JPH08290758A - 洗車設備 - Google Patents
洗車設備Info
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- JPH08290758A JPH08290758A JP9732995A JP9732995A JPH08290758A JP H08290758 A JPH08290758 A JP H08290758A JP 9732995 A JP9732995 A JP 9732995A JP 9732995 A JP9732995 A JP 9732995A JP H08290758 A JPH08290758 A JP H08290758A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被洗浄車両の乗込部ローラコンベヤへの乗込
姿勢を左右方向で修正する。 【構成】 被洗浄車両３を洗車機本体の前方から後方へ
搬送するローラコンベヤの前方に、乗込部ローラコンベ
ヤ14ａが設けられ、この乗込部ローラコンベヤ14ａに姿
勢修正装置が備えられ、この姿勢修正装置は、乗込部ロ
ーラコンベヤ14ａの右側部に前後方向に形成されかつ被
洗浄車両３の右側の前後車輪43ａ，44ａの外側面が当接
可能な車輪ガイド面24と、乗込部ローラコンベヤ14ａの
各ローラ17間に昇降自在に設けられかつ車輪43ａ，44ａ
を支持して車輪ガイド面24側に移動させる複数のベルト
コンベヤ26とから構成されている。
姿勢を左右方向で修正する。 【構成】 被洗浄車両３を洗車機本体の前方から後方へ
搬送するローラコンベヤの前方に、乗込部ローラコンベ
ヤ14ａが設けられ、この乗込部ローラコンベヤ14ａに姿
勢修正装置が備えられ、この姿勢修正装置は、乗込部ロ
ーラコンベヤ14ａの右側部に前後方向に形成されかつ被
洗浄車両３の右側の前後車輪43ａ，44ａの外側面が当接
可能な車輪ガイド面24と、乗込部ローラコンベヤ14ａの
各ローラ17間に昇降自在に設けられかつ車輪43ａ，44ａ
を支持して車輪ガイド面24側に移動させる複数のベルト
コンベヤ26とから構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄車両を搬送装置
で搬送しながら洗車する洗車設備に関する。
で搬送しながら洗車する洗車設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の洗車設備としては例えば
特開平７−３２９８２号公報に示されたものが挙げられ
る。すなわち、床面に、据置型洗車機本体と、被洗浄車
両を前方から洗車機本体内を経て後方へ搬送する左右一
対の並列したローラコンベヤとが設けられている。ま
た、両ローラコンベヤの始端側には、被洗浄車両を円滑
に乗り込ませるための前部スロープがそれぞれ設置され
ている。これら前部スロープは、平面視で前部が広がる
扇型に形成されている。
特開平７−３２９８２号公報に示されたものが挙げられ
る。すなわち、床面に、据置型洗車機本体と、被洗浄車
両を前方から洗車機本体内を経て後方へ搬送する左右一
対の並列したローラコンベヤとが設けられている。ま
た、両ローラコンベヤの始端側には、被洗浄車両を円滑
に乗り込ませるための前部スロープがそれぞれ設置され
ている。これら前部スロープは、平面視で前部が広がる
扇型に形成されている。
【０００３】これによると、先ず、被洗浄車両を両ロー
ラコンベヤの始端部に乗り込ませるのであるが、この
際、被洗浄車両の車輪の位置が左右にずれていた場合、
車輪は前部スロープに案内されて確実に両ローラコンベ
ヤ上に導かれる。
ラコンベヤの始端部に乗り込ませるのであるが、この
際、被洗浄車両の車輪の位置が左右にずれていた場合、
車輪は前部スロープに案内されて確実に両ローラコンベ
ヤ上に導かれる。
【０００４】その後、被洗浄車両を停止させ、両ローラ
コンベヤを駆動させる。これにより、被洗浄車両は両ロ
ーラコンベヤ上を搬送されながら洗車機本体内で洗車さ
れた。
コンベヤを駆動させる。これにより、被洗浄車両は両ロ
ーラコンベヤ上を搬送されながら洗車機本体内で洗車さ
れた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、被洗浄車両を両ローラコンベヤの始端部
に乗り込ませた際、被洗浄車両の前輪と後輪が互いに左
右にずれた状態で乗り込んでしまうことによって被洗浄
車両の乗込姿勢が左右方向にずれることがあり、以降の
洗車に支障を来す恐れがあった。
従来形式では、被洗浄車両を両ローラコンベヤの始端部
に乗り込ませた際、被洗浄車両の前輪と後輪が互いに左
右にずれた状態で乗り込んでしまうことによって被洗浄
車両の乗込姿勢が左右方向にずれることがあり、以降の
洗車に支障を来す恐れがあった。
【０００６】本発明は上記問題を解決するもので、被洗
浄車両の乗込姿勢を左右方向で修正し得る洗車設備を提
供することを目的とするものである。
浄車両の乗込姿勢を左右方向で修正し得る洗車設備を提
供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第１発明における洗車設備は、床面に、据置型洗車
機本体と、被洗浄車両を前方から洗車機本体内を経て後
方へ搬送する搬送装置とが設けられ、この搬送装置の前
方に、上記搬送装置に連続しかつ乗り込んだ被洗浄車両
を前方から後方へ搬送する乗込部搬送装置が設けられ、
この乗込部搬送装置に、被洗浄車両の乗込姿勢を左右方
向で修正する姿勢修正装置が備えられたものである。
に本第１発明における洗車設備は、床面に、据置型洗車
機本体と、被洗浄車両を前方から洗車機本体内を経て後
方へ搬送する搬送装置とが設けられ、この搬送装置の前
方に、上記搬送装置に連続しかつ乗り込んだ被洗浄車両
を前方から後方へ搬送する乗込部搬送装置が設けられ、
この乗込部搬送装置に、被洗浄車両の乗込姿勢を左右方
向で修正する姿勢修正装置が備えられたものである。
【０００８】また、本第２発明における洗車設備は、乗
込部搬送装置を乗込部ローラコンベヤとし、姿勢修正装
置を、上記乗込部ローラコンベヤの左右一側部に前後方
向に形成されかつ被洗浄車両の一側方の車輪の側面が当
接可能な車輪ガイド面と、乗込部ローラコンベヤの各ロ
ーラ間に昇降自在に設けられかつ被洗浄車両の車輪を支
持して上記車輪ガイド面側に移動させる移動装置とによ
り構成したものである。
込部搬送装置を乗込部ローラコンベヤとし、姿勢修正装
置を、上記乗込部ローラコンベヤの左右一側部に前後方
向に形成されかつ被洗浄車両の一側方の車輪の側面が当
接可能な車輪ガイド面と、乗込部ローラコンベヤの各ロ
ーラ間に昇降自在に設けられかつ被洗浄車両の車輪を支
持して上記車輪ガイド面側に移動させる移動装置とによ
り構成したものである。
【０００９】さらに、本第３発明における洗車設備は、
搬送装置を、被洗浄車両の一側方の車輪を支持搬送する
一方のローラコンベヤと、他側方の車輪を支持搬送する
他方のローラコンベヤとで構成し、上記一方のローラコ
ンベヤに連続しかつ被洗浄車両の一側方の車輪を支持搬
送する一方の乗込部ローラコンベヤと、上記他方のロー
ラコンベヤに連続しかつ被洗浄車両の他側方の車輪を支
持搬送する他方の乗込部ローラコンベヤとを設け、車輪
ガイド面を一方の乗込部ローラコンベヤの左右一側部に
形成し、移動装置をベルトコンベヤと昇降装置とで構成
したものである。
搬送装置を、被洗浄車両の一側方の車輪を支持搬送する
一方のローラコンベヤと、他側方の車輪を支持搬送する
他方のローラコンベヤとで構成し、上記一方のローラコ
ンベヤに連続しかつ被洗浄車両の一側方の車輪を支持搬
送する一方の乗込部ローラコンベヤと、上記他方のロー
ラコンベヤに連続しかつ被洗浄車両の他側方の車輪を支
持搬送する他方の乗込部ローラコンベヤとを設け、車輪
ガイド面を一方の乗込部ローラコンベヤの左右一側部に
形成し、移動装置をベルトコンベヤと昇降装置とで構成
したものである。
【００１０】
【作用】上記本第１発明の構成によると、被洗浄車両を
乗込部搬送装置上に乗り込ませた後、被洗浄車両を停止
させる。そして、姿勢修正装置を用いて被洗浄車両の乗
込姿勢を左右方向で修正することができる。
乗込部搬送装置上に乗り込ませた後、被洗浄車両を停止
させる。そして、姿勢修正装置を用いて被洗浄車両の乗
込姿勢を左右方向で修正することができる。
【００１１】その後、乗込部搬送装置と搬送装置とが駆
動することにより、被洗浄車両は、正規の姿勢で乗込部
搬送装置から搬送装置へ搬送され、洗車機本体内で洗車
される。
動することにより、被洗浄車両は、正規の姿勢で乗込部
搬送装置から搬送装置へ搬送され、洗車機本体内で洗車
される。
【００１２】上記本第２発明の構成によると、被洗浄車
両を乗込部ローラコンベヤ上に乗り込ませた後、被洗浄
車両を停止させる。これにより、被洗浄車両の車輪は乗
込部ローラコンベヤのローラに支持される。
両を乗込部ローラコンベヤ上に乗り込ませた後、被洗浄
車両を停止させる。これにより、被洗浄車両の車輪は乗
込部ローラコンベヤのローラに支持される。
【００１３】その後、移動装置を上昇させることによ
り、被洗浄車両の車輪は移動装置により支持されて乗込
部ローラコンベヤのローラの上方へ持ち上げられる。そ
して、移動装置を駆動することにより、被洗浄車両の一
側方の前後車輪の側面が車輪ガイド面に当接し、これら
一側方の前後車輪が車輪ガイド面に沿って位置決めされ
る。したがって、被洗浄車両の前後車輪の左右方向のず
れを修正することができるため、被洗浄車両の乗込姿勢
は左右方向で修正されることになる。
り、被洗浄車両の車輪は移動装置により支持されて乗込
部ローラコンベヤのローラの上方へ持ち上げられる。そ
して、移動装置を駆動することにより、被洗浄車両の一
側方の前後車輪の側面が車輪ガイド面に当接し、これら
一側方の前後車輪が車輪ガイド面に沿って位置決めされ
る。したがって、被洗浄車両の前後車輪の左右方向のず
れを修正することができるため、被洗浄車両の乗込姿勢
は左右方向で修正されることになる。
【００１４】修正後、移動装置を下降させることによ
り、被洗浄車両の車輪は移動装置から乗込部ローラコン
ベヤのローラで支持され、移動装置はローラの下方へ退
避する。その後、乗込部ローラコンベヤを駆動すること
により、被洗浄車両は正規の姿勢で乗込部ローラコンベ
ヤから搬送装置へ搬送される。
り、被洗浄車両の車輪は移動装置から乗込部ローラコン
ベヤのローラで支持され、移動装置はローラの下方へ退
避する。その後、乗込部ローラコンベヤを駆動すること
により、被洗浄車両は正規の姿勢で乗込部ローラコンベ
ヤから搬送装置へ搬送される。
【００１５】上記本第３発明の構成によると、被洗浄車
両を両方の乗込部ローラコンベヤ上に乗り込ませた後、
被洗浄車両を停止させる。これにより、被洗浄車両の一
側方の車輪は一方の乗込部ローラコンベヤのローラに支
持され、他側方の車輪は他方の乗込部ローラコンベヤの
ローラに支持される。
両を両方の乗込部ローラコンベヤ上に乗り込ませた後、
被洗浄車両を停止させる。これにより、被洗浄車両の一
側方の車輪は一方の乗込部ローラコンベヤのローラに支
持され、他側方の車輪は他方の乗込部ローラコンベヤの
ローラに支持される。
【００１６】その後、昇降装置を作動させてベルトコン
ベヤを上昇させることにより、被洗浄車両の各車輪はベ
ルトコンベヤにより支持されて各乗込部ローラコンベヤ
のローラの上方へ持ち上げられる。そして、各ベルトコ
ンベヤを駆動することにより、被洗浄車両の各車輪が一
側方へ移動し、一側方の前後車輪の側面が車輪ガイド面
に当接し、これら一側方の前後車輪が車輪ガイド面に沿
って位置決めされる。したがって、被洗浄車両の前後車
輪の左右方向のずれを修正することができるため、被洗
浄車両の乗込姿勢は左右方向で修正されることになる。
ベヤを上昇させることにより、被洗浄車両の各車輪はベ
ルトコンベヤにより支持されて各乗込部ローラコンベヤ
のローラの上方へ持ち上げられる。そして、各ベルトコ
ンベヤを駆動することにより、被洗浄車両の各車輪が一
側方へ移動し、一側方の前後車輪の側面が車輪ガイド面
に当接し、これら一側方の前後車輪が車輪ガイド面に沿
って位置決めされる。したがって、被洗浄車両の前後車
輪の左右方向のずれを修正することができるため、被洗
浄車両の乗込姿勢は左右方向で修正されることになる。
【００１７】修正後、昇降装置を作動させて各ベルトコ
ンベヤを下降させることにより、被洗浄車両の一側方の
車輪はベルトコンベヤから一方の乗込部ローラコンベヤ
のローラで支持され、他側方の車輪はベルトコンベヤか
ら他方の乗込部ローラコンベヤのローラで支持され、各
ベルトコンベヤは各乗込部ローラコンベヤのローラの下
方へ退避する。その後、両方の乗込部ローラコンベヤを
駆動することにより、被洗浄車両は正規の姿勢で両方の
乗込部ローラコンベヤから両方のローラコンベヤへ搬送
される。
ンベヤを下降させることにより、被洗浄車両の一側方の
車輪はベルトコンベヤから一方の乗込部ローラコンベヤ
のローラで支持され、他側方の車輪はベルトコンベヤか
ら他方の乗込部ローラコンベヤのローラで支持され、各
ベルトコンベヤは各乗込部ローラコンベヤのローラの下
方へ退避する。その後、両方の乗込部ローラコンベヤを
駆動することにより、被洗浄車両は正規の姿勢で両方の
乗込部ローラコンベヤから両方のローラコンベヤへ搬送
される。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図７に基づ
いて説明する。図１に示すように、１は正面視門形状に
形成された据置型の洗車機本体であり、この洗車機本体
１は床面２に設置されている。洗車機本体１内には、被
洗浄車両３の上面を洗浄するトップブラシ５と、両側面
および前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ６と、
両側面下部および車輪の側面を洗浄する左右一対のロッ
カーブラシ７と、ワックス塗布用のトップブラシ８およ
びロッカーブラシ９と、乾燥用のトップノズル10および
サイドノズル11とが設けられている。
いて説明する。図１に示すように、１は正面視門形状に
形成された据置型の洗車機本体であり、この洗車機本体
１は床面２に設置されている。洗車機本体１内には、被
洗浄車両３の上面を洗浄するトップブラシ５と、両側面
および前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ６と、
両側面下部および車輪の側面を洗浄する左右一対のロッ
カーブラシ７と、ワックス塗布用のトップブラシ８およ
びロッカーブラシ９と、乾燥用のトップノズル10および
サイドノズル11とが設けられている。
【００１９】上記洗車機本体１の内部を貫通して、被洗
浄車両３を前方から洗車機本体１内に搬入するとともに
洗車機本体１内から後方へ搬出する左右一対のローラコ
ンベヤ12ａ，12ｂが床面２に並設されている。これらロ
ーラコンベヤ12ａ，12ｂは、チェン駆動式であり、搬送
装置の一例である。このうち、右側のローラコンベヤ12
ａは被洗浄車両３の右前輪43ａと右後輪44ａとを支持し
て前方から後方へ搬送するものであり、左側のローラコ
ンベヤ12ｂは左前輪43ｂと左後輪44ｂとを支持して前方
から後方へ搬送するものである。尚、右側のローラコン
ベヤ12ａの幅は狭く形成され、左側のローラコンベヤ12
ｂの幅は多様な車幅に対応できるように広く形成されて
いる。
浄車両３を前方から洗車機本体１内に搬入するとともに
洗車機本体１内から後方へ搬出する左右一対のローラコ
ンベヤ12ａ，12ｂが床面２に並設されている。これらロ
ーラコンベヤ12ａ，12ｂは、チェン駆動式であり、搬送
装置の一例である。このうち、右側のローラコンベヤ12
ａは被洗浄車両３の右前輪43ａと右後輪44ａとを支持し
て前方から後方へ搬送するものであり、左側のローラコ
ンベヤ12ｂは左前輪43ｂと左後輪44ｂとを支持して前方
から後方へ搬送するものである。尚、右側のローラコン
ベヤ12ａの幅は狭く形成され、左側のローラコンベヤ12
ｂの幅は多様な車幅に対応できるように広く形成されて
いる。
【００２０】上記右側のローラコンベヤ12ａの前方に
は、このローラコンベヤ12ａに連続しかつ乗り込んだ被
洗浄車両３の右前輪43ａと右後輪44ａとを支持して前方
から後方へ搬送する右側の乗込部ローラコンベヤ14ａが
設けられている。また、左側のローラコンベヤ12ｂの前
方には、このローラコンベヤ12ｂに連続しかつ乗り込ん
だ被洗浄車両３の左前輪43ｂと左後輪44ｂとを支持して
前方から後方へ搬送する左側の乗込部ローラコンベヤ14
ｂが設けられている。これら乗込部ローラコンベヤ14
ａ，14ｂは乗込部搬送装置の一例であり、両乗込部ロー
ラコンベヤ14ａ，14ｂの幅は上記左側のローラコンベヤ
12ｂの幅と同一である。
は、このローラコンベヤ12ａに連続しかつ乗り込んだ被
洗浄車両３の右前輪43ａと右後輪44ａとを支持して前方
から後方へ搬送する右側の乗込部ローラコンベヤ14ａが
設けられている。また、左側のローラコンベヤ12ｂの前
方には、このローラコンベヤ12ｂに連続しかつ乗り込ん
だ被洗浄車両３の左前輪43ｂと左後輪44ｂとを支持して
前方から後方へ搬送する左側の乗込部ローラコンベヤ14
ｂが設けられている。これら乗込部ローラコンベヤ14
ａ，14ｂは乗込部搬送装置の一例であり、両乗込部ロー
ラコンベヤ14ａ，14ｂの幅は上記左側のローラコンベヤ
12ｂの幅と同一である。
【００２１】図２，図３に示すように、上記両乗込部ロ
ーラコンベヤ14ａ，14ｂはそれぞれ、左右一対のサイド
フレーム16と、両サイドフレーム16間に回転自在に設け
られた複数のローラ17とにより構成されており、各ロー
ラ17は、チェン18により連動連結され、駆動用モータ19
によりそれぞれ回転駆動される。上記両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂのサイドフレーム16の上部には、被洗
浄車両３の各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂをガイドする
ガイドレール20が全長にわたり設けられている。
ーラコンベヤ14ａ，14ｂはそれぞれ、左右一対のサイド
フレーム16と、両サイドフレーム16間に回転自在に設け
られた複数のローラ17とにより構成されており、各ロー
ラ17は、チェン18により連動連結され、駆動用モータ19
によりそれぞれ回転駆動される。上記両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂのサイドフレーム16の上部には、被洗
浄車両３の各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂをガイドする
ガイドレール20が全長にわたり設けられている。
【００２２】上記両乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂに
は被洗浄車両３の乗込姿勢を左右方向で修正する姿勢修
正装置23が備えられている。この姿勢修正装置23は、右
側の乗込部ローラコンベヤ14ａの外側のガイドレール20
の内側面に全長にわたり形成されかつ被洗浄車両３の右
側の前後車輪43ａ，44ａの外側面が当接可能な車輪ガイ
ド面24と、両乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂの各ロー
ラ17間に昇降自在に設けられかつ被洗浄車両３の各車輪
43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂを支持して上記車輪ガイド面24
側（右側）に移動させる移動装置25とから構成されてい
る。
は被洗浄車両３の乗込姿勢を左右方向で修正する姿勢修
正装置23が備えられている。この姿勢修正装置23は、右
側の乗込部ローラコンベヤ14ａの外側のガイドレール20
の内側面に全長にわたり形成されかつ被洗浄車両３の右
側の前後車輪43ａ，44ａの外側面が当接可能な車輪ガイ
ド面24と、両乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂの各ロー
ラ17間に昇降自在に設けられかつ被洗浄車両３の各車輪
43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂを支持して上記車輪ガイド面24
側（右側）に移動させる移動装置25とから構成されてい
る。
【００２３】上記移動装置25は、複数のベルトコンベヤ
26と、これらベルトコンベヤ26を昇降させる昇降装置27
とで構成されている。上記各ベルトコンベヤ26は、前後
一対のフレーム板28と、これら一対のフレーム板28の間
に遊転自在に設けられた左右一対の端部ローラ29と、こ
れら両端部ローラ29間に遊転自在に設けられた中間部ロ
ーラ30と、両端部ローラ29間の下方に設けられた駆動ロ
ーラ31と、ガイドローラ32と、これら各ローラ29，30，
31，32に巻回されたベルト33とにより構成されている。
上記フレーム板28は、各ローラ17の下方に位置しかつ各
乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂの全長にわたって延び
るベース板35に立設されている。上記ベース板35には、
各ベルトコンベヤ26ごとにモータ36が設けられ、それぞ
れのモータ36で各駆動ローラ31を回転駆動させている。
また、各モータ36と各駆動ローラ31との間にはクラッチ
37が設けられ、モータ36の負荷が増大して所定値に達す
ると、上記クラッチ37が切れてモータ36が空回りする。
26と、これらベルトコンベヤ26を昇降させる昇降装置27
とで構成されている。上記各ベルトコンベヤ26は、前後
一対のフレーム板28と、これら一対のフレーム板28の間
に遊転自在に設けられた左右一対の端部ローラ29と、こ
れら両端部ローラ29間に遊転自在に設けられた中間部ロ
ーラ30と、両端部ローラ29間の下方に設けられた駆動ロ
ーラ31と、ガイドローラ32と、これら各ローラ29，30，
31，32に巻回されたベルト33とにより構成されている。
上記フレーム板28は、各ローラ17の下方に位置しかつ各
乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂの全長にわたって延び
るベース板35に立設されている。上記ベース板35には、
各ベルトコンベヤ26ごとにモータ36が設けられ、それぞ
れのモータ36で各駆動ローラ31を回転駆動させている。
また、各モータ36と各駆動ローラ31との間にはクラッチ
37が設けられ、モータ36の負荷が増大して所定値に達す
ると、上記クラッチ37が切れてモータ36が空回りする。
【００２４】上記ベース板35は、前後両端部にそれぞれ
左右一対設けられたシリンダ38により昇降自在に支持さ
れている。これらベース板35とシリンダ38とにより上記
昇降装置27が構成されている。
左右一対設けられたシリンダ38により昇降自在に支持さ
れている。これらベース板35とシリンダ38とにより上記
昇降装置27が構成されている。
【００２５】図４に示すように、上記両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂの前方には、被洗浄車両３を円滑に乗
り込ませるための前部スロープ39がそれぞれ設置されて
いる。これら前部スロープ39は、平面視で前部が広がる
扇型に形成されている。また、上記両乗込部ローラコン
ベヤ14ａ，14ｂの後端には、ローラ17の上方と下方との
間を出退自在なストッパ40が設けられている。これらス
トッパ40は、ローラ17よりも上方に突出して、被洗浄車
両３の終端側への行き過ぎを防止するものである。
ンベヤ14ａ，14ｂの前方には、被洗浄車両３を円滑に乗
り込ませるための前部スロープ39がそれぞれ設置されて
いる。これら前部スロープ39は、平面視で前部が広がる
扇型に形成されている。また、上記両乗込部ローラコン
ベヤ14ａ，14ｂの後端には、ローラ17の上方と下方との
間を出退自在なストッパ40が設けられている。これらス
トッパ40は、ローラ17よりも上方に突出して、被洗浄車
両３の終端側への行き過ぎを防止するものである。
【００２６】以下、上記構成における作用を説明する。
被洗浄車両３を両前部スロープ39から両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂ上に乗り込ませた後、被洗浄車両３を
停止させる。これにより、図２に示すように、被洗浄車
両３の右側の前後車輪43ａ，44ａは右側の乗込部ローラ
コンベヤ14ａのローラ17に支持され、左側の前後車輪43
ｂ，44ｂは左側の乗込部ローラコンベヤ14ｂのローラ17
に支持される。この際、ストッパ40が両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂのローラ17よりも上方に突出するた
め、被洗浄車両３が誤って終端側へ行き過ぎるのを防止
できる。さらに、この際、例えば図４に示すように、被
洗浄車両３の前部が左へずれているとする。
被洗浄車両３を両前部スロープ39から両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂ上に乗り込ませた後、被洗浄車両３を
停止させる。これにより、図２に示すように、被洗浄車
両３の右側の前後車輪43ａ，44ａは右側の乗込部ローラ
コンベヤ14ａのローラ17に支持され、左側の前後車輪43
ｂ，44ｂは左側の乗込部ローラコンベヤ14ｂのローラ17
に支持される。この際、ストッパ40が両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂのローラ17よりも上方に突出するた
め、被洗浄車両３が誤って終端側へ行き過ぎるのを防止
できる。さらに、この際、例えば図４に示すように、被
洗浄車両３の前部が左へずれているとする。
【００２７】被洗浄車両３が両乗込部ローラコンベヤ14
ａ，14ｂ上に停止した後、ストッパ40が両乗込部ローラ
コンベヤ14ａ，14ｂのローラ17の下方へ退避し、その
後、図５に示すように、各シリンダ38のピストンロッド
41を伸長させることにより、ベルトコンベヤ26が上昇
し、各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂはそれぞれベルトコ
ンベヤ26により支持されてローラ17の上方へ持ち上げら
れる。そして、各モータ36を正回転駆動することによ
り、各ベルトコンベヤ26がそれぞれ駆動し、図５の仮想
線で示すように各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂを右側
（すなわち車輪ガイド面24のある側）へ移動させる。
ａ，14ｂ上に停止した後、ストッパ40が両乗込部ローラ
コンベヤ14ａ，14ｂのローラ17の下方へ退避し、その
後、図５に示すように、各シリンダ38のピストンロッド
41を伸長させることにより、ベルトコンベヤ26が上昇
し、各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂはそれぞれベルトコ
ンベヤ26により支持されてローラ17の上方へ持ち上げら
れる。そして、各モータ36を正回転駆動することによ
り、各ベルトコンベヤ26がそれぞれ駆動し、図５の仮想
線で示すように各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂを右側
（すなわち車輪ガイド面24のある側）へ移動させる。
【００２８】これにより、先ず、図６に示すように、右
後輪44ａの外側面が車輪ガイド面24に当接する。この右
後輪44ａはこれ以上右側に移動できないため、右後輪44
ａおよび左後輪44ｂを支持している各ベルトコンベヤ26
のモータ36の負荷が増えて所定値に達し、クラッチ37が
切れて各モータ36が空回りし、以て、右後輪44ａと左後
輪44ｂを支持している各ベルトコンベヤ26のみが停止す
る。これにより、右後輪44ａを支持するベルトコンベヤ
26のベルト33が右後輪44ａに対してスリップすることは
防止されるとともに、左後輪44ｂを支持するベルトコン
ベヤ26のベルト33が左後輪44ｂに対してスリップするこ
とも防止される。
後輪44ａの外側面が車輪ガイド面24に当接する。この右
後輪44ａはこれ以上右側に移動できないため、右後輪44
ａおよび左後輪44ｂを支持している各ベルトコンベヤ26
のモータ36の負荷が増えて所定値に達し、クラッチ37が
切れて各モータ36が空回りし、以て、右後輪44ａと左後
輪44ｂを支持している各ベルトコンベヤ26のみが停止す
る。これにより、右後輪44ａを支持するベルトコンベヤ
26のベルト33が右後輪44ａに対してスリップすることは
防止されるとともに、左後輪44ｂを支持するベルトコン
ベヤ26のベルト33が左後輪44ｂに対してスリップするこ
とも防止される。
【００２９】その後、図７に示すように、右前輪43ａの
外側面が車輪ガイド面24に当接し、同様に、クラッチ37
が切れて各モータ36が空回りすることにより、右前輪43
ａを支持するベルトコンベヤ26のベルト33が右前輪43ａ
に対してスリップすることは防止されるとともに、左前
輪43ｂを支持するベルトコンベヤ26のベルト33が左前輪
43ｂに対してスリップすることも防止される。
外側面が車輪ガイド面24に当接し、同様に、クラッチ37
が切れて各モータ36が空回りすることにより、右前輪43
ａを支持するベルトコンベヤ26のベルト33が右前輪43ａ
に対してスリップすることは防止されるとともに、左前
輪43ｂを支持するベルトコンベヤ26のベルト33が左前輪
43ｂに対してスリップすることも防止される。
【００３０】上記のように右側の前後車輪43ａ，44ａの
外側面が車輪ガイド面24に当接することにより、これら
右側の前後車輪43ａ，44ａが車輪ガイド面24に沿って位
置決めされる。したがって、各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，
44ｂの左右方向のずれを修正することができるため、被
洗浄車両３の乗込姿勢は左右方向で修正されることにな
る。
外側面が車輪ガイド面24に当接することにより、これら
右側の前後車輪43ａ，44ａが車輪ガイド面24に沿って位
置決めされる。したがって、各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，
44ｂの左右方向のずれを修正することができるため、被
洗浄車両３の乗込姿勢は左右方向で修正されることにな
る。
【００３１】修正後、クラッチ37を繋ぎ、各モータ36を
わずかに逆回転駆動することにより、被洗浄車両３をわ
ずかに左側に移動させ、右側の前後車輪43ａ，44ａと車
輪ガイド面24との間にわずかな隙間を形成する。
わずかに逆回転駆動することにより、被洗浄車両３をわ
ずかに左側に移動させ、右側の前後車輪43ａ，44ａと車
輪ガイド面24との間にわずかな隙間を形成する。
【００３２】そして、各シリンダ38のピストンロッド41
を短縮させることにより、ベルトコンベヤ26が下降し、
右側の前後車輪43ａ，44ａはベルトコンベヤ26から右側
の乗込部ローラコンベヤ14ａのローラ17で支持され、左
側の前後車輪43ｂ，44ｂはベルトコンベヤ26から左側の
乗込部ローラコンベヤ14ｂのローラ17で支持され、各ベ
ルトコンベヤ26は各乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂの
ローラ17の下方へ退避する。
を短縮させることにより、ベルトコンベヤ26が下降し、
右側の前後車輪43ａ，44ａはベルトコンベヤ26から右側
の乗込部ローラコンベヤ14ａのローラ17で支持され、左
側の前後車輪43ｂ，44ｂはベルトコンベヤ26から左側の
乗込部ローラコンベヤ14ｂのローラ17で支持され、各ベ
ルトコンベヤ26は各乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂの
ローラ17の下方へ退避する。
【００３３】その後、両乗込部ローラコンベヤ14ａ，14
ｂを駆動することにより、被洗浄車両３は正規の姿勢で
両乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂから両ローラコンベ
ヤ12ａ，12ｂへ搬送される。この際、右側の前後車輪43
ａ，44ａと車輪ガイド面24との間にはわずかな隙間が形
成されているため、上記右側の前後車輪43ａ，44ａが車
輪ガイド面24に摺接することはなく、したがって右側の
前後車輪43ａ，44ａおよび車輪ガイド面24が傷付くのを
防止できる。
ｂを駆動することにより、被洗浄車両３は正規の姿勢で
両乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂから両ローラコンベ
ヤ12ａ，12ｂへ搬送される。この際、右側の前後車輪43
ａ，44ａと車輪ガイド面24との間にはわずかな隙間が形
成されているため、上記右側の前後車輪43ａ，44ａが車
輪ガイド面24に摺接することはなく、したがって右側の
前後車輪43ａ，44ａおよび車輪ガイド面24が傷付くのを
防止できる。
【００３４】そして、被洗浄車両３は、両ローラコンベ
ヤ12ａ，12ｂにより搬送されながら、洗車機本体１の内
部で十分に洗車される。上記実施例では、被洗浄車両３
を両乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂ上に乗り込ませた
際、図６に示すように被洗浄車両３の前部が左へずれて
いる場合の姿勢の修正方法を説明したが、右へずれてい
る場合も同様である。
ヤ12ａ，12ｂにより搬送されながら、洗車機本体１の内
部で十分に洗車される。上記実施例では、被洗浄車両３
を両乗込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂ上に乗り込ませた
際、図６に示すように被洗浄車両３の前部が左へずれて
いる場合の姿勢の修正方法を説明したが、右へずれてい
る場合も同様である。
【００３５】上記実施例では、図１に示すように、両乗
込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂの前方に前部スロープ39
を設けたため、被洗浄車両３を円滑に両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂに乗り込ませることができる。
込部ローラコンベヤ14ａ，14ｂの前方に前部スロープ39
を設けたため、被洗浄車両３を円滑に両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂに乗り込ませることができる。
【００３６】上記実施例では、被洗浄車両３の右側の前
後車輪43ａ，44ａを支持搬送する右側の乗込部ローラコ
ンベヤ14ａと、左側の前後車輪43ｂ，44ｂを支持搬送す
る左側の乗込部ローラコンベヤ14ｂとを設けているが、
全車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂを支持搬送可能な一本の
幅広の乗込部ローラコンベヤを用いてもよい。
後車輪43ａ，44ａを支持搬送する右側の乗込部ローラコ
ンベヤ14ａと、左側の前後車輪43ｂ，44ｂを支持搬送す
る左側の乗込部ローラコンベヤ14ｂとを設けているが、
全車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂを支持搬送可能な一本の
幅広の乗込部ローラコンベヤを用いてもよい。
【００３７】上記実施例では移動装置25としてベルトコ
ンベヤ26を用いたが、チェンコンベヤを用いてもよい。
以下、本発明の他の実施例を図８〜図12に基づいて説明
する。
ンベヤ26を用いたが、チェンコンベヤを用いてもよい。
以下、本発明の他の実施例を図８〜図12に基づいて説明
する。
【００３８】すなわち、他の実施例は、図８〜図10に示
すように、右側の乗込部ローラコンベヤ14ａの前半分の
範囲Ａに設けられている複数のベルトコンベヤ26を１台
の前部モータ51で駆動させるとともに、右側の乗込部ロ
ーラコンベヤ14ａの後半分の範囲Ｂに設けられている複
数のベルトコンベヤ26を１台の後部モータ52で駆動さ
せ、同様に、左側の乗込部ローラコンベヤ14ｂの前半分
の範囲Ａに設けられている複数のベルトコンベヤ26を１
台の前部モータ51で駆動させるとともに、左側の乗込部
ローラコンベヤ14ｂの後半分の範囲Ｂに設けられている
複数のベルトコンベヤ26を１台の後部モータ52で駆動さ
せる構成となっている。
すように、右側の乗込部ローラコンベヤ14ａの前半分の
範囲Ａに設けられている複数のベルトコンベヤ26を１台
の前部モータ51で駆動させるとともに、右側の乗込部ロ
ーラコンベヤ14ａの後半分の範囲Ｂに設けられている複
数のベルトコンベヤ26を１台の後部モータ52で駆動さ
せ、同様に、左側の乗込部ローラコンベヤ14ｂの前半分
の範囲Ａに設けられている複数のベルトコンベヤ26を１
台の前部モータ51で駆動させるとともに、左側の乗込部
ローラコンベヤ14ｂの後半分の範囲Ｂに設けられている
複数のベルトコンベヤ26を１台の後部モータ52で駆動さ
せる構成となっている。
【００３９】すなわち、各乗込部ローラコンベヤ14ａ，
14ｂの前半分の範囲Ａに設けられている複数のベルトコ
ンベヤ26の駆動ローラ31は前後方向に挿通された前部駆
動軸53を介してそれぞれ連動連結されており、この前部
駆動軸53の前端に上記両前部モータ51が連結されてい
る。
14ｂの前半分の範囲Ａに設けられている複数のベルトコ
ンベヤ26の駆動ローラ31は前後方向に挿通された前部駆
動軸53を介してそれぞれ連動連結されており、この前部
駆動軸53の前端に上記両前部モータ51が連結されてい
る。
【００４０】同様に、各乗込部ローラコンベヤ14ａ，14
ｂの後半分の範囲Ｂに設けられている複数のベルトコン
ベヤ26の駆動ローラ31は前後方向に挿通された後部駆動
軸54を介してそれぞれ連動連結されており、この後部駆
動軸54の後端に上記両後部モータ52が連結されている。
ｂの後半分の範囲Ｂに設けられている複数のベルトコン
ベヤ26の駆動ローラ31は前後方向に挿通された後部駆動
軸54を介してそれぞれ連動連結されており、この後部駆
動軸54の後端に上記両後部モータ52が連結されている。
【００４１】また、右側の乗込部ローラコンベヤ14ａの
外側のガイドレール20には、車輪ガイド面24に当接した
右前輪43ａを検出する前輪検出器55と、車輪ガイド面24
に当接した右後輪44ａを検出する後輪検出器56とが設け
られている。
外側のガイドレール20には、車輪ガイド面24に当接した
右前輪43ａを検出する前輪検出器55と、車輪ガイド面24
に当接した右後輪44ａを検出する後輪検出器56とが設け
られている。
【００４２】これによると、例えば図10に示すように、
被洗浄車両３の前部が左へずれた状態で両乗込部ローラ
コンベヤ14ａ，14ｂ上に停止した場合、ベルトコンベヤ
26が上昇し、両前輪43ａ，43ｂは両乗込部ローラコンベ
ヤ14ａ，14ｂの後半分の範囲Ｂに設けられているベルト
コンベヤ26により支持されてローラ17の上方へ持ち上げ
られるとともに、両後輪44ａ，44ｂは両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂの前半分の範囲Ａに設けられているベ
ルトコンベヤ26により支持されてローラ17の上方へ持ち
上げられる。
被洗浄車両３の前部が左へずれた状態で両乗込部ローラ
コンベヤ14ａ，14ｂ上に停止した場合、ベルトコンベヤ
26が上昇し、両前輪43ａ，43ｂは両乗込部ローラコンベ
ヤ14ａ，14ｂの後半分の範囲Ｂに設けられているベルト
コンベヤ26により支持されてローラ17の上方へ持ち上げ
られるとともに、両後輪44ａ，44ｂは両乗込部ローラコ
ンベヤ14ａ，14ｂの前半分の範囲Ａに設けられているベ
ルトコンベヤ26により支持されてローラ17の上方へ持ち
上げられる。
【００４３】そして、両前部モータ51と両後部モータ52
とを正回転駆動することにより、各ベルトコンベヤ26が
それぞれ駆動して各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂを右側
（すなわち車輪ガイド面24のある側）へ移動させる。
とを正回転駆動することにより、各ベルトコンベヤ26が
それぞれ駆動して各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂを右側
（すなわち車輪ガイド面24のある側）へ移動させる。
【００４４】これにより、先ず、図11に示すように、右
後輪44ａの外側面が車輪ガイド面24に当接し、この右後
輪44ａを後輪検出器56が検出し、両前部モータ51が停止
する。これにより、右側の乗込部ローラコンベヤ14ａの
前半分の範囲Ａに設けられている複数のベルトコンベヤ
26と左側の乗込部ローラコンベヤ14ｂの前半分の範囲Ａ
に設けられている複数のベルトコンベヤ26とが停止す
る。
後輪44ａの外側面が車輪ガイド面24に当接し、この右後
輪44ａを後輪検出器56が検出し、両前部モータ51が停止
する。これにより、右側の乗込部ローラコンベヤ14ａの
前半分の範囲Ａに設けられている複数のベルトコンベヤ
26と左側の乗込部ローラコンベヤ14ｂの前半分の範囲Ａ
に設けられている複数のベルトコンベヤ26とが停止す
る。
【００４５】その後、図12に示すように、右前輪43ａの
外側面が車輪ガイド面24に当接し、この前輪43ａを前輪
検出器55が検出し、両後部モータ52が停止する。これに
より、右側の乗込部ローラコンベヤ14ａの後半分の範囲
Ｂに設けられている複数のベルトコンベヤ26と左側の乗
込部ローラコンベヤ14ｂの後半分の範囲Ｂに設けられて
いる複数のベルトコンベヤ26とが停止する。
外側面が車輪ガイド面24に当接し、この前輪43ａを前輪
検出器55が検出し、両後部モータ52が停止する。これに
より、右側の乗込部ローラコンベヤ14ａの後半分の範囲
Ｂに設けられている複数のベルトコンベヤ26と左側の乗
込部ローラコンベヤ14ｂの後半分の範囲Ｂに設けられて
いる複数のベルトコンベヤ26とが停止する。
【００４６】上記のように右側の前後車輪43ａ，44ａの
外側面が車輪ガイド面24に当接することにより、これら
右側の前後車輪43ａ，44ａが車輪ガイド面24に沿って位
置決めされる。したがって、各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，
44ｂの左右方向のずれを修正することができるため、被
洗浄車両３の乗込姿勢は左右方向で修正されることにな
る。
外側面が車輪ガイド面24に当接することにより、これら
右側の前後車輪43ａ，44ａが車輪ガイド面24に沿って位
置決めされる。したがって、各車輪43ａ，43ｂ，44ａ，
44ｂの左右方向のずれを修正することができるため、被
洗浄車両３の乗込姿勢は左右方向で修正されることにな
る。
【００４７】本実施例によると、最初の実施例で用いた
クラッチ37を不要にでき、また、最初の実施例では各ベ
ルトコンベヤ26ごとに駆動用のモータ36を設けている
が、本実施例では図10に示すように各ベルトコンベヤ26
を前後４台のモータ51，52で駆動すればよいため、コス
トダウンが図れる。
クラッチ37を不要にでき、また、最初の実施例では各ベ
ルトコンベヤ26ごとに駆動用のモータ36を設けている
が、本実施例では図10に示すように各ベルトコンベヤ26
を前後４台のモータ51，52で駆動すればよいため、コス
トダウンが図れる。
【００４８】
【発明の効果】以上のように本第１発明によれば、被洗
浄車両を乗込部搬送装置上に乗り込ませた後、被洗浄車
両を停止させる。この際、姿勢修正装置を用いて被洗浄
車両の乗込姿勢を左右方向で修正することができるた
め、以降の洗車が支障なく行える。
浄車両を乗込部搬送装置上に乗り込ませた後、被洗浄車
両を停止させる。この際、姿勢修正装置を用いて被洗浄
車両の乗込姿勢を左右方向で修正することができるた
め、以降の洗車が支障なく行える。
【００４９】本第２発明によれば、被洗浄車両を乗込部
ローラコンベヤ上に乗り込ませた後、被洗浄車両を停止
させる。これにより、被洗浄車両の車輪は乗込部ローラ
コンベヤのローラに支持される。
ローラコンベヤ上に乗り込ませた後、被洗浄車両を停止
させる。これにより、被洗浄車両の車輪は乗込部ローラ
コンベヤのローラに支持される。
【００５０】その後、移動装置を上昇させることによ
り、被洗浄車両の車輪は移動装置により支持されて乗込
部ローラコンベヤのローラの上方へ持ち上げられる。そ
して、移動装置を駆動することにより、被洗浄車両の一
側方の前後車輪の側面が車輪ガイド面に当接し、これら
一側方の前後車輪が車輪ガイド面に沿って位置決めされ
る。したがって、被洗浄車両の前後車輪の左右方向のず
れを修正することができるため、被洗浄車両の乗込姿勢
は左右方向で修正されることになる。
り、被洗浄車両の車輪は移動装置により支持されて乗込
部ローラコンベヤのローラの上方へ持ち上げられる。そ
して、移動装置を駆動することにより、被洗浄車両の一
側方の前後車輪の側面が車輪ガイド面に当接し、これら
一側方の前後車輪が車輪ガイド面に沿って位置決めされ
る。したがって、被洗浄車両の前後車輪の左右方向のず
れを修正することができるため、被洗浄車両の乗込姿勢
は左右方向で修正されることになる。
【００５１】修正後、移動装置を下降させることによ
り、被洗浄車両の車輪は移動装置から乗込部ローラコン
ベヤのローラで支持され、移動装置はローラの下方へ退
避する。
り、被洗浄車両の車輪は移動装置から乗込部ローラコン
ベヤのローラで支持され、移動装置はローラの下方へ退
避する。
【００５２】本第３発明によれば、被洗浄車両を両方の
乗込部ローラコンベヤ上に乗り込ませた後、被洗浄車両
を停止させる。これにより、被洗浄車両の一側方の車輪
は一方の乗込部ローラコンベヤのローラに支持され、他
側方の車輪は他方の乗込部ローラコンベヤのローラに支
持される。
乗込部ローラコンベヤ上に乗り込ませた後、被洗浄車両
を停止させる。これにより、被洗浄車両の一側方の車輪
は一方の乗込部ローラコンベヤのローラに支持され、他
側方の車輪は他方の乗込部ローラコンベヤのローラに支
持される。
【００５３】その後、昇降装置を作動させてベルトコン
ベヤを上昇させることにより、被洗浄車両の各車輪はベ
ルトコンベヤにより支持されて各乗込部ローラコンベヤ
のローラの上方へ持ち上げられる。そして、各ベルトコ
ンベヤを駆動することにより、被洗浄車両の各車輪が一
側方へ移動し、一側方の前後車輪の側面が車輪ガイド面
に当接し、これら一側方の前後車輪が車輪ガイド面に沿
って位置決めされる。したがって、被洗浄車両の前後車
輪の左右方向のずれを修正することができるため、被洗
浄車両の乗込姿勢は左右方向で修正されることになる。
ベヤを上昇させることにより、被洗浄車両の各車輪はベ
ルトコンベヤにより支持されて各乗込部ローラコンベヤ
のローラの上方へ持ち上げられる。そして、各ベルトコ
ンベヤを駆動することにより、被洗浄車両の各車輪が一
側方へ移動し、一側方の前後車輪の側面が車輪ガイド面
に当接し、これら一側方の前後車輪が車輪ガイド面に沿
って位置決めされる。したがって、被洗浄車両の前後車
輪の左右方向のずれを修正することができるため、被洗
浄車両の乗込姿勢は左右方向で修正されることになる。
【００５４】修正後、昇降装置を作動させて各ベルトコ
ンベヤを下降させることにより、被洗浄車両の一側方の
車輪はベルトコンベヤから一方の乗込部ローラコンベヤ
のローラで支持され、他側方の車輪はベルトコンベヤか
ら他方の乗込部ローラコンベヤのローラで支持され、各
ベルトコンベヤは各乗込部ローラコンベヤのローラの下
方へ退避する。
ンベヤを下降させることにより、被洗浄車両の一側方の
車輪はベルトコンベヤから一方の乗込部ローラコンベヤ
のローラで支持され、他側方の車輪はベルトコンベヤか
ら他方の乗込部ローラコンベヤのローラで支持され、各
ベルトコンベヤは各乗込部ローラコンベヤのローラの下
方へ退避する。
【図１】本発明の一実施例における洗車設備の一部切欠
き平面図である。
き平面図である。
【図２】同洗車設備の乗込部搬送装置と姿勢修正装置の
構成を示す正面断面図である。
構成を示す正面断面図である。
【図３】同洗車設備の乗込部搬送装置の端部拡大平面図
である。
である。
【図４】同洗車設備の乗込部搬送装置上に停止した被洗
浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図である。
浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図である。
【図５】同洗車設備の姿勢修正装置の作動を説明するた
めの正面断面図である。
めの正面断面図である。
【図６】同洗車設備の乗込部搬送装置上に停止した被洗
浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図である。
浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図である。
【図７】同洗車設備の乗込部搬送装置上に停止した被洗
浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図である。
浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図である。
【図８】本発明の他の実施例における洗車設備の一側方
の乗込部搬送装置の平面図である。
の乗込部搬送装置の平面図である。
【図９】同洗車設備の姿勢修正装置の作動を説明するた
めの正面断面図である。
めの正面断面図である。
【図１０】同洗車設備の乗込部搬送装置上に停止した被
洗浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図であ
る。
洗浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図であ
る。
【図１１】同洗車設備の乗込部搬送装置上に停止した被
洗浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図であ
る。
洗浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図であ
る。
【図１２】同洗車設備の乗込部搬送装置上に停止した被
洗浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図であ
る。
洗浄車両の姿勢修正手順を説明するための平面図であ
る。
１ 洗車機本体 ２ 床面 ３ 被洗浄車両 12ａ，12ｂ ローラコンベヤ（搬送装置） 14ａ，14ｂ 乗込部ローラコンベヤ（乗込部搬送装
置） 17 ローラ 23 姿勢修正装置 24 車輪ガイド面 25 移動装置 26 ベルトコンベヤ 27 昇降装置 43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂ 車輪
置） 17 ローラ 23 姿勢修正装置 24 車輪ガイド面 25 移動装置 26 ベルトコンベヤ 27 昇降装置 43ａ，43ｂ，44ａ，44ｂ 車輪
Claims (3)
- 【請求項１】 床面に、据置型洗車機本体と、被洗浄車
両を前方から洗車機本体内を経て後方へ搬送する搬送装
置とが設けられ、この搬送装置の前方に、上記搬送装置
に連続しかつ乗り込んだ被洗浄車両を前方から後方へ搬
送する乗込部搬送装置が設けられ、この乗込部搬送装置
に、被洗浄車両の乗込姿勢を左右方向で修正する姿勢修
正装置が備えられたことを特徴とする洗車設備。 - 【請求項２】 乗込部搬送装置を乗込部ローラコンベヤ
とし、姿勢修正装置を、上記乗込部ローラコンベヤの左
右一側部に前後方向に形成されかつ被洗浄車両の一側方
の車輪の側面が当接可能な車輪ガイド面と、乗込部ロー
ラコンベヤの各ローラ間に昇降自在に設けられかつ被洗
浄車両の車輪を支持して上記車輪ガイド面側に移動させ
る移動装置とにより構成したことを特徴とする請求項１
記載の洗車設備。 - 【請求項３】 搬送装置を、被洗浄車両の一側方の車輪
を支持搬送する一方のローラコンベヤと、他側方の車輪
を支持搬送する他方のローラコンベヤとで構成し、上記
一方のローラコンベヤに連続しかつ被洗浄車両の一側方
の車輪を支持搬送する一方の乗込部ローラコンベヤと、
上記他方のローラコンベヤに連続しかつ被洗浄車両の他
側方の車輪を支持搬送する他方の乗込部ローラコンベヤ
とを設け、車輪ガイド面を一方の乗込部ローラコンベヤ
の左右一側部に形成し、移動装置をベルトコンベヤと昇
降装置とで構成したことを特徴とする請求項２記載の洗
車設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07097329A JP3116770B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 洗車設備 |
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| JP07097329A JP3116770B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 洗車設備 |
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| JP (1) | JP3116770B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-04-24 JP JP07097329A patent/JP3116770B2/ja not_active Expired - Fee Related
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