JPH08294184A - リモコン装置 - Google Patents

リモコン装置

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JPH08294184A
JPH08294184A JP7093787A JP9378795A JPH08294184A JP H08294184 A JPH08294184 A JP H08294184A JP 7093787 A JP7093787 A JP 7093787A JP 9378795 A JP9378795 A JP 9378795A JP H08294184 A JPH08294184 A JP H08294184A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視聴者がリモコン装置の発する報知音を聞き
逃して、リモコン装置の発見が遅れることを防止した発
音器を備えたリモコン装置を提供する。 【構成】 テレビジョン受像機2は、視聴者が所定の操
作を行う操作部4、受光部5、リモコン呼出し信号を発
信する発信部6で構成され、操作部4にはリモコン呼出
し4a、音量調整4bを備えている。一方、リモコン本
体3は、操作子キー22、報知音を発する発音器23、
リモコン信号を送信する送信器21、呼出し信号を受信
する受信器20から構成される。 【効果】 本発明のリモコン装置の報知音はテレビジョ
ン受像機の音量調整ボタンで自在にコントロールできる
ため、視聴者は所在する部屋の状況に応じて報知音を制
御でき、この報知音を目標として容易に探し出すことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオ機器やテ
レビジョン受像機等の被制御装置に用いられる遠隔操作
装置、即ちリモートコントロール装置(以下、単に「リ
モコン装置」または「リモコン」と略記する)に関し、
更に詳しくは、被制御装置にリモコンの呼出しキーを備
えてリモコンの発見を容易にしたリモコン装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ装置やテレビジョン受像機
およびオーディオ装置等のAV機器は無論のこと、エア
コンや照明装置にまでリモコン装置が用いられるように
なり、使用者の利便性が向上している。このリモコン装
置はビデオ機器やテレビジョン受像機等の被制御装置か
ら離れて電源のオン・オフ、チャンネルの切り替えおよ
び音量調整まで行うことができ、大変便利なものであ
る。その反面、このリモコン装置は被制御装置から離れ
て使用されるため、置き忘れ等によって所在が分からな
くなり、捜し回るという不便性があった。
【0003】このような不便を解決する目的で特開昭6
0−157398公報に記載の「リモコン装置」および
実公昭59−31091号明細書に記載の「遠隔制御装
置」が発案され開示されている。この内、特開昭60−
157398公報に記載の「リモコン装置」を概要を再
掲して説明するならば、通常送信側であるリモコン装置
を、通常受信側である被制御装置により逆操作(逆送
信)して、リモコン装置に設けられたブザー等を駆動し
てリモコン装置の置き場所を視聴者に知らせるというも
のである。
【0004】また、この他のリモコン装置を探索する方
法として、視聴者の発する音に反応して、例えば視聴者
が手を叩いて音を発するとその音に反応してリモコン装
置に設けられたブザー等の発音器が音を発生し、リモコ
ン装置の所在を知らせる方法が知られている。本発明は
このようなリモコン装置の所在を探索する方法に係わる
ものであり、本発明は電気機器全般に適用して有効なも
のであるが、以下の説明では被制御装置の一例としてテ
レビジョン受像機を採り挙げて説明を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
のリモコン装置を探索する方法においては、リモコン装
置に設けられた発音器の発する音量は一定でありコント
ロールできない。そのため次のような不具合点があっ
た。即ち、一般的に視聴者の所在する部屋の状況は様々
であり、テレビジョン受像機の発する音声やその他の音
声で騒がしかったり、リモコン装置が新聞や雑誌および
座布団等の下敷きになっていたりするとリモコン装置の
発する音は視聴者に聞き取れず、リモコン装置が発見で
きないという不具合点があった。また、視聴者の発する
音に反応してリモコン装置の所在を知らせる方法では、
リモコン装置がリモコンを探索する音以外のあらゆる音
声に反応してしまい、視聴者にとっては実用に即さない
という不具合点があった。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、視聴者がリモコン装置の発する音を聞き逃し、リモ
コン装置の発見が遅れることを防止したリモコン装置を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の被制御装置と、被制御装置をワイヤレスで
遠隔操作するリモコン本体とからなるリモコン装置にお
いては、被制御装置に、発信手段と、リモコン探索用の
スイッチおよびリモコン制御用の制御手段を設けるとと
もに、リモコン本体に、受信手段と、呼出し音量が変化
する報知手段とを設けることとした。そして、被制御装
置のスイッチを駆動することによりリモコン本体の報知
手段が始動し、被制御装置の制御手段の制御によってリ
モコン本体の報知手段の呼出し音量が変化することとし
た。
【0008】この被制御装置は、映像信号記録再生装置
または音量調整器と発音器を備えたテレビジョン受像機
であることとし、また、制御手段は、映像信号記録再生
装置またはテレビジョン受像機の音量調整器を兼用する
こととした。
【0009】更に、映像信号記録再生装置またはテレビ
ジョン受像機のスイッチの駆動により、映像信号記録再
生装置またはテレビジョン受像機の発音器(スピーカ)
の音量をミュートし、またはその発音器の音量を減少
し、リモコン本体の報知手段の呼出し音量を増大して、
リモコン本体の発見を容易にすることとして前記課題を
解決した。
【0010】
【作用】本発明の表示装置の調整方法においては、通常
受信側である被制御装置の呼出しボタンにより探索でき
るようにし、また、呼出し音(報知音)は被制御装置の
音量調整器によって自在にコントロールできるようにし
たため、視聴者の所在する部屋の状況や、リモコンの存
在する状況に応じてコントロールすることが可能であ
り、視聴者はこの報知音を目標としてリモコン本体を容
易に探しだすことができる。
【0011】この被制御装置は、映像信号記録再生装置
または音量調整器と発音器を備えたテレビジョン受像機
であることとし、また、制御手段は、映像信号記録再生
装置またはテレビジョン受像機の音量調整器を兼用する
こととしたため、音量をコントロールするための新たな
装置を必要とせず、単純な構成のリモコン発見装置が構
築でき、リモコン装置の機能を備えた被制御装置の部品
点数の削減や組み立て工数を削減することができる。
【0012】更に、映像信号記録再生装置またはテレビ
ジョン受像機のスイッチの駆動により、映像信号記録再
生装置またはテレビジョン受像機の発音器(スピーカ)
の音量をミュートし、またはその発音器の音量を減少
し、リモコン本体の報知手段の報知音量を増大するよう
にしたため、視聴者は労せずリモコン本体を発見するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、図1ないし図3を参照して本発明のリ
モコン装置の実施例を説明する。初めに、図1を参照し
て本発明のリモコン装置の概要を説明する。図1は本発
明のリモコン装置の一例を示す概念図である。
【0014】図1において、符合1は本発明のリモコン
装置であり、前記本発明のリモコン装置1は、テレビジ
ョン受像機2およびリモコン本体3で大略構成される。
前記テレビジョン受像機2は、視聴者が所定の操作を行
う操作部4、後述するリモコン信号を受光する受光部5
および発信部6等で略構成される。また操作部4の細部
構成は、本発明に関連するリモコン呼出しボタン4a、
音量調整ボタン4b、およびチャンネル切り替えボタン
4c、電源4d等を備えて構成される。一方、リモコン
本体3は、前記テレビジョン受像機2のチャンネル操作
部4の操作を遠隔操作によって行うチャンネル切り替え
ボタンおよび音量調整ボタン等からなるキー(操作子)
22、報知手段としてのスピーカや圧電素子等の発音器
23、リモコン信号を送信する送信器21、そして呼出
し信号を受信する受信器20等から構成されている。
【0015】このような構成の本発明のリモコン装置の
動作を説明する。先ず、リモコン本体3においてテレビ
ジョン受像機2を操作する場合、例えばテレビジョン受
像機2のチャンネルを切り替えようとするとき、リモコ
ン本体3のキー22のチャンネル数字を押圧して操作す
る。この押圧操作に応動して詳細は後述するが所定の制
御コードが輝度信号に変調されてリモコン信号としてリ
モコン本体3の送信器21から発せられる。このリモコ
ン信号をテレビジョン受像機2の受光部5で受信し、所
定の処理によって前記テレビジョン受像機2のチャンネ
ルを変換する。
【0016】逆に、テレビジョン受像機2を操作してリ
モコン本体3を探索しようとする場合、テレビジョン受
像機2の操作部4のリモコン呼出しボタン4aを押下し
てテレビジョン受像機2の発信部6から所定の呼出し信
号を発信する。この呼出し信号をリモコン本体3の受信
器20によって受信し、所定の処理によって報知手段と
しての発音器23を駆動して報知音を発生する。この報
知音が小さいときはテレビジョン受像機2の音量調整ボ
タン4bの+ボタンを押下することにより、前記リモコ
ン本体3の発音器23の音量が増加される。また、報知
音が大きいときはテレビジョン受像機2の音量調整ボタ
ン4bの−ボタンを押下することにより、前記リモコン
本体3の発音器23の音量が減少される。そして、この
報知音によってリモコン本体3の所在が明らかとなれ
ば、そのリモコン本体3の適当なキーを操作することに
より報知音が停止する。なお、前記報知音は所定の時間
が経過すると自動的に停止するパワーオフ機能を備えて
おり、電池の消耗を防いでいる。
【0017】次に、図2を参照して本発明のリモコン装
置の要部の構成を説明する。なお、図1で記載した事項
と共通部分には同一参照符号を付し、それらの説明を一
部省略する。図2は本発明のリモコン装置の構成を示す
ブロック図である。
【0018】図2において、テレビジョン受像機2の要
部構成は、放送信号を受信するアンテナ7、前記アンテ
ナ7から出力されるRF信号を復調するチューナ8、チ
ューナ8の選局動作を行う選局マイコン8a、前記チュ
ーナ8から出力されるビデオ信号をR、G、B信号に変
換するビデオ処理回路9、映像やデータを映出するCR
T(陰極線管)10等から構成される。また、音声処理
系として前記チューナ8の出力する音声信号を処理する
オーディオ処理回路11、電力増幅するAMP12、ス
ピーカ13を備えて構成される。更に、テレビジョン受
像機2の各種操作を行う操作部4、例えば I2CBUS等
の制御信号でテレビジョン受像機2の制御を司るマイコ
ン14、前述のリモコン呼出しボタンに応動してリモコ
ン呼出し信号を生成する発信部6、前記発信部6で発生
された信号を搬送波にのせて例えばFM電波として送信
するためのアンテナ6a、そしてリモコン信号を受光す
る受光部5等から構成されている。
【0019】リモコン本体3の細部構成は、テレビジョ
ン受像機2より送信された呼出し信号を受信する受信器
20、前記受信器20でキャッチされた呼出し信号を復
調する受信処理器24、受信処理器24からの信号を受
けてリモコン本体3の位置を知らせるための信号を発生
する信号発生処理器25、信号発生処理器25の発生す
る信号に基づいて報知音を発生する発音器23で構成さ
れる。また、従来公知のリモコン部の構成としては、視
聴者がテレビジョン受像機2を遠隔操作するためのキー
(操作子)22、前記キー22の操作信号を読み取り所
定のリモコン信号フォーマットにエンコードするマイコ
ンを含む送信処理器26、次段の送信器21をドライブ
するためのドライバ27等で構成されている。
【0020】このような構成である本発明のリモコン装
置の動作を説明する。テレビジョン受像機2において、
アンテナ7では放送信号を受信してRF信号を生成し、
そのRF信号をチューナ8に送出する。選局マイコン8
aでは視聴者の選択に基づく選局制御がなされる。前記
チューナ8にはRF信号を復調するチューナ、VIF/
SIF回路、音声多重テコーダ等の処理回路が内挿され
ている。この選局マイコン8aおよびチューナ8によっ
て選局および復調がなされてチューナ8の出力にはビデ
オ信号Vと、ステレオ音声Lch信号およびRch信号
が出力される。
【0021】これらの信号のうち、ビデオ信号Vはビデ
オ処理回路9に、ステレオ音声Lch信号およびRch
信号はオーディオ処理回路11に各々入力される。ビデ
オ処理回路9では不図示の3次元コムフィルタ等によっ
てクロスカラーやドット妨害を少なくする処理がなされ
る。その後、輝度信号増幅や色信号増幅を行うととも
に、R−Y復調やB−Y復調およびマトリクス処理によ
って次段のCRTを駆動するのに適したR、G、B信号
に変換する。
【0022】チューナ8から出力されたステレオ音声L
ch信号およびRch信号はオーディオ処理回路11に
入力される。前記オーディオ処理回路11では、マイコ
ン14によって処理された視聴者からの操作情報に基づ
き音量レベル、音量バランス、サラウンド効果、そして
音質等を調整する動作をする。視聴者によっり所望の音
量レベルに調整された音声信号L、Rは、AMP12に
より電力増幅がなされてスピーカ13に出力される。ス
ピーカ13によってステレオ音声信号として再生され
る。なお、オーディオ処理回路11の実際の動作はステ
レオ信号として処理されるが図においては簡略化のため
モノラルで表示した。
【0023】また、視聴者からの音量調整や選局等の制
御は、テレビジョン受像機2に配設された操作部4によ
って行うことも、前述のリモコン本体3の操作によって
行うことも可能となされている。詳細は後述するが例え
ばリモコン本体3から出力されたリモコン信号は受光部
5によって受光されて、マイコン14に入力される。マ
イコン14では、 I2C BUS等の制御信号を介して各
種操作命令を実行する。また、マイコン14には所定の
メモリが内挿されており、このメモリにはマイコン14
の制御に必要な情報が格納されており、その命令実行の
用途に供する。
【0024】更に、本発明のリモコン装置の呼出し動作
を説明するならば、テレビジョン受像機2の操作部4の
リモコン呼出しボタンを“オン”することにより、リモ
コン探索のための呼出し信号が発信部6で生成される。
この呼出し信号はアンテナ6aを通じて例えばFM電波
として送信される。なお、この呼出し信号はFM電波の
他、超音波や近赤外線等やその他の方法で実現しても良
い。一方、リモコン本体3側においては、受信器20に
よって呼出し信号を受信して受信処理器24に伝達す
る。受信処理器24では呼出し信号を受理するとともに
増幅および復調がなされて制御信号が抽出される。この
抽出された制御信号により信号発生処理器25が制御さ
れ、受信器20が正常な受信波を受信していれば、信号
発生処理器25の発生する呼出し信号に基づいて発音器
23から報知音を発生する。なお、この報知音は発信音
であっても、チャイムであっても、合成された人声であ
っても良い。
【0025】この報知音が視聴者にとって聞き取り難い
ほど小さいか、または大きすぎる場合には、次のような
操作により所望の音量レベルに制御することができる。
即ち、視聴者がこの報知音を増大しようとする場合、図
1に示した操作部4内の音量調整ボタン4bの+ボタン
を押圧することにより、この制御信号は図2に示すマイ
コン14に取り込まれ、所定の制御データとして発信部
6およびアンテナ6aからリモコン本体3に送信され
る。リモコン本体3の受信器20ではこの制御データを
受理して受信処理器24に伝達する。受信処理器24で
はこの制御データに基づいて送信処理器26に内挿され
たマイコンによって処理して音量を制御する信号を前記
受信処理器24に出力する。受信処理器24ではこの音
量制御信号を受理して次段の信号発生処理器25の音量
を制御し、発音器23から増大された報知音が発せられ
る。
【0026】同じく、視聴者がこの報知音を減少しよう
とする場合、図1に示した操作部4内の音量調整ボタン
4bの−ボタンを押圧することにより、この制御信号は
図2に示すマイコン14に取り込まれ、所定の制御デー
タとして発信部6およびアンテナ6aからリモコン本体
3に送信される。リモコン本体3の受信器20では同様
の動作によって信号発生処理器25を制御することによ
り、報知音の音量が減少されて発音器23から発せられ
る。従って、リモコン本体の置き場所がわからなくなっ
た場合には、テレビジョン受像機2のリモコン呼出しボ
タンを“オン”することによってリモコン本体が報知音
を発生する。また、リモコン本体が発生する報知音をテ
レビジョン受像機2の音量調整ボタンで自在にコントロ
ールできるため、視聴者はこの適度に調整された報知音
を目標としてリモコン本体を容易に探しだすことができ
る。
【0027】従来公知のリモコン部の動作としては、視
聴者がテレビジョン受像機2を遠隔操作するためのキー
22を操作した場合、送信処理器26によってその操作
信号を読み取り、所定のリモコン信号フォーマットにエ
ンコードする。このリモコン信号フォーマットは一般的
にPPM(Pulse Position Modulation) 方式のシリアル
信号で出力されており、その信号構成はパルスの間隔で
「1」、「0」が規定される。一例としてパルスがある
一定間隔(Tp=1.2msec)の時「1」と判定さ
れ、パルスがその半分(Tp=0.6msec)の時
「0」と判定するように規定され、この「1」、「0」
の信号を十数ビットのシリアルデータ(連続信号)とし
て組立てられ出力される。ドライバ27では、リモコン
信号を増幅するとともに、次段の送信器21が発光ダイ
オードの場合には変調信号を送信器21に出力する。送
信器21では発光ダイオードを変調信号を基に輝度変調
し、輝度変調されたリモコン信号として出力する。
【0028】引き続き、図3を参照して本発明のリモコ
ン装置の呼出し動作をフローチャートを基に説明する。
図3は本発明のリモコン装置の呼出し動作の説明に供す
るフローチャート図である。
【0029】ステップSP1にてスタートしたリモコン
機能は、ステップSP2において、視聴者がリモコン装
置のキー等を操作したかどうかの判断を行う。視聴者に
よるキー操作がない場合はステップSP1に戻り、視聴
者によるキー操作がなされた場合にはステップSP3に
進む。ステップSP3では、視聴者によるキー操作に応
じて通常のコマンド処理がなされる。ステップSP4に
おいて、“リモコン呼出し”の選択がなされたかどうか
の判断を行い、選択がなされない場合はステップSP1
に戻り、視聴者によって“リモコン呼出し”の選択がな
された場合にはステップSP5に進む。ステップSP5
ではリモコン呼出し信号を生成して発信する。
【0030】ステップSP6では音量調整のキー入力が
なされたかどうかの判断を行い、音量調整のキー入力が
なされない場合はステップSP4に戻り、音量調整のキ
ー入力がなされた場合はステップSP7に進む。ステッ
プSP7で“リモコン音量”のup/doun信号を生
成してその処理を行う。ステップSP8に進み、再び視
聴者がリモコン装置のキー等を操作したかどうかの判断
を行う。視聴者によるキー操作がなされた場合はステッ
プSP4に戻り、前述と同様の処理がなされる。キー操
作がなされない場合はステップSP9に進み、ステップ
SP9にて本発明のリモコン機能が終了する。
【0031】本発明は前記実施例に限定されず、種々の
実施形態を採ることができる。例えば、前記実施例では
被制御装置の一例としてテレビジョン受像機を例示した
が、本発明は例えばビデオ装置やオーディオ装置、カー
AV装置等のAV機器にも応用が可能である。また、本
発明は以上示した一実施形態にとらわれず様々な形態に
発展出来ることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のリモコン装
置によれば、通常受信側である被制御装置の呼出しボタ
ンにより通常送信側であるリモコン本体を探索できるよ
うにしたため、視聴者の発する音に反応する方式に比べ
て確実にリモコン本体を探し出すことができる。また、
本発明のリモコン装置の報知音は、被制御装置の音量調
整器によって自在にコントロールできるため、視聴者の
所在する部屋の状況や、リモコンの存在する状況に応じ
て制御でき、視聴者はこの適度に調整された報知音を目
標としてリモコン本体を容易に探しだすことができる。
【0033】また、請求項3記載の本発明のリモコン装
置では、被制御装置の音量調整器を兼用することにした
ため、音量をコントロールするための新たな装置を必要
とせず、単純な構成のリモコン発見装置が構築でき、リ
モコン発見装置を備えた被制御装置の部品点数の削減や
組み立て工数を削減することができる。
【0034】更に、請求項4、5記載の本発明のリモコ
ン装置では、被制御装置のリモコン呼出しボタンの駆動
により、被制御装置の発音器(スピーカ)の音量をミュ
ートし、またはその発音器の音量を減少し、リモコン本
体の報知音の音量を増大するようにしたため、視聴者は
労せずリモコン本体を発見することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリモコン装置の一例を示す概念図で
ある。
【図2】 本発明のリモコン装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】 本発明のリモコン装置の呼出し動作の説明に
供するフローチャート図である。
【符号の説明】
1 本発明のリモコン装置 2 テレビジョン受像機 3 リモコン本体 4 操作部 5 受光部 6 発信部 7 アンテナ 8 チューナ 9 ビデオ処理回路 10 CRT(陰極線管) 11 オーディオ処理回路 12 AMP 13 スピーカ 14 マイコン 20 受信器 21 送信器 22 キー 23 発音器 24 受信処理器 25 信号発生処理器 26 送信処理器(マイコン) 27 ドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御装置と、前記被制御装置をワイヤ
    レスで遠隔操作するリモコン本体と、からなるリモコン
    装置において、 前記被制御装置に、発信手段と、リモコン探索用のスイ
    ッチおよびリモコン制御用の制御手段を設けるととも
    に、 前記リモコン本体に、受信手段と、呼出し音量が変化す
    る報知手段とを設けてなり、 前記被制御装置の前記スイッチの駆動によって前記リモ
    コン本体の前記報知手段が始動し、 前記被制御装置の該制御手段の制御によって前記リモコ
    ン本体の前記報知手段の呼出し音量が変化することを特
    徴とするリモコン装置。
  2. 【請求項2】 前記被制御装置は、映像信号記録再生装
    置または音量調整器と発音器を備えたテレビジョン受像
    機であることを特徴とする請求項1に記載のリモコン装
    置。
  3. 【請求項3】 前記被制御装置の該制御手段は、前記映
    像信号記録再生装置またはテレビジョン受像機の前記音
    量調整器を兼用することを特徴とする請求項2に記載の
    リモコン装置。
  4. 【請求項4】 前記被制御装置の前記スイッチの駆動に
    より、前記映像信号記録再生装置またはテレビジョン受
    像機の前記発音器の音量をミュートして前記リモコン本
    体の発見を容易にすることを特徴とする請求項2に記載
    のリモコン装置。
  5. 【請求項5】 前記被制御装置の前記スイッチの駆動に
    より、前記映像信号記録再生装置またはテレビジョン受
    像機の前記発音器の音量を減少し、前記リモコン本体の
    前記報知手段の呼出し音量を増大し、前記リモコン本体
    の発見を容易にすることを特徴とする請求項2に記載の
    リモコン装置。
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