JPH08288810A - トランジスタのラッチダウン現象発生防止方法およびその回路並びにこの方法および回路を用いたトランジスタおよび電圧調整器 - Google Patents

トランジスタのラッチダウン現象発生防止方法およびその回路並びにこの方法および回路を用いたトランジスタおよび電圧調整器

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JPH08288810A
JPH08288810A JP7272905A JP27290595A JPH08288810A JP H08288810 A JPH08288810 A JP H08288810A JP 7272905 A JP7272905 A JP 7272905A JP 27290595 A JP27290595 A JP 27290595A JP H08288810 A JPH08288810 A JP H08288810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 そのSOAの逸脱から保護されるトランジス
タのラッチダウン現象を防止できる方法および回路を得
る。 【解決手段】 トランジスタの主導通路にかかる電圧が
増加する際に主導通路を流れる電流の値が第1の保護の
ため所定の下側制限値以下に降下しがちなときに、その
値をほぼ一定に保持でき、トランジスタの出力端子から
見た負荷によって影響受けないようにトランジスタの制
御端子を駆動できる第2の保護回路を有する第1の保護
回路(SOAの逸脱に対する)を追加することにより、
トランジスタはこのトランジスタにより許容できる制限
値VMAXまでいつでも相当の電流を負荷に供給でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、その安全動作領
域から外れるのを保護されるトランジスタのラッチダウ
ン(latch-down)現象の発生を防止するのに有効な方法
および回路、並びにこの方法および回路を用いたトラン
ジスタおよび電圧調整器にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】全てのデバィス、特にいかなる種類のト
ランジスタ(BJT,MOS,...)も安全動作領域(S
OA)即ちデバィスが損傷を被ることなく適切に動作で
きる一組の動作条件を呈し、この領域は境界条件により
定められる。多くの用途では、デバィスはこのような境
界条件内で良好に動作できるが、この条件を適用できな
い分野、例えばデバィスをその全容量まで、しかも、勿
論それらの境界条件を越えることなく用いるのに最も重
要なパワートランジスタの分野では、結果としてそれら
に損傷を受ける。
【0003】このために、パワートランジスタは、しば
しば保護回路を組み込み、それらのSOAから外れるの
を防いでおり、この種の代表的な保護は最大消散電力に
関連したものである。BJT(バイポーラ・ジャンクシ
ョン・トランジスタ)型のトランジスタを用いると、高
電圧に対する非常に多くの高速制限が二次ブレークダウ
ンにより起きる。付加的制限はデバィスが耐えることが
できる最大電流および/または電圧からくる。
【0004】境界条件を越えるのは、時々短期間または
通常の動作時間の小部分の間受容できる。パワートラン
ジスタは、例えば電圧調整器の出力調整素子、集積化さ
れたものおよび個別部品の混成物の両方として用いられ
る。図1は慣用の電圧調整器の簡略化されたブロック図
である。パワートランジスタPTは入力端子IT、出力
端子OTおよび制御端子CTを有する。PC1はSOA
からの逸脱を防ぐ保護回路である。
【0005】電圧調整器は、電圧入力端子VIN、電圧
出力端子VOUTおよび通常グランドGNDに接続され
た二つの接地端子GT(実際には、一つの端子だけ)を
有する。入力端子VINはパワートランジスタPTの入
力端子ITに接続され、出力端子VOUTは実質的にパ
ワートランジスタPTの出力端子OTに接続される。
【0006】電圧入力端子VINおよび接地端子GT間
に基準電圧発生器RVGが接続され、電圧出力端子VO
UTおよび接地端子GT間に調整器出力の電圧にほぼ比
例した電圧を発生するのに有効な分圧器VDが接続され
る。基準電圧発生器RVGおよび分圧器VDの出力側は
それぞれ誤り増幅器EAの各入力端子に接続される。そ
して、誤り増幅器EAの出力側は制御端子CTに接続さ
れる。
【0007】この組のブロックは適切な調整能力を備え
ている。誤り増幅器EAは基準電圧発生器RVGおよび
分圧器VDで発生された電圧がほぼ同じ値を持つような
振幅の電気信号を出力する。勿論、基準電圧発生器RV
Gにより発生された電圧は一定であるが、分圧器VDに
より発生された電圧は、その制御端子CTに入力される
電気信号に関連して、入力端子ITから出力端子OTへ
のその主導通路のパワートランジスタPTで得られる電
圧降下に依存する。
【0008】パワートランジスタPTの主導通路と直列
に検出抵抗器RSが配置され、これは調整器性能を劣化
させないように幾分小さな値を有する。この検出抵抗器
RSの両端にかかる電圧は調整器出力側に接続された任
意の負荷によって吸収される電流に比例する。保護回路
PC1は、それぞれ電圧入力端子VIN、電圧出力端子
VOUTおよびパワートランジスタPTの出力端子OT
と制御端子CTに接続された4つの端子を有する。市販
されている集積化された調整器は、補助または補充機能
を備えた図1に示していない付加的ブロックを含み得
る。
【0009】図2は図のBJT型のパワートランジスタ
PTおよび検出抵抗器RSに接続されるような保護回路
PC1の代表的な従来例の回路図である。検出抵抗器R
SはパワートランジスタPTのエミッタすなわち出力端
子OTと直列に接続される。検出抵抗器RSの端子電圧
は、そのベースに接続されたフィードバック抵抗器RF
を介してフィードバックトランジスタQFのベースーエ
ミッタ接合に印加される。また、フィードバックトラン
ジスタQFのベースはツエーナダイオードDZおよびツ
エーナ抵抗器RZの直列回路を介してパワートランジス
タPTのコレクタすなわち入力端子ITに接続される。
一方、フィードバックトランジスタQFのコレクタはパ
ワートランジスタPTのベースすなわち制御端子CTに
接続される。
【0010】図3はコレクタ電流IC対コレクターエミ
ッタ電圧VCE、境界曲線BLで囲まれたパワートラン
ジスタPTのSOA、パワートランジスタPTが耐え得
る最大電流および電圧をそれぞれ表すIMAXおよびV
MAXのグラフを示し(使用しているスケールは横座標
および縦座標共に対数関数である)、また、実質的に直
線である曲線C1,C2,C3,C4により保護回路P
C1の動作に対する可能な制限を示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような曲線の開始
点は、実質的にツエーナダイオードDZで確立され、高
精度に設定できる。それらの勾配は大体ーRF/(RS
*RZ)で与えられる。このような抵抗値は通常異なる
大きさであり(例えばRZ=10Ω,RF=300Ω,
RS=0.3Ω)、例えば技術的工程(IC製造工程)中
にある変動が起き、次いで、比の分母に積の項があるの
でその比にある逸脱が起きる。さらに、検出抵抗器RS
(通常エミッタ拡散で得られる)が他の二つ(通常ベー
ス拡散で得られる)より安定していると考えられる場合
でも、異なる大きさの抵抗値の為に、シリコンで二つの
抵抗値の整合を得ることが不可能なことから任意の安定
した形態にすることが困難であるRF対RZの比を考慮
する必要がある(これは個別の部品を使用する回路の形
成を試みる場合には、益々必要となる)。
【0012】図3からも分かるように、同じ方法で作ら
れた同一の回路は、例えば所望されるSOA内に充分に
含まれない4つの曲線C1,C2,C3,C4に沿って
異なるように容易に作動する。この問題を避けるため
に、所望の動作曲線例えば境界曲線BLから遥かに移動
した曲線C2を選択する一般的な手段があり、その結
果、保護回路の動作曲線はどんな場合でもSOA内に、
例えば曲線C1とC3の間のどこかにある。しかしなが
ら、この手段は、パワートランジスタPTの性能を充分
に利用してないところがあり、この結果大型のものとな
る。
【0013】また、このような手段(保護回路に関係す
る)に関連して実際に困難な現象は、いわゆるラッチダ
ウンすなわち高電圧で負荷の要求にも拘わらず、パワー
トランジスタから出力される電流が実質的にゼロになる
ということである。この現象は、例えば図3で曲線C2
のV2−VMAX部分に相当する。トランジスタがたと
えSOA内で電流を供給できたとしても、これは保護回
路の制御作用のためにその場合には失敗である。
【0014】理論的に、トランジスタのSOAの改善さ
れた利用は、例えば図4にC4Mで示すような境界曲線
BL(SOAの境界)に幾何学的に極めて類似した曲線
で表される動作制限を持つ保護回路を使用することによ
って達成できる。図3の曲線C4の変形として関係して
いるこのような曲線は、図2に示すものと同じではある
が、対をなすデバィスと並列にこれらと同様にしかしよ
り高いツェナ電圧を呈する対を持った保護回路を使用し
て得ることができる。
【0015】実際には、この変形例は、最初の方法と同
じ固有の欠点を有する。事実、回路の電気的パラメータ
に起こり得る変動は、図4のC5で示すような明らかに
許容できない曲線を持った保護回路を得るのを避けるの
に境界曲線BLから遥かに移動した所望の動作曲線を選
ぶことを強制するようになる。加えて、ラッチダウン現
象は、なお存在し、例えば曲線C4MのV4M−VMA
X部分に相当する。
【0016】この発明の目的は、請求項1に記載されて
いるように実施される方法および請求項5に規定されて
いる特徴を有する回路によって達成される。さらに、こ
の発明の有益な概念はその他の請求項に記載されてい
る。トランジスタの主導通路にかかる電圧が増加する際
に主導通路を流れる電流の値が第1の保護のため所定の
下側制限値以下に降下しがちなときに、その値をほぼ一
定に保持でき、トランジスタの出力端子から見た負荷に
よって影響受けないようにトランジスタの制御端子を駆
動できる第2の保護回路を有する第1の保護回路(SO
Aの逸脱に対する)を追加することにより、トランジス
タはこのトランジスタにより許容できる制限値VMAX
までいつでも相当の電流を負荷に供給できる。この発明
は、添付図面と関連して以下の説明からより明確に理解
できる。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、その安全動
作領域BLから外れるのを保護されるトランジスタのラ
ッチダウン現象の発生を防止する方法であって、上記ト
ランジスタの主導通路にかかる電圧(VCE)が増加す
ると上記トランジスタの主導通路を流れる電流(IC)
の値がその保護のため所定の下側制限値(ISC)以下
に降下しがちなときに、制御作用が上記トランジスタの
制御端子に与えられ、その値をほぼ一定に保持し、上記
トランジスタの出力端子から見た負荷によって影響受け
ないようにするトランジスタのラッチダウン現象発生防
止方法である。
【0018】また、この発明は、保護回路によりその安
全動作領域から外れるのを保護されるトランジスタ(P
T)のラッチダウン現象の発生を防止する回路であっ
て、a)上記トランジスタ(PT)の主導通路(IT−
OT)を通して流れる電流を検出する検出手段(RS}
と、b)上記主導通路(IT−OT)にかかる電圧が増
加する際に上記主導通路を流れる電流の値が、その保護
のため、所定の下側制限値以下に降下しがちなときに、
その値をほぼ一定に保持し、上記トランジスタの出力端
子(OT)から見た負荷によって影響受けないように上
記トランジスタ(PT)の制御端子(CT)を駆動する
制御手段(CM)とを備えたトランジスタのラッチダウ
ン現象発生防止回路である。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の方法は、図5を参照し
て後述される。図において、トランジスタとしてのパワ
ートランジスタPTのSOAから引き出した境界曲線B
Lで囲まれているコレクタ電流IC対コレクターエミッ
タ電圧VCEを示し、IMAXおよびVMAXはパワー
トランジスタPTが耐え得る最大電流および電圧をそれ
ぞれ表し、曲線C1,C2,C3は回路を作るデバィス
のパラメータの展開から得られるそんなに容易に制御さ
れないような回路PC1に対する可能な動作制限を示
す。
【0020】その安全動作領域すなわち境界曲線BLか
ら外れるのを保護されるトランジスタのラッチダウン現
象の発生を防止するこの方法によれば、トランジスタの
主導通路にかかる電圧が増加するとトランジスタの主導
通路を流れる電流ICの値がその保護のため所定の下側
制限値以下に降下しがちなときに、制御作用がトランジ
スタの制御端子に与えられ、その値をほぼ一定に保持で
き、トランジスタの出力端子から見た負荷によって影響
受けないようにする。その値は、主導通路にかかる電圧
VCEの値がトランジスタの上側ブレークダウン制限値
VMAXを超えるまで有益に保持される。
【0021】都合の良いことに、トランジスタの主導通
路を流れる電流ICの値が、例えばVCEの減少のた
め、上記所定の下側制限値ISC以上に上昇しがちなと
きに、制御作用が中断される。この制御作用は、その通
路にかかる電圧値が下側動作制限値VT以上になるとき
のみ与えられる。図5から理解できるように、動作曲線
の勾配に拘わらず、最小電流が曲線ISCによって“高
い”電圧で確保され、それによって、少なくともパワー
トランジスタPTが損傷の危険にあるであろう制限値V
MAXまでラッチダウン現象を完全に避ける。
【0022】この方法を使用することにより、今や利用
できる有効な動作領域がラッチダウンに対して保護のな
いものより大きくなるので、パワートランジスタPTの
性能をより良好に使用でき、しかもSOAから境界曲線
BLを充分に移動できる。
【0023】次に、この発明の回路を図6を参照して説
明する。保護回路によりその安全動作領域BLから外れ
るのを保護されるトランジスタのラッチダウン現象の発
生を防止するこの回路は、a)トランジスタPTの主導
通路IT−OTを通して流れる電流を検出するのに有効
な検出手段(RS}と、(b)主導通路IT−OTにか
かる電圧が増加する際に上記主導通路を流れる電流の値
が、その保護のため、所定の下側制限値以下に降下しが
ちなときに、その値をほぼ一定に保持し、トランジスタ
の出力端子OTから見た負荷によって影響受けないよう
にトランジスタPTの制御端子CTを駆動するのに有効
な制御手段CMとを備える。
【0024】図6において、検出手段は、主導通路IT
−OTと直列に配列されかつパワートランジスタPTの
性能を損なわないやや小さな値を有する検出抵抗器RS
の態様で非常に簡単に実施できる。この場合、検出抵抗
器RSの端子電圧は、パワートランジスタPTの主導通
路IT−OTを流れる電流に実質的に比例する。簡単で
しかも有効な実施の形態では、制御手段CMは、a)基
準電流発生器RCGと、b)基準電流発生器RCGの出
力側に接続された基準抵抗器RRと、c)検出手段の出
力側および基準抵抗器RRの端子にそれぞれ接続された
電流差動出力端子および入力端子を有する型の電圧比較
器COと、d)電圧比較器COの出力側に接続されたカ
レントミラーMIと、e)電圧比較器COの出力端子の
1つに接続された入力端子およびパワートランジスタP
Tの制御端子CTに接続された入力端子を有する出力段
OAとを備える。
【0025】電圧比較器COにバイアスを与え、これを
かかる減少の発生に対して予備充電するために、便宜的
に電圧比較器COの2つ入力端子にそれぞれ接続された
その2つの出力端子に2つのほぼ同一の電流を発生する
のに基準電流発生器RCGを配列し、そして、検出手段
の出力端子とそれぞれ直列に置かれ、ほぼ同じ抵抗値を
持つ2つのバイアス抵抗器RAを配列してもよい。勿
論、これは検出手段からの信号が電圧信号であると仮定
した場合である。
【0026】制御手段CMが主導通路IT−OTにかか
る電圧を実質的に与えられるならば、実際都合がよく、
そのため、補助電源装置が不要となり、これは保護回路
に対して制限される。制御手段CMは必要なときのみ良
好に作動し、少なくとも不要時には作動しない。このた
め、基準電流発生器RCGは、例えば、主導通路IT−
OTにかかる電圧値が下側動作制限値以上のときのみ電
流を発生するように設計できる。
【0027】図7は図6に既にブロックの形で示した制
御手段CMの回路構成を示す。この回路は、1チップに
集積化するのに適当である。電圧出力端子VOUTは回
路グランドに接続され、入力端子ITは回路電源に接続
され、出力端子OTは回路の電圧入力端子であり、制御
端子CTは回路の電流出力端子である。
【0028】図において、相互に直列の2つのツエナダ
イードDZ1およびDZ2が設けられ、抵抗器R6を介
してグランドと電源の間に接続され、ツエナダイードD
Z1およびDZ2の接続点がNPN型のトランジスタQ
1のベースに接続され、トランジスタQ1のコレクタが
抵抗器R7を介して電源に接続され、そのエミッタが直
列接続の2つの抵抗器R3およびR4を介して接地さ
れ、抵抗器R3およびR4の接続点が抵抗器R5を介し
てNPN型のトランジスタQ2のベースに接続され、そ
のエミッタが抵抗器R1を介して接地され、そのコレク
タがマルチカレントミラーに接続される。
【0029】このマルチカレントミラーはPNP型の3
つのトランジスタQ3,Q4,Q5からなり、トランジ
スタQ5はデュアルコレクタを有し、各トランジスタの
エミッタはそれぞれ3つの抵抗器R2,R8,R9を介
して電源に接続される。これらの抵抗器は特に抵抗器R
1の値と同一の同じ値を有する。また、トランジスタQ
3,Q4,Q5のベースは共通接続される。トランジス
タQ3のコレクタはそのベースおよびトランジスタQ2
のコレクタに接続され、トランジスタQ4およびQ5の
コレクタはマルチカレントミラーの3つの出力端子を形
成し、3つのトランジスタの領域比はトランジスタQ4
の出力電流がトランジスタQ5の各コレクタの出力電流
の大きさの2倍となるようになされている。
【0030】次いで、トランジスタQ4のコレクタはN
PN型の2つのトランジスタQ6およびQ7からなる別
なカレントミラーに接続され、これらトランジスタQ6
およびQ7のエミッタは接地され、トランジスタQ6は
ダイオード構成に接続され、このカレントミラーの出力
端子はトランジスタQ7のコレクタである。
【0031】さらに、図7の回路はNPN型の一対のト
ランジスタQ8およびQ9を含む。これらのトランジス
タはそれらのベースを入力端子、コレクタを出力端子と
し、エミッタが共通接続されトランジスタQ7のエミッ
タに接続され、差動入力のベースがトランジスタQ5の
2つのコレクタに接続されて差動接続構成とされてい
る。また、トランジスタQ8のベースは直列接続の2つ
の抵抗器RAおよびRRを介して接地され、トランジス
タQ9のベースは抵抗器RAを介して出力端子OTに接
続され、抵抗器RRの値は抵抗器R1の値と等しくなる
ように選択される。
【0032】差動出力側は2つのトランジスタQ10お
よびQ11からなるカレントミラーに接続され、これら
トランジスタQ10およびQ11のエミッタは直接電源
に接続され、トランジスタQ10のコレクタとベースは
共通接続される。最後に、回路はトランジスタNPN型
のトランジスタQ12を備え、そのベースはトランジス
タQ11のコレクタに接続され、そのコレクタは電源に
接続され、そのエミッタは制御端子CTに接続される。
【0033】最後に、回路はNPN型のトランジスタQ
12を備え、そのベースはトランジスタQ11のコレク
タに接続され、そのコレクタは電源に直接接続され、そ
のエミッタは制御端子CTに接続される。電流Irefは、
入力端子ITおよび電圧出力端子VOUT間の電位差が
ツェナダイオードDZ1およびDZ2の総合ツェナ電圧
より大きいときのみトランジスタQ2のコレクタに発生
され、これは実質的に図5に示す電圧VTに対応する。
この電流は次式で与えられる。
【0034】Iref=((VDZ2ーVEBQ1)*R
4/(R3+R4)ーVEBQ2)/RR
【0035】一連の電流が反映されるけれども、一つは
【0036】VBEQ9=(Iref/2*RA+(Iref
/2)*VCEQ7, VBEQ10=(Iref/2*RA+IL+RSーVC
EQ7,
【0037】を得る。ここで、ILは実質的にパワート
ランジスタPTの主導通路を通して流れる電流である。
トランジスタQ12は
【0038】IL<Iref*RR/2*RS
【0039】ならば、パワートランジスタPTを駆動す
るだけであることが容易に分かる。この積は図5のIS
Cに対応する。SOAからの逸脱に対する保護回路の動
作およびラッチダウン現象に対する保護回路の動作が共
に考えられるとき、それらは相互に妨害しないことが重
要であり、従って、それらの一方のみがどんな時でもパ
ワートランジスタPTに作用することが好ましい。勿
論、それらが共に作用する電流値範囲はあるが、この範
囲が出来るだけ小さく保持されるならば好都合である。
【0040】この発明によれば、トランジスタ、特にパ
ワートランジスタに対して、その安全動作領域からの逸
脱に対する第1の保護回路、ラッチダウン現象に対する
第2の保護回路を配列し、これら全てを同じチップに集
積化できる。この方法では、最初のもの同じ特性を持つ
が自己保護式のトランジスタを設けることができ、それ
故、多分何も損傷を受けない。
【0041】最後に、図8はこの発明による電圧調整器
の簡略化したブロック図である。これは、この発明によ
るラッチダウン現象に対する別な保護回路PC2がある
以外は図1のブロック図と同一である。図8の回路は、
図示の簡略化のため、保護回路PC1の2つの端子の接
続を省略しているが、これらは図1の場合と同様であ
る。保護回路PC2は、それぞれパワートランジスタP
Tの3つの端子IT,CT,OTおよび電圧出力端子V
OUTに接続された4つの端子を有し、保護回路PC2
のブロック図は例えば図6に示すものと同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電圧調整器を簡略して示すブロック図で
ある。
【図2】保護回路の従来例を示す回路図である。
【図3】トランジスタのSOAおよび図2の保護回路の
動作曲線を示す電流対電圧の対数表示の図である。
【図4】トランジスタのSOAおよび図2の回路の変形
例である保護回路の動作曲線を示す電流対電圧の対数表
示の図である。
【図5】トランジスタのSOAおよびこの発明による回
路の作用により変形されるような慣用の保護回路の動作
曲線を示す電流対電圧の対数表示の図である。
【図6】この発明による回路のブロック図である。
【図7】図6のブロック図に含まれる制御手段を示す回
路図である。
【図8】この発明によるかつ図6の回路を含む電圧調整
器を簡略して示すブロック図である。
【符号の説明】
RCG 基準電流発生器、CM 制御手段、CO 電圧
調整器、MI マルチカレントミラー、OA 出力手
段、PT パワートランジスタ、PC1,PC2保護回
路 RS 検出手段RA バイアス抵抗器、RR 基準
抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョヴァンニ・ガッリ イタリア国、98134 ガラーティ・マリー ナ、ヴィア・ナツィオナーレ 26 (72)発明者 ジュゼッペ・シッラ イタリア国、95030 ペダーラ、ヴィア・ ジ・デ・フェリーチェ 8

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その安全動作領域BLから外れるのを保
    護されるトランジスタのラッチダウン現象の発生を防止
    する方法であって、上記トランジスタの主導通路にかか
    る電圧(VCE)が増加すると上記トランジスタの主導
    通路を流れる電流(IC)の値がその保護のため所定の
    下側制限値(ISC)以下に降下しがちなときに、制御
    作用が上記トランジスタの制御端子に与えられ、その値
    をほぼ一定に保持し、上記トランジスタの出力端子から
    見た負荷によって影響受けないようにするトランジスタ
    のラッチダウン現象発生防止方法。
  2. 【請求項2】 上記値は上記主導通路にかかる電圧(V
    CE)の値が上記トランジスタの上側ブレークダウン制
    限値(VMAX)を超えるまで保持される請求項1記載
    のトランジスタのラッチダウン現象発生防止方法。
  3. 【請求項3】 上記制御作用は上記主導通路を流れる電
    流(IC)の値が上記所定の下側制限値(ISC)以上
    に上昇しようとするときは中断される請求項1記載のト
    ランジスタのラッチダウン現象発生防止方法。
  4. 【請求項4】 上記制御作用は上記主導通路にかかる電
    圧の値が下側動作制限値(VT)を超えるときのみ与え
    られる請求項1記載のトランジスタのラッチダウン現象
    発生防止方法。
  5. 【請求項5】 保護回路によりその安全動作領域から外
    れるのを保護されるトランジスタ(PT)のラッチダウ
    ン現象の発生を防止する回路であって、 a) 上記トランジスタ(PT)の主導通路(IT−O
    T)を通して流れる電流を検出する検出手段(RS)
    と、 b) 上記主導通路(IT−OT)にかかる電圧が増加
    する際に上記主導通路を流れる電流の値が、その保護の
    ため、所定の下側制限値以下に降下しがちなときに、そ
    の値をほぼ一定に保持し、上記トランジスタの出力端子
    (OT)から見た負荷によって影響受けないように上記
    トランジスタ(PT)の制御端子(CT)を駆動する制
    御手段(CM)とを備えたトランジスタのラッチダウン
    現象発生防止回路。
  6. 【請求項6】 上記検出手段(RS)は、上記主導通路
    (IT−OT)を流れる電流に実質的に比例する振幅を
    有する第1の電圧信号を発生し、上記制御手段(CM)
    は a)基準電流発生器(RCG)と、 b)上記基準電流発生器(RCG)の出力側に接続され
    た基準抵抗器(RR)と、 c)上記検出手段(RS)の出力側および上記基準抵抗
    器(RR)の端子にそれぞれ接続された電流差動出力端
    子および入力端子を有する型の電圧比較器(CO)と、 d)上記電圧比較器(CO)の出力側に接続されたカレ
    ントミラー(MI)と、 e)上記電圧比較器(CO)の出力端子の1つに接続さ
    れた入力端子および上記トランジスタ(PT)の制御端
    子(CT)に接続された入力端子を有する出力段(O
    A)とを備えた請求項5記載のトランジスタのラッチダ
    ウン現象発生防止回路。
  7. 【請求項7】上記基準電流発生器(RCG)は上記電圧
    比較器(CO)の2つの入力端子にそれぞれ接続された
    その2つの出力端子に2つのほぼ同一の電流を発生する
    のに有効であり、ほぼ同じ抵抗値を有しかつ上記電圧比
    較器(CO)に対してバイアスを与えこれを上記ラッチ
    ダウン現象の発生に関連して予備充電するようになされ
    た2つのバイアス抵抗器(RA)を、それぞれ上記基準
    抵抗器(RR)と直列および上記検出手段(RS)の出
    力端子と直列に配置した請求項6記載のトランジスタの
    ラッチダウン現象発生防止回路。
  8. 【請求項8】 上記制御手段(CM)は上記主導通路
    (IT−OT)にかかる電圧値だけ供給される請求項5
    記載のトランジスタのラッチダウン現象発生防止回路。
  9. 【請求項9】 上記制御手段(CM)は上記主導通路
    (ITーOT)にかかる電圧の値が下側動作制限値を超
    えるときのみ作動される請求項5記載のトランジスタの
    ラッチダウン現象発生防止回路。
  10. 【請求項10】 その安全動作領域の逸脱からの第1の
    保護回路(PC1)を備えたトランジスタ(PT)にお
    いて、該トランジスタ(PT)はまた請求項5〜9のい
    ずれかに記載のラッチダウン現象に対する第2の保護回
    路(PC2)を備えたことを特徴とするトランジスタ。
  11. 【請求項11】 その出力(VOUT)調整要素とし
    て、その安全動作領域の逸脱に対する第1の保護回路
    (PC1)を備えたトランジスタ(PT)を有する型の
    電圧調整器において、上記トランジスタ(PT)はまた
    請求項5〜9のいずれかに記載のラッチダウン現象に対
    する第2の保護回路(PC2)を備えたことを特徴とす
    る電圧調整器。
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