
料変更量が変えられるのに対し、試運転モ−ドではその
半分(1/2)の5秒毎に変更されることになり、バ−
ナの調整作業を早く行うことができるものである。な
お、通常運転モ−ド及び試運転モ−ドでの電磁バルブO
Nタイムの計算処理は図8のフロ−チャ−トに示す方式
により行われる。
図6のグラフに示すように、一次関数の関係になるよう
コントロ−ラにより制御される。このグラフ(イ),
(ロ)に示されたレベル調整つまみVR1,傾き調整つ
まみVR2の調整方法について説明すると、レベル調整
つまみVR1は、レベルを±300rpmの間で変化させ
るボリュ−ムで最低設定温度で燃焼させながら調整す
る。即ち、VR1で風調フアンの回転数を調整しなが
ら、炎をチェック目視確認する。
の間で変化させるボリュ−ムで最高設定温度で燃焼させ
ながら調整する。即ち、VR2で風調フアンの回転数を
調整しながら、炎をチェック目視確認する。図9は制御
ブロック図であり、機体正面側のバ−ナ胴36内に設け
るコントロ−ラ37の制御部(CPU)38には、コン
トロ−ラパネル39に配設した張込.乾燥.排出.停止
の各モ−ドスイッチ40,41,42,43、穀物種
類,張込量,仕上水分の各設定スイッチ44,45,4
6、乾燥時間設定のための増・減スイッチ47,48、
穀粒水分値を補正する水分補正手段53等の入力信号の
ほか、前記水分センサ−18,フレ−ムロッド49,熱
風温度センサ−35,外気温度センサ50等の各種検出
信号を入力する。
る昇穀機モ−タ51,繰出バルブ用モ−タ52等の循環
系駆動モ−タ駆動信号、バ−ナ5駆動信号等がある。と
ころで、通常運転モ−ドの一種である乾燥モ−ドにおい
て、穀物乾燥機の貯留室2内へ収容された穀粒は、この
貯留室から乾燥室3内へ所定量毎に流下されて循環され
る。
種類及び外気温度センサ50で測定された外気温度等に
よってバ−ナ5から発生する乾燥風温度が設定され、乾
燥機が始動して穀粒の乾燥が開始されると、該バ−ナ5
ヘ燃焼用燃料を供給する電磁ポンプ21等が駆動制御さ
れ、バ−ナは燃焼制御される。図11について説明す
る。水分測定値の誤差を手動で補正する水分補正機能を
持った乾燥機の制御装置において、通年で作動するカレ
ンダ−機能と、年度が更新されると前年の補正値をクリ
アする補正値クリア手段を設けた構成である。
付がROMに記憶されている。そして、乾燥機が起動
(電源ON)されると、該補正値の日付とカレンダ−I
Cから読み出された日付が比較され、同じ年度であれば
そのまま補正値を使用して乾燥し、年度が異なっている
と補正値をクリア(0)にしてその旨メッセ−ジを表示
し乾燥する。
毎回設定しなくても良いが、次年度には前年度の補正値
をクリアしなければならず、これを忘れると穀物の仕上
り水分に狂いを生じ損害が発生する場合がある。その年
の天候や生育状態により水分測定値に誤差が出る為に水
分補正を行うが、次年度は前年と比べて穀物の生育状態
が異なることが多く、誤って前年度のままの補正値のま
ま乾燥すると水分値に誤差が生じることになる。そこ
で、この発明によれば、次年度には補正値がクリアされ
るの水分補正の誤設定を防止することができる。
少人数で組立てようとすればチエンブロック54による
吊り上げが便利である。図13に示すように、最上部の
組立タンクGT内に補強ステ−55を設け、そして、こ
の補強ステ−55には吊上用フック56、鎖57、リン
グ58等からなる吊り具59の係止穴60を4箇所に設
ける構成である。従って、かかる吊り具59によれば、
吊上用フック56が4箇所の係止穴60,60,…に引
っ掛けられるからタンクGTをバランス良く吊り上げる
ことができる。
…をタンクの係止穴60,60,…に引っ掛け、上部の
リング58をチエンブロック54のフック54aに引っ
掛ける。そして、チエンブロック54により、この組立
て後の最上部のタンクGTを図15に示す組立方式
(1)の状態から(2)の状態位置に吊り上げる。次に
2段目のタンクGTを組込んで、上と下のタンクを取付
金具61により(3)の状態に連結する。更に、これを
(4)のように吊り上げると、次ぎには3段目のタンク
を組込む。そして、上記(3)と同じように取付金具6
1で連結した後、上方に吊り上げる。このように数段に
ブロック別に構成されたタンクを上から順々に組立てて
は吊り上げていくものである。
チ 41 乾燥モ−ドスイッチ 42 排出モ−ドスイッ
チ 43 停止モ−ドスイッチ 44 穀物種類設定スイ
ッチ 45 張込量設定スイッチ 46 仕上水分設定スイ
ッチ 47,48 増・減スイッチ 49 フレ−ムロッド 50 外気温センサ 51 昇穀機モ−タ 52 繰出バルブ用モ−タ 53 水分補正手段
Claims (1)
- 【請求項1】 バ−ナに供給する一次空気量を燃焼量に
応じて変更する手段をもつバ−ナ燃焼制御装置におい
て、バ−ナの通常運転モ−ドに対して試運転モ−ドを設
定すると共に、この試運転モ−ドの場合には燃焼量を変
更するための変更時間間隔を通常運転モ−ドよりも短く
設定してあることを特徴とする穀物乾燥機のバ−ナ燃焼
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09877395A JP3651050B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 穀物乾燥機のバーナ燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09877395A JP3651050B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 穀物乾燥機のバーナ燃焼制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08296969A true JPH08296969A (ja) | 1996-11-12 |
JP3651050B2 JP3651050B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=14228705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09877395A Expired - Fee Related JP3651050B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 穀物乾燥機のバーナ燃焼制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3651050B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP09877395A patent/JP3651050B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3651050B2 (ja) | 2005-05-25 |
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