JPS6383067A - 新規コハク酸イミド誘導体 - Google Patents

新規コハク酸イミド誘導体

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JPS6383067A
JPS6383067A JP22879386A JP22879386A JPS6383067A JP S6383067 A JPS6383067 A JP S6383067A JP 22879386 A JP22879386 A JP 22879386A JP 22879386 A JP22879386 A JP 22879386A JP S6383067 A JPS6383067 A JP S6383067A
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JP
Japan
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group
compound
formula
exo
acid
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Pending
Application number
JP22879386A
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English (en)
Inventor
Kitaro Saji
幾太郎 佐治
Fujio Antoku
安徳 富士雄
Mayumi Yoshigi
吉儀 真弓
Atsuyuki Kojima
小島 淳之
Kikuo Ishizumi
石墨 紀久夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なコハク酸イミド誘導体、またはそれらの
酸付加塩、その製造方法、ならびにそれらを有効成分と
する中枢神経系疾患治療剤に関する。
〔従来技術・発明が解決しようとする問題点〕従来、抗
精神病薬としては、クロルプロマジンに代表される二環
系抗精神病薬、ハロペリドールに代表されるブチロフェ
ノン系抗精神病薬が用いられてきたが、それらには錘体
外路系副作用(カタレプシー等)等の中枢性副作用、血
圧陣下等の末梢性副作用が付随しており、臨床適応上大
きな問題となっていた。
クロルプロマジン    ハロペリドール従って、本発
明の目的は優れた抗i、’l神病作用を有する反面、副
作用の少ない化合物を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる実情下、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、本
発明化合物である新規なコハク酸イミド3y’[体を見
出し、このものが目的とした薬理的諸作用を有すること
を見出して、本発明を完成するに至った。
本発明は一般式(1) 〔式中、Aはフェニル基、ピリジル基またはピリミジル
基を表わし、これらのAで表わされる基は、ハロゲン原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シアノ基また
はアミノ基で置換されていてもよい。または、Aはベン
ズイソチアゾリル基を表わす、Bはアルキレン基を表わ
す。Xは、→CHzh基または2個の水素原子を表わす
。R1およびR2はいずれか一方が水素原子であり、他
方はヒドロキシ基またはアルカノイルオキシ基であるか
、またはR1およびR1が一諸になってオキソ基を表わ
す。mは1または2を表わす、〕で表わされるコハク酸
イミド誘導体〔以下、化合物(1)という〕、およびそ
の酸付加塩に関する。
一般式(1)に関して、R1、R1におけるアルカノイ
ルオキシ基としては、C9−4のアルカノイルオキシ基
が好ましく、たとえばアセトキシ、プロパノイルオキシ
またはブタノイルオキシ基が例示される。
−S式(+)に関して、Aにおけるピリジル基としては
2−ピリジル基が、ピリミジル基としては2−ピリミジ
ル基が、ベンズイソチアゾリル基としては3−ベンズイ
ソチアゾリル基が好ましい。
一般式(1)に関して、Aにおける置換基において、ハ
ロゲン原子とはフッ素、塩素、臭素または沃素を表わす
八における置換基において、低級アルキル基は直鎖また
は分枝状のいずれでもよく、その炭素数としてはCI−
4が好ましい、かかる低級アルキル基としては、たとえ
ばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル基
等が例示される。また、低級アルコキシ基は直鎖または
分枝状のいずれでもよく、その炭素数としてはC1□が
好ましい。
かかる低級アルコキシ基としては、たとえばメトキン、
エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ基等
が例示される。
−i式(1)に関して、Bにおけるアルキレン基は直鎖
状、分枝状のいずれでもよく、その炭素数としてはC+
−Sのものが好ましく、たとえばエチレン、トリメチレ
ン、プロピレン、テトラメチレン、1.2−ジメチルエ
チレン等が例示される。
本発明化合物(+)は、たとえば下記の諸製造方法によ
って製造されるが、所望に応じて各種の無機酸または有
機酸、たとえば塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硫酸、
酢酸、蓚酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、フマール酸
、マレイン酸などと酸付加塩を形成することができる。
また、塩を対応する塩基形に変えるには、適当なアルカ
リによる通常の処理を行えばよい。
本発明化合物の製造方法の反応経路は次の通りである。
製造法a) (II)        (I[) 〔式中、ASB、X、R’およびR2は前述と同し意味
を示す。〕 即ち、本発明化合物(1)は一般式(11)の化合物と
一般式(II+)のアミン誘導体とを、不活性有機溶媒
下、反応させることにより得られる。
好ましい溶媒としてはピリジン、n−ブチルアルコール
、ベンゼン、トルエン、キシレン等が挙げられ、これら
の溶媒下、還流温度で反応させることが望ま・しい。
製造法b) ↓↑ υ ↓ ↑ 〔式中、A、BおよびXは前述と同じ意味を示し、R3
は低級アルカノイル基を表わす。〕R3において低級ア
ルカノイル基は、R1,R1におけるアルカノイル基と
同様のものである。
−ta式(1−1)で表わされる本発明化合物(1−1
)を酸あるいは塩基の存在下、適当な溶媒中で反応させ
ることにより、−a式(I−2)で表わされる本発明化
合物(1−2)を製造することができる。Mとしては、
塩酸、臭化水素酸等の無機酸、あるいは蟻酸、酢酸等の
有機酸、また塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ水酸化物、あるいは炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等が例示さ
れる。溶媒としては、水あるいはメタノール、エタノー
ル等のアルコールが例示される。反応は室温ないしは加
熱下行うことが好ましい。
本発明化合物(+−2)は、酸化剤の存在下、適当な溶
媒中で酸反応を行うことにより一般式(1−3)で表わ
される本発明化合物(1−3)に導くことができる。好
ましい溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭化水素
、クロロホルム、二塩化メチレン、クロルベンゼン等の
ハロゲン化炭化水素、酢酸、ピリジン、アセトン、ジメ
チルホルムアミド、あるいは水等が挙げられ、これらを
混合して用いてもよい。これらの溶媒中、二酸化マンガ
ン、クロム酸、過マンガン酸カリウム等の酸化剤の存在
下、冷却下ないしは加熱下で反応させることが望ましい
また、本発明化合物(1−3)を水素添加反応に付すこ
とにより本発明化合物(1−2)を製造することができ
る。
本反応は通常行われる水素添加反応により実施されるが
、たとえば、触媒の存在下で水素添加を行う接触還元法
が特に有効である。
接触還元反応は、たとえば白金、パラジウム、ロジウム
、ニッケル、コバルトなどの金属触媒あるいはこれらを
炭素等の担体に保持させた触媒等、−i的に用いられる
触媒の存在下で行うことができ、また、たとえばベンゼ
ン、トルエン、ヘキサン、メタノール、エタノール、エ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル
などの不活性溶媒中で実施するのが望ましい0本反応は
常温常圧条件下で進行するが、加温、加圧により反応を
促進することができ、場合によっては冷却下で行っても
よい。理論量の水素を吸収させることにより本反応は達
成される0反応終了後は、通常の有機化学的手法により
生成物を単離、精製することができる。
また、本発明化合物(+−2)をアシル化反応すること
により本発明化合物(1−1)を製造することができる
。アシル化剤としては、無水酢酸、無水プロピオン酸等
の酸無水物、アセチルクロライド、プロピオニルクロラ
イド等の酸ハライドが特に有効である。また溶媒として
は、エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒
、ジクロルメタン、ジクロルエタン等のハロゲン系溶媒
、ベンゼン、トルエン等の炭化水素系溶媒が好ましい。
また、必要に応じて、トリエチルアミン、ピリジン等の
酸結合剤を添加してもよく、反応は水冷ないし加温下で
行うことが望ましい。
前記の原料化合物(U)および([11)はそれ自身公
知化合物であるか、もしくは公知の合成法により合成で
きる化合物である。以下に各原料化合物について、その
合成法を記載した文献および合成法について説明する。
i)原料化合物(II)の製造 以下の文献に記載の方法により、あるいはこれに準する
方法により合成することができる。
ジャスクス・リービソクス・アナーレン・デア・ヘミ(
Justus Liebigs Annalen de
r chemie)、月1.ii)原料化合物(III
)の製造 〔余 白〕 S       −m−S           −m
−II (IV)         (V) (■)      (■)       (■)(IX
)           (X)(XI)      
         (III−1)〔式中、Bは先と同
じ意味を表わし、Yは塩素原子、臭素原子、沃素原子等
のハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ5、p−)ル
エンスルホニルオキシ基等のアルキルまたはアリールス
ルホニルオキシ基のような脱離基を表わす。〕 即ち、化合物(■)は化合物(TV)より、Chem。
Ber、 、 99.2566〜71 (1966)に
記載の方法に従って化合物(V)および(Vl)を経由
して化合物(■)とした後、特開昭58−110576
号公報に記載の方法に従って誘導される。
化合物(Ill)は、特開昭60−87262号公報記
載の方法に準じて、フタルイミド(IX)より化合物(
X)を経て化合物(XI)とした後、−Fn的な反応条
件、例えば特開昭59−216858号公報記載の方法
に準じて誘導される。なお、化合物(In−1)以外の
化合物(III)も上記の方法に準じて製造される。
〔作用・効果〕
本発明化合物(1)は、優れた抗精神病作用を示し、更
に、従来市販されているブチロフェノン系抗精神病薬、
フェノチアジン系抗精神病薬に一般的にみられる錐体外
路系副作用(カタレプシー等)等の中枢性副作用、血圧
降下等の末梢性副作用が軽減されたことが明らかとなっ
た。以下に薬理試験を詳説する。
く実験方法〉 (1)抗精神病作用 臨床における抗精神病作用の代表的インビトロ(in 
vHro) 試験法であるドーパミンD z 受容体バ
インディングアッセイ(binding assay)
を用いた。
牛脳線条体膜両分のD2受容体に対する化合物の親和性
を以下の方法で検討した。(T、 Kuno、 K。
5aijob and↑、 Tanaka+ J、 N
eurochem、 4L 841(1983)参照〕 1、膜画分の11製□新鮮な牛脳線条体を20倍容量の
Tris−IIC1緩衝液(pl+7.4.0.05M
)中でホモジナイズし、50,0OOX g、10分間
の遠心分離により得られた膜画分を同容量の緩衝液で2
回洗浄し、膜画分標品を得た。
2、ディスプレイスメントアソセイ(displace
mentassay□上記の膜画分(1■蛋白を含む)
を〔3H〕スピペロン(19Ci/m+wol)  1
 n M、 120mM  NaCl、25mM Tr
is−H(1(pH7,4)、および被検化合物1O−
9〜10−’Mを含む緩ai液中で37℃、30分間イ
ンキュベートし、反応後膜両分をワットマン(What
man) CF / Bグラスフィルターで集めて、膜
結合〔3H〕スピペロン量を液体シンチレーションカウ
ンターにより測定した。
各被検化合物濃度における(3I+)スピペロンのD2
受容体に対する特異的結合量を次式より求め、ヒルプロ
ット(Ilill plot’)からIC50値及びK
i値を求めた。
特異的結合量=総語合量−非特異的結合量0(10−’
M  5piperone共存下での結合量)C50 C50Ki(n□ 1+17K。
〈実験結果〉 ドーパミンD、受容体パインディングアッセイ(bin
ding assay)の結果は表1に示した。
表1 表1に示した結果から明らかなように、本発明化合物は
、ドーパミンD2受容体に対して高い親和性を有してい
る。換言すると、従来の抗精神病薬と同等、もしくはそ
れ以上の抗精神病作用を有していることが明らかである
。また、本発明者らの研究により、従来の抗精神病薬が
一般的に有する錐体外路系の副作用、たとえばカタレプ
シー惹起作用が非常に弱いことから本発明化合物は、抗
精神病薬としての選択性が高(、安全域の広い薬物と言
え、一般の精神病患者のみならず、ともすれば1131
1作用の発現しやすい老人の精神疾患患者にも適用でき
るものと考えられる。さらに、本発明化合物中には、抗
精神病作用のみならず、抗不安作用を有する化合物もあ
り、それらの疾患への適用も考えられる。
本発明化合物(りおよびその酸付加塩は、これを抗精神
病薬として用いるにあたり経口的または非経口的に投与
することができる。すなわち通常用いられる投与形態、
たとえば錠剤、カプセル剤、シロップ剤、懸/!!5液
等の型で経口的に投与することができ、あるいはそのン
容;夜、乳?ill、 Q、濁:夜等の液剤の型にした
ものを注射の型で非経口投与することができる。坐剤の
型で直腸投与することもできる。
また、前記の適当な投与剤型は許容される通常の担体、
賦型剤、結合剤、安定剤などに本発明化合物(1)また
はその酸付加塩を配合することにより製造することがで
きる。また注射剤型で用いる場合には許容される緩衝剤
、溶解補助剤、等銀剤等を添加することもできる。
投与量、投与回数は症状、年令、体重、投与形態等によ
って異なるが、通常は成人に対し10あたり約0.5〜
1000+ag、好ましくは3〜500■を1回または
数回に分けて投与することができる。
〔参考例・実施例〕
以下に参考例および実施例により本発明を説明するが、
本発明はもとより、これに限定されるものではない。
(イ)化合物(n)の合成: 参考例1 エキソ−5−ヒドロキシビシクロ(2,2,1)へブタ
ン−エキソ−2,3−ジカルボン酸の合成無水ビシクロ
(2,2,1)へブタ−5−エン−エキソ−2,3−ジ
カルボン酸3gを50%硫酸水溶液30mZに懸濁させ
、80℃で3時間攪拌した。
水300+a#で希釈後30分間還流した。少過剰の塩
化バリウム水溶液(塩化バリウム2水和物50gの水2
00m7j9液)を加え、析出品をt)ツ去し、濾;夜
を減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル300 m/で2回
熱抽出を行い、さらにアセトン300m7で2回熱抽出
を行った。酢酸エチルとアセトン溶液を併せ、減圧下ン
Pa縮を行い、残った結晶をアセトニトリルで洗浄濾取
を行い、収攬1.09g、収率29.8%の標記化合物
を得た。(融点196〜198℃) 参考例2 無水エキソ−5−アセトキシビシクロ(2,2,1)へ
ブタン−エキソ−2,3−ジカルボン酸の合成エキソ−
5−ヒドロキシビシクロ(2,2,1)へブタン−エキ
ソ−2,3−ジカルボン酸3gとアセチルクロライド3
0I117の混合物を2時間還流し、減圧下アセチルク
ロライドを留去した。残渣にベンゼンを加え2回留去を
行い、油状物として表記化合物を得た。
(ロ)化合物(I[I)の合成: 参考例3 (rV)、      (V) ■     ■ (■)       (■)     (■)3−(l
−ピペラジニル)−1,2−ベンズイソチアゾール(■
)の合成 ■ 2.2′−ジチオ安息香M(rV)(23g)中へ
、チオニルクロリド(100aZ)を加え、3.5時間
加熱還流したところ、結晶が溶解し、その後、さらに3
0分加熱還流した。冷却後、過剰のチオニルクロリドを
留去したところ、酸クロリド体(25,8g)が残留し
た。
30%メチルアミンのエタノール溶液(15,5g)、
トリエチルアミン(15,2g)およびエタノール(8
0aZ)中へ水冷攪拌下、上記酸クロリド(25,8g
)の乾燥テトラヒドロフラン溶液(160++u)を滴
下した後、25〜30℃で30分間攪拌を続けた。そこ
へ水(150fflZ)を加えて、30分間攪拌後、析
出した結晶を濾取することにより、アミド体(V)(1
8,9g、融点217〜219℃)を得た。
■ 上記アミド体(V)(10g)の乾燥ベンゼン溶液
(60s7)中へ、五塩化リン(18,8g)を加え、
2時間攪拌下、加熱還流を行った。冷却後、析出した結
晶を濾取することにより、粗製四級塩(Vl)(20g
)を得た。
■ 上記粗製四級塩(Vl)(20g)中へ、〇−ジク
ロロベンゼン(40aZ)を加えた後、30分間加熱還
流を行った。冷却後、不溶物を濾別し濾液を減圧1溜に
付することにより、ベンズイソチアゾール体(■)  
(5,4g、 b、p、 125〜b14 mmmm1
lを油状物として得た。
■ 上記クロロベンズイソチアゾール(■)(4゜8g
)中へ、無水ピペラジン<36.6g)を加えた後、1
20℃にて、12時間攪拌を続けた。その後、過剰のピ
ペラジンを留去し、残留物中に希カセイソーダ水を加え
、ジクロロメタン抽出を行った。抽出液を飽和食塩水洗
浄、乾燥、減圧濃縮後、残渣をクロマト!#製すること
により、標記化合物(■)(3,5g、融点87〜91
’C)を得た。
参考例4 ■ N−(4−(4−(1,2−ベンズイソチアゾール
−3−イル)l−ピペラジニル)ブチル〕フタルイミド
の合成 3−1−ピペラジニル)−1,2−ベンズイソチアゾー
ルl g (4,6mmol>炭酸カルラム0.76g
 (5,5mmo+) 、ヨウ化カリウム0.09 g
 (0,55n+mol) 、N  (4−ブロムブチ
ル)フタルイミド1、56 g (5,5+++mol
)および乾燥ジメチルホルムアミド10atZの混合液
を浴温90−100℃にて3時間攪拌した0次いで、不
溶物を濾去減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルの
カラムクロマトグラフィーで精製して標記化合物を得た
。(融点142〜145℃) ■ 1−(4−アミノブチル)−4−(1,2−ベンズ
イソチアゾール−3−イル−ピペラジンの合成 N−(4−+4− (1,2−ヘンズイソチアゾ−ルー
3−イル)l−ピペラジニル)ブチル〕フタルイミド1
 g (2,38mmol) 、ヒドラジンヒトラード
0.2 g (3,57mmol)およびメチルアルコ
ール10mZの混合液を2.5時間還流し、反応液を冷
却後、10%塩酸水20@lを加え撹拌を行った。
析出晶を濾去し、濾液に10%苛性ソーダ水を加え中和
後、クロロホルム析出を行った。有機層を飽和食塩水で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥を行った。減圧上溶媒
を留去し、さらにシリカゲルのクロマトグラフィーで精
製を行い、標記化合物を油状物として得た。
I Ry 4A”、” (cm−’) 3360.32
80.3070.1590.1560.1490 実施例1 化合物番号I N−(4−(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3
−イル)−1−ピペラジニル)ブチル〕エキソー5−ア
セトキシビシクロ(2,2,1)へブタン−2,3−ジ
−エキソ−カルボキシイミドの合成 無水エキソ−5−アセトキシビシクロ(2,2,1)へ
ブタン−エキソ−2,3−ジカルボン酸2.2gをピリ
ジン20I117に熔かし、1−(4−アミノブチル)
−4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピ
ペラジン4gを加え、3時間還流下撹拌を行った。ピリ
ジンを減圧上留去し、クロロホルムで抽出後、水洗し乾
燥を行った。減圧上溶媒を留去し、残渣を中圧カラム(
シリカゲル350g使用)で精製し、油状物の標記化合
物5gを得た。〔融点129〜132℃(蓚酸塩)〕実
施例2 化合物番号2 N−(4−+4− (1,2−ベンズイソチアゾール−
3−イル)−1−ピペラジニル)フチル〕エキソー5−
ヒドロキシビシクロ(2,2,1)へブタン−2,3−
ジ−エキソ−カルボキシイミドの合成 N−(4−(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3
−イル)−1−ピペラジニル)ブチル〕エキソー5−ア
セトキシビシクロ(2,2,1)へブタン−2,3−ジ
−エキソ−カルボキシイミド1gを50%エチルアルコ
ール20m7に溶かし、炭酸カリウム1gを加え、3時
間攪拌下、還流を行った。反応液をクロロホルムで抽出
し、水洗後乾燥を行った。減圧上溶媒を留去し、アセト
ン−エーテルで再結晶を行い、収量450■、収率49
.2%の標記化合物を得た。(融点150〜151℃)
実施例3 化合物番号3 N−(4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジ
ニル)ブチル〕−5〜オキソビシクロ〔2,2,1)へ
ブタン−2,3−ジ−エキソ−カルボキシイミドの合成 N−(4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジ
ニル)ブチル〕エキソー5−ヒドロキシビシクロC2,
2,1’)へブタン−2,3−ジ−エキソ−カルボキシ
イミド150+wをアセトン5−に溶かし、氷冷下ジせ
−ンズ試薬約Q、 5 mlを加え、30分間攪拌を行
った。アンモニア水で中和後、クロロホルム抽出、水洗
後乾燥を行った。減圧下溶媒を留去し、残渣をプレパラ
ティブTLCにて分離、エチルアルコールで再結後、収
量32■、収率21.5%の標記化合物を得た。(融点
114〜115℃) 化合物番号4 N−(4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジ
ニル)ブチル〕エンドー5−ヒドロキシビシクロ(2,
2,1)、ヘプタン−2,3−ジ−エキソ−カルボキシ
イミドの合成 N−(4−(4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジ
ニル)ブチル〕−5−オキソビシクロ〔2,2,1)へ
ブタン−2,3−ジ−エキソ−カルボキシイミド500
■、酸化白金水和物150■及びメチルアルコール50
m7の混合液を常温常圧で水素添加を行った。不溶物を
濾去し、濾液を減圧上留去し、中圧カラムで精製を行っ
た。アセトンで再結晶を行い標記化合物を得た。(融点
158〜160℃) 実施例1〜4の方法に準じて以下の化合物を得た。
化合物番号5 N−(4−+4− (2−ピリミジニル)−1−ピペラ
ジニル)ブチル〕エキソー5−アセトキシビシクロ(2
,2,l )へブタン−2,3−ジ−エキソ−カルボキ
シイミド (融点138〜139℃) 化合物番号6 N−(4−(4−(2−ピリミジニル)−1=ピペラジ
ニル)ブチル〕エンドー5−ヒドロキシビシクロ(2,
2,1)へブタン−2,3−ジ−エキソ−カルボキシイ
ミド (融点142〜142.5℃) 実施例1〜4の方法に準じて合成した化合物について表
2に立体的にとりまとめた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Aはフェニル基、ピリジル基またはピリミジル
    基を表わし、これらのAで表わされる基はハロゲン原子
    、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シアノ基または
    アミノ基で置換されていてもよい。または、Aはベンズ
    イソチアゾリル基を表わす。Bはアルキレン基を表わす
    。Xは、−(CH_2)−_m基または2個の水素原子
    を表わす。R^1およびR^2はいずれか一方が水素原
    子であり、他方はヒドロキシ基またはアルカノイルオキ
    シ基であるか、またはR^1およびR^2が一緒になっ
    てオキソ基を表わす。mは1または2を表わす。〕で表
    わされるコハク酸イミド誘導体、またはその酸付加塩。
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