JP2000209359A - 通信デバイス、通信方法およびプログラム記録媒体 - Google Patents

通信デバイス、通信方法およびプログラム記録媒体

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JP2000209359A
JP2000209359A JP11007074A JP707499A JP2000209359A JP 2000209359 A JP2000209359 A JP 2000209359A JP 11007074 A JP11007074 A JP 11007074A JP 707499 A JP707499 A JP 707499A JP 2000209359 A JP2000209359 A JP 2000209359A
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JP11007074A
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English (en)
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Hiroshi Matsushita
博 松下
Masahiro Yasui
昌広 安井
Yasuhiro Fujii
泰宏 藤井
Tatsuya Ichihashi
達也 市橋
Kazuhiro Nishiguchi
一弘 西口
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Osaka Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の技術によるISDN回線を利用したデ
ータ通信では、DチャネルのサブアドレスまたはUUI
のいずれか一方しか通信に用いることができず、検針な
どに用いる場合、通信コストが高くなったり転送速度が
遅くなるといった問題があった。 【解決手段】 入力したデータの量を判定する判定手段
11と、判定手段11の判定結果に基づいてデータの格
納場所をサブアドレスかUUIか択一的に選択できる択
一設定手段12とを備えた通信デバイス1を用いて、情
報量に応じてチャネルを使い分けることができるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN回線にお
けるデータ通信を行うための通信デバイス、通信方法お
よび媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガス、水道もしくは電気の料
金を調べる、いわゆる検針の作業を行うために、ISD
N回線を利用した技術が提案されている。
【0003】ISDNを用いたデータ通信は、ISDN
回線においてユーザ情報チャネルであるBチャネルと、
制御チャネルであるDチャネルの二つのチャネルが用い
るものであるが、このうちBチャネルは、ユーザによる
通常の通話に用いられるチャネルであり、一回の使用に
ついて最低10円のコストがかかるため、上記検針にお
いて短い情報のやりとりを行う場合にはあまり適当とは
言えない。
【0004】したがって、検針の情報をやりとりする際
は主にDチャネルが用いられており、こうした技術は、
例えば特開平10−173790号または特開平10−
285296号に記載されたものがある。これはDチャ
ネルを介して交換される信号の一つであるUUI(ユー
ザ・ユーザ情報)に検針の情報を格納して発信するもの
である。
【0005】図7は、上記のような従来の技術による通
信方式の一例を示す構成図である。図において、51は
発呼端末で、52は発呼端末51と着呼端末53とを接
続しているISDN回線である。また一般に、ISDN
の方式に対応した構成の着呼端末53は、バス接続によ
って最大8台の端末を接続することができるが、ここで
は例として端末A54と端末B55の2台の端末を接続
していて、端末Aを検針に用いるものとした。
【0006】以上のような構成を有する従来の技術によ
る通信方式の一例を、図7を参照しながら以下に説明す
る。この通信方式は、ISDNの呼制御フェーズの呼制
御メッセージに含まれるUUIを転送することによって
情報の授受を行わせるもので、発呼端末から送信された
呼制御メッセージを受信した着呼端末が、該呼制御メッ
セージに含まれるUUIにしたがって、一旦呼を切断復
旧した後、該発呼端末に対して新たな呼を発呼し、その
呼制御メッセージのUUIに情報を格納して、前記発呼
端末に対して応答を送信するようにしたものである。
【0007】はじめに、発呼端末51が、着呼端末53
に対して、UUI付き呼制御メッセージを発信する。
【0008】次に、着呼端末53の一である端末A54
が、発呼端末51からUUI付き呼制御メッセージを受
信すると、ISDN回線52に対して切断メッセージを
送り、呼をいったん切断して復旧する。さらに端末A5
4は、呼の復旧を確認した後、返答電文などを含むUU
Iを付加した呼制御メッセージを送信することにより前
記発呼端末51に対して発呼を行い、UUIに格納され
た情報を発呼端末51へと送信する。
【0009】ところでISDNでは、着呼端末の側にお
いて、バス接続された端末A54とは異なる端末(今回
の場合は端末B55)が呼び出しメッセージや応答メッ
セージをISDN回線52に返した際に、本来の着呼端
末である端末A54が発するUUI付き切断メッセージ
はISDN回線52上で廃棄されてしまい、発呼端末5
1に届かなくなる場合がある。
【0010】しかし上述の場合は、切断復旧後の新たな
呼制御シーケンスとして開始された呼制御メッセージの
送信は、例えば端末B55が通話中のため、新たに使用
できるチャネルがない等の理由で、結果として中断され
た場合でも、ISDN回線52が中断の理由を端末A5
4に知らせるので後刻再発呼することが可能で、よって
情報の授受は確保される。
【0011】以上のように、従来の技術によれば、Dチ
ャネルを介してUUIを転送することによって合計0.
8円のコストで128バイトの情報の送受信が可能とな
る。
【0012】一方、Dチャネルを介して交換される信号
の一であるサブアドレスに検針の情報を格納して発信す
るようにした技術もあり、例えば特開平5−7259号
に記載されている。
【0013】図8は、従来の技術によるサブアドレスを
利用したデータ通信方式を示すシステム構成図で、基本
インタフェースのISDNに接続された自動検針システ
ムに応用した例を示す。図に示すように、一般の各家庭
に設置された宅内装置61において、ISDN回線66
には端末である電話機65が接続されており、この電話
機65にはバス状に自動検針装置62が接続されてい
る。自動検針装置62は、メータ63や警報装置64よ
り情報を受け、定時または臨時にこれをセンタ67に送
信する。センタ67には、ISDN回線66にTA68
を接続され、TA68と接続されたホスト69は、受信
した宅内装置61の情報を処理する。
【0014】次に、図9は上記従来の技術におけるサブ
アドレスのフォーマット図、図10は自動検針装置62
の通信動作のフローチャートである。図9に示すよう
に、サブアドレス70は全体長を20バイトとして、こ
れを暗証番号71、ID番号72およびデータ部73に
分割する。暗証番号71はこのサブアドレス70がデー
タ通信用に用いられることを示すものであり、通常では
用いられないコードを設定する。ID番号72はセンタ
67が個々の自動検針装置62を判別するためのもので
ある。以上の番号を各5バイトずつ用いるとデータ部7
3は10バイト残り、これはデータ種別74とデータ7
5とに分けられる。データ種別74はデータ75がメー
タ63から読み込まれたデータか、警報装置64から送
られてきたデータかを識別するための識別子である。
【0015】以上のような構成を有する従来の技術によ
るデータ通信方式の動作は次の通りである。はじめに自
動検針装置62は、定時または警報装置64が作動する
とメータ63や警報装置64から情報を収集、センタ6
7へ発信する(図10の発信(A))。その時、呼制御
メッセージに図9のようにフォーマットされたサブアド
レスを乗せる。
【0016】センタ67は呼制御メッセージを受信する
と、サブアドレスの部分を取り出しあらかじめ設定した
コードと一致しているか調べる(図10の着信
(A))。サブアドレスとコードが一致していれば、セ
ンタ67はサブアドレスに格納されていたデータを取り
出して、メモリに格納する。次いでセンタ67は着信を
拒否し(図10の着信拒否(A))、サブアドレスのデ
ータ種別に送信受付コードを格納した呼制御メッセージ
を発信する(図10の発信(B))。
【0017】自動検針装置62は最初の呼制御メッセー
ジを発信(発信(A))後、センタ67からの呼解放を
待ち、呼解放後はセンタ67からの呼制御メッセージの
着信を待つ。自動検針装置62はセンタ67からの呼制
御メッセージを着信すると、サブアドレスの暗証番号の
部分を取り出し、あらかじめ設定したコードと一致して
いるか調べる(図10の着信(B))。暗証番号とコー
ドとが一致していればデータをチェックし、データが送
信受付コードならばデータの送信を終了したと判断し、
着信を拒否し、アイドル状態に戻る(図10の着信拒否
(B))。なお、データが送信受付コードでなければ、
次の着信を待つ。
【0018】そして、自動検針装置62の送出したRE
LCOMP信号を受けたISDN回線が66が、センタ
7にDISC(切断)信号を送出するとセンタ67は呼
を解放し、アイドル状態に戻る。
【0019】以上のように、呼制御メッセージのサブア
ドレス70に情報を載せて、データを送信し、通信状態
になる前に回線を切断することにより、通信料金がまっ
たくかからないデータ通信が実現できる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術によるISDNのDチャネルを介したデ
ータ転送には、次のような問題があった。すなわち、サ
ブアドレスを用いる場合は、データ転送にかかる料金は
無料で済むが、サブアドレスの容量は20バイトであ
り、実際に検針等の情報を格納するためのスペースであ
るデータ部の容量はそれより小さいものとなってしま
う。よって転送する情報量が大きい場合は、一度の通信
ではサブアドレスに全情報を格納できず、したがって情
報を分割し、複数回の通信を行わねばならず、このとき
通信のフローは煩雑なものとなり、転送速度が低下す
る。
【0021】また、UUIに情報を格納する場合は、U
UIの容量は128バイトと大きいので、ある程度の情
報量は確保できる一方、呼制御メッセージにUUIを付
加すると、一度の送信に際して0.4円のコストがかか
ってしまい、サブアドレスを利用する場合と比較した場
合、十分なコストパフォーマンスがあるとは言えない。
【0022】本発明は、このような問題を鑑みてなされ
たものであり、通信方法と通信する情報量とを最適な形
に組み合わせてデータ通信を行うことを可能とする通信
デバイス、通信方法、およびプログラム記録媒体を得る
ことを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、ISDN回
線のDチャネルにて用いられる呼制御メッセージを利用
してデータ通信を行う通信デバイスにおいて、データの
送信を行う際に、前記データの量を判定する判定手段
と、前記判定手段の判定結果に基づき、前記データを格
納するための場所として、前記呼制御メッセージ内のサ
ブアドレスと、UUI(ユーザ・ユーザ情報)とを択一
的に設定する択一設定手段とを備えたことを特徴とする
通信デバイスである。
【0024】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記択一設定手段は、前記判定手段が、データの量
が前記サブアドレスの格納量から決まる所定の量より大
きいとの判定結果を出した際は、前記データを前記UU
Iに格納するように設定し、また、前記判定手段が、デ
ータの量が前記所定の量以下との判定結果を出した際
は、前記データを前記サブアドレス内に格納するように
設定したことを特徴とする請求項1に記載の通信デバイ
スである。
【0025】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、ISDN回線のDチャネルにて用いられる呼制御メ
ッセージを利用してデータ通信を行う通信デバイスにお
いて、データの送信を行う際に、前記データの量を判定
する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づき、前
記データを格納するための場所として、前記呼制御メッ
セージ内のサブアドレスのみか、または前記サブアドレ
スおよびUUI(ユーザ・ユーザ情報)かを選択的に設
定する選択設定手段を備えたことを特徴とする通信デバ
イスである。
【0026】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記選択設定手段は、前記判定手段が、データの量
が前記サブアドレスの格納量から決まる所定の量より大
きいとの判定結果を出した際は、前記データを分割して
前記サブアドレスおよびUUIに格納するように設定
し、また、前記判定手段が、データの量が前記所定の量
以下との判定結果を出した際は、前記データを前記サブ
アドレス内に格納するように設定したことを特徴とする
請求項3に記載の通信デバイスである。
【0027】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、ISDN回線を介してデータ通信を行う通信デバイ
スにおいて、データの送信を行う際に、前記ISDN回
線のDチャネルまたはBチャネルのいずれかのチャネル
を用いて該データの送信を行うかを設定するチャネル設
定手段と、前記チャネル設定手段が設定したチャネル
を、前記Dチャネルのサブアドレスを利用して送信先に
告知する告知手段とを備えたことを特徴とする通信デバ
イスである。
【0028】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記チャネル設定手段は、他の通信デバイスの告知
手段からの告知にしたがって前記DチャネルまたはBチ
ャネルのいずれかのチャネルを設定することを特徴とす
る請求項5に記載の通信デバイスである。
【0029】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、ISDN回線を介してデータ通信を行う通信デバイ
スにおいて、データの送信を行う際に、前記データの量
を判定する判定手段と、前記ISDN回線のDチャネル
またはBチャネルのいずれかのチャネルを用いて該デー
タの送信を行うかを設定するチャネル設定手段と、前記
チャネル設定手段が設定したチャネルを告知する告知手
段と、前記チャネル設定手段が設定したチャネルがDチ
ャネルであるとき、Dチャネルを通信に用いる場合に動
作する、前記データを格納するための場所として、前記
呼制御メッセージ内のサブアドレスと、UUI(ユーザ
・ユーザ情報)とを択一的に設定する択一設定手段と、
前記データを格納するための場所として、前記呼制御メ
ッセージ内のサブアドレスのみか、または前記サブアド
レスおよびUUI(ユーザ・ユーザ情報)かを選択的に
設定する選択設定手段とを備えたことを特徴とする通信
デバイスである。
【0030】また、第8の本発明(請求項10に対応)
は、ISDN回線のDチャネルにて用いられる呼制御メ
ッセージを利用してデータ通信を行う通信デバイスを用
いた通信方法において、前記通信デバイスを用いて、デ
ータの送信を行う際に、前記データの量を判定する判定
ステップと、前記通信デバイスを用いて、前記判定ステ
ップにおける判定結果に基づき、前記データを格納する
ための場所として、前記呼制御メッセージ内のサブアド
レスのみか、または前記サブアドレスおよびUUI(ユ
ーザ・ユーザ情報)かを選択的に設定する選択設定ステ
ップとを含むことを特徴とする通信方法である。
【0031】また、第9の本発明(請求項12に対応)
は、請求項1ないし7のいずれかに記載の通信デバイス
の各手段または各部の全部あるいは一部の機能をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
特徴とするプログラム記録媒体である。
【0032】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1による通信デバイスを用いたデータ通信
システムの一例の構成図である。
【0033】図において、1は通信デバイスで、2は外
部のISDN回線7と接続している保安器、3はISD
N回線7を介して、センタ7と信号の送受信を行うDS
U、4はDSUのデジタル信号をアナログ信号に変換す
るためのTA、5はTA4に接続されて用いられるアナ
ログ通信機器である電話である。また、5は通信デバイ
ス1と接続したメータで、例えばガス、水道もしくは電
気の検針に用いられるものである。ここで、図には、メ
ータ6の側とセンタ8の側とは一対一の関係として示さ
れているが、実際にはメータ6の側は複数(例えば世帯
数)あって、センタ8はISDN回線7を介して個々の
メータ6と通信を行う。
【0034】次に図2は、本実施の形態1の通信デバイ
ス1の構成を示す図である。図において、11はメータ
6から情報の入力を受ける判定手段、2は判定手段11
からの入力を受ける択一設定手段、13はメータ6から
の情報と、択一設定手段12からの信号の入力を受ける
とともに、DSU3へ呼制御メッセージの送信を行う送
信部である。
【0035】また図3は、本実施の形態1の通信デバイ
スを利用した、センタ8側とメータ5側の間における、
検針の通信フローチャートである。
【0036】上記のような構成を有する本発明の通信デ
バイスの動作について説明を行う。本実施の形態1によ
る通信デバイス1の動作において、ISDN側、つまり
ISDN回線7を通じて接続しているセンタ8の側と、
メータ6を設置したメータ側との通信の動作は、先に従
来の技術にて説明した、呼制御メッセージに付加したU
UIのみを利用してデータ転送を行う場合と同様である
ので、以下、相違点について説明を行う。
【0037】メータ6またはセンタ8から情報の入力を
受けると、判定手段11は、その情報の量がどの程度で
あるかを判定する。判定手段11は、ある所定の情報量
を任意に設定することができ、この所定量に基づいて、
入力された情報の判定を行う。判定結果は択一設定手段
12へ出力される。
【0038】択一設定手段12は、判定手段11から入
力してきた判定結果に基づいて、送信部13が送信する
情報をサブアドレスまたはUUIのいずれに格納するか
を択一的に設定し、その具体的な動作を送信部13に行
わせるための設定信号を送信部13に出力する。
【0039】また、送信部13は、メータ6またはセン
タ8から情報を、 また択一設定手段12から設定信号
の入力を受けて、設定信号に基づき、該情報を処理して
DSU3へ送信する。
【0040】次に、本実施の形態1による通信デバイス
の、判定手段11に入力された情報量に応じた具体的な
動作を、図3を参照しながら説明する。
【0041】はじめに、判定手段11における所定量
は、メータ6側、センタ8側のいずれの通信デバイスに
おいても1バイトと設定する。
【0042】センタ8側がメータ6側に、検針を行う旨
の命令である検針要求を発令するとき、センタ8に接続
された通信デバイスには、検針要求である1バイトの情
報が転送され、判定手段11および送信部13へ入力す
る。
【0043】判定手段11は、上記検針要求の情報の入
力を受けると、これが先に設定した所定量より大きいか
それ以下かの判定を行う。今回所定量は1バイトとした
ので、判定手段11は入力した情報の量は所定量以下と
の判定結果を択一設定手段12へ出力する。
【0044】択一設定手段12は、上記の判定結果の入
力をうけると、検針要求の情報を情報を呼制御メッセー
ジ中のサブアドレスに格納するよう設定して、設定信号
を送信部13へ出力する。送信部13は、設定信号を取
得すると、呼制御メッセージ中のサブアドレスに先の検
針要求の信号を格納して、Dチャネルを介して該呼制御
メッセージを送信する。
【0045】次に、検針要求の情報を受けたメータ6が
検針を行い、その結果を検針応答としてセンタ8側へ送
信するときの、メータ6側の通信デバイス1の動作を説
明する。
【0046】メータ6側の通信デバイス1において、判
定手段11および送信部13はメータ6より検針応答の
情報の入力を受ける。この検針応答の情報量は36バイ
トであるから、判定手段11は、入力した情報の量は所
定量より大きいとの判定結果を択一設定手段12へ出力
する。
【0047】択一設定手段12は、上記の判定結果の入
力をうけると、この検針応答の情報ををUUIに格納す
るよう設定し、そのための設定信号を送信部13へ出力
する。送信部13は、設定信号を取得すると、これに基
づき、UUIを生成し、先の検針応答の信号をUUIに
格納するとともに、該UUIを呼制御メッセージに付加
して、Dチャネルを介して呼制御メッセージをDSU3
へ送信する。
【0048】センタ8は、上記の検針応答の情報を受信
すると、通信を終了するための終了電文をメータ6側に
送信するが、終了電文の情報量は1バイトであり、この
時の動作は、上述した検針要求の場合と同様にして行わ
れる。
【0049】このように、センタ8からメータ6への検
針要求および終了電文の通信のように、判定手段11に
入力した情報の量が所定量以下の場合は、サブアドレス
のみが情報の格納に用いられており、UUIは付加され
ていないため、一回の情報転送は無料、つまりコストを
かけずに行われている。
【0050】また、メータ6からセンタ8への検針応答
の通信のように、判定手段11に入力した情報の量が所
定量より大きい場合は、UUIが情報の格納に用いられ
ており、UUIを付加したことにより一回の情報転送に
0.4円のコストをかけており、したがって、合計の通
信コストは、0(円/回)×2(回)+0.4(円/
回)×1(回)=0.4円となる。
【0051】上記の通信過程を、従来のようにすべての
通信にUUIを利用した場合、3回の通信で0.4(円
/回)×3(回)=1.2円のコストがかかるので、本
実施施の形態1による通信デバイスを用いると、より低
コストで同等の内容の通信を実現できる。
【0052】また、従来のようにすべての通信にサブア
ドレスを利用した場合、検針応答の情報量が大きいた
め、該検針応答の情報を分割して複数回転送しなければ
ならなくなり、通信のフローが煩雑なものとなり、転送
速度が低下するが、本実施の形態1による通信デバイス
によれば、そのような不具合を解消した通信が実現でき
る。 (実施の形態2)図4は、本発明の実施の形態2による
通信デバイス20の構成を示す図である。図において、
図2と同一名称は同一部、32は択一設定手段12の配
置個所に設けられた選択設定手段である。
【0053】本実施の形態2による通信デバイス20
は、メータ6から取得した情報量に応じて、情報の格納
先として、サブアドレスとUUIとを適宜組み合わせる
ことで転送に用いるようにしたものである。
【0054】判定手段11の動作は本実施の形態1と同
様であり、すなわち、判定手段11は、ある所定の情報
量を任意に設定することができ、この所定量に基づいて
メータ6が取得した情報量を判定し、判定結果を選択設
定手段22へ出力する。
【0055】次いで選択設定手段22は、判定手段11
から入力してきた判定結果に基づいて、送信部13が送
信する情報をサブアドレスのみに格納するか、または情
報を分割してサブアドレスおよびUUIの両方に格納す
るかを選択的に設定し、その具体的な動作を行わせるた
めの設定信号を送信部13に出力する。
【0056】送信部13は、本実施の形態1と同様、設
定信号に基づいて、メータ6が取得した情報を処理して
DSU3へ出力する。
【0057】次に、本実施の形態2による通信デバイス
の、判定手段11に入力された情報量に応じた具体的な
動作を、図3を参照しながら説明する。
【0058】はじめに、判定手段11における所定量
は、メータ6側、センタ8側のいずれの通信デバイスに
おいても10バイトと設定する。
【0059】センタ8側がメータ6側に、検針を行う旨
の命令である検針要求を発令するとき、センタ8に接続
された通信デバイスには、検針要求として10バイトの
情報が転送され、判定手段11および送信部13へ入力
する。
【0060】判定手段11は、上記検針要求の情報の入
力を受けると、これが先に設定した所定量より大きいか
それ以下かの判定を行う。今回所定量は10バイトとし
たので、判定手段11は入力した情報の量は所定量以下
との判定結果を選択設定手段22へ出力する。
【0061】以後の動作は本実施の形態1の場合と同様
に行われる。すなわち、選択設定手段22は、上記の判
定結果の入力をうけると、検針要求の情報を呼制御メッ
セージ中のサブアドレスに格納するよう設定して、設定
信号を送信部13へ出力し、送信部13は、呼制御メッ
セージ中のサブアドレスに先の検針要求の信号を格納
し、Dチャネルを介してDSU3へ送信する。
【0062】次に、検針要求の情報を受けたメータ6が
検針を行い、その結果を検針応答としてセンタ8側へ送
信するときの、メータ6側の通信デバイス1の動作を説
明する。
【0063】メータ6側の通信デバイス1において、判
定手段11および送信部13はメータ6より検針応答の
情報の入力を受ける。ここで、検針応答の情報量は13
6バイトであるから、判定手段11は、入力した情報の
量は所定量より大きいとの判定結果を選択設定手段22
へ出力する。
【0064】選択設定手段22は、上記の判定結果の入
力をうけると、上記検針応答の情報を10バイトと12
6バイトの2つの信号に分割し、サブアドレスへ10バ
イト、またUUIに126バイトの信号をそれぞれ格納
するよう設定し、そのための設定信号を送信部13へ出
力する。
【0065】送信部13は、設定信号を取得すると、先
の検針応答の情報を2つに分割するとともに、UUIを
生成し、2つに分割した情報のうち126バイトのもの
を格納して、該UUIを呼制御メッセージに付加すると
ともに、該呼制御メッセージ中のサブアドレスに、先の
分割した他方の10バイトの情報を格納する。次いで送
信部13は、Dチャネルを介して、サブアドレスとUU
Iとに検針応答の情報を含んだ呼制御メッセージをDS
U3へ送信する。
【0066】センタ8は、上記の検針応答の情報を受信
すると、通信を終了するための終了電文をメータ6側に
送信するが、終了電文の情報量は10バイトであり、検
針要求の動作と同様の動作が行われる。
【0067】このように、本実施の形態2は、サブアド
レスとUUIとを択一的でなく、選択的に(両者を同時
に)用いることができるため、上記のように、一度の通
信に際して送信する情報量を、UUIの格納量より増や
すことができ、より効率的に呼制御メッセージを送信す
ることができる。 (実施の形態3)本実施の形態3による通信デバイス3
0は、ISDN回線を介してデータ通信を行う際に、D
チャネルの呼制御メッセージ中のサブアドレスに格納し
た情報に基づき、通信を行うためのチャネルを、Dチャ
ネルかBチャネルにするか選択できるようにしたもので
ある。
【0068】図5は、本実施の形態3の通信デバイス3
0の構成を示す図である。図において、31はチャネル
設定手段で、32はチャネル設定手段31と設定信号の
授受を行う告知部、33は告知部32と通信チャネル告
知情報の授受を行うとともに、チャネル設定手段31か
ら通信チャネル設定信号の入力をうけ、DSU3と送受
信を行う送受信部である。ここで告知部32と送受信部
33は、請求項に記載の告知手段に相当する。
【0069】図5に示す通信デバイスは、図1の通信デ
バイスと同様、メータ6側に設定されているものである
が、実施の形態1および2と同様、同様の構成は、IS
DN回線67を介して接続しているセンタ8側の通信デ
バイスにも設けられている。
【0070】上記のような構成を有する本実施の形態3
の通信デバイスの動作について、以下に説明を行う。た
だし、データの発着信は、メータ6側を発信側、センタ
8側を着信側として行うものとする。
【0071】はじめに発信側の動作を説明する。チャネ
ル設定手段31は、通信を行う際のチャネル設定を行
う。「従来の技術」の項にて説明したようにISDN回
線は、ユーザ情報チャネルであるBチャネルと、制御チ
ャネルであるDチャネルの二つのチャネルを用いるもの
であるが、チャネル設定手段は、通信デバイス30が、
これらチャネルのうちどちらかを用いて通信するかを設
定して、そのための設定信号を告知手段32に出力す
る。ここでは例として、メータ6側とセンタ8側とがB
チャネルで通信を行うものとする。
【0072】告知部32は、設定信号の入力を受ける
と、これに基づき、B、Dいずれのチャネルを通信に用
いるかを定める通信チャネル告知情報を生成し、これを
送受信部33へ出力する。今回は通信チャネルとしてB
チャネルに定める旨の通信チャネル告知情報が出力され
る。
【0073】次いで送受信部33は、上記の通信チャネ
ル告知情報の入力を受けると、これをサブアドレスに格
納して、該サブアドレスを含む呼制御メッセージをDチ
ャネルより発信する。
【0074】次に受信側の動作を説明する。送受信部3
3は上記の呼制御メッセージを受信すると、通信チャネ
ル告知情報をサブアドレスから読み出して、告知部32
へ転送する。告知部32は転送された通信チャネル告知
情報に基づく設定信号をチャネル設定手段31へ出力す
る。
【0075】チャネル設定手段31は、設定信号の入力
を受けると、これに基づきBチャネルを用いてデータ通
信を行うように設定した通信チャネル設定信号を送受信
部33へ出力する。送受信部33は、上記通信チャネル
設定信号の入力を受けると、通信チャネルをBチャネル
に設定するとともに、呼制御メッセージのサブアドレス
に、上述の設定が完了した旨の情報を格納して、再び送
信側へDチャネルを介して上記呼制御メッセージを送信
する。この段階で、送信側(メータ6側)と受信側(セ
ンタ8側)の両方で、通信チャネルの設定が完了し、両
者はBチャネルを介してデータ通信を行うことが可能と
なる。
【0076】このとき、従来の技術によるデータ通信方
式では、チャネル切り替えのためのコマンドを呼制御メ
ッセージ中のUUIに格納しているため0.4円のコス
トが生じるのに対し、本実施の形態3による通信デバイ
スは、上述のコマンドをサブアドレスに格納するように
しており、チャネル切り替えのコストを削減できる効果
がある。
【0077】また、本実施の形態3による通信デバイス
は、本実施の形態1または2と組み合わせても実現する
ことができる。図6は、本実施の形態3による通信デバ
イスの第2例の図である。図において、図2および図5
と同一符号は同一部である。
【0078】このような構成を有する本実施の形態3の
第2例による通信デバイス40の動作は次の通りであ
る。すなわち、データ通信時に、メータ6またはセンタ
8から入力した情報に応じて、判定手段11は判定結果
をチャネル設定手段31および択一設定手段12へ出力
する。
【0079】このとき、チャネル設定手段31が判定結
果に応じてBチャネルでデータ通信を行うよう設定すれ
ば、送受信部33はメータ6が取得した情報をBチャネ
ルより発信して情報の授受を行い、また、チャネル設定
手段31がDチャネルでデータ通信を行うよう設定すれ
ば、実施の形態1と同様に、択一設定手段12は、Dチ
ャネルを介して運ばれる情報を、サブアドレスまたはU
UIのいずれかに格納するよう設定した設定信号を送受
信部33へ転送し、送受信部は設定信号に基づき、Dチ
ャネルを介した呼制御メッセージによるデータ通信を実
行する。
【0080】このように、本実施の形態3の通信デバイ
スの第2例によれば、例えば検針といった短い情報量の
データ通信から、蓄積した検針データを一括送信すると
いった、情報量の大きいデータ通信まで対応した通信
を、入力するデータの情報量に応じて運用することがで
きる。
【0081】なお、上記実施の形態3の第2例による通
信デバイスは、実施の形態1の択一設定手段12を含む
ものとして説明を行ったが、これは実施の形態2の選択
設定手段22に置き換えてもよい。
【0082】また、本実施の形態において、択一設定手
段12と選択設定手段22とは、それぞれ別個のものと
して説明をおこなったが、これらは一体化した機能を持
つものとしてもよく、この場合は所定量に応じて、情報
の格納量をサブアドレスのみ、UUIのみ、またはサブ
アドレスおよびUUIを対象として定めることができ、
より柔軟な運用が可能となる。
【0083】また、本実施の形態において、判定手段1
1に入力する情報信号は、ガス、水道もしくは電気の検
針用メータからのものとして説明を行ったが、これはD
SUまたはTAに接続して使用する機器なら任意でよ
く、例えば電話からの情報信号入力をうけることによっ
て、電話の通話料金の連絡などにも用いることができ
る。
【0084】また、本実施の形態において、判定手段1
1、択一設定手段12、選択設定手段22、チャネル設
定手段31および告知部32の処理動作は、コンピュー
タを用いてプログラムの働きにより、ソフトウェア的に
実現してもよいし、あるいはコンピュータを用いずに特
有の回路構成によってハードウェア的に実現してもよ
い。
【0085】また、本実施の形態において、判定手段1
1、択一設定手段12、選択設定手段22、チャネル設
定手段31および告知部32の処理動作は、コンピュー
タを用いたプログラムとして、プログラム記録媒体に記
録した形で実現してもよい。
【0086】
【発明の効果】このように、本発明の通信デバイス、通
信方法およびプログラム記録媒体によれば、あらかじめ
設定した情報量に基づいて、判定手段11および択一設
定手段12がメータから取得した情報の量に応じて、該
情報の格納先をサブアドレス、UUIまたは両方を用い
るかどうかを適宜選択できることで、情報量と通信コス
トとの兼ね合いを適正にした、効率の高いデータ通信を
実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信デバイスを用いたデータ通信シス
テムの一例の構成図である
【図2】本発明の実施の形態1による通信デバイスの構
成図である。
【図3】本実施の通信デバイスを利用した、センタ8側
とメータ5側の間における、検針の通信フローチャート
である。
【図4】本発明の実施の形態2による通信デバイスの構
成図である。
【図5】本発明の実施の形態3による通信デバイスの構
成図である。
【図6】本発明の実施の形態3の第2例による通信デバ
イスの構成図である。
【図7】従来の技術によるデータ転送形式の構成を示す
図である。
【図8】従来の技術によるサブアドレスを利用したデー
タ通信方式を示すシステム構成図である。
【図9】従来の技術におけるサブアドレスのフォーマッ
ト図である。
【図10】従来の技術による自動検針装置62の通信動
作のフローチャートである。
【符号の説明】
1、20、30、40 通信デバイス 2 保安器 3 DSU 4 TA 5、65 電話 6、63 メータ 7、66 ISDN回線 8、67 センタ 11 判定手段 12 択一設定手段 13 送信部 22 選択設定手段 31 チャネル設定手段 32 告知部 33 送受信部 51 発呼端末 53 着呼端末 54 端末A 55 端末B 61 宅内装置 62 自動検針装置 64 警報装置 68 TA 69 ホスト 70 サブアドレス 71 暗証番号 72 ID番号 73 データ部 74 データ種別 75 データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 昌広 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 藤井 泰宏 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 市橋 達也 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 西口 一弘 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN回線のDチャネルにて用いられ
    る呼制御メッセージを利用してデータ通信を行う通信デ
    バイスにおいて、 データの送信を行う際に、前記データの量を判定する判
    定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づき、 前記データを格納するための場所として、前記呼制御メ
    ッセージ内のサブアドレスと、UUI(ユーザ・ユーザ
    情報)とを択一的に設定する択一設定手段とを備えたこ
    とを特徴とする通信デバイス。
  2. 【請求項2】 前記択一設定手段は、 前記判定手段が、データの量が前記サブアドレスの格納
    量から決まる所定の量より大きいとの判定結果を出した
    際は、 前記データを前記UUIに格納するように設定し、 また、前記判定手段が、データの量が前記所定の量以下
    との判定結果を出した際は、 前記データを前記サブアドレス内に格納するように設定
    したことを特徴とする請求項1に記載の通信デバイス。
  3. 【請求項3】 ISDN回線のDチャネルにて用いられ
    る呼制御メッセージを利用してデータ通信を行う通信デ
    バイスにおいて、 データの送信を行う際に、前記データの量を判定する判
    定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づき、 前記データを格納するための場所として、前記呼制御メ
    ッセージ内のサブアドレスのみか、または前記サブアド
    レスおよびUUI(ユーザ・ユーザ情報)かを選択的に
    設定する選択設定手段を備えたことを特徴とする通信デ
    バイス。
  4. 【請求項4】 前記選択設定手段は、前記判定手段が、
    データの量が前記サブアドレスの格納量から決まる所定
    の量より大きいとの判定結果を出した際は、 前記データを分割して前記サブアドレスおよびUUIに
    格納するように設定し、 また、前記判定手段が、データの量が前記所定の量以下
    との判定結果を出した際は、 前記データを前記サブアドレス内に格納するように設定
    したことを特徴とする請求項3に記載の通信デバイス。
  5. 【請求項5】 ISDN回線を介してデータ通信を行う
    通信デバイスにおいて、 データの送信を行う際に、前記ISDN回線のDチャネ
    ルまたはBチャネルのいずれかのチャネルを用いて該デ
    ータの送信を行うかを設定するチャネル設定手段と、 前記チャネル設定手段が設定したチャネルを、前記Dチ
    ャネルのサブアドレスを利用して送信先に告知する告知
    手段とを備えたことを特徴とする通信デバイス。
  6. 【請求項6】前記チャネル設定手段は、他の通信デバイ
    スの告知手段からの告知にしたがって前記Dチャネルま
    たはBチャネルのいずれかのチャネルを設定することを
    特徴とする請求項5に記載の通信デバイス。
  7. 【請求項7】 ISDN回線を介してデータ通信を行う
    通信デバイスにおいて、 データの送信を行う際に、前記データの量を判定する判
    定手段と、前記ISDN回線のDチャネルまたはBチャ
    ネルのいずれかのチャネルを用いて該データの送信を行
    うかを設定するチャネル設定手段と、 前記チャネル設定手段が設定したチャネルを告知する告
    知手段と、前記チャネル設定手段が設定したチャネルが
    Dチャネルであるとき、Dチャネルを通信に用いる場合
    に動作する、前記データを格納するための場所として、
    前記呼制御メッセージ内のサブアドレスと、UUI(ユ
    ーザ・ユーザ情報)とを択一的に設定する択一設定手段
    と、 前記データを格納するための場所として、前記呼
    制御メッセージ内のサブアドレスのみか、または前記サ
    ブアドレスおよびUUI(ユーザ・ユーザ情報)かを選
    択的に設定する選択設定手段とを備えたことを特徴とす
    る通信デバイス。
  8. 【請求項8】 ISDN回線のDチャネルにて用いられ
    る呼制御メッセージを利用してデータ通信を行う通信デ
    バイスを用いた通信方法において、 前記通信デバイスを用いて、データの送信を行う際に、
    前記データの量を判定する判定ステップと、 前記通信デバイスを用いて、 前記判定ステップにおける判定結果に基づき、 前記データを格納するための場所として、前記呼制御メ
    ッセージ内のサブアドレスと、UUI(ユーザ・ユーザ
    情報)とを択一的に設定する択一設定ステップとを含む
    ことを特徴とする通信方法。
  9. 【請求項9】 前記択一設定ステップは、前記判定ステ
    ップにて、データの量が前記サブアドレスの格納量から
    決まる所定の量より大きいとの判定結果が出た際は、 前記データを前記UUIに格納するように設定し、 また、前記判定ステップにて、データの量が前記所定の
    量以下との判定結果が出た際は、 前記データを前記サブアドレス内に格納するように設定
    するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の
    通信方法。
  10. 【請求項10】 ISDN回線のDチャネルにて用いら
    れる呼制御メッセージを利用してデータ通信を行う通信
    デバイスを用いた通信方法において、 前記通信デバイスを用いて、データの送信を行う際に、
    前記データの量を判定する判定ステップと、 前記通信デバイスを用いて、 前記判定ステップにおける判定結果に基づき、 前記データを格納するための場所として、前記呼制御メ
    ッセージ内のサブアドレスのみか、または前記サブアド
    レスおよびUUI(ユーザ・ユーザ情報)かを選択的に
    設定する選択設定ステップとを含むことを特徴とする通
    信方法。
  11. 【請求項11】 前記選択設定ステップは、 前記判定ステップにて、データの量が前記サブアドレス
    の格納量から決まる所定の量より大きいとの判定結果が
    出た際は、 前記データを分割して前記サブアドレスおよびUUIに
    格納するように設定し、 また、前記判定ステップにて、データの量が前記所定の
    量以下との判定結果が出た際は、 前記データを前記サブアドレス内に格納するように設定
    するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載
    の通信方法。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし7のいずれかに記載の
    通信デバイスの各手段または各部の全部あるいは一部の
    機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
    録したことを特徴とするプログラム記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項8ないし11のいずれかに記載
    の通信方法の動作の全部または一部のステップをコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
    特徴とするプログラム記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183869A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Mickle Works:Kk 住宅のメータ監視システム

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