JPH08290593A - 印字ヘッド温度アラーム印字制御方法 - Google Patents

印字ヘッド温度アラーム印字制御方法

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JPH08290593A
JPH08290593A JP9520495A JP9520495A JPH08290593A JP H08290593 A JPH08290593 A JP H08290593A JP 9520495 A JP9520495 A JP 9520495A JP 9520495 A JP9520495 A JP 9520495A JP H08290593 A JPH08290593 A JP H08290593A
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JP
Japan
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print
print head
temperature
printing
bit data
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Withdrawn
Application number
JP9520495A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Sato
好美 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Data Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Oki Data Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】効率が高く、印字スループットの良い印字を行
うことができるようにする。 【構成】印字ヘッド13の温度を読み取り、該印字ヘッ
ド13の温度に対応する最大の印字ピン数を求め、最大
の印字ピン数だけビットデータを受信してイメージバッ
ファ26に展開する。そして、必要なビットデータのす
べてがイメージバッファ26に展開された後に、印字及
び改行を行う。印字ヘッド13の温度に対応させて最大
の印字ピン数を変化させることができるので、印字ヘッ
ド13の温度の変動が少なくなり、印字ヘッド13の実
際の温度を印字ヘッド温度検出センサ24が検出するま
での時間を短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルプリンタにお
ける印字ヘッド温度アラーム印字制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルプリンタはドットインパ
クト型の印字ヘッドを有していて、該印字ヘッドにおい
ては、複数の印字ワイヤが選択的に駆動され、インクリ
ボンを介して印字用紙を打撃することによって印字を行
うようになっている。前記印字ヘッドは、例えば、24
本の印字ワイヤを有し、該印字ワイヤを印字データに対
応させて駆動するようになっている。この場合、印字デ
ューティの高い印字を連続して行うと印字ヘッドの温度
が高くなってしまう。
【0003】そこで、24本の印字ワイヤを複数のグル
ープに分けて、本来1パスで印字するものを数回に分け
て印字を行うようにしている。図2は従来のシリアルプ
リンタにおける印字ヘッドの温度と同時に駆動される印
字ワイヤの本数(以下「印字ピン数」という。)との関
係図である。なお、図において、縦軸に印字ピン数を、
横軸に印字ヘッドの温度を採ってある。
【0004】この場合、24本の印字ワイヤを有するシ
リアルプリンタ(24ピンプリンタ)が使用され、印字
ヘッドの内部にはサーミスタが実装され、該サーミスタ
の抵抗値の変化によって印字ヘッドの温度が検出される
ようになっている。そして、通常は、縦方向の24本の
印字ワイヤを1回駆動して1パス印字を行い、印字ヘッ
ドの温度が高くなるのに従って、縦方向の12本の印字
ワイヤを2回駆動して2パス印字を行ったり、縦方向の
8本の印字ワイヤを3回駆動して3パス印字を行ったり
する。この場合、駆動可能な最大の印字ピン数(以下
「最大印字ピン数」という。)が少なくなるので、印字
デューティが小さくなり、印字ヘッドの温度を低くする
ことができる。したがって、印字ヘッドの温度が上昇す
るのを抑制し、印字ヘッドが破損するのを防止するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシリアルプリンタにおいては、1パス印字、2パス
印字及び3パス印字のパス数を切り換えることによっ
て、印字ヘッドの温度の上昇を抑制するようにしている
ので、印字デューティを印字ヘッドの温度の変化に対応
する適正な値にすることができない。
【0006】したがって、パス数を切り換えるための印
字ヘッドの温度を実験によって求め、実験によって求め
た温度に十分なマージンを採ってスライスレベルを設定
するようにしている。すなわち、実際の印字ヘッドの温
度をサーミスタが検出するまでには長い時間がかかる。
そこで、印字ヘッドの温度のオーバーシュートを防止す
るために、スライスレベルを低く設定するようにしてい
る。したがって、パス数の切換えが必要な温度に達する
前にパス数が切り換えられてしまうので、効率が低くな
り、印字スループットの良い印字を行うことができな
い。
【0007】本発明は、前記従来のシリアルプリンタの
問題点を解決して、効率が高く、印字スループットの良
い印字を行うことができる印字ヘッド温度アラーム印字
制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の印
字ヘッド温度アラーム印字制御方法においては、印字ヘ
ッドの温度を読み取り、該印字ヘッドの温度に対応する
最大印字ピン数を求め、最大印字ピン数だけビットデー
タを受信してイメージバッファに展開する。そして、必
要なビットデータのすべてがイメージバッファに展開さ
れた後に、印字及び改行を行う。
【0009】本発明の他の印字ヘッド温度アラーム印字
制御方法においては、ビットデータを受信して中間バッ
ファに展開するとともに、印字ヘッドの温度を読み取っ
て該印字ヘッドの温度に対応する最大印字ピン数を求
め、最大印字ピン数分のビットデータが前記中間バッフ
ァに展開された後に、該中間バッファ内のビットデータ
をイメージバッファに移動させ、印字及び改行を行う。
【0010】
【作用】本発明によれば、前記のように印字ヘッド温度
アラーム印字制御方法においては、印字ヘッドの温度を
読み取り、該印字ヘッドの温度に対応する最大印字ピン
数を求め、最大印字ピン数だけビットデータを受信して
イメージバッファに展開する。
【0011】そして、必要なビットデータのすべてがイ
メージバッファに展開された後に、印字及び改行を行
う。この場合、印字ヘッドの温度が高くなったときに最
大印字ピン数が少なくなるように設定すると、印字ヘッ
ドの温度に対応させて最大印字ピン数を変化させること
ができる。
【0012】本発明の他の印字ヘッド温度アラーム印字
制御方法においては、ビットデータを受信して中間バッ
ファに展開するとともに、印字ヘッドの温度を読み取っ
て該印字ヘッドの温度に対応する最大印字ピン数を求
め、最大印字ピン数分のビットデータが前記中間バッフ
ァに展開された後に、該中間バッファ内のビットデータ
をイメージバッファに移動させ、印字及び改行を行う。
【0013】この場合、印字及び改行を行っている間
に、次のパスの印字及び改行に必要な印字データを受信
して展開する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おけるシリアルプリンタのブロック図である。図におい
て、11はマイクロプロセッサ、12は受信回路、13
は印字ヘッド、14はスペースモータ、15は改行モー
タ、17はRAM、18はROM、20はI/O制御回
路、21は印字ヘッド制御回路、22はスペースモータ
制御回路、23は改行モータ制御回路、24は印字ヘッ
ド温度検出センサ、25は印字ヘッド温度検出回路であ
る。
【0015】前記マイクロプロセッサ11は、図示しな
い上位装置から受信回路12を介して印字データ及びコ
マンドを受信し、受信したコマンドの文字指令の解釈を
行う。また、前記マイクロプロセッサ11は、印字を行
うために印字ヘッド13、スペースモータ14及び改行
モータ15を制御したり、印字ヘッド温度検出センサ2
4から得た温度信号に基づいて最大印字ピン数を制御し
たりする。さらに、前記マイクロプロセッサ11には印
字ヘッド温度アラーム印字制御手段が配設される。
【0016】そして、前記印字ヘッド13は、ドットイ
ンパクト型の印字ヘッドであり、所定のドットパターン
で図示しない印字用紙に印字を行う。そのために、前記
印字ヘッド13はスペースモータ14によって行方向に
移動させられ、印字用紙は改行モータ15によって行方
向と直角の方向に搬送される。
【0017】また、前記RAM17は、マイクロプロセ
ッサ11から送られた印字データ等を格納したり、該印
字データをインパクトデータにビット展開したりするた
めのイメージバッファ26、及び制御用の中間バッファ
27を有する。一方、前記ROM18には、マイクロプ
ロセッサ11を動作させるための制御用プログラムが格
納されている。
【0018】次に、前記構成のシリアルプリンタの動作
について説明する。図3は本発明の第1の実施例におけ
る印字ヘッドの温度と印字ピン数との関係図である。な
お、図において、縦軸に印字ピン数を、横軸に印字ヘッ
ド13(図1)の温度を採ってある。図に示すように、
印字ヘッド13の温度の変化に対応させて、最大印字ピ
ン数を1ずつ変化させることができる。
【0019】ところで、図示しない上位装置からシリア
ルプリンタにイメージグラフィックスのコマンドが送信
されると、シリアルプリンタは、24本の図示しない印
字ワイヤに対応する24個のビットデータを1カラム3
バイトで受信するようになっている。ところが、前記上
位装置からシリアルプリンタに送信されるコマンドの中
には、各ビットデータを横方向に送信するラスタグラフ
ィックスのコマンドを有するものがある。そこで、該ラ
スタグラフィックスのコマンドを使用すると、シリアル
プリンタは、印字ヘッド13の温度に対応させて必要な
印字ピン数だけのビットデータを印字データとして受信
することができる。
【0020】次に、中間バッファ27を使用しない場合
の印字ヘッド温度アラーム印字制御処理について説明す
る。図4は本発明の第1の実施例における印字ヘッド温
度アラーム印字制御処理の動作を示すフローチャートで
ある。 ステップS1 印字ヘッド温度検出センサ24(図1)
によって検出された印字ヘッド13の現在の温度を読み
取る。 ステップS2 印字ヘッド13の温度に対応する最大印
字ピン数を、変換テーブル等から読み出す。そのため
に、図3に示すような印字ヘッド13の温度と印字ピン
数との関係がRAM17に変換テーブルとして格納され
る。 ステップS3 1本の図示しない印字ワイヤ分の1ビッ
トデータを受信し、イメージバッファ26に展開する。 ステップS4 最大印字ピン数と、受信及び展開が行わ
れたビットデータの数(以下「受信・展開済みデータ
数」という。)とを比較し、最大印字ピン数が受信 ・展開済みデータ数より多い場合はステップS3に戻
り、最大印字ピン数が受信 ・展開済みデータ数以下である場合はステップS5に進
む。 ステップS5 必要なすべてのビットデータの受信を終
了すると、そのパスの印字を行う。 ステップS6 印字を終了した後、上位装置によって指
定された改行量、又は印字が行われたビットデータの量
に対応する印字量の改行を行う。
【0021】以上の動作を、図示しない上位装置から送
信されるビットデータがなくなるまで繰り返す。このよ
うに、特別なハードウェアを追加することなく、印字ヘ
ッド13の温度に対応する最大印字ピン数によって印字
を行うことができる。したがって、印字ヘッド13の温
度のオーバーシュートを防止するために、パス数の切換
えを行うためのスライスレベルを低く設定する必要がな
く、印字ヘッド13を適正な温度で使用することができ
る。
【0022】さらに、印字ヘッド13の温度の変動が少
なくなり、印字ヘッド13の実際の温度を印字ヘッド温
度検出センサ24が検出するまでの時間を短くすること
ができ、効率が高くなり、印字スループットの良い印字
を行うことができる。また、複雑なラスタグラフィック
スのビットデータを受信する場合、印字ヘッド13を交
換する場合等においても、印字ヘッド温度アラーム印字
制御方法を変更する必要がなく、制御プログラムを容易
に流用することができる。
【0023】ところで、本実施例においては、受信、展
開、印字及び改行の動作を交互に繰り返すようになって
いるので、印字スループットを向上させるには限界があ
る。そこで、印字中に受信された次のパスの印字及び改
行に必要な印字データを印字可能な状態に準備するため
に、中間バッファ27を有する本発明の第2の実施例に
ついて説明する。
【0024】図5は本発明の第2の実施例における印字
ヘッド温度アラーム印字制御処理の動作を示すフローチ
ャートである。 ステップS11 印字ヘッド13(図1)の現在の温度
を読み取る。 ステップS12 印字ヘッド13の温度に対応する最大
印字ピン数を、変換テーブル等から読み出す。 ステップS13 最大印字ピン数と受信・展開済みデー
タ数とを比較し、最大印字ピン数が受信・展開済みデー
タ数より多い場合はステップS14に、最大印字ピン数
が受信・展開済みデータ数以下である場合はステップS
15に進む。 ステップS14 1本の図示しない印字ワイヤ分の1ビ
ットデータを受信し、中間バッファ27に展開する。こ
のとき、前のパスの印字及び改行において既に受信され
展開されたビットデータがあれば、直ちに印字を開始す
る。 ステップS15 現在のパスの印字に必要なビットデー
タをすべて受信し展開すると、該ビットデータを中間バ
ッファ27からイメージバッファ26に移動させる。 ステップS16 印字を開始する。 ステップS17 印字が終了したかどうかを判断する。
印字が終了した場合はステップS19に、印字が終了し
ていない場合はステップS18に進む。 ステップS18 1本の印字ワイヤ分の1ビットデータ
を受信し、中間バッファ27に展開して、ステップS1
7に戻る。 ステップS19 改行を開始する。印字を終了した後、
図示しない上位装置によって指定された改行量、又は印
字が行われたビットデータの量に対応する印字量の改行
を行う。 ステップS20 改行が終了したかどうかを判断する。
改行が終了した場合はステップS11に戻り、改行が終
了していない場合はステップS21に進む。 ステップS21 1本の印字ワイヤ分の1ビットデータ
を受信し、中間バッファ27に展開して、ステップS2
0に戻る。
【0025】そして、ステップS16〜S21における
印字中及び改行中に、次のパスの印字に必要な印字デー
タを受信し、中間バッファ27に展開する。以上の動作
を、上位装置から送信されるビットデータがなくなるま
で繰り返す。図6は本発明の第2の実施例における印字
ヘッド温度アラーム印字制御処理のタイムチャートであ
る。
【0026】この場合、図示しない上位装置から、24
個のビットデータ及び24/180〔インチ〕の改行デ
ータが印字データとして繰り返し3回送信される場合に
ついて説明する。図において、PR−A〜PR−Dは4
回の印字動作であり、LF−A〜LF−Dは4回の改行
動作である。また、矢印は印字ヘッド13(図1)の温
度の読取タイミングであり、実際に印字ヘッド13を制
御する上で、最大印字ピン数を決定する時に有効にされ
る。そして、図における最大印字ピン数の下の印字ピン
数は、印字動作において実際に駆動される図示しない印
字ワイヤの本数であり、実行改行量は改行動作における
実際の改行量である。
【0027】まず、上位装置から印字データとしてビッ
トデータ及び改行データを受信すると、受信した時点に
おける印字ヘッド13の温度を読み取る。ここで、最大
印字ピン数が24である場合、24個のビットデータが
受信され展開されると印字動作PR−Aが開始される。
この時点において、印字動作PR−Bのためのビットデ
ータの受信及び展開が可能になるが、印字ヘッド13の
温度は印字動作PR−Aの間に変化しているので、印字
動作PR−Bが開始される直前の印字ヘッド13の温度
に対応させて最大印字ピン数を決定する必要がある。と
ころが、この時点においては次のパスの最大印字ピン数
を決定することはできない。
【0028】そこで、中間バッファ27の容量だけビッ
トデータを受信し、中間バッファ27に展開する。ま
た、該中間バッファ27の容量は大きいほど良いが、実
用的な容量としては、24個のビットデータ分の容量、
又は24個のビットデータ分の容量に多少の容量を加え
た容量にするのが良い。前記中間バッファ27が24個
のビットデータ分の容量を持たない場合は、印字を行う
前に必ずビットデータの受信及び展開を行う必要があ
り、印字スループットがその分悪くなってしまう。
【0029】次に、印字及び改行が終了したときにビッ
トデータがあると、印字ヘッド13の温度を読み取り、
印字可能な印字ピン数を決定する。そして、最大印字ピ
ン数分のビットデータが受信され、前記中間バッファ2
7に展開されていると、前記ビットデータをイメージバ
ッファ26に移動させ、印字を開始する。また、前記最
大印字ピン数分のビットデータの受信及び中間バッファ
27への展開が終了されていない場合は、必要なだけの
ビットデータがすべて受信され中間バッファ27に展開
された後、前記ビットデータをイメージバッファ26に
移動させ、印字を開始する。
【0030】なお、前記中間バッファ27からイメージ
バッファ26にビットデータを移動させる際に、ビット
データ自身をRAM17内の別のエリアに物理的にコピ
ーするような方法を採ると処理時間が長くなってしま
う。したがって、一般に、ビットデータが格納されたエ
リアを示すポインタ(アドレス等)を受け渡すようにす
る。
【0031】以上の動作を、上位装置から送信されたビ
ットデータがなくなるまで繰り返す。したがって、本実
施例においては、受信、展開、印字及び改行を同時に行
うことができ、効率が高くなり、印字スループットの良
い印字を行うことができる。なお、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種
々変形させることが可能であり、これらを本発明の範囲
から排除するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印字ヘッド温度アラーム印字制御方法において
は、印字ヘッドの温度を読み取り、該印字ヘッドの温度
に対応する最大印字ピン数を求め、最大印字ピン数だけ
ビットデータを受信してイメージバッファに展開する。
【0033】そして、必要なビットデータのすべてがイ
メージバッファに展開された後に、印字及び改行を行
う。この場合、印字ヘッドの温度に対応させて最大印字
ピン数を変化させることができる。したがって、印字ヘ
ッドの温度のオーバーシュートを防止するために、パス
数の切換えを行うためのスライスレベルを低く設定する
必要がなく、印字ヘッドを適正な温度で使用することが
できる。
【0034】さらに、印字ヘッドの温度の変動が少なく
なり、印字ヘッドの実際の温度を印字ヘッド温度検出セ
ンサが検出するまでの時間を短くすることができ、効率
が高くなり、印字スループットの良い印字を行うことが
できる。また、複雑なラスタグラフィックスのビットデ
ータを受信する場合、印字ヘッドを交換する場合等にお
いても、印字ヘッド温度アラーム印字制御方法を変更す
る必要がなく、制御プログラムを容易に流用することが
できる。
【0035】本発明の他の印字ヘッド温度アラーム印字
制御方法においては、ビットデータを受信して中間バッ
ファに展開するとともに、印字ヘッドの温度を読み取っ
て該印字ヘッドの温度に対応する最大印字ピン数を求
め、最大印字ピン数分のビットデータが前記中間バッフ
ァに展開された後に、該中間バッファ内のビットデータ
をイメージバッファに移動させ、印字及び改行を行う。
【0036】この場合、印字及び改行を行っている間
に、次のパスの印字及び改行に必要な印字データを受信
して展開する。したがって、現在のパスの印字及び改行
が終了したときに、直ちに次のパスの印字及び改行を行
うことができるので、効率が高くなり、印字スループッ
トの良い印字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるシリアルプリン
タのブロック図である。
【図2】従来のシリアルプリンタにおける印字ヘッドの
温度と印字ピン数との関係図である。
【図3】本発明の第1の実施例における印字ヘッドの温
度と印字ピン数との関係図である。
【図4】本発明の第1の実施例における印字ヘッド温度
アラーム印字制御処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施例における印字ヘッド温度
アラーム印字制御処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施例における印字ヘッド温度
アラーム印字制御処理のタイムチャートである。
【符号の説明】
13 印字ヘッド 17 RAM 26 イメージバッファ 27 中間バッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)印字ヘッドの温度を読み取り、
    (b)該印字ヘッドの温度に対応する駆動可能な最大の
    印字ピン数を求め、(c)駆動可能な最大の印字ピン数
    だけビットデータを受信してイメージバッファに展開
    し、(d)必要なビットデータのすべてがイメージバッ
    ファに展開された後に、印字及び改行を行うことを特徴
    とする印字ヘッド温度アラーム印字制御方法。
  2. 【請求項2】 (a)ビットデータを受信して中間バッ
    ファに展開するとともに、印字ヘッドの温度を読み取っ
    て該印字ヘッドの温度に対応する駆動可能な最大の印字
    ピン数を求め、(b)前記印字ピン数分のビットデータ
    が、前記中間バッファに展開された後に、該中間バッフ
    ァ内のビットデータをイメージバッファに移動させ、印
    字及び改行を行うことを特徴とする印字ヘッド温度アラ
    ーム印字制御方法。
JP9520495A 1995-04-20 1995-04-20 印字ヘッド温度アラーム印字制御方法 Withdrawn JPH08290593A (ja)

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