JPH08295470A - ダムウェーターの簡易昇降路 - Google Patents

ダムウェーターの簡易昇降路

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Publication number
JPH08295470A
JPH08295470A JP10261895A JP10261895A JPH08295470A JP H08295470 A JPH08295470 A JP H08295470A JP 10261895 A JP10261895 A JP 10261895A JP 10261895 A JP10261895 A JP 10261895A JP H08295470 A JPH08295470 A JP H08295470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoistway
side wall
building
dam waiter
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10261895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihisa Tanahashi
訓央 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP10261895A priority Critical patent/JPH08295470A/ja
Publication of JPH08295470A publication Critical patent/JPH08295470A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、種々の建物への設置を可能とし、
かつ運搬を容易にするとともに保管スペースを小さくす
ることを目的とするものである。 【構成】 互いに対向する一対の側壁部11及びこれら
側壁部11間に連結されている背壁部12を有し、かつ
折り畳み可能になっており、断面コ字状の状態で互いに
積み重ねられ建物の外壁に沿って立設される複数の昇降
路ユニット14を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の外壁に沿って
設置され、一定期間のみ使用されるダムウェーターの簡
易昇降路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターが1台しか設置され
ておらず、食事運搬にもそのエレベーターを使用してい
るような病院等においては、改修工事を実施する場合、
エレベーターの停止期間中の階上への食事の運搬は人手
によるしかなく、かなりの労力と時間とを必要とした。
このため、ユニット式電動ダムウェーター等の比較的簡
易なダムウェーターを、一時的に設置し利用する方法が
考えられる。
【0003】図5は従来のユニット式電動ダムウェータ
ーの一例を示す斜視図、図6は図5の昇降路の断面図で
ある。図において、1は昇降路壁を構成する不燃材料製
のパネル、2は出入口、3は昇降路内に設けられたガイ
ドレールである。
【0004】このようなユニット式電動ダムウェーター
の昇降路は、パネル1を予め箱形に組み立て、出入口2
を取り付けて、設置する建物の階高に合わせて必要数積
み重ねて組み立てられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のユニット式電動ダムウェーターにおいては、昇
降路が受注生産されるものであり、それぞれの建物に合
わせた位置に出入口2が設けられるため、階間距離が異
なる別の建物に転用することは難しく、コストが高くな
り、また仮に転用できたとしても、昇降路が箱形に製作
されているため、運搬・保管にスペースを要するなど、
仮設用としては不向きであるという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、種々の建物へ
の設置が可能であり、かつ運搬が容易で保管スペースも
小さくて済むダムウェーターの簡易昇降路を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るダ
ムウェーターの簡易昇降路は、互いに対向する一対の側
壁部及びこれら側壁部間に連結されている背壁部を有
し、かつ折り畳み可能になっており、断面コ字状の状態
で互いに積み重ねられ建物の外壁に沿って立設される複
数の昇降路ユニットを備えたものである。
【0008】請求項2の発明に係るダムウェーターの簡
易昇降路は、かごの昇降を案内するガイドレールが側壁
部の内側に固定されているものである。
【0009】請求項3の発明に係るダムウェーターの簡
易昇降路は、建物に設けられた開口部の周縁部に側壁部
を固定するための取付金具を備えたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、運搬・保管時には
各昇降路ユニットに分解した上でそれらを折り畳み、ま
た設置時には建物の外壁を一壁面として利用し、建物の
開口部を出入口とする。
【0011】請求項2の発明においては、昇降路ユニッ
トにガイドレールを固定しておくことにより、据付を容
易にする。
【0012】請求項3の発明においては、取付金具を用
いて側壁部を建物の開口部に固定することにより、昇降
路ユニットを安定して立設し、安全性を向上させる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例によるダムウェーターの
簡易昇降路の一部を示す斜視図、図2は図1の平面図で
ある。
【0014】図において、11は不燃材料製のパネルか
らなり互いに対向する一対の側壁部、12は不燃材料製
のパネルからなり側壁部11間に連結されている背壁
部、13は側壁部11と背壁部12との間及び背壁部1
2の中央に設けられている蝶番であり、上記の側壁部1
1、背壁部12及び蝶番13により構成されている昇降
路ユニット14は、これら蝶番13により図3のように
折り畳み可能になっている。
【0015】15は側壁部11の内側に固定され、かご
(図示せず)の昇降を案内するガイドレールである。ま
た、この実施例の簡易昇降路は、複数個の昇降路ユニッ
ト14を断面コ字状の状態で互いに積み重ね、建物の外
壁に沿って立設することにより組み立てられる。
【0016】図4は図1の簡易昇降路を建物に取り付け
た状態を示す断面図である。図において、16は建物の
外壁、17は外壁16に設けられた窓等の開口部、18
は開口部17の周縁部に取り付けられ、側壁部11を外
壁16に固定するための取付金具、19は側壁部11と
取付金具18とを接続するねじ、20は取付金具18を
外壁16に固定するねじである。
【0017】このような簡易昇降路によれば、運搬・保
管時には各昇降路ユニット14に分解した上でそれらを
図3のように折り畳むことができ、運搬が容易であると
ともに、保管スペースが小さくて済む。また、設置時に
は、建物の高さに応じて昇降路ユニット14を積み重ね
て、建物の外壁16を一壁面として利用し、さらに窓等
の既設の開口部17を出入口とするため、種々の建物に
設置することができる。
【0018】また、昇降路ユニット14にガイドレール
15を固定しておくことにより、据付が一層容易にな
る。さらに、取付金具18を用いて側壁部11を建物の
開口部17の周縁部に固定することにより、昇降路ユニ
ット14が安定して立設され、安全性が向上する。
【0019】なお、上記実施例では図3に示すような形
状に折り畳む例を示したが、昇降路ユニットの折り畳み
方はこれに限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
ダムウェーターの簡易昇降路は、互いに対向する一対の
側壁部及びこれら側壁部間に連結されている背壁部を有
し、かつ折り畳み可能になっており、断面コ字状の状態
で互いに積み重ねられ建物の外壁に沿って立設される複
数の昇降路ユニットを備えたので、運搬・保管時には各
昇降路ユニットに分解した上でそれらを折り畳み、また
設置時には建物の外壁を一壁面として利用し、建物の開
口部を出入口とすることができ、従って種々の建物への
設置が可能であり、かつ運搬が容易で保管スペースも小
さくて済むなどの効果を奏する。
【0021】また、請求項2の発明のダムウェーターの
簡易昇降路は、かごの昇降を案内するガイドレールを側
壁部の内側に固定したので、上記請求項1の発明と同様
の効果に加えて、据付を一層容易にすることができると
いう効果を奏する。
【0022】さらに、請求項3の発明のダムウェーター
の簡易昇降路は、建物に設けられた開口部の周縁部に側
壁部を固定するための取付金具を備えたので、上記請求
項1の発明と同様の効果に加えて、昇降路ユニットを安
定して立設させ、安全性を向上させることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるダムウェーターの
簡易昇降路の一部を示す斜視図である。
【図2】 図1の昇降路ユニットを示す平面図である。
【図3】 図1の昇降路ユニットの折り畳み状態を示す
平面図である。
【図4】 図1の簡易昇降路を建物に取り付けた状態を
示す断面図である。
【図5】 従来のユニット式電動ダムウェーターの一例
を示す斜視図である。
【図6】 図5の昇降路の断面図である。
【符号の説明】
11 側壁部、12 背壁部、14 昇降路ユニット、
15 ガイドレール、16 外壁、17 開口部、18
取付金具。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する一対の側壁部及びこれら
    側壁部間に連結されている背壁部を有し、かつ折り畳み
    可能になっており、断面コ字状の状態で互いに積み重ね
    られ建物の外壁に沿って立設される複数の昇降路ユニッ
    トを備えていることを特徴とするダムウェーターの簡易
    昇降路。
  2. 【請求項2】 かごの昇降を案内するガイドレールが側
    壁部の内側に固定されていることを特徴とする請求項1
    記載のダムウェーターの簡易昇降路。
  3. 【請求項3】 建物に設けられた開口部の周縁部に側壁
    部を固定するための取付金具を備えていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のダムウェーターの簡易
    昇降路。
JP10261895A 1995-04-26 1995-04-26 ダムウェーターの簡易昇降路 Pending JPH08295470A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248763A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Matsushita Electric Works Ltd エレベータ装置の昇降路構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248763A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Matsushita Electric Works Ltd エレベータ装置の昇降路構造
JP4609120B2 (ja) * 2005-03-14 2011-01-12 パナソニック電工株式会社 エレベータ装置の昇降路構造

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