JPH08296690A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JPH08296690A
JPH08296690A JP14188196A JP14188196A JPH08296690A JP H08296690 A JPH08296690 A JP H08296690A JP 14188196 A JP14188196 A JP 14188196A JP 14188196 A JP14188196 A JP 14188196A JP H08296690 A JPH08296690 A JP H08296690A
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修一 河原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝器のストローク長を確保しつつ基本長を
短くする。 【解決手段】 シリンダ1の取付け部26、又はシリン
ダ1の端部外に円筒部31を取付け孔29と略平行に一
体に設け、円筒部31内に、シリンダ1内の油室S1と
サブタンク34の油溜室S3とを連通させる流路を形成
した隔壁部材41を配置し、隔壁部材41に、圧側減衰
力を発生する圧側減衰力発生機構42,44と圧側減衰
力を調節する圧側減衰力調節機構47,48を設けた油
圧緩衝器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いる油
圧緩衝器に関し、特に圧側減衰力調整機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】車両等に用いる従来の油圧緩衝器とし
て、特開昭58−101343号公報所載の技術が知ら
れれいる。この技術は、公報に記載されているように、
ピストンロッド先端部に固着したピストンをシリンダ内
に摺動自在に嵌挿してシリンダ内を2つの油室に画成
し、このシリンダ内油室のピストンロッド前方側の油室
のシリンダ一端部内に隔壁部材を設け、シリンダ内油室
と油溜室とを画成する。この隔壁部材に、シリンダ内油
室と油溜室とを連通する流路(ポート)を形成して、こ
の隔壁部材のポートに圧縮時に減衰力を発生するバルブ
機構と、この圧縮時の減衰力を調節するニードル機構を
設けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の油圧緩衝器の減衰力調整機構にあっては、シリ
ンダ内にその軸線方向に隔壁部材、バルブ機構、及びニ
ードル機構を配設するために、隔壁部材及びバルブ機構
の取付けスペース分だけ油圧緩衝器の基本長(取付け長
さ−ストローク)が長くなる。そのために、例えば、二
輪車では、フレーム取付け部とスウィングアーム取付け
部との間のスペースが制約される車種があるが、このよ
うに油圧緩衝器の取付けスペースに制約があるような車
種には取付けることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、一端の開口部からピストンロッドが摺動
自在に挿入され、他端に取付け孔を設けたシリンダの外
部に、シリンダ内の油室と連通する油溜室を有するサブ
タンクを設けた油圧緩衝器において、シリンダの取付け
部、又はシリンダの端部外に円筒部を前記取付け孔と略
平行に一体に設け、円筒部内に、前記シリンダ内の油室
と前記サブタンクの油溜室とを連通させる流路を形成し
た隔壁部材を配置し、隔壁部材に、圧側減衰力を発生す
る圧側減衰力発生機構と圧側減衰力を調節する圧側減衰
力調節機構を設けた。
【0005】又本発明は、一端の開口部からピストンロ
ッドが摺動自在に挿入され、他端に取付け孔を設けたシ
リンダの外部に、シリンダ内の油室と連通する油溜室を
有する円筒状のサブタンクを設けた油圧緩衝器におい
て、シリンダの取付け部、又はシリンダの端部外に円筒
部を前記取付け孔と略平行に一体に設け、円筒部内に、
前記シリンダ内の油室と前記サブタンクの油溜室とを連
通させる流路を形成した隔壁部材を配置し、隔壁部材
に、圧側減衰力を発生する圧側減衰力発生機構と圧側減
衰力を調節する圧側減衰力調節機構を設け、円筒部の外
周に前記円筒状のサブタンクの外周の少なくとも一部が
重なるように、該サブタンクを該円筒部と略平行に設け
た。
【0006】更に本発明は、前記圧側減衰力調節機構
を、隔壁部材の流路に平行に形成したバイパス流路の開
口面積を調節するニードルバルブを備えるように構成し
た。
【0007】上記手段によれば、シリンダの取付け部、
又はシリンダの端部外に円筒部を前記取付け孔と略平行
に一体に設け、円筒部内に、前記シリンダ内の油室と前
記サブタンクの油溜室とを連通させる流路を形成した隔
壁部材を配置し、隔壁部材に、圧側減衰力を発生する圧
側減衰力発生機構と圧側減衰力を調節する圧側減衰力調
節機構を設けたので、緩衝器の基本長を短くすることが
でき、制約された取付けスペースにも取付けることが可
能になり、また車体側方からの減衰力調整操作が容易に
なる。
【0008】又上記に加え、円筒部の外周に円筒状のサ
ブタンクの外周の少なくとも一部が重なるように、該サ
ブタンクを該円筒部と略平行に設けたので、円筒部とサ
ブタンクとの間のパイピングが不要となり、別個のパイ
プ材が不要となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る油圧緩衝
器の半截正面図、図2は同緩衝器の要部拡大半截正面
図、図3は同緩衝器の要部拡大平断面図、図4は同緩衝
器のピストンの断面図、図5は同ピストンの底面図、図
6は別実施例に係る油圧緩衝器の半截正面図、図7は同
別実施例に係る油圧緩衝器の平面図、図8は図6のA−
A線拡大断面図である。
【0010】図1において1はシリンダで、シリンダ1
内には、下方からキヤツプ2、ロツドガイド3、オイル
シール4、リテーナ5、及びリバウンドラバー6を介し
て中空ロツド7を挿通し、この中空ロツド7の先端部に
は、シリンダ1内周面に摺接するピストン10を装着
し、ピストン10でシリンダ1内を軸方向に区画した2
つの油室S1,S2を画成する。
【0011】ピストン10には、図4、及び図5にも示
すように、軸線方向に4本の圧側油路11…を備えると
ともに、ピストン外周側から内周側に向かうように斜め
に4本の伸び側油路12…を備える。このように伸び側
油路12…を形成することによって、中空ロッド7の周
囲を渦巻くように作動油が流出し、整流効果が発揮され
る。
【0012】そして、ピストン10の下面側には、圧側
油路11…を開閉する複数枚のディスクバルブからなる
圧側バルブ13を設け、一方、ピストン10の上面側に
は伸び側油路12…を開閉する複数枚のディスクバルブ
からなる伸び側バルブ14を設ける。
【0013】また、中空ロッド7の下端部には、車軸を
取付けるための車軸取付け部材15を装着し、この車軸
取付け部材15上面にスプリングシートストッパ16を
装着し、このスプリングシートストッパ16上にストツ
パラバー17を配設するとともに、スプリングシートス
トツパ16の周縁部上側からスプリングガイドを兼ねた
アンダースプリングシート18を装着する。更に、中空
ロッド7内には、ピストン10をバイパスするバイパス
油路21の開口量を調節するニードルロッド22を進退
自在に挿通し、取付け部材15内にニードルロッド22
を進退させるアジャスタ23を進退自在に装着する。
【0014】一方、シリンダ1の上端部にはカラー25
を嵌着するとともに、車体に取付けるための取付け部材
26を螺着し、この取付け部材26の上端部に取付け部
26aを一体に軸方向外方に突出するように設け、取付
け部26aにピローボールベアリング27、及びピロー
ボール28を介してジョイントカラー29を保持する。
取付け部材26の端部軸方向外側に設けた取付け部26
a、及び該取付け部26aに嵌挿したジョイントカラー
29は、図1〜図3で示したように、シリンダ1端部外
側で、シリンダ1の軸線の延長上に、該軸線と直交する
ように設け、ジョイントカラー29の取付け孔29a
は、シリンダ軸線の延長上にあって、該軸線と直交する
ように設けられる。
【0015】そして、この取付け部材26の端部外部に
は、ジョイントカラー29の取付け孔29aと平行で、
一端部を盲とした中空穴31aを有し、シリンダ内油室
S1に連通する油路31bを有する円筒部31を一体的
に形成する。この円筒部31の前記ジョイントカラー2
9を有する側の反対側の外周側面に、中空穴31a内に
臨むジョイントボルト32を該中空穴と直交する方向に
取付け、このジョイントボルト32には、パイプ部材3
3を介してサブタンク34を連結し、円筒部31の中空
穴31a内を、サブタンク34のブラダ35で画成され
た油溜室S3に連通させる。
【0016】また、円筒部31の中空孔31a内にはシ
リンダ内油室S1とサブタンク34の油溜室S3とを画
する隔壁部材41を嵌挿し、この隔壁部材41にはシリ
ンダ内油室S1とサブタンク34とを連通するポート4
2,43を形成し、両面に流路42を開閉する複数枚の
ディスクバルブからなるバルブ44、及び流路43を開
閉するバルブ45を設けて圧側減衰力を発生する圧側減
衰力発生機構を構成する。これらの隔壁部材41、及び
バルブ44,45は、中空のセンターピース46の先端
部外周面に固定されている。
【0017】センターピース46内には、ポート42,
43をバイパスするバイパス油路47を軸方向に形成
し、センターピース46内周面にバイパス油路47の一
部を構成する油路47aを側方に形成し、このバイパス
油路47の開口量を調節するニードルバルブ48を、セ
ンターピース46内周に進退自在に螺着するとともに、
このニードルバルブ48を回動させるアジャスタ49
を、キャップ52、及びセンターピース46内に回動自
在に嵌装し、圧側減衰力調節機構を構成する。アジャス
タ49とセンターピース46との間には、クリック機構
50を介装する。
【0018】また、センターピース46外周面後端部に
はキャップ52を螺着し、このキャップ52を円筒部3
1に螺着してセンタピース46を保持し、更にセンタピ
ース46外周面中間部にはバイパス油路47の一部の油
路47aに連通する油路51aを形成したバルブシート
51を嵌装し、このバルブシート51に極低速バルブ5
2を設ける。この極低速バルブ52は、ニードルバルブ
48を通過した作動油をコントロールすることによっ
て、極低速時の減衰力に2/3乗特性を持たせて、極低
速時の無減衰によるスカスカ感を防止するためのもので
ある。
【0019】前記取付け部材26の下端部外周面には、
アッパースプリングシート55を螺着してロックナット
56で固定し、このアッパースプリングシート55と前
記アンダースプリングシート18との間に懸架ばね57
を介設する。
【0020】以上のように構成した油圧緩衝器において
は、圧縮行程で中空ロッド7が上昇することにより、中
空ロッド7の進入体積相当分の作動油がシリンダ内油室
S1から孔31bを通り、円筒部31の中空穴31a内
に流入し、隔壁部材41の流路42を通ってバルブ44
を押し開いてジョイントボルト32、及びパイプ部材3
3を通じてサブタンク34の油溜室S3内に流入する。
【0021】このとき、隔壁部材41に設けたバルブ4
4にて圧側減衰力が発生する。そして、円筒部31の中
空穴31a内に流入した作動油の一部は、バイパス油路
47の開口量に応じてバルブ44をバイパスして油溜室
S3内に流入するので、アジャスタ49を回動操作して
ニードルバルブ48を進退させ、バイパス油路47の開
口量を調節することによって発生する圧側減衰力を調節
することができる。
【0022】この状態から、伸長行程に移行して中空ロ
ッド7が下降すると、シリンダ1内では、中空ロッド7
の退出体積相当分の作動油が不足することになるため、
サブタンク34の油溜室S3内の作動油が、パイプ部材
33から円筒部31の中空穴31a内に流入し、隔壁部
材41の流路43からバルブ45を押し開いてシリンダ
内油室S1内に流入する。
【0023】また、圧縮行程では、シリンダ1内の油室
S1の作動油がピストン10の圧側油路11を通って圧
側バルブ13を押し開き、油室S2内に流入することに
よって減衰力が発生する。又、伸び行程では、シリンダ
1内の油室S2の作動油がピストン10の伸び側油路1
2を通って伸び側バルブ14を押し開き、油室S1内に
流入することによって減衰力が発生する。
【0024】この油圧緩衝器の圧側減衰力発生機構にあ
っては、取付け部材26の外周の側部に円筒部31を形
成して、この円筒部31の中空穴31a内に隔壁部材4
1、圧側減衰力発生用のバルブ44を配設しているの
で、緩衝器の基本長が圧側減衰力発生機構をシリンダ1
の軸線方向に配設した場合よりも短くなる。また円筒部
31の中空穴31aをシリンダの軸線と略直角に交差す
る方向に形成し、この中空穴31aの軸方向にセンター
ピース46内のバイパス油路47、ニードルバルブ4
8、アジャスター49等からなる、圧側減衰力調整機構
を介挿したので、シリンダの側方から減衰力の調整を行
なうことができるので操作が容易になる。
【0025】また、取付け部材26のジョイントカラー
29の孔29aと平行に円筒部31の中空穴31aを形
成すると、ジョイントカラー29の孔29aと、円筒部
31の中空穴31aを同一方向から穴開け加工ができる
ので加工時間の短縮になる。
【0026】尚、上記実施例においては、シリンダを車
体に取付ける取付け部材に円筒部を一体形成した例につ
いて述べたが、シリンダ自体に円筒部を一体に形成する
ようにしてもよいし、取付け部材とシリンダの両方にか
かる位置に一体形成してもよい。
【0027】図6は別実施例に係る油圧緩衝器の半截正
面図、図7は同別実施例に係る油圧緩衝器の平面図、図
8は図6のA−A線拡大断面図であり、前記実施例と同
一の部材については同一の符号を付し説明を省略する。
【0028】即ち、この実施例にあっては、円筒部31
の外周に直接サブタンク34の外周が重なるように取付
け、サブタンク34内の油室S3と円筒部31内の油室
とを油路36で連通し、前記実施例のパイプ部材33を
省略した。また、この実施例にあっては、スプリング3
7にて付勢されるリテーナ38により、圧側減衰力を発
生するバルブ44にイニシャル荷重を加える。
【0029】そして、サブタンク34は、その一部がシ
リンダ26の軸線方向においてシリンダ26、または取
付け部材26とT1だけ重なり、シリンダ26の軸線と
交差する方向において円筒部とが、T2だけ重なるよう
に円筒部に対して一体的に設けた。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
シリンダの取付け部、又はシリンダの端部外に円筒部を
前記取付け孔と略平行に一体に設け、円筒部内に、前記
シリンダ内の油室と前記サブタンクの油溜室とを連通さ
せる流路を形成した隔壁部材を配置し、隔壁部材に、圧
側減衰力を発生する圧側減衰力発生機構と圧側減衰力を
調節する圧側減衰力調節機構を設けたので、ストローク
長に影響を与えることなく緩衝器の基本長を短くするこ
とができ、制約された取付けスペースにも取付けること
が可能になる。円筒部をシリンダの取付け部、又はシリ
ンダ端部外に取付け孔と略平行するように一体に設けた
ので、円筒部と取付け部、又はシリンダと接合強度が大
きくなる。又円筒部をシリンダの取付け部、又はシリン
ダ端部外に取付け孔と略平行するように一体に設け、円
筒部内に隔壁部材を介して減衰力調整機構を配設したの
で、車体側方からの減衰力の調整作業が容易となる。
【0031】またサブタンクを円筒状とし、円筒部外周
にサブタンクの外周の少なくとも一部が重なるように、
サブタンクを円筒部と略平行に設けたので、円筒部内の
油室とサブタンク内の油溜室をつなぐパイプ部材を不要
とすることも可能である。また円筒部と円筒状サブタン
クの一部が重なり、円筒部と円筒状サブタンクの重なる
断面積が大きくなり、円筒部と円筒状サブタンクとの間
の接合強度が大きくなる。更に円筒部も外周に円筒状サ
ブタンクの外周の少なくとも一部が重なるように、且つ
サブタンクを円筒部と略平行に設けるので、サブタンク
をシリンダの端部外に設けつつ、緩衝器の基本長を短く
することができ、減衰力調整機構をシリンダ外に一体的
に備える油圧緩衝器全体をコンパクトにまとめることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧緩衝器の半截正面図
【図2】同緩衝器の要部拡大半截正面図
【図3】同緩衝器の要部拡大平断面図
【図4】同緩衝器のピストンの断面図
【図5】同ピストンの底面図
【図6】別実施例に係る油圧緩衝器の半截正面図
【図7】同別実施例に係る油圧緩衝器の平面図
【図8】図6のA−A線拡大断面図
【符号の説明】
1…シリンダ、7…ピストンロッド、10…ピストン、
26…取付け部材、26a…取付け部、31…円筒部、
34…サブタンク、41…隔壁部材、42…流路、44
…バルブ、47…バイパス油路、48…ニードルバル
ブ、49…アジャスタ、S1…シリンダ内油室、S3…
油溜室。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端の開口部からピストンロッドが摺動
    自在に挿入され、他端に取付け孔を設けたシリンダの外
    部に、シリンダ内の油室と連通する油溜室を有するサブ
    タンクを設けた油圧緩衝器において、 前記シリンダの取付け部、又はシリンダの端部外に円筒
    部を前記取付け孔と略平行に一体に設け、 前記円筒部内に、前記シリンダ内の油室と前記サブタン
    クの油溜室とを連通させる流路を形成した隔壁部材を配
    置し、 前記隔壁部材に、圧側減衰力を発生する圧側減衰力発生
    機構と圧側減衰力を調節する圧側減衰力調節機構を設け
    た、 ことを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 【請求項2】 一端の開口部からピストンロッドが摺動
    自在に挿入され、他端に取付け孔を設けたシリンダの外
    部に、シリンダ内の油室と連通する油溜室を有する円筒
    状のサブタンクを設けた油圧緩衝器において、 前記シリンダの取付け部、又はシリンダの端部外に円筒
    部を前記取付け孔と略平行に一体に設け、 前記円筒部内に、前記シリンダ内の油室と前記サブタン
    クの油溜室とを連通させる流路を形成した隔壁部材を配
    置し、 前記隔壁部材に、圧側減衰力を発生する圧側減衰力発生
    機構と圧側減衰力を調節する圧側減衰力調節機構を設
    け、 前記円筒部の外周に前記円筒状のサブタンクの外周の少
    なくとも一部が重なるように、該サブタンクを該円筒部
    と略平行に設けた、 ことを特徴とする油圧緩衝器。
  3. 【請求項3】 前記圧側減衰力調節機構は、隔壁部材の
    流路に平行に形成したバイパス流路の開口面積を調節す
    るニードルバルブを備えていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の油圧緩衝器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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