JPH08289687A - 流動性飲食物を扱うラインの洗浄方法 - Google Patents

流動性飲食物を扱うラインの洗浄方法

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JPH08289687A
JPH08289687A JP7122972A JP12297295A JPH08289687A JP H08289687 A JPH08289687 A JP H08289687A JP 7122972 A JP7122972 A JP 7122972A JP 12297295 A JP12297295 A JP 12297295A JP H08289687 A JPH08289687 A JP H08289687A
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JP
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washing
liquid
cleaning
line
water
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JP7122972A
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English (en)
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Koji Takeda
宏治 武田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない洗剤、殺菌剤で効率よく容易に洗浄で
き、且つすすぎも容易である流動性飲食物を扱うライン
の洗浄方法を開発する。 【構成】 水洗液、洗剤を含む洗浄液、殺菌剤を含む殺
菌液、清水からなるすすぎ液などのCIP液を洗浄装置
から必要に応じて順次被洗浄ラインに送液して水洗、洗
浄、殺菌、すすぎなどの処理を行う被洗浄ラインの洗浄
方法において、水洗液としてアルカリイオン水または酸
性イオン水を用いることを特徴とする。中間すすぎ液と
してもアルカリイオン水または酸性イオン水を用いた
り、被洗浄ラインを洗浄した後のCIP液を洗浄装置に
戻すことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動性飲食物を扱うラ
インの洗浄方法に関するものであり、さらに詳しくは少
ない洗剤、殺菌剤で効率よく容易に洗浄できるようにし
た、酪農家の搾乳装置や飲料充填装置などの流動性飲食
物を扱うラインの洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品工業における洗浄の重要性はいうま
でもないが、微生物の汚染から食品を守るために、頻繁
に洗浄が行われている。従来の洗浄工程の例を図6
(a)と図6(b)に示す。図6(a)の洗浄・殺菌工
程を説明する。 水洗工程において、まず、冷水または温水(約50
℃)が被洗浄ラインに送られ、汚れが除去され、廃水は
処理装置に送られる。次いで洗剤による洗浄では、通
常は加温(約60〜80℃)した強アルカリ洗剤(濃度
約0.2〜1.0%)が用いられる。前記アルカリ洗剤
は使用後、回収して消耗しただけのアルカリを補給して
次回の使用に備える。 中間水すすぎ工程では、製造ラインの内部に付着、残
留している洗剤を清水ですすいで、次の殺菌剤の消耗を
少なくする目的で行われる。 殺菌剤による殺菌工程では、通常有効塩素約150〜
200ppm濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液を用い、
殺菌操作を行う。使用後の殺菌剤は回収され、必要に応
じて濃度調整を行い、次回の使用に備える。 最終水すすぎ工程で、清水で短時間すすぎを行って殺
菌剤の残留がないようにする。各工程における凡その所
要時間の例を示した。
【0003】図6(b)の洗浄・殺菌工程は、前記と同
様に水洗工程の後、アルカリ洗剤による洗浄工程が
あり、中間水すすぎ工程の後、酸による中和と酸性
洗剤による洗浄工程があり、前記と同様な中間水すす
ぎ工程、殺菌剤による殺菌工程、および最終水すす
ぎ工程がある例である。各工程における凡その所要時間
の例を示した。
【0004】図7は従来の一般的な洗浄装置のフロー図
である。図7において1aは洗浄装置、2aは洗剤タン
ク、2は希釈洗剤タンク、3aは殺菌剤タンク、3は希
釈殺菌剤タンク、4は水タンク、10は制御装置、11
はポンプである。洗浄装置1aは、主に洗剤タンク2
a、希釈洗剤タンク2、殺菌剤タンク3a、希釈殺菌剤
タンク3、水タンク4、制御装置10、ポンプ11、加
熱処理装置(図示せず)およびそれらを結ぶ配管や弁類
(5、7、8、9、14、15)などから構成される。
【0005】図7の洗浄装置を用いて被洗浄ラインを洗
浄する場合は、その洗浄の目的に応じて水洗液、すすぎ
液、洗剤を含む洗浄液、殺菌液[以後、これらを総称し
てCIP(Cleaning In Place) 液と称す]が、洗浄装置
1aの希釈洗剤タンク2、希釈殺菌剤タンク3、水タン
ク4から制御装置10により制御されてポンプ11を介
して図示しない被洗浄ラインに連結された管路12より
被洗浄ラインへ送液される。これらのCIP液は必要に
応じて図示しない加熱処理装置により加熱される。被洗
浄ラインを洗浄したCIP液は図示しない被洗浄ライン
に連結された管路13より洗浄装置1aに戻され、回収
弁14を通して希釈洗剤タンク2、希釈殺菌剤タンク
3、水タンク4へ回収されて再使用されるか、排水弁1
5より排水される。
【0006】従来、CIP液を洗浄装置から飲料充填装
置などの被洗浄ラインに送液して洗浄、殺菌などを行う
ことは広く行われており、適当な薬剤を用いる方法(特
開平4−185688号公報)、洗浄および殺菌を行う
際に、洗浄時間を短縮して生産性を向上する方法(特開
平2−282094号公報)、搾乳装置のパイプライン
洗浄機構(実開昭63−196962号公報)などが提
案されている。
【0007】図8に従来の搾乳装置を示す。牛舎内部で
搾乳した乳を隣接する処理室に自動搬送する搾乳装置が
ある。図8において、処理室に備えた乳を集める気密構
造をしたレリーザー21に、レリーザー21内部を介し
てレリーザーの内外をループ状に繋ぐ、牛舎内部から処
理室に乳を搬送するパイプライン22が連結されてい
る。レリーザー21上部に、内部の気体をその外部へと
吸引排除する真空ポンプ23等からなる排気手段24が
パイプ25を介して連結されている。さらに、レリーザ
ー21下部に、レリーザー21内部に溜った乳または洗
浄水をその外部へ排出するミルクポンプ26がパイプ2
7を介して連結されている。また、牛舎内部のパイプラ
イン22a周壁に、所定間隔毎にティートカップユニッ
ト28が連結されており乳をパイプライン22内部に吸
入する開閉自在なミルクタップ29が備えられている。
さらに、処理室内のレリーザー21に連結した一方のパ
イプライン22b周壁に、レリーザー21側から順に、
パイプライン22b内部を開閉自在に塞ぐ切換え弁機構
210と、洗浄水211をパイプライン22内部に吸入
する開閉自在な洗浄タップ212とが備えられている。
【0008】搾乳する場合は、牛舎内のパイプライン2
2a周壁に備えたミルクタップ29にティートカップユ
ニット28を連結して、該ティートカップユニット28
先端を牛舎内の搾乳牛の乳房213に装着した後、排気
手段24を作動させる。この際、切り換え弁機構210
は開口状態とし、洗浄タップ212は閉状態とする。す
ると、排気手段24から吸引力が、レリーザー21内部
に連通するパイプライン22内部とティートカップユニ
ット28内部を通して、ティートカップユニット28先
端を装着した搾乳牛の乳房213に働き、乳房213か
ら搾出された乳がティートカップユニット28とパイプ
ライン22内部を通して処理室のレリーザー21中へと
自動搬送される。
【0009】そして、パイプライン22内部を洗浄する
場合は、洗浄タップ212を備えた部分とレリーザー2
1との間を繋ぐパイプライン22b内部を切換え弁機構
210で塞いだ後、排気手段24を作動させてレリーザ
ー21内部の気体をその外部へと吸引排除する。この
際、ミルクタップ29は閉状態とする。すると、排気手
段24から吸引力がレリーザー内部を通してパイプライ
ン22内部に働き、洗浄タップ212を通して洗浄槽2
14内部等からパイプライン22内部へと吸入した洗浄
水211が、ループ状のパイプライン22内部を切換え
弁機構210で塞がなかったパイプライン22a側へと
循環してレリーザー21中へと流入し、該循環する洗浄
水211がループ状のパイプライン22内部を洗浄する
ようになっている。
【0010】搾乳装置のパイプライン22内部をよく洗
浄するため、パイプライン22b内部にエアインジェク
タ215などにより、空気の塊を断続的に送り込んでパ
イプライン22内部に沿って循環させ、その空気の塊で
同じパイプライン22内部を循環中の洗浄水211の後
部を押すことにより、パイプライン22内部に洗浄水2
11の塊を断続的に作って順次通過させたり、あるい
は、洗浄用スポンジ(図示せず)をパイプライン22内
部に挿入して、該スポンジを洗浄水211と共にパイプ
ライン22内部を通過させて、パイプライン22内部の
周壁全体を洗浄するようにしていた。上記洗浄水211
としては、清水から成る水洗液、清水から成るすすぎ
液、洗剤を含む洗浄液、殺菌剤を含む殺菌液などのCI
P液が適宜使用されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これらの洗浄や殺菌に
使用される各種の薬剤は高価であるとともに排水処理の
問題があり、これを低減する方法が強く望まれている。
スポンジを用いる洗浄方法は手間がかかる上、使用した
スポンジを再使用すると雑菌がライン中に入る恐れがあ
る。本発明の目的は、少ない洗剤、殺菌剤で効率よく容
易に洗浄でき、且つすすぎも容易な流動性飲食物を扱う
ラインの洗浄方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決すべく研究を重ねた結果、水洗工程や中間水すすぎ
工程において、アルカリイオン水または酸性イオン水を
用いることにより課題を解決できることを見いだし、本
発明を完成するに至った。
【0013】本発明の請求項1の発明は、水洗液、洗剤
を含む洗浄液、殺菌剤を含む殺菌液、清水からなるすす
ぎ液などのCIP液を洗浄装置から必要に応じて順次被
洗浄ラインに送液して、水洗、洗浄、殺菌、すすぎなど
の処理を行う被洗浄ラインの洗浄方法において、水洗液
としてアルカリイオン水または酸性イオン水を用いるこ
とを特徴とする流動性飲食物を扱うラインの洗浄方法で
ある。
【0014】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の洗浄方法において、中間すすぎ液としてもアルカリイ
オン水または酸性イオン水を用いることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項3の発明は、請求項1ある
いは請求項2記載の洗浄方法において、被洗浄ラインを
洗浄した後のCIP液を洗浄装置に戻すことを特徴とす
る。
【0016】本発明の請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3記載の洗浄方法において、下記の工程により
被洗浄ラインを洗浄することを特徴とする。 (1)アルカリイオン水による水洗工程、(2)アルカ
リ洗剤を含む洗浄液による洗浄工程、(3)酸性イオン
水によるすすぎおよび中和工程、(4)殺菌剤を含む殺
菌液による殺菌工程、(5)清水からなるすすぎ液によ
るすすぎ工程。
【0017】本発明の請求項5の発明は、請求項1ない
し請求項3記載の洗浄方法において、下記の工程により
被洗浄ラインを洗浄することを特徴とする。 (1)アルカリイオン水による水洗工程、(2)アルカ
リ洗剤を含む洗浄液による洗浄工程、(3)酸性イオン
水によるすすぎおよび中和工程、(4)酸性洗剤を含む
洗浄液による洗浄工程、(5)酸性イオン水によるすす
ぎ工程、(6)殺菌剤を含む殺菌液による殺菌工程、
(7)清水からなるすすぎ液によるすすぎ工程。
【0018】本発明の請求項6の発明は、請求項1ない
し請求項5記載の洗浄方法において、被洗浄ラインが搾
乳装置、飲料充填装置、流動性油脂食品製造装置、流動
性園芸食品製造装置、発酵食品製造装置、流動性畜産食
品製造装置、マヨネーズ製造装置、流動性水産食品製造
装置から選ばれることを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明においては、水洗液として中性の水の替
わりにアルカリイオン水または酸性イオン水を用いる。
アルカリイオン水または酸性イオン水のいずれを用いる
かは食品の種類、汚れの種類などにより決められる。本
発明で用いるアルカリイオン水や酸性イオン水の使用
量、pHや酸化還元電位などの性状や製造法などは特に
限定されず、食品の種類、汚れの種類や程度などにより
決められる。アルカリイオン水や酸性イオン水を蓄えた
タンクを洗浄装置に接続して使用することもできるが、
電解水の電気分解によりアルカリイオン水と酸性イオン
水を連続的に製造できる公知の装置を備えた洗浄装置は
好ましく使用することができる。
【0020】以下、水洗液としてアルカリイオン水を用
いる場合について説明する。アルカリイオン水は中性の
水に比べて汚れの落ちがよく、付着して間のない汚れや
付着した汚れなどもアルカリイオン水だけでも容易に解
離分散できるので、これによって汚れの大部分は除去さ
れる。従って、次に使用するアルカリ洗剤の消耗量は極
めて少なく、アルカリ洗剤の量の低減が可能となる。ア
ルカリ洗剤により洗浄した後は回収して消耗しただけの
アルカリ洗剤を補給して次の使用に備える。
【0021】中間すすぎ液としてもアルカリイオン水ま
たは酸性イオン水を用いることができる。水洗液として
アルカリインオ水を用いた時は、中間すすぎ液として酸
性イオン水を用いる。中間水すすぎにおいて、酸性イオ
ン水を使用することにより、すすぎと共にアルカリ洗剤
の中和が可能である。一般汚れや微生物のほとんどはア
ルカリ洗剤による洗浄工程と酸性イオン水による中間す
すぎ工程で除かれ、残存する小数の微生物も裸の状態に
あるので、殺菌剤を含む殺菌液の効果が高くなり、殺菌
剤の消耗は極めて軽微となる。そのため、殺菌剤の使用
量を大きく低減することが可能となる。使用後の殺菌剤
は回収され、必要に応じて濃度調整を行い、次の使用に
備える。
【0022】また、酸性イオン水を使用した中間すすぎ
により、汚れをすすぎ落すと共にアルカリ洗剤の中和が
できるので、次の工程で酸性洗剤を用いて更に洗浄する
場合は、酸性洗剤の使用量の低減が可能となる。酸性洗
剤のすすぎは清水によるすすぎでも差し支えないが、こ
のすすぎにおいても酸性イオン水を使用することにより
すすぎが十分に行われるので、次の殺菌工程での殺菌剤
の使用量を一層大きく低減できる。使用後の殺菌剤はや
はり回収され、必要に応じて濃度調整を行い、次の使用
に備える。
【0023】被洗浄ラインを洗浄した後のCIP液を洗
浄装置に戻すことにより、水洗液、すすぎ液、洗浄液、
殺菌液などをそれぞれリサイクルして使用したり、足り
なくなった薬剤の補給などが容易となる。CIP液は使
用に当たり適宜加熱することが好ましい。
【0024】被洗浄ラインを先ず(1)アルカリイオン
水により十分水洗した後、(2)アルカリ洗剤を含む洗
浄液により洗浄すれば、アルカリイオン水は中性の水に
比べて汚れの落ちがよいので、アルカリ洗剤の量の低減
が可能となる。また(3)酸性イオン水により十分なす
すぎおよび中和が行えるので、次の(4)殺菌工程にお
ける殺菌剤の使用量を大きく低減することが可能とな
る。従って、(5)殺菌剤の残留がないように行う清水
による最終すすぎを容易に短時間で行える。
【0025】また、被洗浄ラインを先ず(1)アルカリ
イオン水により十分水洗した後、(2)アルカリ洗剤を
含む洗浄液により洗浄すれば、上記のようにアルカリ洗
剤の量の低減が可能となり、次いで(3)酸性イオン水
により十分なすすぎおよび中和が行えるので、次の
(4)酸性洗剤を含む洗浄液による洗浄工程における酸
性洗剤の使用量の低減が可能となる。(5)酸性洗剤の
すすぎにおいても酸性イオン水を使用することにより十
分なすすぎができるので、次の(6)殺菌工程での殺菌
剤の使用量を大きく低減することが可能となる。従っ
て、(7)殺菌剤の残留がないように行う清水による最
終すすぎを容易に短時間で行うことができる。
【0026】本発明において被洗浄ラインは特に限定さ
れない。被洗浄ラインの具体例としては、前記のような
搾乳した乳を扱う搾乳装置のパイプライン、ジュース、
清涼飲料水などの飲料充填装置、マーガリン、ショート
ニングなどの流動性油脂食品製造装置、ジャム、ゼリ
ー、ママレード、ケチャップ、ソースなどの流動性園芸
食品製造装置、酒類、味醂、果実酒、食酢、ビール、醤
油、味噌などの発酵食品製造装置、乳、アイスクリーム
などの流動性畜産食品製造装置、マヨネーズ製造装置、
魚油などの流動性水産食品製造装置などを挙げることが
できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の内容を実施例によりさらに具
体的に説明するが、本発明はこれらの内容に何ら限定さ
れるものではない。 (アルカリイオン水と酸性イオン水の製造装置の例)図
2はアルカリイオン水と酸性イオン水の連続製造装置の
例である。電解槽を使用し、アノード槽33およびカソ
ード槽31に水道水38を通水し、中間槽32に8.0
×10-4%(w/v)NaC1水溶液39を通水した。
電圧6V、電流密度80mA/cm2 、流量:アノード
槽1000ml/min、中間槽500ml/min、
カソード槽1000ml/min、電極37は陰極、陽
極いずれも白金を用いて極板間電圧10Vの電解条件で
電解して陽極に酸性イオン水310(pH2.7)、陰
極にアルカリイオン水312(pH11)を得た。34
はイオン交換樹脂、35はイオン交換膜、311は中性
水を表す。
【0028】図1は本発明で用いる洗浄装置のフロー図
である。図において1は洗浄装置、2aは洗剤タンク、
2は希釈洗剤タンク、3aは殺菌剤タンク、3は希釈殺
菌剤タンク、4aはアルカリイオン水と酸性イオン水の
製造装置、4bと4cは4aにそれぞれ弁16、17を
介して連結されたアルカリイオン水タンクおよび酸性イ
オン水タンク、10は制御装置、11はポンプである。
洗浄装置1は、主に洗剤タンク2a、希釈洗剤タンク
2、殺菌剤タンク3a、希釈殺菌剤タンク3、アルカリ
イオン水と酸性イオン水の製造装置4a、アルカリイオ
ン水タンク4b、酸性イオン水タンク4c、制御装置1
0、ポンプ11、加熱処理装置(図示せず)およびそれ
らを結ぶ管路(6、12、13など)や弁類(5、7、
8、9、14、15、16、17)などから構成され
る。
【0029】被洗浄ラインを洗浄する場合は、その洗浄
の目的に応じてCIP液が、洗浄装置1の希釈洗剤タン
ク2、希釈殺菌剤タンク3、アルカリイオン水タンク4
b、酸性イオン水タンク4cから制御装置10により制
御されてポンプ11を介して図示しない被洗浄ラインに
連結された管路12より被洗浄ラインへ送液される。こ
れらのCIP液は必要に応じて図示しない加熱処理装置
により加熱される。被洗浄ラインを洗浄したCIP液は
図示しない被洗浄ラインに連結された管路13より洗浄
装置1に戻され、回収弁14を通して希釈洗剤タンク
2、希釈殺菌剤タンク3、アルカリイオン水タンク4
b、酸性イオン水タンク4cへ回収されて再使用される
か、排水弁15より排水される。
【0030】図3は搾乳装置のラインに本発明で用いる
洗浄装置1を連結した状態を示す説明図である。洗浄装
置1のCIP液を送液するための管路12が洗浄タップ
212を介してパイプライン2bに連結され、洗浄した
後のCIP液を洗浄装置1へ戻すための管路13がミル
クポンプ26に連結されている。洗浄装置1関係以外の
搾乳装置のラインの各符号は図8に示した従来の搾乳装
置のラインのものと同じである。アルカリイオン水、酸
性イオン水、希釈洗剤、希釈殺菌剤、すすぎ液などから
選ばれたCIP液は管路12より搾乳装置のラインへ送
液される。これらのCIP液は必要に応じて図示しない
加熱処理装置により加熱される。搾乳装置のラインを洗
浄したCIP液は搾乳装置のラインに連結された管路1
3より洗浄装置1に戻され、図示しない回収弁を通して
図示しない希釈洗剤タンク、希釈殺菌剤タンク、アルカ
リイオン水タンク、酸性イオン水タンクへ回収されて再
使用されるか、図示しない排水弁より排水されるように
なっている。
【0031】搾乳装置のライン内部を洗浄する場合は、
切換え弁機構210を閉じた後、排気手段24を作動さ
せて、レリーザー21内部の気体をその外部へと吸引排
除する。この際、ミルクタップ29は閉状態とする。す
ると、排気手段24から吸引力がレリーザー内部を通し
てパイプライン22内部に働き、洗浄タップ212を通
して洗浄装置1の管路12からパイプライン22内部へ
とCIP液が吸入される。CIP液は洗浄装置1の図示
しないポンプにより管路12からパイプライン22内部
へ送液してもよい。CIP液はループ状のパイプライン
22内部を切換え弁機構210で塞がなかったパイプラ
イン22a側へと循環してレリーザー21中へと流入
し、該循環するCIP液がループ状のパイプライン22
内部を洗浄する。搾乳装置のパイプライン22内部をよ
く洗浄するため、パイプライン22b内部にエアインジ
ェクタ215などを設けてある。搾乳装置のラインを先
ず(1)図示しない加熱処理装置により約50℃に加熱
したアルカリイオン水により十分水洗した後、(2)ア
ルカリ洗剤を含む洗浄液により洗浄した。次いで(3)
酸性イオン水により十分すすぎおよび中和を行った。次
いで(4)殺菌液を用いて被洗浄ラインを殺菌した後、
(5)清水ですすぎを行った。
【0032】アルカリイオン水により十分洗浄できたの
で、アルカリ洗剤の量の低減が可能となった。酸性イオ
ン水により十分なすすぎおよび中和が行えたので、殺菌
工程における殺菌剤の使用を大きく低減することが可能
であった。また、清水による最終すすぎが短時間で行
え、容易になった。
【0033】図4に、水(湯)、大麦、ホップなどを仕
込み発酵させる糖化装置、酵母などを入れて発酵させる
発酵装置、熟成装置、濾過装置、びん詰装置、びん洗浄
装置などから成るビールの製造工程を示す。本発明で用
いる洗浄装置1が、CIP液を送液するための管路12
および洗浄した後のCIP液を洗浄装置1へ戻すための
管路13を介して糖化装置、発酵装置、熟成装置、濾過
装置、びん詰装置、びん洗浄装置それぞれ個別に連結さ
れている。
【0034】アルカリイオン水、酸性イオン水、希釈洗
剤、希釈殺菌剤、すすぎ液などから選ばれたCIP液は
管路12より各装置のラインへ送液される。これらのC
IP液は必要に応じて図示しない加熱処理装置により加
熱される。各装置のラインを洗浄したCIP液は各装置
のラインに連結された管路13より洗浄装置1に戻さ
れ、図示しない回収弁を通して図示しない希釈洗剤タン
ク、希釈殺菌剤タンク、アルカリイオン水タンク、酸性
イオン水タンクへ回収されて再使用されるか、排水弁1
5より排水される。6は清水から成るすすぎ液を洗浄装
置1へ導入する管路である。1台の洗浄装置1を複数の
装置に連結して洗浄しても差し支えない。本発明の洗浄
方法を用いることにより各装置を少ない洗剤や殺菌剤で
効率よく容易に洗浄でき、また、すすぎも容易に行え
た。
【0035】図5に洗卵装置、割卵装置、卵黄タンク、
卵黄、酢、調味料、オイルなどを混合攪拌する攪拌装
置、製品をプラスチック容器などに充填する容器詰装置
などから成るマヨネーズの製造工程を示す。本発明で用
いる洗浄装置1が、CIP液を送液するための管路12
および洗浄した後のCIP液を洗浄装置1へ戻すための
管路13を介して洗卵装置、割卵装置、卵黄タンク、攪
拌装置、容器詰装置それぞれ個別に連結されている。
【0036】アルカリイオン水、酸性イオン水、希釈洗
剤、希釈殺菌剤、すすぎ液などから選ばれたCIP液は
管路12より各装置のラインへ送液される。これらのC
IP液は必要に応じて図示しない加熱処理装置により加
熱される。各装置のラインを洗浄したCIP液は各装置
のラインに連結された管路13より洗浄装置1に戻さ
れ、図示しない回収弁を通して図示しない希釈洗剤タン
ク、希釈殺菌剤タンク、アルカリイオン水タンク、酸性
イオン水タンクへ回収されて再使用されるか、排水弁1
5より排水される。6は清水から成るすすぎ液を洗浄装
置1へ導入する管路である。1台の洗浄装置1を複数の
装置に連結して洗浄しても差し支えない。本発明の洗浄
方法を用いることにより各装置を少ない洗剤や殺菌剤で
効率よく容易に洗浄でき、また、すすぎも容易に行え
た。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、流
動性飲食物を扱うラインを少ない洗剤や殺菌剤で効率よ
く容易に洗浄でき、また、すすぎも容易に行える。本発
明の流動性飲食物を扱うラインの洗浄方法は簡単な構成
からなるので経済的である上、上記のように効果が大き
く産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いる洗浄装置のフロー図である。
【図2】 本発明で用いるアルカリイオン水と酸性イオ
ン水の連続製造装置の要部説明図である。
【図3】 搾乳装置のラインに本発明で用いる洗浄装置
を連結した状態を示す説明図である。
【図4】 ビールの製造工程および各装置に本発明で用
いる洗浄装置を連結した状態を示す説明図である。
【図5】 マヨネーズの製造工程および各装置に本発明
で用いる洗浄装置を連結した状態を示す説明図である。
【図6】 従来の洗浄・殺菌工程の説明図である。
【図7】 従来の一般的な洗浄装置のフロー図である。
【図8】 従来の搾乳装置のラインの説明図である。
【符号の説明】
1、1a 洗浄装置 2a 洗剤タンク 2 希釈洗剤タンク 3a 殺菌剤タンク 3 希釈殺菌剤タンク 4a アルカリイオン水と酸性イオン水の製造装置 4b アルカリイオン水タンク 4c 酸性イオン水タンク 5、7、8、9、14、15、16、17 弁類 6、12、13 管路 10 制御装置 11 ポンプ 21 レリーザー 22、22a、22b パイプライン 23 真空ポンプ 24 排気手段 25、27 パイプ 26 ミルクポンプ 28 ティートカップユニット 29 ミルクタップ 210 切換え弁機構 211 洗浄水 212 洗浄タップ 213 乳房 214 洗浄槽 215 エアインジェクタ 31 カソード槽 32 中間槽 33 アノード槽 34 イオン交換樹脂 35 イオン交換膜 38 水道水 39 食塩水 312 アルカリイオン水 310 酸性イオン水

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗液、洗剤を含む洗浄液、殺菌剤を含
    む殺菌液、清水からなるすすぎ液などのCIP液を洗浄
    装置から必要に応じて順次被洗浄ラインに送液して、水
    洗、洗浄、殺菌、すすぎなどの処理を行う被洗浄ライン
    の洗浄方法において、水洗液としてアルカリイオン水ま
    たは酸性イオン水を用いることを特徴とする流動性飲食
    物を扱うラインの洗浄方法。
  2. 【請求項2】 中間すすぎ液としてもアルカリイオン水
    または酸性イオン水を用いることを特徴とする請求項1
    記載の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 被洗浄ラインを洗浄した後のCIP液を
    洗浄装置に戻すことを特徴とする請求項1あるいは請求
    項2記載の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 下記の工程により被洗浄ラインを洗浄す
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の洗浄
    方法。 (1)アルカリイオン水による水洗工程、(2)アルカ
    リ洗剤を含む洗浄液による洗浄工程、(3)酸性イオン
    水によるすすぎおよび中和工程、(4)殺菌剤を含む殺
    菌液による殺菌工程、(5)清水からなるすすぎ液によ
    るすすぎ工程。
  5. 【請求項5】 下記の工程により被洗浄ラインを洗浄す
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の洗浄
    方法。 (1)アルカリイオン水による水洗工程、(2)アルカ
    リ洗剤を含む洗浄液による洗浄工程、(3)酸性イオン
    水によるすすぎおよび中和工程、(4)酸性洗剤を含む
    洗浄液による洗浄工程、(5)酸性イオン水によるすす
    ぎ工程、(6)殺菌剤を含む殺菌液による殺菌工程、
    (7)清水からなるすすぎ液によるすすぎ工程。
  6. 【請求項6】 被洗浄ラインが搾乳装置、飲料充填装
    置、流動性油脂食品製造装置、流動性園芸食品製造装
    置、発酵食品製造装置、流動性畜産食品製造装置、マヨ
    ネーズ製造装置、流動性水産食品製造装置から選ばれる
    請求項1ないし請求項5記載の洗浄方法。
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