JP3645850B2 - 駐車設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに隣り合う複数のベルトコンベヤを有し、前記各ベルトコンベヤ間で車両を受け渡すことができる駐車設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野に属する技術として、特開平11−229655号公報によって開示されたものが知られている。この公報に記載された従来の駐車設備は、互いに異なるフロアに設けられた入出庫バースと駐車フロアとを有する立体駐車場として構成されている。この駐車設備には、車両を入出庫バースと駐車フロアとの間で受渡しするためのリフト装置(エレベータ)が設けられている。当該リフト装置には、車両を横方向(車両の幅方向)に移送可能なコンベヤが設けられている。
【0003】
駐車フロアには、車両を格納する駐車区画(駐車室)が複数設けられていると共に、リフト装置と各駐車区画との間で車両を搬送する搬送台車が備えられている。すなわち、駐車フロアには、複数の駐車区画を縦方向(車両の前後方向)に並設させてなる駐車区画列が2列ずつ平行に設けられている。そして、搬送台車は、これら2列の駐車区画列の間を走行自在とされている。また、各駐車区画と搬送台車とには、それぞれ、2列のコンベヤ(前輪用及び後輪用ベルトコンベヤ)が配されており、リフト装置と搬送台車、及び、搬送台車と各駐車区画との間で車両を受け渡しする際には、これらに設けられているコンベヤを適宜作動させる。
【0004】
ここで、同公報に記載された駐車設備に設けられているリフト装置のコンベヤは、車両を横方向と縦方向との2方向に移送可能な2列の第1スパイラルコンベヤと、各スパイラルコンベヤの間に配置されて車両を縦方向に移送可能な第1ローラコンベヤとからなる。また、入出庫バースにおけるリフト装置の停止位置の側方には、リフト装置のスパイラルコンベヤと連続可能な2列の第1横移送コンベヤが配置されている。更に、入出庫バースには、当該第1横移送コンベヤと連続可能な2列の第2スパイラルコンベヤと、各スパイラルコンベヤの間に配置されて車両を縦方向に移送可能な第2ローラコンベヤとが配置されている。加えて、入出庫バースには、各第2スパイラルコンベヤと連続可能な2列の第2横移送コンベヤが配置されている。
【0005】
このように構成された従来の駐車設備では、リフト装置を入出庫バースで停止させた際、リフト装置の第1スパイラルコンベヤ及び第1ローラコンベヤと、入出庫バースに配されている第1横移送コンベヤ、第2スパイラルコンベヤ、及び、第2ローラコンベヤとは環状の移送路を形成する。従って、これら各コンベヤの作動方向(車両の移送方向)を適宜設定すれば、各コンベヤ上の車両の方向を転換することができる。これにより、例えば、リフト装置によって駐車フロアから入出庫バースまで搬送された車両を前進走行で出庫できるように方向転換することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特開平11−229655号公報に記載された駐車設備によれば、駐車設備に対して常に車両を前進で入庫させると共に、車両を駐車設備設備から常に前進で出庫させることが可能となるので、駐車設備の入出庫容易性や安全性を向上させることができる。しかしながら、当該駐車設備の入出庫バースは、各種コンベヤ類が組み合わせられた極めて複雑な構造を有する。従って、各種コンベヤ類の動作と地上パレットの昇降動作とをスムースに維持するためには、互いに隣接する地上パレット同士を、ある程度の隙間を隔てた状態で配置する必要がある。
【0007】
特に、地上パレットに配置されるベルトコンベヤの端部は、コンベヤプーリの半径に依存した曲率を有する。この結果、場合によっては、互いに隣り合うベルトコンベヤ同士の隙間が、互いに隣接する地上パレット同士の隙間よりも大きくなり、例えば、150mm程度に達してしまう。この場合、乗員が無造作に降車又は乗車することも想定されるので、互いに隣り合うベルトコンベヤ同士の隙間に乗員の脚が取られてしまうといったような事態を防止する対策を講じて、乗員の安全確保に万全を期すべきである。
【0008】
そこで、本発明は、車両に対して乗降する乗員の安全を十分に確保することができる駐車設備の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の駐車設備は、複数の車両が収容可能であると共に、互いに隣り合う複数のベルトコンベヤを有し、各ベルトコンベヤ間で前記車両を受け渡すことができるものであって、ベルトコンベヤは、車両を搬送するためのコンベヤベルトと、当該コンベヤベルトの少なくとも両端に設けられるコンベヤプーリとを有し、コンベヤプーリは、ベルトコンベヤが停止した状態で当該コンベヤプーリの外周面から当該外周面と交差する方向に突出してコンベヤベルトを当該コンベヤプーリから引き離し、隣接するベルトコンベヤ間の隙間を狭める突出手段を備える。
【0010】
本発明の駐車設備では、駐車設備に対して入庫した車両がベルトコンベヤ上に位置し、乗員が車両から降車する前、又は、駐車されていた車両に乗り込もうとする乗員が駐車設備内を通行する前に、突出手段がコンベヤプーリから突出してコンベヤベルトを引き離し、隣接するベルトコンベヤ間の隙間を狭める。このようにベルトコンベヤ間の隙間を狭めると、乗員が無造作に車両から降車したり、車両に乗車したりしても、互いに隣り合うベルトコンベヤ同士の隙間に足を取られてしまうといったような事態の発生を低減できる。
【0011】
また本発明の駐車設備は、突出手段が、コンベヤプーリの半径方向に突出する突出部を含むようにしてもよい。突出部がコンベヤプーリの半径方向に突出するので、コンベヤベルトを押し出してコンベヤプーリから引き離すことができる。
【0012】
また本発明の駐車設備は、突出部が、コンベヤプーリの外周面の円周方向に複数配置されているようにしてもよい。突出部がコンベヤプーリの円周方向に複数配置されていると、ベルトコンベヤが作動してコンベヤプーリが回転してもコンベヤベルトを引き離すことができる。特に、突出部が円周方向に等間隔で複数配置されていると、突出部の位置依存性がより低減されて、コンベヤプーリが回転して突出部の位置が変わってもコンベヤベルトを適確に引き離すことができる。
【0013】
また本発明の駐車設備は、突出部が、コンベヤプーリの軸方向に沿うように設けられているようにしてもよい。突出部がコンベヤプーリの軸方向に沿うように配置されていると、突出部が突出してコンベヤベルトを引き離す際に一様にコンベヤベルトを押すことができるので、ベルトコンベヤ間の隙間をより効果的になくすことができる。
【0014】
また本発明の駐車設備は、コンベヤプーリは中空の円筒部を含んで構成され、当該円筒部の外周には当該コンベヤプーリの軸方向に沿うようにスリットが設けられており、突出部は円筒部内からスリットを通って突出するようにしてもよい。突出部が円筒部内からスリットを通って突出するようにすれば、ベルトコンベヤが動作状態の場合には突出部を円筒部内に収容することができ、ベルトコンベヤ間の隙間を狭めるために必要な場合にのみ円筒部よりも外側に突出させるようにできる。
【0015】
また本発明の駐車設備は、突出手段は、円筒部内に配置されて膨張し収縮することが可能なように構成される内筒を含み、当該内筒は突出部それぞれに接していて、当該内筒が膨張することにより突出部を突出させるようにしてもよい。内筒が膨張して突出部を突出させるので、ベルトコンベヤ間の隙間を狭めるために必要な場合に容易に突出部を突出させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0017】
図1は、本発明による駐車設備1を示す斜視図である。図1に示す駐車設備1は、例えば地上階に設けられる入出庫バース2と、例えば入出庫バース2の下方の地下階に設けられる駐車フロア3とを有する立体駐車場として構成されている。入出庫バース2には、入出庫ブース4が配置されており、この入出庫ブース4の内部には、入出庫バース2と駐車フロア3との間で昇降自在なリフト装置5が配されている。このリフト装置5によって入出庫バース2と駐車フロア3との間で車両Cが搬送される。また、駐車フロア3には、車両Cを格納するための駐車区画6を複数備えた車両格納棚7が配置されている。
【0018】
図1に示すように、車両格納棚7は、フレーム材を組み上げることによって構成されており、複数の駐車区画6を縦方向(車両Cの前後方向)に並設させてなる駐車区画列8を2列ずつ平行に2段にわたって備える。更に、図2に示すように、車両格納棚7の各段において互いに平行をなす2列の駐車区画列8の間には、2本のガイドレール9が敷設されており、このガイドレール9上には、搬送台車10が配されている。搬送台車10は、ガイドレール9上を走行自在であり、リフト装置5と各駐車区画6との間で車両Cを搬送する。
【0019】
また、図2に示すように、リフト装置5は、車両Cを横方向(車両Cの幅方向)に移送するベルトコンベヤとして、前輪用ベルトコンベヤ5f及び後輪用ベルトコンベヤ5rを有する。同様に、各駐車区画6も、車両Cを横方向に移送するベルトコンベヤとして、前輪用ベルトコンベヤ6f及び後輪用ベルトコンベヤ6rを有する。更に、搬送台車10も、車両Cを横方向に移送するベルトコンベヤとして、前輪用ベルトコンベヤ10f及び後輪用ベルトコンベヤ10rを有する。
【0020】
上述した搬送台車10は、ガイドレール9上を走行自在であると共に、リフト装置5、及び、任意の駐車区画6の側方で停止することができる。搬送台車10がリフト装置5の側方に停止した際、搬送台車10の前輪用ベルトコンベヤ10fとリフト装置5の前輪用ベルトコンベヤ5fとが、また、搬送台車10の後輪用ベルトコンベヤ10rとリフト装置5の後輪用ベルトコンベヤ5rとが、それぞれ連続する(隣り合う)。同様に、搬送台車10が任意の駐車区画6の側方に停止した際、搬送台車10の前輪用ベルトコンベヤ10fと当該駐車区画6の前輪用ベルトコンベヤ6fとが、また、搬送台車10の後輪用ベルトコンベヤ10rと当該駐車区画6の後輪用ベルトコンベヤ6rとが、それぞれ連続する(隣り合う)。従って、これらのベルトコンベヤ5f、5r、6f、6r、10f、10rを適宜作動させることにより、リフト装置5と搬送台車10との間、及び、搬送台車10と各駐車区画6との間で車両Cを受け渡しすることが可能である。
【0021】
図3は、入出庫バース2を示す平面図である。同図に示すように、入出庫ブース4近傍には、車両Cの進入を規制するためのゲート装置Gが配置されている。また、入出庫ブース4の側方、すなわち、入出庫バース2に定められたリフト装置5の停止位置の側方(図中下方)には、ターンテーブル11が配置されている。ターンテーブル11は、車両Cを横方向に移送するベルトコンベヤとして、前輪用ベルトコンベヤ11f及び後輪用ベルトコンベヤ11rを有する。
【0022】
すなわち、ターンテーブル11は、図4に示すように、前輪用ベルトコンベヤ11f及び後輪用ベルトコンベヤ11rが配置されているパレット部12と、パレット部12を旋回させるための駆動源(図示せず)を内蔵した旋回駆動ユニット14とから構成されている。パレット部12と旋回駆動ユニット14とは、2体の昇降装置70を介して、地上面を掘り下げることにより形成されたピットP内に配置されている。すなわち、ターンテーブル11(パレット部12)は、各昇降装置70によって昇降自在に支持されている。
【0023】
ターンテーブル11に関しては、パレット部12とリフト装置5とが互いに平行に延在する状態が定位置として定められている。そして、リフト装置5が入出庫バース2における停止位置にあり、かつ、ターンテーブル11が定位置において下降している際(図4参照)、入出庫バース2と各駐車区画6との間で車両を受け渡しするために用いられるベルトコンベヤであるリフト装置5の前輪用ベルトコンベヤ5f及び後輪用ベルトコンベヤ5rと、ターンテーブル11の前輪用ベルトコンベヤ11f及び後輪用ベルトコンベヤ11rとが連続する(隣り合う)。そして、リフト装置5の前輪用ベルトコンベヤ5f及び後輪用ベルトコンベヤ5rの上面と、ターンテーブル11の前輪用ベルトコンベヤ11f及び後輪用ベルトコンベヤ11rの上面とが略同一レベルとなる。
【0024】
一方、昇降装置70によってパレット部12を完全に上昇させると(図4における破線参照)、ターンテーブル11のパレット部12(その下面)は、停止位置にあるリフト装置5の前輪用ベルトコンベヤ11f及び後輪用ベルトコンベヤ11rの上面よりも上方に位置する。この状態で、ターンテーブル11の旋回駆動ユニット14を作動させれば、ターンテーブル11のパレット部12は、入出庫バース2と各駐車区画6との間で車両を受け渡しするために用いられるベルトコンベヤであるリフト装置5の前輪用ベルトコンベヤ5f及び後輪用ベルトコンベヤ5rの上方で旋回することになる。
【0025】
このように構成されたターンテーブル11の側方には、図4に示すように、パレット部12が定位置において下降している状態で、前輪用ベルトコンベヤ11f及び後輪用ベルトコンベヤ11rと連続する(隣り合う)ベルトコンベヤである前輪横移送ベルトコンベヤ15f及び後輪横移送ベルトコンベヤ15rが配置されている。昇降装置70によってパレット部12を完全に上昇させると、ターンテーブル11のパレット部12(その下面)は、前輪横移送ベルトコンベヤ15f及び後輪横移送ベルトコンベヤ15rの上面よりも上方に位置する。従って、この状態でターンテーブル11の旋回駆動ユニット14を作動させれば、ターンテーブル11のパレット部12は、リフト装置5の前輪用ベルトコンベヤ5f及び後輪用ベルトコンベヤ5rと、前輪横移送ベルトコンベヤ15f及び後輪横移送ベルトコンベヤ15rとの上方で旋回することになる。
【0026】
このように、入出庫バース2に、前輪横移送ベルトコンベヤ15f及び後輪横移送ベルトコンベヤ15rを設ければ、駐車設備1の利用者が入庫の際に、車両Cをターンテーブル11の前輪用ベルトコンベヤ11f及び後輪用ベルトコンベヤ11rと、前輪横移送ベルトコンベヤ15f及び後輪横移送ベルトコンベヤ15rとに跨るように乗り込ませたとしても、これらのベルトコンベヤ11f、15f、11r、15rを適宜作動させれば、車両Cがターンテーブルのベルトコンベヤ11f、11rに正しく載置されるように修正することができる。これにより、駐車設備1に対する入出庫(ターンテーブル11に対するアクセス)を容易にすることが可能となる。
【0027】
このように構成された駐車設備1では、車両Cの方向を極めて容易かつ確実に転換することが可能である。従って、1の入出庫バース2に対して前進走行によって進入した車両Cを駐車区画6に入庫させると共に、駐車区画6に駐車させた車両を当該1の入出庫バース2から前進走行によって出庫させることが可能となる。すなわち、ターンテーブル11を昇降自在かつリフト装置5のベルトコンベヤ5f、5r及び横移送ベルトコンベヤ15f、15rの上方で旋回可能に構成することにより、入出庫バース2の構造を簡略化でき、駐車設備1の製造コストを低減することが可能となる。加えて、この駐車設備1では、ターンテーブル11とリフト装置5のベルトコンベヤ5f、5rとを近接させた状態で配置することが可能となるので、入出庫バース2のスペースを縮小化することができる。
【0028】
ここで、ターンテーブル11(パレット部12)は、車両Cを横方向に移送させるためのベルトコンベヤ11f、11rを有しており、かつ、昇降装置70によって昇降させられる。同様に、リフト装置5も、車両Cを横方向に移送させるためのベルトコンベヤ5f、5rを有しており、かつ、入出庫バース2と駐車フロア3との間で昇降する。従って、各ベルトコンベヤ5f、5r、11f、11r、並びに、横移送ベルトコンベヤ15f、15rの動作と、リフト装置5及びターンテーブル11の昇降動作とをスムースに維持するためには、互いに隣接することになるリフト装置5とターンテーブル11とを、また、ターンテーブル11と横移送ベルトコンベヤ15f、15rとを、ある程度の隙間を隔てた状態で配置する必要がある。
【0029】
加えて、図4に示すように、各ベルトコンベヤ5f、5r、11f、11r、15f、15rの端部は、それぞれに設けられたコンベヤプーリ51、13、q6、17の半径に依存した曲率を有する。この結果、コンベヤベルト24の上面に関しては、互いに隣り合うベルトコンベヤ同士の隙間D(図4等参照)は、それぞれ、互いに隣接したリフト装置5とターンテーブル11との隙間等よりも大きくなり、例えば、150mm程度に達してしまう。
【0030】
これを踏まえて、この駐車設備1では、図4に示すように、入出庫バース2におけるリフト装置5の停止位置とターンテーブル11との間、及び、ターンテーブル11と横移送ベルトコンベヤ15f、15rとの間にそれぞれ臨むように、リフト装置5にはコンベヤプーリ51が、ターンテーブル11にはコンベヤプーリ13及びコンベヤプーリ16が、横移送ベルトコンベヤ15f、15rにはコンベヤプーリ17がそれぞれ配置されている。引き続いて、コンベヤプーリ51、13、16、17について、図5を参照しながら説明する。ここでは、簡単のため、主として、リフト装置5の停止位置とターンテーブルとの間に臨むように位置するコンベヤプーリ51及びコンベヤプーリ13を例にとって説明する。
【0031】
図5(a)は、リフト装置5に設けられたコンベヤプーリ51と、ターンテーブル11に設けられたコンベヤプーリ13とを示した図であって、各ベルトコンベヤ5f、11fが動作状態の場合を示した図である。図5(b)は、同じくコンベヤプーリ51及びコンベヤプーリ13を示した図であって、各ベルトコンベヤ5f、11fが停止して隙間を狭めた状態を示した図である。
【0032】
コンベヤプーリ51にはコンベヤベルト51fが、コンベヤプーリ13にはコンベヤベルト13fがそれぞれかけられている。コンベヤベルト51f及びコンベヤベルト13fはそれぞれ床板5a及び床板5bの下側に入り込んでいる。コンベヤプーリ13は、円筒部130と、突出手段を構成する突出部131及び内筒部132とを含んで構成される。図6は、コンベヤプーリ13の近傍の断面斜視図である。
【0033】
突出部131はコンベヤプーリ13の長手方向の軸に沿って形成されており、コンベヤベルト13fの幅Wとほぼ同じ長さとなっている。突出部131は円筒部130の円周方向に放射状に6個設けられている。突出部131は、円筒部130に設けられたスリット130aに嵌め込まれており、図6に示すようにベルトコンベヤが動作状態の場合には、円筒部130の内部に収容された状態となっている。
【0034】
突出部131の断面形状は略T字形状をしており、円筒部130のスリット130aからは、断面形状の幅が狭い部分が外部に突出可能となっていて、断面形状の幅が広くなっている部分がスリット130aの両脇に掛かってストッパとして機能するようになっている。
【0035】
円筒部130の内部には内筒部132が配置されており、各突出部131の断面形状の幅が広くなっている部分と接している。内筒部132は、ゴムといった伸縮性のある材料を用いて構成され、その内部に空気を圧入すると膨張して突出部131を押し出して円筒部130よりも外側に突出させ、コンベヤベルト13fを円筒部130から引き離すように動作する。内筒部132から空気を抜くと収縮し、コンベヤベルト13fの張力Tによって突出部132は円筒部130の内部に押し込まれる。内筒部132は、コンベヤプーリ131の支持軸133の内部を通って、図示しないコンプレッサと接続されており、その内部に空気を圧入し、除去することが可能なように構成されている。
【0036】
コンベヤベルト13fの端部と床板11aとは、図6に示すLの長さの部分で重なり合っており、内筒部132に空気が圧入され突出部132が円筒部130から外側に押し出された場合に、床板11aがコンベヤベルト13fを押さえることとなり、不要にコンベヤベルト13fが図中の上側に持ち上げられることを防いでいる。
【0037】
図5(a)に戻って、コンベヤプーリ51は、円筒部510と、突出部511と、内筒部512とを含んで構成される。円筒部510と円筒部130、突出部511と突出部131、内筒部512と内筒部132はそれぞれ同様の構成であるので説明を省略する。図5(a)のように各ベルトコンベヤ5f、11fが動作状態の場合には、図中Dの距離だけコンベヤプーリ51とコンベヤプーリ13とは離れた状態になっている。
【0038】
図5(b)に進んで、各ベルトコンベヤ5f、11fを停止させ、コンベヤプーリ51の内筒部512、コンベヤプーリ13の内筒部132のそれぞれに空気を圧入すると、突出部511及び突出部131は円筒部510及び円筒部130より突出し、コンベヤベルト51f及びコンベヤベルト13fを円筒部510及び円筒部130より引き離す。図5(b)に示すように、図中の上方に突出しようとする突出部511及び突出部131は床板5a及び床板11aに押さえられて、床板5a及び床板11aより上方にはコンベヤベルト51f及びコンベヤベルト13fを持ち上げることがない。コンベヤプーリ51及びコンベヤプーリ13の互いに向き合う方向には、それぞれの突出部511及び突出部131が押し合って平衡状態となる。このようにコンベヤプーリ51及びコンベヤプーリ13が動作すると、それぞれの間の隙間が狭まって、図5(a)において距離Dであった隙間は、図5(b)の距離Eに減少し、更に、コンベヤプーリ51及びコンベヤプーリ13の間の奥まった部分ではコンベヤベルト51f及びコンベヤベルト13fが相互に接触して隙間がなくなっている。
【0039】
引き続いて、上述した駐車設備1における車両Cの入出庫手順について説明する。図7は、入出庫手順を説明したフローチャートである。
【0040】
まず、この駐車設備1が車両Cの入庫待機状態にある際、リフト装置5は、入出庫バース2における停止位置にあり、また、ターンテーブル11は、定位置で下降させられている(図3参照)。この状態で、駐車設備1の利用者は、入出庫バース2に対して、図3における白抜矢印の方向に車両Cを乗り込ませ、ターンテーブル11と前輪横移送ベルトコンベヤ15f及び後輪横移送ベルトコンベヤ15rとに跨る状態で車両Cを停止させる。
【0041】
ここで、この駐車設備1では、車両Cがターンテーブル11と前輪横移送ベルトコンベヤ15f及び後輪横移送ベルトコンベヤ15rとの上に位置し、かつ、乗員が車両Cから降車する前の段階で、上述したコンベヤプーリ51、13、16、17が作動されて、、リフト装置5のベルトコンベヤ5f、5rとターンテーブル11のベルトコンベヤ11f、11rとの隙間D、及び、ターンテーブル11のベルトコンベヤ11f、11rと横移送ベルトコンベヤ15f、15rとの隙間Dが狭められる(ステップS01)。これにより、乗員が無造作に車両Cから降車しても、互いに隣り合うベルトコンベヤ同士の隙間Dに脚を取られてしまうといったような事態を防止することができる。従って、この駐車設備1では、乗員の安全が極めて良好に確保される。
【0042】
乗員が降車し、ターンテーブル11等から遠ざかった段階で、ベルトコンベヤの作動開始司令が入力される(ステップS02)。作動開始司令が入力されると、各コンベヤプーリ51、13、16、17内に圧入されていた空気が抜かれて、各コンベヤベルトが動作可能となる(ステップS03)。そして、ターンテーブル11のベルトコンベヤ11f、11rと横移送ベルトコンベヤ15f、15rとが適宜作動されて、車両Cの姿勢が真っ直ぐに(リフト装置5と平行に)修正されると共に、車両Cがターンテーブル11の中央部まで移送される(ステップS04)。車両Cがターンテーブル11の中央部まで移送されると、ターンテーブル11のベルトコンベヤ11f、11rと横移送ベルトコンベヤ15f、15rとは動作を停止する。次に、ターンテーブル11のベルトコンベヤ11f、11rとリフト装置5のベルトコンベヤ5f、5rとが作動され、車両Cはターンテーブル11から入出庫ブース4内のリフト装置5(ベルトコンベヤ5f、5rの上)に移送される(ステップS06)。リフト装置5に搭載された車両Cは、リフト装置5、搬送台車10等によって所定の駐車区画6まで搬送される(ステップS07)。
【0043】
一方、駐車区画6に駐車させられていた車両Cを出庫させる場合、出庫車両Cは、搬送台車10、リフト装置5によって駐車区画6から入出庫ブース4まで搬送される。車両Cは、リフト装置5のベルトコンベヤ5f、5rから、定位置で下降させられているターンテーブル11のベルトコンベヤ11f、11rに移送される。この段階で、車両Cが搭載されたターンテーブル11(パレット部12)は、昇降装置70によって所定の高さまで上昇させられる。パレット部12が所定高さまで上昇させらると、旋回駆動ユニット14が作動され、ターンテーブル11は、図5に示すように、車両Cを搭載したまま180°旋回する。そして、昇降装置70が作動され、ターンテーブル11は、定位置で下降させられる。これにより、車両Cの方向が転換され、車両Cは、ターンテーブル11から図3における黒い矢印で示す方向に前進走行で出庫可能となる。
【0044】
この場合も、ターンテーブル11上の車両Cに乗り込もうとする乗員が入出庫バース2内を通行する前に、上述した各コンベヤプーリ51、13、16、17が作動され、リフト装置5のベルトコンベヤ5f、5rとターンテーブルのベルトコンベヤ11f、11rとの隙間D、及び、ターンテーブルのベルトコンベヤ11f、11rと横移送ベルトコンベヤ15f、15rとの隙間Dが狭められる。これにより、乗員が無造作に車両Cに乗車しても、互いに隣り合うベルトコンベヤ同士の隙間Dに脚を取られてしまうといったような事態を防止することができる。従って、この駐車設備1では、乗員の安全が極めて良好に確保される。
【0045】
なお、ここでは、駐車設備1から車両Cを出庫させる際に、車両Cの方向を転換するものとして説明したが、これに限られるものではない。すなわち、車両Cを駐車区画6に入庫させる前に、方向を転換させてもよい。この場合は、入庫車両Cがターンテーブル11の中央部まで移送された段階で、昇降装置70を作動させる。そして、ターンテーブル11(パレット部12)を所定の高さまで上昇させた状態で180°旋回させればよい。
【0046】
本実施形態の作用及び効果について説明する。駐車設備1に対して入庫した車両Cがベルトコンベヤ上に位置し、乗員が車両から降車する前、又は、駐車されていた車両Cに乗り込もうとする乗員が駐車設備1内を通行する前に、突出部131等がコンベヤプーリ13等から突出してコンベヤベルト13f等を引き離し、隣接するベルトコンベヤ間の隙間を狭める。このようにベルトコンベヤ間の隙間を狭めると、乗員が無造作に車両から降車したり、車両に乗車したりしても、互いに隣り合うベルトコンベヤ同士の隙間に足を取られてしまうといったような事態の発生を低減できる。
【0047】
突出部131等がコンベヤプーリ13等の円周方向に複数配置されているので、ベルトコンベヤが作動してコンベヤプーリ13等が回転してもコンベヤベルトを適確に引き離すことができる。特に、突出部131等が円周方向に等間隔で複数配置されているので、突出部131等の位置依存性がより低減されて、コンベヤプーリ13等が回転して突出部131等の位置が変わってもコンベヤベルト13f等を引き離すことができる。
【0048】
突出部131等がコンベヤプーリ13等の軸方向に沿うように配置されているので、突出部131等が突出してコンベヤベルト13f等を引き離す際に一様にコンベヤベルト13f等を押すことができ、ベルトコンベヤ間の隙間をより効果的に狭めることができる。
【0049】
突出部131等が円筒部130等の内部からスリット130a等を通って突出するので、ベルトコンベヤが動作状態の場合には突出部131等を円筒部130等の内部に収容することができ、ベルトコンベヤ間の隙間を狭めるために必要な場合にのみ円筒部130等よりも外側に突出させるようにできる。
【0050】
内筒部132等が膨張して突出部131等を突出させるので、ベルトコンベヤ間の隙間を狭めるために必要な場合に容易に突出部131等を突出させることができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明の駐車設備では、駐車設備に対して入庫した車両がベルトコンベヤ上に位置し、乗員が車両から降車する前、又は、駐車されていた車両に乗り込もうとする乗員が駐車設備内を通行する前に、突出部がコンベヤプーリから突出してコンベヤベルトを引き離し、隣接するベルトコンベヤ間の隙間を狭める。このようにベルトコンベヤ間の隙間を狭めると、乗員が無造作に車両から降車したり、車両に乗車したりしても、互いに隣り合うベルトコンベヤ同士の隙間に足を取られてしまうといったような事態の発生を低減できる。従って、本発明の目的とする、車両に対して乗降する乗員の安全を十分に確保することができる駐車設備の提供ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である駐車設備を示す斜視図である。
【図2】図1の駐車設備に設けられている車両格納棚の一の段を示す図である。
【図3】図1の駐車設備に設けられている入出庫バースを示す図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面を示す図である。
【図5】図1の駐車設備のコンベヤプーリを示す図である。
【図6】図1の駐車設備のコンベヤプーリを示す図である。
【図7】図1の駐車設備に車両を入出庫する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…ターンテーブル、5…リフト装置、5f、11f…ベルトコンベヤ、5a、11a…床板、51、13…コンベヤプーリ、511、131…突出部、510、130…円筒部、512、132…内筒部、51f、131f…コンベヤベルト。

Claims (6)

  1. 複数の車両が収容可能であると共に、互いに隣り合う複数のベルトコンベヤを有し、前記各ベルトコンベヤ間で前記車両を受け渡すことができる駐車設備において、
    前記ベルトコンベヤは、前記車両を搬送するためのコンベヤベルトと、当該コンベヤベルトの少なくとも両端に設けられるコンベヤプーリとを有し、
    前記コンベヤプーリは、前記ベルトコンベヤが停止した状態で当該コンベヤプーリの外周面から当該外周面と交差する方向に突出して前記コンベヤベルトを当該コンベヤプーリから引き離し、隣接するベルトコンベヤ間の隙間を狭める突出手段を備える、
    ことを特徴とする駐車設備。
  2. 前記突出手段は、前記コンベヤプーリの半径方向に突出する突出部を含む、請求項1に記載の駐車設備。
  3. 前記突出部は、前記コンベヤプーリの外周面の円周方向に複数配置されている、請求項2に記載の駐車設備。
  4. 前記突出部は、前記コンベヤプーリの軸方向に沿うように設けられている、請求項2又は3に記載の駐車設備。
  5. 前記コンベヤプーリは中空の円筒部を含んで構成され、当該円筒部の外周には当該コンベヤプーリの軸方向に沿うようにスリットが設けられており、
    前記突出部は前記円筒部内から前記スリットを通って突出する、請求項4に記載の駐車設備。
  6. 前記突出手段は、前記円筒部内に配置されて膨張し収縮することが可能なように構成される内筒を含み、当該内筒は前記突出部それぞれに接していて、当該内筒が膨張することにより前記突出部を突出させる、請求項5に記載の駐車設備。
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