JP4385877B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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本発明は、昇降路内を昇降するエレベータかごと昇降路内部に設けられるエレベータ制御盤とをつなぐ配線について、昇降路が狭小である場合でも問題無く配線をすることができるエレベータ装置に関するものである。
従来からエレベータ装置が、集合住宅や一般個人住宅などに用いられ、特に高齢者などの上下階の移動に役立っている。この普及に伴い、エレベータかごが昇降する昇降路を、できるだけ狭小スペースに設け、特に一般個人住宅への普及を図るようになってきている。
一方で、エレベータかごと昇降路内に設置されるエレベータ制御盤との間で、電源線や制御線、電話線などの配線コードを設ける必要があり、この配線コードはエレベータかごが昇降するため、最上階と最下階との間で利用できる長さと、自由度が必要である。そのため、昇降路内に設置される、エレベータ装置の各構成部材(例えばガイドレール、油圧ジャッキなどの駆動装置)と引っかかったりしないように注意する必要があり、このことがエレベータ装置の狭小スペースへの設置の妨げとなっていた。
そのため、配線コードがエレベータかごの昇降により振れが大きく生じないように、配線コードに振れ止めを被せるなどの手段が用いられている。(例えば特許文献1など)
特開平05−186164号公報
しかしながら、振れ止めなどの手段を用いていても、エレベータかごが昇降路内壁に近接して昇降する場合には、多少の振れであっても昇降路内壁にこれら配線コードが摺れるおそれがあり、その他昇降路内の部材などと引っかかりやすいという問題があった。
本願発明は上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、エレベータと昇降路内に設置されるエレベータ制御盤間に設けられる配線コードを、昇降路が狭小であっても支障無く設けることができるエレベータ装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明の請求項1に係る発明では、箱型のエレベータかごと、エレベータかごの上面に設けられる制御ボックスと、エレベータかごの内隅部を上下方向にわたって被装するコーナー板と、エレベータかごが走行する昇降路内に設置されるエレベータ制御盤とを有するエレベータ装置であって、制御ボックスとエレベータ制御盤間の配線コードが、エレベータかご上面の制御ボックスからエレベータかご内に引き込まれ、コーナー板の背面側を通って通線されて、エレベータかご下に引き出されることを特徴とするエレベータ装置としている。
また請求項2に係る発明では、請求項1において、コーナー板は、両側部にそれぞれ延設されエレベータかごを構成する壁パネルと連結するための連結部を有することを特徴としている。
また請求項3に係る発明では、請求項1又は請求項2において、エレベータかごの天井板の配線コード引き下ろし部分である角部分を、切り欠いたことを特徴としている。
また請求項4に係る発明では、請求項1から請求項3いずれか一つの発明において、エレベータかご下に引き出された配線コードが、エレベータかご下に設けられたコード係合部を経由し配線されていることを特徴としている。
本願発明のエレベータ装置においては、請求項1に係る発明では、エレベータかご内を通して配線コードを通線したことで、配線コードが昇降路内壁に摺れることを防止できエレベータかごと昇降路内に設置されるエレベータ制御盤間の配線コードを、昇降路が狭小であっても支障無く設けることができる。また、通線位置をエレベータかごの内隅部にし、さらに内隅部をコーナー板で被装しているので、利用者に気づかれにくく、また面積をとらず配線コードを通線することが可能となる。
また、請求項2に係る発明では上記に加え、コーナー板が壁パネルと連結しやすくできる。
また、請求項3に係る発明では上記に加え、切り欠き部分で配線コードの位置決めが可能となる。
また、請求項4に係る発明では上記に加え、エレベータかご下における配線コードの位置決めができ、エレベータかご昇降時の配線コードの振れをより少なくすることが可能となる。
本願発明の最良の形態を図1から図3に示される以下の実施例にて説明する。なお、図1は本エレベータ装置の水平断面図、図2はエレベータかごの縦断面図、図3は本エレベータ装置全体の概要図をそれぞれ示している。
本実施例では図1に示すように、箱型のエレベータかご1と、エレベータかご1の上面に設けられる制御ボックス2と、エレベータかご1の内隅部7を上下方向にわたって被装するコーナー板3と、エレベータかご1が走行する昇降路4内に設置されるエレベータ制御盤(図示せず)とを有するエレベータ装置5であって、制御ボックス2とエレベータ制御盤間の配線コード6を、エレベータかご内のコーナー板3の背面側を通って通線したエレベータ装置5としている。
該エレベータかご1は、側面視略L字状のプラットホーム19の水平部上に底板を載置し、該底板上に板状の壁パネル9を立設し、さらに壁パネル9上に天井板が設けられ形成される。そしてエレベータかご1の上面に、エレベータかご内装備の制御や、油圧ジャッキなどの昇降装置27を制御するための制御ボックス2が設けられていて、本実施例では、該制御ボックス2からエレベータ制御盤に至る配線コード6と、エレベータかご1内に設けられる操作盤11への接続コードがそれぞれ引き出され、エレベータかご内へ引き込まれている。なお、本実施例では同じ部材を用いているため、操作盤11が設けられるものについても、コーナー板3としている。
配線コード6は、エレベータかご内に引き込まれた後、コーナー板3裏面側に結束具などを用いて適宜係合されている。特に本実施例のように、配線コード6がエレベータかご1の外側から見えるように設けられている場合には、配線コード6がエレベータかご昇降スペースからはみ出し、建物梁や昇降路内設備に触れるおそれを少なくすることができる。
昇降路4は、例えば図3に示されるように、一般住宅などの建物内の一区画を上下に貫通し形成される。本実施例では昇降路4の四隅外側に、建物躯体の柱が設けられ、柱間に躯体壁が設けられている。そして躯体壁の一面に(本実施例では図1の右側部分)、昇降路内を上下方向に連続して設けられるガイドレール18を保持するレールブラケット17を固定するファスナー16を設けている。これらファスナー16とレールブラケット17とは、ガイドレール18を適宜保持するように、上下方向の複数個所に設置されている。なお、前記プラットホーム19は該側面に設けられるガイドシュー20を介してガイドレール18と係合し、昇降装置27にて支持され、昇降路4内を移動する。
また昇降路4には各階に乗り場13が設けられ、それぞれ乗り場扉14が設けられている。そしてエレベータかご1が各階に着床すると、エレベータかご1に設けられているかご扉12と乗り場扉14とが係合し、かご扉12の開閉に連動し、乗り場扉14も開閉する。
またコーナー板3は、両側部にそれぞれ延設されエレベータかご1を構成する壁パネル9と連結するための連結部8を有する。この連結部8は本実施例では壁パネル9の側端面と係合している。そして両側の壁パネル9の端部分を本コーナー板3にて連結するようにしているため、これら壁パネル9はコーナー板3までの幅を有しているだけであり、コーナー板3がエレベータかご1の壁の一部となっている。またそのため、配線コード6はあたかもエレベータかご1の外に位置するかのように通線されることになる。
なお、コーナー板3自体に強度が無い場合などは、壁パネル9どうしを互いに当接させ、エレベータかご1の内隅部7を形成することも可能である。また、このコーナー板3は板状に限定されず、例えばコーナー板3の両側から背面側に内隅部7の壁パネル9に沿って、コーナー板3の上下に亘る板状の連結部8が延設され、略三角柱状となる場合も含まれる。この場合、連結部8は壁パネル9の内面に当設し、固定具などで内隅部7に固定される。
またエレベータかご1の天井板の配線コード6引き下ろし部分である角部分を、円弧状に切り欠いている。その他の形状、例えばU字状、凹状等でもかまわない。本実施例では、コーナー板3の位置に対して、せり出すように配線コード引き下ろし部分を形成しているが、天井板のせり出しを抑えても良いし、円弧状とせず、例えば天井板の角部分をコーナー板3の位置に合わせて面取りすることも可能である。
図2はエレベータかご1の側断面を示している。制御ボックス2から引き出された配線コード6は、エレベータかご内に引き込まれ、コーナー板3の裏面側を通ってエレベータかご下に引き出される。そしてエレベータかご下に引き出された配線コード6は、エレベータかご1下に設けられたコード係合部24を経由し配線されている。このコード係合部24は、エレベータかご下に設けられるもので、例えば輪状体で輪内を通ってエレベータ制御盤に至る場合もあれば、単に結束具でエレベータかご下に固定する場合もある。またコード係合部24の位置は、できるだけエレベータかご1の底面の中央部分に近づけて位置させるほうがよい。
その他、エレベータかご内には、天井部分に照明灯28が、コーナー板の上側には非常灯23が、壁部分に非常時通話用の電話機22及び手すり21がそれぞれ設けられている。また壁の下端部分には巾木25が設けられている。なお、図2の場合、出入り方向は図示のように、エレベータかご1の右部分を用いている。
図3は、本実施例のエレベータ装置5の概略を示している。本実施例は3階床停止型のエレベータ装置である。
エレベータかご1のコード係合部24を経由した配線コード6は、昇降路4内の略中間部分に設けられているケーブルハンガー15に係合し経由点を決められるとともに、1階床面より下側にあり、その他の設備(図示せず)などが設置されるピット26を通って、本実施例の場合1階乗り場部分に設けられているエレベータ制御盤に配線されている。なお、図では説明のため乗り場13と対向するようにケーブルハンガー15を設けているが、昇降路4内に設置される設備の状況によって適宜場所を移動して設けられる。
なお、昇降装置27は、本実施例では油圧ジャッキを用いているが、ロープ式など他の方法も適宜用いることが可能である。
本願発明の一実施形態であるエレベータ装置を示す本エレベータ装置の水平断面図である。 同エレベータかごの縦断面図である。 同エレベータ装置全体の概要図である。
符号の説明
1 エレベータかご
2 制御ボックス
3 コーナー板
4 昇降路
5 エレベータ装置
6 配線コード
7 内隅部
8 連結部
9 壁パネル
10 接続コード
11 操作盤
12 かご扉
13 乗り場
14 乗り場扉
15 ケーブルハンガー
16 ファスナー
17 レールブラケット
18 ガイドレール
19 プラットホーム
20 ガイドシュー
21 手すり
22 電話機
23 非常灯
24 コード係合部
25 巾木
26 ピット
27 昇降装置
28 照明灯

Claims (4)

  1. 箱型のエレベータかごと、エレベータかごの上面に設けられる制御ボックスと、エレベータかごの内隅部を上下方向にわたって被装するコーナー板と、エレベータかごが走行する昇降路内に設置されるエレベータ制御盤とを有するエレベータ装置であって、制御ボックスとエレベータ制御盤間の配線コードが、エレベータかご上面の制御ボックスからエレベータかご内に引き込まれ、コーナー板の背面側を通って通線されて、エレベータかご下に引き出されることを特徴とするエレベータ装置。
  2. コーナー板は、両側部にそれぞれ延設されエレベータかごを構成する壁パネルと連結するための連結部を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. エレベータかごの天井板の配線コード引き下ろし部分である角部分を、切り欠いたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. エレベータかご下に引き出された配線コードが、エレベータかご下に設けられたコード係合部を経由し配線されていることを特徴とする請求項1から請求項3いずれか一つに記載のエレベータ装置。
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