JPH08288160A - ロータリートランス - Google Patents

ロータリートランス

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JPH08288160A
JPH08288160A JP7094638A JP9463895A JPH08288160A JP H08288160 A JPH08288160 A JP H08288160A JP 7094638 A JP7094638 A JP 7094638A JP 9463895 A JP9463895 A JP 9463895A JP H08288160 A JPH08288160 A JP H08288160A
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JP
Japan
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component
transformer core
transformer
rotary
display portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP7094638A
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English (en)
Inventor
Akihiko Miyamoto
明彦 宮本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリートランスのトランスコアにプリン
ト基板等の部品を所定の位置に簡単かつ容易に取付位置
に精度よく取り付けることができるようにする。 【構成】 ロータリートランス1は、ローター2とステ
ーター3とで構成されている。ローター2とステーター
3を構成するトランスコア4には、プリント基板等の部
品11が取り付けられている。トランスコア4は、上記
部品11の取付位置を表示する部品取付位置表示部6を
有している。部品11は、上記部品取付位置表示部6に
合わせることにより、該部品11をトランスコア4の部
品取付基準位置上に配置する位置合わせ部12を有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカセットレコー
ダー(VCR)やデジタル・オーディオ・テープレコー
ダー(R−DAT)等のヘッドドラムの内部に組み込ま
れ、回転系(ヘッド)と、静止系(アンプ)の間におい
て、非接触で信号伝達を行うデバイスとして広く使用さ
れているロータリートランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】VCRやR−DATのヘッドドラムに使
用されるロータリートランスとして、平面対向型(平
型)と円筒型(縦型)のものが知られている。
【0003】図14に示したように、平面対向型のロー
タリートランス101は、円形平板状のローター102
とステーター103を対向させることにより形成されて
いる。
【0004】上記ローター102とステーター103
は、フェライトで作られたトランスコア104にコイル
105…105を設けることにより形成されている。
【0005】上記ローター102は、ビデオヘッド11
1を設けた回転ドラム112に取り付けられている。上
記ステーター103は、固定ドラム113に取り付けら
れている。上記ローター102とステーター103に
は、図示省略の各種の部品、例えばフレキシブルプリン
ト基板やモールド成形品などが取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記各種の部品は、ト
ランスコアの所定の位置に配置されることが要求され、
また部品によっては、厳格な取付位置精度が要求され
る。
【0007】このため、従来のロータリートランスに
は、次に述べるような問題点があった。
【0008】(1)部品をトランスコアの所定の位置以
外の場所に取り付けてしまうこと、つまり部品の取付位
置を間違えてしまうことが多々あった。
【0009】(2)トランスコアに取り付けた部品が要
求される取付位置精度で取り付けられているかを確認す
る品質管理作業が難しい。
【0010】従来は、部品をトランスコアに配置したの
ち、顕微鏡や専用治具を用いて、取付位置精度を検査
し、品質の管理を行っていたが、上述のような顕微鏡や
専用治具を使用しての品質管理は、それなりの設備が必
要になるとともに、検査作業に手間が掛かり、検査作業
能率が悪く、製品のコストアップの原因になっていた。
【0011】本発明は、上記従来の問題点を解決し、顕
微鏡や専用治具を使用することなく、各種の部品をトラ
ンスコアの所定の位置に正確かつ容易に取り付けること
のできるロータリートランスを提供することを目的とし
てなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローターとス
テーターを備えたロータリートランスにおいて、上記ロ
ーター又はステーターを構成するトランスコアに、該ト
ランスコアに取り付けられる部品の取付基準位置を表示
する部品取付位置表示部を設けた。
【0013】
【作用】トランスコアに取り付ける部品を上記トランス
コアの部品取付位置表示部の位置を合わせれば、部品は
トランスコアの取付位置に精度よく配置された状態にな
る。
【0014】
【実施例】次に本発明を図1〜図13を参照して説明す
る。
【0015】図1は、第1実施例のロータリートランス
1の分解斜視図である。
【0016】上記ロータリートランス1は、ローター2
とステーター3とからなっている。
【0017】上記ローター2およびステーター3は、フ
ェライト製の円形状のトランスコア4にコイル5…5を
設けることにより形成されている。
【0018】図2に示したように、上記ローター2およ
びステーター3のトランスコア4は、該トランスコア4
に取り付ける部品11の取付基準位置を表示する部品取
付位置表示部6を有している。
【0019】上記部品取付位置表示部6は、トランスコ
ア4にその上面から下面にかけて貫通する矩形状の貫通
孔を穿設することにより形成されている。
【0020】上記部品取付位置表示部6は、一端部がト
ランスコア4の外周側に開口する平面視凹形に形成され
ている。
【0021】上記トランスコア4に取り付けられる部品
11は、上記トランスコア4に形成した部品取付位置表
示部6の位置に合わせる位置合わせ部12を有してい
る。
【0022】上記位置合わせ部12は、上記部品11
に、その上面から下面にかけて貫通する矩形状の貫通孔
を穿設することにより形成されている。
【0023】上記位置合わせ部12は、上記トランスコ
ア4の部品取付位置表示部6と相似形で、かつ該部品取
付位置表示部6よりも若干大き目に形成されていて、一
端部が部品11の外周に開口する平面視凹形に形成され
ている。
【0024】そして、図3に示したように、上記部品1
1の位置合わせ部12が、上記トランスコア4の部品取
付位置表示部6の外周側に位置し、かつ該部品取付位置
表示部6との間に所定の間隔D1〜D5を保つ状態で上
記トランスコア4上に部品11を配置して接着などすれ
ば、図4〜図5に示したように、部品11は、トランス
コア4の取付基準位置に精度よく取り付けられた状態に
なるのである。
【0025】図4に示したように、ローター2のトラン
スコア4の上面には、部品11としてのモールド成形品
が取り付けられている。
【0026】図5に示したように、ステーター3のトラ
ンスコア4の底面には、部品11としてのプリント基板
(フレキシブルハーネス)が取り付けられている。
【0027】上記ロータリートランス1は、VCRやR
−DATのヘッドドラム内に組み込まれて使用されるよ
うになっている。
【0028】図6は、ヘッドドラム21の断面図であ
る。
【0029】上記ヘッドドラム21は、回転軸22と、
該回転軸22に取り付けられた回転ドラム(上ドラム)
23と、該回転ドラム23に取り付けられたビデオヘッ
ド24と、該ビデオヘッド24を挟むようにして、上記
回転ドラム23の下方に配置された固定ドラム(下ドラ
ム)25と、該固定ドラム25を支持しているベースプ
レート26とを備えていて、該ベースプレート26に取
り付けた駆動モーター27で上記回転軸22および回転
ドラム23を回転させるようになっている。
【0030】上記回転ドラム23は、ねじ28…28で
回転ドラム支持部材(フランジ)29に取り付けられて
いる。
【0031】上記回転ドラム支持部材29は、中央部に
軸受用の円筒部30を有している。
【0032】上記円筒部30は、回転軸22よりもやや
小径に形成されていて、回転軸22を圧入することによ
り、回転軸22の上端部に取り付けられている。
【0033】固定ドラム25は、中央部に軸受用の円筒
部31を有している。
【0034】上記円筒部31は、回転軸22よりも大径
に形成されていて、上,下端部に上,下ベアリング3
2,33を有している。
【0035】上記上,下のベアリング32,33は、上
記円筒部31内に回転自在に回転軸22を支持してい
る。
【0036】本発明のロータリートランス1は、上記回
転ドラム支持部材29の下面にローター2を取り付け、
固定ドラム25の上面にステーター3を取り付けること
により、ローター2とステーター3の間に互いに僅かな
空隙をもたせた状態で介在されていて、回転ドラム23
と固定ドラム25の間で情報信号の伝達を行うようにな
っている。
【0037】図7は、第2実施例を示す。
【0038】この実施例において、部品取付位置表示部
6は、トランスコア4の上面又は下面に、矩形状の溝を
設けることにより形成されている。
【0039】他の構成は第1実施例の場合と同じである
ので重複する説明を省略する。
【0040】図8は、第3実施例を示す。
【0041】この実施例において、部品取付位置表示部
6は、トランスコア4に、その上,下面を貫通する四角
形状の孔を穿設することにより形成されている。
【0042】一方、部品11の位置合わせ部12は、上
記四角形状の部品取付位置表示部6と相似形で、かつこ
れよりも若干大き目の四角形状の貫通孔を穿設すること
により形成されている。
【0043】そして、上記部品取付位置表示部6が位置
合わせ部12の中心位置にくるように、トランスコア4
上に部品11を配置することにより、該部品11の位置
決めを行うようになっている。
【0044】他の構成は、第1実施例の場合と同じであ
るので重複する説明を省略する。
【0045】図9は、第4実施例を示す。
【0046】この実施例は、第3実施例の四角形状の貫
通孔に代えた真円形状の貫通孔で、部品取付位置表示部
6および位置合わせ部12を形成した場合を示してい
る。
【0047】他の構成は第1実施例の場合と同じである
ので重複する説明を省略する。
【0048】図10〜図11は、第5実施例を示す。
【0049】この実施例において、部品取付位置表示部
6は、第1実施例の場合と同様に、トランスコア4に、
その上,下面を貫通する矩形状の貫通孔を穿設すること
により形成されている。
【0050】一方、部品11の位置合わせ部12は、略
四角形状の貫通孔を穿設することにより形成されてい
る。
【0051】そして、図11に示したように、上記部品
11の位置合わせ部12が、上記トランスコア4の部品
取付位置表示部6の外周側に位置し、かつ該部品取付位
置表示部6との間に所定の間隔D1〜D5等を保つよう
に配置することにより、部品11は、トランスコア4の
取付基準位置に精度よく取り付けられるようになってい
る。
【0052】図12〜図13は、第6実施例を示す。
【0053】この実施例において、部品取付位置表示部
6は、第1および第5実施例の場合と同様にトランスコ
ア4に、その上,下面を貫通する矩形状の貫通孔を穿設
することにより形成されている。
【0054】一方、部品11の位置合わせ部12は、部
品11の外周面から矩形状の凸部を突出させることによ
り形成されている。
【0055】そして、図13に示したように、上記部品
取付位置表示部6の先端面6aと位置合わせ部12の先
端面12aとを突き合わせるとともに、上記部品取付位
置表示部6の側面6bおよび6cと位置合わせ部12の
側面12bおよび12cとが直列に並ぶように配置する
ことにより、部品11をトランスコア4の取付基準位置
に精度よく取り付けることができるようになっている。
【0056】なお、部品取付位置表示部6および位置合
わせ部12の形状は実施例のものに限定されず、要は、
トランスコア4の部品取付基準位置上に部品11を正確
に位置決めして配置できるものであればよい。
【0057】また、実施例では、部品取付位置表示部6
と位置合わせ部12をトランスコア4と部品11の一ヶ
所に設けた場合を示したが複数ヶ所に設けることによ
り、トランスコア4に対する部品11の取付位置精度を
より向上させることができるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明のロータリートランスには次に述
べるような効果がある。
【0059】(1)請求項1のロータリートランスは、
部品の取付基準位置を表示する部品取付位置表示部を設
けたので、該表示部で示される位置に部品を取り付ける
ことにより部品の配置位置を間違えることなく取り付け
ることができる。
【0060】(2)請求項2のロータリートランスは、
部品に位置合わせ部を設けたので、該位置合わせ部を上
記部品位置表示部に重ね合わせた状態にすることによ
り、トランスコア上に部品をより精度よく配置すること
ができる。
【0061】また、上記部品位置表示部と位置合わせ部
のズレ具合によって、部品がトランスコアの所定の位置
に取り付けられているか否かを視認できるので製品の品
質管理が容易になる。
【0062】(3)請求項3のロータリートランスは、
部品の位置合わせ部を、トランスコアの部品取付位置表
示部よりも大径で、かつ部品の上,下面を貫通する貫通
孔で形成したので、トランスコア上に部品を重ね合わせ
た状態でも、上記貫通孔からなる位置合わせ部を通し
て、トランスコアの部品取付位置表示部を見ることがで
きる。
【0063】そして、上記位置合わせ部の内側に沿って
部品取付位置表示部が位置するようにすることにより、
簡単かつ容易にトランスコアの所定位置に部品を配置す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の分解斜視図。
【図2】要部の斜視図。
【図3】要部の平面図。
【図4】ローターの平面図。
【図5】ステーターの底面図。
【図6】ヘッドドラムの断面図。
【図7】第2実施例の要部の斜視図。
【図8】第3実施例の要部の斜視図。
【図9】第4実施例の要部の斜視図。
【図10】第5実施例の要部の斜視図。
【図11】要部の平面図。
【図12】第6実施例の要部の斜視図。
【図13】要部の平面図。
【図14】従来例の断面図。
【符号の説明】
1…ロータリートランス 2…ローター 3…ステーター 4…トランスコア 5…コイル 6…部品取付位置表示部 11…部品 12…位置合わせ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローターとステーターとを備えたロータ
    リートランスにおいて、 上記ローター又はステーターを構成するトランスコア
    は、該トランスコアに取り付ける部品の取付基準位置を
    表示する部品取付位置表示部を有していることを特徴と
    するロータリートランス。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 トランスコアに取り付けられる部品は、トランスコアに
    設けた部品取付位置表示部の位置に合わせることによ
    り、該部品をトランスコアの部品取付基準位置上に配置
    する位置合わせ部を有していることを特徴とするロータ
    リートランス。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記位置合わせ部は、部品の上,下面を貫通する貫通孔
    により形成されているとともに、トランスコアの部品取
    付表示部よりも大径に形成されていることを特徴とする
    ロータリートランス。
JP7094638A 1995-04-20 1995-04-20 ロータリートランス Pending JPH08288160A (ja)

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JP7094638A JPH08288160A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 ロータリートランス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010078683A1 (zh) * 2008-12-30 2010-07-15 深圳航天科技创新研究院 霍尔旋转变压器及由其制成的霍尔转角编码器

Cited By (2)

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WO2010078683A1 (zh) * 2008-12-30 2010-07-15 深圳航天科技创新研究院 霍尔旋转变压器及由其制成的霍尔转角编码器
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