JPH08291134A - シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそれを用いる3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法 - Google Patents

シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそれを用いる3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法

Info

Publication number
JPH08291134A
JPH08291134A JP7098387A JP9838795A JPH08291134A JP H08291134 A JPH08291134 A JP H08291134A JP 7098387 A JP7098387 A JP 7098387A JP 9838795 A JP9838795 A JP 9838795A JP H08291134 A JPH08291134 A JP H08291134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
represented
cyanobenzenesulfenyl
compound
cyanophenylthio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7098387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3701044B2 (ja
Inventor
Hiroshi Itsuda
博 五田
Junichi Sakamoto
純一 坂本
Shigeki Sakagami
茂樹 坂上
Sakae Kajiwara
栄 梶原
Yoshinori Tofuji
美紀 東藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd filed Critical Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Priority to JP09838795A priority Critical patent/JP3701044B2/ja
Priority to US08/630,730 priority patent/US5679827A/en
Priority to TW085104333A priority patent/TW326033B/zh
Priority to KR1019960012366A priority patent/KR100387538B1/ko
Priority to CA2564300A priority patent/CA2564300C/en
Priority to CA002174797A priority patent/CA2174797C/en
Priority to DE69602802T priority patent/DE69602802T2/de
Priority to ES96302851T priority patent/ES2134563T3/es
Priority to CNB001086383A priority patent/CN1187346C/zh
Priority to CN96106019A priority patent/CN1061975C/zh
Priority to EP96302851A priority patent/EP0741129B1/en
Publication of JPH08291134A publication Critical patent/JPH08291134A/ja
Priority to US08/861,426 priority patent/US5756806A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3701044B2 publication Critical patent/JP3701044B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles
    • C07C255/49Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D275/00Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings
    • C07D275/04Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C313/00Sulfinic acids; Sulfenic acids; Halides, esters or anhydrides thereof; Amides of sulfinic or sulfenic acids, i.e. compounds having singly-bound oxygen atoms of sulfinic or sulfenic groups replaced by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C313/08Sulfenic acids; Derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C313/00Sulfinic acids; Sulfenic acids; Halides, esters or anhydrides thereof; Amides of sulfinic or sulfenic acids, i.e. compounds having singly-bound oxygen atoms of sulfinic or sulfenic groups replaced by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C313/08Sulfenic acids; Derivatives thereof
    • C07C313/10Sulfenic acids; Esters thereof
    • C07C313/16Sulfenic acids; Esters thereof having sulfur atoms of sulfenic groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 医薬品の製造用中間体として有用な3−置換
ベンソイソチアゾールの工業的に有利な、容易かつ経済
的な製造方法を開発する。 【構成】一般式(I) 【化1】 (式中、XはClまたはBrを表す。)で示され化合物、
その製造方法およびそれとピペラジン化合物を反応させ
る3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法。 【効果】 3−置換ベンソイソチアゾールが工業的に、
有利に効率よく製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な2−シアノベン
ゼンスルフェニルハライドおよびそれらの製造方法、ま
た、これらの化合物を用いた3−置換ベンゾイソチアゾ
ールの新規製造方法に関する。2−シアノベンゼンスル
フェニルハライドは従来知られていない新規な化合物で
あり、特に、医薬品の製造用中間体として重要な3−置
換ベンゾイソチアゾール誘導体を製造する際の中間体と
して有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】従来、3−置換ベンゾイソチアゾール誘
導体の製造には、反応式
【0003】
【化5】
【0004】に従って、3−ハロ−1,2−ベンゾイソ
チアゾールとピペラジン化合物を反応させる方法が数多
く知られている(特開昭63−83067号;特開昭6
3−83085号;EP−A 196096;J.Che
m.Soc., Perkin.Trans.,1(8),2141,1
988;Ger.Offen.,3530089;J.Med.
Chem., 29(3),359,1986;J.Org.C
hem., 43(8),1604,1978)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知技術で用いる原料の3−ハロ−1,2−ベンゾイソチ
アゾールは容易に入手できるものではない。従来、1,
2−ベンゾイソチアゾール−3−オンを塩素化する方
法、チオサリチル酸を出発原料とする方法が上記文献に
記載されているが、いずれも高価な原料を使用してお
り、また、収率も低いため、工業的に有利な方法とは言
いがたい。このように、公知のいずれの方法によって
も、3−置換ベンゾイソチアゾール誘導体を工業的に有
利に製造することは困難であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の状
況に鑑み、工業的に有利な、しかも高価な原料を使用す
ることなく、容易かつ経済的に有利に3−置換ベンゾイ
ソチアゾール誘導体を製造する方法を提供すべく鋭意検
討した。その結果、本発明者らは、以下の一般式(I)
で示される2−シアノベンゼンスルフェニルハライドが
3−置換ベンゾイソチアゾール誘導体製造の重要な中間
体になりうることを見出し、本化合物の物性および工業
的に安価にかつ容易に製法を提供すべく鋭意検討した。
2−シアノベンゼンスルフェニルハライドは文献未記載
の新規化合物で、その物性、製造方法については知られ
ていない。すなわち、本発明の新規化合物である2−シ
アノベンゼンスルフェニルハライドは、以下に記載する
一般式(II)で示される2−シアノフェニルチオ誘導
体をハロゲン化することにより容易に得られ、また、2
−シアノベンゼンスルフェニルハライドとピペラジン化
合物を反応させることにより、容易に3−置換ベンゾイ
ソチアール誘導体が得られることを見出した。また、こ
れらの2反応を連続して行う方法、すなわち、2−シア
ノフェニルチオ誘導体をハロゲン化して2−シアノベン
ゼンスルフェニルハライドとなし、引き続きピペラジン
化合物を反応させることにより、3−置換ベンゾイソチ
アゾール誘導体が効率よく製造できることを見出した。
本発明は、かかる本発明者らの新たな知見に基づいて完
成されたもので、(1)一般式(I)
【0007】
【化6】 (式中、XはClまたはBrを表す。)
【0008】で示される2−シアノベンゼンスルフェニ
ルハライド、(2)一般式(II)
【0009】
【化7】 (式中、R1はH、アルカリ金属、2−シアノフェニル
チオ基または炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖アルキ
ル基を表す。)
【0010】で示される2−シアノフェニルチオ誘導体
をハロゲン化することを特徴とする一般式(I)で示さ
れる2−シアノベンゼンスルフェニルハライドの製造方
法、(3)一般式(I)で示される2−シアノベンゼン
スルフェニルハライドと一般式(III)
【0011】
【化8】 (式中、R2はH、炭素数1〜6のアルキル基または炭
素数1〜6の置換アルキレン基を表す。)
【0012】で示されるピペラジン化合物とを反応させ
ることを特徴とする一般式(IV)
【0013】
【化9】 (式中、R2は上記一般式(III)におけるR2と同意
義である。)
【0014】で示される3−置換ベンゾイソチアゾール
の製造方法、および(4)一般式(II)で示される2
−シアノフェニルチオ誘導体をハロゲン化して一般式
(I)で示される2−シアノベンゼンスルフェニルハラ
イドとなし、ついで、一般式(III)て示されるピペ
ラジン化合物と反応させることを特徴とする一般式(I
V)で示される3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方
法、を提供するものである。以下、本発明を詳細に説明
する。
【0015】本発明の一般式(I)で示される新規化合
物、2−シアノベンゼンスルフェニルハライドにおい
て、Xで表される基はClまたはBrである。すなわち、
一般式(I)で示される化合物は、2−シアノベンゼン
スルフェニルクロライドまたは2−シアノベンゼンスル
フェニルブロマイドである。一般式(I)で示される化
合物は、一般式(II)で示される2−シアノフェニル
チオ誘導体をハロゲン化することにより製造できる。一
般式(II)で示される化合物におけるR1で表される
基は、H、ナトリウム、カリウムなどのようなアルカリ
金属、2−シアノフェニルチオ基、メチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチルなど
のような炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル
基である。一般式(II)で示される化合物の具体例と
しては、2−シアノベンゼンチオール、2,2'−ジシア
ノジフェニルジスルフィド、2−シアノフェニルメチル
スルフィド、2−シアノフェニルエチルスルフィド、2
−シアノフェニルn−プロピルスルフィド、2−シアノ
フェニルイソプロピルスルフィド、2−シアノフェニル
n−ブチルスルフィド、2−シアノフェニルt−ブチルス
ルフィドなどが挙げられる。
【0016】一般式(II)で示される化合物のハロゲ
ン化には、塩素、塩化スルフリル、臭素、臭化スルフリ
ルなどや、それらの混合物をハロゲン化剤として使用す
ることができる。とりわけ、塩素、臭素が好ましい。ハ
ロゲン化剤の使用量は、一般式(II)で示される化合
物の種類により異なるが、通常、一般式(II)で示さ
れる化合物に対して0.5〜7倍モルの範囲である。ハ
ロゲン化の反応温度は、一般式(II)で示される化合
物の種類により異なるが、通常、約−10℃〜約160
℃、好ましくは約−5℃〜約130℃の範囲である。反
応温度が低すぎると反応速度が遅く、逆に高すぎると副
反応が起こり収率低下の原因となる。該ハロゲン化反応
は無溶媒でも溶媒中でも行うことができ、溶媒として
は、特に限定されるものではなく、例えば、ヘキサン、
シクロヘキサン、ヘプタン等の炭化水素類、ジクロロエ
タン、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭
化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベン
ゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン等の芳香
族炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシドなどの極性溶媒等を挙げることができ
る。溶媒を用いる場合、その使用量は、特に限定される
ものではないが、通常、一般式(II)で示される化合
物に対して0.1〜10倍重量である。かくして得られ
た一般式(I)の2−シアノベンゼンスルフェニルハラ
イドは蒸留、晶析などの常法により単離することができ
る。
【0017】かくして得られた一般式(I)で示される
2−シアノベンゼンスルフェニルハライドと一般式(I
II)で示されるピペラジン化合物を反応させることに
より、一般式(IV)で示される3−置換ベンゾイソチ
アゾールを得ることができる。一般式(III)で示さ
れるピペラジン化合物としては、例えば、ピペラジン、
1−メチル−ピペラジン、1−エチル−ピペラジン、1
−n−ブチル−ピペラジンなどの1−アルキル−ピペラ
ジン類、1−イミドブチレン−ピペラジン、1−アミド
ブチレン−ピペラジン、1−((5−インドール)エチ
レン)−ピペラジンなどの1−置換アルキレン−ピペラ
ジン類が挙げられる。
【0018】ピペラジン化合物の使用量は、一般式
(I)で示される2−シアノベンゼンスルフェニルハラ
イドに対し、通常、1〜10倍モルの範囲、好ましくは
3〜6倍モルの範囲である。反応温度は、通常、約80
℃〜約150℃、好ましくは約100℃〜約130℃の
範囲である。反応温度が低すぎると反応速度が遅く、逆
に高すぎると副反応が起こり収率低下の原因となる。溶
媒は、特に必要ではなく、無溶媒反応が好ましく用いら
れるが、該反応は溶媒中でも行うことができる。溶媒と
しては、例えば、シクロヘキサン、ヘプタンなどの炭化
水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼンなどの芳香
族炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシドなどの極性溶媒等を挙げることができ
る。溶媒を用いる場合、その使用量は、特に限定される
ものではないが、一般式(I)で示される化合物に対し
て、通常、0.1〜10倍重量である。かくして得られ
る一般式(IV)で示される3−置換ベンゾイソチアゾ
ールは、反応混合物から常法に従い、晶析などにより容
易に単離精製することができる。
【0019】得られる一般式(IV)で示される3−置
換ベンゾイソチアゾールの具体例としては、3−(1−
ピペラジニル)−1,2−ベンズイソチアゾール、3−
(4−エチル−1−ピペラジニル)−1,2−ベンズイ
ソチアゾール、3−(4−n−ブチル−1−ピペラジニ
ル)−1,2−ベンズイソチアゾール、3−(4−シク
ロヘキシル−1−ピペラジニル)−1,2−ベンズイソ
チアゾールなどを挙げることができる。また、これらの
化合物は塩酸、硫酸等の存在下、酸性条件で塩酸塩、硫
酸塩などの鉱酸塩として単離することもできる。
【0020】また、一般式(IV)で示される3−置換
ベンゾイソチアゾールは、上記の2反応を連続して行う
方法、すなわち、一般式(II)で示される2−シアノ
フェニルチオ誘導体をハロゲン化して、一般式(I)で
示される2−シアノベンゼンスルフェニルハライドと
し、引き続き、一般式(III)で示されるピペラジン
化合物反応させることにより製造することができる。本
反応を行う場合のハロゲン化反応、ピペラジン化合物と
の反応は、各反応について上記したと同様に行うことが
できる。
【0021】一般式(I)で示される化合物の製造原料
として用いる一般式(II)で示される化合物は、例え
ば、本発明者らによる特願平6−289763号に記載
の方法により容易に得ることができる。すなわち、2−
シアノクロルベンゼンをメチルメルカプタンナトリウム
塩により2−シアノフェニルメチルスルフィドとし、つ
いで、メチル基をハロゲン化した後、加水分解すること
により2−シアノベンゼンチオールが得られる。さら
に、アルカリ処理して、アルカリ金属塩を酸化させる
と、2,2'−ジシアノジフェニルジスルフィドが得られ
る。
【0022】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明は、これらに限定されるものでは
ない。 実施例1 撹拌器、温度計、塩素吹き込み管および冷却器を備え付
けた300ml四つ口フラスコに、2−シアノベンゼンチ
オール67.5g(0.500モル)およびクロロベン
ゼン150gを仕込み、約80℃で塩素39g(0.55
モル)を撹拌下、2時間かけて吹き込んだ。溶媒を留去
した後、減圧下蒸留を行い白色結晶81.7gを得た。
このものは下記のデータにより2−シアノベンゼンスル
フェニルクロライドと同定された。2−シアノベンゼン
チオールに対する収率は96.4%であった。 物性値 2−シアノベンゼンスルフェニルクロライド 性状: 白色結晶 融点: 38.5〜39.0℃ NMR: δ(ppm)7.37〜8.09(m) IR: (KBr, cm-1)1595,1467,124
8,1012,760 元素分析: 計算値 C:49.56;H:2.38;
N:8.26;S:18.90 実測値 C:49.60;H:2.34;N:8.2
5;S:18.88
【0023】実施例2 撹拌器、温度計、滴下ロートおよび冷却器を備え付けた
300ml四つ口フラスコに、2,2'−ジシアノジフェニ
ルジスルフィド67.2g(0.250モル)、クロロ
ベンゼン150gを仕込み、約80℃で臭素84.0g
(0.525モル)を撹拌下、1時間かけて滴下した。
過剰の臭素を炭酸ナトリウム水で除去した後、シクロヘ
キサンを用い晶析させ白色結晶101.9gを得た。こ
のものは下記のデータにより、2−シアノベンゼンスル
フェニルブロマイドと同定した。2,2'−ジシアノジフ
ェニルジスルフィドに対する収率は95.2%であっ
た。 物性値 2−シアノベンゼンスルフェニルブロマイド 性状: 白色結晶 融点: 59.5〜60.5℃ NMR: δ(ppm)7.38〜8.07(m) IR: (KBr, cm-1)1589,1462,124
2,958,760 元素分析: 計算値 C:39.27;H:1.88;
N:6.54;S:14.98 実測値 C:39.32;H:1.88;N:6.5
2;S:15.00
【0024】実施例3 撹拌器、温度計、滴下ロートおよび冷却器を備え付けた
500ml四つ口フラスコに、2−シアノフェニルメチル
スルフィド74.5g(0.500モル)、クロロベン
ゼン250gを仕込み、約100℃で臭素96.0g
(0.600モル)を撹拌下、5時間かけて滴下した。
その後2時間撹拌して反応を終了した。過剰の臭素を炭
酸ナトリウム水で除去した後、減圧下蒸留を行い2−シ
アノベンゼンスルフェニルブロマイド90.4gを得
た。2−シアノフェニルメチルスルフィドに対する収率
は84.5%であった。
【0025】実施例4 撹拌器、温度計、滴下ロートおよび冷却器を備え付けた
500ml四つ口フラスコに、ピペラジン86.2g
(1.00モル)、クロロベンゼン7.5gを仕込み、
撹拌下、約130℃で2−シアノベンゼンスルフェニル
クロライド42.4g(0.25モル)を溶融状態で1
時間かけて滴下し、その後、4時間撹拌して反応を終了
した。水で過剰のピペラジンを除去した後、塩酸酸性と
し水層に抽出し、このものを水酸化ナトリウム水でアル
カリ性にすることにより、3−(1−ピペラジニル)−
1,2−ベンズイソチアゾールの結晶40.9g(融点8
9〜90℃)を得た。2−シアノベンゼンスルフェニル
クロライドに対する収率は74.7%であった。
【0026】実施例5 反応に用いる原料として、2−シアノベンゼンスルフェ
ニルクロライドの代わりに2−シアノベンゼンスルフェ
ニルブロマイド53.5g(0.25モル)を用いた以
外は実施例4と同様の操作を行い、塩酸酸性の水溶液を
冷却することにより、3−(1−ピペラジニル)−1,
2−ベンズイソチアゾール塩酸塩の結晶46.6g(分
解温度275〜280℃)を得た。2−シアノベンゼン
スルフェニルクロライドに対する収率は73.0%であ
った。
【0027】実施例6 撹拌器、温度計、滴下ロートおよび冷却器を備え付けた
500ml四つ口フラスコに、2−シアノフェニルメチル
スルフィド74.5g(0.500モル)、クロロベン
ゼン250gを仕込み、約100℃で臭素96.0g
(0.600モル)を撹拌下、5時間かけて滴下し、そ
の後2時間撹拌して反応を終了した。過剰の臭素を炭酸
ナトリウム水で除去した後、溶媒を留去し、2−シアノ
ベンゼンスルフェニルブロマイドの粗製物92.0gを
得た。別途、撹拌器、温度計、滴下ロートおよび冷却器
を備え付けた1000ml四つ口フラスコに、ピペラジン
172.4g(2.00モル)、クロロベンゼン15gを
仕込み、撹拌下、約130℃で上記反応で得た粗2−シ
アノベンゼンスルホニルブロマイドを溶融状態で1時間
かけて滴下し、その後5時間撹拌して反応を終了した。
水で過剰のピペラジンを除去した後、塩酸酸性とし水層
に抽出し、このものを水酸化ナトリウム水でアルカリ性
にすることにより、3−(1−ピペラジニル)−1,2
−ベンズイソチアゾールの結晶65.9gを得た。2−
シアノフェニルメチルスルフィドに対する収率は60.
2%であった。
【0028】実施例7 反応に用いる原料として、ピペラジンの代わりにN−メ
チルピペラジン100g(1.00モル)を用いた以外
は実施例5と同様の操作を行い、3−(4−メチル−1
−ピペラジニル)−1,2−ベンズイソチアゾール塩酸
塩の結晶55.9g(融点250〜252℃)を得た。
2−シアノベンゼンスルホニルブロマイドに対する収率
は83.0%であった。
【0029】
【発明の効果】以上記載したごとく、本発明により、新
規な2−シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそ
れらの製造方法が提供され、これらの化合物を用いるこ
とにより、特に医薬品の製造用中間体として重要な3−
置換ベンゾイソチアゾール誘導体が工業的に有利に、か
つ効率よく、経済的に製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶原 栄 兵庫県加古郡播磨町宮西346番地の1 住 友精化株式会社第1研究所内 (72)発明者 東藤 美紀 兵庫県加古郡播磨町宮西346番地の1 住 友精化株式会社第1研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、XはClまたはBrを表す。)で示される2−シ
    アノベンゼンスルフェニルハライド。
  2. 【請求項2】 2−シアノベンゼンスルフェニルクロラ
    イドである請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 2−シアノベンゼンスルフェニルブロマ
    イドである請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 一般式(II) 【化2】 (式中、R1はH、アルカリ金属、2−シアノフェニル
    チオ基または炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖アルキ
    ル基を表す。)で示される2−シアノフェニルチオ誘導
    体をハロゲン化することを特徴とする一般式(I)で示
    される2−シアノベンゼンスルフェニルハライドの製造
    方法。
  5. 【請求項5】 塩素または臭素を使用してハロゲン化す
    る請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 2−シアノフェニルチオ誘導体が2−シ
    アノベンゼンチオールである請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 2−シアノフェニルチオ誘導体が2,2'
    −ジシアノジフェニルジスルフィドである請求項4記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 2−シアノフェニルチオ誘導体が2−シ
    アノフェニルメチルスルフィドである請求項4記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 2−シアノフェニルチオ誘導体が2−シ
    アノフェニルt−ブチルスルフィドである請求項4記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 一般式(I)で示される2−シアノベ
    ンゼンスルフェニルハライドと一般式(III) 【化3】 (式中、R2はH、炭素数1〜6のアルキル基または炭
    素数1〜6の置換アルキレン基を表す。)で示されるピ
    ペラジン化合物とを反応させることを特徴とする一般式
    (IV) 【化4】 (式中、R2は上記一般式(III)におけるR2と同意
    義である。)で示される3−置換ベンゾイソチアゾール
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 一般式(III)で示されるピペラジ
    ン化合物がピペラジンである請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 一般式(II)で示される2−シアノ
    フェニルチオ誘導体をハロゲン化して一般式(I)で示
    される2−シアノベンゼンスルフェニルハライドとな
    し、ついで、一般式(III)で示されるピペラジン化
    合物と反応させることを特徴とする一般式(IV)で示
    される3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法。
  13. 【請求項13】 一般式(IV)で示される3−置換ベ
    ンゾイソチアゾールが、3−(1−ピペラジニル)−
    1,2−ベンズイソチアゾールである請求項12記載の
    方法。
JP09838795A 1995-04-24 1995-04-24 シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそれを用いる3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法 Expired - Fee Related JP3701044B2 (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09838795A JP3701044B2 (ja) 1995-04-24 1995-04-24 シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそれを用いる3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法
US08/630,730 US5679827A (en) 1995-04-24 1996-04-10 Cyanobenzenesulfenyl halide and process for preparation of 3-substituted benzisothiazole using the same
TW085104333A TW326033B (en) 1995-04-24 1996-04-12 Cyanobenzenesulfenyl halide and process for preparation of 3-substituted benzisothiazole using the same
CA2564300A CA2564300C (en) 1995-04-24 1996-04-23 Process for preparation of 3-substituted benzisothiazole
CA002174797A CA2174797C (en) 1995-04-24 1996-04-23 Cyanobenzenesulfenyl halide and process for preparation of 3-substituted benzisothiazole using the same
KR1019960012366A KR100387538B1 (ko) 1995-04-24 1996-04-23 시아노벤젠설페닐할라이드및이를사용한3-치환된벤즈이소티아졸의제조방법
DE69602802T DE69602802T2 (de) 1995-04-24 1996-04-24 Cyanophenylsulfenyl-Halid und seine Verwendung in Verfahren zur Herstellung von 3-substituiertem Benzoisothiazol
ES96302851T ES2134563T3 (es) 1995-04-24 1996-04-24 Cianofenilsulfenil halogenuro y su utilizacion en el procedimiento de preparacion de benzoisotiazol 3-sustituido.
CNB001086383A CN1187346C (zh) 1995-04-24 1996-04-24 氰基苯硫基卤以及用它制备3-取代的苯并异噻唑的方法
CN96106019A CN1061975C (zh) 1995-04-24 1996-04-24 氰基苯硫基卤及其制备方法
EP96302851A EP0741129B1 (en) 1995-04-24 1996-04-24 Cyanobenzenesulfenyl halide and process for preparation of 3-substituted benzisothiazole using it
US08/861,426 US5756806A (en) 1995-04-24 1997-05-21 Cyanobenzenesulfenyl halide and process for preparation of 3-substituted benzisothiazole using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09838795A JP3701044B2 (ja) 1995-04-24 1995-04-24 シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそれを用いる3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08291134A true JPH08291134A (ja) 1996-11-05
JP3701044B2 JP3701044B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=14218454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09838795A Expired - Fee Related JP3701044B2 (ja) 1995-04-24 1995-04-24 シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそれを用いる3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (2) US5679827A (ja)
EP (1) EP0741129B1 (ja)
JP (1) JP3701044B2 (ja)
KR (1) KR100387538B1 (ja)
CN (2) CN1187346C (ja)
CA (1) CA2174797C (ja)
DE (1) DE69602802T2 (ja)
ES (1) ES2134563T3 (ja)
TW (1) TW326033B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001012594A1 (fr) * 1999-08-12 2001-02-22 Nippon Finechemical Co., Ltd. Procede de preparation de chlorures de sulfenyle aromatiques et autres
JPWO2004002950A1 (ja) * 2002-06-28 2005-10-27 株式会社島津製作所 スルフェニル化合物、ラベル化試薬、及びペプチドの解析方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3152938B2 (ja) * 1995-11-07 2001-04-03 ファイザー インク. 3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンズイソチアゾールを調製するための方法および中間物質
JP3996228B2 (ja) * 1996-10-11 2007-10-24 住友精化株式会社 3−ピペラジニルベンズイソチアゾール類の製造法
TWI232214B (en) * 1998-04-16 2005-05-11 Shionogi & Co Preparation of aryl sulfenyl halide
US8981095B2 (en) 2011-07-28 2015-03-17 Mapi Pharma Ltd. Intermediate compounds and process for the preparation of lurasidone and salts thereof
CN105669588B (zh) * 2016-03-16 2017-11-07 天津大学 苯并异噻唑类衍生物的制备方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2609864C2 (de) * 1976-03-10 1984-02-16 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur Herstellung von 3-Amino-1,2-benzisothiazolen
EP0053652A1 (de) * 1980-11-10 1982-06-16 Klaus Arlt Energie-Erzeuger: Maschinelle Vorrichtung zur Erzeugung von Energie durch Schwerkraftwirkung
US4590196A (en) * 1984-08-23 1986-05-20 Bristol-Myers Company Analgesic 1,2-benzisothiazol-3-ylpiperazine derivatives
JPH0625181B2 (ja) * 1985-03-27 1994-04-06 住友製薬株式会社 新規なイミド誘導体
JPS6383067A (ja) * 1986-09-26 1988-04-13 Sumitomo Pharmaceut Co Ltd 新規コハク酸イミド誘導体
JPS6383085A (ja) * 1986-09-26 1988-04-13 Sumitomo Pharmaceut Co Ltd 新規なイミド誘導体
TW241263B (ja) * 1991-08-22 1995-02-21 Hoechst Roussel Pharma
US5359068A (en) * 1993-06-28 1994-10-25 Pfizer Inc. Processes and intermediates for the preparation of 5-[2-(4-(benzoisothiazol-3-yl)-piperazin-1-yl)ethyl]-6-chloro-1,3-dihydro-indol-2-one

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001012594A1 (fr) * 1999-08-12 2001-02-22 Nippon Finechemical Co., Ltd. Procede de preparation de chlorures de sulfenyle aromatiques et autres
JPWO2004002950A1 (ja) * 2002-06-28 2005-10-27 株式会社島津製作所 スルフェニル化合物、ラベル化試薬、及びペプチドの解析方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2174797A1 (en) 1996-10-25
DE69602802T2 (de) 1999-10-21
JP3701044B2 (ja) 2005-09-28
US5679827A (en) 1997-10-21
ES2134563T3 (es) 1999-10-01
EP0741129B1 (en) 1999-06-09
CA2174797C (en) 2007-01-09
CN1061975C (zh) 2001-02-14
US5756806A (en) 1998-05-26
EP0741129A2 (en) 1996-11-06
CN1289770A (zh) 2001-04-04
CN1138032A (zh) 1996-12-18
EP0741129A3 (en) 1997-05-07
CN1187346C (zh) 2005-02-02
KR100387538B1 (ko) 2003-11-28
TW326033B (en) 1998-02-01
KR960037647A (ko) 1996-11-19
DE69602802D1 (de) 1999-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0702008B1 (en) Method for producing 1,2-benzisothiazol-3-ones
JP3168319B2 (ja) 置換チアゾールの製造方法
JPH08291134A (ja) シアノベンゼンスルフェニルハライドおよびそれを用いる3−置換ベンゾイソチアゾールの製造方法
JP2013043882A (ja) 1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン化合物の製造方法
CA2136167C (en) Method for producing alkylsulfinylbenzamides and 1,2-benzisothiazol-3-ones
JP4632502B2 (ja) 1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類の製造方法
JP3152573B2 (ja) 1,2−ベンズイソチアゾール−3−オン類の製造方法
JP3996228B2 (ja) 3−ピペラジニルベンズイソチアゾール類の製造法
CA2564300C (en) Process for preparation of 3-substituted benzisothiazole
JP3861187B2 (ja) チアゼピン誘導体の製造方法
JPH08157460A (ja) イソチアゾール誘導体の製造方法
JP2693225B2 (ja) 含硫黄脂肪族カルボン酸エステル及びその酸の製造方法
JP4508377B2 (ja) スルホニル化合物の製造方法
JP3309202B2 (ja) ニトロベンゼンスルホニルハライド類の製造方法
JP3578489B2 (ja) 1,2−ベンゾイソチアゾール−3−オン類の製造方法
JP3887757B2 (ja) シアノベンゼンスルホニルクロリドの製造方法
JP2001089441A (ja) 2−(アルキルチオ)ベンゾニトリル類の製造方法
MXPA02005873A (es) Proceso para la produccion de trifluorometilacetofenonas..
JPH06345723A (ja) メルカプトベンズアミドの製造法
JP2520298B2 (ja) チオフェンジカルボン酸ジエステルの製造方法
JPH0543553A (ja) 3,5−ジクロロピラゾール−4−カルボン酸エステル類の製造方法
JP2000159766A (ja) イミダゾール誘導体の製法
JPH05194448A (ja) 1,2,4−チアジアゾール化合物の製造法
JP2001226343A (ja) 4−(トリブロモメチルスルホニル)ベンゾフェノンの製造方法およびその製造中間体
JPH10287653A (ja) 2−ハロゲノ−5−シアノピリジンの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080722

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090722

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090722

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100722

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120722

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120722

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130722

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees