JPH09163251A - 伝言機能付きテレビジョン受像機 - Google Patents

伝言機能付きテレビジョン受像機

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JPH09163251A
JPH09163251A JP32205595A JP32205595A JPH09163251A JP H09163251 A JPH09163251 A JP H09163251A JP 32205595 A JP32205595 A JP 32205595A JP 32205595 A JP32205595 A JP 32205595A JP H09163251 A JPH09163251 A JP H09163251A
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JP
Japan
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television receiver
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Application number
JP32205595A
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English (en)
Inventor
Yasuo Tsuchida
康雄 土田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録音音声の再生に際し、テレビジョン受像機
の起動と同時に録音音声を再生できるようにした伝言機
能付きテレビジョン受像機を提供する。 【解決手段】 本発明のテレビジョン受像機1は、マイ
クロフォン2、録音用操作部3および不図示の音声録音
再生手段、一般的構成要素であるスピーカ4、主電源5
a等の操作部5、これらを遠隔操作する電源スイッチ6
aを備えたリモコン装置6、リモコン信号を受信する受
光部7、および視聴者8で構成される。そして、視聴者
8がリモコン装置6によって電源スイッチ6aをオンし
た場合、テレビジョン受像機の立ち上がりのミューテイ
ング期間を含む期間に、音声録音再生手段に記録された
伝言を再生し、スピーカ4より放音するようにした。 【効果】 受像機の立ち上がりで確実に伝言を伝えるこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝言機能付きテレ
ビジョン受像機に関し、更に詳しくは、テレビジョン受
像機に音声録音再生手段を設け、テレビジョン受像機の
電源オンの立ち上がりミューテイング期間を含む期間
に、音声録音再生手段に予め記録された伝言(メッセー
ジ)等を再生・放音するようにした伝言機能付きテレビ
ジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機の利便性が追
求されてきており、テレビジョン受像機にテープレコー
ダやラジオを組込み、簡単な操作でメッセージを伝える
ことのできるテレビジョン受像機が多く提案されている
(特開昭63−87080号、特開平06−62337
号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如くテープレコーダおよびラジオを一体的備えたテレビ
ジョン受像機は、タイマによって設定した所定の時間に
ラジオやテープレコーダを駆動するか、前述の伝言機能
を備えたテレビジョン受像機は、予め記録したメッセー
ジを再生するに際し、所定の操作によって随時行わなけ
ればならず、テレビジョン受像機の起動時に記録音声を
再生できる伝言機能付きテレビジョン受像機は実現され
てない。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、記録音声の再生に際し、タイマセッ
トや再生操作によらず、テレビジョン受像機の起動と同
時に記録音声を再生できるようにした伝言機能付きテレ
ビジョン受像機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる問題を解決するた
めに、本発明の伝言機能付きテレビジョン受像機は、テ
レビジョン受像機に録音用操作手段と、マイクロフォン
と、マイクロフォンにより入力される情報を記録・再生
する音声録音再生手段とを備えた。そして、音声録音再
生手段に記録された情報の再生に際しては、テレビジョ
ン受像機の立ち上がり起動時のミユーティング期間を含
む期間に、テレビジョン音声に代えて再生・放音するこ
とを特徴とする。
【0006】好ましくは、音声録音再生手段は半導体メ
モリICで構成され、その記録・再生時間は1秒以上か
つ20秒以内であることが望ましい。
【0007】本発明の伝言機能付きテレビジョン受像機
は、録音用操作手段と、マイクロフォンと、音声録音再
生手段とを備えているため、録音用操作手段を操作して
テレビジョン受像機に所望の伝言等を記録することがで
きる。また、情報の再生に際しては、テレビジョン受像
機の立ち上がり起動時のミユーティング期間、若しくは
ミユーティング期間を多少越える期間に、テレビジョン
音声に代えて放音することとした。そのため、タイマセ
ットや再生操作によらず、視聴者がテレビジョン受像機
を“オン”するとともに伝言等が再生され、視聴者に伝
言等を確実に伝えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態につき添付図面を参照して説明する。なお、以下の説
明では共通する部分には同一の参照符合を付すものとす
る。
【0009】先ず、図1を参照して本発明の伝言機能付
きテレビジョン受像機の概要を説明する。図1は本発明
の伝言機能付きテレビジョン受像機の一例を示す概念図
である。
【0010】図1において、符号1は本発明のテレビジ
ョン受像機である。本発明のテレビジョン受像機1は、
本発明の特徴事項として、マイクロフォン2、リセット
3a、ストップ3bおよびスタート3c等からなる録音
用操作部3、テレビジョン受像機の一般的構成要素であ
るスピーカ4、主電源5aなどの操作部5、操作部を遠
隔操作する電源スイッチ6aを備えたリモートコントロ
ール装置(以下、単に「リモコン装置」と略記する)
6、リモコン装置6のリモコン信号を受信する受光部
7、および視聴者8で大略構成される。
【0011】このような構成の本発明の伝言機能付きテ
レビジョン受像機の動作を簡潔に説明する。
【0012】通常、テレビジョン受像機の主電源は常時
“オン”されており(スタンバイ状態)、リモコン装置
の電源スイッチ等でテレビジョン受像機のリレーを“オ
ン”、“オフ”するようになっている。本発明のテレビ
ジョン受像機1にメッセージ等を記録する場合におい
て、操作部5の主電源5aは“オン”されているものと
して、録音用操作部3のリセット3aを押下して記録内
容をリセットする。引き続き、スタート3cを押下して
マイクロフォン2を用いて所望のメッセージを録音し、
ストップ3bにより停止させる。
【0013】このように録音された音声を再生する場合
は、スタンバイ状態にあるテレビジョン受像機に向けて
リモコン装置6の電源スイッチ6aを押下してリモコン
信号を送信する。本発明のテレビジョン受像機1では電
源“オン”のリモコン信号を受光部7によって受信する
とともに、後述する音声録音再生手段が始動し、テレビ
ジョン受像機の立ち上がりのミューテイング期間等を利
用して20秒程度のメッセージをスピーカ4より再生・
放音する。
【0014】次に、図2を参照して本発明のテレビジョ
ン受像機の要部構成を説明する。図2は本発明のテレビ
ジョン受像機の構成を示すブロック図である。
【0015】図2において、本発明のテレビジョン受像
機1は、前述のマイクロフォン2、録音用操作部3、ス
ピーカ4、操作部5、リモコン装置6および受光部7に
加え、放送信号を受信するアンテナ10、アンテナから
出力されるRF信号を復調するチューナ11、チューナ
の選局動作を行う選局マイコン11a、チューナから出
力されるビデオ信号をR、G、B信号等に変換するビデ
オ処理回路12、映像やデータを映出するCRT(陰極
線管)13を備えている。そのほかこの受像機は、チュ
ーナ11の出力する音声信号を処理するオーディオ処理
回路14、本発明の特徴事項として、音声録音再生手段
たるディジタル音声記録再生IC15、電力増幅するA
MP16、 I2CBUS等の制御信号によりテレビジョン
受像機を制御するマイコン17、およびテレビジョン受
像機に各種電圧やスタンバイ(待機)電圧を供給する電
源回路18を備えて構成される。
【0016】以上のように構成された本発明のテレビジ
ョン受像機の動作を説明する。
【0017】アンテナ10では放送信号を受信してRF
信号を生成し、RF信号をチューナ11に送出する。選
局マイコン11aでは視聴者の選択に基づく選局制御が
なされる。選局マイコン11aおよびチューナ11によ
って選局および復調がなされてチューナ11の出力には
ビデオ信号Vと、ステレオ音声Lch信号およびRch
信号が出力される。これらの信号のうち、ビデオ信号V
はビデオ処理回路12に、ステレオ音声Lch信号およ
びRch信号はオーディオ処理回路15に各々入力され
る。ビデオ処理回路12では輝度信号増幅や色信号増幅
を行うとともに、R−Y復調やB−Y復調およびマトリ
クス処理によって次段のCRT13を駆動するのに適し
たR、G、B信号に変換する。
【0018】チューナ11から出力されたステレオ音声
Lch信号およびRch信号はオーディオ処理回路14
に入力される。オーディオ処理回路14では、マイコン
17によって処理された視聴者からの操作情報に基づき
音量レベル、音量バランス、、音質等を調整する動作を
なす。視聴者によって所望の音量レベルに調整された音
声信号L、Rは、AMP16により電力増幅がなされて
スピーカ4によってステレオ音声信号として再生・放音
される。
【0019】ディジタル音声記録再生IC15では、前
述の録音用操作部3のスタート3cが押されるとマイコ
ン17の録音開始信号により動作状態になり、マイクロ
フォン2からの音声入力信号をストップ3bが押される
までの所定時間、例えば20秒間記憶させる。音声入力
信号の内容としては、例えば“今日のスケジュール”、
“帰宅後しなければならない注意メモ”、“留守中の伝
言”、“母親から子供への伝言”などの他、“鳥、犬等
ペットの鳴き声”や“音楽等”、視聴者の視聴習慣に合
わせた所定のメッセージである。
【0020】ディジタル音声記録再生IC15は電源回
路18から常時通電されているスタンバイ電圧に、マイ
コン17および受光部7等と共に接続されており、常に
記録・再生が可能となっている。また、テレビジョン受
像機のコンセントが抜かれるような状況においては、マ
イコンバックアップ用の内蔵電池や不揮発性のメモリを
用いることにより常時記録・再生可能となすことができ
る。一旦録音された信号はリセット3bを実行しない限
り、ディジタル音声記録再生IC15に保持される。な
お、音声記録IC15は、フレーズ(最大16の単位で
様々な記録・再生ができる)の選択や、音質等を左右す
るビットレート(8k、16k、32kbps)を任意
に可変できるようになっているが、テレビジョン受像機
に組み込んで使用する場合は単独の方が好ましい。本実
施の形態例ではビットレート32kbpsで32秒の記
録・再生が可能なように構成した。
【0021】一方、メッセージ等の記録音声の再生は、
スタンバイ状態の本発明のテレビジョン受像機1をリモ
コン装置6の電源スイッチ6aを“オン”した状態から
CRTの画像立ち上がりまでのミューテイング期間(数
秒)が主として当てられる。即ち、リモコン装置6の電
源オン信号を受光部7によって受信し、マイコン17に
よってリモコン信号をデコードするとともに、ディジタ
ル音声記録再生IC15に再生の制御信号を発する。
【0022】ディジタル音声記録再生IC15ではマイ
コン17からの指令により再生開始状態となり、ディジ
タル音声記録再生IC15に記憶された音声情報をオー
ディオ処理回路14に読み出し、オーディオ処理回路1
4では不図示のスイッチ素子によって通常のテレビジョ
ン音声等に代えて再生し、AMP16により電力増幅が
なされてスピーカ4により放音される。録音音声の再生
が終了するとスイッチ素子によって通常のテレビジョン
音声に切り換え、再生・放音を行う。これにより、テレ
ビジョン受像機の電源を“オン”とした途端のミューテ
イング期間等に音楽を聞くことができたり、今日のスケ
ジュールを確認したり、或いは母親からの伝言を聞くこ
とができる。
【0023】引き続き、図3を参照して本発明のテレビ
ジョン受像機の動作をフローチャートを基に説明する。
図3は本発明のテレビジョン受像機の動作の説明に供す
るフローチャート図である。図におけるSP1〜SP7
は処理ステップを示す。
【0024】視聴者が視聴する状態となり本発明のテレ
ビジョン受像機の動作がスタートする。ステップSP1
にて、本発明のテレビジョン受像機の主電源が“オン”
してスタンバイ状態にあるかの検証し、NOの場合は開
始動作に戻り、YESの場合はステップSP2に移行す
る。ステップSP2では、予め音声録音再生手段(メモ
リ)に前述の操作によってメッセージが記録されてい
る。ステップSP3において、音声録音再生手段に記録
された内容の更新を行うか否かの検証を行う。YESの
場合はステップSP4に戻り、ステップSP4にて録音
用操作部を操作することによりメッセージの更新を行
う。更新を行なわない場合(NO)はステップSP5に
移行する。
【0025】ステップSP5にて、リモコン装置等によ
って本発明のテレビジョン受像機の電源が“オン”され
たかの検証を行い、NOの場合はステップSP5に戻
り、YESの場合にはステップSP6に移行する。ステ
ップSP6では、音声録音再生手段に記録されたメッセ
ージを瞬時にスピーカから再生・放音する。メッセージ
の再生・放音を終了後、ステップSP7で通常のテレビ
ジョン放送の音声を放音し、本発明のテレビジョン受像
機のメッセージ等再生動作を終了する。
【0026】本発明は前記実施の形態例に限定されず、
種々の実施形態を採ることができる。例えば、前記形態
例では一種類のメッセージを記録・再生する例を例示し
たが、再生選択ボタンを設けて予め録音された数種類の
メッセージを選択的に再生・放音するように構成しても
よい。また、音声録音再生手段を大容量としてテレビジ
ョンのコマーシャル期間にBGMを再生するように応用
することも可能である。更に、本発明は以上示した一実
施形態にとらわれず様々な形態に発展出来ることは言う
までもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の伝言機能付
きテレビジョン受像機によれば、テレビジョン受像機に
マイクロフォンや音声録音再生手段を設け、所定の伝言
を記録できるようにした。音声録音再生手段の再生に際
しては、本発明のテレビジョン受像機を“オン”した状
態からCRTの画像立ち上がりまでのミューテイング期
間を含む期間にテレビジョン音声に代えて再生・放音す
るようにした。これにより、テレビジョン受像機の立ち
上がりのミューテイング期間に、今日のスケジュールを
確認したり、或いは母親からの伝言を確実に伝えること
が可能となり有用である。また、テレビジョン受像機の
使用用途を拡大することができるとともに、家族のコミ
ニュケーションを図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の伝言機能付きテレビジョン受像機の
一例を示す概念図である。
【図2】 本発明のテレビジョン受像機の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 本発明のテレビジョン受像機の動作の説明に
供するフローチャート図である。
【符号の説明】
1 本発明のテレビジョン受像機 2 マイクロフォン 3 録音用操作部 4 スピーカ 5 操作部 6 リモコン装置 7 受光部 8 視聴者 10 アンテナ 11 チューナ 12 ビデオ処理回路 13 CRT(陰極線管) 14 オーディオ処理回路 15 ディジタル音声記録再生IC 16 AMP 17 マイコン 18 電源回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 録音用操作手段と、マイクロフォンと、 前記マイクロフォンにより入力される情報を記録・再生
    する音声録音再生手段とを具備し、 テレビジョン受像機の起動時のミユーティング期間を含
    む期間に、該音声録音再生手段に記録された情報をテレ
    ビジョン音声に代えて放音することを特徴とする伝言機
    能付きテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 該音声録音再生手段の記録・再生時間
    は、1秒以上20秒以内であることを特徴とする請求項
    1に記載の伝言機能付きテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 該音声録音再生手段は、半導体メモリI
    Cであることを特徴とする請求項1に記載の伝言機能付
    きテレビジョン受像機。
JP32205595A 1995-12-11 1995-12-11 伝言機能付きテレビジョン受像機 Pending JPH09163251A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001037466A3 (en) * 1999-11-15 2001-12-20 Miron Markus Electronic apparatus including sound reproduction means that plays a prerecorded message when the on-off switch is operated
CN111343399A (zh) * 2020-02-04 2020-06-26 海信视像科技股份有限公司 一种具有远程拾音功能的电视机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001037466A3 (en) * 1999-11-15 2001-12-20 Miron Markus Electronic apparatus including sound reproduction means that plays a prerecorded message when the on-off switch is operated
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