JPH0829001A - 吸収式冷凍サイクル装置 - Google Patents

吸収式冷凍サイクル装置

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JPH0829001A
JPH0829001A JP6157511A JP15751194A JPH0829001A JP H0829001 A JPH0829001 A JP H0829001A JP 6157511 A JP6157511 A JP 6157511A JP 15751194 A JP15751194 A JP 15751194A JP H0829001 A JPH0829001 A JP H0829001A
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temperature
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low
absorption liquid
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Shigeru Yoshimura
茂 吉村
Hisahiro Satou
寿洋 佐藤
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Rinnai Corp
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    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷房運転中に、凍結や故障等により冷媒弁が
開弁不能になっても、蒸発器の凍結や吸収液の晶析が防
止できる吸収式冷凍サイクル装置の提供。 【構成】 制御装置9は、冷房運転を実施中に、蒸発器
4の温度が2℃以下になると3分間、冷媒弁321を開
弁状態にし、3分経過しても蒸発器4の温度が4℃以上
に上昇しない時は、冷媒弁321が開弁不能であると
し、冷暖切換弁150を開弁する稀釈運転を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収液を用いる吸収式
冷凍サイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】脱フロン対策として、低濃度吸収液が入
れられ加熱源により加熱される加熱室を有し、低濃度吸
収液中の冷媒を気化させて中濃度吸収液と冷媒とに分離
する高温再生器と、該高温再生器を内包し、凝縮熱によ
り中濃度吸収液中の冷媒を気化させ、高濃度吸収液と冷
媒とに分離する低温再生器と、冷却を行って気化冷媒を
液化させる凝縮器と、液化冷媒を減圧下で蒸発させる蒸
発器と、配管中に冷媒弁を配設し、前記蒸発器の温度が
低い場合に蒸発器の凍結を防止する為に前記凝縮器で液
化した液化冷媒を前記蒸発器に導く液化冷媒配管と、蒸
発器で蒸発した気化冷媒を、前記低温再生器により分離
された高濃度吸収液に吸収させる吸収器と、該吸収器か
ら前記加熱室へ低濃度吸収液を移送する吸収液ポンプ
と、前記加熱源、前記吸収液ポンプ、及び前記冷媒弁を
制御する制御装置とを備える吸収式冷凍サイクル装置を
発明者らは試作した。
【0003】この吸収式冷凍サイクル装置では、蒸発器
で冷媒が蒸発する際に、蒸発器で冷媒と熱交換される熱
媒体(水等)から熱を奪い、熱媒体を冷却する。そし
て、冷却された熱媒体を、室内空気や断熱庫内の空気と
熱交換させる事により、室内冷房や庫内冷蔵を行う事が
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記試作品
は、冷房運転中に、前記液化冷媒の凍結や故障等によ
り、液化冷媒配管中の冷媒弁が開弁不能になった場合の
検知が難しいとともに、放置すると、以下のトラブルが
発生するという課題を有する。
【0005】蒸発器が凍結する。吸収器、吸収液ポン
プ、又は加熱室内の吸収液の濃度が上昇し、晶析の可能
性が高まる。
【0006】本発明の第1の目的は、冷房運転中に、凍
結や故障等により冷媒弁が開弁不能になっても、蒸発器
の凍結や吸収液の晶析が防止できる吸収式冷凍サイクル
装置の提供にある。
【0007】本発明の第2の目的は、冷媒弁の開弁不能
を容易に検知できる吸収式冷凍サイクル装置の提供にあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1) 低濃度吸収液が入れられ加熱源により加熱される加
熱室を有し、低濃度吸収液中の冷媒を気化させて中濃度
吸収液と冷媒とに分離する高温再生器と、該高温再生器
を内包し、凝縮熱により中濃度吸収液中の冷媒を気化さ
せ、高濃度吸収液と冷媒とに分離する低温再生器と、冷
却を行って気化冷媒を液化させる凝縮器と、液化冷媒を
減圧下で蒸発させる蒸発器と、配管中に冷媒弁を配設
し、前記凝縮器で液化した液化冷媒を前記蒸発器に導く
液化冷媒配管と、蒸発器で蒸発した気化冷媒を、前記低
温再生器により分離された高濃度吸収液に吸収させる吸
収器と、該吸収器から前記加熱室へ低濃度吸収液を移送
する吸収液ポンプと、前記吸収器内の低濃度吸収液と、
高温再生器内の中濃度吸収液との混合を司さどる冷暖切
換弁と、前記加熱源、前記吸収液ポンプ、前記冷媒弁、
及び冷暖切換弁を制御する制御器とを備え、前記加熱源
及び前記吸収液ポンプを作動状態、前記冷暖切換弁を閉
弁状態にして冷房運転を実施中に、前記制御器が前記冷
媒弁の開弁不能を検知すると、前記制御器は、前記冷暖
切換弁を開弁して稀釈運転を実施する。
【0009】(2) 上記(1) の構成を有し、加熱室内の低
濃度吸収液の温度を検出する温度検出手段を設け、前記
制御器は、前記冷媒弁の開弁不能を検知すると、前記低
濃度吸収液の温度が第1所定値以下になる迄、前記加熱
源を停止して前記吸収液ポンプを作動維持する第1稀釈
運転を行わせ、前記低濃度吸収液の温度が第1所定値以
下に低下すると、前記冷暖切換弁を開弁状態にして前記
吸収液を循環させる第2稀釈運転を行わせ、前記低濃度
吸収液の温度が、前記第1所定値より更に低い第2所定
値以下に低下すると、前記冷暖切換弁を閉弁状態にし、
前記吸収液ポンプを停止させて稀釈運転を終了させる。
【0010】(3) 上記(1) の構成を有し、前記蒸発器の
温度を検出する温度検出手段を設け、前記制御器は、冷
房運転を実施中に、前記蒸発器の温度が第1設定値以下
になると設定時間の間、前記冷媒弁を開弁状態にし、設
定時間が経過しても前記蒸発器の温度が第1設定値より
高い第2設定値迄上昇しない時は、前記冷媒弁が開弁不
能であるとする。
【0011】
【作用】
〔請求項1について〕制御器は、加熱源及び吸収液ポン
プを作動状態、冷暖切換弁を閉弁状態、冷媒弁を適宜、
開閉して、以下に示す冷房運転を行う。高温再生器の加
熱室が加熱源により加熱されて低濃度吸収液中の冷媒が
気化し、吸収液は中濃度吸収液と冷媒とに分離され、中
濃度吸収液は低温再生器に送られる。
【0012】低温再生器は、高温再生器内の気化冷媒の
凝縮熱を利用して中濃度吸収液を加熱して冷媒を気化さ
せ、吸収液は高濃度吸収液と冷媒とに分離する。凝縮器
は冷却を行い、高温再生器及び低温再生器により分離さ
れた気化冷媒を液化させる。
【0013】液化冷媒配管は、凝縮器により液化した液
化冷媒を蒸発器に導く。又、冷媒弁が閉弁すると蒸発器
への液化冷媒の供給が停止する。蒸発器は、液化冷媒を
減圧下で蒸発させる。
【0014】吸収器は、蒸発器で蒸発した気化冷媒を、
低温再生器により分離された高濃度吸収液に吸収させ
る。吸収液ポンプは、吸収器から加熱室へ低濃度吸収液
を移送する。
【0015】蒸発器で冷媒が蒸発する際に、蒸発器で冷
媒と熱交換される熱媒体から熱を奪い熱媒体を冷却す
る。そして、冷却された熱媒体を室内空気と熱交換させ
る事により室内冷房が行われる。
【0016】制御器は、冷房運転中に冷媒弁の開弁不能
を検知すると、冷暖切換弁を開弁して稀釈運転を実施す
る。
【0017】〔請求項2について〕温度検出手段は、加
熱室内の低濃度吸収液の温度を検出する。加熱源及び吸
収液ポンプを作動状態、冷暖切換弁を閉弁状態、冷媒弁
を適宜、開閉して冷房運転を実施中、冷媒弁の開弁不能
を制御器が検知すると、以下に示す運転を行う。
【0018】高温再生器内の中濃度吸収液の温度と吸収
器内の低濃度吸収液との温度差が大きく、加熱室内の低
濃度吸収液の温度が第1所定値を越えている間は、冷暖
切換弁を閉弁状態に維持するとともに、加熱源を停止し
吸収液ポンプを作動維持する第1稀釈運転を行う。
【0019】低濃度吸収液の温度が第1所定値以下に低
下すると、制御器は冷暖切換弁を開弁状態に切り替え、
加熱源を停止した状態で吸収液ポンプを作動維持して吸
収液を循環させる第2稀釈運転を行う。
【0020】低濃度吸収液の温度が、第1所定値よりも
低く設定した第2所定値以下に低下すると、制御器は冷
暖切換弁を閉弁状態に戻し、吸収液ポンプを停止(加熱
源も停止)させて稀釈運転を終了させる。
【0021】〔請求項3について〕温度検出手段は、蒸
発器の温度を検出する。加熱源及び吸収液ポンプを作動
状態、冷暖切換弁を閉弁状態、冷媒弁を適宜、開閉して
冷房運転を実施中に、制御器は、以下に示す手順で冷媒
弁が開弁不能か否かを検知する。
【0022】制御器は、冷房運転を実施中に、蒸発器の
温度が第1設定値以下になると設定時間の間、冷媒弁を
開弁状態にする。冷媒弁が正常であれば液冷媒が蒸発器
に供給され、蒸発器の温度が上昇していく。設定時間が
経過しても蒸発器の温度が、第1設定値より高く設定し
た第2設定値迄上昇しない時は、冷媒弁が開弁不能であ
るとする。
【0023】
【発明の効果】
〔請求項1について〕吸収式冷凍サイクル装置は、冷房
運転中に冷媒弁の開弁不能を制御器が検知すると、冷暖
切換弁を開弁して稀釈運転を実施する構成である。
【0024】この為、冷房運転中に、凍結や故障等によ
り冷媒弁が開弁不能になっても、蒸発器の凍結や吸収液
の晶析を防止する事ができる。
【0025】〔請求項2について〕制御器が冷媒弁の開
弁不能を検知すると、低濃度吸収液の温度が第1所定値
以下になる迄、加熱源を停止して吸収液ポンプを作動維
持する第1稀釈運転を行い、低濃度吸収液の温度が第1
所定値以下に低下すると、冷暖切換弁を開弁状態にして
吸収液を循環させる第2稀釈運転を行い、低濃度吸収液
の温度が更に第2所定値以下に低下すると、冷暖切換弁
を閉弁状態にし、吸収液ポンプを停止させて稀釈運転が
終了する構成である。
【0026】この為、安全且つ短時間に、吸収液の濃度
を略一定にする事ができ、冷房運転中に、凍結や故障等
により冷媒弁が開弁不能になっても、蒸発器の凍結や吸
収液の晶析が防止できる。
【0027】尚、第1所定値以上の場合は、冷暖切換弁
を開弁状態にしない為、高温の中濃度吸収液が吸収器内
に流れ込む事が無い。この為、再運転時に吸収液の沸騰
によるキャビテーションの発生が防止できる。
【0028】〔請求項3について〕前記制御器は、冷房
運転を実施中に、蒸発器の温度が第1設定値以下になる
と設定時間の間、前記冷媒弁を開弁状態にし、設定時間
が経過しても蒸発器の温度が第2設定値迄上昇しない時
は、冷媒弁が開弁不能であるとする構成である。この
為、冷房運転中に、冷媒弁の開弁不能を容易に検知する
事ができる。
【0029】
【実施例】本発明の一実施例(請求項1、2、3に対
応)を図1、図2に基づいて説明する。本発明の構成を
採用した、吸収式冷暖房装置Aは、低濃度吸収液(本実
施例では臭化リチウム水溶液)が入れられガスバーナ1
1により加熱される加熱室12を有し、低濃度吸収液中
の冷媒(水)を蒸発させ、低濃度吸収液を中濃度吸収液
と冷媒とに分離する高温再生器1と、高温再生器1内の
気化冷媒(水蒸気)の凝縮熱を利用して中濃度吸収液を
加熱し、中濃度吸収液に含まれる冷媒(水)を気化さ
せ、中濃度吸収液を高濃度吸収液と冷媒とに分離する低
温再生器2と、冷却水340が通過する凝縮用熱交換器
31を配設し、高温再生器1及び低温再生器2で分離さ
れた気化冷媒(水蒸気)を冷却により液冷媒(水)に戻
す凝縮器3と、冷媒弁321を配設し、凝縮器3で液化
した液冷媒(水)を蒸発器4に導く冷媒配管32と、こ
の液冷媒を略真空下で蒸発させる蒸発器4と、冷却水3
40が通過する吸収用熱交換器34を配設し、蒸発器4
で発生した気化冷媒を低温再生器2で得られた高濃度吸
収液に吸収させる吸収器5と、吸収器5から加熱室12
へ吸収液を移送する吸収液ポンプ6と、暖房運転時に開
弁状態にされる冷暖切換弁150と、冷却水340を流
通させる冷却水用電動ポンプ82と、吸収液ポンプ6、
冷却水用電動ポンプ82、冷媒弁321、及び冷暖切換
弁150等を制御する制御装置9と、外気温を検出する
為の外気温センサ91と、冷却水温を検出する為の冷却
水温センサ92と、蒸発器4の温度を検出する温度セン
サ41と、加熱室12内の低濃度吸収液の温度を検出す
る温度センサ120とを備える。
【0030】冷房運転時、蒸発器4で液冷媒(水)が蒸
発する事により、蒸発器4を通過する熱媒体(冷温水)
が冷却され、冷却された熱媒体は、室内に配置された室
内熱交換器7で、室内に吹き出される空気と熱交換して
室内を冷房する。室内に吹き出される空気と、室内熱交
換器7で熱交換し、昇温した熱媒体は、再び蒸発器4で
冷却される。
【0031】蒸発器4により蒸発した気化冷媒(水蒸
気)は、吸収器5で高濃度吸収液に吸収される。この
際、吸収熱が発生し、吸収液が昇温する。そこで、吸収
熱を奪う事により、吸収器5に供給される高濃度吸収液
の吸収能力を高める為に、吸収器5には吸収用熱交換器
34が配され、冷却水340が通過する。
【0032】凝縮器3には、低温再生器2で発生した比
較的温度の高い気化冷媒(水蒸気)を液化させる為の凝
縮用熱交換器31が巻装され、吸収用熱交換器34を通
った冷却水340が通過する。そして、吸収器5と凝縮
器3とを通過して昇温した冷却水340は、屋外に設け
た冷却塔8で冷却され、再び、吸収器5及び凝縮器3に
供給される。
【0033】上方に立設する吹出筒121を上部に配設
した加熱室12は、吸収液に冒され難いステンレスによ
り形成され、ガスバーナ11のガス燃焼による熱により
低濃度吸収液を加熱する。又、加熱室12には、加熱室
12内の低濃度吸収液の温度を測定する温度センサ12
0が配設されている。
【0034】ガスバーナ11は、ブンゼン式であり、二
つのガス電磁弁、及びガス比例弁(図示せず)を連設し
たガス管によりガスが供給され、燃焼用ファン(図示せ
ず)により燃焼用空気が供給されて強制燃焼する。
【0035】加熱室12内で沸騰する低濃度吸収液は、
気化冷媒(水蒸気)とともに、高温再生器1内に吹き出
す。この高温再生器1内に吹き出された高温の低濃度吸
収液は、気液分離用のバッフル10aに衝突し、吹出筒
121の周囲に滴下して中濃度吸収液となる。
【0036】この中濃度吸収液と冷媒とを分離する為、
高温再生器1内には、吹出筒121と高温再生器1との
間に仕切筒13が設けられている。そして、仕切筒13
の外側に分離された冷媒は、下部に接続された配管14
を通って凝縮器3に供給される。又、仕切筒13の内側
と吹出筒121との間に分離された中濃度吸収液は、下
部に接続された中濃度吸収液配管15を通って低温再生
器2に供給される。尚、中濃度吸収液配管15路中には
オリフィス16が設けられている。
【0037】低温再生器2は、高温再生器1を覆う筒状
容器形状の低温再生容器20を備え、中濃度吸収液配管
15を通って供給される中濃度吸収液を高温再生容器1
0の天井部分に向けて注入するものである。
【0038】低温再生容器20内の温度は、高温再生容
器10の温度に比較して低い為、低温再生容器20内の
圧力は、高温再生容器10の圧力に比較して低い。この
為、中濃度吸収液配管15から低温再生容器20内に供
給された中濃度吸収液は蒸発し易く、且つ中濃度吸収液
が高温再生容器10の天井部分に注入される事により、
中濃度吸収液は高温再生容器10の周囲壁により加熱さ
れて、液冷媒(水)が蒸発するので、中濃度吸収液が高
濃度吸収液になる。
【0039】ここで、低温再生容器20の上方は、環状
容器状の凝縮容器30の上側と連通部301により連通
している。この為、低温再生容器20内で蒸発した気化
冷媒(水蒸気)は、連通部301を介して凝縮容器30
内に供給される。一方、高濃度吸収液は、低温再生容器
20の下部に落下し、低温再生容器20の下部に接続さ
れた高濃度吸収液配管21を通って吸収器5に供給され
る。
【0040】尚、低温再生容器20内の上側には、天井
板22が設けられ、該天井板22の外周端と低温再生容
器20との間には、気化冷媒(水蒸気)が通過する隙間
201が設けられている。
【0041】凝縮器3は、上述した様に、環状容器状の
凝縮容器30を備える。この凝縮容器30の内部には、
凝縮容器30内の気化冷媒(水蒸気)を冷却して液化さ
せる凝縮用熱交換器31が配置されている。この凝縮用
熱交換器31は、環状のコイルであり、内部を冷却水3
40が流れる。そして、低温再生器2から凝縮容器30
内に供給された気化冷媒(水蒸気)は、凝縮用熱交換器
31によって冷却されて液冷媒(水)になる。
【0042】凝縮容器30内には、高温再生器1から配
管14を通って冷媒が容器下側から供給され、圧力の違
い(凝縮容器30内は70mmHg程度の低圧)から再
沸騰し、凝縮容器30内では、気化冷媒(水蒸気)と液
冷媒(水)とが混在した状態となる。
【0043】又、凝縮容器30には、蒸発器4の温度が
低い場合に蒸発器4の凍結を防止する為に、液冷媒
(水)を蒸発器4に導く冷媒配管32が接続されてい
る。この冷媒配管32には、蒸発器4の温度が所定温度
以下の時に、通電により開弁する冷媒弁321が設けら
れ、開弁中、凝縮容器30から液冷媒(水)が蒸発器4
に供給される。
【0044】蒸発器4は、吸収器5とともに、凝縮容器
30の下部に設けられるもので、低温再生容器20の周
囲に配した環状容器状の蒸発吸収容器50を備える。蒸
発吸収容器50の内部の外側には、凝縮器3から供給さ
れる液冷媒(水)を蒸発させる蒸発用熱交換器33が配
置されている。この蒸発用熱交換器33は、環状のコイ
ルであり、室内熱交換器7に供給される熱媒体(冷温
水)が内部を流れる。そして、凝縮器3から冷媒配管3
2を介して供給された液冷媒(水)は、蒸発用熱交換器
33の上部に配置された冷媒散布器322から蒸発用熱
交換器33上に散布される。
【0045】蒸発吸収容器50内は、略真空(約6.5
mmHg)に保たれる為に沸点が低く、蒸発用熱交換器
33上に散布された液冷媒(水)は、非常に蒸発し易い
状態となる。そして、蒸発用熱交換器33上に散布され
た液冷媒(水)は、蒸発用熱交換器33内を流れる熱媒
体(冷温水)から気化熱を奪って蒸発する。
【0046】この結果、蒸発用熱交換器33内を流れる
熱媒体(冷温水)が冷却される。そして、冷却された熱
媒体は、室内熱交換器7に導かれ、室内に吹き出す空気
と熱交換して室内を冷房する。
【0047】吸収器5は、上述の様に、蒸発吸収容器5
0を備える。そして、吸収器5は、高濃度吸収液配管2
1から供給される高濃度吸収液を冷却する吸収用熱交換
器34が配置されている。この吸収用熱交換器34は、
環状のコイルであり、内部には、凝縮用熱交換器31に
供給する冷却水340が流れる。一方、吸収用熱交換器
34の上部には、高濃度吸収液配管21から供給される
高濃度吸収液を吸収用熱交換器34の上に散布する吸収
液散布器36が配置される。
【0048】そして、吸収用熱交換器34に散布された
高濃度吸収液は、上方から下方へ落下する間に、蒸発用
熱交換器33から蒸発吸収容器50内に蒸発した気化冷
媒(水蒸気)を吸収する。
【0049】この為、吸収用熱交換器34の底には、低
濃度吸収液を加熱室12へ供給する為の低濃度吸収液配
管35が接続されている。この低濃度吸収液配管35に
は、略真空状態の凝縮容器30から加熱室12に向けて
低濃度吸収液を移送する為に、吸収液ポンプ6が設けら
れている。
【0050】吸収液ポンプ6は、本実施例では、交流2
4V、最大消費電力120Wの遠心式ポンプであり、回
転数を検知する為のホールIC61(回転数センサ)が
取り付けられる。この吸収液ポンプ6は、温度センサ1
20により検出される検出温度Tに適合した回転数とな
る様に制御装置9によりフィードバック制御される。
【0051】室内熱交換器7は、内部を通過する熱媒体
と室内に吹き出される空気とを熱交換する。この室内熱
交換器7を通過した熱媒体は、冷温水用電動ポンプ37
によって蒸発用熱交換器33に送られ、室内熱交換器7
と蒸発用熱交換器33とを循環する。
【0052】一方、室内熱交換器7には、室内熱交換器
7を流れる熱媒体と室内に吹き出される空気とを強制的
に熱交換し、熱交換後の空気を室内に吹き出させる為の
室内用電動ファン71が配される。
【0053】冷却塔8は、吸収用熱交換器34及び凝縮
用熱交換器31を通過した冷却水340を上方から下方
に流し、流れている間に、外気と熱交換して放熱すると
ともに一部が蒸発して気化熱により冷却水340を冷却
する。
【0054】冷却塔8で冷却された冷却水340は、下
部に設けられた冷却水溜81に導かれ、この冷却水溜8
1から冷却水用電動ポンプ82によって、冷却水340
が吸収用熱交換器34及び凝縮用熱交換器31内に供給
される。
【0055】冷却水溜81内には水位センサ(図示せ
ず)が配設され、冷却水340の水位が低下すると、冷
却水溜81に水道水を導く導水管(図示せず)中に配設
された給水弁が開弁状態になり、冷却水340が冷却水
溜81に補充される。
【0056】冷却塔8は、冷却水を補充する為の室外用
電動ファン80を備える。この室外用電動ファン80
は、冷却塔8に空気流を生じさせるもので、冷却塔8に
おける冷却水340の冷却を促進させる為のものであ
る。
【0057】151は、高温再生器1から低温再生器2
へ流れる中濃度吸収液と、吸収器5から加熱室12に流
れる低濃度吸収液とを熱交換する高温熱交換器であり、
高温再生器1から低温再生器2へ流れる中濃度吸収液を
冷却し、逆に吸収器5から加熱室12へ流れる低濃度吸
収液を加熱するものである。
【0058】211は、低温再生器2から吸収器5へ流
れる高濃度吸収液と、吸収器5から加熱室12へ流れる
低濃度吸収液とを熱交換する低温熱交換器で、低温再生
器2から吸収器5へ流れる高濃度吸収液を冷却し、逆に
吸収器5から加熱室12へ流れる低濃度吸収液を加熱す
るものである。
【0059】92は吸収用熱交換器34の上流側に配設
された冷却水温センサであり、冷却水340の温度を検
出する為のものである。又、91は屋外に配設された外
気温センサであり、外気温を検出する為のものである。
更に、温度センサ41は蒸発吸収容器50内に配され、
蒸発器4の温度を検出する為のものである。
【0060】150は、中濃度吸収液配管15と蒸発吸
収容器50とを接続する配管152中に配設された冷暖
切換弁であり、暖房運転時及び後述する第2稀釈運転時
に開弁される。
【0061】つぎに、冷房運転中の吸収式冷暖房装置A
の作動を、図2に示すフローチャートとともに説明す
る。
【0062】(冷房運転について)運転開始の指示を受
けると、制御装置9は、電磁弁を開弁、ガス比例弁を点
火開度状態、点火装置を作動、及び燃焼ファンが点火回
転数となる様に指示してガスバーナ11を燃焼状態に
し、その後、必要燃焼量に応じてガス比例弁を所定開度
状態、及び燃焼ファンを所定回転数となる様に指示す
る。
【0063】そして、温度センサ120により検出され
る検出温度Tが100℃以上になると、吸収液ポンプ6
を作動させ、これ以降、検出温度Tに対応した設定回転
数で吸収液ポンプ6が回転する様にフィードバック制御
する。尚、冷房運転中、冷媒弁321は、適宜、開弁さ
れ、液冷媒が冷媒散布器322を介して蒸発用熱交換器
33上に散布される。
【0064】冷房運転中、制御装置9のマイクロコンピ
ュータは、温度センサ41により検出される蒸発器温度
が2℃以下であるか否かステップs1で判別し、2℃以
下の場合(YES)はステップs2に進み、2℃を越え
る場合(NO)は冷房運転を継続する。
【0065】ステップs2で、制御装置9のマイクロコ
ンピュータは、所定時間(本実施例では3分間)、冷媒
弁321が開弁維持される様に指示し、所定時間経過後
にステップs3に進む。
【0066】ステップs3で、制御装置9のマイクロコ
ンピュータは、温度センサ41により検出される蒸発器
温度が4℃以上であるか否か判別し、4℃以上の場合
(YES)はステップs1に戻って冷房運転を継続す
る。又、4℃未満の場合(NO)はステップs4に進
む。
【0067】ステップs4で、制御装置9のマイクロコ
ンピュータは、ガスバーナ11へのガス供給を司さどる
電磁弁が閉弁する様に指示してガスバーナ11を消火し
て、以下に示す第1稀釈運転を実施し、ステップs5に
進む。
【0068】(第1稀釈運転)検出温度Tの低下ととも
に吸収液ポンプ6の回転数を下げていく。尚、第1稀釈
運転中は、冷温水用電動ポンプ37及び室内用電動ファ
ン71を停止させ、燃焼用送風機(図示せず)、冷却水
用電動ポンプ82、室外用電動ファン80は作動を継続
させて吸収液の析出を防止する。
【0069】ステップs5で、制御装置9のマイクロコ
ンピュータは、高温再生器12又はその近傍に設けた温
度センサ120により検出される、低濃度吸収液の検出
温度Tが110℃以下になったか否か判別し、110℃
以下の場合(YES)はステップs6に進む。又、11
0℃を越える場合(NO)は、上記 第1稀釈運転を継
続する。
【0070】ステップs6で、制御装置9のマイクロコ
ンピュータは、吸収液ポンプ6、冷却水用電動ポンプ8
2、室内用電動ファン71、及び燃焼用送風機が停止す
る様に指示し、ステップs7に進む。
【0071】ステップs7で、制御装置9のマイクロコ
ンピュータは、冷暖切換弁150が開弁する様に指示し
て、以下に示す第2稀釈運転{ステップs7〜ステップ
s9}を実施する為、ステップs8に進む。
【0072】(第2稀釈運転)冷暖切換弁150を開弁
して、高温再生器1内の吸収液と吸収器内の吸収液とが
配管152を通して混合させ、検出温度Tが70℃以下
になる迄、吸収液ポンプ6、冷却水用電動ポンプ82、
室外用電動ファン80を作動維持させる。
【0073】ステップs8で、制御装置9のマイクロコ
ンピュータは、吸収液ポンプ6、冷却水用電動ポンプ8
2、及び室外用電動ファン80が作動する様に指示し、
ステップs9に進む。
【0074】ステップs9で、制御装置9のマイクロコ
ンピュータは、温度センサ120により検出される検出
温度Tが70℃以下になったか否か判別し、70℃以下
の場合(YES)はステップs10に進む。又、70℃
を越える場合(NO)は、上記第2稀釈運転を継続す
る。
【0075】ステップs10で、制御装置9のマイクロ
コンピュータは、吸収液ポンプ6が停止、冷暖切換弁1
50が閉弁、燃焼用送風機(図示せず)、冷却水用電動
ポンプ82、及び室外用電動ファン80が作動停止する
様に指示し、稀釈運転を終了する。
【0076】つぎに、本実施例の吸収式冷暖房装置Aの
利点を述べる。 〔ア〕制御装置9は、冷房運転中に蒸発器4の温度が2
℃以下になると3分間、冷媒弁321を開弁状態にし、
3分が経過しても蒸発器4の温度が4℃以上に上昇しな
い時は、冷媒弁321が凍結や故障等により開弁不能で
あると判定する構成{図2のステップs1、s2、s
3}である。この為、冷房運転中に、冷媒弁321の機
能チェックを容易に行う事ができる。
【0077】〔イ〕吸収式冷暖房装置Aは、冷媒弁32
1が凍結等により開弁不能であると判定される{ステッ
プs3でNO}と、ガスバーナ11を消火し、高温再生
器1内の中濃度吸収液の温度と吸収器5内の低濃度吸収
液との温度差が大きく、検出温度Tが110℃を越えて
いる間は混合を行わず(冷暖切換弁150を閉弁維持)
に上記第1稀釈運転を実施し、検出温度Tが110℃以
下になると、検出温度Tが70℃に低下する手前迄、冷
暖切換弁150を開弁状態(ステップs6の実行後)、
吸収液ポンプ6を作動状態にして上記第2稀釈運転を実
施し、検出温度Tが70℃以下に低下すると、冷暖切換
弁150を閉弁状態にし、吸収液ポンプ6を停止させて
稀釈運転を終了する構成である。
【0078】この為、冷房運転中に、凍結や故障等によ
り冷媒弁321が開弁不能になった場合、安全且つ短時
間{従来が1時間、本実施例では15分程度}に吸収液
の濃度を略一定にして運転停止できるとともに、蒸発器
4の凍結や吸収液の晶析が防止でき、保全性に優れる。
【0079】又、低濃度吸収液の温度が110℃以上の
場合は、冷暖切換弁150を開弁状態にしない為、高温
の中濃度吸収液が吸収器5内に流れ込む事が無い。した
がって、再運転時に、吸収液の沸騰によるキャビテーシ
ョンの発生を防止する事ができる。そして、キャビテー
ションの発生防止により、吸収液ポンプ6の劣化を防ぐ
事ができる。
【0080】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.吸収液は、臭化リチウム水溶液以外に、アンモニア
水溶液(この場合、冷媒がアンモニアとなる)等を使用
しても良い。
【0081】b.第1、第2所定値、及び第1、第2設
定値は、適宜、決めれば良い。 c.加熱源として、ガスバーナ11以外に、電気ヒータ
を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る吸収式冷暖房装置の原
理説明図である。
【図2】その吸収式冷暖房装置の作動を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
A 吸収式冷暖房装置(吸収式冷凍サイクル装置) 1 高温再生器 2 低温再生器 3 凝縮器 4 蒸発器 5 吸収器 6 吸収液ポンプ 9 制御装置(制御器) 11 ガスバーナ(加熱源) 12 加熱室 32 冷媒配管 41 温度センサ(温度検出手段) 91 外気温センサ(温度検出手段) 92 冷却水温センサ(温度検出手段) 120 温度センサ(温度検出手段) 150 冷暖切換弁 321 冷媒弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低濃度吸収液が入れられ加熱源により加
    熱される加熱室を有し、低濃度吸収液中の冷媒を気化さ
    せて中濃度吸収液と冷媒とに分離する高温再生器と、 該高温再生器を内包し、凝縮熱により中濃度吸収液中の
    冷媒を気化させ、高濃度吸収液と冷媒とに分離する低温
    再生器と、 冷却を行って気化冷媒を液化させる凝縮器と、 液化冷媒を減圧下で蒸発させる蒸発器と、 配管中に冷媒弁を配設し、前記凝縮器で液化した液化冷
    媒を前記蒸発器に導く液化冷媒配管と、 蒸発器で蒸発した気化冷媒を、前記低温再生器により分
    離された高濃度吸収液に吸収させる吸収器と、 該吸収器から前記加熱室へ低濃度吸収液を移送する吸収
    液ポンプと、 前記吸収器内の低濃度吸収液と、高温再生器内の中濃度
    吸収液との混合を司さどる冷暖切換弁と、 前記加熱源、前記吸収液ポンプ、前記冷媒弁、及び冷暖
    切換弁を制御する制御器とを備え、 前記加熱源及び前記吸収液ポンプを作動状態、前記冷暖
    切換弁を閉弁状態にして冷房運転を実施中に、前記制御
    器が前記冷媒弁の開弁不能を検知すると、 前記制御器は、前記冷暖切換弁を開弁して稀釈運転を実
    施する吸収式冷凍サイクル装置。
  2. 【請求項2】 加熱室内の低濃度吸収液の温度を検出す
    る温度検出手段を設け、 前記制御器は、前記冷媒弁の開弁不能を検知すると、 前記低濃度吸収液の温度が第1所定値以下になる迄、前
    記加熱源を停止して前記吸収液ポンプを作動維持する第
    1稀釈運転を行わせ、 前記低濃度吸収液の温度が第1所定値以下に低下する
    と、前記冷暖切換弁を開弁状態にして前記吸収液を循環
    させる第2稀釈運転を行わせ、 前記低濃度吸収液の温度が、前記第1所定値より更に低
    い第2所定値以下に低下すると、前記冷暖切換弁を閉弁
    状態にし、前記吸収液ポンプを停止させて稀釈運転を終
    了させる請求項1記載の吸収式冷凍サイクル装置。
  3. 【請求項3】 前記蒸発器の温度を検出する温度検出手
    段を設け、 前記制御器は、冷房運転を実施中に、前記蒸発器の温度
    が第1設定値以下になると設定時間の間、前記冷媒弁を
    開弁状態にし、 設定時間が経過しても前記蒸発器の温度が第1設定値よ
    り高い第2設定値迄上昇しない時は、前記冷媒弁が開弁
    不能であるとする請求項1記載の吸収式冷凍サイクル装
    置。
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