JPH08292283A - 原子炉格納容器の構築方法 - Google Patents
原子炉格納容器の構築方法Info
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- JPH08292283A JPH08292283A JP7101021A JP10102195A JPH08292283A JP H08292283 A JPH08292283 A JP H08292283A JP 7101021 A JP7101021 A JP 7101021A JP 10102195 A JP10102195 A JP 10102195A JP H08292283 A JPH08292283 A JP H08292283A
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- liner
- containment vessel
- reactor containment
- constructing
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配筋作業を必要としないで原子炉格納容器を
構築する。 【構成】 形成すべきライナ19と等しい半径を有する
湾曲板状のライナ本体21と、該ライナ本体21の凸曲
面に周方向に所定の間隔を置いて配置され且つ形成すべ
きライナ19の軸線に対して平行に延びる配管用部材2
2と、該配管用部材22をライナ本体21に対して固定
する垂直補強部材23及び配管支持部材25とからなる
複数のライナ形成部材20を、互いに接合してライナ1
9を形成する。 【効果】 配管用部材22、垂直補強部材23、配管支
持部材25がライナ本体21を補強し且つ鉄筋の代替部
材となる。
構築する。 【構成】 形成すべきライナ19と等しい半径を有する
湾曲板状のライナ本体21と、該ライナ本体21の凸曲
面に周方向に所定の間隔を置いて配置され且つ形成すべ
きライナ19の軸線に対して平行に延びる配管用部材2
2と、該配管用部材22をライナ本体21に対して固定
する垂直補強部材23及び配管支持部材25とからなる
複数のライナ形成部材20を、互いに接合してライナ1
9を形成する。 【効果】 配管用部材22、垂直補強部材23、配管支
持部材25がライナ本体21を補強し且つ鉄筋の代替部
材となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉格納容器の構築
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はコンクリート製原子炉格納容器の
一例を示すもので、この原子炉格納容器は、基礎1に立
設された円筒状の格納容器本体2と、該格納容器本体2
の内方に位置するように基礎1に立設され且つ上部に原
子炉圧力容器3を支持するペデスタル4と、前記の格納
容器本体2の内周面の上下方向中間部分からペデスタル
4の上端部に向って略水平に延びるダイヤフラムフロア
5と、前記の格納容器本体2の内周面の上端部から原子
炉圧力容器3の上端部近傍付近へ略水平に延びるトップ
スラブ6と、原子炉圧力容器3の上端部を覆うようにト
ップスラブ6の開口部を閉止するトップヘッド7とを備
えている。
一例を示すもので、この原子炉格納容器は、基礎1に立
設された円筒状の格納容器本体2と、該格納容器本体2
の内方に位置するように基礎1に立設され且つ上部に原
子炉圧力容器3を支持するペデスタル4と、前記の格納
容器本体2の内周面の上下方向中間部分からペデスタル
4の上端部に向って略水平に延びるダイヤフラムフロア
5と、前記の格納容器本体2の内周面の上端部から原子
炉圧力容器3の上端部近傍付近へ略水平に延びるトップ
スラブ6と、原子炉圧力容器3の上端部を覆うようにト
ップスラブ6の開口部を閉止するトップヘッド7とを備
えている。
【0003】上記の格納容器本体2、ペデスタル4、ダ
イヤフラムフロア5、トップスラブ6は、鉄筋コンクリ
ート構造によって一体的に形成され、また、格納容器本
体2の内周面には、該内周面に沿って延びる鋼製円筒状
のライナ8が設けられている。
イヤフラムフロア5、トップスラブ6は、鉄筋コンクリ
ート構造によって一体的に形成され、また、格納容器本
体2の内周面には、該内周面に沿って延びる鋼製円筒状
のライナ8が設けられている。
【0004】上記のライナ8は、図5に示すようなライ
ナ形成部材13を相互に溶接固着することによって形成
される。
ナ形成部材13を相互に溶接固着することによって形成
される。
【0005】ライナ形成部材13は、形成すべきライナ
8と等しい半径を有する湾曲板状のライナ本体11と、
該ライナ本体11の凸曲面に固着した形成すべきライナ
8の軸線に対して平行に延びる垂直補強部材10と、前
記のライナ本体11の凸曲面に固着した形成すべきライ
ナ8の周方向に延びる水平補強部材9とによって構成さ
れている。
8と等しい半径を有する湾曲板状のライナ本体11と、
該ライナ本体11の凸曲面に固着した形成すべきライナ
8の軸線に対して平行に延びる垂直補強部材10と、前
記のライナ本体11の凸曲面に固着した形成すべきライ
ナ8の周方向に延びる水平補強部材9とによって構成さ
れている。
【0006】このライナ形成部材13を製作する際に
は、ライナ本体11の凹側面に形状保持治具12を溶接
によって仮付けした後、前記の垂直補強部材10及び水
平補強部材9をライナ本体11の凸側面に溶接固着して
いる。
は、ライナ本体11の凹側面に形状保持治具12を溶接
によって仮付けした後、前記の垂直補強部材10及び水
平補強部材9をライナ本体11の凸側面に溶接固着して
いる。
【0007】また、製作工場からライナ形成部材13を
据付け現場へ搬送するのにあたっては、前記の形状保持
治具12をライナ本体11の凹側面に仮付けした状態に
しておき、該ライナ本体11の変形を防止している。
据付け現場へ搬送するのにあたっては、前記の形状保持
治具12をライナ本体11の凹側面に仮付けした状態に
しておき、該ライナ本体11の変形を防止している。
【0008】原子炉格納容器を構築する際には、据付け
現場に搬入したライナ形成部材13を図6に示すように
円筒状に配設し、各ライナ本体11の凹面側に仮付けさ
れている形状保持治具12を撤去したうえ、隣接するラ
イナ形成部材13のライナ本体11及び水平補強部材9
を相互に溶接固着することによりライナ8を形成させ
る。
現場に搬入したライナ形成部材13を図6に示すように
円筒状に配設し、各ライナ本体11の凹面側に仮付けさ
れている形状保持治具12を撤去したうえ、隣接するラ
イナ形成部材13のライナ本体11及び水平補強部材9
を相互に溶接固着することによりライナ8を形成させ
る。
【0009】また、上記のライナ8の据付け作業と同時
に、図7に示すようにライナ8の外周に沿って垂直に延
びる鉄筋(縦筋)16と、ライナ8の外周に沿って周方
向に水平に延びる鉄筋(横筋)17とを配設する配筋作
業を行う。
に、図7に示すようにライナ8の外周に沿って垂直に延
びる鉄筋(縦筋)16と、ライナ8の外周に沿って周方
向に水平に延びる鉄筋(横筋)17とを配設する配筋作
業を行う。
【0010】配筋作業が完了したならば、前記のライナ
8及びその外周側に配設された鉄筋16,17を周方向
に取り囲むように型枠14を設置し、前記の水平補強部
材9に係止した間隔保持部材15によって型枠14とラ
イナ8との間隔が所定寸法に保持されるようにする。
8及びその外周側に配設された鉄筋16,17を周方向
に取り囲むように型枠14を設置し、前記の水平補強部
材9に係止した間隔保持部材15によって型枠14とラ
イナ8との間隔が所定寸法に保持されるようにする。
【0011】更に、型枠14の内周面とライナ8の外周
面との間の空間に生コンクリート18を打設し、該生コ
ンクリート18が固化した後に型枠14を撤去すること
により、図4に示す原子炉格納容器の格納容器本体2を
形成させている。
面との間の空間に生コンクリート18を打設し、該生コ
ンクリート18が固化した後に型枠14を撤去すること
により、図4に示す原子炉格納容器の格納容器本体2を
形成させている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ライナ
8の据付け作業は、ライナ形成部材13を製作する機械
製造会社が担当し、一方、鉄筋16,17の配筋作業
は、格納容器本体2を構築する建設会社が担当するの
で、両会社の間で工事手順の調整をしなければならず、
工程期間の設定に煩雑な手続きを必要とする場合が多
い。
8の据付け作業は、ライナ形成部材13を製作する機械
製造会社が担当し、一方、鉄筋16,17の配筋作業
は、格納容器本体2を構築する建設会社が担当するの
で、両会社の間で工事手順の調整をしなければならず、
工程期間の設定に煩雑な手続きを必要とする場合が多
い。
【0013】また、鉄筋16,17の配筋作業は、手作
業によって行われるため、工期が長引く要因ともなって
いる。
業によって行われるため、工期が長引く要因ともなって
いる。
【0014】本発明は、前述の実情に鑑みてなしたもの
で、原子炉格納容器の構築に要する工期を短縮できるよ
うにすることを目的としている。
で、原子炉格納容器の構築に要する工期を短縮できるよ
うにすることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の原子炉格納容器の構築方法においては、湾
曲板状のライナ本体を備えた複数のライナ形成部材を円
筒状に配置し、隣接するライナ形成部材のライナ本体を
相互に固着することによってライナを形成し、該ライナ
の外周面を取り囲むように型枠を設け、該型枠とライナ
との間に形成される空間に生コンクリートを打設し、該
生コンクリートが固化した後に前記の型枠を撤去する原
子炉格納容器の構築方法において、各ライナ形成部材の
ライナ本体の凸曲面のそれぞれに、形成すべきライナの
軸線に対して平行に延びる複数の垂直補強部材及び配管
用部材を前記のライナの周方向に所定の間隔で予め固着
しておく。
め、本発明の原子炉格納容器の構築方法においては、湾
曲板状のライナ本体を備えた複数のライナ形成部材を円
筒状に配置し、隣接するライナ形成部材のライナ本体を
相互に固着することによってライナを形成し、該ライナ
の外周面を取り囲むように型枠を設け、該型枠とライナ
との間に形成される空間に生コンクリートを打設し、該
生コンクリートが固化した後に前記の型枠を撤去する原
子炉格納容器の構築方法において、各ライナ形成部材の
ライナ本体の凸曲面のそれぞれに、形成すべきライナの
軸線に対して平行に延びる複数の垂直補強部材及び配管
用部材を前記のライナの周方向に所定の間隔で予め固着
しておく。
【0016】
【作用】本発明の原子炉格納容器の構築方法において
は、ライナを形成するライナ形成部材のライナ本体に、
予め配管用部材及び垂直補強部材を固着して輸送時にお
けるライナ形成部材の剛性を向上させ、また、コンクリ
ート構造物を形成させる際の補強部材としての鉄筋の使
用を省略する。
は、ライナを形成するライナ形成部材のライナ本体に、
予め配管用部材及び垂直補強部材を固着して輸送時にお
けるライナ形成部材の剛性を向上させ、また、コンクリ
ート構造物を形成させる際の補強部材としての鉄筋の使
用を省略する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0018】図1から図3は本発明の原子炉格納容器の
構築方法の一例を示すものであり、図中、図4から図7
と同じものには同じ符号が付してある。
構築方法の一例を示すものであり、図中、図4から図7
と同じものには同じ符号が付してある。
【0019】ライナ19は、複数のライナ形成部材20
を溶接固着することによって形成される。
を溶接固着することによって形成される。
【0020】このライナ形成部材20は、形成すべきラ
イナ19と等しい半径を有する湾曲板状のライナ本体2
1と、該ライナ本体21の凸曲面に対して所定の間隔を
保持するように略等間隔に配設した形成すべきライナ1
9の軸線に対して平行に延びる複数の配管用部材22
と、該配管用部材22の両側部に沿うように配置され且
つ前記のライナ本体21の凸曲面に固着した垂直補強部
材23と、前記の配管用部材22を隣接する垂直補強部
材23に対して固着する配管支持部材25と、隣接する
垂直補強部材23の間に配置され且つ該垂直補強部材2
3及びライナ本体21の凸曲面に固着した水平リブ24
とによって構成されている。
イナ19と等しい半径を有する湾曲板状のライナ本体2
1と、該ライナ本体21の凸曲面に対して所定の間隔を
保持するように略等間隔に配設した形成すべきライナ1
9の軸線に対して平行に延びる複数の配管用部材22
と、該配管用部材22の両側部に沿うように配置され且
つ前記のライナ本体21の凸曲面に固着した垂直補強部
材23と、前記の配管用部材22を隣接する垂直補強部
材23に対して固着する配管支持部材25と、隣接する
垂直補強部材23の間に配置され且つ該垂直補強部材2
3及びライナ本体21の凸曲面に固着した水平リブ24
とによって構成されている。
【0021】前記のライナ本体21は、形成すべきライ
ナ19の半周分をなす形状を有する。
ナ19の半周分をなす形状を有する。
【0022】ライナ本体21の形状は、ライナ19の1
/3周分、或いは1/4周分とすることもできる。
/3周分、或いは1/4周分とすることもできる。
【0023】原子炉格納容器を構築する際には、据付け
現場に搬入したライナ形成部材20を図1に示すように
円筒状に配設し、隣接するライナ形成部材20のライナ
本体21を相互に溶接固着することによりライナ19を
形成させる。
現場に搬入したライナ形成部材20を図1に示すように
円筒状に配設し、隣接するライナ形成部材20のライナ
本体21を相互に溶接固着することによりライナ19を
形成させる。
【0024】そして、前記のライナ19の外周面を取り
囲むように型枠14を配設し、ライナ本体21の外面に
設けた垂直補強部材23あるいは水平リブ24に係止し
た間隔保持部材15によって型枠14とライナ19との
間隔が保持されるようにする。
囲むように型枠14を配設し、ライナ本体21の外面に
設けた垂直補強部材23あるいは水平リブ24に係止し
た間隔保持部材15によって型枠14とライナ19との
間隔が保持されるようにする。
【0025】その後、型枠14の内周面とライナ19の
外周面との間の空間に生コンクリート18を打設し、こ
の生コンクリート18が固化した後に型枠14を撤去す
ることにより、炉格納容器本体を形成させる。
外周面との間の空間に生コンクリート18を打設し、こ
の生コンクリート18が固化した後に型枠14を撤去す
ることにより、炉格納容器本体を形成させる。
【0026】本実施例においては、ライナ本体21に配
管用部材22を、配管支持部材25及び垂直補強部材2
3を介して固定することによりライナ本体21の変形を
防止し且つ前記の配管用部材22を有するライナ形成部
材20によりライナ19を形成するようにしたので、図
5に示すような形状保持治具12、及び図7に示すよう
な鉄筋16,17を必要とせず、機械製造会社と建設会
社との間の工事手順の調整や工程期間の設定が容易にな
り、工期の短縮を図ることが可能となる。
管用部材22を、配管支持部材25及び垂直補強部材2
3を介して固定することによりライナ本体21の変形を
防止し且つ前記の配管用部材22を有するライナ形成部
材20によりライナ19を形成するようにしたので、図
5に示すような形状保持治具12、及び図7に示すよう
な鉄筋16,17を必要とせず、機械製造会社と建設会
社との間の工事手順の調整や工程期間の設定が容易にな
り、工期の短縮を図ることが可能となる。
【0027】また、図7に示す鉄筋16,17を使用し
ないので、炉格納容器本体の肉厚を薄くすることが可能
となるとともに、配管用部材22を管路として利用でき
るので、原子炉格納容器の周辺の空間が広くなり、後々
の点検工事を容易に行ない得る。
ないので、炉格納容器本体の肉厚を薄くすることが可能
となるとともに、配管用部材22を管路として利用でき
るので、原子炉格納容器の周辺の空間が広くなり、後々
の点検工事を容易に行ない得る。
【0028】なお、本発明の原子炉格納容器の構築方法
は上述した実施例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
は上述した実施例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の原子炉格納
容器の構築方法によれば、下記のような種々の優れた効
果を奏し得る。
容器の構築方法によれば、下記のような種々の優れた効
果を奏し得る。
【0030】(1)ライナ本体に配管用部材を固定部材
を介して固定することによりライナ本体の変形を防止し
得るように補強し且つ前記の配管用部材によって、従来
の各種鉄筋に代え得るように構成したライナ形成部材に
より円筒ライナを形成するようにしたので、形状保持治
具及び各種鉄筋を必要とせず、機械製造会社と建設会社
との間の工事手順の調整や工程期間の設定が容易にな
り、工期の短縮を図ることが可能となる。
を介して固定することによりライナ本体の変形を防止し
得るように補強し且つ前記の配管用部材によって、従来
の各種鉄筋に代え得るように構成したライナ形成部材に
より円筒ライナを形成するようにしたので、形状保持治
具及び各種鉄筋を必要とせず、機械製造会社と建設会社
との間の工事手順の調整や工程期間の設定が容易にな
り、工期の短縮を図ることが可能となる。
【0031】(2)炉格納容器本体の肉厚を薄くするこ
とが可能となるとともに、配管用部材22を管路として
利用することができるので、原子炉格納容器の周辺の空
間が広くなり、後々の点検工事を容易に行ない得る。
とが可能となるとともに、配管用部材22を管路として
利用することができるので、原子炉格納容器の周辺の空
間が広くなり、後々の点検工事を容易に行ない得る。
【図1】本発明の原子炉格納容器の構築方法においてラ
イナ形成部材によりライナを形成させた状態の一例を示
す斜視図である。
イナ形成部材によりライナを形成させた状態の一例を示
す斜視図である。
【図2】図1に示すライナの断面図である。
【図3】本発明の原子炉格納容器の構築方法においてコ
ンクリート打設時の状態を示す断面図である。
ンクリート打設時の状態を示す断面図である。
【図4】原子炉格納容器の一例を示す断面図である。
【図5】従来の原子炉格納容器の構築方法におけるライ
ナ形成部材及び形状保持治具の一例を示す平面図であ
る。
ナ形成部材及び形状保持治具の一例を示す平面図であ
る。
【図6】従来の原子炉格納容器の構築方法におけるライ
ナ形成部材によりライナを形成させた状態を示す斜視図
である。
ナ形成部材によりライナを形成させた状態を示す斜視図
である。
【図7】従来の原子炉格納容器の構築方法におけるコン
クリート打設時の状態を示す断面図である。
クリート打設時の状態を示す断面図である。
【符号の説明】 14 型枠 18 生コンクリート 19 ライナ 20 ライナ形成部材 21 ライナ本体 22 配管用部材 23 垂直補強部材
Claims (1)
- 【請求項1】 湾曲板状のライナ本体を備えた複数のラ
イナ形成部材を円筒状に配置し、隣接するライナ形成部
材のライナ本体を相互に固着することによってライナを
形成し、該ライナの外周面を取り囲むように型枠を設
け、該型枠とライナとの間に形成される空間に生コンク
リートを打設し、該生コンクリートが固化した後に前記
の型枠を撤去する原子炉格納容器の構築方法において、
各ライナ形成部材のライナ本体の凸曲面のそれぞれに、
形成すべきライナの軸線に対して平行に延びる複数の垂
直補強部材及び配管用部材を前記のライナの周方向に所
定の間隔で予め固着しておくことを特徴とする原子炉格
納容器の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7101021A JPH08292283A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 原子炉格納容器の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7101021A JPH08292283A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 原子炉格納容器の構築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08292283A true JPH08292283A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14289554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7101021A Pending JPH08292283A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 原子炉格納容器の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08292283A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102454829A (zh) * | 2010-10-18 | 2012-05-16 | 山东迪浩耐磨管道有限公司 | 超高分子量聚乙烯加筋管材及其制备方法和生产设备 |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP7101021A patent/JPH08292283A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102454829A (zh) * | 2010-10-18 | 2012-05-16 | 山东迪浩耐磨管道有限公司 | 超高分子量聚乙烯加筋管材及其制备方法和生产设备 |
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