JPH08293834A - 光パラレル伝送方式および光伝送装置 - Google Patents

光パラレル伝送方式および光伝送装置

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JPH08293834A
JPH08293834A JP7098784A JP9878495A JPH08293834A JP H08293834 A JPH08293834 A JP H08293834A JP 7098784 A JP7098784 A JP 7098784A JP 9878495 A JP9878495 A JP 9878495A JP H08293834 A JPH08293834 A JP H08293834A
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JP
Japan
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optical
optical transmission
transmission device
clock
transmission
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JP7098784A
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English (en)
Inventor
Noriko Samejima
範子 鮫島
Satoru Kakuma
哲 加久間
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/614,176 priority patent/US5793510A/en
Publication of JPH08293834A publication Critical patent/JPH08293834A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0008Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/29Repeaters

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光伝送路の障害時のデータ損失を小さくし、
その障害からの復旧時にシステムを確実に起動させる光
パラレル伝送方式を提供する。 【構成】 光伝送ブロック10−1、10−2間は、双
方向にそれぞれ複数本の光ファイバを介してパラレルに
データ伝送が行われる。光伝送ブロック10−2から光
伝送ブロック10−1へのデータ伝送に異常が発生し、
光伝送ブロック10−1が受信クロックを所定時間検出
できないときには、光伝送制御素子11−1は、コント
ローラ14−1との連携動作によって、E/O12−1
の光出力を停止する。光伝送ブロック10−2から光伝
送ブロック10−1へのデータ伝送が正常状態に復帰
し、光伝送ブロック10−1が所定個数以上連続して受
信クロックを検出すると、光伝送制御素子11−1は、
E/O12−1の光出力を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転送データとその制御
信号またはクロックとをパラレルで伝送する光伝送方式
に係わり、特に、情報処理システム内、情報伝送交換シ
ステム内におけるボード間および各装置間の情報伝送イ
ンタフェースにおいて複数の光ケーブルを使用した光並
列伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信ネットワークにおいて
は、音声やデータ通信に加えて、画像データも転送した
いという要求が高まっている。これらの各種伝送形態の
サービスは、それぞれ伝送速度が異なっている。また、
例えば、LAN等のファイル転送のように、バースト性
の高いデータ転送サービスも含まれている。このような
各種伝送形態のサービスを1つの通信システムで実現す
る方法として、ATM システムが普及しつつある。
【0003】ATM システムにおいては、転送データを固
定長(48バイト)のペイロードに分解し、そのペイロ
ードにルーティング情報等を示す5バイトのヘッダを付
加したセルとして転送する。そして、単位時間当たりに
送出するセルの数を制御することによって、各種伝送速
度のサービスを実現する。
【0004】ATM システムでは、セルの交換処理等の効
率を向上させるために、例えば交換機内においてセルデ
ータをパラレル形式のデータとして処理する方式が実施
されている。この場合、セルデータは、交換機を構成す
る各種装置間をパラレル形式で伝送されるが、一般に、
ATM 交換機はその規模が大きいので、それら装置間はパ
ラレルに設けられた同軸ケーブルやより対線などのメタ
ルケーブルを用いて接続され、そのケーブルを介してセ
ルデータが伝送される。
【0005】ところが、近年、例えばビデオ・オン・デ
マンドのような動画再生用のデータを転送するサービス
などでは、より高速なデータ転送およびデータ交換が必
要となっており、各加入者間のデータが集中する交換機
内では、各装置間でギガビット毎秒程度のデータ転送速
度が要求される。また、交換機の規模が大きくなるにつ
れて、各装置間の距離も長くなる傾向にある。このよう
な状況から、交換システム内の各装置間でより高速のデ
ータを長距離転送するために、上記交換機内の各装置間
を接続するパラレル伝送路に光ファイバを採用すること
が考えられている。
【0006】この場合、交換機内の各装置間をパラレル
に設けた複数本の光ファイバを用いて接続し、例えば8
ビットまたは16ビットパラレル形式に変換したセルデ
ータおよびこのセルデータの転送を制御するための信号
(同期用に用いられるクロックを含む)を上記光ファイ
バを介して互いにパラレルに伝送する。
【0007】また、ATM システム以外の伝送システムに
おいても、転送すべきデータを複数本の光ファイバを用
いてパラレルに伝送し、さらにそのデータとパラレルに
制御信号を転送する構成が実施されている。
【0008】光パラレル伝送に関する公知技術として
は、例えば、特開平5-183526号、特開平5-227243号、特
開平6-120743号、特開平5-29688 号などが知られてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光パラレル伝送方式の光伝送路において障害等が発生
し、送信側から受信側に(例えば、交換機内の加入者イ
ンタフェースからスイッチ)セルが到着しない場合、受
信側では、有効セル/無効セル(空セル)によってデー
タの有無を判断している。また、送信側から転送されて
くる光信号の受光レベルが所定値よりも小さくなったこ
とを検出して断線等を判断している。あるいは、光伝送
装置と光ファイバとの接続部の物理的な形状を工夫し、
その接続部の着脱によって、光コネクタの「抜け」を検
出できるようにしている。
【0010】ところが、従来のシステムでは、送信側で
この障害を知るための機能は備えていない。したがっ
て、送信側から受信側にセルが到着しない場合において
も、送信側の光出力が停止されることはなく、有効セル
を含むデータを出力しつづけてしまう。このため、場合
によっては、送信側から出力されたデータが、受信側に
到着することなく失われてしまう。特に、データの伝送
路をパラレルで構成するなどしてデータの転送速度が高
速になるにつれて、失われてしまうデータの量も増大し
てしまう。また、受信側で光ファイバのコネクタをはず
したときには、そのコネクタから光が出力され続けるた
め、光レベルが強い場合には安全上問題がある。
【0011】さらに、上述のような送信側から受信側に
セルが到着しない状態から正常な状態に復旧したとき
に、この復旧に対応して確実にシステムを再起動させる
ための方式が望まれるが、現在までのところ適切なもの
は知られていない。
【0012】このような問題は、ATM システムのみに起
因するものではなく、一般的な光伝送システムにも発生
するものである。本発明の課題は、上記問題を解決する
ものであり、光伝送路の障害時のデータ損失を小さく
し、その障害からの復旧時にシステムを確実に起動させ
る光パラレル伝送方式を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様の手
段を図1を参照しながら説明する。本発明の光パラレル
伝送方式は、第1の光伝送装置1と第2の光伝送装置2
との間で、転送データとその転送データと同期したクロ
ック(または、その転送データの制御信号)とをそれぞ
れパラレルで双方向に光伝送するシステムを前提とす
る。
【0014】第1の光伝送装置1が第2の光伝送装置2
から転送されるクロックを所定時間(所定個数のクロッ
クに対応する時間)検出できなかったときに、第1の光
伝送装置1から第2の光伝送装置2への送信(光出力)
を停止する。
【0015】あるいは、第1の光伝送装置1が第2の光
伝送装置2から転送されるクロックを検出できない期
間、第2の光伝送装置2への光出力を停止する処理と第
2の光伝送装置2へ所定個数のクロックを送信する処理
とを交互に実行するようにしてもよい。
【0016】上記方式において、第1の光伝送装置1が
第2の光伝送装置2から転送される上記クロックを所定
個数連続して受信したときに、第1の光伝送装置1から
第2の光伝送装置2への送信を実行する。
【0017】本発明の光伝送装置は、第1の光伝送装置
1と第2の光伝送装置2との間で、転送データとその転
送データと同期したクロックとをそれぞれパラレルで双
方向に光伝送する構成を前提とし、各光伝送装置(ここ
では、第1の光伝送装置1)は、光伝送制御回路3およ
び送信手段4とを有する。
【0018】送信手段4は、第2の光伝送装置2に対し
て転送データおよびその転送データと同期したクロック
をパラレルに送信する。光伝送制御回路3は、第2の光
伝送装置2から転送されるクロックを検出する検出手段
5と、検出手段5が第2の光伝送装置2から転送される
クロックを検出できないときに送信手段4の出力を停止
する制御手段6を有する。
【0019】制御手段6は、検出手段5が第2の光伝送
装置2から転送されるクロックを検出できない期間、送
信手段6の光出力を停止する処理と第2の光伝送装置2
へ所定個数のクロックを送信する処理とを交互に実行す
るようにしてもよい。
【0020】また、制御手段6は、検出手段5が第2の
光伝送装置2から転送されるクロックを所定個数連続し
て検出したときに、送信手段4に第2の光伝送装置2へ
の光送信を実行させる。
【0021】本発明の第2の態様の手段を図2を参照し
ながら説明する。第2の態様の光伝送装置は、転送デー
タと該転送データと同期したクロックをそれぞれパラレ
ルで送信用伝送装置から受信し、それら転送データおよ
びクロックを受信用伝送装置に対して送信する構成を前
提とし、以下の手段を有する。
【0022】受信手段7は、上記送信用伝送装置から転
送データと該転送データと同期したクロックを受信し、
該クロックを監視する。これらの受信データは、必要に
応じて処理部において例えば交換処理や多重・分解処理
が施された後に、送信手段8へ渡される。送信手段8
は、受信手段7が受信した転送データと該転送データと
同期したクロックとを上記受信用伝送装置に対してパラ
レルに送信する。制御手段9は、受信手段7が上記クロ
ックを検出できないときに、送信手段8の出力を停止す
る。
【0023】
【作用】本発明の第1の態様の光パラレル伝送方式によ
れば、受信クロックの未検出に基づいて、第1の光伝送
装置1と第2の光伝送装置2との間の伝送路の障害、あ
るいは第1の光伝送装置1または第2の光伝送装置2の
送受信機能の障害を認識する。このため、上記伝送路を
利用した通信において異常が発生したときに、障害箇所
の切分けが容易になる。
【0024】第2の光伝送装置2(送信側)から第1の
光伝送装置1(受信側)へのデータ伝送において、第1
の光伝送装置1が上記クロックを検出できない場合に
は、第1の光伝送装置1の光出力を停止する。このと
き、第2の光伝送装置2は、第1の光伝送装置1が光出
力を停止することによって、第1の光伝送装置1から転
送されるクロックを受信できなくなるので、第2の光伝
送装置2は、自己の光出力を停止する。このようにし
て、障害の送信側の光出力を停止するので、障害発生時
の転送データの損失が低減し、また、不要な光出力が無
くなるので、安全性が向上する。
【0025】第1の光伝送装置1は、第2の光伝送装置
2から転送されるクロックを受信したときに、第2の光
伝送装置2への光出力を実行するので、上記受信クロッ
クの未検出に基づいて光出力を停止している状態におい
て、例えば障害が取り除かれることによって受信クロッ
クを検出するようになると、第1の光伝送装置1は、自
動的に第2の光伝送装置2への光出力を再開する。
【0026】第1の光伝送装置1が、第2の光伝送装置
2への光出力を停止する処理と第2の光伝送装置2へ所
定個数のクロックを送信する処理とを交互に実行する
と、第2の光伝送装置2は、上記光出力の停止によって
第1の光伝送装置1と第2の光伝送装置2との間で障害
が発生していることを認識し、上記所定個数のクロック
を受信することによって第1の光伝送装置1への光出力
を実行する。このため、第1の光伝送装置1と第2の光
伝送装置2との間の障害が取り除かれると、第2の光伝
送装置2は、第1の光伝送装置1から転送される上記所
定個数にクロックを受信したことに呼応して光出力を開
始し、その光出力が第1の光伝送装置1によって受信さ
れるので、第1の光伝送装置1も通常の光出力を再開す
る。このようにして、第1の光伝送装置1と第2の光伝
送装置2との間のデータ伝送が自動的に復旧する。
【0027】本発明の第2の態様の方式は、双方向通信
を前提としていないが、基本的に第1の態様と同じであ
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。尚、以下では、一実施例としてATM 交
換システムを採り上げて説明する。
【0029】図3は、本発明の一実施例の光パラレル伝
送システムの構成図であり、ATM 交換システム(ATM 交
換機)内の光伝送路を示す。光伝送ブロック10−1
は、光伝送制御素子11−1、E/O(電気・光変換素
子)12−1、O/E(光・電気変換素子)13−1を
有し、端末装置(不図示)に対して設けられる。光伝送
ブロック10−1は、端末装置に近接して、あるいは、
端末装置の内部に設けられる。光伝送ブロック10−1
と端末装置との間の情報の授受は、電気信号を用いて行
われ、同軸ケーブルやより対線等のメタリックケーブル
で接続するか、あるいは、光伝送ブロック10−1をボ
ードで構成して端末装置の所定スロットにそのボードを
挿入することによって接続する。端末装置は、たとえ
ば、交換システム内に設けられ1つまたは複数の加入者
インタフェースに対応して設ける装置であり、加入者端
末との間でデータを送受信する。そして、光伝送ブロッ
ク10−1は、端末装置から受け取ったデータを光信号
に変換してスイッチへ転送し、スイッチから転送されて
きた光データを電気信号に変換して端末装置へ渡す。ま
た、光伝送ブロック10−1にはコントローラ14−1
が接続されている。
【0030】光伝送ブロック10−2は、光伝送ブロッ
ク10−1と同じ構成であり、光伝送制御素子11−
2、E/O12−2、O/E13−2を有し、ATM 交換
機のスイッチに近接して設けられる。そして、光伝送ブ
ロック10−1は、交換機内のスイッチから受け取った
データを光信号に変換して端末装置へ転送し、端末装置
から転送されてきた光データを電気信号に変換してスイ
ッチへ入力させる。光伝送ブロック10−2にはコント
ローラ14−2が接続されている。コントローラ14−
1及び14−2をATM 交換システムに共用に設けるよう
にしてもよい。
【0031】端末装置からスイッチへのデータ転送で
は、光伝送制御素子11−1は、端末装置からセル形式
のデータと共にクロックや各種制御信号を受信し、コン
トローラ14−1との連携動作(後述する)による入出
力制御を実行しながら、その受信したデータをE/O1
2−1に渡す。E/O12−1は、それらデータを光信
号に変換し、光ファイバを介して光伝送ブロック10−
2へ転送する。
【0032】光伝送ブロック10−2は、上記データを
受信すると、O/E13−2がその受信データを電気信
号に変換して光伝送制御素子11−2に渡す。光伝送制
御素子11−2は、受信したデータ、すなわちセル形式
のデータやクロック及び各種制御信号をスイッチに入力
する。このときの光伝送制御素子11−2の入出力制御
は、コントローラ14−2との連携動作によって行われ
る。
【0033】スイッチから端末装置へのデータ転送は、
上述の手順とほぼ同じであり、スイッチによって交換さ
れたデータは、光伝送制御素子11−2、E/O12−
2、O/E13−1及び光伝送制御素子11−1を介し
て端末装置へ伝送される。
【0034】図4は、光伝送ブロック10−1(また
は、光伝送ブロック10−2)の電気信号のインタフェ
ースを説明する図である。光伝送ブロック10−1に
は、21本のライン(電気信号を伝送するライン)を介
して、端末装置から出力されたデータが入力される。こ
れらの21本のラインは互いに平行に設けられており、
上記データはパラレルに転送されて光伝送ブロック10
−1に入力される。各ラインを介して伝送される信号は
以下の通りである。
【0035】クロックは、データ伝送の同期を確立する
ための信号であり、その周波数は、例えば155.52
MHz である。セルフレーム信号は、セルの先頭位置を示
すパルス状の信号である。イネーブル信号は、転送され
るセルが有効セルであるのか無効セル(空セル)である
のかを示す信号である。データ0〜データ15は、実際
に伝送されるセルデータ(転送データ)であり、16本
のラインを介してセルデータの2バイト分の情報が1ク
ロックで転送される。データパリティは、パラレルに伝
送されるデータ0〜データ15のパリティを示す情報で
あり、伝送エラーの検出に利用される。制御データは、
上記データ伝送を制御するための情報である。クロッ
ク、セルフレーム信号、イネーブル信号、データパリテ
ィ、および制御データは、それぞれ1本のラインを介し
て伝送される。なお、これらの各信号は、LV-Tレベル
(3.3ボルト)でインタフェースされる。
【0036】光伝送ブロック10−1は、上記21本の
ラインを介して受信したデータを、それぞれE/O12
−1(図3では、1個のみを模式的に示しているが、実
際には、21個のE/O素子が設けられている。また、
他の光素子についても同様にそれぞれ21の素子から構
成される)で光信号に変換して、21本の互いにパラレ
ルに設けられた光ファイバに出力する。21本の光出力
は、クロック、セルフレーム信号、イネーブル信号、デ
ータパリティ、および制御データが、それぞれ1本の光
ファイバを介して伝送され、データ0〜データ15が1
6本の光ファイバを介して伝送される。
【0037】また、光伝送ブロック10−1は、光伝送
ブロック10−2から21本の互いにパラレルに設けら
れた光ファイバを介して転送されてきたデータを、それ
ぞれO/E13−1で電気信号に変換する。これらの光
信号は、クロック、セルフレーム信号、イネーブル信
号、データパリティ、制御データ、およびデータ0〜デ
ータ15である。これらの電気信号に変換されたデータ
は、21本のラインを介して端末装置に渡される。これ
ら21本のラインを介して伝送されるデータは、クロッ
ク、セルフレーム信号、イネーブル信号、データパリテ
ィ、制御データ、およびデータ0〜データ15である。
【0038】なお、パラレルに伝送されるクロック、セ
ルフレーム信号、イネーブル信号、データパリティ、制
御データ、およびデータ0〜データ15をパラレルデー
タと呼ぶこととする。
【0039】光伝送ブロック10−1とコントローラ1
4−1との間では、以下の4つの情報を授受する。ダウ
ンモード指定信号は、データ伝送に異常が発生した場合
に、後述する入出力制御を実行するか否か(有効/無
効)を設定する信号である。ダウンモード起動信号は、
データ伝送に異常が発生した場合に、光伝送ブロック1
0−1の入出力制御を指示する信号である。なお、光伝
送ブロック10−1は、ダウンモード指定信号が無効に
設定されている状態では、ダウンモード起動信号に基づ
く制御を実行しない。クロック断検出信号は、光伝送ブ
ロック10−2から伝送されてくる光信号のクロックを
所定時間以上検出できない場合に、その旨をコントロー
ラ14−1に通知する信号である。データエラー検出信
号は、光伝送ブロック10−2から伝送されてくる光信
号のデータにエラーが発生している場合に、その旨をコ
ントローラ14−1に通知する信号である。これらの各
信号は、TTL レベル(5ボルト)でインタフェースされ
る。
【0040】図5は、光伝送ブロック10−1の機能ブ
ロック図である。バッファ21は、端末装置から受け取
ったパラレルデータを一時的に格納するメモリである。
蓄積量監視回路22は、バッファ21のデータ蓄積量を
監視し、その蓄積量が閾値よりも増加したときに、コン
トローラ14−1に対してアラーム(図4では示してい
ない)を通知する。タイマ23は、計時手段である。
【0041】信号制御回路24は、例えばマイクロプロ
セッサから成り、コントローラ14−1から転送される
ダウンモード起動信号に従って、光伝送ブロック10−
1内の各回路の動作制御する。セレクタ25は、信号制
御回路24の制御に従って、バッファ21から読み出し
たデータまたはクロック生成回路27が出力するクロッ
クの一方を選択して出力する。
【0042】クロック検出回路26は、O/E13−1
が電気信号に変換するパラレルデータのうちの1つであ
るクロックを検出する。クロック生成回路27は、パラ
レルデータの1つとして伝送されるクロックと同じ周波
数のクロックを生成する。カウンタ回路28は、クロッ
ク検出回路26が検出するクロックをカウントし、パラ
レルデータの1つとして伝送されるクロックの断を調べ
る。クロック断が検出された場合には、その旨をコント
ローラ14−1に通知する。エラーチェック回路29
は、光伝送ブロック10−2から受信したセルデータが
正常に伝送されたか否かをデータパリティを用いてチェ
ックし、エラーが発生した場合には、その旨をコントロ
ーラ14−1に通知する。カウンタ回路30は、後述す
るリピート動作を所定回数(たとえば、10回)繰り返
したときに、その旨をコントローラ14−1に通知す
る。
【0043】次に、図6のタイムチャートを参照しなが
ら、光伝送ブロックの動作を説明する。光伝送ブロック
10−1は、光伝送ブロック10−2から光パラレルデ
ータを受信すると、各データはそれぞれO/E13−1
によって電気信号に変換され、電気信号のパラレルデー
タとして端末装置に渡される。
【0044】光伝送ブロック10−2から光信号として
転送されてきたクロック(受信クロック)は、電気信号
に変換された後にクロック検出回路26にも供給され
る。クロック検出回路26は、立上りエッジまたは立下
りエッジをモニタすることによってクロックを検出し、
1周期のクロックを検出する毎にその旨をカウンタ回路
28に通知する。カウンタ回路28は、第1のカウント
値として、クロック検出回路26が検出した受信クロッ
クの数(1周期のクロックを1個のクロックとして数え
る)をカウントし、第2のカウント値として、クロック
生成回路27が生成するクロックの数をカウントする。
この第2のカウント値は、クロック検出回路26が受信
クロックを検出するごとにリセットされる。従って、光
伝送ブロック10−2から光パラレルデータを正常に受
信している間は、上記第2のカウント値は常にリセット
された状態になっている。また、第1のカウント値は、
クロック検出回路26が受信クロックを検出できなかっ
たときにリセットされる。
【0045】光伝送ブロック10−2から光伝送ブロッ
ク10−1への光データ伝送に異常が発生(図6の時刻
T1)することによって、クロック検出回路26が受信
クロックを検出できなくなると、カウンタ回路28は、
受信クロックをカウントするための第1のカウント値を
リセットする。一方、第2のカウント値はリセットされ
なくなるので、カウンタ回路28は、クロック生成回路
27が生成するクロックによってカウントアップされて
いく。この第2のカウント値が256までカウントアッ
プされると、カウンタ回路28は、クロック断検出信号
を「Hレベル」にすることによって、光伝送ブロック1
0−2から光伝送ブロック10−1への光データ伝送に
異常が発生したことをコントローラ14−1に通知す
る。
【0046】コントローラ14−1は、この通知に応答
し、上記異常の発生を上位ソフトに通知する。上位ソフ
トは、光伝送ブロック10−2から光伝送ブロック10
−1への光データ伝送において異常が発生したことをロ
グとして記録する。また、端末装置から光伝送ブロック
10−1へのセル出力を停止し、光伝送ブロック10−
1と光伝送ブロック10−2との間の障害によってセル
が廃棄されることを防ぐ。また、コントローラ14−1
は、ダウンモード起動信号を「Hレベル」にすることに
よって、信号制御回路24に対して異常発生時の処理を
実行するように指示する。
【0047】信号制御回路24は、ダウンモード起動信
号による指示を受信すると、ダウンモード指定信号によ
る設定を調べる。この設定が「無効」であった場合に
は、上記指示による処理を実行しない。ここでは、ダウ
ンモード指定信号による設定が「有効」であるものとす
る。
【0048】信号制御回路24は、まず、光伝送ブロッ
ク10−1の全光出力(クロック、データ0〜データ1
5を含む)を消光状態にして光伝送ブロック10−2と
の間の光リンクを切断する。この処理は、たとえば、信
号制御回路24がE/O12−1を構成する21個のE
/O素子に対してそれぞれその光出力の停止を指示する
ものである。このような全光出力の消光状態を500ms
間継続する。続いて、信号制御回路24は、セレクタ2
5に対して、クロック生成回路27が生成するクロック
を選択して出力するように指示する。このとき、102
4個のクロック信号を出力するように指示する。
【0049】E/O12−1は、前述したように、パラ
レルデータを転送するために21個のE/O素子から構
成されている。信号制御回路24は、この21個のE/
O素子の中のクロック伝送用のE/O素子に対して、上
記1024個のクロック信号を出力するように指示す
る。したがって、E/O12−1において、クロック伝
送用のE/O素子は、500msの消光状態の後に102
4個のクロック信号出力を行い、他のE/O素子は、消
光状態を継続する。そして、E/O12−1のクロック
伝送用のE/O素子は、クロック検出回路26が受信ク
ロックを検出するまでの期間、500msの消光状態と1
024個のクロック信号出力を1サイクルとして、その
サイクルを繰り返す。
【0050】このように、光伝送ブロック10−2から
光伝送ブロック10−1への光データ伝送に異常が発生
すると、光伝送ブロック10−1は、パラレルデータの
光出力を停止(クロックは、上述した周期的な動作)す
る。このとき、転送すべきセルデータは、バッファ21
から読み出されることなく蓄積されている。したがっ
て、セルデータは廃棄されることはなく、上記異常状態
が修復されたときに、光伝送ブロック10−2に転送さ
れる。
【0051】光伝送ブロック10−2から光伝送ブロッ
ク10−1への光データ伝送が正常状態に復旧(図6の
T2)すると、クロック検出回路26が受信クロックを
検出するので、カウンタ回路28は、受信クロックをカ
ウントするための第1のカウント値のカウントアップを
開始する。一方、第2のカウント値は、クロック検出回
路26が受信クロックを検出するとリセットされる。そ
して、上記第1のカウント値が256までカウントアッ
プされると、すなわち受信クロックを256個検出する
と、カウンタ回路28は、クロック断検出信号を「Lレ
ベル」にすることによって、光伝送ブロック10−2か
ら光伝送ブロック10−1への光データ伝送が正常状態
に復旧したことをコントローラ14−1に通知する。な
お、この第1のカウント値は、受信クロックを連続して
検出したときにそのカウントアップ動作が継続されるも
のであり、いったん受信クロックの未検出が発生する
と、その時点で第1のカウント値はリセットされる。し
たがって、カウンタ回路28は、受信クロックを256
個連続して検出したときに、その旨をコントローラ14
−1に通知する。
【0052】コントローラ14−1は、この通知に応答
し、光伝送ブロック10−2から光伝送ブロック10−
1への光データ伝送が正常状態へ復旧したことを上位ソ
フトに通知すると共に、ダウンモード起動信号を「Lレ
ベル」にすることによって、信号制御回路24に対して
異常発生時の処理を終了するように指示する。
【0053】信号制御回路24は、ダウンモード起動信
号による終了指示を受信すると、バッファ21からのデ
ータ読出しの開始を指示するとともに、E/O12−1
の出力を消光状態とする処理を停止する。そして、E/
O12−1は、端末装置から電気信号として受け取った
パラレルデータを光信号に変換して出力する。すなわ
ち、伝送ブロック10−1は、端末装置から電気信号と
して受信したパラレルデータをそのまま光信号に変換し
て出力する。
【0054】このように、光伝送ブロック10−2から
光伝送ブロック10−1への光データ伝送が正常状態に
復旧すると、伝送ブロック10−1は、パラレルデータ
の光出力を自動的に再開する。また、受信クロックを連
続して256個検出することによって、データ伝送が正
常状態に回復したか否かを判断するので、クロックライ
ンのノイズ等を伝送ブロック10−2から転送されてき
たクロックと認識して光データ出力を再開することはな
く、実際に正常状態に回復したときにのみ確実にデータ
伝送を起動することができる。
【0055】上述の状況での光伝送ブロック10−2の
動作を説明する。なお、光伝送ブロック10−2は、伝
送ブロック10−1と同じ構成である。光伝送ブロック
10−2は、光伝送ブロック10−2から光伝送ブロッ
ク10−1への光データ伝送に異常が発生した場合、そ
の異常を直接認識することはできず、E/O12−2
は、パラレルデータを出力しつづける。この状態で、伝
送ブロック10−1が、クロックの光出力として、上述
のような500msの消光状態と1024個のクロック信
号出力とを繰り返すサイクルに入ると、光伝送ブロック
10−2は、500msの消光状態を受信(何も受信しな
い)することによって、光受信クロック断を検出し、自
己の光出力を停止する。この後、伝送ブロック10−1
から1024個のクロック信号を受信すると、光伝送ブ
ロック10−2は、この受信クロックの検出によって、
光伝送ブロック10−1から光伝送ブロック10−2へ
の光データ伝送は正常であるとみなし、E/O12−2
からパラレルデータを出力(1024個のクロックに相
当する時間)する。そして、光伝送ブロック10−1が
上記サイクルを繰り返している間は、光伝送ブロック1
0−2の光出力は、消光状態とパラレルデータ出力とを
繰り返す。ここで、このE/O12−2がパラレルデー
タを出力する時間は、500msに対して十分に短いの
で、光伝送ブロック10−2は、実質的にはその光出力
を停止しているといえる。
【0056】このように、光伝送ブロック10−2から
光伝送ブロック10−1への光データ伝送に障害が発生
した場合、その障害の送信側の光伝送ブロック10−2
は、その光出力を実質的に停止する。
【0057】上記サイクルを繰り返している期間に、光
伝送ブロック10−2から光伝送ブロック10−1への
光データ伝送が正常状態に復旧すると、光伝送ブロック
10−2のE/O12−2の出力が光伝送ブロック10
−1に到達する。すなわち、光伝送ブロック10−1
は、消光状態とパラレルデータとを交互に繰り返す状態
を受信する。このパラレルデータにはクロックが含まれ
ているので、光伝送ブロック10−1は、そのクロック
(受信クロック)の検出によって、光伝送ブロック10
−2から光伝送ブロック10−1への光データ伝送が正
常状態に復旧したことを認識し、E/O12−1から光
伝送ブロック10−2に対してパラレルデータを出力す
る。光伝送ブロック10−2は、光伝送ブロック10−
1からそのパラレルデータを受信すると、スイッチから
受け取ったパラレルデータを光信号に変換して光伝送ブ
ロック10−1に対して出力する。
【0058】このようにして、光伝送ブロック10−1
と光伝送ブロック10−2との間の障害が取り除かれる
と、その間でのデータ伝送が自動的に再開される。次
に、図7を参照しながら、光伝送ブロック10−2から
光伝送ブロック10−1への光データ伝送における異常
が所定時間以上継続する場合の処理を説明する。
【0059】上記異常状態においては、図6を参照しな
がら説明した動作と同様に、光伝送ブロック10−1の
E/O12−1からのクロック出力は、500msの消光
状態と1024個のクロック信号出力とを交互に繰り返
す。このとき、カウンタ回路30は、上記繰返しサイク
ルが実行される毎にカウントアップされる。そして、カ
ウンタ回路30のカウント値が10になると、異常継続
信号(図4には示していない)を用いて、その旨をコン
トローラ14−1に通知する。
【0060】コントローラ14−1は、その通知を受信
すると、異常状態が継続していることを上位ソフトに通
知する。上位ソフトは、光伝送ブロック10−2から光
伝送ブロック10−1への光データ伝送における異常状
態が継続していることをログとして記録し、その異常発
生に関する情報をディスプレイに表示する。このことに
より障害箇所の切り分けが容易になる。
【0061】光伝送ブロック10−1のエラーチェック
回路29は、光伝送ブロック10−2から受信したパラ
レルデータのパリティチェックを行う。このチェックで
1ビット以上のエラーが検出されたときには、そのエラ
ーを含むセルの次のセルに対応する時間だけ、データエ
ラー検出信号を「Hレベル」にすることによって、デー
タエラーの発生およびそのタイミングをコントローラ1
4−1に通知する。コントローラ14−1は、この通知
に応答して、必要に応じて上位ソフトに対して所定の処
理を依頼する。
【0062】このように、光パラレル伝送路を介して伝
送されるセルのデータエラーを監視し、リンク断(クロ
ック断)とデータエラーとを独立に検出するので、障害
発生時の切り分け作業が容易になる。
【0063】光伝送ブロック10−2から光伝送ブロッ
ク10−1への光データ伝送に異常が発生すると、光伝
送ブロック10−1はその光出力を停止するので、セル
データを含むパラレルデータはバッファ21に蓄積され
ていく。蓄積量監視回路22は、バッファ21がオーバ
ーフローしないように、バッファ21に蓄積されるデー
タを監視し、その蓄積量が予め設定してある閾値をこえ
ると、アラーム信号を用いてその旨をコントローラ14
−1を介して上位ソフトに通知する。上位ソフトは、端
末装置自体から光伝送ブロック10−1へのセル出力を
停止する。この結果、バッファ21はオーバーフローす
ることはなく、光伝送ブロック10−1と光伝送ブロッ
ク10−2との間の障害によってセルが廃棄されること
を防ぐことができる。図8は、本発明の光伝送方式が適
用されるATM 交換システムの全体構成図である。
【0064】加入者インタフェース装置(SIFSH )40
は最大16本の加入者線を収容し、加入者から受信した
データを多重化して光パラレル形式で多重化装置50へ
転送する。また、多重化装置50から受け取った光パラ
レル形式のデータを所定の加入者へ転送する。ここで、
光パラレル形式とは、セルデータを16ビットパラレル
形式が転送し、そのセルデータとともにクロック、セル
フレーム信号、セルイネーブル信号、パリティデータ、
制御情報を転送する方式である。
【0065】多重化装置(MUXSH )50は、加入者イン
タフェース装置40との間の光伝送路(ハイウェイ)を
最大4本収容し、加入者インタフェース装置40から受
信したデータを多重化して光パラレル形式でスイッチへ
転送する。そして、スイッチから出力されたデータを分
配して所定の加入者インタフェース装置40へ転送す
る。なお、多重化装置50は2重化系であり、障害など
が発生すると系切換えが行われる。
【0066】スイッチは、3段構成のセルフルーティン
グスイッチであり、1段目及び3段目がスイッチ装置
(SWSH-A)60に設けられ、2段目がスイッチ装置(SW
SH-B)70に設けられる。各段毎にそれぞれセルフルー
ティングモジュール(SRM )が最大8個まで設けられ
る。各セルフルーティングモジュールは、プロセッサ
(MPR )によって制御される。そして、多重化装置50
から受信したデータは、1〜3段目のスイッチによって
交換された後、多重化装置50へ転送される。なお、ス
イッチ装置60および70は、それぞれ2重化系であ
り、障害などが発生すると系切換えが行われる。
【0067】上記構成のシステムにおいて、太線で示す
経路が光パラレル伝送路である。即ち、加入者インタフ
ェース装置40と多重化装置50との間、多重化装置5
0とスイッチとの間、スイッチ内の各セルフルーティン
グモジュールどうしの間の経路で、16ビットパラレル
形式のセルデータ、クロック、セルフレーム信号、イネ
ーブル信号、データパリティ、制御データが光パラレル
形式で転送される。
【0068】図9は、図8の多重化装置50およびスイ
ッチ装置60、70を詳細に示した構成図である。多重
化装置50は、複数の多重化部(MUX )51および分配
部(DIS )52を有する。各多重化部51および分配部
52は、制御部(CNT )53によって制御される。そし
て、加入者インタフェース装置40から受信したデータ
を多重化部51において多重化した後、光モジュール5
4を用いてスイッチ装置60に対して光パラレル形式で
転送する。また、スイッチによって交換されたデータを
所定の加入者インタフェース装置へ転送するように分配
部52で分配して光パラレル形式で出力する。
【0069】スイッチ装置60は、3段構成のセルフル
ーティングスイッチの1段目および3段目のスイッチモ
ジュールとして、それぞれ、セルフルーティングモジュ
ール(SRM )61および62を有する。セルフルーティ
ングモジュール61および62は、それぞれ8本の入力
ハイウェイおよび8本の出力ハイウェイを収容する構成
(8×8構成)であり、制御部(CNT )63によって帯
域管理などが制御される。各ハイウェイは、光パラレル
形式のデータを転送する伝送路であり、21本の光ファ
イバから構成される。多重化装置50から転送されてき
た光パラレル形式のデータは、光モジュール64によっ
て受信され、電気信号に変換された後にセルフルーティ
ングモジュール61で交換される。そして、セルフルー
ティングモジュール61の出力は、光モジュール65に
よって光信号に変換され、光パラレル形式でスイッチ装
置70へ転送される。
【0070】スイッチ装置70は、3段構成のセルフル
ーティングスイッチの2段目のスイッチモジュールとし
て、セルフルーティングモジュール71を有する。そし
て、光モジュール65から出力されたデータは、光モジ
ュール72によって電気信号に変換された後にセルフル
ーティングモジュール71で交換される。この交換され
たデータは、光モジュール73によって光信号に変換さ
れてスイッチ装置60内の3段目のセルフルーティング
スイッチへ光パラレル形式で転送される。
【0071】光モジュール73から出力されたデータ
は、光モジュール66によって電気信号に変換された後
に、3段目のスイッチであるセルフルーティングモジュ
ール62で交換される。この交換されたデータは、光モ
ジュール67によって光信号に変換され、光パラレル形
式で多重化装置50へ転送される。
【0072】光モジュール67から出力されたデータ、
すなわち、スイッチにおいて交換されたデータは、光モ
ジュール55によって電気信号に変換され、分配部52
に渡される。分配部52は、そのデータを所定の加入者
インタフェース装置40に対して出力する。
【0073】このように、多重化装置50内の多重化部
51とスイッチの1段目との間、各段に設けられている
セルフルーティングモジュールどうしの間、スイッチの
3段目と多重化装置50内の分配部52との間で光パラ
レル形式でデータ転送がなされる。
【0074】図10(a) は、多重化部51の構成図であ
る。多重化部51は、共有バッファ方式で4:1の集線
処理を行う。同図においては、4:1の集線機能を2つ
有する構成を示している。
【0075】加入者インタフェース装置40から光パラ
レル形式で受信したデータは、多重化部51の入力側に
設けてある光モジュール80で電気信号に変換される。
光モジュール80は、模式的に1つのボックスで示して
いるが、実際は、各入力ハイウェイごとに光信号を受信
する構成であり、各ハイウェイごとに21個のO/E素
子が設けられている。光モジュール80の出力データ
は、データ抽出部81でセルフレーム信号等の各種制御
データが抽出され、書込み制御部82がその抽出したデ
ータを用いて共有バッファ83の所定アドレスに書き込
む。共有バッファ83からのデータ読出しは、読出制御
部84および85によって制御される。読出制御部84
及び85は、それぞれハイウェイ0およびハイウェイ1
を介して転送するデータの読み出しを指示する制御信号
を出力し、それら読出制御部84及び85が出力する制
御信号は選択部86によって選択されて共有バッファ8
3に通知される。共有バッファ83から読み出されたデ
ータは、タイミング制御部87によってクロック乗換な
どが行われ、出力側に設けられている光モジュール88
に渡される。この出力側光モジュール88も模式的に1
つのボックスで示しているが、各出力ハイウェイ(#
0、#1)毎に光信号を送信する構成であり、各ハイウ
ェイごとに21個のE/O素子が設けられている。光モ
ジュール88は、例えば、図9の光モジュール54に対
応する。
【0076】多重化部51が収容するハイウェイ上での
データ伝送速度は、入力側の4ハイウェイの合計の速
度、および出力側の1ハイウェイの速度がともに5.76M
セル毎秒(約2.9Gbps )である。ここで、各ハイウェイ
上では、セルデータは16ビットパラレル形式で転送さ
れ、そのセルとともにクロック、セルフレーム信号、セ
ルイネーブル信号、データパリティ、制御データが転送
される。
【0077】図10(b) は、分配部52の構成図であ
る。分配部52は、クロック乗替え機能を有し、1:4
の分配処理を行う。同図においては、1:4の分配機能
を2つ持つ構成を示している。
【0078】スイッチから光パラレル形式で受信したデ
ータは、分配部52の入力側に設けてある光モジュール
91によって電気信号に変換される。そして、いったん
バッファ92または93に格納された後に、そのデータ
の転送先に応じて4本の出力線のいづれかに出力され、
出力側光モジュール94で光信号に変換されて所定の加
入者インタフェース装置40へ光パラレル形式で転送さ
れる。光モジュール91は、各入力ハイウェイごとに光
信号を受信する構成であり、各ハイウェイごとに21個
のO/E素子が設けられ、たとえば、図9の光モジュー
ル55に対応する。また、光モジュール94は、合計8
本の出力ハイウェイに対してそれぞれ光パラレル形式で
データを出力する構成であり、各ハイウェイごとに21
個のE/O素子が設けられている。
【0079】分配部52が収容するハイウェイ上でのデ
ータ伝送速度は、多重化部51と同じ5.76M セル毎秒
(約2.9Gbps )であり、各ハイウェイ上では、セルデー
タは16ビットパラレル形式で転送され、そのセルとと
もにクロック、セルフレーム信号、セルイネーブル信
号、データパリティ、制御データが転送される。
【0080】上述のように、多重化装置50内の多重化
部51および分配部52は、光伝送の物理インタフェー
スを介して、端末装置(加入者インタフェース装置4
0)およびスイッチ(SWSH)に接続されている。
【0081】図11は、各セルフルーティングモジュー
ルの構成図である。同図では、1段目に設けられるセル
フルーティングモジュール61を示しているが、その構
成は各セルフルーティングモジュールに共通である。
【0082】本実施例のセルフルーティングモジュール
は、入出力ハイウェイをそれぞれ8本ずつ収容してお
り、共有バッファ方式で交換処理を行う。各ハイウェイ
の伝送速度は、それぞれ5.76M セル毎秒(約2.9Gbps )
である。セルフルーティングモジュール61のブロック
構成は、基本的に多重化部51と同じであるが、セルフ
ルーティングモジュールは、そのハイウェイ数に従って
8個の読出制御部104−0〜104−7が設けられて
いる。そして、多重化部51から光パラレル形式で転送
されてきたデータは、入力側に設けられた光モジュール
108によって電気信号に変換された後に交換され、出
力側の光モジュール109によって再び光信号に変換さ
れて次段のセルフルーティングモジュールへ光パラレル
形式で転送される。尚、2段目または3段目のセルフル
ーティングモジュールにおいては、前段のセルフルーテ
ィングモジュールから光パラレル形式のデータを受信す
る。また、3段目のセルフルーティングモジュールの出
力は、多重化装置50内の分配部52へ転送される。光
モジュール108および109は、それぞれハイウェイ
ごとに光パラレル形式のデータを送受信する構成であ
り、各ハイウェイ毎に21個のO/E素子またはE/O
素子が設けられている。
【0083】上記構成のATM システムにおいて、上記図
2〜図4に示す第1の実施例の伝送ブロックは、各セル
フルーティングモジュール、多重化部51、分配部52
の入出力に設けられる。
【0084】図12は、本発明の第2の実施例の光パラ
レル伝送方式における伝送装置の構成図である。同図
は、第2の実施例の光伝送方式を図8〜11に示すATM
システムに適用した例であり、多重化装置50において
関連する部分を示す。
【0085】図12に示す多重化装置50は、4つの加
入者インタフェース装置40との間のハイウェイを介し
てそれぞれ転送されてくる光パラレル形式のデータを多
重化してスイッチへ出力する。光モジュール111−0
〜111−3は、それら各ハイウェイ毎に設けられてお
り、それぞれ光パラレル形式のデータを受信するために
21個のO/E素子を有する。ここでは、光モジュール
111−0によって受信されるデータの処理について説
明するが、他の3つの光モジュール111に対しても同
様の回路113〜119が設けられ、以下に述べる処理
と同様の処理が実行される。
【0086】加入者インタフェース装置40から光パラ
レル形式で転送されてきたデータは光モジュール111
−0(図10(a) の光モジュール80に対応する)によ
って電気信号に変換され多重化部51へ渡される。多重
化部51では、図10(a) に示す書込み制御部82の制
御に従って上記データが共有バッファ83に書き込まれ
る。
【0087】図12に示す各回路113〜119は、基
本的に、図5に示す対応する各回路と同じ機能である。
即ち、クロック検出回路113、クロック生成回路11
4、カウンタ回路115は、上記受信データのクロック
を監視し、その受信クロック256個分に相当する時間
クロックを検出できなかったときにクロック断検出信号
を出力する。ここで、クロック生成回路114のクロッ
ク周波数は、加入者インタフェース装置40から光パラ
レル形式で転送されるデータのクロック周波数である。
【0088】クロック断検出信号は、図9に示す制御部
(CNT )53に通知される。制御部53は、ATM システ
ム全体を管理する上位ソフトに対して上記クロック断障
害を通知するとともに、信号制御回路117に対してダ
ウンモード起動信号を用いて光出力を制御するための指
示を転送する。
【0089】信号制御回路117は、ダウンモード指定
が「有効」であるときに上記ダウンモード起動信号を受
信すると、多重化部51の読出制御部84に対して、共
有バッファに書き込まれたデータの読出し処理を停止す
るように指示する。また、タイマ118およびクロック
生成回路119を用いて光モジュール112の出力を制
御する。ここで、光モジュール112は、光パラレル形
式のデータを送信するために21個のE/O素子を有
し、クロック生成回路119は、多重化部51とスイッ
チとの間で転送される光パラレルデータのクロックと同
じ周波数のクロックを出力する。そして、信号制御回路
117は、図5〜7を用いて説明した方式と同様に、光
モジュール112に対して、すべての光出力を500ms
間停止する処理と、クロック信号出力用のE/O素子に
クロック生成回路119が生成するクロックを1024
個出力させる処理とを繰り返すように指示する。
【0090】このように、上記構成の多重化装置50
は、加入者インタフェース装置から光パラレル形式で転
送されてくるデータのクロックを検出できない期間、す
べての光出力を停止する処理(リンク断)と所定個数の
クロックを転送する処理とを繰り返す。
【0091】この状態は、図9に示す光モジュール64
によって受信される。図9には特に図示していないが、
セルフルーティングモジュール61に対して図12の各
回路113〜119が設けられている。したがって、多
重化装置50が検出したクロック断状態は、スイッチ装
置60においてリンク断として認識され、その障害は必
要に応じて制御部(CNT )63を介して上位ソフトに通
知される。
【0092】多重化装置50がその出力をリンク断状態
としている期間に、クロック検出回路113が、光パラ
レル形式で転送されてきたデータのクロックを256個
連続して検出すると、加入者インタフェース装置40と
多重化装置50との間のデータ伝送が正常状態に回復し
たとみなし、クロック断検出信号を用いてその旨を制御
部53に通知する。制御部53は、この通知に基づい
て、上記伝送路が正常に回復したことを上位ソフトに通
知すると共に、ダウンモード起動信号の論理状態を反転
させて信号制御回路117による出力制御を停止するよ
うに指示する。
【0093】このダウンモード起動信号による指示を受
信した信号制御回路117は、読出制御部84に対して
データ読出しを再開するように指示する。また、光モジ
ュール112に対して通常の出力を実行するように指示
を出す。すなわち、光モジュール111−0〜111−
3によって受信され、多重化部51によって多重化され
たデータを光パラレル形式でスイッチへ転送する。
【0094】このように、上記構成の多重化装置50
は、その出力をリンク断状態としている期間において、
加入者インタフェース装置から光パラレル形式で転送さ
れてくるデータのクロックを検出すると、スイッチへの
光出力を再開するなお、上記の方式では、光モジュール
111−0によってクロックが検出されなかったとき
に、すべての光出力を停止しているが、光モジュール1
11−0に対応するデータ出力のみを停止するようにし
てもよい。すなわち、光モジュール111−0によって
クロックが検出されなかったときに、信号制御回路11
7は読出制御部84に対して、光モジュール111−0
が受信して共有バッファ83に書き込まれたデータの読
み出しを停止するように指示する。
【0095】エラーチェック回路116は、光モジュー
ル111−0が受信したデータを解析し、そのパリティ
ビットを利用してデータエラーが発生しているが否かを
調べる。そして、エラーが発生していれば、データエラ
ー検出信号を用いてその旨を制御部53に通知する。制
御部53は、ATM システム全体を管理する上位ソフトに
対して上記データエラーを通知する。
【0096】なお、上記第2の実施例では、多重化装置
50への入出力を採り上げて説明したが、図8に太線で
示した各伝送路に対して適用することができる。また、
上記2つの実施例では、ATM システムにおいて、セルデ
ータとパラレルに伝送されるクロックを受信出来ないこ
とを検出して、光伝送ブロックの光出力を制御している
が、セルデータとパラレルに伝送される他のデータを受
信出来ないことを利用してもよい。例えば、セルフレー
ム信号の未受信をトリガとして、光伝送ブロックの光出
力を停止するようにしてもよい。
【0097】また、上記2つの実施例では、ATM 交換機
内のスイッチと端末装置との間の光伝送路について説明
したが、本発明は、セルデータとそのセルデータに同期
するクロック(または、そのセルデータの制御情報)と
がパラレルに光伝送される任意のシステムに適用可能で
ある。
【0098】さらに、本発明は、ATM システムのみに適
用されるものではなく、転送すべきデータととその転送
データに同期するクロック(または、その転送データの
制御情報)とがパラレルに光伝送される任意のシステム
に適用可能である。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、光パラレルデータ伝送
において異常が発生すると、光伝送装置はその光出力を
自動的に停止する。したがって、廃棄される転送データ
の量が少なくなるとともに、光が出力され続けることに
よる危険を回避できる。また、上記異常が修復される
と、光伝送装置間でのデータ伝送が自動的に再開され
る。さらに、光パラレルデータ伝送におけるクロック信
号断およびデータエラー等を監視するので、障害の切り
分けが容易になり、保守作業の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の態様の原理を説明する図であ
る。
【図2】本発明の第2の態様の原理を説明する図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の光パラレル伝送システムの
全体構成図である。
【図4】光伝送ブロックの電気信号のインタフェースを
説明する図である。
【図5】光伝送ブロックの機能ブロック図である。
【図6】光伝送ブロックの動作を説明するタイムチャー
ト(その1)である。
【図7】光伝送ブロックの動作を説明するタイムチャー
ト(その2)である。
【図8】本発明の光伝送方式が適用されるATM 交換シス
テムの全体構成図である。
【図9】図8の多重化装置およびスイッチ装置を詳細に
示した構成図である。
【図10】(a) は、多重化部の構成図であり、(b) は、
分配部の構成図である。
【図11】セルフルーティングモジュールの構成図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施例の光伝送方式の構成図
である。
【符号の説明】
1 第1の光伝送装置 2 第2の光伝送装置 3 光伝送制御回路 4 送信手段 5 検出手段 6 制御手段 7 受信手段 8 送信手段 9 制御手段 10−1、10−2 光伝送ブロック 11−1、11−2 光伝送制御素子 12−1、12−2 E/O(光・電気変換素子) 13−1、13−2 O/E(電気・光変換素子) 14−1、14−2 コントローラ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の光伝送装置間で転送デ
    ータと該転送データと同期したクロックとをそれぞれパ
    ラレルで双方向に光伝送する光パラレル伝送方式におい
    て、 上記第1の光伝送装置が上記第2の光伝送装置から転送
    される上記クロックを検出できないときに、上記第1の
    光伝送装置から上記第2の光伝送装置への送信を停止す
    ることを特徴とする光パラレル伝送方式。
  2. 【請求項2】 上記第1の光伝送装置は、上記第2の光
    伝送装置から転送される上記クロックを検出できない期
    間、上記第2の光伝送装置への送信を停止する処理と上
    記第2の光伝送装置へ所定個数のクロックを送信する処
    理とを交互に実行することを特徴とする請求項1に記載
    の光パラレル伝送方式。
  3. 【請求項3】 上記第1の光伝送装置が上記第2の光伝
    送装置から転送される上記クロックを受信したときに、
    上記第1の光伝送装置から上記第2の光伝送装置への送
    信を実行することを特徴とする請求項1に記載の光パラ
    レル伝送方式。
  4. 【請求項4】 上記第1の光伝送装置が上記第2の光伝
    送装置から転送される上記クロックを所定個数連続して
    受信したときに、上記第1の光伝送装置から上記第2の
    光伝送装置への送信を実行することを特徴とする請求項
    1に記載の光パラレル伝送方式。
  5. 【請求項5】 第1および第2の光伝送装置間で転送デ
    ータと該転送データの制御情報とをそれぞれパラレルで
    双方向に光伝送する光パラレル伝送方式において、 上記第1の光伝送装置が上記第2の光伝送装置から転送
    される上記制御情報を受信できないときに、上記第1の
    光伝送装置から上記第2の光伝送装置への送信を停止す
    ることを特徴とする光パラレル伝送方式。
  6. 【請求項6】 上記第1の光伝送装置が上記第2の光伝
    送装置から転送される上記制御情報を受信したときに、
    上記第1の光伝送装置から上記第2の光伝送装置への送
    信を実行することを特徴とする請求項5に記載の光パラ
    レル伝送方式。
  7. 【請求項7】 第1および第2の光伝送装置間で転送デ
    ータと該転送データと同期したクロックとをそれぞれパ
    ラレルで双方向に光伝送する光パラレル伝送システムに
    おいて、 上記第2の光伝送装置から転送されるクロックを検出す
    る検出手段と、 上記第2の光伝送装置へ転送データと該転送データと同
    期したクロックとをパラレルに送信する送信手段と、 該検出手段が上記第2の光伝送装置から転送されるクロ
    ックを検出できないときに、上記送信手段の出力を停止
    する制御手段と、 を有することを特徴とする光伝送装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記検出手段が上記第
    2の光伝送装置から転送されるクロックを検出できない
    期間、上記送信手段の出力を停止する処理と上記第2の
    光伝送装置へ所定個数のクロックを送信する処理とを交
    互に実行することを特徴とする請求項7に記載の光伝送
    装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段は、上記検出手段が上記第
    2の光伝送装置から転送されるクロックを検出したとき
    に、上記送信手段に上記第2の光伝送装置への送信を実
    行させることを特徴とする請求項7に記載の光伝送装
    置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、上記検出手段が上記
    第2の光伝送装置から転送されるクロックを所定個数連
    続して検出したときに、上記送信手段に上記第2の光伝
    送装置への送信を実行させることを特徴とする請求項7
    に記載の光伝送装置。
  11. 【請求項11】 第1および第2の光伝送装置間で転送
    データと該転送データと同期したクロックとをそれぞれ
    パラレルで双方向に光伝送する光パラレル伝送システム
    において上記第1の光伝送装置内に設けられる光伝送制
    御回路であって、 上記第2の光伝送装置から転送されるクロックを検出す
    る検出手段と、 該検出手段が上記第2の光伝送装置から転送されるクロ
    ックを検出できないときに、上記第2の光伝送装置への
    送信を停止する制御手段と、 を有することを特徴とする光伝送制御回路。
  12. 【請求項12】 上記制御手段は、上記検出手段が上記
    第2の光伝送装置から転送されるクロックを検出したと
    きに、上記第2の光伝送装置への送信を実行することを
    特徴とする請求項11に記載の光伝送制御回路。
  13. 【請求項13】 転送データと該転送データと同期した
    クロックとをそれぞれパラレルで送信用伝送装置から受
    信し、それら転送データおよびクロックを受信用伝送装
    置に対して送信する光伝送装置において、 上記送信用伝送装置から転送データと該転送データと同
    期したクロックを受信し、該クロックを監視する受信手
    段と、 該受信手段が受信した転送データと該転送データと同期
    したクロックとを上記受信用伝送装置に対してパラレル
    に送信する送信手段と、 上記受信手段が上記クロックを検出できないときに、上
    記送信手段の出力を停止する制御手段と、 を有することを特徴とする光伝送装置。
  14. 【請求項14】 上記制御手段は、上記受信手段が上記
    送信用伝送装置から転送されるクロックを検出できない
    期間、上記送信手段の出力を停止する処理と上記受信用
    伝送装置へ所定個数のクロックを送信する処理とを交互
    に実行することを特徴とする請求項13に記載の光伝送
    装置。
  15. 【請求項15】 上記制御手段は、上記受信手段が上記
    送信用伝送装置から転送されるクロックを検出したとき
    に、上記送信手段に上記受信用伝送装置への送信を実行
    させることを特徴とする請求項13に記載の光伝送装
    置。
  16. 【請求項16】 上記制御手段は、上記受信手段が上記
    送信用伝送装置から転送されるクロックを所定個数連続
    して検出したときに、上記送信手段に上記受信用伝送装
    置への送信を実行させることを特徴とする請求項13に
    記載の光伝送装置。
  17. 【請求項17】 転送データと該転送データの制御情報
    とをそれぞれパラレルで送信用伝送装置から受信し、そ
    れら転送データおよび制御情報を受信用伝送装置に対し
    て送信する光伝送装置において、 上記送信用伝送装置から転送データと該転送データの制
    御情報を受信し、該制御情報を監視する受信手段と、 該受信手段が受信した転送データと該転送データの制御
    情報とを上記受信用伝送装置に対してパラレルに送信す
    る送信手段と、 上記受信手段が上記制御情報を検出できないときに、上
    記送信手段の出力を停止する制御手段と、 を有することを特徴とする光伝送装置。
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