JPH08293989A - ファクシミリ通信装置 - Google Patents

ファクシミリ通信装置

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JPH08293989A
JPH08293989A JP7096345A JP9634595A JPH08293989A JP H08293989 A JPH08293989 A JP H08293989A JP 7096345 A JP7096345 A JP 7096345A JP 9634595 A JP9634595 A JP 9634595A JP H08293989 A JPH08293989 A JP H08293989A
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Tsukasa Iwasaki
司 岩▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、送信元からのファクシミリ情報を
受信しその送信先に配信するファクシミリ通信装置に関
し、送信元や送信先等の送信情報を管理することによ
り、配信後であっても送信情報の確認あるいはファクシ
ミリ情報自体の再配信を可能にして、信頼性および利便
性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 ファクシミリ文書を公衆回線11や内線13を介
してファクシミリ装置30や端末A〜Nと送受信するi/
f12、14と、受信したファクシミリ文書を識別した送信
情報に基づいて端末A〜Nに配信する制御部20と、その
送信情報を予め登録されている端末A〜N毎に文書リス
トとして呼出可能に蓄積・管理するデータベース部21と
を有している。この制御部20は、要求に応じてデータベ
ース部21から文書リストを呼び出して操作表示部16や記
録部17に出力させたり、端末A〜Nに返信するように構
成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信装置
に関し、特に、ファクシミリ情報の送信元および送信先
の間に介装され、送信元からのファクシミリ情報を受信
しその送信先に配信するファクシミリ通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿画像から読み取った画像
データを含むファクシミリ情報を公衆回線(通信回線)
を介して送受信するファクシミリ装置が知られている。
この種のファクシミリ装置としては、近年の普及および
情報量の増大によって複数台を用いる場合があるが、個
々に公衆回線を用意することは不経済であるので、複数
のファクシミリ装置を内線(通信回線)に接続するとと
もに公衆回線との間に受信したファクシミリ情報をその
送信先に配信するファクシミリ通信装置を介装してい
る。
【0003】また、近時のファクシミリ通信装置は、画
像データの高度利用に伴って、ファクシミリ装置だけで
なく、画像データを用紙に記録出力することなく、デー
タとして利用する、例えばコンピュータ等のワークステ
ーション(WS)が接続される場合もある。そして、例
えば、特開昭62−67950号公報、特開昭62−2
33972号公報、または実開平4−55652号公報
に記載されているように、画像データの配信に関しても
多種の工夫が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ通信装置にあっては、受信した
ファクシミリ情報を配信した後にその送信先に何等かの
故障などの障害が発生した場合には、ファクシミリ通信
装置にとっては配信後であるので、送信元における通信
エラーの発生を知ることはできず、送信先でも画像デー
タだけでなくその送信元情報等までも不明となってしま
うことがある。そのため、その送信元にファクシミリ情
報の再送信を依頼することができず、さらに受信したこ
とさえも判らないことがあるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、少なくとも送信元や送
信先等の送信情報を管理することにより、ファクシミリ
情報の配信後であっても送信情報の確認あるいはファク
シミリ情報自体の再配信を可能にして、信頼性および利
便性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、送信元から送られてきたファクシ
ミリ情報を通信回線を介して受信して該ファクシミリ情
報を同一または異なる回線を介して送信先に送信する通
信手段と、受信したファクシミリ情報から送信情報を識
別する識別手段と、該送信情報に基づいて受信したファ
クシミリ情報を送信先に配信するよう通信手段を制御す
る配信手段と、予め登録されている送信先へのファクシ
ミリ情報の少なくとも送信情報を呼出可能に蓄積して管
理する管理手段と、有することを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項2記載の発明は、少なくとも前記送
信情報を出力可能な出力手段と、前記管理手段内に蓄積
する情報の出力要求に基づいて該情報を呼び出して出力
手段に出力させる出力制御手段と、を設けたことを特徴
とするものである。請求項3記載の発明は、前記管理手
段内に蓄積する情報の送信要求を通信回線を介して受信
したとき、少なくとも前記送信情報を該要求先に返信す
る返信手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載の発明は、前記送信情報に対
応するファクシミリ情報の再送要求を受けたとき、該再
送要求を該ファクシミリ情報の送信元へ転送する転送手
段を設けたことを特徴とするものである。請求項5記載
の発明は、前記管理手段内に蓄積しない相手先の情報の
送信要求を通信回線を介して受信したとき、該送信要求
をその相手先側に送出する中継手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0009】ここで、ファクシミリ通信装置とは、画像
データ等を記録出力する記録手段を備えるファクシミリ
装置を含み、または、その記録手段を備えていない中継
装置であってもよい。また、ファクシミリ情報とは、画
像データおよび送信情報からなるものであり、送信情報
としては、送信先情報、送信元情報、あるいは通信時刻
情報等が考えられる。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、送信元から送られて
きたファクシミリ情報が通信手段により通信回線を介し
て受信されると、そのファクシミリ情報から送信情報が
識別手段により識別されてそのファクシミリ情報が同一
または異なる回線を介して送信先に通信手段により配信
される。このとき、予め登録されている配信先(送信
先)へのファクシミリ情報の少なくとも送信情報が管理
手段に呼出可能に蓄積されて管理される。したがって、
送信情報あるいはファクシミリ情報自体が蓄積・管理さ
れ、必要に応じて呼び出すことができる。
【0011】請求項2記載の発明では、管理手段内の情
報は出力制御手段により呼び出されて出力手段に出力さ
れる。したがって、出力手段として表示装置や記録装置
を備えることにより、送信情報あるいは画像データを表
示出力や記録出力して確認あるいは入手することができ
る。請求項3記載の発明では、管理手段内に蓄積する情
報の送信要求が通信回線を介して受信されたとき、少な
くとも送信情報が返信手段により管理手段内から呼び出
されてその要求先に返信される。したがって、配信先か
らファクシミリ通信装置に送信を要求して送信情報や画
像データを確認または入手することができ、例えば、障
害により受信できなかったファクシミリ情報自体の送信
を要求することにより画像データを入手することができ
る。
【0012】請求項4記載の発明では、送信情報に対応
するファクシミリ情報の再送要求を受けたとき、その再
送要求が転送手段によりファクシミリ情報の送信元に転
送される。したがって、管理手段内に送信情報のみを蓄
積する場合でも送信元にファクシミリ情報の再送信を要
求することができ、画像データを入手することができ
る。
【0013】請求項5記載の発明では、管理手段内に蓄
積しない相手先の情報の送信要求が通信回線を介して受
信されたとき、その送信要求が中継手段によりその相手
先側に送出される。したがって、送信元および送信先の
双方に本発明のファクシミリ通信装置が介装されている
場合には送信要求が中継されて相手先の管理手段内に管
理されている情報が返信手段により返信される、また
は、中継された送信要求がファクシミリ通信装置から送
信元または送信先へと転送手段により転送されてその要
求されたファクシミリ情報が送信される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図5は本発明に係るファクシミリ通信装置の第1実
施例を示す図であり、本実施例は記録手段を備えた、所
謂ファクシミリ装置に適用したものである。なお、本実
施例は、請求項1〜4のいずれかに対応している。
【0015】まず、構成を説明する。図1および図2に
おいて、10は本実施例を構成するファクシミリ装置であ
り、ファクシミリ装置10は公衆回線(通信回線)11を介
して他のファクシミリ装置30に接続された回線i/f12
と、内線(通信回線)13を介して例えば内線のファクシ
ミリ装置の端末A〜Nに接続された内線i/f14と、受
信したファクシミリ文書(ファクシミリ情報)を一時的
に記憶する記憶部15と、各種情報を表示する表示器(例
えば、LCD等)を備えるとともに表示器上のタッチパ
ネルやテンキー等の入力手段を有する操作表示部16と、
各種情報を記録出力する記録部(記録手段)17と、操作
表示部16から入力された情報等に基づいて図示していな
いメモリ内に格納する基本プログラムに従って各部を統
括制御するとともに本発明の各種処理プログラムを実行
する制御部20と、を備えている。なお、端末A〜Nはフ
ァクシミリ装置に限らず、画像データ等を情報処理(加
工や出力)する、例えばディスプレイ等の表示手段を備
えたパーソナルコンピュータ(PC)等のワークステー
ション(WS)であってもよく、この場合には内線13を
ローカルエリアネットワーク(LAN)の接続媒体(通
信回線)とし、内線i/f14をLANi/fとすること
によってファクシミリ装置30との間で所謂、LAN機能
を用いてファクシミリ文書を送受信したり、相互間(端
末A〜N間)で情報を送受信させるようにしてもよい。
また、本実施例では、ファクシミリ文書を送受信する一
例を説明するが、ファクシミリ文書に限らず他の通信情
報を送受信するように構成してもよいことはいうまでも
ない。
【0016】この制御部20は、i/f12または14を介し
て受信したファクシミリ文書を記憶部15に一時記憶させ
るとともに送信先を認識するためにそのファクシミリ文
書からその送信元や送信先の送信情報を識別した後にそ
の送信先である配信先にi/f12または14を介して送信
するようになっており、このとき識別した送信元や送信
先は、受信日時等とともに予めハードディスク等に端末
A〜N毎に用意してあるデータベース部21に呼出可能に
受信順に文書番号を付して作成する受信文書リストの一
部として蓄積・管理させるようになっている。すなわ
ち、i/f12、14が通信手段を構成するとともに制御部
20が識別手段および配信手段を構成し、データベース部
21が管理手段を構成している。
【0017】このデータベース部21は、端末A〜N毎に
使用者IDやパスワードが登録されているとともにその
端末A〜Nを配信先とする文書リスト(送信情報等)を
蓄積・管理するようになっており、制御部20は、操作表
示部16から使用者IDやパスワードにより指定された端
末A〜Nを配信先とする文書リストの表示が選択(要
求)されたときにはその文書リストが端末A〜Nのいず
れであるかを判断してデータベース部21内から呼び出し
前記表示器に表示出力させ、また記録出力が選択された
ときには文書リストを記録部17に送って用紙に記録出力
させる。さらに、制御部20は、端末A〜Nあるいはファ
クシミリ装置30(要求先)から文書リストの送信要求が
送られてきたときには共に送られてくるIDやパスワー
ドにより指定された端末A〜Nがいずれであるかを判断
してその文書リストをデータベース部21から呼び出して
要求先に送信(返信)し、また送信した文書リスト内の
文書番号により指定された画像データを含むファクシミ
リ文書の再送要求が送られてきたときにはその送信元に
ファクシミリ文書の再送要求を転送する。すなわち、操
作表示部16および記録部17が出力手段を構成し、制御部
20が出力制御手段を構成するとともに返信手段および転
送手段を構成している。
【0018】次に、作用を図3から図5を用いて説明す
る。なお、ここでは、ファクシミリ装置30から送信先を
端末Aとして配信された文書リストやファクシミリ文書
を端末Aまたはファクシミリ装置10において入手する場
合を中心に説明する。まず、図3に示すように、ファク
シミリ文書の受信がある(ステップP1)と、そのファ
クシミリ文書が記憶部15に記憶されるとともにその送信
元(ファクシミリ装置30)や送信先等の送信情報が識別
・認識され(ステップP2)、送信先である配信先が端
末A(端末B〜Nであってもよい)の場合(ステップP
3)にはデータベース部21に登録されているので、その
送信情報は文書リストとして(ステップP4)データベ
ース部21に蓄積された(ステップP5)後に、そのファ
クシミリ文書が記憶部15から読み出されて配信先の端末
Aに配信される(ステップP6)。また、受信したファ
クシミリ文書の送信先が配信先としてデータベース部21
に登録されていない誤送信またはファクシミリ装置10自
身を送信先とするファクシミリ文書の場合(ステップP
7)には、記憶部15に記憶させたまま操作表示部16に受
信有りを表示させる(ステップP8)ことにより、ファ
クシミリ装置10を管理するオペレータ(使用者)が出力
命令を操作表示部16に入力して表示出力させたり、ある
いは記録部16により記録出力させる。なお、データベー
ス部21に登録されていない送信先のファクシミリ文書は
記憶部15の記憶させることなく記録部16に記録出力させ
てもよい。
【0019】この後、ファクシミリ文書が送信された端
末Aにおいて、例えば故障等の通信障害が発生していた
が復旧したので送信(配信)されてきたファクシミリ文
書を確認するために入手したい場合に、図4に示すよう
に、端末Aで使用者IDまたはパスワードを含む文書リ
ストの送信要求を入力し送信させる(ステップP11)
と、送信要求からIDまたはパスワードが識別されデー
タベース部21の登録と比較・判断されて(ステップP1
2)、一致しない場合(ステップP13)にはIDまたは
パスワードの不一致が端末A(要求先)に送信されて通
知されこの処理は終了される(ステップP14)。また、
一致した場合(ステップP13)には端末Aの文書リスト
がデータベース部21から呼び出されて(ステップP15)
端末Aに送信(返信)され(ステップP16)、端末Aで
その文書リストは表示出力あるいは記録出力される。
【0020】そして、端末Aで受け取った文書リストが
オペレータに確認されて送信元(ファクシミリ装置30)
が送信済みのファクシミリ文書を蓄積手段内に蓄積する
機能を有する場合に、その文書リスト内の文書番号によ
り指定されたファクシミリ文書の再送要求が端末Aから
入力・送信されて受信される(ステップP17)と、その
再送要求が送信元へ転送されることによって再送されて
きたファクシミリ文書を端末Aに転送するファクシミリ
文書の入手処理が行なわれる(ステップP18)。なお、
送信元が送信したファクシミリ文書を蓄積していないと
きには再送要求を備える表示手段に表示させるようにし
てもよい。
【0021】一方、ファクシミリ装置10の設置位置で配
信先が端末Aのファクシミリ文書を入手したい場合にも
図示していないが同様に処理され、操作表示部16から入
力された使用者IDまたはパスワードがデータベース部
21の登録と一致したときに、その出力要求によって文書
リストがデータベース部21から呼び出され操作表示部16
に表示出力または記録部17で記録出力された後に、その
文書リストの文書番号により指定されたファクシミリ文
書の再送要求が操作表示部16から入力されファクシミリ
装置30に転送されることによって再送されてきたファク
シミリ文書が操作表示部16または記録部17で出力(入
手)される(ステップP11〜P15、P17、P18)。
【0022】このステップP18のファクシミリ文書の入
手処理では、図5に示すように、端末Aまたは操作表示
部16で入力されたファクシミリ文書の文章番号が識別さ
れ(ステップP21)、データベース部21にその文章番号
の文書リストが登録されていない場合(ステップP22)
には入力文書番号の不一致が端末Aまたは操作表示部16
に送信または表示されてそのオペレータに通知されてこ
の処理は終了される(ステップP23)。また、入力文書
番号が一致した場合(ステップP22)にはその文書リス
トが呼び出されて送信元および送信先の送信情報が認識
され、ファクシミリ文書を端末A(送信先)に転送する
場合(ステップP24)には送信元のファクシミリ装置30
に再送要求を送信してファクシミリ文書を再送させる所
謂、ポーリング受信処理が実行されることによって、画
像データを含むファクシミリ文書が再送され記憶部15に
記憶された後に端末Aに転送され(ステップP25)その
画像データが記録出力あるいは表示出力される。また、
転送しない場合(ステップP24)には記憶部15に記憶さ
れたファクシミリ文書が読み出されて、オペレータによ
り選択された出力に応じて(ステップP27)画像データ
が記録部17により用紙に記録出力され(ステップP2
8)、あるいは操作表示部16に表示出力される(ステッ
プP29)。なお、操作表示部16に表示されたファクシミ
リ文書は記録部17により用紙に記録出力可能であること
はいうまでもない。
【0023】このように本実施例においては、受信した
端末A〜Nのいずれかに送信(配信)するファクシミリ
文書の送信元や送信先等の文書リスト(送信情報)を端
末A〜N毎に使用者IDやパスワードが登録されて用意
されたデータベース部21に文書番号を付して呼出可能に
蓄積し管理するので、配信先でファクシミリ文書が障害
により受信されていなかったとしても、復旧した後に対
応する文書リストをデータベース部21から呼び出すこと
ができる。そして、その文書リストは端末A〜Nまたは
操作表示部16から送信要求または出力要求を入力・送信
することによって端末Aに送信(返信)したり、ファク
シミリ装置10の操作表示部16で表示出力あるいは記録部
17で記録出力させることができるので、任意の操作場所
(装置の設置場所)で文書リストを確認することができ
る。この後に、文書リスト内の文書番号によって指定さ
れたファクシミリ文書の端末A〜Nまたは操作表示部16
からの再送要求を送信元に転送することによってポーリ
ング受信が行なわれて画像データを含むファクシミリ文
書を再送要求を入力した端末A〜Nに転送することがで
き、または操作表示部16により表示出力あるいは記録部
17により記録出力させることができるので、受信されな
かった画像データを入手することができる。したがっ
て、信頼性および利便性が向上されている。
【0024】また、本実施例では、データベース部21内
には送信情報の文書リストのみを蓄積して管理している
が、併せて画像データを含むファクシミリ文書自体も蓄
積・管理するように構成して、送信元にファクシミリ文
書の再送要求を転送することなく、端末A〜Nまたは操
作表示部16からの送信要求で画像データを返信または出
力(記録または表示)して入手できるようにしてもよ
い。
【0025】なお、本実施例では、端末A〜Nのいずれ
かに故障などの障害が発生した場合でも配信されてきた
文書リストを確認してファクシミリ文書の画像データを
入手できることを説明したが、単に文書リストを確認し
たいときや画像データを再入手したいときなどにも利用
することができることはいうまでもない。また、データ
ベース部21は複数のファクシミリ文書を蓄積可能である
ことはいうまでもなく、その蓄積容量の確保は、例えば
最古のファクシミリ文書から消去したり、蓄積から所定
時間経過したファクシミリ文書を消去するようにすれば
よい。
【0026】次に、図6〜図8は本発明に係るファクシ
ミリ通信装置の第2実施例を示す図であり、本実施例で
は上述実施例と略同様に構成されていることから同様な
構成には同一の符号を付してその説明を省略する。な
お、本実施例は、請求項1〜5のいずれかに対応してい
る。まず、構成を説明する。
【0027】図6において、ファクシミリ装置30は、内
線13を介して端末a〜nに接続されてファクシミリ装置
10と同様に本発明が適用されている。これらファクシミ
リ装置10、30は、データベース部21には他方に接続され
ている端末毎の使用者IDやパスワードも登録されてお
り、制御部20は文書リストの送信要求や出力要求があっ
たときにはその要求とともに受信あるいは入力されたI
Dやパスワードにより指定された文書リストが端末A〜
N、a〜nのいずれであるかを判断し、他方に接続され
た端末(相手先)の文書リストの要求の場合には、すな
わち蓄積・管理しない文書リストの場合にはその要求を
公衆回線11を介して相手側に送出するようになってい
る。そして、他方の制御部20は、文書リストの要求の場
合にはデータベース部21から対応する文書リストを呼び
出して要求側に返信し、またファクシミリ文書の要求の
場合には対応する端末にその要求を転送して送られてき
たファクシミリ文書を要求側に転送する。すなわち、制
御部20は中継手段をも構成している。
【0028】次に、作用を図7および図8を用いて説明
する。なお、ここでは、端末Aに配信されたファクシミ
リ文書を端末nまたはファクシミリ装置30において入手
する場合を中心に説明する。まず、ファクシミリ装置10
において、上述実施例のステップP1〜P6が実行され
て端末Aを送信先とするファクシミリ文書が受信され、
その送信情報が文書リストとしてデータベース部21に蓄
積・管理されるとともにそのファクシミリ文書が配信さ
れる。
【0029】この後に、ファクシミリ装置30において、
図7に示すように、端末nから端末Aのオペレータによ
り使用者IDまたはパスワードを含む文書リストの送信
要求が入力され送信されてくる(ステップP31)と、送
信要求からIDまたはパスワードが識別されデータベー
ス部21の登録と比較・判断されて(ステップP32)、デ
ータベース部21に登録されているIDまたはパスワード
と一致しない場合(ステップP33)にはその不一致が端
末n(要求先)に通知されてこの処理は終了される(ス
テップP34)。また、ファクシミリ装置10側の端末Aと
一致した場合(ステップP33)には先の処理の実行(例
えば、他のオペレータによる)により既にステップP36
で端末Aの文書リストが端末nに転送(入手)されてい
る場合(ステップP35)にはステップP37に進み、転送
されていない場合(ステップP35)にはファクシミリ装
置10に端末nから送られてきた送信要求を転送すること
によって文書リストを返信させるポーリング受信処理が
実行され返信されてきた文書リストが端末nに転送され
る(ステップP36)。
【0030】そして、端末nで受け取った文書リストが
オペレータに確認されて文書番号により指定されたファ
クシミリ文書の再送要求が入力・送信されてその再送要
求が受信された場合(ステップP37)には、その再送要
求をファクシミリ装置10に転送することによって再送さ
れてきたファクシミリ文書を端末nに転送するファクシ
ミリ文書の入手処理が行なわれる(ステップP38)。
【0031】一方、ファクシミリ装置30の設置位置で配
信先が端末Aのファクシミリ文書を入手したい場合にも
図示していないが同様に処理され、操作表示部16から入
力された使用者IDまたはパスワードがデータベース部
21の登録と一致したときに、その出力要求によるポーリ
ング受信によって返信されてきた文書リストが操作表示
部16に表示出力または記録部17で記録出力された後に、
その文書リストの文書番号により指定されたファクシミ
リ文書の再送要求が操作表示部16から入力されることに
よって再送されてきたファクシミリ文書が操作表示部16
または記録部17で出力(入手)される(ステップP31〜
P38)。
【0032】このステップP38のファクシミリ文書の入
手処理では、図8に示すように、端末nまたは操作表示
部16で入力されたファクシミリ文書の再送要求をファク
シミリ装置10に転送(送信)してファクシミリ文書の再
送を依頼する所謂、中継ポーリングによりその受信処理
が実行され(ステップP41)、ファクシミリ装置10で
は、上述実施例のステップP21〜P23が行なわれて端末
nまたは操作表示部16(ファクシミリ装置30)で入力さ
れたファクシミリ文書の文章番号が識別・確認され、入
力文書番号が一致して端末Aが受信したファクシミリ文
書を蓄積手段に蓄積する機能を有するファクシミリ装置
やWSである場合にはその送信要求によりそのファクシ
ミリ文書を返送される所謂、ポーリング受信処理が実行
されてファクシミリ装置30へファクシミリ文書が返送さ
れる(ステップP42)。
【0033】そして、ファクシミリ装置30では、端末n
に転送する場合(ステップP43)には返送されてきた画
像データを含むファクシミリ文書が記憶部15に蓄積され
た後に端末nに転送され(ステップP44)その画像デー
タが記録出力あるいは表示出力される。また、転送しな
い場合(ステップP43)には記憶部15に蓄積されたファ
クシミリ文書が読み出されて、オペレータにより選択さ
れた出力に応じて(ステップP46)画像データが記録部
17により用紙に記録出力され(ステップP47)、あるい
は操作表示部16に表示出力される(ステップP48)。な
お、このステップP31〜P48は、ファクシミリ文書を配
信された端末A側で行なっても同様に処理され、端末A
またはファクシミリ装置10でその文書リストや画像デー
タを入手できる。
【0034】このように本実施例においては、上述実施
例の作用効果に加え、ファクシミリ装置10、30のデータ
ベース部21に蓄積・管理されている端末A〜Nまたはa
〜nの文書リストを他方からの送信要求によりポーリン
グ受信が行なわれてその要求側に返送するので、例えば
端末nから端末Aに送信した文書リストをその端末n、
A側またはファクシミリ装置30、10で呼び出すことがで
きる。そして、その文書リストは要求側の端末n、Aか
ら送信要求または操作表示部16から出力要求を入力・送
信することによって要求側に送信(返信)したり、要求
側の操作表示部16で表示出力あるいは記録部17で記録出
力させることができるので、任意の操作場所(送信及び
受信側)で配信された文書リストを確認することができ
る。この後に、文書リスト内の文書番号によって指定さ
れたファクシミリ文書の要求側の端末n、Aまたは操作
表示部16から返送要求を入力・送信することによって中
継ポーリングが行なわれて送られてきた画像データを含
むファクシミリ文書を返送要求を入力した端末n、Aに
転送することができ、または操作表示部16により表示出
力あるいは記録部17により記録出力させることができる
ので、送信側あるいは配信側で配信済みあるいは未配信
の画像データを入手することができる。したがって、信
頼性および利便性が向上されている。
【0035】また、本実施例では、データベース部21内
には送信情報の文書リストのみを蓄積して管理している
が、併せて画像データを含むファクシミリ文書自体も蓄
積・管理するように構成して、送信元や送信先にファク
シミリ文書の再送要求や返送要求を転送することなく、
端末または操作表示部16から入力・送信で画像データを
返送して入手できるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、配信した
ファクシミリ情報の少なくとも送信情報を呼出可能に蓄
積・管理するので、例えば、ファクシミリ情報の配信後
にその配信先に障害が発生したとしても、送信情報ある
いはファクシミリ情報自体を必要に応じて呼び出すこと
ができ、確認あるいは再配信することができる。したが
って、信頼性が向上する。
【0037】請求項2記載の発明によれば、蓄積・管理
する送信情報あるいはファクシミリ情報自体を呼び出し
て出力させることができるので、例えば、ファクシミリ
情報の配信後にその配信先に障害が発生したとしても、
送信情報あるいは画像データを必要に応じて表示出力ま
たは記録出力して確認・入手することができる。また、
送信情報あるいは画像データを表示させることにより、
記録出力させる情報を選択することもできる。したがっ
て、利便性が向上する。
【0038】請求項3記載の発明によれば、蓄積・管理
する送信情報あるいはファクシミリ情報自体を送信要求
する要求先に返信することができるので、例えば、その
配信先に障害が発生したとしても、復旧後に配信先で送
信情報や画像データを確認または入手することができ、
また送信情報から障害により受信できなかった画像デー
タを選択して入手することができる。したがって、利便
性が向上する。
【0039】請求項4記載の発明によれば、蓄積する送
信情報に対応するファクシミリ情報の再送要求を送信元
に転送することができるので、送信情報のみを蓄積・管
理する場合でも送信情報を確認した後にその送信元にフ
ァクシミリ情報の再送信を要求することができ、画像デ
ータを入手することができる。したがって、利便性が向
上する。
【0040】請求項5記載の発明によれば、蓄積しない
相手先の送信情報やファクシミリ情報自体の送信要求は
その相手先側に中継して送出するので、送信元および送
信先の双方に本発明のファクシミリ通信装置が介装され
ている場合には送信要求を中継して相手先で管理する情
報を返信させ、または、中継した送信要求を送信元また
は送信先へと転送させてその要求するファクシミリ情報
を返信させることができ、送信情報や画像データを確認
・入手することができる。したがって、利便性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ通信装置の第1実施
例を示す図であり、その全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】その接続を説明する接続図である。
【図3】その送信情報の蓄積・管理を説明するフローチ
ャートである。
【図4】その送信情報及びファクシミリ情報の入手を説
明するフローチャートである。
【図5】図5に示す一つのステップを詳細に説明するフ
ローチャートである。
【図6】本発明に係るファクシミリ通信装置の第2実施
例を示す図であり、その接続を説明する接続図である。
【図7】その送信情報及びファクシミリ情報の入手を説
明するフローチャートである。
【図8】図7に示す一つのステップを詳細に説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10、30 ファクシミリ装置(送信元、ファクシミリ通
信装置) 11 公衆回線(通信回線) 12 回線i/f(通信手段) 13 内線(通信回線) 14 内線i/f(通信手段) 16 操作表示部(出力手段) 17 記録部(記録手段、出力手段) 20 制御部(識別手段、配信手段、出力制御手段、返
信手段、転送手段、中継手段) 21 データベース部(管理手段) A〜N、a〜n 端末(送信元、送信先)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信元から送られてきたファクシミリ情報
    を通信回線を介して受信して該ファクシミリ情報を同一
    または異なる回線を介して送信先に送信する通信手段
    と、受信したファクシミリ情報から送信情報を識別する
    識別手段と、該送信情報に基づいて受信したファクシミ
    リ情報を送信先に配信するよう通信手段を制御する配信
    手段と、予め登録されている送信先へ配信するファクシ
    ミリ情報の少なくとも送信情報を呼出可能に蓄積して管
    理する管理手段と、有することを特徴とするファクシミ
    リ通信装置。
  2. 【請求項2】少なくとも前記送信情報を出力可能な出力
    手段と、前記管理手段内に蓄積する情報の出力要求に基
    づいて該情報を呼び出して出力手段に出力させる出力制
    御手段と、を設けたことを特徴とする請求項1記載のフ
    ァクシミリ通信装置。
  3. 【請求項3】前記管理手段内に蓄積する情報の送信要求
    を通信回線を介して受信したとき、少なくとも前記送信
    情報を該要求先に返信する返信手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のファクシミリ通信装置。
  4. 【請求項4】前記送信情報に対応するファクシミリ情報
    の再送要求を受けたとき、該再送要求を該ファクシミリ
    情報の送信元へ転送する転送手段を設けたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のファクシミリ通信
    装置。
  5. 【請求項5】前記管理手段内に蓄積しない相手先の情報
    の送信要求を通信回線を介して受信したとき、該送信要
    求をその相手先側に送出する中継手段を設けたことを特
    徴とする請求項3または4に記載のファクシミリ通信装
    置。
JP7096345A 1995-04-21 1995-04-21 ファクシミリ通信装置 Pending JPH08293989A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10256948A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Brother Ind Ltd 通信装置
US8098387B2 (en) 2007-02-21 2012-01-17 Oki Data Corporation Image transferring apparatus
JP2015002515A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 富士ゼロックス株式会社 画像送信装置およびプログラム

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US8098387B2 (en) 2007-02-21 2012-01-17 Oki Data Corporation Image transferring apparatus
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