JPH08292086A - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

Info

Publication number
JPH08292086A
JPH08292086A JP9913795A JP9913795A JPH08292086A JP H08292086 A JPH08292086 A JP H08292086A JP 9913795 A JP9913795 A JP 9913795A JP 9913795 A JP9913795 A JP 9913795A JP H08292086 A JPH08292086 A JP H08292086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
balance
output shaft
rotation
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9913795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2888165B2 (ja
Inventor
Akira Kawamoto
晟 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP9913795A priority Critical patent/JP2888165B2/ja
Publication of JPH08292086A publication Critical patent/JPH08292086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2888165B2 publication Critical patent/JP2888165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構造のもとに、駆動すべき校正
分銅加除機構等の動作を損なうことなく、モータの駆動
による騒音や振動を低減させることのできる電子天びん
を提供する。 【構成】 駆動源となるモータ12を、その回転軸方向
に剛、それと直交する方向に柔な部材20によって天び
ん固定部21に取り付け、また、モータ12の回転をそ
の回転軸方向に取り出して伝達する変換機構Cを設ける
ことで、モータ12の駆動時に発生する振動を吸収し、
かつ、モータ12の駆動力による反作用によってモータ
12が移動してしまう不具合を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子天びんに関し、更に
詳しくは、例えば校正用分銅の加除機構や、ひょう量室
の自動ドア機構、あるいは測定皿上への試料搬入・搬出
機構等の、荷重検出部の周辺機構を駆動するためのモー
タを内蔵した電子天びんに関する。
【0002】
【従来の技術】校正分銅加除機構やひょう量室の自動ド
ア機構、あるいはひょう量室内の測定皿上への試料搬入
・搬出機構等を備えた電子天びんにおいては、一般に、
これらの機構を駆動するためのアクチュエータとして、
例えばギアヘッド付きのいわゆるギアドモータをはじめ
とする各種モータが用いられる。このようなモータは、
通常は天びんケース内に内蔵され、その回転出力は適当
な変換機構を介して駆動すべき部材に伝達される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
なモータを内蔵した電子天びんにおいては、モータの駆
動により、モータ自体やギアヘッドが発する振動が天び
んケースに伝わり、騒音発生の原因となったり測定値へ
の影響が発生する。このような騒音や振動の発生を無く
するための対策として、モータないしはそのギアヘッド
を含めてダイナミックバランスを取ったものを用いる
か、あるいは、モータをゴム等の振動吸収材を介して天
びん固定部に取り付けるなどが考えられるが、ダイナミ
ックバランスを取ったモータは高価であり、天びんコス
トを上昇させる原因となる。一方、ゴム等の振動吸収材
を用いる場合には、振動の吸収能力を高くするべく柔ら
かい材料を用いると、モータを駆動してその回転を校正
分銅加除機構等に伝達する際、その反作用によって振動
吸収材が変形し、実質的にモータが移動してしまって意
図した動作が得られない等といった問題が生じる。
【0004】本発明の目的は、ダイナミックバランスを
取ったモータを用いることなく、比較的簡単な構造のも
とに、駆動すべき機構の動作等を損なうことなく、モー
タの駆動による騒音や測定値への影響が少ない電子天び
んを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例図面である図1を参照しつつ説明す
ると、本発明の電子天びんは、例えば校正分銅加除機構
等の、荷重検出部の周辺機構の駆動用モータ12を、そ
の回転出力軸方向に剛で、かつ、同軸方向に直交する方
向には柔な部材20を介して天びん固定部21に取り付
けるとともに、モータ12の回転をその回転出力軸方向
の変位に変換する変換機構Cによって、駆動すべき機構
に伝達するよう構成したことによって特徴づけられる。
【0006】ここで、本明細書におけるモータとは回転
電動機のことを言い、また、本発明で言うモータには、
そのモータの回転出力軸を減速するための歯車列が一体
化されたいわゆるギアヘッド付きモータ(ギアドモー
タ)をも含む。
【0007】
【作用】モータ12の駆動による振動は、主としてその
回転出力軸の円周方向、つまりその回転出力軸方向に直
交する方向に現れるが、この振動はモータの回転出力軸
方向に直交する方向に柔な部材20に吸収され、天びん
固定部21には伝わらない。しかも、この部材20はモ
ータ12の回転出力軸方向には剛であり、かつ、モータ
12の回転力(軸力)は変換機構Cによってその回転出
力軸方向に取り出されるため、反作用によりモータ12
が固定部21に対して移動してしまう等の不具合も生じ
ない。
【0008】
【実施例】図1〜図3は本発明実施例の構成を示す図で
あり、図1は本発明実施例の天びんケース1等を除去し
た状態で示す内部構造の平面図、図2は同じく天びんケ
ース1等を除去した状態で示す内部構造の部分断面正面
図、図3は天びんケース1および皿4を切断して示す右
側面図である。
【0009】この例は本発明を校正分銅加除機構に適用
した例であり、まず、天びん自体の構造と校正分銅加除
機構について概略的に説明する。天びんケース1内には
電磁力平衡機構等の荷重センサ(図示せず)が収容され
ており、その荷重センサの上方には荷重感応部2が連結
されている。この荷重感応部2には、その上面の四隅部
分にそれぞれ天びんケース1の天井面を貫通してケース
1外に臨む皿受け部材3・・3が固定されており、その各
皿受け部材3・・3によって皿4の四隅部分が支承されて
いる。
【0010】天びんケース1の天井面には、皿受け部材
3・・3で囲まれた中心部分に皿4の下面凹部内に向けて
円形に突出する突出部1aが形成されており、その突出
部1a内に校正分銅10が配設されている。そして、こ
の校正分銅10は、以下に示す校正分銅加除機構によっ
て上下動され、通常の測定動作時等の分銅不使用状態で
は天びんケース1の天井面の突出部1a内でその天井面
の下面に押しつけられる一方、校正動作時における使用
状態では荷重感応部2の上面に載せられる。
【0011】校正分銅加除装置は、水平軸11aの回り
の揺動運動によって校正分銅10を上下動させる分銅持
ち上げレバー11と、駆動源であるモータ12と、その
モータ12の回転出力をモータ12の回転出力軸方向へ
の直線運動に変換して、分銅持ち上げレバー11を揺動
させるためのねじ送り機構を用いた軸力変換機構Cによ
って構成されている。
【0012】モータ12は、モータ本体12aの一端面
にギアヘッド12bが一体的に固着されたいわゆるギア
ドモータであって、このギアヘッド12bはモータ本体
12aの回転出力軸と平行な出力軸13を備えている。
また、このギアヘッド12bには、モータ本体12aと
反対側の端面に軸力変換機構Cが固着されており、これ
らのモータ本体12a,ギアヘッド12bおよび軸力変
換機構Cが一体化された状態で、軸力変換機構Cの端面
部分に装着された後述する取り付け部材20を介してフ
レーム21に固着されている。
【0013】フレーム21は天びんベース(図示せず)
に固着される水平部分と、その両端において鉛直に立ち
上がるコラム部とからなり、その両コラム部間に前記し
た分銅持ち上げレバー11の揺動中心である水平軸11
aが支承されている。
【0014】軸力変換機構Cは、ギアヘッド12bの出
力軸13と同軸上に形成された雌ねじ14aおよびこれ
と同軸の座ぐり孔14bが形成された雌ねじブロック1
4と、その雌ねじ14aにねじ込まれる雄ねじ15aが
一端に形成され、座ぐり孔14b内を貫通して他端がモ
ータ12のギアヘッド12bの出力軸13に係合するね
じ切り軸15によって構成されており、モータ12の駆
動による出力軸13の回転運動を、その出力軸13の軸
方向への直線運動に変換することができる。すなわち、
ギアヘッド12bの出力軸13の先端部分には断面略矩
形状の非円形断面部13aが形成されており、その非円
形断面部13aはねじ切り軸15の他端面に形成された
切り欠き部15c内に軸方向に摺動自在に挿入されてい
る。これにより、モータ12を駆動することによってね
じ切り軸15は回転するが、このねじ切り軸15の先端
の雄ねじ15aは雌ねじ14aにねじ込まれているた
め、ねじ切り軸15はその軸方向に、従って出力軸13
の軸方向に変位する。
【0015】ねじ切り軸15の雄ねじ15aの先端は、
鉛直軸16aの回りを回動自在に支承されたレバー16
の一端部に当接しており、ねじ切り軸15の軸方向への
変位によりレバー16が回動する。このレバー16は鉛
直軸16aを中心として略L字形に屈曲しており、屈曲
後の他端部にはピン17aを介して連結棒17が装着さ
れている。従って、レバー16が回動すると、その回動
の向きに応じた向きに連結棒17が軸方向に変位する。
【0016】分銅持ち上げレバー11は、前記したフレ
ーム21に支承された水平軸11aに揺動自在に装着さ
れる左右2つの被承部11b,11cと、その被承部1
1b,11cから校正分銅10の下方にまで略水平に伸
びる2本のアーム部11d,11eと、水平軸11aの
直下部においてアーム部11d,11eに対して略直角
に下方に屈曲する屈曲部11fからなり、その屈曲部1
1fの下端部に上述の連結棒17の先端が装着されてい
る。また、各アーム部11d,11eの先端部には、校
正分銅10の下面左右両端部近傍に形成された2箇所の
凹部Dにそれぞれ入り込む押し上げピンPが固着されて
おり、分銅持ち上げレバー11はこの各押し上げピンP
の先端によって校正分銅10を持ち上げるようになって
いる。
【0017】以上の構成により、モータ12を駆動する
ことにより、ギアヘッド12bの出力軸13の回転運動
が軸力変換機構Cによってその出力軸13の軸方向への
直線運動に変換されて分銅持ち上げレバー11を揺動さ
せ、これによって校正分銅10を上下動させることがで
き、校正分銅10を不使用状態(クランプ状態)と使用
状態(負荷状態)のいずれかの状態とすることができ
る。すなわち、校正分銅10は、不使用状態では、図3
に実線で示すように、分銅持ち上げレバー11の左右の
アーム部11d,11eの押し上げピンPによって天び
んケース1の突出部1aの下面に押しつけられた状態と
なって荷重感応部2には全く接触せず、また、この状態
からモータ12を駆動してねじ切り軸15を後退(図
1,図2において左動)させると、レバー16、連結棒
17を経て分銅持ち上げレバー11が図3において二点
鎖線で示すように揺動し、校正分銅10は下降して荷重
感応部2の上に載り、かつ、押し上げピンPとは接触し
ない負荷状態となる。
【0018】さて、以上のような分銅加除機構の動力源
であるモータ12は、軸力変換機構Cと一体化された状
態で、取り付け部材20を介してフレーム21に固着さ
れていることは前記したが、この取り付け部材20につ
いて、図3と、そのA−A断面図である図4を参照しつ
つ、以下に詳述する。
【0019】取り付け部材20は、フレーム21に固着
されるコラム部20aと、そのコラム部20aにの側面
から水平に伸びる4本のビーム20b〜20eとからな
り、各ビーム20b〜20eの先端部が軸力変換機構C
の雌ねじブロック14の端面に固着されている。従って
モータ12並びに軸力変換機構Cは、4本のビーム20
b〜20eによって片持ち支持された状態となってい
る。各ビーム20b〜20eの伸びる方向は、モータ1
2のギアヘッド12bの出力軸13の軸方向であり、ま
た、各ビーム20b〜20eの軸直角断面積は比較的小
さく、よってモータ12並びに軸力変換機構Cは、モー
タ12の回転出力軸方向には剛で、これと直交する方向
には柔な状態で、フレーム21に取り付けられているこ
とになる。
【0020】以上のようなモータ12の取り付け構造に
おいて、モータ本体12aのロータやギアヘッド12b
内のギアのダイナミックバランスが取られていない場
合、その回転軸に対してラジアル方向への振動が発生す
るが、この方向には取り付け部材20が柔であり、この
振動は取り付け部材20の柔軟部である各ビーム20b
〜20eに吸収され、フレーム21には殆ど伝わらな
い。
【0021】一方、モータ12の駆動によるギアヘッド
12bの出力軸13の回転力は、軸力変換機構Cによっ
てその出力軸13の軸方向への直線運動力に変換されて
校正分銅加除機構に伝達されるが、この方向には取り付
け部材20は剛であり、レバー16以下の校正分銅加除
機構への力の伝達による反作用によってモータ12が相
対的に移動する等の不具合は生じない。
【0022】ここで、本発明は、モータ12の取り付け
構造とその回転力の取り出し方向に特徴があるものであ
って、校正分銅加除機構自体の構成は任意であり、例え
ば図5に例示するような機構を採用することができる。
この図5の例では、先の例と同様なモータ12、軸力変
換機構Cおよび取り付け部材20を用いるとともに、軸
力変換機構Cのねじ切り軸15の直線運動によって、分
銅持ち上げレバー11を直接的に揺動させるようにして
いる。この例においても、モータ12のロータ等のアン
バランスに起因して生じる回転軸に直交する方向への振
動は、取り付け部材20の各ビーム20b〜20eによ
って吸収され、フレーム21には殆ど伝達されないとと
もに、モータ12の回転力はその回転軸方向への運動に
変換されて分銅持ち上げレバー11に伝達されるため、
反作用によりモータ12が変位するといった不具合は生
じない。
【0023】なお、以上の各例において、取り付け部材
20の各ビーム20b〜20eの軸直角断面形状は、図
4に示したような矩形のほか、円形等の任意断面形状と
することができる。
【0024】また、本発明におけるモータの取り付け部
材の構造は、以上の各例で示したものに限らず、例えば
図6に正面図(A)およびそのA−A断面図(B)を示
すような構造を採用することができる。
【0025】この例では、モータ12および軸力変換機
構Cとを一体化した先の例と同様のユニットが、軸力変
換機構Cの両側面にそれぞれビス止めされた2枚の平板
状の取り付け部材200a,200bによってフレーム
21に取り付けられている。各取り付け部材200a,
bは、全体として略L字形の平板であり、その一端部が
フレーム21にビス止めされるとともに、水平に伸びた
他端部が軸力変換機構Cの側面にビス止めされる。そし
て、各取り付け部材200a,200bには、その水平
部分にコ字形のくり抜き部Uが形成されており、これに
よってフレーム21へのビス止め部と軸力変化機構Cへ
のビス止め部とが、実質的に上下2本のビームb1,b
で連結された構造となっている。従って、この例におい
ても、先の例で示した取り付け部材20による取り付け
構造と同様に、モータ12並びに軸力変換機構Cは、モ
ータ12の回転軸方向と平行な合計4本のビームを介し
てフレーム21に取り付けられた状態となり、モータ1
2の回転軸方向には剛で、それと直交する方向には柔な
状態でフレーム21に取り付けられるとともに、モータ
12の回転力はその回転軸方向、つまり剛方向に取り出
されることになる。
【0026】この図6の実施例では、取り付け部材のビ
ームがモータ12および軸力変換機構Cと並列に配置さ
れるため、装置をコンパクト化できるという利点があ
る。なお、本発明において、モータの回転をその回転軸
方向の変位に変換する変換機構については、以上のよう
な軸力変換機構Cに限らず、任意の機構を採用すること
ができることは勿論であるが、モータの軸力の取り出し
方向をモータの回転出力軸方向にするために、必要に応
じてベベルギア機構等を介在させてもよい。
【0027】図7は天びんのひょう量室の自動ドアの駆
動機構に本発明を適用した例で、ベベルギア機構とベル
ト機構とを併用した例である。この例では、モータ12
のギアヘッド12bの出力軸13(図7において図示せ
ず)の回転を、ベベルギアユニット71によってモータ
12の回転軸に直交する方向への回転に変換し、そのベ
ベルギアユニット71の出力軸にプーリ72を固着し
て、このプーリ72と別途フレーム21上に支承された
プーリ73との間にベルト74を掛け回し、そのベルト
74にドアに係合する連結部材75を固着している。プ
ーリ72と73とを結ぶ方向、換言すれば連結部材75
を移動させるべき方向は、モータ12の回転軸と同方向
である。
【0028】そして、モータ12はベベルギアユニット
71とともに一体化した状態で、ベベルギアユニット7
1の両側面において図6に示したものと同様の取り付け
部材200a,200b(図7において200bは図示
せず)を介してフレーム21に取り付けられている。
【0029】この図7の例では、モータ12の駆動によ
る振動は図6の例と同様に取り付け部材200a,20
0bによって吸収されてフレーム21には殆ど伝わら
ず、また、モータ12の回転出力は、その回転軸方向へ
の連結部材75の直線運動に変換されて取り出されるた
め、ドアの駆動による反作用によってモータ15が変位
するといった不具合も生じない。
【0030】本発明は、以上の各例に限定されるもので
はなく、要は、モータが天びん固定部に対してその回転
出力軸方向には剛に、それと直交する方向には柔に取り
付けられ、かつ、モータの回転出力が、任意の変換機構
によってその回転軸方向への力として取り出される構造
であればよく、上記した校正分銅加除機構やひょう量室
の自動ドア機構のほか、必要に応じてひょう量室内の皿
上への試料の搬入・搬出機構等にも適用し得ることは言
うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
校正分銅加除機構やひょう量室の自動ドア機構等の、荷
重検出部の周辺機構を駆動するモータが、天びん固定部
に対してモータの回転出力軸方向に剛、それと直交する
方向には柔な部材を介して取り付けられているととも
に、そのモータの回転力は、変換機構によってモータ回
転出力軸方向に取り出されるように構成したから、比較
的簡単な構成のもとに、モータやそれに付随のギア等の
ダイナミックバランスが十分でなくとも、モータの駆動
によって生じる振動が殆ど天びん固定部には伝わらず、
しかも、モータの駆動により機構を動作させたときに、
モータが実質的に移動してしまうといった不具合も生じ
ない。以上のことから、簡単な部材を追加するだけで、
入手の容易な低価格のモータを用いて、騒音が少なく測
定値への影響が少ない電子天びんが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の天びんケース1等を除去した状
態で示す内部構造の平面図
【図2】同じく天びんケース1等を除去した状態で示す
本発明実施例の内部構造の部分断面正面図
【図3】天びんケース1および皿4を切断して示す本発
明実施例の右側面図
【図4】図2のA−A断面図
【図5】本発明の他の実施例の要部正面図
【図6】本発明の更に他の実施例の要部正面図(A)お
よびそのA−A断面図(B)
【図7】本発明の更にまた他の実施例の要部正面図
【符号の説明】
1 天びんケース 2 荷重感応部 4 皿 11 分銅持ち上げレバー 12 モータ 12a モータ本体 12b ギアヘッド 13 出力軸 14 雌ねじブロック 15a 雄ねじ 20 取り付け部材 20a コラム部 20b〜20e ビーム 21 フレーム C 軸力変換機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重検出部の周辺機構の駆動用モータを
    内蔵した電子天びんにおいて、上記モータが、その回転
    出力軸方向に剛で、かつ、同軸方向に直交する方向には
    柔な部材を介して天びん固定部に取り付けられていると
    ともに、このモータの回転力は、当該モータの回転をそ
    の回転出力軸方向の変位に変換する変換機構によって、
    駆動すべき機構に伝達されるよう構成されていることを
    特徴とする電子天びん。
JP9913795A 1995-04-25 1995-04-25 電子天びん Expired - Lifetime JP2888165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9913795A JP2888165B2 (ja) 1995-04-25 1995-04-25 電子天びん

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9913795A JP2888165B2 (ja) 1995-04-25 1995-04-25 電子天びん

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08292086A true JPH08292086A (ja) 1996-11-05
JP2888165B2 JP2888165B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=14239338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9913795A Expired - Lifetime JP2888165B2 (ja) 1995-04-25 1995-04-25 電子天びん

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2888165B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177942A (ja) * 2004-12-23 2006-07-06 Mettler Toledo Gmbh 電子秤のための校正用錘構造
JP2006200808A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 天井埋め込み形空気調和機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177942A (ja) * 2004-12-23 2006-07-06 Mettler Toledo Gmbh 電子秤のための校正用錘構造
JP2006200808A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 天井埋め込み形空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2888165B2 (ja) 1999-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101057708B1 (ko) 중량물의 선회 장치
KR100207349B1 (ko) 지레식마찰저항력가변장치
US4832425A (en) Rotation system for a rotating, tilting reflector
JP4715747B2 (ja) プローブ装置に備えた重量物の旋回機構
JPH08292086A (ja) 電子天びん
KR960009753B1 (ko) 부품길이 체킹장치
JP2005017165A (ja) ダミー検定試験装置
KR100642991B1 (ko) 노면의 회전식 휴대용 마찰계수 측정기구
CN209495846U (zh) 扭矩加载装置
CN215833005U (zh) 一种薄壁轴承检测台动载测试装置
US8186203B2 (en) Device of testing robustness of photovoltaic module terminal
JP2505265B2 (ja) エンコ―ダ取付構造
CN202836759U (zh) 一种具有反馈功能的电动精密可调狭缝装置
JPH07276271A (ja) 双腕ロボット
JPS62254036A (ja) 材料試験装置
CN100429757C (zh) 重物转动装置
JP2540710B2 (ja) ボルト・ナット締め付け装置
JP3404933B2 (ja) 校正分銅加除装置
SU913107A1 (ru) Стенд для испытания приводов 1
KR950000974Y1 (ko) 마찰 및 마모 시험기
CN209727460U (zh) 一种用于轴承试验机的动力源切换装置
JPH06155365A (ja) 工業用ロボット
CN117803688B (zh) 一种带有张紧力主动控制的皮带传动系统
KR940005453Y1 (ko) 쇽 업저버의 이상음 측정장치
KR100376699B1 (ko) 차량용 후드 오버 오프닝 강성 시험장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090219

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100219

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100219

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120219

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120219

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term