JPH08289021A - 交換システム - Google Patents
交換システムInfo
- Publication number
- JPH08289021A JPH08289021A JP9263595A JP9263595A JPH08289021A JP H08289021 A JPH08289021 A JP H08289021A JP 9263595 A JP9263595 A JP 9263595A JP 9263595 A JP9263595 A JP 9263595A JP H08289021 A JPH08289021 A JP H08289021A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice mail
- control signal
- line
- signal
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ボイスメール装置が必要なく占有され続けるこ
とを防止し、有効にボイスメールサービスを提供するこ
とを可能とする。 【構成】ボイスメール制御部24は、利用者端末と接続
された状態において所定時間T2に亙って操作コマンド
が到来しなかった場合、ユーザ操作状態を操作無し状態
に設定する。そしてボイスメール制御部24は、PBX
制御部17からの問合わせに対し、ユーザ操作状態をP
BX制御部17へと通知する。PBX制御部17は、一
定の周期でボイスメール制御部24に対して問合わせを
行ってユーザ操作状態の通知を受け、ユーザ操作状態と
して操作無し状態が設定されている場合には、ボイスメ
ール装置2を利用者端末との間の回線から切断するとと
もに、当該回線を解放する。
とを防止し、有効にボイスメールサービスを提供するこ
とを可能とする。 【構成】ボイスメール制御部24は、利用者端末と接続
された状態において所定時間T2に亙って操作コマンド
が到来しなかった場合、ユーザ操作状態を操作無し状態
に設定する。そしてボイスメール制御部24は、PBX
制御部17からの問合わせに対し、ユーザ操作状態をP
BX制御部17へと通知する。PBX制御部17は、一
定の周期でボイスメール制御部24に対して問合わせを
行ってユーザ操作状態の通知を受け、ユーザ操作状態と
して操作無し状態が設定されている場合には、ボイスメ
ール装置2を利用者端末との間の回線から切断するとと
もに、当該回線を解放する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイスメール装置を収
容してなる交換システムに関する。
容してなる交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボイスメール装置を収容してなる
交換システムでは、交換装置ではボイスメール装置の呼
の状態のみを管理し、ボイスメール装置によるサービス
の提供状態の管理は行っていない。またボイスメール装
置では、利用者端末側からの回線切断が行われたことに
応じてサービス提供を終了するものとなっている。
交換システムでは、交換装置ではボイスメール装置の呼
の状態のみを管理し、ボイスメール装置によるサービス
の提供状態の管理は行っていない。またボイスメール装
置では、利用者端末側からの回線切断が行われたことに
応じてサービス提供を終了するものとなっている。
【0003】このため、利用者が回線切断を行わなかっ
た場合には、共有リソースであるボイスメール装置が必
要なく占有され続けることになり、他の利用者にサービ
スを提供できなくなってしまう。また、交換システム側
が発信側である場合、通信料を無駄に費やすことにな
る。
た場合には、共有リソースであるボイスメール装置が必
要なく占有され続けることになり、他の利用者にサービ
スを提供できなくなってしまう。また、交換システム側
が発信側である場合、通信料を無駄に費やすことにな
る。
【0004】一方、読出すメッセージの指定や、早送り
・巻戻しの操作等は、利用者端末からDTMF信号にて
行うことができる。すなわちボイスメール装置では、利
用者端末と接続されたのちには当該利用者端末から出力
されて到来するDTMF信号を受信し、そのDTMF信
号に対応する番号列から利用者が希望する動作を認識し
てその動作を行う。
・巻戻しの操作等は、利用者端末からDTMF信号にて
行うことができる。すなわちボイスメール装置では、利
用者端末と接続されたのちには当該利用者端末から出力
されて到来するDTMF信号を受信し、そのDTMF信
号に対応する番号列から利用者が希望する動作を認識し
てその動作を行う。
【0005】しかしながら、操作コマンドとしてのDT
MF信号は、音声信号が伝送されるのと同一の回線を介
して伝送されるため、録音メッセージにDTMF信号、
あるいはDTMF信号に類似する信号が混入していた場
合には、ボイスメール装置がこれを操作コマンドと誤判
断し、誤動作を起こしてしまう恐れがある。
MF信号は、音声信号が伝送されるのと同一の回線を介
して伝送されるため、録音メッセージにDTMF信号、
あるいはDTMF信号に類似する信号が混入していた場
合には、ボイスメール装置がこれを操作コマンドと誤判
断し、誤動作を起こしてしまう恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の交
換システムでは、利用者端末側からの回線切断が行われ
たことに応じてサービス提供を終了するため、利用者が
回線切断を行わなかった場合にボイスメール装置が必要
なく占有され続けてしまうという不具合があった。
換システムでは、利用者端末側からの回線切断が行われ
たことに応じてサービス提供を終了するため、利用者が
回線切断を行わなかった場合にボイスメール装置が必要
なく占有され続けてしまうという不具合があった。
【0007】また利用者端末で指定された操作コマンド
をDTMF信号で音声信号が伝送されるのと同一の回線
を介してボイスメール装置まで伝送するため、録音メッ
セージにDTMF信号、あるいはDTMF信号に類似す
る信号が混入していた場合にボイスメール装置が誤動作
を起こしてしまう恐れがあった。
をDTMF信号で音声信号が伝送されるのと同一の回線
を介してボイスメール装置まで伝送するため、録音メッ
セージにDTMF信号、あるいはDTMF信号に類似す
る信号が混入していた場合にボイスメール装置が誤動作
を起こしてしまう恐れがあった。
【0008】本発明はこれらの事情を考慮してなされた
ものであり、その目的とするところは第1に、ボイスメ
ール装置が必要なく占有され続けることを防止し、有効
にボイスメールサービスを提供することができる交換シ
ステムを提供することにある。また第2に、DTMF信
号の誤検出によるボイスメール装置の誤動作を低減した
信頼性の高い交換システムを提供することにある。
ものであり、その目的とするところは第1に、ボイスメ
ール装置が必要なく占有され続けることを防止し、有効
にボイスメールサービスを提供することができる交換シ
ステムを提供することにある。また第2に、DTMF信
号の誤検出によるボイスメール装置の誤動作を低減した
信頼性の高い交換システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の第1の目的を達成
するために第1の発明は、通信回線を介して与えられる
制御信号に応じて動作するボイスメール装置と、このボ
イスメール装置に対する前記通信回線の接続処理を行う
交換装置とからなる交換システムにおいて、前記ボイス
メール装置に、交換装置により前記通信回線に接続され
た状態において前記制御信号が所定時間以上に亙り到来
しない操作無し状態を検出する操作無し検出手段と、こ
の操作無し検出手段の検出結果を、前記交換装置からの
問合わせに応じて前記交換装置へと通知する操作状態通
知手段とを備え、また前記交換装置に、前記ボイスメー
ル装置に対して問合わせを行うとともに、この問合わせ
に対して前記操作状態通知手段によりなされる通知を受
ける問合わせ手段と、この問合わせ手段により操作無し
状態の通知が受けられたことに応じて、例えばボイスメ
ール装置を通信回線から切断するとともに、当該通信回
線を解放する解放処理を行うなどの所定の処理を行う処
理手段とを備えた。
するために第1の発明は、通信回線を介して与えられる
制御信号に応じて動作するボイスメール装置と、このボ
イスメール装置に対する前記通信回線の接続処理を行う
交換装置とからなる交換システムにおいて、前記ボイス
メール装置に、交換装置により前記通信回線に接続され
た状態において前記制御信号が所定時間以上に亙り到来
しない操作無し状態を検出する操作無し検出手段と、こ
の操作無し検出手段の検出結果を、前記交換装置からの
問合わせに応じて前記交換装置へと通知する操作状態通
知手段とを備え、また前記交換装置に、前記ボイスメー
ル装置に対して問合わせを行うとともに、この問合わせ
に対して前記操作状態通知手段によりなされる通知を受
ける問合わせ手段と、この問合わせ手段により操作無し
状態の通知が受けられたことに応じて、例えばボイスメ
ール装置を通信回線から切断するとともに、当該通信回
線を解放する解放処理を行うなどの所定の処理を行う処
理手段とを備えた。
【0010】また第2の目的を達成するために第2の発
明は、通信回線を介して与えられる制御信号に応じて動
作するボイスメール装置と、このボイスメール装置に対
する前記通信回線の接続処理を行う交換装置とを有し、
前記ボイスメール装置と前記交換装置とは音声信号用回
線および制御信号用回線でそれぞれ接続されてなる交換
システムにおいて、前記交換装置に、前記制御信号を出
力する端末の種別を例えば前記制御信号を出力する端末
が変更される毎に判定する種別判定手段と、この種別判
定手段により判定された端末種別を例えば前記種別判定
手段により端末種別が判定される毎に前記ボイスメール
装置に通知する種別通知手段と、前記種別判定手段によ
り前記制御信号をアナログ信号で出力する端末であると
判定された場合には前記通信回線を介して到来した前記
制御信号を前記音声信号用回線を介して前記ボイスメー
ル装置に与え、また前記種別判定手段により前記制御信
号をディジタル信号で出力する端末であると判定された
場合には前記通信回線を介して到来した前記制御信号を
前記制御信号用回線を介して前記ボイスメール装置に与
える制御信号転送制御手段とを備え、また前記ボイスメ
ール装置に、前記制御信号に応じた動作制御を行う制御
手段と、前記音声信号用回線を介して到来する信号から
前記制御信号を抽出する制御信号抽出手段と、前記種別
通知手段により通知される端末種別が前記制御信号をア
ナログ信号で出力する端末を示す場合は前記制御信号抽
出手段により抽出された制御信号を、また前記種別通知
手段により通知される端末種別が前記制御信号をディジ
タル信号で出力する端末を示す場合は前記制御信号用回
線を介して到来した前記制御信号をそれぞれ選択して前
記制御手段に与える選択手段とを備えた。
明は、通信回線を介して与えられる制御信号に応じて動
作するボイスメール装置と、このボイスメール装置に対
する前記通信回線の接続処理を行う交換装置とを有し、
前記ボイスメール装置と前記交換装置とは音声信号用回
線および制御信号用回線でそれぞれ接続されてなる交換
システムにおいて、前記交換装置に、前記制御信号を出
力する端末の種別を例えば前記制御信号を出力する端末
が変更される毎に判定する種別判定手段と、この種別判
定手段により判定された端末種別を例えば前記種別判定
手段により端末種別が判定される毎に前記ボイスメール
装置に通知する種別通知手段と、前記種別判定手段によ
り前記制御信号をアナログ信号で出力する端末であると
判定された場合には前記通信回線を介して到来した前記
制御信号を前記音声信号用回線を介して前記ボイスメー
ル装置に与え、また前記種別判定手段により前記制御信
号をディジタル信号で出力する端末であると判定された
場合には前記通信回線を介して到来した前記制御信号を
前記制御信号用回線を介して前記ボイスメール装置に与
える制御信号転送制御手段とを備え、また前記ボイスメ
ール装置に、前記制御信号に応じた動作制御を行う制御
手段と、前記音声信号用回線を介して到来する信号から
前記制御信号を抽出する制御信号抽出手段と、前記種別
通知手段により通知される端末種別が前記制御信号をア
ナログ信号で出力する端末を示す場合は前記制御信号抽
出手段により抽出された制御信号を、また前記種別通知
手段により通知される端末種別が前記制御信号をディジ
タル信号で出力する端末を示す場合は前記制御信号用回
線を介して到来した前記制御信号をそれぞれ選択して前
記制御手段に与える選択手段とを備えた。
【0011】
【作用】このような手段を講じたことにより第1の発明
によれば、ボイスメール装置では、交換装置により前記
通信回線に接続された状態において制御信号が所定時間
以上に亙り到来しない操作無し状態の検出が行われる。
交換装置では、ボイスメール装置に対して問い合わせを
行って操作無し状態の検出結果の通知を受け、操作無し
状態が通知された場合には、例えばボイスメール装置を
通信回線から切断するとともに、当該通信回線を解放す
る解放処理を行うなどの所定の処理が行われる。
によれば、ボイスメール装置では、交換装置により前記
通信回線に接続された状態において制御信号が所定時間
以上に亙り到来しない操作無し状態の検出が行われる。
交換装置では、ボイスメール装置に対して問い合わせを
行って操作無し状態の検出結果の通知を受け、操作無し
状態が通知された場合には、例えばボイスメール装置を
通信回線から切断するとともに、当該通信回線を解放す
る解放処理を行うなどの所定の処理が行われる。
【0012】従って、ボイスメール装置が所定時間以上
に亙り端末より操作されなければ、ボイスメール装置が
通信回線から切断されるとともに、当該通信回線が解放
される。
に亙り端末より操作されなければ、ボイスメール装置が
通信回線から切断されるとともに、当該通信回線が解放
される。
【0013】また第2の発明によれば、交換装置では、
端末の種別が検出され、端末種別がボイスメール装置に
通知される。制御信号をアナログ信号で出力する端末で
あると判定された場合には、通信回線を介して到来した
制御信号の交換装置からボイスメール装置への伝送経路
が音声信号用回線に設定され、また制御信号をディジタ
ル信号で出力する端末であると判定された場合には、通
信回線を介して到来した制御信号の交換装置からボイス
メール装置への伝送経路が制御信号用回線に設定され
る。ボイスメール装置では、通知される端末種別が制御
信号をアナログ信号で出力する端末を示す場合は、制御
信号抽出手段により音声信号用回線を介して到来する信
号から抽出された制御信号に応じた動作制御が行われ、
また通知される端末種別が制御信号をディジタル信号で
出力する端末を示す場合は、制御信号用回線を介して到
来した制御信号に応じた動作制御が行われる。
端末の種別が検出され、端末種別がボイスメール装置に
通知される。制御信号をアナログ信号で出力する端末で
あると判定された場合には、通信回線を介して到来した
制御信号の交換装置からボイスメール装置への伝送経路
が音声信号用回線に設定され、また制御信号をディジタ
ル信号で出力する端末であると判定された場合には、通
信回線を介して到来した制御信号の交換装置からボイス
メール装置への伝送経路が制御信号用回線に設定され
る。ボイスメール装置では、通知される端末種別が制御
信号をアナログ信号で出力する端末を示す場合は、制御
信号抽出手段により音声信号用回線を介して到来する信
号から抽出された制御信号に応じた動作制御が行われ、
また通知される端末種別が制御信号をディジタル信号で
出力する端末を示す場合は、制御信号用回線を介して到
来した制御信号に応じた動作制御が行われる。
【0014】従って、制御信号をディジタル信号で出力
する端末によりボイスメール装置が操作される場合に
は、音声信号とは全く別に伝送される制御信号に応じた
動作制御が行われる。
する端末によりボイスメール装置が操作される場合に
は、音声信号とは全く別に伝送される制御信号に応じた
動作制御が行われる。
【0015】
(第1実施例)以下、図面を参照して第1の発明の一実
施例につき説明する。図1は本実施例に係る交換システ
ムの構成を示すブロック図である。この交換システム
は、構内交換装置(PBX)1およびボイスメール装置
2からなり、両者はボイスメール装置用の音声回線C1
および制御回線C2のそれぞれを介して互いに接続され
ている。
施例につき説明する。図1は本実施例に係る交換システ
ムの構成を示すブロック図である。この交換システム
は、構内交換装置(PBX)1およびボイスメール装置
2からなり、両者はボイスメール装置用の音声回線C1
および制御回線C2のそれぞれを介して互いに接続され
ている。
【0016】構内交換装置1は、タイムスイッチ10、
ボイスメールインタフェース(ボイスメールIF)1
1、ボイスメール制御インタフェース(ボイスメール制
御IF)12、局線インタフェース(局線IF)13、
専用線インタフェース(専用線IF)14、標準電話機
インタフェース(標準電話機IF)15、多機能電話機
インタフェース(多機能電話機IF)16およびPBX
制御部17を備えており、各部はバス18を介して互い
に接続されている。なおここでは図示を省略している
が、ボイスメールインタフェース11、ボイスメール制
御インタフェース12、局線インタフェース13、専用
線インタフェース14、標準電話機インタフェース15
および多機能電話機インタフェース16は、複数ずつ設
けられている。
ボイスメールインタフェース(ボイスメールIF)1
1、ボイスメール制御インタフェース(ボイスメール制
御IF)12、局線インタフェース(局線IF)13、
専用線インタフェース(専用線IF)14、標準電話機
インタフェース(標準電話機IF)15、多機能電話機
インタフェース(多機能電話機IF)16およびPBX
制御部17を備えており、各部はバス18を介して互い
に接続されている。なおここでは図示を省略している
が、ボイスメールインタフェース11、ボイスメール制
御インタフェース12、局線インタフェース13、専用
線インタフェース14、標準電話機インタフェース15
および多機能電話機インタフェース16は、複数ずつ設
けられている。
【0017】タイムスイッチ10には、ボイスメールイ
ンタフェース11、局線インタフェース13、専用線イ
ンタフェース14、標準電話機インタフェース15およ
び多機能電話機インタフェース16がPCMハイウェイ
19を介してそれぞれ接続されており、PBX制御部1
7の制御に基づいてPCMハイウェイ19上のタイムス
ロットの入れ替えを行うことによってPCMハイウェイ
19を介して接続された各部を任意に交換接続する。
ンタフェース11、局線インタフェース13、専用線イ
ンタフェース14、標準電話機インタフェース15およ
び多機能電話機インタフェース16がPCMハイウェイ
19を介してそれぞれ接続されており、PBX制御部1
7の制御に基づいてPCMハイウェイ19上のタイムス
ロットの入れ替えを行うことによってPCMハイウェイ
19を介して接続された各部を任意に交換接続する。
【0018】ボイスメールインタフェース11は、音声
回線C1を介してボイスメール装置2が接続されてお
り、ボイスメール装置2との間での音声信号の送受信を
行うものである。
回線C1を介してボイスメール装置2が接続されてお
り、ボイスメール装置2との間での音声信号の送受信を
行うものである。
【0019】ボイスメール制御インタフェース12は、
制御回線C2を介してボイスメール装置2が接続されて
おり、ボイスメール装置2との間での制御信号の送受信
を行うものである。
制御回線C2を介してボイスメール装置2が接続されて
おり、ボイスメール装置2との間での制御信号の送受信
を行うものである。
【0020】局線インタフェース13には、局線C3が
接続されている。局線インタフェース13は、局線C3
を介して到来する音声信号(アナログ)のPCM信号へ
の変換、タイムスイッチ10を介して与えられるPCM
信号の音声信号(アナログ)への変換、局線C3の状態
監視や、局線C3を介して接続された網に対する種々の
信号の送出などの局線インタフェース動作を行う。また
局線インタフェース13は、上記局線インタフェース動
作に係わる制御情報の授受をPBX制御部17との間で
行う。
接続されている。局線インタフェース13は、局線C3
を介して到来する音声信号(アナログ)のPCM信号へ
の変換、タイムスイッチ10を介して与えられるPCM
信号の音声信号(アナログ)への変換、局線C3の状態
監視や、局線C3を介して接続された網に対する種々の
信号の送出などの局線インタフェース動作を行う。また
局線インタフェース13は、上記局線インタフェース動
作に係わる制御情報の授受をPBX制御部17との間で
行う。
【0021】専用線インタフェース14には、専用線C
4が接続されている。専用線インタフェース14は、専
用線C4を介して到来する音声信号(アナログ)のPC
M信号への変換、タイムスイッチ10を介して与えられ
るPCM信号の音声信号(アナログ)への変換、専用線
C4の状態監視や、専用線C4を介して接続された網に
対する種々の信号の送出などの専用線インタフェース動
作を行う。また専用線インタフェース14は、上記専用
線インタフェース動作に係わる制御情報の授受をPBX
制御部17との間で行う。
4が接続されている。専用線インタフェース14は、専
用線C4を介して到来する音声信号(アナログ)のPC
M信号への変換、タイムスイッチ10を介して与えられ
るPCM信号の音声信号(アナログ)への変換、専用線
C4の状態監視や、専用線C4を介して接続された網に
対する種々の信号の送出などの専用線インタフェース動
作を行う。また専用線インタフェース14は、上記専用
線インタフェース動作に係わる制御情報の授受をPBX
制御部17との間で行う。
【0022】標準電話機インタフェース15には、標準
電話機3が標準電話機用の内線C5を介して接続されて
いる。標準電話機インタフェース15は、標準電話機3
から出力される音声信号(アナログ)のPCM信号への
変換、タイムスイッチ10を介して与えられるPCM信
号の音声信号(アナログ)への変換、標準電話機3の状
態監視や、標準電話機3に対する種々の信号の送出など
の標準電話機インタフェース動作を行う。また標準電話
機インタフェース15は、上記標準電話機インタフェー
ス動作に係わる制御情報の授受をPBX制御部17との
間で行う。
電話機3が標準電話機用の内線C5を介して接続されて
いる。標準電話機インタフェース15は、標準電話機3
から出力される音声信号(アナログ)のPCM信号への
変換、タイムスイッチ10を介して与えられるPCM信
号の音声信号(アナログ)への変換、標準電話機3の状
態監視や、標準電話機3に対する種々の信号の送出など
の標準電話機インタフェース動作を行う。また標準電話
機インタフェース15は、上記標準電話機インタフェー
ス動作に係わる制御情報の授受をPBX制御部17との
間で行う。
【0023】多機能電話機インタフェース16には、デ
ィジタル多機能電話機4が多機能電話機用の内線(音声
信号用)C6および内線C7(制御信号用)のそれぞれ
を介して接続されている。多機能電話機インタフェース
16は、ディジタル多機能電話機4から出力される音声
信号(PCM信号)の受信やタイムスイッチ10を介し
て与えられる音声信号の送信、ディジタル多機能電話機
4との間での制御信号の送受信、ディジタル多機能電話
機4の状態監視や、ディジタル多機能電話機4に対する
種々の信号の送出などのインタフェース動作を行う。ま
た多機能電話機インタフェース16は、上記インタフェ
ース動作に係わる制御情報の授受をPBX制御部17と
の間で行う。
ィジタル多機能電話機4が多機能電話機用の内線(音声
信号用)C6および内線C7(制御信号用)のそれぞれ
を介して接続されている。多機能電話機インタフェース
16は、ディジタル多機能電話機4から出力される音声
信号(PCM信号)の受信やタイムスイッチ10を介し
て与えられる音声信号の送信、ディジタル多機能電話機
4との間での制御信号の送受信、ディジタル多機能電話
機4の状態監視や、ディジタル多機能電話機4に対する
種々の信号の送出などのインタフェース動作を行う。ま
た多機能電話機インタフェース16は、上記インタフェ
ース動作に係わる制御情報の授受をPBX制御部17と
の間で行う。
【0024】PBX制御部17は、例えばマイクロコン
ピュータを主体として構成されたものであり、交換動作
を実現するべく各部を制御する。図2はPBX制御部1
7が有する機能を概略的に示す機能ブロック図である。
この図に示すようにPBX制御部17は、呼処理部17
a、端末種別判定部17b、端末データベース17c、
ボイスメール状態制御部17d、タイマ17eおよびボ
イスメール通信制御部17fを有する。
ピュータを主体として構成されたものであり、交換動作
を実現するべく各部を制御する。図2はPBX制御部1
7が有する機能を概略的に示す機能ブロック図である。
この図に示すようにPBX制御部17は、呼処理部17
a、端末種別判定部17b、端末データベース17c、
ボイスメール状態制御部17d、タイマ17eおよびボ
イスメール通信制御部17fを有する。
【0025】呼処理部17aは、各インタフェースを制
御しての発信または着信に係る処理やタイムスイッチ1
0を制御しての交換接続処理を行う機能である。この呼
処理部17aは、発信時または着信時に端末種別判定部
17bに端末の種別の判定を指示してその判定結果を受
け、端末にボイスメール装置2が含まれる場合に通話開
始信号を、また当該通話における利用者端末(ボイスメ
ール装置2によるサービスの利用者が使用する端末)が
回線を切断した際に通話終了信号をそれぞれボイスメー
ル状態制御部17dへと与える機能を有する。
御しての発信または着信に係る処理やタイムスイッチ1
0を制御しての交換接続処理を行う機能である。この呼
処理部17aは、発信時または着信時に端末種別判定部
17bに端末の種別の判定を指示してその判定結果を受
け、端末にボイスメール装置2が含まれる場合に通話開
始信号を、また当該通話における利用者端末(ボイスメ
ール装置2によるサービスの利用者が使用する端末)が
回線を切断した際に通話終了信号をそれぞれボイスメー
ル状態制御部17dへと与える機能を有する。
【0026】端末種別判定部17bは、端末データベー
ス17cを参照して内線端末(ボイスメール装置2、標
準電話機3およびディジタル多機能電話機4)の種別を
判定する機能である。端末データベース17cは、本構
内交換装置1が収容する全ての内線端末の種別が内線電
話番号に対応付けて登録されている。
ス17cを参照して内線端末(ボイスメール装置2、標
準電話機3およびディジタル多機能電話機4)の種別を
判定する機能である。端末データベース17cは、本構
内交換装置1が収容する全ての内線端末の種別が内線電
話番号に対応付けて登録されている。
【0027】ボイスメール状態制御部17dは、呼処理
部17aから通話開始信号が与えられたことに応じてタ
イマ17eをセットし、このタイマ17eがタイムアウ
トしたことに応じてタイマをクリアするとともに、ボイ
スメール通信制御部17f、バス18およびボイスメー
ル制御インタフェース12を介して制御回線C2へと状
態表示要求を送出する機能である。またボイスメール状
態制御部17dは、ボイスメール装置2から制御回線C
2へと送出される状態情報をボイスメール制御インタフ
ェース12、バス18およびボイスメール通信制御部1
7fを介して受け、状態情報にて操作有り状態が表示さ
れていればタイマ17eを再セットし、また状態情報に
て操作無し状態が表示されていれば呼処理部17aに切
断指示を与える機能を有する。
部17aから通話開始信号が与えられたことに応じてタ
イマ17eをセットし、このタイマ17eがタイムアウ
トしたことに応じてタイマをクリアするとともに、ボイ
スメール通信制御部17f、バス18およびボイスメー
ル制御インタフェース12を介して制御回線C2へと状
態表示要求を送出する機能である。またボイスメール状
態制御部17dは、ボイスメール装置2から制御回線C
2へと送出される状態情報をボイスメール制御インタフ
ェース12、バス18およびボイスメール通信制御部1
7fを介して受け、状態情報にて操作有り状態が表示さ
れていればタイマ17eを再セットし、また状態情報に
て操作無し状態が表示されていれば呼処理部17aに切
断指示を与える機能を有する。
【0028】タイマ17eは、セットされたのちに所定
時間T1を計時し、タイムアウトしたらその旨をボイス
メール状態制御部17dに通知する機能である。ボイス
メール通信制御部17fは、ボイスメール状態制御部1
7dとボイスメール装置2との間で相互にやり取りされ
る制御情報(状態表示要求や状態情報など)の中継や通
信プロトコル変換などを行う機能である。
時間T1を計時し、タイムアウトしたらその旨をボイス
メール状態制御部17dに通知する機能である。ボイス
メール通信制御部17fは、ボイスメール状態制御部1
7dとボイスメール装置2との間で相互にやり取りされ
る制御情報(状態表示要求や状態情報など)の中継や通
信プロトコル変換などを行う機能である。
【0029】ところでボイスメール装置2は図1に示す
ように、音声通信インタフェース(音声通信IF)2
0、制御通信インタフェース(制御通信IF)21、音
声信号蓄積部22、DTMF信号検出部23およびボイ
スメール制御部24を備えており、各部はバス25を介
して互いに接続されている。
ように、音声通信インタフェース(音声通信IF)2
0、制御通信インタフェース(制御通信IF)21、音
声信号蓄積部22、DTMF信号検出部23およびボイ
スメール制御部24を備えており、各部はバス25を介
して互いに接続されている。
【0030】音声通信インタフェース20は、音声回線
C1を介して構内交換装置1が接続されており、構内交
換装置1との間での音声信号の送受信を行うものであ
る。音声通信インタフェース20は、受信した音声信号
(アナログ)の音声情報(PCM信号)への変換およ
び、音声信号蓄積部22から出力される音声情報(PC
M信号)の音声信号(アナログ)への変換を行う機能を
有する。なお図示は省略しているが、音声通信インタフ
ェース20は複数設けられている。
C1を介して構内交換装置1が接続されており、構内交
換装置1との間での音声信号の送受信を行うものであ
る。音声通信インタフェース20は、受信した音声信号
(アナログ)の音声情報(PCM信号)への変換およ
び、音声信号蓄積部22から出力される音声情報(PC
M信号)の音声信号(アナログ)への変換を行う機能を
有する。なお図示は省略しているが、音声通信インタフ
ェース20は複数設けられている。
【0031】制御通信インタフェース21は、制御回線
C2を介して構内交換装置1が接続されており、構内交
換装置1との間での制御信号の送受信を行うものであ
る。音声信号蓄積部22は、例えば磁気ディスク装置な
どからなり、音声情報を蓄積しておくためのものであ
る。この音声信号蓄積部22は音声通信インタフェース
20に接続されており、構内交換装置1から出力されて
音声通信インタフェース20で取り込まれた音声情報が
書き込まれるとともに、ボイスメール制御部24の制御
の下に蓄積してある音声情報を必要に応じて音声通信イ
ンタフェース20へと出力する。
C2を介して構内交換装置1が接続されており、構内交
換装置1との間での制御信号の送受信を行うものであ
る。音声信号蓄積部22は、例えば磁気ディスク装置な
どからなり、音声情報を蓄積しておくためのものであ
る。この音声信号蓄積部22は音声通信インタフェース
20に接続されており、構内交換装置1から出力されて
音声通信インタフェース20で取り込まれた音声情報が
書き込まれるとともに、ボイスメール制御部24の制御
の下に蓄積してある音声情報を必要に応じて音声通信イ
ンタフェース20へと出力する。
【0032】DTMF信号検出部23は、音声回線C1
を介して到来した信号を音声通信インタフェース20か
ら受け、DTMF信号を検出する。そしてDTMF信号
検出部23は、DTMF信号が示す番号列の情報をバス
25を介してボイスメール制御部24に通知する。
を介して到来した信号を音声通信インタフェース20か
ら受け、DTMF信号を検出する。そしてDTMF信号
検出部23は、DTMF信号が示す番号列の情報をバス
25を介してボイスメール制御部24に通知する。
【0033】ボイスメール制御部24は、例えばマイク
ロコンピュータを主体として構成されたものであり、ボ
イスメールサービスを実現するべく各部を制御する。図
3はボイスメール制御部24が有する機能を概略的に示
す機能ブロック図である。この図に示すようにボイスメ
ール制御部24は、回線制御部24a、ボイスメールサ
ービス部24b、サービス要求受信部24c、タイマ2
4d、サービス状態判定部24eおよび通信制御部24
fを有する。
ロコンピュータを主体として構成されたものであり、ボ
イスメールサービスを実現するべく各部を制御する。図
3はボイスメール制御部24が有する機能を概略的に示
す機能ブロック図である。この図に示すようにボイスメ
ール制御部24は、回線制御部24a、ボイスメールサ
ービス部24b、サービス要求受信部24c、タイマ2
4d、サービス状態判定部24eおよび通信制御部24
fを有する。
【0034】回線制御部24aは、音声通信インタフェ
ース20を制御し、構内交換装置1との間の音声信号の
通信を制御する機能である。また回線制御部24aは、
構内交換装置1より送出されるボイスメールサービスの
開始信号および終了信号を受けた場合、これをボイスメ
ールサービス部24bに通知する機能を有する。
ース20を制御し、構内交換装置1との間の音声信号の
通信を制御する機能である。また回線制御部24aは、
構内交換装置1より送出されるボイスメールサービスの
開始信号および終了信号を受けた場合、これをボイスメ
ールサービス部24bに通知する機能を有する。
【0035】ボイスメールサービス部24bは、回線制
御部24aを介して与えられる開始信号で起動され、サ
ービス要求受信部24cから与えられる操作コマンドに
て指定されたサービスを実行すべく音声信号蓄積部22
における録音・再生などを制御する機能である。なお、
ボイスメールサービス部24bは、ボイスメールサービ
スの開始時および終了時には通話開始信号および通話終
了信号を、メールの録音・再生処理の開始時にはサービ
ス処理中の信号をそれぞれサービス状態判定部24eに
与える機能を有する。またボイスメールサービス部24
bは、サービス要求受信部24cに対してサービス要求
の受信指示を与える機能や、サービスを終了する際に回
線制御部24aに対してオンフック指示を出力する機能
を有する。
御部24aを介して与えられる開始信号で起動され、サ
ービス要求受信部24cから与えられる操作コマンドに
て指定されたサービスを実行すべく音声信号蓄積部22
における録音・再生などを制御する機能である。なお、
ボイスメールサービス部24bは、ボイスメールサービ
スの開始時および終了時には通話開始信号および通話終
了信号を、メールの録音・再生処理の開始時にはサービ
ス処理中の信号をそれぞれサービス状態判定部24eに
与える機能を有する。またボイスメールサービス部24
bは、サービス要求受信部24cに対してサービス要求
の受信指示を与える機能や、サービスを終了する際に回
線制御部24aに対してオンフック指示を出力する機能
を有する。
【0036】サービス要求受信部24cは、ボイスメー
ルサービス部24bからサービス要求の受信指示を受け
たことに応じて空き状態から要求受信待状態に遷移する
とともに、タイマ24dをセットしておき、利用者から
のサービス要求を受信すると、そのサービス要求をボイ
スメールサービス部24bに通知するとともに、タイマ
24dをクリアする機能である。なおサービス要求受信
部24cは、DTMF信号検出部23から通知される番
号列を操作コマンドとして受け、その操作コマンドの内
容を認識することで利用者からのサービス要求を認識す
る。
ルサービス部24bからサービス要求の受信指示を受け
たことに応じて空き状態から要求受信待状態に遷移する
とともに、タイマ24dをセットしておき、利用者から
のサービス要求を受信すると、そのサービス要求をボイ
スメールサービス部24bに通知するとともに、タイマ
24dをクリアする機能である。なおサービス要求受信
部24cは、DTMF信号検出部23から通知される番
号列を操作コマンドとして受け、その操作コマンドの内
容を認識することで利用者からのサービス要求を認識す
る。
【0037】タイマ24dは、セットされたのちに所定
時間T2を計時し、タイムアウトしたらその旨をサービ
ス状態判定部24eに通知する機能である。サービス状
態判定部24eは、ボイスメールサービス部24bから
通話開始信号が与えられてから通話終了信号が与えられ
るまでの間にタイマ24dの状態を監視し、タイマ24
dからタイムアウトが通知されなければユーザ操作状態
を操作有り状態に設定しておき、タイマ24dからタイ
ムアウトが通知されたらユーザ操作状態を操作無し状態
に設定する機能である。またサービス状態判定部24e
は、構内交換装置1から送出される状態表示要求を制御
通信インタフェース21、バス25および通信制御部2
4fを介して受信した場合、ユーザ操作状態を示す状態
情報を通信制御部24f、バス25および制御通信イン
タフェース21を介して制御回線C2へと送出する機能
を有する。
時間T2を計時し、タイムアウトしたらその旨をサービ
ス状態判定部24eに通知する機能である。サービス状
態判定部24eは、ボイスメールサービス部24bから
通話開始信号が与えられてから通話終了信号が与えられ
るまでの間にタイマ24dの状態を監視し、タイマ24
dからタイムアウトが通知されなければユーザ操作状態
を操作有り状態に設定しておき、タイマ24dからタイ
ムアウトが通知されたらユーザ操作状態を操作無し状態
に設定する機能である。またサービス状態判定部24e
は、構内交換装置1から送出される状態表示要求を制御
通信インタフェース21、バス25および通信制御部2
4fを介して受信した場合、ユーザ操作状態を示す状態
情報を通信制御部24f、バス25および制御通信イン
タフェース21を介して制御回線C2へと送出する機能
を有する。
【0038】通信制御部24fは、サービス状態判定部
24eと構内交換装置1との間で相互にやり取りされる
制御情報(状態表示要求や状態情報など)の中継や通信
プロトコル変換などを行う機能である。
24eと構内交換装置1との間で相互にやり取りされる
制御情報(状態表示要求や状態情報など)の中継や通信
プロトコル変換などを行う機能である。
【0039】次に以上のように構成された交換システム
の動作を説明する。なお、構内交換装置1における交換
処理やボイスメール装置2の発着信処理は従来より行わ
れているのと同様な手順であるために説明を省略し、こ
こではボイスメール装置2と利用者端末とが接続された
のちにおけるPBX制御部17によるボイスメール装置
2の状態監視と、ボイスメール制御部24によるボイス
メール装置2自体の状態監視に係る処理につき図4を参
照して説明する。
の動作を説明する。なお、構内交換装置1における交換
処理やボイスメール装置2の発着信処理は従来より行わ
れているのと同様な手順であるために説明を省略し、こ
こではボイスメール装置2と利用者端末とが接続された
のちにおけるPBX制御部17によるボイスメール装置
2の状態監視と、ボイスメール制御部24によるボイス
メール装置2自体の状態監視に係る処理につき図4を参
照して説明する。
【0040】まずボイスメール制御部24は、構内交換
装置1によって利用者端末が接続されると、ユーザ操作
状態としてユーザ操作有り状態を設定する(図4中のス
テップST11)とともに、自己のタイマ24dをセッ
ト(ステップST12)する。続いてボイスメール制御
部24は、タイマ17eのタイムアウト、状態表示要求
の受信、終了指示の受信またはユーザ操作の発生を待ち
受ける(ステップST13乃至ステップST16)。
装置1によって利用者端末が接続されると、ユーザ操作
状態としてユーザ操作有り状態を設定する(図4中のス
テップST11)とともに、自己のタイマ24dをセッ
ト(ステップST12)する。続いてボイスメール制御
部24は、タイマ17eのタイムアウト、状態表示要求
の受信、終了指示の受信またはユーザ操作の発生を待ち
受ける(ステップST13乃至ステップST16)。
【0041】ここで、利用者がボイスメール装置2を操
作すべく利用者端末にて操作コマンドを入力すると、こ
の操作コマンドを示すDTMF信号が構内交換装置1を
介して与えられ、DTMF信号検出部23で検出され
る。そしてボイスメール制御部24では、到来したDT
MF信号の内容がDTMF信号検出部23から通知され
るとユーザ操作が発生したとステップST16において
判断し、DTMF信号の内容から操作コマンドを認識
し、その操作コマンドにより指定されるサービス(要求
サービス)を実行する(ステップST17)。そしてこ
の場合にボイスメール制御部24は、ユーザ操作状態と
してユーザ操作有り状態を設定(ステップST18)し
たのち、ステップST12においてタイマ24dをセッ
トし、ステップST13乃至ステップST17の待ち受
け状態に戻る。かくして、タイマ24dが所定時間T2
を計時するよりも前にユーザ操作がなされる限り、ユー
ザ操作状態としてユーザ操作有り状態が設定され続ける
とともに、タイマ24dの再セットが行われる。
作すべく利用者端末にて操作コマンドを入力すると、こ
の操作コマンドを示すDTMF信号が構内交換装置1を
介して与えられ、DTMF信号検出部23で検出され
る。そしてボイスメール制御部24では、到来したDT
MF信号の内容がDTMF信号検出部23から通知され
るとユーザ操作が発生したとステップST16において
判断し、DTMF信号の内容から操作コマンドを認識
し、その操作コマンドにより指定されるサービス(要求
サービス)を実行する(ステップST17)。そしてこ
の場合にボイスメール制御部24は、ユーザ操作状態と
してユーザ操作有り状態を設定(ステップST18)し
たのち、ステップST12においてタイマ24dをセッ
トし、ステップST13乃至ステップST17の待ち受
け状態に戻る。かくして、タイマ24dが所定時間T2
を計時するよりも前にユーザ操作がなされる限り、ユー
ザ操作状態としてユーザ操作有り状態が設定され続ける
とともに、タイマ24dの再セットが行われる。
【0042】さて、ユーザが操作コマンドの入力を行わ
ない状態が所定時間T2以上に及ぶと、タイマ24dが
タイムアウトする。そうするとボイスメール制御部24
は、ユーザ操作状態としてユーザ操作無し状態を設定
(ステップST19)したのち、ステップST12にお
いてタイマ24dをセットし、ステップST13乃至ス
テップST17の待ち受け状態に戻る。
ない状態が所定時間T2以上に及ぶと、タイマ24dが
タイムアウトする。そうするとボイスメール制御部24
は、ユーザ操作状態としてユーザ操作無し状態を設定
(ステップST19)したのち、ステップST12にお
いてタイマ24dをセットし、ステップST13乃至ス
テップST17の待ち受け状態に戻る。
【0043】一方PBX制御部17では、ボイスメール
装置2と利用者端末との交換接続を終了すると、自己の
タイマ17eをセット(図4中のステップST1)した
のち、通話の終了またはタイマ17eのタイムアウトを
待ち受ける(ステップST2およびステップST3)。
装置2と利用者端末との交換接続を終了すると、自己の
タイマ17eをセット(図4中のステップST1)した
のち、通話の終了またはタイマ17eのタイムアウトを
待ち受ける(ステップST2およびステップST3)。
【0044】ここでタイマ17eが所定時間T1を計時
してタイムアウトすると、PBX制御部17は状態表示
要求をボイスメール装置2に対して送出する(ステップ
ST4)。この状態表示要求は、バス18、ボイスメー
ル制御インタフェース12、制御回線C2、制御通信イ
ンタフェース21およびバス25を介してボイスメール
制御部24へと与えられる。
してタイムアウトすると、PBX制御部17は状態表示
要求をボイスメール装置2に対して送出する(ステップ
ST4)。この状態表示要求は、バス18、ボイスメー
ル制御インタフェース12、制御回線C2、制御通信イ
ンタフェース21およびバス25を介してボイスメール
制御部24へと与えられる。
【0045】そうするとボイスメール制御部24は、ス
テップST14において受信表示要求受信と判断し、状
態情報の通知を行う(ステップST20)。この状態情
報は、バス25、制御通信インタフェース21、制御回
線C2、ボイスメール制御インタフェース12およびバ
ス18を介してPBX制御部17へと与えられる。
テップST14において受信表示要求受信と判断し、状
態情報の通知を行う(ステップST20)。この状態情
報は、バス25、制御通信インタフェース21、制御回
線C2、ボイスメール制御インタフェース12およびバ
ス18を介してPBX制御部17へと与えられる。
【0046】PBX制御部17はステップST4にて状
態表示要求を送出した後には、ボイスメール制御部24
から上述のように通知される状態情報に基づいて、ユー
ザ操作状態としてユーザ操作無し状態が設定されている
か否かの判断を行う。そしてここでユーザ操作状態とし
てユーザ操作有り状態が設定されていれば、PBX制御
部17はステップST1以降の処理を繰り返す。またユ
ーザ操作状態としてユーザ操作無し状態が設定されてい
れば、PBX制御部17は終了指示をボイスメール装置
2に対して送出する(ステップST6)とともに、利用
者端末との間の回線を解放する(ステップST7)。
態表示要求を送出した後には、ボイスメール制御部24
から上述のように通知される状態情報に基づいて、ユー
ザ操作状態としてユーザ操作無し状態が設定されている
か否かの判断を行う。そしてここでユーザ操作状態とし
てユーザ操作有り状態が設定されていれば、PBX制御
部17はステップST1以降の処理を繰り返す。またユ
ーザ操作状態としてユーザ操作無し状態が設定されてい
れば、PBX制御部17は終了指示をボイスメール装置
2に対して送出する(ステップST6)とともに、利用
者端末との間の回線を解放する(ステップST7)。
【0047】さてPBX制御部17が送出した終了指示
は、バス18、ボイスメール制御インタフェース12、
制御回線C2、制御通信インタフェース21およびバス
25を介してボイスメール制御部24へと与えられる。
は、バス18、ボイスメール制御インタフェース12、
制御回線C2、制御通信インタフェース21およびバス
25を介してボイスメール制御部24へと与えられる。
【0048】そうするとボイスメール制御部24は、ス
テップST15において終了指示受信と判断し、処理を
終了する。以上のように本実施例によれば、ボイスメー
ル装置2では、ユーザ操作の発生状態を監視し、所定時
間T2以上に亙りユーザ操作がなされなかった場合には
ユーザ操作状態としてユーザ操作無し状態を設定してお
く。そして構内交換装置1では、所定時間T1の周期で
ボイスメール装置2から状態情報を受けてユーザ操作状
態としてユーザ操作無し状態が設定されているか否かを
監視し、ユーザ操作無し状態が設定されている場合に
は、ボイスメール装置2によるボイスメールサービスを
終了させるとともに、利用者端末との間の回線を強制的
に解放する。これにより、利用者がボイスメールサービ
スの使用が終了したにも拘らずに回線切断を行われなか
った場合には、ボイスメール装置2によるボイスメール
サービスを終了して新たなサービス要求に備えることが
でき、ボイスメール装置2によるボイスメールサービス
を有効に提供することができる。また利用者端末との間
の回線を強制的に解放するので、通信料を無駄に費やす
ことを防止できる。
テップST15において終了指示受信と判断し、処理を
終了する。以上のように本実施例によれば、ボイスメー
ル装置2では、ユーザ操作の発生状態を監視し、所定時
間T2以上に亙りユーザ操作がなされなかった場合には
ユーザ操作状態としてユーザ操作無し状態を設定してお
く。そして構内交換装置1では、所定時間T1の周期で
ボイスメール装置2から状態情報を受けてユーザ操作状
態としてユーザ操作無し状態が設定されているか否かを
監視し、ユーザ操作無し状態が設定されている場合に
は、ボイスメール装置2によるボイスメールサービスを
終了させるとともに、利用者端末との間の回線を強制的
に解放する。これにより、利用者がボイスメールサービ
スの使用が終了したにも拘らずに回線切断を行われなか
った場合には、ボイスメール装置2によるボイスメール
サービスを終了して新たなサービス要求に備えることが
でき、ボイスメール装置2によるボイスメールサービス
を有効に提供することができる。また利用者端末との間
の回線を強制的に解放するので、通信料を無駄に費やす
ことを防止できる。
【0049】なお第1の発明は上記実施例に限定される
ものではない。例えば上記実施例では、ユーザ操作状態
としてユーザ操作無し状態が設定されている場合には、
ボイスメール装置2によるボイスメールサービスを終了
させるとともに、利用者端末との間の回線を強制的に解
放しているが、例えば本交換システムの保守者に対して
ユーザ操作無し状態にある旨の報知を行い、保守者の指
示に応じてボイスメールサービスの終了および利用者端
末との間の回線の解放を行うようにしても良い。あるい
は、利用者端末に対してメッセージや警報音を出力して
利用者に回線切断を促すようにしても良い。
ものではない。例えば上記実施例では、ユーザ操作状態
としてユーザ操作無し状態が設定されている場合には、
ボイスメール装置2によるボイスメールサービスを終了
させるとともに、利用者端末との間の回線を強制的に解
放しているが、例えば本交換システムの保守者に対して
ユーザ操作無し状態にある旨の報知を行い、保守者の指
示に応じてボイスメールサービスの終了および利用者端
末との間の回線の解放を行うようにしても良い。あるい
は、利用者端末に対してメッセージや警報音を出力して
利用者に回線切断を促すようにしても良い。
【0050】このほか、第1の発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形実施が可能である。 (第2実施例)以下、図面を参照して第2の発明の一実
施例につき説明する。
範囲で種々の変形実施が可能である。 (第2実施例)以下、図面を参照して第2の発明の一実
施例につき説明する。
【0051】図5は本実施例に係る交換システムの構成
を示すブロック図である。なお、図1と同一部分には同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。この交換シ
ステムは、構内交換装置(PBX)5およびボイスメー
ル装置6からなり、両者はボイスメール装置用の音声回
線C1および制御回線C2のそれぞれを介して互いに接
続されている。
を示すブロック図である。なお、図1と同一部分には同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。この交換シ
ステムは、構内交換装置(PBX)5およびボイスメー
ル装置6からなり、両者はボイスメール装置用の音声回
線C1および制御回線C2のそれぞれを介して互いに接
続されている。
【0052】構内交換装置5は、タイムスイッチ10、
ボイスメールインタフェース11、ボイスメール制御イ
ンタフェース12、局線インタフェース13、専用線イ
ンタフェース14、標準電話機インタフェース15、多
機能電話機インタフェース16およびPBX制御部51
を備えており、各部はバス18を介して互いに接続され
ている。すなわち構内交換装置5は、前述した第1実施
例の構内交換装置1におけるPBX制御部17に代えて
PBX制御部51を設けて構成される。
ボイスメールインタフェース11、ボイスメール制御イ
ンタフェース12、局線インタフェース13、専用線イ
ンタフェース14、標準電話機インタフェース15、多
機能電話機インタフェース16およびPBX制御部51
を備えており、各部はバス18を介して互いに接続され
ている。すなわち構内交換装置5は、前述した第1実施
例の構内交換装置1におけるPBX制御部17に代えて
PBX制御部51を設けて構成される。
【0053】PBX制御部51は、例えばマイクロコン
ピュータを主体として構成されたものであり、交換動作
を実現するべく各部を制御する。図6はPBX制御部5
1が有する機能を概略的に示す機能ブロック図である。
なお、図2と同一部分には同一符号を付する。
ピュータを主体として構成されたものであり、交換動作
を実現するべく各部を制御する。図6はPBX制御部5
1が有する機能を概略的に示す機能ブロック図である。
なお、図2と同一部分には同一符号を付する。
【0054】この図に示すようにPBX制御部51は、
端末種別判定部17b、端末データベース17c、ボイ
スメール通信制御部17f、呼処理部51aおよびボイ
スメール状態制御部51bを有する。
端末種別判定部17b、端末データベース17c、ボイ
スメール通信制御部17f、呼処理部51aおよびボイ
スメール状態制御部51bを有する。
【0055】呼処理部51aは、各インタフェースを制
御しての発信または着信に係る処理やタイムスイッチ1
0を制御しての交換接続処理を行う機能である。この呼
処理部51aは、発信時または着信時に端末種別判定部
17bに端末の種別の判定を指示してその判定結果を受
け、端末にボイスメール装置6が含まれる場合には、利
用者端末(ボイスメール装置6によるサービスの利用者
が使用する端末)に関する種別判定結果(種別情報)を
ボイスメール状態制御部51bへと与える機能を有す
る。
御しての発信または着信に係る処理やタイムスイッチ1
0を制御しての交換接続処理を行う機能である。この呼
処理部51aは、発信時または着信時に端末種別判定部
17bに端末の種別の判定を指示してその判定結果を受
け、端末にボイスメール装置6が含まれる場合には、利
用者端末(ボイスメール装置6によるサービスの利用者
が使用する端末)に関する種別判定結果(種別情報)を
ボイスメール状態制御部51bへと与える機能を有す
る。
【0056】端末種別判定部17bは、端末データベー
ス17cを参照して内線端末(ボイスメール装置6、標
準電話機3およびディジタル多機能電話機4)の種別を
判定する機能である。端末データベース17cは、本構
内交換装置5が収容する全ての内線端末の種別が内線電
話番号に対応付けて登録されている。
ス17cを参照して内線端末(ボイスメール装置6、標
準電話機3およびディジタル多機能電話機4)の種別を
判定する機能である。端末データベース17cは、本構
内交換装置5が収容する全ての内線端末の種別が内線電
話番号に対応付けて登録されている。
【0057】ボイスメール状態制御部51bは、呼処理
部51aから与えられる利用者端末の種別情報を、ボイ
スメール通信制御部17f、バス18およびボイスメー
ル制御インタフェース12を介して制御回線C2へと送
出する機能である。
部51aから与えられる利用者端末の種別情報を、ボイ
スメール通信制御部17f、バス18およびボイスメー
ル制御インタフェース12を介して制御回線C2へと送
出する機能である。
【0058】ボイスメール通信制御部17fは、ボイス
メール状態制御部51bとボイスメール装置6との間で
取りされる制御情報(種別情報など)の中継や通信プロ
トコル変換などを行う機能である。
メール状態制御部51bとボイスメール装置6との間で
取りされる制御情報(種別情報など)の中継や通信プロ
トコル変換などを行う機能である。
【0059】ところでボイスメール装置6は図5に示す
ように、音声通信インタフェース20、制御通信インタ
フェース21、音声信号蓄積部22、DTMF信号検出
部23およびボイスメール制御部61を備えており、各
部はバス25を介して互いに接続されている。すなわち
ボイスメール装置6は、前述した第1実施例のボイスメ
ール装置2におけるボイスメール制御部24に代えてボ
イスメール制御部61を設けて構成される。
ように、音声通信インタフェース20、制御通信インタ
フェース21、音声信号蓄積部22、DTMF信号検出
部23およびボイスメール制御部61を備えており、各
部はバス25を介して互いに接続されている。すなわち
ボイスメール装置6は、前述した第1実施例のボイスメ
ール装置2におけるボイスメール制御部24に代えてボ
イスメール制御部61を設けて構成される。
【0060】ボイスメール制御部61は、例えばマイク
ロコンピュータを主体として構成されたものであり、ボ
イスメールサービスを実現するべく各部を制御する。図
7はボイスメール制御部61が有する機能を概略的に示
す機能ブロック図である。なお、図3と同一部分には同
一符号を付する。
ロコンピュータを主体として構成されたものであり、ボ
イスメールサービスを実現するべく各部を制御する。図
7はボイスメール制御部61が有する機能を概略的に示
す機能ブロック図である。なお、図3と同一部分には同
一符号を付する。
【0061】この図に示すようにボイスメール制御部6
1は、回線制御部24a、ボイスメールサービス部61
a、サービス要求受信部61b、操作コマンド入力切替
部61c、端末種別記憶部61dおよび通信制御部61
eを有する。
1は、回線制御部24a、ボイスメールサービス部61
a、サービス要求受信部61b、操作コマンド入力切替
部61c、端末種別記憶部61dおよび通信制御部61
eを有する。
【0062】回線制御部24aは、音声通信インタフェ
ース20を制御し、構内交換装置5との間の音声信号の
通信を制御する機能である。また回線制御部24aは、
構内交換装置5より送出されるボイスメールサービスの
開始信号および終了信号を受けた場合、これをボイスメ
ールサービス部61aに通知する機能を有する。
ース20を制御し、構内交換装置5との間の音声信号の
通信を制御する機能である。また回線制御部24aは、
構内交換装置5より送出されるボイスメールサービスの
開始信号および終了信号を受けた場合、これをボイスメ
ールサービス部61aに通知する機能を有する。
【0063】ボイスメールサービス部61aは、回線制
御部24aを介して与えられる開始信号で起動され、サ
ービス要求受信部61bから与えられる操作コマンドに
て指定されたサービスを実行すべく音声信号蓄積部22
における録音・再生などを制御する機能である。またボ
イスメールサービス部61aは、サービス要求受信部6
1bに対してサービス要求の受信指示を与える機能や、
サービスを終了する際に回線制御部24aに対してオン
フック指示を出力する機能を有する。
御部24aを介して与えられる開始信号で起動され、サ
ービス要求受信部61bから与えられる操作コマンドに
て指定されたサービスを実行すべく音声信号蓄積部22
における録音・再生などを制御する機能である。またボ
イスメールサービス部61aは、サービス要求受信部6
1bに対してサービス要求の受信指示を与える機能や、
サービスを終了する際に回線制御部24aに対してオン
フック指示を出力する機能を有する。
【0064】サービス要求受信部61bは、ボイスメー
ルサービス部61aからサービス要求の受信指示を受け
たことに応じて空き状態から要求受信待状態に遷移する
とともに、操作コマンド入力切替部61cより与えられ
る操作コマンドを受信・認識して利用者からのサービス
要求を受け付け、そのサービス要求をボイスメールサー
ビス部61aに通知する機能である。
ルサービス部61aからサービス要求の受信指示を受け
たことに応じて空き状態から要求受信待状態に遷移する
とともに、操作コマンド入力切替部61cより与えられ
る操作コマンドを受信・認識して利用者からのサービス
要求を受け付け、そのサービス要求をボイスメールサー
ビス部61aに通知する機能である。
【0065】操作コマンド入力切替部61cは、操作コ
マンドを通信制御部61eおよびバス25を介してDT
MF信号検出部23のいずれかから取り込み、これをサ
ービス要求受信部61bに与える機能である。操作コマ
ンド入力切替部61cは、端末種別記憶部61dから与
えられる切替信号に従って操作コマンドの取り込み先を
変更する。
マンドを通信制御部61eおよびバス25を介してDT
MF信号検出部23のいずれかから取り込み、これをサ
ービス要求受信部61bに与える機能である。操作コマ
ンド入力切替部61cは、端末種別記憶部61dから与
えられる切替信号に従って操作コマンドの取り込み先を
変更する。
【0066】端末種別記憶部61dは、通信制御部61
eから与えられる種別情報を保持し、種別情報がディジ
タル多機能電話機を示すか否かを示す切替信号を操作コ
マンド入力切替部61cへと与える。
eから与えられる種別情報を保持し、種別情報がディジ
タル多機能電話機を示すか否かを示す切替信号を操作コ
マンド入力切替部61cへと与える。
【0067】通信制御部61eは、操作コマンド入力切
替部61cや端末種別記憶部61dと構内交換装置5と
の間でやり取りされる制御情報(種別情報や操作コマン
ドなど)の中継や通信プロトコル変換などを行う機能で
ある。また通信制御部61eは、サービス開始の初期に
構内交換装置5から通知される利用者端末に関する種別
情報を端末種別記憶部61dに設定するとともに、制御
回線C2を介して到来する操作コマンドを操作コマンド
入力切替部61cに与える機能を有する。
替部61cや端末種別記憶部61dと構内交換装置5と
の間でやり取りされる制御情報(種別情報や操作コマン
ドなど)の中継や通信プロトコル変換などを行う機能で
ある。また通信制御部61eは、サービス開始の初期に
構内交換装置5から通知される利用者端末に関する種別
情報を端末種別記憶部61dに設定するとともに、制御
回線C2を介して到来する操作コマンドを操作コマンド
入力切替部61cに与える機能を有する。
【0068】次に以上のように構成された交換システム
の動作を説明する。なお、構内交換装置5における交換
処理やボイスメール装置6の発着信処理は従来より行わ
れているのと同様な手順であるために説明を省略し、こ
こではボイスメール装置6と利用者端末とが接続された
のちにおける動作につき図8を参照して説明する。
の動作を説明する。なお、構内交換装置5における交換
処理やボイスメール装置6の発着信処理は従来より行わ
れているのと同様な手順であるために説明を省略し、こ
こではボイスメール装置6と利用者端末とが接続された
のちにおける動作につき図8を参照して説明する。
【0069】まずPBX制御部51は、ボイスメール装
置6と利用者端末との交換接続を終了すると、利用者端
末の種別の判定を行い(図8中のステップST31)、
種別情報をバス18およびボイスメール制御インタフェ
ース12を介して制御回線C2へと送出する(ステップ
ST32)。
置6と利用者端末との交換接続を終了すると、利用者端
末の種別の判定を行い(図8中のステップST31)、
種別情報をバス18およびボイスメール制御インタフェ
ース12を介して制御回線C2へと送出する(ステップ
ST32)。
【0070】続いてPBX制御部51は、ステップST
31での判定結果に基づき、利用者端末がディジタル多
機能電話機4であるか否かの判断を行う(ステップST
33)。そして利用者端末がディジタル多機能電話機4
ではない場合には、PBX制御部51は利用者端末の転
送がなされるか、または通話が終了するのを待ち受ける
(ステップST34およびステップST35)。
31での判定結果に基づき、利用者端末がディジタル多
機能電話機4であるか否かの判断を行う(ステップST
33)。そして利用者端末がディジタル多機能電話機4
ではない場合には、PBX制御部51は利用者端末の転
送がなされるか、または通話が終了するのを待ち受ける
(ステップST34およびステップST35)。
【0071】このようにPBX制御部51がステップS
T34およびステップST35の待ち受け状態にあると
きには、利用者がボイスメール装置6を操作すべく利用
者端末にて操作コマンドを入力すると、この操作コマン
ドがDTMF信号で利用者端末から出力されて局線C
3、専用線C4または内線C5を介して到来する。この
DTMF信号は、局線インタフェース13、専用線イン
タフェース14または標準電話機インタフェース15、
PCMハイウェイ19およびボイスメールインタフェー
ス11を通って音声回線C1へと送出される。
T34およびステップST35の待ち受け状態にあると
きには、利用者がボイスメール装置6を操作すべく利用
者端末にて操作コマンドを入力すると、この操作コマン
ドがDTMF信号で利用者端末から出力されて局線C
3、専用線C4または内線C5を介して到来する。この
DTMF信号は、局線インタフェース13、専用線イン
タフェース14または標準電話機インタフェース15、
PCMハイウェイ19およびボイスメールインタフェー
ス11を通って音声回線C1へと送出される。
【0072】一方、ステップST33において利用者端
末がディジタル多機能電話機4であると判断した場合、
PBX制御部51は利用者端末であるディジタル多機能
電話機4からボイスメール装置6用の操作コマンドが到
来するか、利用者端末の転送がなされるか、または通話
が終了するのを待ち受ける(ステップST36乃至ステ
ップST38)。
末がディジタル多機能電話機4であると判断した場合、
PBX制御部51は利用者端末であるディジタル多機能
電話機4からボイスメール装置6用の操作コマンドが到
来するか、利用者端末の転送がなされるか、または通話
が終了するのを待ち受ける(ステップST36乃至ステ
ップST38)。
【0073】この状態で利用者がボイスメール装置6を
操作すべく利用者端末にて操作コマンドを入力すると、
この操作コマンドは制御信号用の内線C7、多機能電話
機インタフェース16およびバス18を介してPBX制
御部51に与えられる。そうするとPBX制御部51は
ステップST36において操作コマンドが到来したと判
断する。この場合にPBX制御部51は、到来した操作
コマンドをバス18およびボイスメール制御インタフェ
ース12を介して制御回線C2へと送出(ステップST
39)したのち、ステップST36乃至ステップST3
8の待ち受け状態に戻る。
操作すべく利用者端末にて操作コマンドを入力すると、
この操作コマンドは制御信号用の内線C7、多機能電話
機インタフェース16およびバス18を介してPBX制
御部51に与えられる。そうするとPBX制御部51は
ステップST36において操作コマンドが到来したと判
断する。この場合にPBX制御部51は、到来した操作
コマンドをバス18およびボイスメール制御インタフェ
ース12を介して制御回線C2へと送出(ステップST
39)したのち、ステップST36乃至ステップST3
8の待ち受け状態に戻る。
【0074】以上のように利用者がボイスメールサービ
スを利用しているときには、利用者端末がディジタル多
機能電話機4ではなければ操作コマンドがDTMF信号
で音声回線C1を介して、また利用者端末がディジタル
多機能電話機4ではなければ操作コマンドがディジタル
データで制御回線C2を介してそれぞれボイスメール装
置6へと送出される。
スを利用しているときには、利用者端末がディジタル多
機能電話機4ではなければ操作コマンドがDTMF信号
で音声回線C1を介して、また利用者端末がディジタル
多機能電話機4ではなければ操作コマンドがディジタル
データで制御回線C2を介してそれぞれボイスメール装
置6へと送出される。
【0075】なお、利用者がボイスメールサービスを利
用している最中において、利用者端末の転送が行われた
場合、PBX制御部51はステップST34またはステ
ップST37でその旨を判断し、ステップST31以降
の処理を繰り返す。すなわち、利用者端末が変更された
場合には、新たな利用者端末の種別を判定し、その種別
情報の制御回線C2への送出および操作コマンドの伝送
経路の設定をやり直す。
用している最中において、利用者端末の転送が行われた
場合、PBX制御部51はステップST34またはステ
ップST37でその旨を判断し、ステップST31以降
の処理を繰り返す。すなわち、利用者端末が変更された
場合には、新たな利用者端末の種別を判定し、その種別
情報の制御回線C2への送出および操作コマンドの伝送
経路の設定をやり直す。
【0076】そして利用者が回線を切断するなどして通
話が終了すると、PBX制御部51はステップST35
またはステップST38において通話終了と判断し、P
BX制御部51は終了指示をボイスメール装置6に対し
て送出する(ステップST40)とともに、利用者端末
との間の回線を解放する(ステップST41)。
話が終了すると、PBX制御部51はステップST35
またはステップST38において通話終了と判断し、P
BX制御部51は終了指示をボイスメール装置6に対し
て送出する(ステップST40)とともに、利用者端末
との間の回線を解放する(ステップST41)。
【0077】一方ボイスメール制御部61では、まず制
御回線C2を介して利用者端末の種別情報が到来するの
を待ち受けており(図9中のステップST51)、前述
のように構内交換装置5から制御回線C2へと種別情報
が送出され、これが制御通信インタフェース21および
バス25を介して与えられると、ボイスメール制御部6
1はその種別情報に基づいて利用者端末がディジタル多
機能電話機4であるか否かの判断を行う(ステップST
52)。
御回線C2を介して利用者端末の種別情報が到来するの
を待ち受けており(図9中のステップST51)、前述
のように構内交換装置5から制御回線C2へと種別情報
が送出され、これが制御通信インタフェース21および
バス25を介して与えられると、ボイスメール制御部6
1はその種別情報に基づいて利用者端末がディジタル多
機能電話機4であるか否かの判断を行う(ステップST
52)。
【0078】そしてボイスメール制御部61は、利用者
端末がディジタル多機能電話機4ではない場合には操作
コマンドの経路を音声回線C1に設定し(ステップST
53)、また利用者端末がディジタル多機能電話機4で
ある場合には操作コマンドの経路を制御回線C2に設定
する(ステップST54)。なおボイスメール制御部6
1は、操作コマンドの経路を音声回線C1に設定した場
合には、DTMF信号検出部23からバス25へと出力
されるDTMF信号の内容通知を受けることで操作コマ
ンドを取り込む。またボイスメール制御部61は、操作
コマンドの経路を制御回線C2に設定した場合には、制
御通信インタフェース21からバス25へと出力される
制御コマンドを受けることで操作コマンドを取り込む。
すなわち、例えば利用者端末が標準電話機3である場合
には、この標準電話機3にて操作コマンド“123”が
入力されると、図10に示すように“1”“2”“3”
のそれぞれを示すDTMF信号が音声回線C1を介して
順次伝送される。また利用者端末がディジタル多機能電
話機4である場合には、このディジタル多機能電話機4
にて操作コマンド“123”が入力されると、図11に
示すように“1”“2”“3”のそれぞれを示す制御情
報が制御回線C2を介して順次伝送される。
端末がディジタル多機能電話機4ではない場合には操作
コマンドの経路を音声回線C1に設定し(ステップST
53)、また利用者端末がディジタル多機能電話機4で
ある場合には操作コマンドの経路を制御回線C2に設定
する(ステップST54)。なおボイスメール制御部6
1は、操作コマンドの経路を音声回線C1に設定した場
合には、DTMF信号検出部23からバス25へと出力
されるDTMF信号の内容通知を受けることで操作コマ
ンドを取り込む。またボイスメール制御部61は、操作
コマンドの経路を制御回線C2に設定した場合には、制
御通信インタフェース21からバス25へと出力される
制御コマンドを受けることで操作コマンドを取り込む。
すなわち、例えば利用者端末が標準電話機3である場合
には、この標準電話機3にて操作コマンド“123”が
入力されると、図10に示すように“1”“2”“3”
のそれぞれを示すDTMF信号が音声回線C1を介して
順次伝送される。また利用者端末がディジタル多機能電
話機4である場合には、このディジタル多機能電話機4
にて操作コマンド“123”が入力されると、図11に
示すように“1”“2”“3”のそれぞれを示す制御情
報が制御回線C2を介して順次伝送される。
【0079】続いてボイスメール制御部61は、操作コ
マンドが到来するか、種別情報が到来するか、または終
了指示がするのを待ち受ける(ステップST55乃至ス
テップST57)。
マンドが到来するか、種別情報が到来するか、または終
了指示がするのを待ち受ける(ステップST55乃至ス
テップST57)。
【0080】ここでボイスメール制御部61は、操作コ
マンドの経路に音声回線C1が設定されている場合に
は、DTMF信号検出部23からDTMF信号の内容通
知がなされればコマンド到来と判断し、また操作コマン
ドの経路に制御回線C2が設定されている場合には、制
御通信インタフェース21から制御コマンドが出力され
ていればコマンド到来と判断する。そしてこのように操
作コマンドが到来した場合には、ボイスメール制御部6
1はその操作コマンドにより指定されるサービス(要求
サービス)を実行(ステップST17)したのち、ステ
ップST55乃至ステップST57の待ち受け状態に戻
る。
マンドの経路に音声回線C1が設定されている場合に
は、DTMF信号検出部23からDTMF信号の内容通
知がなされればコマンド到来と判断し、また操作コマン
ドの経路に制御回線C2が設定されている場合には、制
御通信インタフェース21から制御コマンドが出力され
ていればコマンド到来と判断する。そしてこのように操
作コマンドが到来した場合には、ボイスメール制御部6
1はその操作コマンドにより指定されるサービス(要求
サービス)を実行(ステップST17)したのち、ステ
ップST55乃至ステップST57の待ち受け状態に戻
る。
【0081】また利用者端末の転送が行われ、新たな利
用者端末の種別情報が構内交換装置5から前述のように
制御回線C2へと送出されと、ボイスメール制御部61
はステップST56において種別情報が到来したと判断
する。そしてこの場合にボイスメール制御部61は、ス
テップST52およびステップST53またはステップ
ST54を再度行い、制御コマンドの経路を新たな利用
者端末の種別に応じたものに更新したのち、ステップS
T55乃至ステップST57の待ち受け状態に戻る。具
体的には、例えば利用者端末が標準電話機3からディジ
タル多機能電話機4に転送される場合を例にとると、標
準電話機3が利用者端末であるときに標準電話機3にて
操作コマンド“123”が入力されると、図12に示す
ように“1”“2”“3”のそれぞれを示すDTMF信
号が音声回線C1を介して順次伝送される。そして利用
者端末が標準電話機3からディジタル多機能電話機4に
転送されると、利用者端末がディジタル多機能電話機4
であることを示す種別情報が制御回線C2を介して伝送
されたのち、ディジタル多機能電話機4にて操作コマン
ド“123”が入力されると、図11に示すように
“1”“2”“3”のそれぞれを示す制御情報が制御回
線C2を介して順次伝送される。
用者端末の種別情報が構内交換装置5から前述のように
制御回線C2へと送出されと、ボイスメール制御部61
はステップST56において種別情報が到来したと判断
する。そしてこの場合にボイスメール制御部61は、ス
テップST52およびステップST53またはステップ
ST54を再度行い、制御コマンドの経路を新たな利用
者端末の種別に応じたものに更新したのち、ステップS
T55乃至ステップST57の待ち受け状態に戻る。具
体的には、例えば利用者端末が標準電話機3からディジ
タル多機能電話機4に転送される場合を例にとると、標
準電話機3が利用者端末であるときに標準電話機3にて
操作コマンド“123”が入力されると、図12に示す
ように“1”“2”“3”のそれぞれを示すDTMF信
号が音声回線C1を介して順次伝送される。そして利用
者端末が標準電話機3からディジタル多機能電話機4に
転送されると、利用者端末がディジタル多機能電話機4
であることを示す種別情報が制御回線C2を介して伝送
されたのち、ディジタル多機能電話機4にて操作コマン
ド“123”が入力されると、図11に示すように
“1”“2”“3”のそれぞれを示す制御情報が制御回
線C2を介して順次伝送される。
【0082】そして利用者が回線を切断するなどして通
話が終了し、構内交換装置5から終了指示が送出される
と、ボイスメール制御部61はステップST57におい
て終了指示が到来したと判断し、処理を終了する。
話が終了し、構内交換装置5から終了指示が送出される
と、ボイスメール制御部61はステップST57におい
て終了指示が到来したと判断し、処理を終了する。
【0083】以上のように本実施例によれば、利用者端
末がディジタル多機能電話機4ではない場合、すなわち
利用者端末が局線C3または専用線C4を介して接続さ
れた端末、あるいは標準電話機3である場合には、利用
者端末からDTMF信号で送出された操作コマンドは従
来通りに音声回線C1を介してボイスメール装置6へと
与えるが、利用者端末がディジタル多機能電話機4であ
る場合には、当該ディジタル多機能電話機4から送出さ
れる操作コマンドが制御回線C2を介して音声信号とは
別にボイスメール装置6へと与えられる。これにより、
利用者端末がディジタル多機能電話機4である場合に
は、ボイスメール制御部61において操作コマンドを正
確に認識することができ、誤動作が生じることがない。
末がディジタル多機能電話機4ではない場合、すなわち
利用者端末が局線C3または専用線C4を介して接続さ
れた端末、あるいは標準電話機3である場合には、利用
者端末からDTMF信号で送出された操作コマンドは従
来通りに音声回線C1を介してボイスメール装置6へと
与えるが、利用者端末がディジタル多機能電話機4であ
る場合には、当該ディジタル多機能電話機4から送出さ
れる操作コマンドが制御回線C2を介して音声信号とは
別にボイスメール装置6へと与えられる。これにより、
利用者端末がディジタル多機能電話機4である場合に
は、ボイスメール制御部61において操作コマンドを正
確に認識することができ、誤動作が生じることがない。
【0084】また本実施例によれば、利用者端末が転送
された場合には、構内交換装置5では利用者端末の種別
判定、種別情報の送出および操作コマンドの伝送経路の
設定をやり直し、またボイスメール装置6では制御コマ
ンドの経路の設定をやり直すので、利用者端末がディジ
タル多機能電話機4以外からディジタル多機能電話機4
に転送された場合でも、ディジタル多機能電話機4から
の操作コマンドは制御回線C2を介して伝送され、ボイ
スメール制御部61において操作コマンドを正確に認識
することができる。
された場合には、構内交換装置5では利用者端末の種別
判定、種別情報の送出および操作コマンドの伝送経路の
設定をやり直し、またボイスメール装置6では制御コマ
ンドの経路の設定をやり直すので、利用者端末がディジ
タル多機能電話機4以外からディジタル多機能電話機4
に転送された場合でも、ディジタル多機能電話機4から
の操作コマンドは制御回線C2を介して伝送され、ボイ
スメール制御部61において操作コマンドを正確に認識
することができる。
【0085】なお第2の発明は上記実施例に限定される
ものではない。例えば上記実施例では、利用者端末がデ
ィジタル多機能電話機である場合にのみ操作コマンドを
制御回線C2を介して伝送するものとしているが、音声
信号用回線と制御信号用回線との対によりなる局線や専
用線を収容している場合には、これらの局線や専用線を
介して接続される端末が利用者端末となる場合にも操作
コマンドを制御回線C2を介して伝送することができ
る。このほか、第2の発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形実施が可能である。
ものではない。例えば上記実施例では、利用者端末がデ
ィジタル多機能電話機である場合にのみ操作コマンドを
制御回線C2を介して伝送するものとしているが、音声
信号用回線と制御信号用回線との対によりなる局線や専
用線を収容している場合には、これらの局線や専用線を
介して接続される端末が利用者端末となる場合にも操作
コマンドを制御回線C2を介して伝送することができ
る。このほか、第2の発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形実施が可能である。
【0086】
【発明の効果】第1の発明によれば、通信回線を介して
与えられる制御信号に応じて動作するボイスメール装置
と、このボイスメール装置に対する前記通信回線の接続
処理を行う交換装置とからなる交換システムにおいて、
前記ボイスメール装置に、交換装置により前記通信回線
に接続された状態において前記制御信号が所定時間以上
に亙り到来しない操作無し状態を検出する操作無し検出
手段と、この操作無し検出手段の検出結果を、前記交換
装置からの問合わせに応じて前記交換装置へと通知する
操作状態通知手段とを備え、また前記交換装置に、前記
ボイスメール装置に対して問合わせを行うとともに、こ
の問合わせに対して前記操作状態通知手段によりなされ
る通知を受ける問合わせ手段と、この問合わせ手段によ
り操作無し状態の通知が受けられたことに応じて、例え
ばボイスメール装置を通信回線から切断するとともに、
当該通信回線を解放する解放処理を行うなどの所定の処
理を行う処理手段とを備えたので、ボイスメール装置が
必要なく占有され続けることを防止し、有効にボイスメ
ールサービスを提供することができる交換システムとな
る。
与えられる制御信号に応じて動作するボイスメール装置
と、このボイスメール装置に対する前記通信回線の接続
処理を行う交換装置とからなる交換システムにおいて、
前記ボイスメール装置に、交換装置により前記通信回線
に接続された状態において前記制御信号が所定時間以上
に亙り到来しない操作無し状態を検出する操作無し検出
手段と、この操作無し検出手段の検出結果を、前記交換
装置からの問合わせに応じて前記交換装置へと通知する
操作状態通知手段とを備え、また前記交換装置に、前記
ボイスメール装置に対して問合わせを行うとともに、こ
の問合わせに対して前記操作状態通知手段によりなされ
る通知を受ける問合わせ手段と、この問合わせ手段によ
り操作無し状態の通知が受けられたことに応じて、例え
ばボイスメール装置を通信回線から切断するとともに、
当該通信回線を解放する解放処理を行うなどの所定の処
理を行う処理手段とを備えたので、ボイスメール装置が
必要なく占有され続けることを防止し、有効にボイスメ
ールサービスを提供することができる交換システムとな
る。
【0087】また第2の発明によれば、通信回線を介し
て与えられる制御信号に応じて動作するボイスメール装
置と、このボイスメール装置に対する前記通信回線の接
続処理を行う交換装置とを有し、前記ボイスメール装置
と前記交換装置とは音声信号用回線および制御信号用回
線でそれぞれ接続されてなる交換システムにおいて、前
記交換装置に、前記制御信号を出力する端末の種別を例
えば前記制御信号を出力する端末が変更される毎に判定
する種別判定手段と、この種別判定手段により判定され
た端末種別を例えば前記種別判定手段により端末種別が
判定される毎に前記ボイスメール装置に通知する種別通
知手段と、前記種別判定手段により前記制御信号をアナ
ログ信号で出力する端末であると判定された場合には前
記通信回線を介して到来した前記制御信号を前記音声信
号用回線を介して前記ボイスメール装置に与え、また前
記種別判定手段により前記制御信号をディジタル信号で
出力する端末であると判定された場合には前記通信回線
を介して到来した前記制御信号を前記制御信号用回線を
介して前記ボイスメール装置に与える制御信号転送制御
手段とを備え、また前記ボイスメール装置に、前記制御
信号に応じた動作制御を行う制御手段と、前記音声信号
用回線を介して到来する信号から前記制御信号を抽出す
る制御信号抽出手段と、前記種別通知手段により通知さ
れる端末種別が前記制御信号をアナログ信号で出力する
端末を示す場合は前記制御信号抽出手段により抽出され
た制御信号を、また前記種別通知手段により通知される
端末種別が前記制御信号をディジタル信号で出力する端
末を示す場合は前記制御信号用回線を介して到来した前
記制御信号をそれぞれ選択して前記制御手段に与える選
択手段とを備えたので、DTMF信号の誤検出によるボ
イスメール装置の誤動作を低減した信頼性の高い交換シ
ステムとなる。
て与えられる制御信号に応じて動作するボイスメール装
置と、このボイスメール装置に対する前記通信回線の接
続処理を行う交換装置とを有し、前記ボイスメール装置
と前記交換装置とは音声信号用回線および制御信号用回
線でそれぞれ接続されてなる交換システムにおいて、前
記交換装置に、前記制御信号を出力する端末の種別を例
えば前記制御信号を出力する端末が変更される毎に判定
する種別判定手段と、この種別判定手段により判定され
た端末種別を例えば前記種別判定手段により端末種別が
判定される毎に前記ボイスメール装置に通知する種別通
知手段と、前記種別判定手段により前記制御信号をアナ
ログ信号で出力する端末であると判定された場合には前
記通信回線を介して到来した前記制御信号を前記音声信
号用回線を介して前記ボイスメール装置に与え、また前
記種別判定手段により前記制御信号をディジタル信号で
出力する端末であると判定された場合には前記通信回線
を介して到来した前記制御信号を前記制御信号用回線を
介して前記ボイスメール装置に与える制御信号転送制御
手段とを備え、また前記ボイスメール装置に、前記制御
信号に応じた動作制御を行う制御手段と、前記音声信号
用回線を介して到来する信号から前記制御信号を抽出す
る制御信号抽出手段と、前記種別通知手段により通知さ
れる端末種別が前記制御信号をアナログ信号で出力する
端末を示す場合は前記制御信号抽出手段により抽出され
た制御信号を、また前記種別通知手段により通知される
端末種別が前記制御信号をディジタル信号で出力する端
末を示す場合は前記制御信号用回線を介して到来した前
記制御信号をそれぞれ選択して前記制御手段に与える選
択手段とを備えたので、DTMF信号の誤検出によるボ
イスメール装置の誤動作を低減した信頼性の高い交換シ
ステムとなる。
【図1】第1の発明の一実施例にに係る交換システムの
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図2】図1中のPBX制御部17が有する機能を概略
的に示す機能ブロック図。
的に示す機能ブロック図。
【図3】図1中のボイスメール制御部24が有する機能
を概略的に示す機能ブロック図。
を概略的に示す機能ブロック図。
【図4】ボイスメール装置2と利用者端末とが接続され
たのちにおけるPBX制御部17およびボイスメール制
御部24の処理手順を示すフローチャート。
たのちにおけるPBX制御部17およびボイスメール制
御部24の処理手順を示すフローチャート。
【図5】第2の発明の一実施例にに係る交換システムの
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図6】図5中のPBX制御部51が有する機能を概略
的に示す機能ブロック図。
的に示す機能ブロック図。
【図7】図5中のボイスメール制御部61が有する機能
を概略的に示す機能ブロック図。
を概略的に示す機能ブロック図。
【図8】ボイスメール装置2と利用者端末とが接続され
たのちにおけるPBX制御部17の処理手順を示すフロ
ーチャート。
たのちにおけるPBX制御部17の処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図9】ボイスメール装置2と利用者端末とが接続され
たのちにおけるボイスメール制御部24の処理手順を示
すフローチャート。
たのちにおけるボイスメール制御部24の処理手順を示
すフローチャート。
【図10】利用者端末としての標準電話機3からの操作
コマンドの伝送状態を示す図。
コマンドの伝送状態を示す図。
【図11】利用者端末としてのディジタル多機能電話機
4からの操作コマンドの伝送状態を示す図。
4からの操作コマンドの伝送状態を示す図。
【図12】利用者端末が標準電話機3からディジタル多
機能電話機4に転送された場合における操作コマンドの
伝送状態の変化を示す図。
機能電話機4に転送された場合における操作コマンドの
伝送状態の変化を示す図。
1,5…構内交換装置 2,6…ボイスメール装置 3…標準電話機 4…ディジタル多機能電話機 17,51…PBX制御部 23…DTMF信号検出部 24,61…ボイスメール制御部 C1…音声回線 C2…制御回線 C3…局線 C4…専用線 C5,C6,C7…内線
Claims (4)
- 【請求項1】 通信回線を介して与えられる制御信号に
応じて動作するボイスメール装置と、このボイスメール
装置に対する前記通信回線の接続処理を行う交換装置と
からなる交換システムにおいて、 前記ボイスメール装置は、 前記交換装置により前記通信回線に接続された状態にお
いて前記制御信号が所定時間以上に亙り到来しない操作
無し状態を検出する操作無し検出手段と、 この操作無し検出手段の検出結果を、前記交換装置から
の問合わせに応じて前記交換装置へと通知する操作状態
通知手段とを備え、 また前記交換装置は、 前記ボイスメール装置に対して問合わせを行うととも
に、この問合わせに対して前記操作状態通知手段により
なされる通知を受ける問合わせ手段と、 この問合わせ手段により操作無し状態の通知が受けられ
たことに応じて所定の処理を行う処理手段とを備えたこ
とを特徴とする交換システム。 - 【請求項2】 処理手段は、問合わせ手段により操作無
し状態の通知が受けられたことに応じてボイスメール装
置を通信回線から切断するとともに、当該通信回線を解
放する解放処理を行うことを特徴とする請求項1に記載
の交換システム。 - 【請求項3】 通信回線を介して与えられる制御信号に
応じて動作するボイスメール装置と、このボイスメール
装置に対する前記通信回線の接続処理を行う交換装置と
を有し、前記ボイスメール装置と前記交換装置とは音声
信号用回線および制御信号用回線でそれぞれ接続されて
なる交換システムにおいて、 前記交換装置は、 前記制御信号を出力する端末の種別を判定する種別判定
手段と、 この種別判定手段により判定された端末種別を前記ボイ
スメール装置に通知する種別通知手段と、 前記種別判定手段により前記制御信号をアナログ信号で
出力する端末であると判定された場合には前記通信回線
を介して到来した前記制御信号を前記音声信号用回線を
介して前記ボイスメール装置に与え、また前記種別判定
手段により前記制御信号をディジタル信号で出力する端
末であると判定された場合には前記通信回線を介して到
来した前記制御信号を前記制御信号用回線を介して前記
ボイスメール装置に与える制御信号転送制御手段とを備
え、 また前記ボイスメール装置は、 前記制御信号に応じた動作制御を行う制御手段と、 前記音声信号用回線を介して到来する信号から前記制御
信号を抽出する制御信号抽出手段と、 前記種別通知手段により通知される端末種別が前記制御
信号をアナログ信号で出力する端末を示す場合は前記制
御信号抽出手段により抽出された制御信号を、また前記
種別通知手段により通知される端末種別が前記制御信号
をディジタル信号で出力する端末を示す場合は前記制御
信号用回線を介して到来した前記制御信号をそれぞれ選
択して前記制御手段に与える選択手段とを備えたことを
特徴とする交換システム。 - 【請求項4】 種別判定手段は、前記制御信号を出力す
る端末が変更される毎に、変更後の端末の種別の判定を
行い、 また種別通知手段は、この種別判定手段により端末種別
が判定される毎に、この判定された端末種別のボイスメ
ール装置への通知を行うことを特徴とする請求項3に記
載の交換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9263595A JPH08289021A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9263595A JPH08289021A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 交換システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08289021A true JPH08289021A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14059911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9263595A Pending JPH08289021A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08289021A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017043465A1 (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電話交換装置および方法並びにプログラム |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP9263595A patent/JPH08289021A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017043465A1 (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電話交換装置および方法並びにプログラム |
JP2017055278A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電話交換装置および方法並びにプログラム |
US10165098B2 (en) | 2015-09-10 | 2018-12-25 | Nec Platforms, Ltd. | Telephone switching apparatus and method, and program |
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