JPH08296324A - 移動式高所作業台 - Google Patents

移動式高所作業台

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Publication number
JPH08296324A
JPH08296324A JP9908595A JP9908595A JPH08296324A JP H08296324 A JPH08296324 A JP H08296324A JP 9908595 A JP9908595 A JP 9908595A JP 9908595 A JP9908595 A JP 9908595A JP H08296324 A JPH08296324 A JP H08296324A
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JP
Japan
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floor
traveling
traveling base
tubular section
telescopic column
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Pending
Application number
JP9908595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Oki
建一 大木
Kazuhiko Furuya
一彦 古屋
Hiroyuki Seki
弘行 関
Minoru Yamano
稔 山埜
Kinshi Kawakami
謹司 川上
Hiroshi Kawamoto
川本  博
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Kandenko Co Ltd
Tadano Ltd
Original Assignee
Kandenko Co Ltd
Tadano Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面上の障害物の存在に拘わらず良好な作業
性を確保し得る移動式高所作業台を提案する。 【構成】 第1走行基台1上に立設固定された第1伸縮
支柱3と、第2走行基台2上に立設固定された第2伸縮
支柱4と、上記第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4とを橋
架状に連結する昇降床5とを備えるとともに、上記昇降
床5に、上記第1伸縮支柱3に起伏自在に連結された第
1折曲床14と、上記第2伸縮支柱4に起伏自在に連結
された第2折曲床15と、上記第1折曲床14と第2折
曲床15の先端部14b,15b相互を揺動可能に連結
する中間部材13と、上記第1折曲床14の起伏作動時
に上記中間部材13の姿勢を維持する第1リンク部材6
と、上記第2折曲床15の起伏作動時に上記中間部材1
3の姿勢を維持する第2リンク部材7と、上記第1折曲
床14を起伏駆動させる第1起伏駆動手段34と、上記
第2折曲床15を起伏駆動させる第2起伏駆動手段44
と、上記第1起伏駆動手段34と第2起伏駆動手段44
とを連動駆動可能とする起伏駆動制御手段Xとを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、主として高所作業の
うちでも比較的作業高さが低い屋内高所作業時において
作業足場として利用される移動式高所作業台に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】屋内での高所作業において作業足場とし
て使用される作業台には、屋外での高所作業において作
業足場として使用される作業台と比べて次のような特有
の条件が課される。
【0003】先ず、作業台の作業位置への搬入・搬出に
際しては、作業台を家屋開口部から搬入・搬出する必要
があることからその搬入・搬出時の形態がコンパクトで
あること、及びその移動が容易であること、等が要求さ
れる。
【0004】また、実際の作業に際しては、比較的作業
高さが低いにもかかわらず床面上に載置されている机と
か椅子等の障害物を迂回して容易に移動できること、及
びその作業高さを維持しつつ平面方向の広い範囲の作業
に対応できること、等が要求される。
【0005】ところで、主として屋内高所作業用足場と
して使用される作業台としては、従来より図9及び図1
0に示す如き昇降式のもの、図11及び図12に示す如
き折曲式のもの等が提案されている。
【0006】図9及び図10に示す作業台100は、キ
ャスター式の車輪102,102,・・を備えた走行基
台101の中央に、固定柱104と可動柱105とから
なり油圧シリンダにより伸縮駆動される伸縮支柱103
を立設固定するとともに、該伸縮支柱103の上端に、
連結ピン108を介して回動自在とされた左右一対の床
部材106a,106bとからなる昇降床106を取り
付けて構成されている。そして、搬入・搬出時には、図
10に鎖線図示するように床部材106a,106bを
回動させてこれらを共に立てた状態とするとともに、こ
の状態で上記伸縮支柱103の縮小作動により上記昇降
床106を降下させ、もって幅方向と高さ方向とのコン
パクト化を図っている。
【0007】一方、図11及び図12に示す作業台11
0は、固定柱111aと該固定柱111aに伸縮可能に
外嵌された可動柱111bとからなる2本の第1支柱1
11,111と、固定柱112aと該固定柱112aに
伸縮可能に外嵌された可動柱112bとからなる2本の
第2支柱112,112とを、それぞれ連結材120,
121により所定間隔をもって連結固定するとともに、
これら各支柱111,111,112,112の下端に
はそれぞれ車輪113を取り付けている。そして、この
一対の第1支柱111,111には、第1床材115を
連結ピン126を介して上下方向に揺動自在に連結し、
また一対の第2支柱112,112の間には第2床材1
16を連結ピン127を介して上下方向に揺動自在に連
結するとともに、該第1床材115の先端と第1床材1
15の先端とを連結ピン125を介して連結し、この第
1床材115と第2床材116とで折曲式の昇降床11
4を構成している。
【0008】図11及び図12は、上記作業台110の
作業状態時を示しており、この場合には、上記一対の第
1支柱111,111と一対の第2支柱112,112
とを離間させて上記第1床材115と第2床材116を
水平方向に展延させて昇降床114を形成するととも
に、この昇降床114の姿勢を左右一対のステー11
7,118によって保持している。また、上記一対の第
1支柱111,111と第2支柱112,112との間
隔保持をタイロッド119と手摺り128とにより上下
二位置で行っている。
【0009】移動時等の非作業時には、タイロッド11
9と手摺り128とを取り外すとともに、ステー11
7,118の連結を解除し、この状態で一対の第1支柱
111,111と一対の第2支柱112,112とを接
近方向に移動させて上記第1床材115と第2床材11
6とを上記連結ピン125を中心として折曲させて格納
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9及び図
10に示す作業台100においては、走行基台101の
中央に伸縮支柱103を立設し、該伸縮支柱103の上
端に昇降床106を取り付け、作業時にはこの昇降床1
06の各床部材106a,106bを外側へ展開させて
使用するものであることから該昇降床106が走行基台
101から外側へオーバハング状態となっている。従っ
て、走行基台101の側方に多少障害物があってもそれ
を迂回した状態で作業を行うことができるものの、安定
性の観点からこの昇降床106のオーバハング量をあま
り大きくとることができないため昇降床106の面積は
比較的小さなものに限られる。このため、作業台100
を移動させての作業位置の変更操作を頻繁に行う必要が
あり、結果的に作業性が低劣となるものである。
【0011】また、図11及び図12に示す作業台11
0においては、各第1支柱111,111,112,1
12の下端部に、連結材121とタイロッド119とが
設けられていることから、床面上の障害物を跨いで作業
台110を移動させることができず作業可能範囲が限ら
れるなど、作業性という点において問題がある。
【0012】そこで本願発明は、床面上の障害物の存在
に拘わらず良好な作業性を確保し得るようにした移動式
高所作業台を提案せんとしてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0014】本願の第1の発明では、走行駆動自在に構
成され且つ相互に平行に対向する如く配置された第1走
行基台1と第2走行基台2と、上記第1走行基台1上に
立設固定された下段側の筒状セクション31に順次上段
側の筒状セクション32を伸縮駆動自在に外嵌してなる
第1伸縮支柱3と、上記第2走行基台2上に立設固定さ
れた下段側の筒状セクション41に順次上段側の筒状セ
クション42を伸縮駆動自在に外嵌してなる第2伸縮支
柱4と、上記第1伸縮支柱3の最上段の筒状セクション
32と上記第2伸縮支柱4の最上段の筒状セクション4
2とを橋架状に連結してその上面に略水平な床面を形成
する昇降床5とを備えるとともに、上記昇降床5が、そ
の基端部14aが上記第1伸縮支柱3の最上段の筒状セ
クション32に対して水平軸81を介して水平位置と起
仰位置との間で起伏自在なる如く連結された第1折曲床
14と、その基端部15aが上記第2伸縮支柱4の最上
段の筒状セクション42に対して水平軸83を介して水
平位置と起仰位置との間で起伏自在なる如く連結された
第2折曲床15と、上記第1折曲床14の先端部14b
と上記第2折曲床15の先端部15bの双方に揺動可能
に連結された中間部材13と、上記第1伸縮支柱3の最
上段の筒状セクション32と上記中間部材13との間を
連結し上記第1折曲床14の起伏作動時に該第1伸縮支
柱3の軸芯に対する上記中間部材13の姿勢を常時一定
に維持する第1リンク部材6と、上記第2伸縮支柱4の
最上段の筒状セクション42と上記中間部材13との間
を連結し上記第2折曲床15の起伏作動時に該第2伸縮
支柱4の軸芯に対する上記中間部材13の姿勢を常時一
定に維持する第2リンク部材7と、上記第1折曲床14
と上記第1リンク部材6及び上記中間部材13のいずれ
かと上記第1伸縮支柱3の最上段の筒状セクション32
との間に介装され該第1伸縮支柱3に対して上記第1折
曲床14を起伏駆動させる第1起伏駆動手段34と、上
記第2折曲床15と上記第2リンク部材7及び上記中間
部材13のいずれかと上記第2伸縮支柱4の最上段の筒
状セクション42との間に介装され該第2伸縮支柱4に
対して上記第2折曲床15を起伏駆動させる第2起伏駆
動手段44と、上記第1起伏駆動手段34と第2起伏駆
動手段44とを連動駆動可能とする起伏駆動制御手段X
とを備えていることを特徴としている。
【0015】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる移動式高所作業台において、上記第1伸縮支柱3
と第2伸縮支柱4とをそれぞれ対応する上記第1走行基
台1と第2走行基台2の対向方向に直交する方向におけ
る同一側の端部1a,2aに立設する一方、上記昇降床
5を上記各走行基台1,2の上方に位置せしめたことを
特徴としている。
【0016】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる移動式高所作業台において、上記第1走
行基台1と第2走行基台2の対向方向に直交する方向に
おける両端部1a,1b,同2a,2bにそれぞれ走行
自在な車輪23,23を備えるとともに、対向方向にお
ける幅寸法を対向方向に直交する方向における幅寸法よ
りも小さく設定したことを特徴としている。
【0017】
【発明の作用・効果】本願発明ではかかる構成とするこ
とにより次のような作用・効果が得られる。
【0018】 本願の第1の発明にかかる移動式高所
作業台格納状態 移動式高所作業台の格納に際しては、先ず、上記第1伸
縮支柱3と第2伸縮支柱4とを共に縮小させてその最上
段の筒状セクション32,42を降下させる。これによ
り、該各最上段の筒状セクション32,42に取り付け
られた上記昇降床5が降下し、移動式高所作業台はその
高さ寸法の縮小により高さ方向のコンパクト化が図られ
る。
【0019】次に、第1及び第2起伏駆動手段34,4
4により第1折曲床14と第2折曲床15とをそれぞれ
第1伸縮支柱3及び第2伸縮支柱4側の連結部分を中心
として起仰させて起仰位置に設定しこれら二つの折曲床
14,15を二つ折り状に折曲させる。この際、この第
1折曲床14と第1リンク部材6とが第1伸縮支柱3と
中間部材13との間で、また第2折曲床15と第2リン
ク部材7とが第2伸縮支柱4と中間部材13との間で、
それぞれ平行リンクを構成し、且つ上記第1起仰駆動手
段34と第2起仰駆動手段44とが起仰駆動制御手段X
により連動せしめられるので、該各折曲床14,15の
折曲動作に伴って上記第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4
との間にこれらを相互に接近させる方向に力が作用し、
該第1伸縮支柱3が立設された第1走行基台1と第2伸
縮支柱4が立設された第2走行基台2とが相互に接近す
る方向に移動する。これにより移動式高所作業台の上記
第1走行基台1と第2走行基台2との対向方向における
幅寸法が可及的に小さくなり、該方向におけるコンパク
ト化が図られる。
【0020】このようにこの移動式高所作業台によれ
ば、その格納状態においてはその高さ方向と幅方向の双
方においてコンパクトな形態をもつことから、格納状態
での保管に際してはより小さな保管スペースがあれば良
くその保管性が良好であり、またこの移動式高所作業台
を格納状態で移動させる場合にはその移動スペースが小
さくて良いことから移動作業が容易であり、特に屋内へ
の搬出入の如く限られた開口スペースからの搬出入を余
儀なくされる場合等においてはその効果はより顕著なも
のとなる。
【0021】作業状態 格納状態にある移動式高所作業台を展開させてこれを作
業状態とするには、先ず第1及び第2起仰駆動手段3
2,42を作動させて二つ折り状に折曲されている上記
第1折曲床14と第2折曲床15とを共にこれらが連結
された第1伸縮支柱3及び第2伸縮支柱4側を中心とし
て倒伏させてこれを水平位置に設定する。この第1折曲
床14と第2折曲床15とが共に水平位置に設定される
ことで昇降床5は展開されその上面を水平な作業用床面
とする。この状態で、上記各伸縮支柱3,4を伸長させ
て上記昇降床5を所定位置まで上昇させる。
【0022】この際、この各折曲床14,15の展開動
作に伴って上記第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4との間
にこれらを相互に離間させる方向に力が作用し、該第1
伸縮支柱3が立設された第1走行基台1と第2伸縮支柱
4が立設された第2走行基台2とが相互に離間する方向
に移動する。これにより上記昇降床5は上記第1走行基
台1と第2走行基台2との間に跨がった幅の広い作業用
床面を形成する。従って、作業用床面の幅が広いことで
昇降床5上においての作業がやり易く、また移動式高所
作業台を同一位置に停止させて行うことのできる作業範
囲が広いことから作業の進行に伴う移動式高所作業台の
移動頻度も少なくなり、これらの相乗効果として高い作
業性が確保されるものである。
【0023】さらに、上記昇降床5が第1走行基台1と
第2走行基台2との間に跨がって配置されていることか
ら、該昇降床5が広幅であるにも拘わらず移動式高所作
業台全体としての荷重中心は常時上記第1走行基台1と
第2走行基台2との間にあり、格段の安定性が確保さ
れ、それだけ作業上の安全性が向上するものである。
【0024】また、上記第1折曲床14と第2折曲床1
5が共に第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4の最上段の筒
状セクション32,42に連結され、またこの各折曲床
14,15と平行リンクを構成する上記リンク部材6,
7が上記各伸縮支柱3,4の最上段の筒状セクション3
2,42と上記中間部材13との間に配置されているた
め、上記第1走行基台1と第2走行基台2との間におい
ては昇降床5と床面との間にはなんら部材が存在せず広
い開放スペースが確保されている。従って、この移動式
高所作業台を作業状態のまま移動させて作業位置を変更
する場合においては、例え床面上に机、椅子等の障害物
が存在していたとしても上記昇降床5はこれら障害物の
上方を跨いだ状態で通過することができ、それだけ移動
式高所作業台の移動作業が容易であり、延いては作業性
の向上にも寄与し得るものである。
【0025】 本願の第2の発明にかかる移動式高所
作業台 本願の第2の発明にかかる移動式高所作業台によれば、
上記に記載の作用効果に加えて次のような特有の作用
効果が得られる。即ち、上記第1伸縮支柱3と第2伸縮
支柱4とをそれぞれ対応する上記第1走行基台1と第2
走行基台2の対向方向に直交する方向における同一側の
端部1a,2aに立設するとともに、上記昇降床5を上
記各走行基台1,2の上方に位置せしめているので、床
面に近接して相互に平行配置された上記各走行基台1,
2と、該床面から上方へ大きく離間した上記昇降床5
と、該各走行基台1,2と昇降床5とを連結する上記各
伸縮支柱3,4とによって上記各走行基台1,2の他方
の端部1b,2b側から上記各伸縮支柱3,4が立設さ
れた上記端部1a,2a側に向けて大きくコ字状に切れ
込むスペースが形成されることになる。このため、例え
ば縦壁の中間高さ位置にその壁面から手前側へ突出する
棚状部分が存在するような場合でも、該棚状部分を上記
スペースに対応させることで該棚状部分の上方側に昇降
床5を位置せしめて所定の作業を行うことができるな
ど、作業現場の状況に対応した作業が可能であり、それ
だけ作業上の汎用性が高められるものである。
【0026】 本願の第3の発明にかかる移動式高所
作業台 本願の第3の発明にかかる移動式高所作業台によれば、
上記又はに記載の作用効果に加えて次のような特有
の作用効果が得られる。即ち、第1走行基台1と第2走
行基台2がその対向方向に直交する方向における両端部
1a,1b,同2a,2bにそれぞれ走行自在な車輪2
3,23を備えるとともに、対向方向における幅寸法が
対向方向に直交する方向における幅寸法よりも小さく設
定されているので、上記第1走行基台1と第2走行基台
2とをその対向方向に直交する方向へ移動させる場合、
該各走行基台1,2の内側においてはより広いスペース
が確保され、また該各走行基台1,2の外側相互間の幅
寸法も小さく抑えられることから、例えば上記昇降床5
を障害物の上側に跨がらせた状態で上記各走行基台1,
2をそれぞれ障害物の間を通して移動させる必要がある
ような場合でも、該各障害物の存在に拘わらずその移動
が容易であり、それだけ作業性の向上に寄与できるもの
である。
【0027】
【実施例】以下、本願発明の移動式高所作業台を添付図
面に基づいて具体的に説明する。
【0028】図1〜図6には本願発明の実施例にかかる
移動式高所作業台Zを示している。この移動式高所作業
台Zは、主として屋内高所作業において作業足場として
使用されるものであって、かかる主たる適用作業の作業
条件を考慮した構成となっている。以下、この移動式高
所作業台Zの具体的構造及びその取り扱い方法等につい
て順次説明する。
【0029】移動式高所作業台Zの具体的構造 この移動式高所作業台Zは、平行に対向配置される後述
の第1走行基台1と第2走行基台2と、該第1及び第2
走行基台1,2上にそれぞれ立設固定された後述の第1
及び第2伸縮支柱3,4と、該第1伸縮支柱3と第2伸
縮支柱4との間に跨がって橋架状に配置される後述の昇
降床5とを備えている。
【0030】A:第1走行基台1及び第2走行基台2 第1走行基台1と第2走行基台2とは、反対勝手に製作
されたことを除いてその構造は同一であるため、ここで
は第1走行基台1を例にとって、図1及び図2を参照し
てその具体的構造を説明すると、該第1走行基台1は所
定長さをもつ桁状の本体フレーム21の長手方向の両端
部1a,1bの下面側にそれぞれキャスターブラケット
24を介して車輪23を取り付けて構成される。また、
この各キャスターブラケット24,24には、それぞれ
ブレーキレバー25が装着され、該ブレーキレバー25
の踏み込み・踏み込み解除操作により該ブレーキレバー
25の一端に設けたブレーキカム(図示省略)を上記車
輪23に対して接触・接触解除させてこれを制動・制動
解除し得るようになっている。さらに、上記各車輪2
3,23の上方に位置する上記本体フレーム21の端部
1a,1bには、図1に示すように落とし込み式のロッ
クピン26,26がそれぞれ装着される一方、上記各キ
ャスターブラケット24,24には、図示しないが、該
キャスターブラケット24の旋回中心回りそれぞれ90
°の角度をもって4個のピン孔が形成されており、これ
ら各ピン孔に上記ロックピン26を選択的に嵌入させる
ことで上記車輪23の走行方向を、上記本体フレーム2
1の長手方向に合致する方向とこれに直交する方向のい
ずれかに設定した状態でロックすることができるように
なっている。
【0031】また、上記第1走行基台1の両端部1a,
1bにはそれぞれ走行操作用のハンドル27,27とバ
ンパー22,22とが取り付けられている。さらに、第
1走行基台1の上面側には油圧ユニット28が配置さ
れ、また下面側には制御ユニット29が配置されてい
る。この油圧ユニット28と制御ユニット29は、共に
上記第1走行基台1の幅寸法(長手方向に直交する方向
の寸法)内に収まるような幅寸法に設定されている。
【0032】尚、この実施例においては、上記第1及び
第2走行基台1,2に駆動手段を設けず作業者による押
引操作でこれを走行させる人力式としているが、他の実
施例においては各走行基台1,2に適宜の駆動手段を設
け該駆動手段の駆動力によりこれを走行させる自走式と
することもできる。
【0033】B:第1伸縮支柱3 第1伸縮支柱3は、上記第1走行基台1の長手方向の一
端1aに鉛直方向に向けて立設固定されて後述の昇降床
5の一端側を支持するとともにこれを昇降させるもので
あって、上記第1走行基台1に立設固定された角柱状の
固定柱31(特許請求の範囲中の「下段側の筒状セクシ
ョン」に該当する)と、該固定柱31に対して伸縮自在
に外嵌された角柱状の可動柱32(特許請求の範囲中の
「最上段の筒状セクション」に該当する)とで構成さ
れ、内蔵配置された油圧シリンダ33の伸縮動により、
図4に示す如き最縮小位置と図2に示す如き最伸長位置
との間で伸縮駆動される。
【0034】また、この第1伸縮支柱3の可動柱32の
下端近傍には、図1〜図3に示すように、第1固定床1
1が、上下方向において上記第1走行基台1と重合する
如く該可動柱32から片持ち状態で水平方向に延出配置
されている。この第1固定床11は、上記第1走行基台
1と略同一の長さ寸法をもっており、このため図2に示
すように上記可動柱32が最伸長位置にある場合には上
記第1走行基台1と第1固定床11との間に該第1走行
基台1の他端1b側に開口する比較的大きなコ字状のス
ペースが形成され、また図5に示すように上記第1伸縮
支柱3が最縮小位置にある場合には該第1固定床11が
上記一対のハンドル27,27の間において上記第1走
行基台1に近接状態で平行配置される。
【0035】さらに、この第1固定床11の長手方向の
両端には、後述する昇降床5の第1折曲床14と第1リ
ンク部材6とが連結される支持ブラケット8がそれぞれ
固定されている。
【0036】また、上記可動柱32の中段部には、後述
する第1折曲床14を起伏駆動するための油圧シリンダ
34(特許請求の範囲中の「第1起伏駆動手段」に該当
する)の一端が取り付けられている。
【0037】C:第2伸縮支柱4 第2伸縮支柱4は、上記第1伸縮支柱3と反対勝手に製
作されることを除いてこれと同一の構造を有する。即
ち、第2伸縮支柱4は、上記第2走行基台2の長手方向
の一端2aに鉛直方向に向けて立設固定されて後述の昇
降床5の他端側を支持するとともにこれを昇降させるも
のであって、上記第2走行基台2に立設固定された固定
柱41(特許請求の範囲中の「下段側の筒状セクショ
ン」に該当する)と、該固定柱41に対して伸縮自在に
外嵌された可動柱42(特許請求の範囲中の「最上段の
筒状セクション」に該当する)とで構成され、内蔵配置
された油圧シリンダ43の伸縮動により最縮小位置と最
伸長位置との間で伸縮駆動される。
【0038】また、この第2伸縮支柱4の可動柱42の
下端近傍には、第2固定床12が、上下方向において上
記第2走行基台2と重合する如く該可動柱42から片持
ち状態で水平方向に延出配置されている。
【0039】さらに、この第2固定床12の長手方向の
両端には、後述する昇降床5の第2折曲床15と第2リ
ンク部材7とが連結される支持ブラケット9がそれぞれ
固定されている。
【0040】また、上記可動柱42の中段部には、後述
する第2折曲床15を起伏駆動するための油圧シリンダ
44(特許請求の範囲中の「第2起伏駆動手段」に該当
する)の一端が取り付けられている。
【0041】D:昇降床5 昇降床5は、次述する中間部材13と第1折曲床14と
第2折曲床15と第1リンク部材6と第2リンク部材7
とで構成される。
【0042】D−a:中間部材13 上記中間部材13は、その上面を床面とした矩形体でな
り、その長手方向両端にはブラケット部13a,13a
を備えている。
【0043】D−b:第1折曲床14 上記第1折曲床14は、上記第1固定床11と略同一の
幅寸法と所定の長さ寸法とをもつ矩形体でなり、その基
端部14aは幅方向両端において連結ピン81,81
(特許請求の範囲中の「水平軸」に該当する)により上
下方向に揺動自在なる如く上記第1固定床11側の支持
ブラケット8,8の下部位置にそれぞれ連結されてい
る。また、この第1折曲床14の先端部14bは、その
幅方向の両端においてそれぞれ連結ピン82,82を介
して上記中間部材13のブラケット部13a,13aの
下部位置にそれぞれ連結されている。
【0044】さらに、上記第1折曲床14の基端部14
aには、回動アーム16が取り付けられている。この回
動アーム16は、その先端側に設けたシリンダ連結部1
9に上記油圧シリンダ34の他端を連結せしめており、
該油圧シリンダ34の伸縮動により上記第1折曲床14
は上記連結ピン81を中心として水平位置(図1に示す
位置)と起仰位置(図4に示す位置)との間で起伏駆動
される。
【0045】また、この回動アーム16には、上記第1
折曲床14が水平位置に設定された時に上記第1固定床
11側に下方から当接して該第1折曲床14がそれ以上
に倒伏側へ回動されるのを規制するためのストッパー1
8が設けられている。尚、この実施例においてはこのス
トッパー18を調整ボルトで構成し回動規制位置を調整
可能としているが、他の実施例においては該ストッパー
18を回動規制位置を一定とした固定式としても良い。
また、この実施例ではストッパー18を上記回動アーム
16と別体構造としているが、他の実施例においては該
ストッパー18を上記回動アーム16の一部としてこれ
と一体形成することもできる。
【0046】尚、図1及び図4において符号72は、上
記第1折曲床14の長手方向の両側にそれぞれ取り付け
られたつま先板である。
【0047】D−c:第2折曲床15 上記第2折曲床15は、上記第1折曲床14と同様構造
をもつ。即ち、第2折曲床15は、上記第2固定床12
と略同一の幅寸法と所定の長さ寸法とをもつ矩形体でな
り、その基端部15aは幅方向両端において連結ピン8
3,83(特許請求の範囲中の「水平軸」に該当する)
により上下方向に揺動自在なる如く上記第2固定床12
側の支持ブラケット9,9の下部位置にそれぞれ連結さ
れている。また、この第2折曲床15の先端部15b
は、その幅方向の両端においてそれぞれ連結ピン84,
84を介して上記中間部材13のブラケット部13a,
13aの下部位置にそれぞれ連結されている。
【0048】さらに、上記第2折曲床15の基端部15
aには、上記第1折曲床14と同様に、上記油圧シリン
ダ44の他端が連結されるシリンダ連結部19とストッ
パー18とを備えた回動アーム17が取り付けられてい
る。このストッパー18の構成等については、上記第1
折曲床14側のストッパー18と同様である。
【0049】尚、図1及び図4において符号73は、上
記第2折曲床15の長手方向の両側にそれぞれ取り付け
られたつま先板である。
【0050】D−d:第1リンク部材6 上記第1リンク部材6は、上記第1折曲床14と略同一
の長さをもつバー部材であって、該第1折曲床14の両
側方にそれぞれ一本づつ配置される。この左右一対の第
1リンク部材6,6は、それぞれその一端を上記支持ブ
ラケット8の上部位置に連結ピン85を介して連結せし
め、また他端を上記中間部材13の上部位置に連結ピン
86を介して連結せしめている。そして、この場合、上
記第1折曲床14の両端に設けられる二つの連結ピン8
1,82と上記第1リンク部材6の両端に設けられる二
つの連結ピン85,86の配置位置は、該第1折曲床1
4と第1リンク部材6とで平行リンクを構成し、該第1
折曲床14の起伏角度の如何に拘わらず常時上記中間部
材13がその上面を水平に維持し得るように設定されて
いる。
【0051】D−e:第2リンク部材7 上記第2リンク部材7は、上記第1リンク部材6と同様
の構成及び機能を有するものであって、上記第1折曲床
14の両側方にそれぞれ一本づつ配置されるとともに、
その一端は上記支持ブラケット9の上部位置に連結ピン
87を介して連結され、また他端は上記中間部材13の
上部位置に連結ピン88を介して連結されている。ま
た、上記第2折曲床15の両端に設けられる二つの連結
ピン83,84と上記第2リンク部材7の両端に設けら
れる二つの連結ピン87,88の配置位置は、該第2折
曲床15と第2リンク部材7とで平行リンクを構成し、
該第2折曲床15の起伏角度の如何に拘わらず常時上記
中間部材13がその上面を水平に維持し得るように設定
されている。
【0052】E:その他の構成 上記第1固定床11と第2固定床12の外周には、保護
プレート70が取り付けられるとともに、該保護プレー
ト70のコーナ部分にはそれぞれバンパー71が取り付
けられている。
【0053】上記第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4の上
端には、上記油圧シリンダ34,44による上記昇降床
5の格納・展開操作を行うための起伏操作スイッチ48
(図7参照)と、上記油圧シリンダ33,43による上
記各伸縮支柱3,4の伸縮操作を行うための伸縮操作ス
イッチ47(図7参照)とを備えた操作盤46がそれぞ
れ配置されている。
【0054】図1〜図3において符号51〜60は、上
記昇降床5とその両側に位置する第1固定床11と第2
固定床12とを囲繞する如く配置された手摺りであっ
て、これら各手摺り51〜60のうち、上記第1折曲床
14と第2折曲床15の側方に設けられた手摺り51〜
54は着脱自在とされ、図4に示す如き移動式高所作業
台Zの格納状態では取り外される。
【0055】上記第1折曲床14と第2折曲床15及び
第1リンク部材6と第2リンク部材7は、それぞれ個別
の連結ピン82,84,86,88によって上記中間部
材13に連結されているが、他の実施例においては、第
1折曲床14と第2折曲床15、及び第1リンク部材6
と第2リンク部材7とを、それぞれ一つの連結ピンによ
って連結してもよい。
【0056】F:油圧回路及び電気回路 図7には、上記移動式高所作業台Zにおいて、昇降床5
の起伏駆動用の二つの油圧シリンダ34,44と該昇降
床5の昇降駆動用の二つの油圧シリンダ33,43とを
それぞれ連動作動させるための油圧回路及び電気回路を
示している。
【0057】F−a:油路回路 先ず、油圧回路であるが、この実施例のものは第1走行
基台1側の油圧シリンダ33,34と、第2走行基台2
側の油圧シリンダ43,44とにそれぞれ個別のパワー
パッケージ200を備えた構成となっている。尚、この
パワーパッケージ200は、油圧ポンプ201と該油圧
ポンプ201を駆動するモータ202と該油圧ポンプ2
01からの最大吐出圧を設定するリリーフ弁203とを
備えて構成され、しかも第1走行基台1側のパワーパッ
ケージ200と第2走行基台2側のパワーパッケージ2
00とは同一容量に設定されている。
【0058】第1走行基台1側の昇降駆動用油圧シリン
ダ33は、電磁式の切換弁211を介して上記油圧ポン
プ201に接続されるが、その伸び側油路にはヒューズ
弁214とフローコントロール弁213とパイロットチ
ェック弁212の各弁が介装されるとともに、過積載警
報用圧力スイッチ215を備えている。また、同様に起
伏駆動用油圧シリンダ34も、電磁式の切換弁221を
介して上記油圧ポンプ201に接続されるが、その伸び
側油路にはヒューズ弁224とフローコントロール弁2
23とパイロットチェック弁222の各弁が介装される
とともに、起仰限界検出用圧力スイッチ225を備えて
いる。
【0059】尚、第2走行基台2側の昇降駆動用油圧シ
リンダ43及び起伏駆動用油圧シリンダ44の油路回路
は、上記第1走行基台1側の油路回路構成と同一である
ため、重ねての説明を省略する。
【0060】このように、第1走行基台1側と第2走行
基台2側とにそれぞれ同一容量のパワーパッケージ20
0,200を備え、且つ油路構成も同一とすることで、
第1走行基台1側の油圧シリンダ33と第2走行基台2
側の油圧シリンダ43、及び第1走行基台1側の油圧シ
リンダ34と第2走行基台2側の油圧シリンダ44とは
それぞれ油圧的に連動可能とされる。
【0061】F−b:電気回路 次に電気回路であるが、この実施例においては、上述の
ように上記第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4の上端にそ
れぞれ操作盤46,46を設け、ここにそれぞれ伸縮操
作スイッチ47と起伏操作スイッチ48とを備えてい
る。また、上記第1走行基台1側に設けた制御ユニット
29と第2走行基台2側に設けた制御ユニット29のい
ずれか一方側にコントロールユニット45を配置し、該
コントロールユニット45に上記各操作盤46,46の
伸縮操作スイッチ47及び起伏操作スイッチ48からの
操作信号を入力するようにしている。また、このコント
ロールユニット45からは上記各切換弁211,211
及び各切換弁221,221のソレノイドコイルに通電
可能とするが、その場合、第1走行基台1側の切換弁2
11と第2走行基台2側の切換弁211、第1走行基台
1側の切換弁221と第2走行基台2側の切換弁221
をそれぞれ同時に通電・通電遮断し得るようにするとと
もに、上記コントロールユニット45においては第1走
行基台1側の伸縮操作スイッチ47あるいは起伏操作ス
イッチ48からの信号と第2走行基台2側の伸縮操作ス
イッチ47あるいは起伏操作スイッチ48からの信号の
いずれの信号を受けても所定の通電制御が行えるように
構成している。かかる電気回路構成とすることで、第1
走行基台1側の油圧シリンダ33と第2走行基台2側の
油圧シリンダ43、及び第1走行基台1側の油圧シリン
ダ34と第2走行基台2側の油圧シリンダ44とはそれ
ぞれ電気的に連動可能とされる。
【0062】このように油路回路的及び電気回路的に連
動可能とすることで、第1走行基台1側の操作盤46に
おける伸縮操作スイッチ47あるいは起伏操作スイッチ
48、第2走行基台2側の操作盤46の伸縮操作スイッ
チ47あるいは起伏操作スイッチ48のいずれが操作さ
れた場合であっても、第1走行基台1側の油圧シリンダ
33と第2走行基台2側の油圧シリンダ43、あるいは
第1走行基台1側の油圧シリンダ34と第2走行基台2
側の油圧シリンダ44が連動作動し、上記第1伸縮支柱
3と第2伸縮支柱4との連動伸縮、上記昇降床5の第1
折曲床14と第2折曲床15との連動起伏が実現される
ものである。
【0063】従って、この実施例においては、第1走行
基台1側と第2走行基台2側とにそれぞれ同一容量のパ
ワーパッケージ200,200を設けた油圧回路と、第
1走行基台1側の油圧シリンダ34の作動制御を行う切
換弁221と第2走行基台2側の油圧シリンダ44の作
動制御を行う切換弁221とを同時に切換制御するよう
にした電気回路とで特許請求の範囲中の「起伏駆動制御
手段X」が構成されている。
【0064】尚、かかる連動機能をもつ油路回路と電気
回路の他の実施例を図8に示している。このものは、主
として油圧回路構成の簡略化を狙ったもので、上記実施
例のものと異なってパワーパッケージ200を1組だけ
設けるとともに、第1走行基台1側の各油圧シリンダ3
3,34への圧力油路と、第2走行基台2側の各油圧シ
リンダ43,44への圧力油路とを分流弁204を介し
て油圧ポンプ201に接続した構成となっている。ま
た、電気回路に関しては、操作盤46を第1伸縮支柱3
と第2伸縮支柱4のいずれか一方側のみに設けるように
している。かかる構成を採用した場合においても、上記
伸縮操作スイッチ47あるいは起伏操作スイッチ48の
操作によって、第1走行基台1側の油圧シリンダ33と
第2走行基台2側の油圧シリンダ43、あるいは第1走
行基台1側の油圧シリンダ34と第2走行基台2側の油
圧シリンダ44とを連動作動させ、上記第1伸縮支柱3
と第2伸縮支柱4との連動伸縮、上記昇降床5の第1折
曲床14と第2折曲床15との連動起伏を実現すること
ができることは勿論である。この実施例の場合には、油
圧ポンプ201の下流側に分流弁204を介設した油圧
回路と、第1走行基台1側の油圧シリンダ34の作動制
御を行う切換弁221と第2走行基台2側の油圧シリン
ダ44の作動制御を行う切換弁221とを同時に切換制
御するようにした電気回路とで特許請求の範囲中の「起
伏駆動制御手段X」が構成されている。
【0065】尚、ここでは、上記操作盤46の伸縮操作
スイッチ47及び起伏操作スイッチ48を手動操作スイ
ッチとしているが、これに限定されるものではなく、例
えば操作性の向上という観点からは、これを遠隔操作し
得るようにしてもよい。
【0066】移動式高所作業台Zの取り扱い方法 続いて上述の如き構成をもつ移動式高所作業台Zを使用
して所要の高所作業を行う場合の取り扱い方法等につい
て説明する。
【0067】(a) 作業時状態から格納状態への格納
操作 移動式高所作業台Zを、図1〜図3に示す作業時状態か
らこれを折り畳んで図4〜図6に示す格納状態とする場
合の操作についてその一例を説明すると、当該操作に際
しては、先ず、上記伸縮操作スイッチ47を操作して上
記油圧シリンダ33,43を縮小させる。すると、上記
第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4とが共に縮小すること
で該各伸縮支柱3,4の各可動柱32,42取り付けら
れた上記昇降床5は展開状態のまま降下せしめられる。
【0068】次に、第1走行基台1と第2走行基台2の
うちのいずれか一方側、例えば該第1走行基台1の各車
輪23,23はこれを該第1走行基台1の長手方向、即
ち、走行方向に向けた状態でロックさせ、第2走行基台
2側の各車輪23,23はこれを該第2走行基台2の長
手方向に直交する方向に向けた状態でロックを解除して
おく。
【0069】かかる状態において、上記第1固定床11
あるいは第2固定床12上で操作盤46の起伏操作スイ
ッチ48を操作して起伏駆動用の上記油圧シリンダ3
4,44を伸長させ、上記昇降床5の第1折曲床14と
第2折曲床15とをそれぞれその基端部14a,15a
の連結ピン81,83を中心として起仰させてこれらを
起仰位置に設定し、これら二つの折曲床14,15を二
つ折り状に折曲させる(図4に示す状態)。
【0070】この際、この第1折曲床14と第1リンク
部材6とが第1伸縮支柱3と中間部材13との間で、ま
た第2折曲床15と第2リンク部材7とが第2伸縮支柱
4と中間部材13との間で、それぞれ平行リンクを構成
し、且つ上記油圧シリンダ34と油圧シリンダ44とが
連動せしめられるので、該各折曲床14,15の折曲動
作に伴って上記第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4との間
にはこれらを相互に接近させる方向に力が作用し、この
接近方向への力を受けて移動可能状態にある第2走行基
台2は固定状態にある第1走行基台1側に移動し、これ
らが相互に接近した状態で停止される。これで、移動式
高所作業台Zの格納操作が完了する。尚、格納状態とさ
れた移動式高所作業台Zは、その位置で、あるいは所定
の保管位置に移動させた後、保管される。
【0071】この格納状態においては、上記移動式高所
作業台Zがその幅方向と高さ方向の双方においてコンパ
クトな形態をもつことから、格納状態での保管に際して
はより小さな保管スペースがあれば良くその保管性が良
好である。また、この移動式高所作業台Zを格納状態の
まま所定の保管位置まで移動させる場合には、その移動
スペースが小さくて良いことから移動作業が容易であ
り、特に屋内への搬出入の如く限られた開口スペースか
らの搬出入を余儀なくされる場合等においてはその効果
はより顕著なものとなる。また、特に屋内を移動させる
ような場合には、走行面G上に種々の障害物がある場合
が多く、これらを迂回しながら移動させる必要がある
が、この場合、上記各走行基台1,2に設けられた車輪
23がキャスター式であって小回りが効くことから、そ
の迂回走行が容易であり、それだけ移動作業の容易化が
期待できる。
【0072】格納状態から作業状態への展開操作 図4〜図6に示すように 格納状態にある移動式高所作
業台Zを展開させてこれを作業状態とするには、先ず、
操作盤46の起伏操作スイッチ48を操作して二つ折り
状に折曲格納されている上記第1折曲床14と第2折曲
床15とを共にその基端部14a,15aに設けた連結
ピン81,83を中心として起仰位置から水平位置まで
倒伏させる。この第1折曲床14と第2折曲床15とが
共に水平位置に設定されることで、昇降床5は展開さ
れ、その第1折曲床14と第2折曲床15は、それらの
側方に位置する上記第1固定床11と第2固定床12と
ともに略水平な作業用床面を形成する。次に、この状態
から、上記伸縮操作スイッチ47を操作して上記各伸縮
支柱3,4を伸長させ、上記昇降床5を所定の作業高さ
位置まで上昇させる。以上で移動式高所作業台Zの展開
操作が完了する。
【0073】尚、この展開操作においては、上記各折曲
床14,15の倒伏動作に伴って上記第1伸縮支柱3と
第2伸縮支柱4との間にこれらを相互に離間させる方向
に力が作用し、該第1伸縮支柱3が立設された第1走行
基台1と第2伸縮支柱4が立設された第2走行基台2と
が相互に離間する方向に移動し、スムーズな展開が実現
されるものである。
【0074】このように移動式高所作業台Zの展開状態
においては、上記昇降床5とその両側の第1固定床11
と第2固定床12とによって上記第1走行基台1と第2
走行基台2との間に跨がった幅の広い作業用床面が形成
されるので、該作業床面上における作業がやり易いとと
もに、作業用床面が広い分だけ移動式高所作業台Zを同
一位置に停止させて行うことのできる作業範囲が広くな
り作業の進行に伴う移動式高所作業台Zの移動頻度も少
なくなる。これらの相乗効果として、高い作業性が確保
されるものである。
【0075】また、上記昇降床5が第1走行基台1と第
2走行基台2との間に跨がって配置されていることか
ら、該昇降床5が広幅であるにも拘わらず移動式高所作
業台Zの荷重中心は常時上記第1走行基台1と第2走行
基台2との間にあり、格段の安定性が確保され、それだ
け作業上の安全性が向上するものである。
【0076】また、上記第1折曲床14と第2折曲床1
5が共に第1伸縮支柱3と第2伸縮支柱4の上位に位置
する可動柱32,42に連結され、またこの各折曲床1
4,15との間で平行リンクを構成する上記リンク部材
6,7が上記各可動柱32,42と上記中間部材13と
の間に配置されているため、上記第1走行基台1と第2
走行基台2との対向側においては昇降床5と床面との間
にはなんら部材が存在せず広い開放スペースが確保され
ている。従って、この移動式高所作業台Zを作業状態の
まま移動させて作業位置を変更するような場合において
は、図1に示すように例え走行面G上に机75、椅子7
6あるいはOA機器77等の障害物が存在していたとし
ても、上記昇降床5はこれら障害物の上方を跨いだ状態
で通過することができる。従って、移動式高所作業台Z
の移動作業が容易であり、延いては作業性の向上にも寄
与し得るものである。
【0077】また、この実施例のものにおいては、第1
走行基台1と第2走行基台2がその対向方向に直交する
方向における両端部1a,1b,同2a,2bにそれぞ
れ走行自在な車輪23,23を備えるとともに、対向方
向における幅寸法が対向方向に直交する方向における幅
寸法よりも小さく設定されているので、上記第1走行基
台1と第2走行基台2とをその対向方向に直交する方向
へ移動させる場合、該各走行基台1,2の内側において
はより広いスペースが確保され、また該各走行基台1,
2の外側相互間の幅寸法も小さく抑えられることから、
例えば上記昇降床5を障害物の上側に跨がらせた状態で
上記各走行基台1,2をそれぞれ障害物の間を通して移
動させる必要があるような場合でも、該各障害物の存在
に拘わらずその移動が容易であり、作業性のさらなる向
上が期待できるものである。
【0078】また、この実施例においては、上記第1伸
縮支柱3と第2伸縮支柱4とをそれぞれ対応する上記第
1走行基台1と第2走行基台2の対向方向に直交する方
向における同一側の端部1a,2aに立設するととも
に、上記昇降床5を上記各走行基台1,2の上方に位置
せしめているので、図2に示すように、走行面Gに近接
して相互に平行配置された上記各走行基台1,2と、該
走行面Gから上方へ大きく離間した上記昇降床5と、該
各走行基台1,2と昇降床5とを連結する上記各伸縮支
柱3,4とによって上記各走行基台1,2の他方の端部
1b,2b側から上記各伸縮支柱3,4側に向けて大き
くコ字状に切れ込むスペースが形成される。このため、
例えば縦壁の中間高さ位置にその壁面から手前側へ突出
する棚状部78が存在するような場合でも、該棚状部7
8を上記スペースに対応させることで該棚状部78の上
方側に昇降床5を位置せしめて所定の作業を行うことが
できるなど、作業現場の状況に対応した作業が可能であ
り、作業上における高い汎用性が確保されるものであ
る。
【0079】尚、上記昇降床5の幅寸法(即ち、上記第
1走行基台1と第2走行基台2の対抗方向における長さ
寸法)は該昇降床5を構成する上記第1及び第2折曲床
14,15と上記中間部材13の設定寸法により決定さ
れる。従って、上記第1及び第2折曲床14,15ある
いは上記中間部材13としてそれぞれ幅寸法の異なるも
のを複数個用意し、これらを選択使用することで上記昇
降床5の幅寸法を容易に増減変更することができるもの
である。また、例えば上記第1及び第2折曲床14,1
5を幅方向に伸縮可能に構成し、必要に応じて該第1及
び第2折曲床14,15の幅寸法を設定するようにして
も良い。但し、上記折曲床14,15として幅寸法の異
なるものを複数個用意する場合、及び該各折曲床14,
15を伸縮構造とする場合には、同時に上記第1及び第
2リンク部材6,7として長さの異なるものを複数個用
意するとか、これらを伸縮構造とすることが必要であ
る。
【0080】このように、昇降床5の幅寸法を変更可能
とすれば、接地部分を左右両側の走行基台1,2のみと
した状態のまま作業上の要求に応じた幅の広い作業床を
確保することが可能であることから、例えば複数の作業
台を幅方向に連ねて所要の幅寸法の作業床を確保する場
合の如く該各作業台にそれぞれ設けられた接地部分と接
地床上の障害物との干渉回避上、作業台の設置場所ある
いはその移動方向が制約されるというようなことがほと
んどなく、作業現場における対応が極めて容易となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる移動式高所作業台の
展開状態における正面図である。
【図2】図1のII-II矢印−方向である。
【図3】図1のIII-III矢視図である。
【図4】本願発明の実施例にかかる移動式高所作業台の
格納状態における正面図である。
【図5】図4のV-V矢視図である。
【図6】図4のVI-VI矢視図である。
【図7】本願発明の実施例にかかる移動式高所作業台に
おける油圧回路図である。
【図8】本願発明の他の実施例にかかる移動式高所作業
台における油圧回路図である。
【図9】従来の移動式高所作業台の正面図である。
【図10】図9のX-X矢視図である。
【図11】従来の移動式高所作業台の正面図である。
【図12】図10のXII-XII矢視図である。
【符号の説明】
1は第1走行基台、2は第2走行基台、3は第1伸縮支
柱、4は第2伸縮支柱、5は昇降床、6は第1リンク部
材、7は第2リンク部材、8は支持ブラケット、9は支
持ブラケット、11は第1固定床、12は第2固定床、
13は中間部材、14は第1折曲床、15は第2折曲
床、16は回動アーム、17は回動アーム、18はスト
ッパー、19はシリンダ連結部、21は本体フレーム、
22はバンパー、23は車輪、24はキャスターブラケ
ット、25はブレーキレバー、26はロックピン、27
はハンドル、28は油圧ユニット、29は制御ユニッ
ト、31は固定柱、32は可動柱、33は油圧シリン
ダ、34は油圧シリンダ、41は固定柱、42は可動
柱、43は油圧シリンダ、44は油圧シリンダ、45は
コントロールユニット、46は操作盤、47は伸縮操作
スイッチ、48は起伏操作スイッチ、51〜60は手摺
り、61はラダー、70は保護プレート、71はバンパ
ー、72はつま先板、81〜87は連結ピンである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 弘行 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 山埜 稔 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 川上 謹司 香川県高松市中野町14−10 (72)発明者 川本 博 香川県高松市瓦町1−10−20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行駆動自在に構成され且つ相互に平行
    に対向する如く配置された第1走行基台(1)と第2走
    行基台(2)と、 上記第1走行基台(1)上に立設固定された下段側の筒
    状セクション(31)に順次上段側の筒状セクション
    (32)を伸縮駆動自在に外嵌してなる第1伸縮支柱
    (3)と、 上記第2走行基台(2)上に立設固定された下段側の筒
    状セクション(41)に順次上段側の筒状セクション
    (42)を伸縮駆動自在に外嵌してなる第2伸縮支柱
    (4)と、 上記第1伸縮支柱(3)の最上段の筒状セクション(3
    2)と上記第2伸縮支柱(4)の最上段の筒状セクショ
    ン(42)とを橋架状に連結してその上面に略水平な床
    面を形成する昇降床(5)とを備えるとともに、 上記昇降床(5)が、 その基端部(14a)が上記第1伸縮支柱(3)の最上
    段の筒状セクション(32)に対して水平軸(81)を
    介して水平位置と起仰位置との間で起伏自在なる如く連
    結された第1折曲床(14)と、 その基端部(15a)が上記第2伸縮支柱(4)の最上
    段の筒状セクション(42)に対して水平軸(83)を
    介して水平位置と起仰位置との間で起伏自在なる如く連
    結された第2折曲床(15)と、 上記第1折曲床(14)の先端部(14b)と上記第2
    折曲床(15)の先端部(15b)の双方に揺動可能に
    連結された中間部材(13)と、 上記第1伸縮支柱(3)の最上段の筒状セクション(3
    2)と上記中間部材(13)との間を連結し上記第1折
    曲床(14)の起伏作動時に該第1伸縮支柱(3)の軸
    芯に対する上記中間部材(13)の姿勢を常時一定に維
    持する第1リンク部材(6)と、 上記第2伸縮支柱(4)の最上段の筒状セクション(4
    2)と上記中間部材(13)との間を連結し上記第2折
    曲床(15)の起伏作動時に該第2伸縮支柱(4)の軸
    芯に対する上記中間部材(13)の姿勢を常時一定に維
    持する第2リンク部材(7)と、 上記第1折曲床(14)と上記第1リンク部材(6)及
    び上記中間部材(13)のいずれかと上記第1伸縮支柱
    (3)の最上段の筒状セクション(32)との間に介装
    され該第1伸縮支柱(3)に対して上記第1折曲床(1
    4)を起伏駆動させる第1起伏駆動手段(34)と、 上記第2折曲床(15)と上記第2リンク部材(7)及
    び上記中間部材(13)のいずれかと上記第2伸縮支柱
    (4)の最上段の筒状セクション(42)との間に介装
    され該第2伸縮支柱(4)に対して上記第2折曲床(1
    5)を起伏駆動させる第2起伏駆動手段(44)と、 上記第1起伏駆動手段(34)と第2起伏駆動手段(4
    4)とを連動駆動可能とする起伏駆動制御手段(X)
    と、を備えていることを特徴とする移動式高所作業台。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記第1伸縮支柱(3)と第2伸縮支柱(4)とがそれ
    ぞれ対応する上記第1走行基台(1)と第2走行基台
    (2)の対向方向に直交する方向における同一側の端部
    (1a),(2a)に立設される一方、 上記昇降床(5)が上記各走行基台(1),(2)の上
    方に位置せしめられていることを特徴とする移動式高所
    作業台。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記第1走行基台(1)と第2走行基台(2)がその対
    向方向に直交する方向における両端部(1a,1b),
    同(2a,2b)にそれぞれ走行自在な車輪(23),
    (23)を備えるとともに、対向方向における幅寸法が
    対向方向に直交する方向における幅寸法よりも小さく設
    定されていることを特徴とする移動式高所作業台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009281029A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Ohbayashi Corp 作業方法及び作業足場
CN113148915A (zh) * 2021-04-09 2021-07-23 国家电网有限公司 用于变电站电容器更换检修的高空作业平台及高空作业设备
CN113898164A (zh) * 2021-10-28 2022-01-07 临沂矿业集团有限责任公司 一种工程建设用安全防护支撑平台

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CN113898164B (zh) * 2021-10-28 2023-03-14 临沂矿业集团有限责任公司 一种工程建设用安全防护支撑平台

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